JPS6097146A - デイスタツクフイ−ダのシ−ト材搬送方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はプレス加工ライン等に使用されるディスクツ
クフィーダのシート材搬送方法に関する。

従来のディスクツクフィーダとしては、例えば第１．２
図に示すよう々ものがある。図中１はプレス機であり、
２はプレス機１にシート材３を搬入量するフィードバー
である。このフィードバー２の始端部はプレス機１の直
前に設けられた第２位置としてのシート材受渡しステー
ジ４まで伸びている。５はプレス機１のシート材流れ方
向（図中矢印入方向）の上流位置に設けられた第１位置
としてのディスタツクステージであシ、６ａ、５ｂはデ
ィスクツクステージ５の両側方にそれぞれ設けられたシ
ート材搬入ステージである。各シート材搬入ステージ６
ａ。

６ｂにはシート材３を搬入する際の前後左右方向の位置
決め用ガイド７．８がそれぞれ設けられている。各シー
ト材搬入ステージ６ａ、６ｂトテイスクンクステージ５
との間にはコンベア９．１０が設けられている。ディス
タツクステージ５には、上面にローラ１１が付いた昇降
可能々テーブルリフタ１２が設けられておシ、更に、テ
ーブルリフタ１２の上昇限位置の前後方向に隣接して、
ブツシャ１３、ポテンショメータ等を用いたシート材位
置出し装置１４、マグネットフロ〜り１５が配設されて
おシ、ディスタツクステージ５の上方には、図外の真空
源に接続されたバキュームカップ１Ｇが昇降可能に設け
られている。更に、ディスタツクステージ５の上方と前
記シート材受渡しステージ４の上方との間には、正逆回
転可能なモータ１７に減速機（図示省略）およびチェー
ン１８を介して接続駆動され前進後退走行可能なマグネ
ットベルト１９を有するコンベア２４が設けられており
、前記バキュームカップ１６はこのマグネットベルト１
９の間を通って昇降するようになっている。２０はマグ
ネットベルト１９の走行径路の途中に設けられた２枚板
検出器であυ、２１は同じくマグネットベルト１９の走
行径路のシ＝１・材受渡しステージ４中央位置に設けら
れた電磁マグネットである。この電磁マグネット２１は
、ディスクツクステージ５から所定距離Ｌ１だけマグネ
ットベルト１９によって搬送されてきたシート材３をそ
の中心がシート材受渡しステージ４の基準位置である中
心０と一致した位置でマグネットベルト１９がら引剥す
だめのものである。前記シート材受渡しステージ４、デ
ィスタツクステージ５、シート材ｍＡステージ６ａ。

６ｂ、、ｌ）’７．８、コンベア９．１．０，２４、テ
ーブルリフタ１２、ブツシャ１３、シート材位置出し装
置１４、マグネットフロータ１５、バキュームカップ１
６．２枚板検出器２ｏ、電磁マグネット２１が組合さっ
て構成しているディスクツクフィーダ２２はコンピュー
タ内蔵の公知の制御装置２３によって制御されている。

このような構成からなるディスクツクフィーダ２２にお
いては、シート材搬入ステージ６ａ。

６ｂに搬入されたシート材３をディスクツクステージ５
を経てシート材受渡しステージ４まで搬送し、シート材
３の中心とシート材受渡しステージ４の中心Ｏとを位置
合せした状態でフィートパー２に受渡すように々ってお
り、そのだめには壕ずシート材搬入ステージ６ａ、６ｂ
のガイド７．８の位置を搬入されるシート材３の寸法に
合わせて予め調整しておく。そして、フォークリフト等
によって運ばれてきた多数枚のシート材３がガイド７．
８を目安に搬入されると、これら多数枚のシート材３の
スタックはコンベア９．１０によって、ディスタツクス
テージ５において下降限位置で待機しているテーブルリ
フタ１２上へ搬送される。テーブルリフタ１２上へ搬送
されたスタックはテーブルリフタ１２の上昇に伴なって
テーブルリフタ１２の上昇限位置まで上昇する。そこで
、ブツシャ１３が制御装置２３によって制御駆動され、
所定のストロークだけ進退してスタックの各シート材３
を整合するとともにスタック全体をテーブルリフタ１２
の上面のローラ１１上で滑動させ、スタック全体すなわ
ち各シート材３の中心をディスタツクステージ５の中心
に位置合せする。

