JPH0386319A - ローラーレベラー用バックアップロール - Google Patents
ローラーレベラー用バックアップロールInfo
- Publication number
- JPH0386319A JPH0386319A JP22308589A JP22308589A JPH0386319A JP H0386319 A JPH0386319 A JP H0386319A JP 22308589 A JP22308589 A JP 22308589A JP 22308589 A JP22308589 A JP 22308589A JP H0386319 A JPH0386319 A JP H0386319A
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- JP
- Japan
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- bearing
- thrust
- load
- bearings
- roller
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- Pending
Links
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- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 4
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、ラジアル及びスラストの両方向の負荷容量を
高めることの可能な、ローラーレベラー用バックアップ
ロールに関するものである。
高めることの可能な、ローラーレベラー用バックアップ
ロールに関するものである。
[従来の技術]
第3図に4重式ローラーレベラーの縦方向断面図を示す
が、当該ローラーレベラーは被矯正材Aの上下に複数配
置されたレベリングロール3,4間で繰り返し曲げを加
えることにより、被矯正材Aを平坦な板にするものであ
る。そして、このローラーレベラーにあっては、矯正荷
重を上・下レベリングロール3,4を支承するレベリン
グロール軸受のみで支えると矯正荷重を大きくとること
が出来ないため、上・下レベリングロール3,4をバッ
クアップロール1,2にて支える構造、すなわち4重式
ローラーレベラーの型式を採用している。
が、当該ローラーレベラーは被矯正材Aの上下に複数配
置されたレベリングロール3,4間で繰り返し曲げを加
えることにより、被矯正材Aを平坦な板にするものであ
る。そして、このローラーレベラーにあっては、矯正荷
重を上・下レベリングロール3,4を支承するレベリン
グロール軸受のみで支えると矯正荷重を大きくとること
が出来ないため、上・下レベリングロール3,4をバッ
クアップロール1,2にて支える構造、すなわち4重式
ローラーレベラーの型式を採用している。
−船釣に、当該ローラーレベラーの矯正能力を高めるた
めに、レベリングロール3,4の配置ピッチ党を小さく
する必要があり、必然的にレベリングロール3,4及び
バックアップロール1,2の外径を小さくすることとな
り、ロール設計においては強度的な限界設計が必要とさ
れる。加えて、最近の鋼板強度の向上ニーズとあいまっ
て、ますます、レベリングロール3,4及びバックアッ
プロール1゜2に要求される負荷容量は高まる傾向にあ
り、特にバックアップロール1,2においては隔られた
スペース制約の中で、いかに高い負荷容量を実現するか
が、大命題となっている。
めに、レベリングロール3,4の配置ピッチ党を小さく
する必要があり、必然的にレベリングロール3,4及び
バックアップロール1,2の外径を小さくすることとな
り、ロール設計においては強度的な限界設計が必要とさ
れる。加えて、最近の鋼板強度の向上ニーズとあいまっ
て、ますます、レベリングロール3,4及びバックアッ
プロール1゜2に要求される負荷容量は高まる傾向にあ
り、特にバックアップロール1,2においては隔られた
スペース制約の中で、いかに高い負荷容量を実現するか
が、大命題となっている。
ここで従来のバックアップロール構造を第4図〜第6図
に示す。第5図は、両輪受台10間に架設された固定軸
8と中空円筒形のロールシェル5との間に軸受円筒ころ
6a、軸受外輪6b、軸受内輪6cからなるころがり軸
受を介設させたものである。
に示す。第5図は、両輪受台10間に架設された固定軸
8と中空円筒形のロールシェル5との間に軸受円筒ころ
6a、軸受外輪6b、軸受内輪6cからなるころがり軸
受を介設させたものである。
第6図は、軸回転式バックアップロール11の両端部を
ころがり軸受12にて回転自在に支承したものである。
ころがり軸受12にて回転自在に支承したものである。
第4図は、実開昭61−152322に記載された従来
型バックアップロールの中では、ラジアル負荷容量を最
も大きくすることができるものであり、これは図示の如
く、中空円筒形ロールシェル5が軸受外輪を、固定軸8
が軸受内輪を兼ねたもので、軸受円筒ころ6aの大きさ
が大きくとれ、その分だけラジアル負荷容量を増すこと
が可能である。
