JP2526556B2 - ショットキバリヤダイオ−ドの製造方法 - Google Patents

ショットキバリヤダイオ−ドの製造方法

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JP2526556B2 JP20450386A JP20450386A JP2526556B2 JP 2526556 B2 JP2526556 B2 JP 2526556B2 JP 20450386 A JP20450386 A JP 20450386A JP 20450386 A JP20450386 A JP 20450386A JP 2526556 B2 JP2526556 B2 JP 2526556B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はショットキバリヤダイオードの製造方法に
関し、特に、マスク合わせずれを考慮することなく、微
細なショットキバリヤダイオードを形状のばらつきなく
容易に製造できる方法に関するものである。
[従来の技術] 第2A図〜第2D図は、従来のショットキバリヤダイオー
ドの製造方法を示す工程断面図である。
この製造方法について説明すると、まず、p形シリコ
ン基板1を酸化してその表面に絶縁膜である酸化珪素膜
2を形成する。次に、酸化珪素膜2表面の所定部に写真
製版技術によりレジストパターン3を形成し、この後、
レジストパターン3をマスクとして燐や砒素などのn形
不純物をイオン注入などの方法によりp形シリコン基板
1の表面領域に導入してn形不純物拡散層からなるガー
ドリング4を形成する(第2A図)。次に、レジストパタ
ーン3を除去し、この後、酸化砒素膜2表面の所定部に
写真製版技術によりレジストパターン5を形成し、この
後、レジストパターン5をマスクとしてボロンなどのp
形不純物をイオン注入などの方法によりp形シリコン基
板1の表面領域に導入してカードリング4の周辺にp+
不純物拡散層からなるチャンネルストップ層6を形成す
る。このチャンネルストップ層6は、形成されるショッ
トキバリヤダイオードを他の素子と電気的に分離するた
めのものである(第2B図)。次に、レジストパターン5
を除去し、酸化珪素膜2表面の所定部にレジストパター
ン7を形成する(第2C図)。次に、レジストパターン7
をマスクとしてショットキバリヤダイオードの接合部と
なるべき領域の酸化珪素膜2を選択的にエッチングして
p形シリコン基板1,ガードリング4が露出した開口部9
を形成し、この後、レジストパターン7を除去する。次
に、開口部9に、その周辺がガードリング4に囲まれた
金属電極8を形成し、このようにしてショットキバリヤ
ダイオードが完成される(第2D図)。
[発明が解決しようとする問題点] 従来のショットキバリヤダイオードは以上のようにし
て製造されるので、ショットキバリヤダイオードの仕上
がり形状は、レジストパターン3,5,7によりきまる。シ
ョットキバリヤダイオードの構造においては、ガードリ
ング4が金属電極8の周辺を囲んでいなければならず、
また、チャンネルストップ層6と金属電極8とは接触し
てはならないなどの制約がある。したがって、レジスト
パターン3,5,7の形状は、上記の制約を満たすようにマ
スク合わせずれの余裕を入れて設計しなければならなか
った。このように、従来のショットキバリヤダイオード
の製造方法では、マスク合わせずれの余裕が必要ため
に、ショットキバリヤダイオードの微細化には限界があ
り、また、マスク合わせずれによりショットキバリヤダ
イオードの形状がばらつくなどの問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、マスク合わせずれを考慮することなく、微
細なショットキバリヤダイオードを形状のばらつきなく
容易に製造できる方法を得ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明に係るショットキバリヤダイオードの製造方
法は、第1導電形の半導体基板表面に第1絶縁膜を形成
し、第1絶縁膜表面に第2絶縁膜を形成し、第2絶縁膜
の所定部に第1絶縁膜が露出した第1開口部を形成し、
第2絶縁膜をマスクとして第1開口部から第2導電型の
不純物を半導体基板の表面領域に導入してガード層を形
成し、第2絶縁膜をマスクとして第1開口部の第1絶縁
膜を選択的に酸化してガード層表面にこの第1絶縁膜の
