JPH0385731A - バイポーラトランジスタの製造方法 - Google Patents
バイポーラトランジスタの製造方法Info
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- JPH0385731A JPH0385731A JP22372089A JP22372089A JPH0385731A JP H0385731 A JPH0385731 A JP H0385731A JP 22372089 A JP22372089 A JP 22372089A JP 22372089 A JP22372089 A JP 22372089A JP H0385731 A JPH0385731 A JP H0385731A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はベース引き出し領域及びエミッタ領域を自己整
合的に形成するバイポーラトランジスタの製造方法に関
する。
合的に形成するバイポーラトランジスタの製造方法に関
する。
[従来の技術]
第4図は従来のこの種のバイポーラトランジスタの製造
方法を示す縦断面図である。
方法を示す縦断面図である。
第4図に示すように、先ず、P型シリコン基板41の表
面にN+型埋め込みコレクタ層42を形成する。次に、
このN+型埋め込みコレクタ層42の表面にN型エピタ
キシャル層43を選択的に形成した後に、この半導体基
板の表面に素子分離絶縁膜44を選択的に形成すること
により、基板の表面においてN+型埋め込みコレクタ層
42とN型エピタキシャル層43とを分離する。
面にN+型埋め込みコレクタ層42を形成する。次に、
このN+型埋め込みコレクタ層42の表面にN型エピタ
キシャル層43を選択的に形成した後に、この半導体基
板の表面に素子分離絶縁膜44を選択的に形成すること
により、基板の表面においてN+型埋め込みコレクタ層
42とN型エピタキシャル層43とを分離する。
次に、この半導体基板の全面に多結晶シリコン膜を被着
した後に、エツチングによりN型エピタキシャル層43
を含む領域上及びN+型埋め込みコレクタ層42を含む
領域上に多結晶シリコン膜を選択的に形成し、イオン注
入等により夫々P+型多結晶シリコン膜46及びN”型
多結品シリコン膜47を形成する。その後、この半導体
基板の全面に絶縁膜48を被着する。
した後に、エツチングによりN型エピタキシャル層43
を含む領域上及びN+型埋め込みコレクタ層42を含む
領域上に多結晶シリコン膜を選択的に形成し、イオン注
入等により夫々P+型多結晶シリコン膜46及びN”型
多結品シリコン膜47を形成する。その後、この半導体
基板の全面に絶縁膜48を被着する。
次に、N型エピタキシャル層43の直上域の絶縁膜48
及びP+型多結晶シリコン膜46を順次選択的にエツチ
ング除去することにより開孔部45を形成する。そして
、P+型多結晶シリコン膜46からP型不純物を拡散さ
せてN型エピタキシャル層43の表面にベース引き出し
領域49を自己整合的に形成する。更に、絶縁膜48を
マスクとして開孔部45内のN型エピタキシャル層43
の表面に低濃度のP型不純物を拡散させてベース引き出
し領域49に接続されたベース領域50を形成する。
及びP+型多結晶シリコン膜46を順次選択的にエツチ
ング除去することにより開孔部45を形成する。そして
、P+型多結晶シリコン膜46からP型不純物を拡散さ
せてN型エピタキシャル層43の表面にベース引き出し
領域49を自己整合的に形成する。更に、絶縁膜48を
マスクとして開孔部45内のN型エピタキシャル層43
の表面に低濃度のP型不純物を拡散させてベース引き出
し領域49に接続されたベース領域50を形成する。
次に、開孔部45の側面に側壁絶縁膜51を形成した後
