JPH0475346A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH0475346A JPH0475346A JP18982390A JP18982390A JPH0475346A JP H0475346 A JPH0475346 A JP H0475346A JP 18982390 A JP18982390 A JP 18982390A JP 18982390 A JP18982390 A JP 18982390A JP H0475346 A JPH0475346 A JP H0475346A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は半導体装置の製造方法に関し、特にバイポーラ
トランジスタの製造方法に関する。
トランジスタの製造方法に関する。
[従来の技術]
従来のバイポーラトランジスタの製造方法を第3図に示
す。なお、ここではNPN )ランジスタの例を示す。
す。なお、ここではNPN )ランジスタの例を示す。
先ず、第3図(a)のように、P型半導体基板(シリコ
ンサブストレート)1の一部にN型埋込領域2を形成し
、N型エピタキシャル層3を成長した後、このエピタキ
シャル層の表面からP型拡散領域4を形成し、選択的酸
化によって厚いシリコン酸化膜7を形成することにより
、電気的に分離されたN型の島が形成される。
ンサブストレート)1の一部にN型埋込領域2を形成し
、N型エピタキシャル層3を成長した後、このエピタキ
シャル層の表面からP型拡散領域4を形成し、選択的酸
化によって厚いシリコン酸化膜7を形成することにより
、電気的に分離されたN型の島が形成される。
さらに、リン等のN型不純物の拡散によりコレクタ拡散
領域8を形成し、また薄いシリコン酸化膜9を介したP
型不純物のイオン注入を行ってべ一ス不純物を導入し、
熱処理することによりベース拡散領域10を形成する。
領域8を形成し、また薄いシリコン酸化膜9を介したP
型不純物のイオン注入を行ってべ一ス不純物を導入し、
熱処理することによりベース拡散領域10を形成する。
次に、第3図(b)のように、薄いシリコン酸化膜9に
エミッタ開口部9aを設けた後、全面に多結晶シリコン
膜11を成長させ、かつこの多結晶シリコン膜11にN
型不純物をイオン注入する。
エミッタ開口部9aを設けた後、全面に多結晶シリコン
膜11を成長させ、かつこの多結晶シリコン膜11にN
型不純物をイオン注入する。
次に、第3図(C)のように、多結晶シリコン膜11を
バターニングし、かつこの多結晶シリコン膜11からシ
リコン酸化膜9のエミッタ開口部9aを介してN型不純
物を拡散することによりエミッタ拡散領域12を形成す
る。さらに、フォトレジスト16をマスクにしてベース
拡散領域10の一部にP型不純物をイオン注入し、熱処
理を行うことによりベース高濃度領域17を形成する。
バターニングし、かつこの多結晶シリコン膜11からシ
リコン酸化膜9のエミッタ開口部9aを介してN型不純
物を拡散することによりエミッタ拡散領域12を形成す
る。さらに、フォトレジスト16をマスクにしてベース
拡散領域10の一部にP型不純物をイオン注入し、熱処
理を行うことによりベース高濃度領域17を形成する。
最後に、第3図(d)のように、層間絶縁膜20を成長
し、これにエミッタ、コレクタそれぞれにつながるコン
タクト孔を開口し、配線電極21を形成することにより
、NPNバイポーラトランジスタが完成される。
し、これにエミッタ、コレクタそれぞれにつながるコン
タクト孔を開口し、配線電極21を形成することにより
、NPNバイポーラトランジスタが完成される。
〔発明が解決しようとする課題]
この従来のバイポーラトランジスタの製造方法では、ベ
ース高濃度領域17を形成する際の位置決め精度は、フ
ォトレジスト16のマスクを形成する際のフォトリソグ
ラフィ技術の目合わせ精度に依存する。ところで、ベー
ス高濃稟領域17がエミッタ拡散領域12と接触すると
、エミッタとベース間の耐圧低下やエミッタとベース間
のリーク等の問題が生じかねない。そこで、ベース高濃
度領域は目合わせ誤差に対する余裕を見込んでエミッタ
から幾分大きく離して形成されていた。