膜厚より厚い膜厚の第3絶縁膜を形成し、第2絶縁膜を
除去し、第1および第3絶縁膜表面の所定部に第1レジ
ストパターンを形成し、第3絶縁膜および第1レジスト
パターンをマスクとして半導体基板の表面領域に第1導
電形の不純物を導入してチャンネルストップ層を形成
し、第1レジストパターンを除去し、第1および第3絶
縁膜表面の所定部に第2レジストパターンを形成し、第
3絶縁膜および第2レジストパターンをマスクとして第
1絶縁膜を選択的に除去して、半導体基板およびガード
層が露出した第2開口部を形成し、第2開口部に金属ま
たはシリサイドからなる電極を形成する方法である。
[作用] この発明においては、第1開口部が形成された第2絶
縁膜が、ガード層の形成と第3絶縁膜の形成のためのマ
スクとなり、第3絶縁膜が、チャンネルストップ層の形
成とショットキバリヤイオードの接合部となるべき領域
の第1絶縁膜の除去のためのマスクとなる。
[実施例] 以下、この発明の実施例を図について説明する。な
お、この実施例の説明において、従来の技術の説明と重
複する部分については適宜その説明を省略する。
第1A図〜第1D図は、この発明の実施例であるショット
キバリヤダイオードの製造方法を示す工程断面図であ
る。
この製造方法について説明すると、まず、p形シリコ
ン基板1表面に薄い酸化珪素膜20を形成する。次に、薄
い酸化珪素膜20表面に窒化珪素膜10を形成する。次に、
窒化珪素膜10の所定部に写真蝕刻法などにより薄い酸化
珪素膜20が露出した第1開口部11を形成する。次に、窒
化珪素膜10をマスクとして燐や砒素などのn形不純物を
イオン注入などの方法によりp形シリコン基板1の表面
領域に導入して第1開口部11下にn形不純物拡散層から
なるガードリング4を形成する(第1A図)。次に、窒化
珪素膜10をマスクとして第1開口部11の薄い酸化珪素膜
20を選択酸化してガードリング4表面に厚い酸化珪素膜
12を形成し、この後、窒化珪素膜10を除去する。次に、
薄い酸化珪素膜20表面および厚い酸化珪素膜12表面の所
定部に写真製版技術によりレジストパターン13を形成
し、この後、厚い酸化珪素膜12およびレジストパターン
13をマスクとしてボロンなどのp形不純物をイオン注入
などの方法によりp形シリオン基板1の表面領域に導入
して、ガードリング4の周辺にp+形不純物拡散層からな
るチャンネルストップ層6を形成する。このとき、レジ
ストパターン13はp形不純物を導入したくない部分上を
覆っていればよく、ガードリング4とチャンネルストッ
プ層6との境界は厚い酸化珪素膜12により決まる(第1B
図)。次に、レジストパターン13を除去する。次に、薄
い酸化珪素膜20表面および厚い酸化珪素膜12表面の所定
部に写真製版技術によりレジストパターン14を形成する
(第1C図)。次に、厚い酸化珪素膜12およびレジストパ
ターン14をマスクとしてショットキバリヤダイオードの
接合部となるべき領域の薄い酸化珪素膜20を選択的にエ
ッチングして、p形シリコン基板1,ガードリング4が露
出した第2開口部15を形成し、この後、レジストパター
ン14を除去する。このとき、レジストパターン14は、薄
い酸化珪素膜20を残しておきたい部分を覆っていればよ
い。次に、第2開口部15および厚い酸化珪素膜12表面に
白金やパラジウムなどの金属膜をスパッタリング法など
により形成し、この金属膜を写真蝕刻法により加工して
金属電極8を形成する。このようにしてショットキバリ
ヤダイオードが完成される(第1D図)。
このように、第1開口部11が形成された窒化珪素膜10
をマスクとしてガードリング4を形成し、この後、同じ
窒化珪素膜10をマスクとしてガードリング4表面に厚い
酸化珪素膜12を形成し、次に、厚い酸化珪素膜12をマス
クとしてチャンネルストップ層6を形成し、この後、同
じ厚い酸化珪素膜12をマスクとしてショットキバリヤダ
イオードの接合部となるべき領域の薄い酸化珪素膜20を
エッチングするので、ガードリング4とチャンネルスト
ップ層6とショットキバリヤダイオードの接合部の形状
が、マスク合わせによらず、基本的には窒化珪素膜10だ
けで決まる。このため、マスク合わせずれを考慮するこ
となく、微細なショットキバリヤダイオードを形状のば
らつきなく容易に製造することができる。
なお、上記実施例では、p形シリコン基板を用いる場
合について示したが、この代わりにn形シリコン基板を