に、この基板全面にN型不純物を含む多結晶シリコン膜
を被着し、エツチングにより開孔部45内及びその縁部
にN型多結晶シリコン膜52を形成する。そして、N型
多結晶シリコン膜52からN型不純物を拡散することに
よりベース領域50の表面に自己整合的にエミッタ領域
53を形成する。
に、この基板全面にN型不純物を含む多結晶シリコン膜
を被着し、エツチングにより開孔部45内及びその縁部
にN型多結晶シリコン膜52を形成する。そして、N型
多結晶シリコン膜52からN型不純物を拡散することに
よりベース領域50の表面に自己整合的にエミッタ領域
53を形成する。
次いで、P+型多結晶シリコン膜46及びN+型多結晶
シリコン膜47上の絶縁膜48を選択的に除去すること
により夫々ベース電極用及びコレクタ電極用のコンタク
ト開孔部を形成した後に、多結晶シリコン膜4B、47
.52の露出面を金属シリサイド化して金属シリサイド
層54を形成する。これにより、バイポーラトランジス
タが製造される。
シリコン膜47上の絶縁膜48を選択的に除去すること
により夫々ベース電極用及びコレクタ電極用のコンタク
ト開孔部を形成した後に、多結晶シリコン膜4B、47
.52の露出面を金属シリサイド化して金属シリサイド
層54を形成する。これにより、バイポーラトランジス
タが製造される。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上述した従来のバイポーラトランジスタ
の製造方法においては、エミッタ電極を構成するN型多
結晶シリコン膜52をフォトリソグラフィ技術によりパ
ターン形成しているため、開孔部45に対する目合わせ
マージンを取る必要がある。従って、エミッタ電極は絶
縁膜を介してベース電極と重なる大きさに形成される。
の製造方法においては、エミッタ電極を構成するN型多
結晶シリコン膜52をフォトリソグラフィ技術によりパ
ターン形成しているため、開孔部45に対する目合わせ
マージンを取る必要がある。従って、エミッタ電極は絶
縁膜を介してベース電極と重なる大きさに形成される。
このため、エミッタ電極はベース電極に比してN型多結
晶シリコン膜52の膜厚分高い位置に形成される。
晶シリコン膜52の膜厚分高い位置に形成される。
更に、P+型多結晶シリコン膜46と絶縁膜48との段
差を平坦化していない場合にはエミッタ電極とベース電
極との段差がより一層大きくなる。
差を平坦化していない場合にはエミッタ電極とベース電
極との段差がより一層大きくなる。
このため、これらの電極に配線を形成する場合に、配線
のパターン崩れ、断線及び配線材料の段部残り等が発生
するという問題点がある。
のパターン崩れ、断線及び配線材料の段部残り等が発生
するという問題点がある。
また、ベース電極のコンタクト開孔部はN型多5−
結晶シリコン膜52から目合わせマージン分だけ離れた
位置に形成される。このため、このコンタクト開孔部内
のP+型多結晶シリコン膜46の表面を金属シリサイド
化してベース電極の低抵抗化を図ったとしても、ベース
引き出し領域49の直上域のP+型多結晶シリコン膜4
6の表面を金属シリサイド化することができないのでベ
ース抵抗の低減化が不十分であるという問題点がある。
位置に形成される。このため、このコンタクト開孔部内
のP+型多結晶シリコン膜46の表面を金属シリサイド
化してベース電極の低抵抗化を図ったとしても、ベース
引き出し領域49の直上域のP+型多結晶シリコン膜4
6の表面を金属シリサイド化することができないのでベ
ース抵抗の低減化が不十分であるという問題点がある。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、
配線に発生する異常を防止することができると共に、ベ
