JPH0383900A - 単結晶炭化ケイ素繊維及びその製造方法 - Google Patents

単結晶炭化ケイ素繊維及びその製造方法

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JPH0383900A
JPH0383900A JP2177217A JP17721790A JPH0383900A JP H0383900 A JPH0383900 A JP H0383900A JP 2177217 A JP2177217 A JP 2177217A JP 17721790 A JP17721790 A JP 17721790A JP H0383900 A JPH0383900 A JP H0383900A
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silica
carbon
binder
temperature
catalyst
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JP2177217A
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Jean-Pierre Disson
ジヤン―ピエール・デイソン
Roland Bachelard
ロラン・バシユラール
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Atochem SA
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    • C30B29/00Single crystals or homogeneous polycrystalline material with defined structure characterised by the material or by their shape
    • C30B29/60Single crystals or homogeneous polycrystalline material with defined structure characterised by the material or by their shape characterised by shape
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    • C30BSINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、単結晶炭化ケイ素繊維及び同繊維の製造方法
に関する。
炭化ケイ素の単結晶繊維またはウィスカーの製造は多く
の文献で述べられている。よく見られる技術は、V、t
、S、法(気相−液体触媒−結晶化した固相率に於ける
ウィスカーの成長)で、シリカ、炭素及び特に鉄などの
金属触媒から、単結晶繊維を調製することからなる。こ
の技術の説明がMilewski□らによって例えばJ
ournal of MaterialsScienc
e 20 (1985) pp、1160−1166に
記載されている。この文献では、触媒被覆されたグラフ
ァイト担体が用いられ、メタン、水素、−酸化炭素及び
窒素からなるガス流を、この担体触媒及びシリカ及び炭
素を含浸させた多孔プレートを含む反応器中に注入する
。反応条件に依存して、径1〜8μ「及び長さ10〜2
0mmの範囲のウィスカーが得られ、好ましくは少量の
窒素[水素9%〜80%以下で、残りがC0(10%)
、5iO(0,5%)、CIl、(0,5%)で100
%になる]を使用すると、球状または双晶または分校ウ
ィスカーが得られる。  [op、cit、page 
1165]仏国特許第2,592,399号明細書では
、金属触媒、炭素及びケイ素からまたは炭素及びケイ素
の混合物から形成されるプレアロイ与り触媒を利用して
炭化ケイ素ウィスカーを製造することが提案されイ素及
び炭素を含有するガスをこの雰囲気に導入して、十分な
温度を保持する間、これらのガス流速を維持してウィス
カーを成長し、!f&にウィスカーを冷却する。
仏画特許第2,573,444号明細書は特に、カーボ
ンブラックの特性、及びケイ素源とカーボンブラックを
混合し次いでこの混合物を非酸化雰囲気中で加熱するこ
とからなる方法で得られる繊維の特性に及ぼすカーボン
ブラックの効果に関する。
仏画特許第2,552,024号明M書では、シリカゲ
ル、少なくとも1種の金属(鉄、ニッケルまたはコバル
ト)の水溶性化合物及び特定のカーボンブラックを混合
し、非酸化雰囲気中1300〜1700℃でこの混合物