この中心位置合せが完了したことがシート材位置出し装
置１４によって確認されると、バキュームカップ１６が
下降される。下降したバキュームカップ１６は、マグネ
ットフロータ１５の作用によって各シート材３が互いに
離間した状態になっているスタックの最上に位置する１
枚のシート材３を吸着した後、上昇する。この上昇σ過
程でシート材３はマグネットベルト１９に吸着され、バ
キュームカップ１６から離れる。

バキュームカップ１６が上昇限まで上昇して停止すると
モータ１７が制御装置２３によって所定時間だけ駆動さ
れ、マグネットベルト１９はディスタツクステージ５か
らシート材受渡しステージ４へ向かって所定距離Ｌ１だ
け走行する。

そして、このマグネットベルト１９に吸着されて搬送さ
れる途中、シート材３は２枚板検出器２０を通過するが
、シート材３が１枚であればそのまま搬送される。そし
て、シート材３がシート材受渡しステージ４の中央位置
に到達したところでマグネットベルト１９の走行が停止
される。この停止位置において、シート材３の中心はシ
ート材受渡しステージ４の中心Ｏと位置合せされている
。そこで、フィードバー２がシート材３の両側端部を挾
持する。次いで、電磁マグネット２１が作動して、シー
ト材３をマグネットベルト１９から引剥す。そして、フ
ィードバー２がシート材３をプレス機１へ搬入する。

なお、マグネットベルト１９によって搬送されている途
中２枚板検出器２０によってシート材３が複数枚重々っ
ていることが検出された場合には、制御装置２３がモー
タ１７を一旦停止させた後逆方向に回転させ、マグネッ
トベルト１９を前記とは逆にシート材受渡しステージ４
側からディスクツクステージ５側へ向かってシート材３
を搬送してきた距離だけ後退させる。そして、ディスタ
ツクステージ５−！ｒ、で戻った複数枚重なり合ったシ
ート材３は作業者によってマグネットベルト１９から引
剥がされ、テーブルリフタ１２−にに戻されて再度前述
した作動が繰シ返される。

ところで、シート材は種類によって寸法が異々るのが一
般的である。そのため、前述したよう表従来のディスタ
ツクフィーダ２２のシート材搬送方法にあっては、ティ
スタックステージ５からシート材受渡しステージ４まで
シート材３を所定距離Ｌｌだけ搬送し、シート材３の中
心をシート材受渡しステージ４の中心に位置合せしてフ
ィルドパ−２に渡すようになっているため、寸法の異な
るシート材３をそれぞれ同一距離Ｌ１だけ搬送し、シー
ト材受渡しステージ４に位置合せして停止するには、デ
ィスクツクステージ５においてシート材３ごとに基準位
置に位置合せしてからでなければ搬送することができな
い。したがって、ティスタックステージ５にブツシャ１
３、シート材位置出し装置１４等を設けるとともにテー
ブルリフタ１２の上面にローラ１１を設け、前記ブツシ
ャ１３によってシート材３のスタックをローラ１１上で
滑動させてシート材３の中心をティスタックステージ５
の中心に位置合せしていた。

しかしながら、このようにディスタツクステージ５にお
いてシート材３の位置合せを行なうだめのブツシャ１３
、シート材位置出し装置１４等の設備費が高い上にスタ
ックをテーブルリフタ１２のローラ１１上で滑動させて
位置合せを行表うだめ、ローラ１１に直接当接する最下
端のシート材３の表面に傷や凹凸が生じ、商品価値が低
下するという問題点があった。