ース抵抗を低減化することができるバイポーラトランジ
スタの製造方法を提供することを目的とする。
配線に発生する異常を防止することができると共に、ベ
ース抵抗を低減化することができるバイポーラトランジ
スタの製造方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明に係るバイポーラトランジスタの製造方法は、半
導体基板の表面に互いに素子分離されて形成された第1
導電型の第1及び第2の領域のうち、前記第1の領域上
に第2導電型の第1の多結晶シリコン膜を選択的に形成
し、前記第2の領域上に第1導電型の第2の多結晶シリ
コン膜を選択6一 的に形成する工程と、前記半導体基板の全面に絶縁膜を
被着する工程と、前記第1の領域の直上域の前記絶縁膜
及び前記第1の多結晶シリコン膜を順次選択的に除去し
て開孔部を形成する工程と、前記第1の多結晶シリコン
膜から不純物を拡散させて前記第1の領域の表面に自己
整合的にベース引き出し領域を形成する工程と、前記第
1の領域の表面に前記開孔部を介して第2導電型不純物
を導入してベース領域を形成する工程と、前記開孔部の
側壁に側壁絶縁膜を形成する工程と、前記半導体基板の
全面に第1導電型の多結晶シリコンを被着した後にこれ
をエツチングバックすることにより前記開孔部に前記第
1及び第2の多結晶シリコン膜と同等の膜厚の第1導電
型の第3の多結晶シリコン膜を埋め込む工程と、前記第
3の多結晶シリコン膜から不純物を拡散させて前記ベー
ス領域の表面に自己整合的にエミッタ領域を形成する工
程と、前記絶縁膜及び前記側壁絶縁膜をエツチングバッ
クすることにより前記第1及び第2の多結晶シリコン膜
を露出させた後に前記第1乃至第3の多結晶シリコン膜
の表面を金属シリサイド化する工程とを有することを特
徴とする。
導体基板の表面に互いに素子分離されて形成された第1
導電型の第1及び第2の領域のうち、前記第1の領域上
に第2導電型の第1の多結晶シリコン膜を選択的に形成
し、前記第2の領域上に第1導電型の第2の多結晶シリ
コン膜を選択6一 的に形成する工程と、前記半導体基板の全面に絶縁膜を
被着する工程と、前記第1の領域の直上域の前記絶縁膜
及び前記第1の多結晶シリコン膜を順次選択的に除去し
て開孔部を形成する工程と、前記第1の多結晶シリコン
膜から不純物を拡散させて前記第1の領域の表面に自己
整合的にベース引き出し領域を形成する工程と、前記第
1の領域の表面に前記開孔部を介して第2導電型不純物
を導入してベース領域を形成する工程と、前記開孔部の
側壁に側壁絶縁膜を形成する工程と、前記半導体基板の
全面に第1導電型の多結晶シリコンを被着した後にこれ
をエツチングバックすることにより前記開孔部に前記第
1及び第2の多結晶シリコン膜と同等の膜厚の第1導電
型の第3の多結晶シリコン膜を埋め込む工程と、前記第
3の多結晶シリコン膜から不純物を拡散させて前記ベー
ス領域の表面に自己整合的にエミッタ領域を形成する工
程と、前記絶縁膜及び前記側壁絶縁膜をエツチングバッ
クすることにより前記第1及び第2の多結晶シリコン膜
を露出させた後に前記第1乃至第3の多結晶シリコン膜
の表面を金属シリサイド化する工程とを有することを特
徴とする。
[作用]
本発明においては、半導体基板上にベース及びコレクタ
電極となる第1及び第2の多結晶シリコン膜を形成した
後に、例えば回転塗布法によりこの半導体基板の全面に
絶縁膜を被着して基板の表面を平坦化している。そして
、ベース領域の直上域の絶縁膜及び第1の多結晶シリコ
ン膜を除去して開孔部を形成し、この開孔部にベース領
域及び側壁絶縁膜を形成した後に、この基板の全面にエ
ミッタ電極用の多結晶シリコン膜を被着し、異方性エツ
チングによりこの多結晶シリコン膜をエツチングバック