を加熱することを提案している。この特許は、ウィスカ
ー結晶の伸長を改良するために塩化ナトリウムを添加す
ることを勧めている。得られた結晶(β−SiC)は径
が0.2〜0.5μMで長さが200〜300μmであ
った。
仏画特′許第2,574.775号明細書では、酸で前
処*IX 理し且つ連焼したシリアルのボールをガス状窒素にさら
し、次いで形成された窒化ケイ素を排除し、残った炭素
にケイ素及び炭素を添加し、全体を非酸化雰囲気中で加
熱して炭化ケイ素ウィスカーを得ている。
欧州特許第0.179,870号明細書では、炭化ケイ
素はシリカ、炭素粉及びニオブ、タンタル及びこれらの
混合物の金属触媒がら形成される。反応は1400〜1
900℃で行われる。
欧州特許第0.272,773号明細書では、シリコン
を含む生成物を予め決めておいた形に成形し、次いで少
なくとも水素70%を含む雰囲気中”N1400〜17
00°Cの温度で炭素と共に加熱している。この雰囲気
はまた窒素を含んでいてもよい、得られたウィスカーは
径0.1〜0゜5μmの範囲であり、長さは50〜40
0μ簿で、アスペクト比は500〜800であった。
仏画特許第2,097,792号明細書では、ハロゲン
を含む水素流をまず1100〜1550℃に加熱し粉末
金属シリコン上を通過させ、次いでシリコンを含むガス
を1100〜1550℃に加熱しコールパウダー上を通
過させることにより、最後に基材上にウィスカーが成長
する。
仏画特許第2,150,393号明細書では、グラファ
イト及び粉末シリコンでコートした基材が用いられ、水
素、窒素、炭化水素及びハロゲン化水素酸を含むガス相
からウィスカーが成長する。
本発明は、本質的にβ結晶種(βcrystal l 
1nevar 1ety)からなり、本質的に直線で、
平均径がほぼ0.5〜ほぼ4μ鴎であり、長さが20〜
300μ鴎であって、アスペクト比が20以上(平均値
)であることを特徴とする新規な単結晶炭化ケイ素繊維
を提供す晶繊維の技術分野で一般的に用いられているも
のである。
本発明は特に、その平均径がほぼ1〜ほぼ3μ輪間であ
り、平均長が50〜100A!、mであり、アスペクト
比が40〜80(平均)である繊維に関する。
本発明はまた、シリカ(Si02)の炭素還元によって
β種(βvariety)の単結晶炭化ケイ素繊維の製
造方法に関し、この方法は、 A/シリカ、カーボンブラック、金属触媒及びバインダ
ー発生炭素がらペーストを調製し、B/このペーストか
ら細粒を形成し、 C/バインダーを硬化させ、多孔細粒を得、D/バイン
ダーを水素及び窒素及び/または窒素化合物からなる雰
囲気に少なくとも1150’Cの温度において、少なく
とも95%のシリカが炭化ケイ素に転化するまで接触さ
せる 、7ゎ媒&、−7よえ冒i材巳こ゛i□讐1.よオ。
工程を含む。
窒素化合物は特にアンモニア及び酸化窒素(N20、N
01NO□)を含み、本発明はこれらの化合物の一つに
も及びそれらの混合物にも等しく応用可能である。
本発明鴨方法で用いられるシリカは、少なくとも50重
量%の径がl〜2.5μmである粒子状のアモルファス
シリカを含んでいてもよい。粒子状または繊維状である
結晶シリカを使用してもよい。シリカの比表面積(BE
T)は好ましくは20m”/g以上である。シリカの比
表面積は好ましくは250m2/g〜1000 m27
gである。
シリコン化合物は単にシリカ及び特に上記した推奨形の
シリカからなっていてもよいが、少量の例えば10重量
%(Si換算)以下の金属シリカ及び/とも本発明の範
囲を唄えること東はならない。
「 少なくとも50重量%の径が0.5〜2.5μ鴎である
元i 素粒子(elementary pabicle)の集
合体の形状である。細孔容量(水銀ポロシメトリーを用
いる方法で測定)が1cmコ/g以上で、好ましくは5
clI+3/g以上で、最大値が一般的に12cm’/
3を越えないようなカーボンブラックが好ましい。
カーボンブラックはこの名前が付されている種々の生成
物から選択されることができ、通常、天化水素物質のS
焼または熱解離から得られるものである。これらの種々
のカーボンブラックの中でも特に選ばれるものは、アセ
チレンブラック、サーマルブラック、ファーネスブラッ
ク及びトンネル(Tunne l )方法によって得ら
れるブラックである。
本発明による方法では、ペーストの調製で用いられるバ
インダーで寄与される炭素を勘定に入れて、シリカ及び
カーボンブラックはSi/Cモル比で1:3.5〜1;
15で用いられるのが好ましい。
金属触媒は好ましくは鉄、ニッケル及びコバルト及びこ
れらの誘導体化合物、特にこれらの酸化物、Tl4I!
