JPH0384648A - データ伝送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はデータ伝送装置の診断に利用する。本発明はフ
ァームウェアにより制御される装置の診断情報の自動収
集に関する。

〔概要〕

本発明は上位装置と下位装置とをデータ伝送路を介して
接続するデータ伝送装置において、上位装置側からデー
タ伝送路を介して診断情報収集契機を設定し、診断情報
を収集したときには上位装置に対して情報を収集したこ
とを通知するとともに収集した情報を転送することによ
り、装置の運転を中断または停止をすることなく、制御
ファームウェアの任意の場所に装置の状態を判断して診
断情報を収集する収集契機を設定し、収集データをタイ
ムリーに採取できるようにしたものである。

〔従来の技術〕

従来、この種の診断方式は各種のエラー発生時に固定的
に情報収集箇所を設定し、収集した診断情報はエラー発
生後人手によりメモリダンプを取るなどの操作により採
取していた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来の診断方式は、エラー発生時に固定的に診
断情報の収集契機を設定するため、障害調査などのため
に任意の地点で診断情報の収集を行いたい場合、−旦装
置の運転を止めて制御ファームウェアにバッチを入れる
などの操作が必要であり、しかもその時点での装置の状
態を判断して診断情報を収集することができず、また、
上位装置を知ることや外見により診断情報が収集された
ことを知ることが困難であるため収集されたデータをタ
イムリーに採取し解析することができない欠点がある。

本発明はこのような欠点を除去するもので、装置の運転
を停止することなく収集契機を設定し、その時点での装
置の状態を判断して診断情報を収集することができる装
置を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、マイクロプロセッサおよび制御ファームウェ
アを備え、上位装置と下位装置とをデータ伝送路を介し
て接続するデータ伝送装置において、前記データ伝送路
を介して診断情報を収集するアドレスおよびレジスタの
種別と期待値とを前記上位装置からの命令により設定す
る収集契機設定手段と、前記マイクロプロセッサが前記
制御ファームウェア中に指定されたアドレスを実行して
いるときに、指定された種別のレジスタについてその値
と前記期待値とを比較し、一致したときに自装置の診断
情報を収集する自動収集手段と、診断情報を収集したこ
とを前記データ伝送路を介して前記上位装置に通知し、
その診断情報を転送する上位通知転送手段とを備えたこ
とを特徴とする。

〔作用〕

通常のデータ伝送路を介して装置の運転を止めずに診断
情報の収集契機（収集アドレスおよびレジスタの種別と
期待値）を設定し、設定された収集契機となるアドレス
で指定されたレジスタの値と期待値とを比較して真なら
ば診断情報を自動的に収集してデータ伝送路を介して上
位装置に情報収集をしたことを通知するとともに収集し
た診断情報を上位装置へ転送する。

これにより、装置の運転を中断または停止することなく
、データ伝送装置の制御ファームウェアの任意の場所に
装置の状態を判断して診断情報を収集する収集契機を設
定し、収集データをタイムリーに採取することができる
。

〔実施例〕

次に、本発明実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明実施例の構成を示すブロック図である。

本発明実施例は、マイクロプロセッサ９および制御ファ
ームウェア８を備え、さらに本発明の特徴として、デー
タ伝送路２を介して診断情報を収集するアドレスおよび
レジスタの種別と期待値とを上位装置１からの命令によ
り設定する収集契機設定手段５と、マイクロプロセッサ
９が制御ファームウェア８中の任意に指定されたアドレ
スを実行しているときに、外部より指定された種別のレ
ジスタについてその値と前記期待値とを比較し、一致し
たときに自装置の診断情報を収集する自動収集手段６と
、診断情報を収集したことをデータ伝送路２を介して上
位装置１に通知し、その診断情報を転送する上位通知転
送手段７とを備える。

次に、このように構成された本発明実施例の動作につい
て説明する。第２図は本発明実施例の動作の流れを示す
流れ図である。

コンピュータなどの上位装置１はデータ伝送路２を介し
て通常のコマンドと同様にデータ伝送装置３に対して診
断情報の収集契機となる制御ファームウェア８中のアド
レス、およびデータ伝送装置３の状態を判断するための
レジスタの種別とその期待値とを与える。データ伝送装
置３の収集契機設定手段５は、与えられたアドレスに従
い制御ファームウェア８内に収集契機を設定する。

装置の運転中に収集契機となるアドレスにさしかかると
、制御ファームウェア８は自動収集手段６により指定さ
れているレジスタの値を読み取り期待値と比較し、値が
真であれば自動的に自装置の診断に必要な各種の情報を
収集してバッファに格納する。

次に、上位通知転送手段７によって診断情報が収集され
たことが上位装置１に対してデータ伝送路２を使用して
報告される。上位装置１はその報告がなされるとデータ
伝送路２を通して診断情報の転送をデータ伝送装置３に
対して命令し、データ伝送装置３は上位通知転送手段７
によって格納されている診断情報を上位装置１へ転送す
る。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、上位装置側から通
常のデータ伝送路を介して診断情報収集契機を設定する
ことにより、データ伝送装置の制御ファームウェア中の
任意の場所に装置の状態を判断して診断情報を収集する
収集契機を装置の運転を中断または停止することなく設
定することができ、また診断情報収集時に通常のデータ
伝送路を介して情報収集したことを報告し収集情報を転
送することにより、装置の運転を止めることなく収集デ
ータをタイムリーに採取できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の構成を示すブロック図。 第２図は本発明実施例の動作の流れを示す流れ図。 １・・・上位装置、２・・・データ伝送路、３・・・デ
ータ伝送装置、４・・・下位側データ伝送路、５・・・
収集契機設定手段、６・・・自動収集手段、７・・・上
位通知転送手段、８・・・制御ファームウェア、９・・
・マイクロプロセッサ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、マイクロプロセッサおよび制御ファームウェアを備
   え、 上位装置と下位装置とをデータ伝送路を介して接続する
   データ伝送装置において、 前記データ伝送路を介して診断情報を収集するアドレス
   およびレジスタの種別と期待値とを前記上位装置からの
   命令により設定する収集契機設定手段と、 前記マイクロプロセッサが前記制御ファームウェア中に
   指定されたアドレスを実行しているときに、指定された
   種別のレジスタについてその値と前記期待値とを比較し
   、一致したときに自装置の診断情報を収集する自動収集
   手段と、 診断情報を収集したことを前記データ伝送路を介して前
   記上位装置に通知し、その診断情報を転送する上位通知
   転送手段と を備えたことを特徴とするデータ伝送装置。