型バックアップロールの中では、ラジアル負荷容量を最
も大きくすることができるものであり、これは図示の如
く、中空円筒形ロールシェル5が軸受外輪を、固定軸8
が軸受内輪を兼ねたもので、軸受円筒ころ6aの大きさ
が大きくとれ、その分だけラジアル負荷容量を増すこと
が可能である。
[発明が解決しようとする課題]
近年、より高負荷な、かつ複雑なロール挙動を実現させ
る高性能ローラーレベラーが要求され、それに伴って、
バックアップロールに作用する負荷荷重もラジアル荷重
のみならず、スラスト荷重が作用するようになってきて
おり、前記第4図〜第6図に示す如き従来のバックアッ
プロールでは、そのスラスト負荷容量を最大限に大きく
できず、実際に使用した場合に過大なスラスト荷重に起
因するバックアップロール破損トラブルが発生するとい
う問題点があった。
る高性能ローラーレベラーが要求され、それに伴って、
バックアップロールに作用する負荷荷重もラジアル荷重
のみならず、スラスト荷重が作用するようになってきて
おり、前記第4図〜第6図に示す如き従来のバックアッ
プロールでは、そのスラスト負荷容量を最大限に大きく
できず、実際に使用した場合に過大なスラスト荷重に起
因するバックアップロール破損トラブルが発生するとい
う問題点があった。
[課題を解決するための手段]
本発明は、前記の問題点を解決するため、バックアップ
ロールに内蔵されたスラスト荷重用軸受の一部をラジア
ル荷重用ころ軸受の構造体として兼用させることにより
、コンパクトでより高負荷容量を実現させたローラーレ
ベラー用バックアップロールである。
ロールに内蔵されたスラスト荷重用軸受の一部をラジア
ル荷重用ころ軸受の構造体として兼用させることにより
、コンパクトでより高負荷容量を実現させたローラーレ
ベラー用バックアップロールである。
第1図に基づいて本発明を説明する。
中空円筒形ロールシェル5を固定軸8に対してラジアル
荷重用軸受円筒ころ6a、及び左右両側に設けたスラス
ト軸受7a、スラスト軸受外輪7b、スラスト軸受内輪
7cからなるスラスト荷重用軸受によって、回転自在に
支承し、ラジアル及びスラストの異なる作用荷重に対し
て充分な負荷容量を保有するローラーレベラー用バック
アップロールである。−殻内に、ラジアル荷重用ころ軸
受は、軸受円筒ころ6aの転走面を一定に保つ必要があ
り、軸受外輪のみぞあるいは、間座等を配置させる構造
をとるが、本発明においてはスラスト荷重用スラスト軸
受外輪7bをもって機能を兼用させている。
荷重用軸受円筒ころ6a、及び左右両側に設けたスラス
ト軸受7a、スラスト軸受外輪7b、スラスト軸受内輪
7cからなるスラスト荷重用軸受によって、回転自在に
支承し、ラジアル及びスラストの異なる作用荷重に対し
て充分な負荷容量を保有するローラーレベラー用バック
アップロールである。−殻内に、ラジアル荷重用ころ軸
受は、軸受円筒ころ6aの転走面を一定に保つ必要があ
り、軸受外輪のみぞあるいは、間座等を配置させる構造
をとるが、本発明においてはスラスト荷重用スラスト軸
受外輪7bをもって機能を兼用させている。
本実施例では、中空円筒形のロールシェル5をラジアル
荷重用ころ軸受の外輪を兼ねさせた構造としているが、
第2図のように軸受外輪ころ6bを介設させた構造とし
ても同様である。
荷重用ころ軸受の外輪を兼ねさせた構造としているが、
第2図のように軸受外輪ころ6bを介設させた構造とし
ても同様である。
[作用]
本発明の作用を、第1図及び第2図に示す実施例により
説明する。
説明する。
ラジアル荷重用軸受円筒ころ6aは、円筒ころ相互間の
間座9及びスラスト荷重用スラスト軸受は外輪7bによ
って位置決めされており、ラジアル荷重用軸受構造体の
一部として、該スラスト軸受外輪7bを兼用させた構造
としている。
間座9及びスラスト荷重用スラスト軸受は外輪7bによ
って位置決めされており、ラジアル荷重用軸受構造体の
一部として、該スラスト軸受外輪7bを兼用させた構造
としている。
本構造によれば、ラジアル荷重用軸受円筒ころ6aの位
置決め用として専用部品(例えば軸受外輪のツバ)を設
けず、スラスト荷重用スラスト軸受外輪7bを兼用させ
たため、従来必要であった専用部品のスペース分だけ軸
受円筒ころ6aの長さ寸法を拡大することが可能であり
、それによって従来と同寸法のバックアップロールにお
いて、スラスト荷重用軸受を追加介設させてもラジアル
負荷容量を損なうことの無い高負荷容量型のバックアッ
プロールが実現できる。
置決め用として専用部品(例えば軸受外輪のツバ)を設
けず、スラスト荷重用スラスト軸受外輪7bを兼用させ
たため、従来必要であった専用部品のスペース分だけ軸
受円筒ころ6aの長さ寸法を拡大することが可能であり
、それによって従来と同寸法のバックアップロールにお
いて、スラスト荷重用軸受を追加介設させてもラジアル
負荷容量を損なうことの無い高負荷容量型のバックアッ
プロールが実現できる。
[発明の効果]
次に、従来のバックアップロールと本発明のバックアッ
プロールとを使用した場合の寸法及び負荷容量の比較を
表1に示す。
プロールとを使用した場合の寸法及び負荷容量の比較を
表1に示す。
表 l
B−A
C= X 100[%]
表1に示す如く1本発明のバックアップロールを使用し