する。これにより、ベース領域の直上域である開孔部内
に前記第1及び第2の多結晶シリコン膜と同等の膜厚の
第3の多結晶シリコン膜を埋め込み、これをエミッタ電
極としている。
電極となる第1及び第2の多結晶シリコン膜を形成した
後に、例えば回転塗布法によりこの半導体基板の全面に
絶縁膜を被着して基板の表面を平坦化している。そして
、ベース領域の直上域の絶縁膜及び第1の多結晶シリコ
ン膜を除去して開孔部を形成し、この開孔部にベース領
域及び側壁絶縁膜を形成した後に、この基板の全面にエ
ミッタ電極用の多結晶シリコン膜を被着し、異方性エツ
チングによりこの多結晶シリコン膜をエツチングバック
する。これにより、ベース領域の直上域である開孔部内
に前記第1及び第2の多結晶シリコン膜と同等の膜厚の
第3の多結晶シリコン膜を埋め込み、これをエミッタ電
極としている。
従って、ベース、コレクタ及びエミッタ電極の高さを均
一にすることができると共に、素子周辺領域の高さも均
一にすることができる。このため、この半導体基板上に
配線形成する場合に、基板の表面上の段差によって配線
に異常が発生することを防止することができる。
一にすることができると共に、素子周辺領域の高さも均
一にすることができる。このため、この半導体基板上に
配線形成する場合に、基板の表面上の段差によって配線
に異常が発生することを防止することができる。
また、エミッタ電極がベース領域の直上域内のみに形成
されているため、ベース引き出し領域の直上域のベース
電極表面を露出させることができ、この部分を金属シリ
サイド化することができる。
されているため、ベース引き出し領域の直上域のベース
電極表面を露出させることができ、この部分を金属シリ
サイド化することができる。
従って、バイポーラトランジスタのベース抵抗をより一
層低減させることができる。
層低減させることができる。
[実施例コ
次に、本発明の実施例について添付の図面を参照して説
明する。
明する。
第1図(a)乃至(f)は本発明の第1の実施例に係る
バイポーラトランジスタの製造方法を工程順に示す縦断
面図、第2図は第1図(f)の■−■線による横断面図
である。
バイポーラトランジスタの製造方法を工程順に示す縦断
面図、第2図は第1図(f)の■−■線による横断面図
である。
先ず、第1図(a)に示すように、P型シリコン基板1
の表面にN+型埋め込みコレクタ層2を形成する。次に
、このN+型埋め込みコレクタ層2の表面にN型エピタ
キシャル層3を選択的に形9− 成した後に、この半導体基板の表面に素子分離絶縁膜4
を選択的に形成することにより基板表面においてN+型
埋め込みコレクタ層2とN型エピタキシャル層3とを分
離する。
の表面にN+型埋め込みコレクタ層2を形成する。次に
、このN+型埋め込みコレクタ層2の表面にN型エピタ
キシャル層3を選択的に形9− 成した後に、この半導体基板の表面に素子分離絶縁膜4
を選択的に形成することにより基板表面においてN+型
埋め込みコレクタ層2とN型エピタキシャル層3とを分
離する。
次に、この半導体基板の全面に多結晶シリコン膜を被着
した後に、エツチングによりN型エピタキシャル層3を
含む領域上及びN+型埋め込みコレクタ層2を含む領域
上に例えば膜厚が2000乃至5000大の多結晶シリ
コン膜を選択的に形成し、イオン注入等により夫々P+
型多結晶シリコン膜6及びN+型多結晶シリコン膜7を
形成する。その後、回転塗布法によってこの基板の全面
に塗布酸化膜を被着することにより、P+型多結晶シリ
コン膜6及びN+型多結晶シリコン膜7に比して厚い膜
厚となるように塗布酸化膜8を形成して、P+型多結晶
シリコン膜6及びN+型多結晶シリコン膜7の段差を平
坦化する。
した後に、エツチングによりN型エピタキシャル層3を