ース高濃度領域17を形成する際の位置決め精度は、フ
ォトレジスト16のマスクを形成する際のフォトリソグ
ラフィ技術の目合わせ精度に依存する。ところで、ベー
ス高濃稟領域17がエミッタ拡散領域12と接触すると
、エミッタとベース間の耐圧低下やエミッタとベース間
のリーク等の問題が生じかねない。そこで、ベース高濃
度領域は目合わせ誤差に対する余裕を見込んでエミッタ
から幾分大きく離して形成されていた。
しかし、ベース高濃度領域17をエミッタ拡散領域12
から離すとベース抵抗が大きくなり、トランジスタの動
作速度が遅くなるという問題がある。また、当然その分
だけトランジスタサイズが大きくなるので、素子の微細
化、集積化の妨げにもなっていた。
から離すとベース抵抗が大きくなり、トランジスタの動
作速度が遅くなるという問題がある。また、当然その分
だけトランジスタサイズが大きくなるので、素子の微細
化、集積化の妨げにもなっていた。
本発明の目的はヘース抵抗を低減するとともに、素子の
微細化を可能とした半導体装置の製造方法を提供するこ
とにある。
微細化を可能とした半導体装置の製造方法を提供するこ
とにある。
本発明の半導体装置の製造方法は、コレクタ領域として
の一導電型の半導体層に逆導電型のベース拡散領域を形
成する工程と、このベース拡散領域の上の酸化膜の一部
に窓を開口し、この窓を含む領域に一導電型の不純物を
含む多結晶シリコン膜を選択的に形成する工程と、この
多結晶シリコン膜を通して前記ベース拡散領域に一導電
型のエミッタ拡散領域を形成する工程と、前記多結晶シ
リコン膜の側面に酸化膜を選択的に形成したサイドウオ
ールを形成する工程と、前記多結晶シリコン膜およびサ
イドウオールを利用した自己整合法により前記ベース拡
散領域の上面に金属シリサイドを形成する工程とを含ん
でいる。
の一導電型の半導体層に逆導電型のベース拡散領域を形
成する工程と、このベース拡散領域の上の酸化膜の一部
に窓を開口し、この窓を含む領域に一導電型の不純物を
含む多結晶シリコン膜を選択的に形成する工程と、この
多結晶シリコン膜を通して前記ベース拡散領域に一導電
型のエミッタ拡散領域を形成する工程と、前記多結晶シ
リコン膜の側面に酸化膜を選択的に形成したサイドウオ
ールを形成する工程と、前記多結晶シリコン膜およびサ
イドウオールを利用した自己整合法により前記ベース拡
散領域の上面に金属シリサイドを形成する工程とを含ん
でいる。
本発明方法によれば、エミッタ拡散領域を形成するため
の多結晶シリコン膜の側面に設けたサイドウオールを利
用して自己整合的にベース拡散領域に接続される金属シ
リサイドを形成するので、サイドウオールによってエミ
ッタとベースとの接触を防止し、両者の間隔を短縮する
とともに同時に金属シリサイドを形成することができ、
ベース抵抗の低減および微細化が実現できる。
の多結晶シリコン膜の側面に設けたサイドウオールを利
用して自己整合的にベース拡散領域に接続される金属シ
リサイドを形成するので、サイドウオールによってエミ
ッタとベースとの接触を防止し、両者の間隔を短縮する
とともに同時に金属シリサイドを形成することができ、
ベース抵抗の低減および微細化が実現できる。
次に、本発明を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の第1実施例を製造工程順に示す断面図
である。
である。
先ず、第1図(a)のように、P型半導体基板(シリコ
ンサブストレート)1の素子形成領域にN型埋込領域2
を形成し、かっこの上にN型エピタキシャル層3を成長
する。このエピタキシャル層3には、素子形成領域の境
界部にP型拡散領域4を形成し、かつ全面にシリコン酸
化膜5を形成した上で、素子形成領域にシリコン窒化膜
6を選択的に形成する。
ンサブストレート)1の素子形成領域にN型埋込領域2
を形成し、かっこの上にN型エピタキシャル層3を成長
する。このエピタキシャル層3には、素子形成領域の境
界部にP型拡散領域4を形成し、かつ全面にシリコン酸
化膜5を形成した上で、素子形成領域にシリコン窒化膜
6を選択的に形成する。
次に、第1図(b)のように、前記シリコン窒化膜6を
マスクにしてエピタキシャル層3の選択酸化し、素子形