この発明は、このよう々従来の問題点に着目してなされ
たもので、第１位置から第２位置までのシート材搬送径
路の途中に設けたシート材検知手段から第２位置捷での
搬送距離をシート材の寸法に応じて予め算出しておき、
第１位置に位置合せすることなく多数枚積載したシート
材を１枚づつ第２位置へ向けて搬送し、これを前記検知
手段で検知して一旦停止させた後、前記予め算出した距
離だけ搬送して第２位置の基準位置に位置合せしだ状態
で載置する方法により、上記問題点を解決することを目
的とじている。

以下、この発明を図面に基づいて説明する。

第３図は、この発明に係るシート材搬送方法を実施する
ためのディスクツクフィーダの一実施例を示す図である
。捷ず構成を説明するが、従来と同一の部分には同一の
符号を伺してその説明は省略し、異々る部分についての
み説明する。

３１は第１位置であるティスタックステージ５に設けら
れた昇降可能々テーブルリフタであるが、その上面３１
ａは平坦になっておりローラは設けられてい々い。また
、このディスクツクステージ５には、スタックの各シー
ト材３を互いに離間させるだめのマグネットフロータ１
５は設けられているが、シート材３の位置合せを行力う
だめのブツシャやシート材位置出し装置は設けられてい
ない。３２は、ティスタックステージ５と第２位置であ
るシート材受渡しステージ４との間のコンベア２４のマ
グネットベルト１９によるシート材搬送径路において、
シート材受渡しステージ４の基準位置である中心０から
所定距離Ｌ２だけ手前（ディスタツクステージ側）の位
置に設置されたシート材検知手段としての公知のセンサ
であり、このセンサ３２が発信する検知信号は制御装置
２３に入力されるようになっている。２ｏはセンサ３２
の近傍に配設された２枚板検出器である。他の構成は従
来のディスクツクフィーダ２２と同じである。

次に、以上のよう々構成からなるディスタツクフィーダ
３３０作用を第４図にょシ説明する。

シート材３の搬送に先立って、シート材３の縦方向の寸
法Ｗを制御装置２３に入力しくイ）、センサ３２による
検知位置りからシート材受渡しステージ４の基準位置Ｏ
にシート材３の中心を位置合せして停止させるまでの搬
送距離、すとの和（Ｌ２　＋　２　）、を算出してこれ
を制御装置２３の記憶装置に記憶させておく（ロ）、次
に、フォークリフト等によって選ばれてきた多数枚のシ
ート材３を、各シート材搬入ステージ６ａ、６ｂにガイ
ド７．８を目安にして搬入する。これらシート材３のス
タックは、各シート材搬入ステージ６ａ、６ｂからコン
ベア９．１０によってディスタツクステージ５へ搬送さ
れ（ハ）、ディスタツクステージ５で下降位置に待機し
ているテーブルリフタ３１上に載置される。次いで、テ
ーブルリフタ３１が上昇し上昇限位置で停止すると、マ
グネットフロータ１５が作動して積み重ねられ密着して
いるスタックの各シート材３を互いに離間させる。そこ
でバキュームカップ１６が下降されに）、最上に位置す
るシート材３を吸着した後上昇する（羽。この上昇の過
程でシート材３はマグネットベルト１９に吸着され、バ
キュームカップ１６から離れる。バキュームカップ１６
が上昇限まで上昇して停止し、シート材３がマグネット
ベルト１９に吸着されていることが図示しない検知手段
によって検知確認されると（へ）、コンベア２４のモー
タ１７が駆動され、マグネットベルト１９が低速でディ
スクツクステージ５からシート材受渡しステージ４へ向
かって走行する（ト）。なお、前記図示しない検知手段
によってシート材３がマグネットベルト１９に吸着され
ていないことが検知された場合には、再びバキュームカ
ップ１６が下降され、シート材３の吸着作業が繰シ返さ
れる。マグネットベルト１９によって低速で搬送される
シート材３の先端をセンサ３２が検知し例、制御装置２
３に検知信号を送ると、制御装置２３がモータ１７の駆
動を一旦停止させる（男。そこで、２枚板検出器２０が
シート材３が複数枚重なシ合っていないかどうかを調べ
る（ヌ）。そして、シート材３が複数枚重々シ合ってい
ることが検出された場合には、制御装置２３がモータ１
７を逆方向に回転させ、マグネットベルト１９を前記と
は逆にシート材受渡しステージ４側からディスタツクス
テージ５側へ向かってシート材３を搬送してきた距離だ
け低速で後退させるに）。