含む領域上及びN+型埋め込みコレクタ層2を含む領域
上に例えば膜厚が2000乃至5000大の多結晶シリ
コン膜を選択的に形成し、イオン注入等により夫々P+
型多結晶シリコン膜6及びN+型多結晶シリコン膜7を
形成する。その後、回転塗布法によってこの基板の全面
に塗布酸化膜を被着することにより、P+型多結晶シリ
コン膜6及びN+型多結晶シリコン膜7に比して厚い膜
厚となるように塗布酸化膜8を形成して、P+型多結晶
シリコン膜6及びN+型多結晶シリコン膜7の段差を平
坦化する。
次に、第1図(b)及び第2図に示すように、フォトリ
ングラフィ法を使用して異方性エツチングにより、N型
エピタキシャル層3のエミッタ形10− 成領域及び素子分離絶縁膜4のエミッタ電極形成領域の
直上域の塗布酸化膜8を選択的にエツチング除去する。
ングラフィ法を使用して異方性エツチングにより、N型
エピタキシャル層3のエミッタ形10− 成領域及び素子分離絶縁膜4のエミッタ電極形成領域の
直上域の塗布酸化膜8を選択的にエツチング除去する。
そして、P+型多結晶シリコン膜6及び素子分離絶縁膜
4を露出させた後に、露出したP+型多結晶シリコン股
6を異方性エツチングにより除去してN型エピタキシャ
ル層3を露出させることにより、例えばパターン幅が0
.5乃至1.0μmの開孔部9を形成する。
4を露出させた後に、露出したP+型多結晶シリコン股
6を異方性エツチングにより除去してN型エピタキシャ
ル層3を露出させることにより、例えばパターン幅が0
.5乃至1.0μmの開孔部9を形成する。
次に、第1図(C)に示すように、熱処理により、P+
型多結晶シリコン膜6からN型エピタキシャル層3中に
P型不純物を拡散させて、N型エピタキシャル層3の表
面にベース引き出し領域工Oを自己整合的に形成する。
型多結晶シリコン膜6からN型エピタキシャル層3中に
P型不純物を拡散させて、N型エピタキシャル層3の表
面にベース引き出し領域工Oを自己整合的に形成する。
更に、塗布酸化膜8をマスクとしてイオン注入法により
開孔部9内のN型エピタキシャル層3中にP型不純物を
注入して、N型エピタキシャル層3の表面にベース引き
出し領域10と接続されたベース領域11を形成する。
開孔部9内のN型エピタキシャル層3中にP型不純物を
注入して、N型エピタキシャル層3の表面にベース引き
出し領域10と接続されたベース領域11を形成する。
そして、気相成長法によりこの基板の全面に例えば膜厚
が2000乃至3000λの絶縁膜を形成した後に、異
方性エツチングによりエツチングバックして、開孔部9
の側壁にのみ側壁絶縁膜12を形成する。
が2000乃至3000λの絶縁膜を形成した後に、異
方性エツチングによりエツチングバックして、開孔部9
の側壁にのみ側壁絶縁膜12を形成する。
次に、この基板の全面に多結晶シリコン膜を被着して、
その膜厚が側壁絶縁膜12により囲まれた領域の幅の2
倍以上になるようにする。そして、第1図(d)に示す
ように、この多結晶シリコン膜を異方性エツチングによ
りエツチングバックして、開孔部9内にP+型多結晶シ
リコン膜6と同等の膜厚のN型多結晶シリコン膜13を
形成する。
その膜厚が側壁絶縁膜12により囲まれた領域の幅の2
倍以上になるようにする。そして、第1図(d)に示す
ように、この多結晶シリコン膜を異方性エツチングによ
りエツチングバックして、開孔部9内にP+型多結晶シ
リコン膜6と同等の膜厚のN型多結晶シリコン膜13を
形成する。
その後、例えばイオン注入法によりN型多結晶シリコン
膜13中にN型の不純物を導入し、熱処理によりN型多
結晶シリコン膜13から不純物を拡散させてベース領域
11の表面に自己整合的にエミッタ領域14を形成する
。
膜13中にN型の不純物を導入し、熱処理によりN型多