成領域の境界部に厚いシリコン酸化膜7を形成する。こ
のとき、前記P型拡散領域4はP型半導体基板1につな
がり、これで電気的に分離されたN型の島が形成される
。
マスクにしてエピタキシャル層3の選択酸化し、素子形
成領域の境界部に厚いシリコン酸化膜7を形成する。こ
のとき、前記P型拡散領域4はP型半導体基板1につな
がり、これで電気的に分離されたN型の島が形成される
。
次に、第1図(c)のように、前記シリコン窒化膜6お
よびシリコン酸化膜5の一部に宮をあけ、この窓を通し
てリン等のN型不純物を拡散して前記N型埋込領域2に
つながるコレクタ拡散領域8を形成する。
よびシリコン酸化膜5の一部に宮をあけ、この窓を通し
てリン等のN型不純物を拡散して前記N型埋込領域2に
つながるコレクタ拡散領域8を形成する。
さらに、第1図(d)のように、前記シリコン窒化膜6
およびシリコン酸化膜5を除去し、あらためてシリコン
酸化膜9を形成する。そして、このシリコン酸化膜9を
通してエピタキシャル層3にP型不純物を選択的にイオ
ン注入し、かつ熱処理することによりP型ベース拡散領
域10を形成する。
およびシリコン酸化膜5を除去し、あらためてシリコン
酸化膜9を形成する。そして、このシリコン酸化膜9を
通してエピタキシャル層3にP型不純物を選択的にイオ
ン注入し、かつ熱処理することによりP型ベース拡散領
域10を形成する。
次に、第1図(e)のように、ベース拡散領域10上に
おいて前記シリコン酸化膜9の一部にエミッタ開孔部と
しての窓9aを開口し、かつ全面に多結晶シリコン膜1
1を形成する。そして、この多結晶シリコン膜11に砒
素を注入し、かつこの多結晶シリコン膜11からエミッ
タ開孔部9aを通して砒素をP型ベース拡散領域9に導
入することで、N゛型エミッタ拡散領域12を形成する
。
おいて前記シリコン酸化膜9の一部にエミッタ開孔部と
しての窓9aを開口し、かつ全面に多結晶シリコン膜1
1を形成する。そして、この多結晶シリコン膜11に砒
素を注入し、かつこの多結晶シリコン膜11からエミッ
タ開孔部9aを通して砒素をP型ベース拡散領域9に導
入することで、N゛型エミッタ拡散領域12を形成する
。
次いで、第1図(f)のように、前記多結晶シリコン膜
11の上にシリコン酸化膜13を形成し、さらに第1図
(g)のように、フォトリソグラフィ技術により、エミ
ッタ拡散領域12を含む領域だけ残すようにフォトレジ
スト14を形成し、これをマスクにして前記シリコン酸
化膜13と多結晶シリコン膜11をエツチングする。そ
の上で、全面にシリコン酸化膜15を形成する。
11の上にシリコン酸化膜13を形成し、さらに第1図
(g)のように、フォトリソグラフィ技術により、エミ
ッタ拡散領域12を含む領域だけ残すようにフォトレジ
スト14を形成し、これをマスクにして前記シリコン酸
化膜13と多結晶シリコン膜11をエツチングする。そ
の上で、全面にシリコン酸化膜15を形成する。
次に、第1図(h)のように、ベース電極を形成する側
の前記多結晶シリコン膜11を含む領域以外を覆うよう
にフォトレジスト16を形成し、このフォトレジスト1
6を用いた選択異方性エツチングを行って前記シリコン
酸化膜15の一部をエツチング除去する。これにより、
エミッタ形成用の多結晶シリコン膜11の一側面に前記
シリコン酸化膜15が残されたサイドウオール15aが
形成される。同時に前記P型ベース拡散領域10の一部
が露出される。
の前記多結晶シリコン膜11を含む領域以外を覆うよう
にフォトレジスト16を形成し、このフォトレジスト1
6を用いた選択異方性エツチングを行って前記シリコン
酸化膜15の一部をエツチング除去する。これにより、
エミッタ形成用の多結晶シリコン膜11の一側面に前記
シリコン酸化膜15が残されたサイドウオール15aが
形成される。同時に前記P型ベース拡散領域10の一部
が露出される。
次いで、この露呈されたP型ベース拡散領域10に対し
てボロンをイオン注入し、第1図(i)のように、P゛
型ベース高濃度領域17を形成する。
てボロンをイオン注入し、第1図(i)のように、P゛
型ベース高濃度領域17を形成する。
そして、前記フォトレジスト16を除去した後、全面に
チタンをスパッタ形成してチタン膜18を形成する。