なお、このシート材３を搬送してきた距離は制御装置２
３に記憶されている（（３）。そして、ディスタツクス
テージ５まで戻された複数枚重なシ合ったシート材３は
、マグネットベルト１９が停止すると（ワ）、作業者に
よってマグネットベルト１９から引剥がされ、テーブル
リフタ３１上に戻されて再度前述した作動が繰シ返され
る。

一方、２枚検知器２０によってシート材３が１枚である
ことが確認されると、制御装置２３がモータ１７を高速
で駆動させ、マグネットベルト１９にシート材３をディ
スクツクステージ５からセンサ３２に到達するまでの速
度よりも早い速度で、前記記憶している距離（Ｌ２＋、
）だけ搬送させるψ）。マグネットベルト１９が距離（
Ｌ２十Ｔ、）だけ走行して停止したとき（ヨ）、マグネ
ットベル）１９に吸着され搬送されてきたシート材３は
、その中心がシート材受渡しステージ４の基準位置Ｏに
位置合せされた状態となっている。そこで、フィードバ
ー２がシート材３の両側端部を把持し、次いで電磁マグ
ネット２１が作動してシート材３をマグネットベルト】
９から引剥す（夕）。次に、フィードバー２がシート材
３をプレス機１へ搬入する。

以上説明してきた」：うにこの発明によれば、ディスク
ツクフィーダのシート材搬送方法を、第１位置から第２
位置までのシート材搬送径路の途中に設けたシート材検
知手段から第２位置の基準位置までの搬送距離をシート
材の寸法に応じて予め算出しておき、第１位置に位置合
せするとと々く多数枚積載したシート材を１枚づつ第２
位置へ向けて搬送し、これを前記検知手段で検知して一
旦停止させた後、前記予め算出した距離だけ搬送して第
２位置の基準位置に位置合せした状態で載置する方法と
したため、第１位置でシート材の位置合せをする必要が
なく、従来必要であったブツシャやシート材位置出し装
置が不要となって設備費を低減できる上に、位置合せの
だめにシート材のスタックを滑動させることもないので
、シート材の表面に傷や凹凸が生じることもないという
効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のディスクツクフィーダの概略平面図、第
２図は第１図のディスクツクフィーダの概略正面図、第
３図はこの発明に係るシート材搬送方法の実施に使用す
るディスタツクフィーダの一実施例の概略正面図、第４
図は第３図のディスタツクフィーダによるシート材搬送
のフローチャートである。 ３・・・・・・シート材、 ４・・・・・第２位置としてのシート材受渡しステージ
、 ５・・・・・・第１位置としてのティスタックステージ
、 ２３・・・・・・制御装置、 ２４・・・・・・シート材搬送手段としてのコンベア、
３２・・・・・・シート材検知手段としての七ンザ、３
３・・・・・・ディスクツクフィーダ０・・・・・・シ
ート材受渡しステージの基準位置特許出願人　日産自動
車株式会社 代理人　弁理士　有我軍一部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 第１位置に多数枚積載したシート材を制御装置によシ作
   動制御される搬送手段によって１枚づつ第２位置へ搬送
   し、第２位置の基準位置に位置合せした状態で載置する
   ディスタツクフィーダにおいて、第１位置と第２位置の
   間のシート材搬送径路の所定位置にシート材を検知する
   検知手段を設けておき、搬送に先立って搬送手段の制御
   装置に前記所定位置から第２位置の基準位置までのシー
   ト材の寸法に応じた搬送距離を算出・記憶させた後、シ
   ート材を第１位置から第２位置へ向けて搬送し、このシ
   ート材を検知手段が検知したところで一旦搬送を停止し
   、然る後、前記シード材の寸法に応じた距離だけ搬送し
   て第２位置の基準位置に位置合せした状態で載置するこ
   とを特徴とするディスタツクフィーダのシート材搬送方
   法。