!2塩、塩化物、硫酸塩及び炭酸塩、並びにこれらの金
属の少なくとも一種を含む合金からなる群から選ばれる
溶液の状態特に水溶液の触媒を使用できるが、粒径が5
0μ−以下好ましくは20μ国以下の粉体が好ましい。
一般鷺に、SiL 1モル当たり0.01〜0.8モル
、好ましくは0.02〜0.2モルの触媒が用いられる
バインダー発生炭素は、5iOz炭素還元反応中に炭素
に変換する天然または合成物質の非常に広範な範晴から
選択されうる。これらの物質中ではコールタール、樹脂
またはポリマー、特にフェノール樹脂例えばフェノール
−ホルムアルデヒド樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミド、
ポリウレア及びポリカーボネートなどの熱硬化樹脂から
製造される物む均一ペーストが形成されるような十分量
で用いられる。単なる参考として、この量はシリカ十カ
ーボンブラック混合物100gに対して5〜25gの範
囲である。
その物理的状態によって(固体、ペースト状、液体)、
バインダーは好適であれば、溶液または懸濁液の状態で
使用される。特に単純な技術では、水溶液例えばフェノ
ール−ホルムアルデヒド樹脂の水溶液を用いる。上記ペ
ーストは室温でその構孤からなるペーストは、押出して
切断及び/または押出機から出て°き°たロットを粉砕
することによりて、ベレット化、小球化またはその他の
ものに変えて細粒に変換される。細粒はベレット、シリ
ング−またはより一般的には規則的または非規則的形状
の細粒形をしている。一般に、バインダーで最も大きい
径は0.2m1以上であり、好ましくは1〜b ある。
このようにして形成された細粒は、バインダーの硬化及
び/または重合を得る目的のために、および適当な場合
には水を除去するために、50〜250℃の温度に加熱
される。
な 本発明のもう一つの主題を為す細孔容量の範囲が0.1
〜3cn2/gである細粒は、特にバインダーのる。
上記の細粒は硬化し且つ多孔細粒を得、D/または窒素
化合物からなる雰囲気と接触させられる。一般に、この
雰囲気は少なくとも70及び好ましくは少なくとも95
容量%の水素、及び少なくとも0.1%の窒素及び/ま
たは窒素化合物を含み、例えば残余をアルゴン・及び/
または一酸化炭素とすることによって、100%にする
ことも可能である。少なくとも0.5%の窒素及び/ま
たは窒素化合物が好ましくは用いられる。
℃のオーダーで開始する。一般に、N2及びN2及び/
または窒素化合物を含む雰囲気と細粒との接触は低い温
度(室温)で行ない、温度を1100〜1500℃まで
徐々にまたは多段階で上昇し、この温度にシリカの炭化
ケイ素への変換反応が終了するまで保持する。温度を1
〜5時間にわたって徐々に上昇させることができ、次い
でこの温度に数時間間えば。
2〜10時間保持することができる。これらの加熱時間
及び保持時間は単なる参考としての例示である。
炭素還元温度のため上述した1150〜l500℃の値
は、本発明方法ではこの反応がこの温度で生起すること
を示すためのものであるが、しかし例えば1600〜1
700″Cまでの高い温度で行うことも勿論可能である
カーボンブラック及びバインダー発生炭素など的 の炭素が化学量論蚤に過剰量使用された場合、過剰の炭
素は例えば、好ましくは600℃以上の温度で大気中で
加熱することによって除去されうる。
例えば酸処理によって、金属触媒及び/またはこの触媒
から生ずる金属を除去することが望ましい。
既に説明したように、上記方法は例えば上記したような
8種炭化ケイ素の単結晶繊維を得るための手段を構成す
る。
本発明によるβ−SiC単結晶繊維は、種々応用可能で
、特にこれらは強化複合材料、特にセラミックマトリッ
クスまたは金属物質の複合材料の強化に優れた繊維とな
り得る。
以下の実施例は本発明を例示する。
差東此L アモルファスシリカパウダー(S、、、・600m2/
g、d、。・1.7μ31000℃での強熱減量・18
%)22gを、Zブレードミキサー中、アセチレンブラ
ック(Smit110m2/g、  dso=1.7μ
m、細孔容量41c11+コ/Fi) 36g及び粒径