チタンをスパッタ形成してチタン膜18を形成する。
その後、第1図(j)のように、熱処理を行い、ベース
高濃度領域17の表面にチタンシリサイド19を形成す
る。
高濃度領域17の表面にチタンシリサイド19を形成す
る。
最後に、第1図(k)のように、全面に層間絶縁膜20
を形成し、コレクタ、エミッタ、ベースの各コンタクト
孔を開口した後、それぞれに配線電極21を形成して完
成される。
を形成し、コレクタ、エミッタ、ベースの各コンタクト
孔を開口した後、それぞれに配線電極21を形成して完
成される。
この製造方法によれば、ベース高濃度領域17の形成に
際しては、エミッタ多結晶シリコン膜11の一例に形成
したサイドウオール15aを利用して自己整合的に形成
することができるので、ベース高濃度領域17とエミッ
タ拡散領域12とを短絡することなく可及的に短縮する
ことができ、ベース抵抗の低減、微細かが可能となる。
際しては、エミッタ多結晶シリコン膜11の一例に形成
したサイドウオール15aを利用して自己整合的に形成
することができるので、ベース高濃度領域17とエミッ
タ拡散領域12とを短絡することなく可及的に短縮する
ことができ、ベース抵抗の低減、微細かが可能となる。
また、同様にサイドウオール15aを利用した自己整合
法によってベース高濃度領域17の表面にチタンシリサ
イド19を設けているので、ベース抵抗を更に低減でき
、トランジスタの動作速度を速くすることが可能となる
。
法によってベース高濃度領域17の表面にチタンシリサ
イド19を設けているので、ベース抵抗を更に低減でき
、トランジスタの動作速度を速くすることが可能となる
。
第2図は本発明の第2実施例を製造工程順に示す断面図
である。なお、第1実施例と等価な部分には同一符号を
付しである。
である。なお、第1実施例と等価な部分には同一符号を
付しである。
この実施例では、第1図(a)ないしくd)の工程を行
った後、第2図(a)のように、表面のシリコン酸化膜
5を除去し、エピタキシャル層3の表面に直接多結晶シ
リコン膜11を形成する。
った後、第2図(a)のように、表面のシリコン酸化膜
5を除去し、エピタキシャル層3の表面に直接多結晶シ
リコン膜11を形成する。
そして、この多結晶シリコン膜11に砒素を注入する。
次いで、第2図(b)のように、多結晶シリコン膜11
の上にタングステンシリサイド膜22とシリコン酸化膜
23を順次形成する。そして、第2図(C)のように、
これらの膜からなる多層膜をエミッタ形成領域だけ残す
ようにパターン形成し、その上で全面にシリコン酸化膜
15を形成する。その後、前記P型ベース拡散領域10
以外の領域をフォトレジスト16で覆う。
の上にタングステンシリサイド膜22とシリコン酸化膜
23を順次形成する。そして、第2図(C)のように、
これらの膜からなる多層膜をエミッタ形成領域だけ残す
ようにパターン形成し、その上で全面にシリコン酸化膜
15を形成する。その後、前記P型ベース拡散領域10
以外の領域をフォトレジスト16で覆う。
次いで、第2図(d)のように、フォトレジスト16で
シリコン酸化膜15を異方性エツチングし、ベース拡散
領域10上のシリコン酸化膜15を除去するとともに、
エミッタ形成領域に存在しでいる多層膜の側面にシリコ
ン酸化膜15を残してサイドウオール15aを形成する
。
シリコン酸化膜15を異方性エツチングし、ベース拡散
領域10上のシリコン酸化膜15を除去するとともに、
エミッタ形成領域に存在しでいる多層膜の側面にシリコ
ン酸化膜15を残してサイドウオール15aを形成する
。
次いで、第2図(e)のように、全面にチタン膜18を
形成し、かつこれを熱処理することで第2図(f)のよ
うに、ベース拡散領域10の上面にのみチタンシリサイ
ド19を形成する。シリサイド化されないチタン膜18
はその後除去する。
形成し、かつこれを熱処理することで第2図(f)のよ
うに、ベース拡散領域10の上面にのみチタンシリサイ
ド19を形成する。シリサイド化されないチタン膜18
はその後除去する。
この熱処理と同時に多層構造の多結晶シリコン膜11か
ら砒素がエピタキシャルN3に拡散し、N゛型エミッタ
拡散領域12が形成される。