結晶シリコン膜13から不純物を拡散させてベース領域
11の表面に自己整合的にエミッタ領域14を形成する
。
次に、第1図(e)に示すように、N型多結品シリコン
膜13がエツチングされない条件で、異方性エツチング
により塗布酸化膜8及び側壁絶縁膜12エツチングバツ
クして、P+型多結晶シリコン膜6及びN+型多結晶シ
リコン膜7を露出させる。その後、この基板の全面に例
えば白金をスパッタリングし、温度が約500℃の条件
で多結晶シリコン膜6,7.13の表面と白金とを反応
させ、未反応の白金を王水等によって除去することによ
り多結晶シリコン膜6.7.13の表面に金属シリサイ
ド層15を形成する。
膜13がエツチングされない条件で、異方性エツチング
により塗布酸化膜8及び側壁絶縁膜12エツチングバツ
クして、P+型多結晶シリコン膜6及びN+型多結晶シ
リコン膜7を露出させる。その後、この基板の全面に例
えば白金をスパッタリングし、温度が約500℃の条件
で多結晶シリコン膜6,7.13の表面と白金とを反応
させ、未反応の白金を王水等によって除去することによ
り多結晶シリコン膜6.7.13の表面に金属シリサイ
ド層15を形成する。
次に、第1図(f)に示すように、この基板の全面に例
えば膜厚がl000乃至2000λの絶縁族16を被着
して電極を絶縁する。そして、各多結晶シリコン膜6,
7.13上の金属シリサイド層15上の絶縁膜16を選
択的に開孔して夫々コンタクト開孔部を形成する。更に
、これらのコンタクト開孔部を介して前記金属シリサイ
ド層15に接続される所定のアルミニウム電極17を形
成することによりバイポーラトランジスタを製造するこ
とができる。
えば膜厚がl000乃至2000λの絶縁族16を被着
して電極を絶縁する。そして、各多結晶シリコン膜6,
7.13上の金属シリサイド層15上の絶縁膜16を選
択的に開孔して夫々コンタクト開孔部を形成する。更に
、これらのコンタクト開孔部を介して前記金属シリサイ
ド層15に接続される所定のアルミニウム電極17を形
成することによりバイポーラトランジスタを製造するこ
とができる。
本実施例によれば、バイポーラトランジスタのベース、
エミッタ及びコレクタ電極の高さを同一にすることがで
きるので、配線不良を低減することができる。また、本
実施例方法を使用すると、ベース引き出し領域10の直
上域に金属シリサイ13− ド層15を形成することができるためベース抵抗を従来
よりも大幅に低減させることができる。
エミッタ及びコレクタ電極の高さを同一にすることがで
きるので、配線不良を低減することができる。また、本
実施例方法を使用すると、ベース引き出し領域10の直
上域に金属シリサイ13− ド層15を形成することができるためベース抵抗を従来
よりも大幅に低減させることができる。
また、絶縁膜16を回転塗布法により形成すれば、素子
表面をより一層平坦化させることができる。
表面をより一層平坦化させることができる。
第3図(a)乃至(c)は本発明の第1の実施例におけ
るバイポーラトランジスタと同一基板上に抵抗素子を形
成する方法を工程順に示す縦断面図である。
るバイポーラトランジスタと同一基板上に抵抗素子を形
成する方法を工程順に示す縦断面図である。
先ず、第3図(a)に示すように、第1図(a)におけ
る素子分離絶縁膜4の形成と同時に半導体基板上に絶縁
膜31を形成する。次に、絶縁膜31上に例えば膜厚が
2000乃至5000λのP型多結晶シリコン膜32を
選択的に形成する。更に、この基板の全面にフォトレジ
スト膜33を被着した後に、P型多結晶シリコン膜32
を横切るようにフォトレジスト膜33をパターニングす
る。そして、このフォトレジスト膜33をマスクとして
異方性エツチングによりP型多結晶シリコン膜33をエ