10μm以下の鉄粉0.9gと混合した。フェノール−
ホルムアルデヒド樹脂6.5g及び水100gを混合物
に加え、これらの操作を25℃で行った。ほぼ2時間ブ
レンドした後ペーストが得られ、これを径61の小さい
シリンダー状に押し出した。水を除去して150℃に加
熱することによって樹脂を硬化させた。このようにして
得られた細粒の水銀多孔率は1.4 cm2/gのオー
ダーであった。
底にガスを通過させられるように穴が空いているグラフ
ァイトるつぼに、乾燥細粒9.2gを導入した。水素9
7%及び窒素3%(容量)からなるガス流を細粒全体に
流す。2時間かけて温度を1290 ’Cまで上げ、こ
の温度で5時間保持した。炉を自然冷却後、重量減を測
定したところ、シリカから炭化ケイ素に100%転化し
たことが解った。
細粒を次いでアルミナボートに入れ、ほぼ700℃で3
時間加熱して過剰の炭素を除去した。酸処理によって、
触媒粒子を除去できる。これらの操作の終了時に、β結
晶種(X線によって測定)の炭化ケイ素繊維1.9.が
得られた。その様子は第1図に示すようであった。ui
viの平均径はほぼ2〜3μmで、平均長はほぼ70μ
mで、アスペクト比はほぼ50(平均)であった。
犬蓬」11 実施例1の手順を踏むが、温度を25℃から1150℃
に1時間30分かけて上昇させ、次いで1430℃まで
7時間かけて上昇させた。試験はこの温度に到達した時
点で止めた。実施例1の繊維と同様の特性を有するm維
が100%の収量で得られた。
丸尤匪工 実施例1における手順を、水素94%及びアンモニア6
%からなるガス雰囲気で行った。処理温度は、2時間か
けて1380℃に上げ9.S時間保持した。
これらの条件で、実施例1の繊維と同様の特性を有する
繊維が96%の収率で得られた。
実施例1の手順を、N2 + N2の代わりに水素だけ
を注入して行った。2時間かけて1280℃に温度を上
げ、この温度で5時間保持した。第2図に示されるよう
なねじれてもつれた繊維が100%に近い収量で得られ
た。
比3ゴ生仁」一 実施例1の手順を、窒素の代わりに不活性ガス(3%ア
ルゴン)の流れで置き換えて行った。比較例C1の繊維
と同様に、ねじれてもつれた繊維が100%収量で得ら
れた。
L1匠史± 実施例1の手順を、アルゴン(99%)及びメタン(1
%)からなるガス雰囲気で行った。2時間かけて温度を
1350℃に上げ、この温度で5時間保持した。SiC
はほぼ80%の収量で得られた。しかし、実際の生成物
中には繊維は見られず、実質的に粉体であった。
比JJ艷旦Jユ アセチレンブラック48.5g、鉄粉2.9g及び実施
例1のフェノール−ホルムアルデヒド樹脂8.6gをZ
−ブレードミキサー中で混合した。必要量の水を添加し
、押出に好適な濃度のペーストを得た。
径61で押出し後、バインダーを150℃に加熱して水
を除去し、樹脂を硬化した。
さらにシリカ408、フェノール−ホルムアルデヒド樹
脂8g及び押出性に必要な量の水をZ−ブレードミキサ
ーで混合した。ペーストを次いで61の径で押出して、
得られた細粒を105℃で乾燥した。
シリカを含んだ細粒4.7g及びアセチレンブラックを
含む細粒5,2g及び触媒をグラファイトるつぼに導入
し°た(細粒をブレンド後)、るつぼをトンネル炉の中
央域に静置して、水素を流した。2時間かけて1470
℃に温度を上げ、この温度で5時間保持した。冷却後、
重量減から転化率は100%に近かった。シリカベース
の細粒は完全に消失したことが解った。炭素ベースの細
粒は、繊維を含むSiCのクラストでコートされていた
。これらをアルミナボートに移し、大気中でほぼ700
℃に加熱して炭素を除去した。シリンダー状のSiCク
ラストを次いで回収した。
これらの径は押出機の初期 径に近かった。
これらは第3図に示されるように、
【図面の簡単な説明】
第1図はβ結晶種炭化ケイ素繊維、 第2図はね じれてもつれた繊維、 第3図は炭化ケイ素ブロッ クである。 を願人 アトテム

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)本質的にβ結晶種からなり、本質的に直線で、平
    均径がほぼ0.5〜ほぼ4μmであり、長さが20〜3