た場合は、従来型バックアップロールを使用した場合に
比べ、外形寸法及びラジアル負荷容量は同一で、スラス
ト負荷容量を240[%]以上向上させた。
た場合は、従来型バックアップロールを使用した場合に
比べ、外形寸法及びラジアル負荷容量は同一で、スラス
ト負荷容量を240[%]以上向上させた。
本発明は、以上の通り高負荷容量型バックアップロール
であるから、次のような効果も有する。
であるから、次のような効果も有する。
(1)バックアップロール負荷容量を向上させたことに
より、破損トラブルを低減させることが可能であり、ひ
いてはローラーレベラー設備の安定化につながる。
より、破損トラブルを低減させることが可能であり、ひ
いてはローラーレベラー設備の安定化につながる。
(2)特にスラスト負荷容量を向上させたため、ローラ
ーレベラー本体の特殊な動作(例えばレベリングロール
の曲げ矯正による矯正能力アップ等)に対して安定的な
操業を保証できる。
ーレベラー本体の特殊な動作(例えばレベリングロール
の曲げ矯正による矯正能力アップ等)に対して安定的な
操業を保証できる。
第1図及び第2図は、本発明にかかわるバックアップロ
ールを示す断面図。 第3図はローラーレベラーの断面図、 第4図、第5図、および第6図は従来のバックアップロ
ール構造を示す断面図 である。 1.2:バックアップロール、 3,4ニレベリングロ
ール、 5:中空円筒形ロールシェル、6a:軸受円筒
ころ、 6b:軸受外輪、 6C:軸受内輪、 7aニ
スラスト軸受、7bニスラスト軸受外輪、 7cニスラ
スト軸受内輪、 8:固定軸、 9:間座、 10:軸
受台、 11:軸回転式バックアップロール、 12:
ころがり軸受。
ールを示す断面図。 第3図はローラーレベラーの断面図、 第4図、第5図、および第6図は従来のバックアップロ
ール構造を示す断面図 である。 1.2:バックアップロール、 3,4ニレベリングロ
ール、 5:中空円筒形ロールシェル、6a:軸受円筒
ころ、 6b:軸受外輪、 6C:軸受内輪、 7aニ
スラスト軸受、7bニスラスト軸受外輪、 7cニスラ
スト軸受内輪、 8:固定軸、 9:間座、 10:軸
受台、 11:軸回転式バックアップロール、 12:
ころがり軸受。
Claims (1)
- 中空円筒形のロールシェルを固定軸に対しラジアル荷重
用ころ軸受及びスラスト荷重用軸受により回転自在に支
承せしめるローラーレベラー用バックアップロールにお
いて、ラジアル荷重用ころ軸受を中央に配置すると共に
その両側にスラスト軸受を配置し、スラスト荷重用軸受
の一部をラジアル荷重用ころ軸受の構造体として兼用さ
せたことを特徴とするローラーレベラー用バックアップ
ロール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22308589A JPH0386319A (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | ローラーレベラー用バックアップロール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22308589A JPH0386319A (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | ローラーレベラー用バックアップロール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0386319A true JPH0386319A (ja) | 1991-04-11 |
Family
ID=16792607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22308589A Pending JPH0386319A (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | ローラーレベラー用バックアップロール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0386319A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH063630A (ja) * | 1992-06-18 | 1994-01-14 | Sanyo Kenkyusho:Kk | 眼 鏡 |
JP4748464B2 (ja) * | 2006-11-07 | 2011-08-17 | 克栄 澁木 | 眼鏡 |
-
1989
- 1989-08-31 JP JP22308589A patent/JPH0386319A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH063630A (ja) * | 1992-06-18 | 1994-01-14 | Sanyo Kenkyusho:Kk | 眼 鏡 |
JP4748464B2 (ja) * | 2006-11-07 | 2011-08-17 | 克栄 澁木 | 眼鏡 |
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