ツチング除去することにより、その膜厚が約半分14− になるようにして、凹部34を形成する。
る素子分離絶縁膜4の形成と同時に半導体基板上に絶縁
膜31を形成する。次に、絶縁膜31上に例えば膜厚が
2000乃至5000λのP型多結晶シリコン膜32を
選択的に形成する。更に、この基板の全面にフォトレジ
スト膜33を被着した後に、P型多結晶シリコン膜32
を横切るようにフォトレジスト膜33をパターニングす
る。そして、このフォトレジスト膜33をマスクとして
異方性エツチングによりP型多結晶シリコン膜33をエ
ツチング除去することにより、その膜厚が約半分14− になるようにして、凹部34を形成する。
次に、第3図(b)に示すように、フォトレジスト膜3
3を除去した後に、回転塗布法により絶縁膜31及びP
型多結晶シリコン膜32上に塗布酸化膜35を形成して
その表面を平坦化する。
3を除去した後に、回転塗布法により絶縁膜31及びP
型多結晶シリコン膜32上に塗布酸化膜35を形成して
その表面を平坦化する。
次に、第3図(C)に示すように、異方性エツチングに
より塗布酸化膜35をエツチングバックして、四部34
を除くP型多結晶シリコン膜32の表面を露出させる。
より塗布酸化膜35をエツチングバックして、四部34
を除くP型多結晶シリコン膜32の表面を露出させる。
その後、露出したP型多結晶シリコン膜32の表面を金
属シリサイド化して金属シリサイド層36を形成するこ
とにより、多結晶シリコン抵抗を形成することができる
。
属シリサイド化して金属シリサイド層36を形成するこ
とにより、多結晶シリコン抵抗を形成することができる
。
本実施例によれば、P型多結晶シリコン膜32、塗布酸
化膜35及び金属シリサイド層36を、バイポーラトラ
ンジスタの対応する各校と同時に形成することができる
と共に、バイポーラトランジスタの各電極の高さと、本
抵抗素子の電極の高さとを同一にすることができる。
化膜35及び金属シリサイド層36を、バイポーラトラ
ンジスタの対応する各校と同時に形成することができる
と共に、バイポーラトランジスタの各電極の高さと、本
抵抗素子の電極の高さとを同一にすることができる。
[発明の効果コ
以」二説明したように本発明によれば、バイポーラトラ
ンジスタのベース、コレクタ及びエミッタ電極を同一の
高さに形成することができる。このため、このバイポー
ラトランジスタに配線を形成する場合に、基板の表面上
の段差によって配線に異常が発生することを防止するこ
とができる。
ンジスタのベース、コレクタ及びエミッタ電極を同一の
高さに形成することができる。このため、このバイポー
ラトランジスタに配線を形成する場合に、基板の表面上
の段差によって配線に異常が発生することを防止するこ
とができる。
また、本発明によれば、エミッタ領域の直上域のみにエ
ミッタ電極が形成されるため、ベース引き出し領域の直
上域のベース電極の表面を金属シリサイド化することが
できる。従って、ベース抵抗がより一層低減され、高速
のバイポーラトランジスタを製造することができる。
ミッタ電極が形成されるため、ベース引き出し領域の直
上域のベース電極の表面を金属シリサイド化することが
できる。従って、ベース抵抗がより一層低減され、高速
のバイポーラトランジスタを製造することができる。
第1図(a)乃至(f)は本発明の第1の実施例に係る
バイポーラトランジスタの製造方法を工程順に示す縦断
面図、第2図は第1図(f)の■−n線による横断面図
、第3図(a)乃至(c)は本発明の第1の実施例にお
けるバイポーラトランジスタと同一基板上の抵抗素子の
形成方法を工程順に示す縦断面図、第4図は従来のバイ
ポーラトランジスタの製造方法を示す縦断面図である。 1.41;P型シリコン基板、2.42;N”型埋め込
みコレクタ層、3,43;N型エピタキシャル層、4.