用いてもよく、この場合には、ガードリングはp形不純
物拡散層からなり、チャンネルストップ層はn形不純物
拡散層からなる。
また、上記実施例では、金属電極8を形成する場合に
ついて示したが、開口部15および厚い酸化珪素膜12表面
にスパッタリング法などにより直接シリサイド膜を形成
し、このシリサイド膜を写真蝕刻法により加工してシリ
サイド電極を形成するようにしてもよい。また、このよ
うにシリサイド膜そのものを形成するのではなく、開口
部15および厚い酸化珪素膜12表面にスパッタリング法な
どにより白金やパラジウムなどの金属膜を形成した後熱
処理によってシリサイドを作り、未反応の金属をエッチ
ングすることによりシリサイド電極を形成するようにし
てもよい。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、第1開口部が形成さ
れた第2絶縁膜をマスクとしてガード層を形成し、この
後、同じ第2絶縁膜をマスクとしてガード層表面に第1
絶縁膜の膜厚より厚い膜厚の第3絶縁膜を形成し、次
に、第3絶縁膜をマスクとしてチャンネルストップ層を
形成し、この後、同じ第3絶縁膜をマスクとしてショッ
トキバリヤダイオードの接合部となるべき領域の第1絶
縁膜を選択的に除去するので、ショットキバリヤダイオ
ードの形状が、マスク合わせによらず、基本的には第1
開口部が形成された第2絶縁膜だけで決まる。このた
め、マスク合わせずれを考慮することなく、微細なショ
ットキバリヤダイオードを形状のばらつきなく容易に製
造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1A図〜第1D図は、この発明の実施例であるショッキバ
リヤダイオードの製造方法を示す工程断面図である。 第2A図〜第2D図は、従来のショットキバリヤダイオード
の製造方法を示す工程断面図である。 図において、1はp形シリコン基板、20は薄い酸化珪素
膜、4はガードリング、6はチャンネルストップ層、8
は金属電極、10は窒化珪素膜、12は厚い酸化珪素膜、1
3,14はレジストパターンである。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1導電形の半導体基板表面に第1絶縁膜
    を形成する工程と、 前記第1絶縁膜表面に第2絶縁膜を形成する工程と、 前記第2絶縁膜の所定部に前記第1絶縁膜が露出した第
    1開口部を形成する工程と、 前記第2絶縁膜をマスクとして前記第1開口部から第2
    導電形の不純物を前記半導体基板の表面領域に導入して
    ガード層を形成する工程と、 前記第2絶縁膜をマスクとして前記第1開口部の前記第
    1絶縁膜を選択的に酸化して前記ガード層表面に該第1
    絶縁膜の膜厚より厚い膜厚の第3絶縁膜を形成する工程
    と、 前記第2絶縁膜を除去する工程と、 前記第1および第3絶縁膜表面の所定部に第1レジスト
    パターンを形成する工程と、 前記第3絶縁膜および前記第1レジストパターンをマス
    クとして前記半導体基板の表面領域に第1導電形の不純
    物を導入してチャンネルストップ層を形成する工程と、 前記第1レジストパターンを除去する工程と、 前記第1および第3絶縁膜表面の所定部に第2レジスト
    パターンを形成する工程と、 前記第3絶縁膜および前記第2レジストパターンをマス
    クとして前記第1絶縁膜を選択的に除去して、前記半導
    体基板および前記ガード層が露出した第2開口部を形成
    する工程と、 前記第2開口部に金属またはシリサイドからなる電極を
    形成する工程とを備えたショットキバリヤダイオードの
    製造方法。
  2. 【請求項2】前記半導体基板は珪素基板である特許請求
    の範囲第1項記載のショットキバリヤダイオードの製造
    方法。
  3. 【請求項3】前記第1絶縁膜は酸化珪素膜である特許請
    求の範囲第1項または第2項記載のショットキバリヤダ
    イオードの製造方法。
  4. 【請求項4】前記第2絶縁膜は窒化珪素膜である特許請
    求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載のショッ
    トキバリヤダイオードの製造方法。
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