ら砒素がエピタキシャルN3に拡散し、N゛型エミッタ
拡散領域12が形成される。
しかる後、第2図(g)のように、層間絶縁膜20を形
成し、かつコレクタ、エミッタ、ベースにコンタクト孔
を開口し、それぞれに電極配線21を形成することで、
トランジスタが完成される。
成し、かつコレクタ、エミッタ、ベースにコンタクト孔
を開口し、それぞれに電極配線21を形成することで、
トランジスタが完成される。
この実施例においても、ベースコンタクトの形成に際し
ては、エミッタ拡散領域12を形成するエミッタ多結晶
シリコン膜11を含む多層膜の側面に設けたサイドウオ
ール15aを利用した自己整合法により形成しているの
で、エミッタ拡散領域への短絡を防止する一方でエミッ
タ拡散領域との距離を短縮することができ、ベース抵抗
の低減、微細化が可能となる。また、ベースコンタクト
にチタンシリサイド19を形成することで、ベース抵抗
を低減することができることは第1実施例と同じである
。
ては、エミッタ拡散領域12を形成するエミッタ多結晶
シリコン膜11を含む多層膜の側面に設けたサイドウオ
ール15aを利用した自己整合法により形成しているの
で、エミッタ拡散領域への短絡を防止する一方でエミッ
タ拡散領域との距離を短縮することができ、ベース抵抗
の低減、微細化が可能となる。また、ベースコンタクト
にチタンシリサイド19を形成することで、ベース抵抗
を低減することができることは第1実施例と同じである
。
また、この実施例では、エミッタ電極においては、多結
晶シリコン膜11とタングステンシリサイド膜22の2
層構造となっており、エミッタ抵抗を低減することがで
きる。
晶シリコン膜11とタングステンシリサイド膜22の2
層構造となっており、エミッタ抵抗を低減することがで
きる。
以上説明したように本発明は、エミッタ拡散領域を形成
するための多結晶シリコン膜の側面にサイドウオールを
設け、このサイドウオールを利用して自己整合的にベー
ス拡散領域に接続される金属シリサイドを形成している
ので、サイドウオールによってエミッタとベースとの接
触を防止することが可能となり、両者の間陽を短縮する
とともに同時に金属シリサイドを形成することでベース
抵抗を十分低くでき、トランジスタの動作速度を速くす
ることができる。加えて、素子の微細化。
するための多結晶シリコン膜の側面にサイドウオールを
設け、このサイドウオールを利用して自己整合的にベー
ス拡散領域に接続される金属シリサイドを形成している
ので、サイドウオールによってエミッタとベースとの接
触を防止することが可能となり、両者の間陽を短縮する
とともに同時に金属シリサイドを形成することでベース
抵抗を十分低くでき、トランジスタの動作速度を速くす
ることができる。加えて、素子の微細化。
集積化が可能となる。
第1図(a)ないしくk)は本発明の第1実施例を製造
工程順に示す断面図、第2図(a)ないしくg)は本発
明の第2実施例を工程順に示す断面図、第3図(a)な
いしくd)は従来の製造方法の工程一部を示す断面図で
ある。 1・・・P型半導体基板、2・・・N型埋込領域、3・
・・N型エピタキシャル層、4・・・P型拡散領域、5
・・・シリコン酸化膜、6・・・シリコン窒化膜、7・
・・シリコン酸化膜、8・・・コレクタ拡散領域、9・
・・シリコン酸化膜、9a・・・エミッタ開孔部、10
・・・P型ベース拡散領域、11・・・多結晶シリコン
膜、12・・・N゛エミッタ拡散領域、13・・・シリ
コン酸化膜、14・・・フォトレジスト、15・・・シ
リコン酸化膜、16・・・フォトレジスト、17・・・
ベース高濃度領域、18・・・チタン膜、19・・・チ
タンシリサイド、20・・・層間絶縁膜、21・・・配
線電極、22・・・タングステンシリサイド膜、23・
・・シリコン酸化膜。
工程順に示す断面図、第2図(a)ないしくg)は本発
明の第2実施例を工程順に示す断面図、第3図(a)な
いしくd)は従来の製造方法の工程一部を示す断面図で
ある。 1・・・P型半導体基板、2・・・N型埋込領域、3・
・・N型エピタキシャル層、4・・・P型拡散領域、5
・・・シリコン酸化膜、6・・・シリコン窒化膜、7・
・・シリコン酸化膜、8・・・コレクタ拡散領域、9・
・・シリコン酸化膜、9a・・・エミッタ開孔部、10