44;素子分離絶縁膜、6,46;P“型多結晶シリコ
ン膜、7,47;N+型多結晶シリコン膜、8,35;
塗布酸化膜、9,45;開孔部、10,49;ベース引
き出し領域、11.50;ベース領域、12,51;側
壁絶縁膜、13,52;N型多結晶シリコン膜、14゜
53;エミッタ領域、15.36.54;金属シリサイ
ド層、16,31.48;絶縁膜、17;アルミニウム
電極、32;P型多結晶シリコン膜、33;フォトレジ
スト膜、34;凹部
バイポーラトランジスタの製造方法を工程順に示す縦断
面図、第2図は第1図(f)の■−n線による横断面図
、第3図(a)乃至(c)は本発明の第1の実施例にお
けるバイポーラトランジスタと同一基板上の抵抗素子の
形成方法を工程順に示す縦断面図、第4図は従来のバイ
ポーラトランジスタの製造方法を示す縦断面図である。 1.41;P型シリコン基板、2.42;N”型埋め込
みコレクタ層、3,43;N型エピタキシャル層、4.
44;素子分離絶縁膜、6,46;P“型多結晶シリコ
ン膜、7,47;N+型多結晶シリコン膜、8,35;
塗布酸化膜、9,45;開孔部、10,49;ベース引
き出し領域、11.50;ベース領域、12,51;側
壁絶縁膜、13,52;N型多結晶シリコン膜、14゜
53;エミッタ領域、15.36.54;金属シリサイ
ド層、16,31.48;絶縁膜、17;アルミニウム
電極、32;P型多結晶シリコン膜、33;フォトレジ
スト膜、34;凹部
Claims (1)
- (1)半導体基板の表面に互いに素子分離されて形成さ
れた第1導電型の第1及び第2の領域のうち、前記第1
の領域上に第2導電型の第1の多結晶シリコン膜を選択
的に形成し、前記第2の領域上に第1導電型の第2の多
結晶シリコン膜を選択的に形成する工程と、前記半導体
基板の全面に絶縁膜を被着する工程と、前記第1の領域
の直上域の前記絶縁膜及び前記第1の多結晶シリコン膜
を順次選択的に除去して開孔部を形成する工程と、前記
第1の多結晶シリコン膜から不純物を拡散させて前記第
1の領域の表面に自己整合的にベース引き出し領域を形
成する工程と、前記第1の領域の表面に前記開孔部を介
して第2導電型不純物を導入してベース領域を形成する
工程と、前記開孔部の側壁に側壁絶縁膜を形成する工程
と、前記半導体基板の全面に第1導電型の多結晶シリコ
ンを被着した後にこれをエッチングバックすることによ
り前記開孔部に前記第1及び第2の多結晶シリコン膜と
同等の膜厚の第1導電型の第3の多結晶シリコン膜を埋
め込む工程と、前記第3の多結晶シリコン膜から不純物
を拡散させて前記ベース領域の表面に自己整合的にエミ
ッタ領域を形成する工程と、前記絶縁膜及び前記側壁絶
縁膜をエッチングバックすることにより前記第1及び第
2の多結晶シリコン膜を露出させた後に前記第1乃至第
3の多結晶シリコン膜の表面を金属シリサイド化する工
程とを有することを特徴とするバイポーラトランジスタ
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22372089A JPH0385731A (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 | バイポーラトランジスタの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22372089A JPH0385731A (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 | バイポーラトランジスタの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0385731A true JPH0385731A (ja) | 1991-04-10 |
Family
ID=16802622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22372089A Pending JPH0385731A (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 | バイポーラトランジスタの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0385731A (ja) |
-
1989
- 1989-08-30 JP JP22372089A patent/JPH0385731A/ja active Pending
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