JPH0383751A

JPH0383751A - 画像読取装置

Info

Publication number: JPH0383751A
Application number: JP1220445A
Authority: JP
Inventors: Yasuhiro Shiraishi; 白石　泰広
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1989-08-29
Filing date: 1989-08-29
Publication date: 1991-04-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明はファクシミリ装置、コピー装置等のように原稿
から画像信号を得る画像読取装置に関するものである。

（従来の技術）従来の画像読取装置は、原稿を読取る密着型センサと、
このセンサに対向してほぼ密着して設けられ、原稿を搬
送する背面ローラが設けられている。そして、密着型セ
ンサによって背面ローラの表面を読取り、白色の基準と
している。従って、背面ローラの表面はよごれる辷掃除
する必要がある。

しかしながら、背面ローラはギア、ベルト等の伝動機構
によって駆動されるように組込まれているため、背面ロ
ーラの表面の汚れを掃除する時には、その都度、背面ロ
ーラを上記伝動機構から取外さなければならず、作業が
大変であり、また、ギア等を傷めるという問題があった
。

（発明が解決しようとする課題〉上記のように従来の画像読取装置によると、背面ローラ
はギア、ベルト等の伝動機構によって駆動されるように
組込まれているため、背面ローラの表面の汚れを掃除す
る時には、その都度、背面ローラを上記伝動機構から取
外さなければならず作業が大変であり、また、ギア等を
傷めるという問題があった。

本発明はこのような従来の画像読取装置の問題点を解決
せんとしてなされたもので、その目的は背面ローラを伝
動機構から取外すことなくその表面の掃除を行うことが
でき、ギア等を傷めることのない画像読取装置を提供す
ることである。

［！！、明の構成］（課題を解決するための手段〉先ず、本発明では、原稿を読取るセンサと、このセンサ
に対向して設けられ、原稿を搬送する背面ローラと、この背面ローラを回転させる伝動機構とを備えさせ、前記背面ローラとこの背面ローラの軸とが一方向回転伝
達機構により結合され、当該背面ローラが前記軸に対し
て原稿の搬送方向に遊転するように構成して画像読取装
置とした。

更に、本発明では、原稿を読取るセンナと、このセンサ
に対向して設けられ、原稿を搬送する背面ローラと、この背面ローラを回転させる伝動機構とを備えさせ、前記背面ローラの軸とこの軸を回転させる伝動機構とが
一方向回転伝達機構により結合され、当該背面ローラの
軸が前記伝動機構に対して原稿の搬送方向に遊転するよ
うに構成して画像読取装置とした。

（作用）まず、前者の発明によると背面ローラが軸に対して原稿
の搬送方向に遊転するため、背面ローラを伝動機構に組
込んだ状態において背面ローラを回転してその表面の掃
除をすることができる。

また、後者の発明によると背面ローラの軸が伝動機構に
対して原稿の搬送方向に遊転するため、背面ローラを伝
動機構に組込んだ状態において背面ローラを軸とともに
回転してその表面の掃除をすることができる。

（実施例）以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。第
１図は本発明の一実施例に係る画像読取装置の画像読取
部の横断面図である。同図において、ｌは原稿を読取る
センサ（密着（イメージ〉センサ等〉を示し、このセン
サ１には対応してほぼ接して背面ローラ４が設けられて
いる。背面ローラ４の軸には背面ローラギア７が取付け
られている。背面ローラギア７はアイドラギア１０を介
してモータ１３の回転軸に取付けられたビニオンギア１
２と噛合し、右回りに回転させられて原稿１５を矢印１
６方向に搬送する。このとき、原稿１５はピンチローラ
２と紙送りローラ５との間を介してセンサ１と背面ロー
ラ４との間を経てピンチローラ３と紙送りローラ６との
間に導かれる。８．９はそれぞれ紙送りローラ５，６の
軸に取付けられた紙送りローラギアを示し、それぞれ、
アイドラギア１０゜１１と噛合して、モータ１３の回転
により回転される。

ここで、本実施例では、背面ローラ４と背面ローラ４の
軸４Ａとは例えば、第２図に示される一方向クラッチの
機構により結合されている。つまり、背面ローラ４は外
！１４１となっており、軸４Ａと内盤４２とが固定され
、内盤４２と外装４１との間には図示のような空隙が形
成され、鋼球４３が嵌装されている。従って、軸４Ａが
右回転すると、内盤４２が鋼球４３を外装４１へ押付け
て外装４１である背面ローラ４が右回転するから原稿１
５が搬送される。

一方、背面ローラギア７が他の伝動機構に組込まれた静
止状態において外装４１を右回転すると鋼球４３は空隙
のうち広い部分へ移動し、外装４１である背面ローラ４
は内盤４２及び軸４Ａから離れて回転する。このため、
背面ローラ４の表面を掃除するときには、センサ１を適
宜の位置へ移動した後、背面ローラ４を右回転（原稿１
５の搬送方向に回転）しながらよごれを拭くなどすれば
よい。

第３図には、他の実施例の要部斜視図が示されている。

この実施例においては、軸４Ａと背面ローラ４とはビン
等で固定される一方、軸４Ａに取付けられた背面ローラ
ギア７が一方向クラッチの外装４１となっているもので
ある。この場合、一方向クラッチは第２図に示したもの
を、ちょうど背面側から見たようにして用いられる。従
って、外装４１である背面ローラギア７が右回転すると
、これに追従して軸４Ａが回転し背面ローラ４も右回転
して原稿１５が搬送される。一方、背面ローラギア７が
他と伝動機構に組込まれて静止状態にあるとき、背面ロ
ーラ４を右回転すると軸４Ａ及び−方向クラッチの内盤
４２とが右回転し、鋼球４３、外装４１と離れ、軸４Ａ
及び内盤４２が遊転する。これによっても、第１図に示
した実施例と同様に簡単に背面ローラ４の表面を掃除す
ることができる。

［発明の効果］以上説明したように本発明によれば、背面ローラが伝動
機構とは独立に原稿の搬送方向に遊転するため、背面ロ
ーラを伝動機構に組込んだ状態において背面ローラを回
転してその表面を掃除でき、ギア等を傷めることがない
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す横断面図、第２図は一
方向伝達機構の横断面図、第３図は本発明の他の実施例
の斜視図である。１・・・センサ　　　　　２，３・・・ピンチローラ４
・・・背面ローラ　　　４Ａ・・・軸５．６・・・紙送
りローラ７・・・背面ローラギア８．９・・・紙送りローラギア１０、１１・・・アイドラギア、１２・・・ビニオンギア　　１３・・・モータ１５・
・・原稿　　　　　　４１・・・外装４２・・・内！１
４３・・・鋼球

Claims

【特許請求の範囲】

（１）原稿を読取るセンサと、このセンサに対向して設けられ、原稿を搬送する背面ロ
ーラと、この背面ローラを回転させる伝動機構とを備えた画像読
取装置であって、前記背面ローラとこの背面ローラの軸とが一方向回転伝
達機構により結合され、当該背面ローラが前記軸に対し
て原稿の搬送方向に遊転するようにされていることを特
徴とする画像読取装置。
（２）原稿を読取るセンサと、このセンサに対向して設けられ、原稿を搬送する背面ロ
ーラと、この背面ローラを回転させる伝動機構とを備えた画像読
取装置であって、前記背面ローラの軸とこの軸を回転させる伝動機構とが
一方向回転伝達機構により結合され、当該背面ローラの
軸が前記伝動機構に対して原稿の搬送方向に遊転するよ
うにされていることを特徴とする画像読取装置。