・・・P型ベース拡散領域、11・・・多結晶シリコン
膜、12・・・N゛エミッタ拡散領域、13・・・シリ
コン酸化膜、14・・・フォトレジスト、15・・・シ
リコン酸化膜、16・・・フォトレジスト、17・・・
ベース高濃度領域、18・・・チタン膜、19・・・チ
タンシリサイド、20・・・層間絶縁膜、21・・・配
線電極、22・・・タングステンシリサイド膜、23・
・・シリコン酸化膜。
Claims (1)
- 1、コレクタ領域としての一導電型の半導体層に逆導電
型のベース拡散領域を形成する工程と、このベース拡散
領域の上の酸化膜の一部に窓を開口し、この窓を含む領
域に一導電型の不純物を含む多結晶シリコン膜を選択的
に形成する工程と、この多結晶シリコン膜を通して前記
ベース拡散領域に一導電型のエミッタ拡散領域を形成す
る工程と、前記多結晶シリコン膜の側面に酸化膜を選択
的に形成したサイドウォールを形成する工程と、前記多
結晶シリコン膜およびサイドウォールを利用した自己整
合法により前記ベース拡散領域の上面に金属シリサイド
を形成する工程とを含むことを特徴とする半導体装置の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18982390A JPH0475346A (ja) | 1990-07-18 | 1990-07-18 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18982390A JPH0475346A (ja) | 1990-07-18 | 1990-07-18 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0475346A true JPH0475346A (ja) | 1992-03-10 |
Family
ID=16247807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18982390A Pending JPH0475346A (ja) | 1990-07-18 | 1990-07-18 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0475346A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5589321A (en) * | 1993-07-20 | 1996-12-31 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Method of and apparatus for controlling drying of photographic material |
CN103594499A (zh) * | 2013-10-16 | 2014-02-19 | 无锡市晶源微电子有限公司 | 一种多晶硅发射极BiCMOS工艺中减小发射极电阻的NPN管结构 |
-
1990
- 1990-07-18 JP JP18982390A patent/JPH0475346A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5589321A (en) * | 1993-07-20 | 1996-12-31 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Method of and apparatus for controlling drying of photographic material |
CN103594499A (zh) * | 2013-10-16 | 2014-02-19 | 无锡市晶源微电子有限公司 | 一种多晶硅发射极BiCMOS工艺中减小发射极电阻的NPN管结构 |
CN103594499B (zh) * | 2013-10-16 | 2016-02-03 | 无锡市晶源微电子有限公司 | 一种多晶硅发射极BiCMOS工艺中减小发射极电阻的NPN管结构 |
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