    00μmで、アスペクト比が20以上(平均値)である
    ことを特徴とする単結晶炭化ケイ素繊維。
  2. (2)平均径がほぼ1〜ほぼ3μmであり、平均長が5
    0〜100μmであり、アスペクト比が40〜80(平
    均)であることを特徴とする請求項1に記載の繊維。
  3. (3)シリカ(SiO_2)の炭素還元によるβ種の単
    結晶炭化ケイ素繊維の製造方法であって、 A/シリカ、カーボンブラック、金属触媒及びバインダ
    ー発生炭素からペーストを調製し、B/このペーストを
    成型し、 C/バインダーを硬化し且つ多孔細粒を得、D/これら
    の細粒を、水素及び窒素及び/または窒素化合物からな
    る雰囲気と少なくとも1150℃で、少なくとも95%
    のシリカが炭化ケイ素に転化するまで接触する ことを特徴とする方法。
  4. (4)存在する過剰の炭素を除去する工程、及び触媒及
    び/または過剰の金属触媒を除去する工程を更に含むこ
    とを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. (5)シリカがアモルファスシリカであって、その比表
    面積(BET)が20m^2/g以上であることを特徴
    とする請求項3及び4のいずれか1項に記載の方法。
  6. (6)カーボンブラックの比表面積が少なくとも50m
    ^2/gであることを特徴とする請求項3〜5のいずれ
    か1項に記載の方法。
  7. (7)カーボンブラックがアセチレンブラックであるこ
    とを特徴とする請求項3〜6のいずれか1項に記載の方
    法。
  8. (8)鉄、ニッケル、コバルト及びこれらの誘導体、特
    にこれらの酸化物、硝酸塩、塩化物、硫酸塩及び炭酸塩
    からなる群から選ばれる触媒であって、粒径が50μm
    以下であることを特徴とする請求項3〜7のいずれか1
    項に記載の方法。
  9. (9)バインダー発生炭素がコールタール及びフェノー
    ル樹脂またはエポキシ樹脂、ポリイミド、ポリウレア及
    びポリカーボネートからなる群から選ばれることを特徴
    とする請求項3〜8のいずれか1項に記載の方法。
  10. (10)十分量のバインダーを用いてシリカ及びカーボ
    ンブラックからなる均一ペーストを形成することを特徴
    とする請求項3〜9のいずれか1項に記載の方法。
  11. (11)細粒を50〜250℃の温度に加熱し、バイン
    ダーを硬化及び/または重合化することを特徴とする請
    求項3〜10のいずれか1項に記載の方法。
  12. (12)細粒が接触される雰囲気が少なくとも水素70
    容量%及び少なくとも窒素及び/またはアンモニア0.
    1容量%からなることを特徴とする請求項3〜11のい
    ずれか1項に記載の方法。
  13. (13)炭素還元を1150〜1500℃の温度で行い
    、この温度またはこの温度間で任意のほぼ一定温度で行
    うことを特徴とする請求項3〜12のいずれか1項に記
    載の方法。
  14. (14)繊維を大気中600℃以上で加熱することによ
    って過剰炭素を除去することを特徴とする請求項4に記
    載の方法。
  15. (15)触媒を酸処理によって除去することを特徴とす
    る請求項4に記載の方法。
  16. (16)シリカ、カーボンブラック、触媒及びバインダ
    ーからなるペーストから形成された細粒であって、その
    細孔容量が0.1〜3cm^3/gである請求項3〜1
    5のいずれか1項による方法を使用するための手段。
  17. (17)複合材製造に於ける補強剤としての請求項1及
    び2のいずれかに記載のβ−SiC単結晶繊維の使用。
JP2177217A 1989-07-06 1990-07-04 単結晶炭化ケイ素繊維及びその製造方法 Pending JPH0383900A (ja)

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