JPH0383594A - 抗生物質ガラカルディンaおよびb - Google Patents

抗生物質ガラカルディンaおよびb

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JPH0383594A
JPH0383594A JP1221320A JP22132089A JPH0383594A JP H0383594 A JPH0383594 A JP H0383594A JP 1221320 A JP1221320 A JP 1221320A JP 22132089 A JP22132089 A JP 22132089A JP H0383594 A JPH0383594 A JP H0383594A
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water
acid
galacardin
soluble
absorption spectrum
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JP1221320A
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English (en)
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Masatoshi Inukai
犬飼 正俊
Hideji Takahashi
秀次 高橋
Michiko Takeuchi
道子 竹内
Ryuzo Enokida
榎田 竜三
Hidemi Nagaki
名垣 秀実
Takeshi Kagasaki
加賀崎 武之
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は新規抗生物質ガラカルデインAおよびB、その
製造法、それを有効成分とする抗菌剤およびそれを生産
する新菌種に関する。
(発明が解決しようとする課題) 本発明者らは、土壌から分離した放線菌に属するSAN
K 64289株が、主としてグラム陽性細菌に対して
有効な新規抗生物質ガラカルデインAおよびBを生産す
ることを見出して本発明を完成した。
(課題を解決するための手段) 本発明の新規抗生物質ガラカルデインAおよびBは下記
の理化学的性質を有する。
工、抗生物質ガラカルデインA 1)物質の性状二 両性水溶性、白色粉末。
2)比旋光度: [α] o    38.7゜(C=
1.OO,H2O) 3)元素分析値(%): C;50.55. H;5.62. N;5.06. 
C1;2.39゜F; 1.16 (但し一部トリフルオロ酢酸、水を含む)4)分子式:
 C0゜xHllxtOar、N9Cl25)分子量:
  2265 (FAB−MAS法により測定。
阿+H=2266、但し、Cl= 35として計算) 6)加水分解: 酸加水分解によりアミノ酸としてモノデクロロバンコマ
イシン酸、アクチノイジン酸、3−クロロ−4−ヒドロ
キシフェニルグリシン、4−ヒドロキシグリシンを、中
性栖としてグルコース、マンノース、ラムノース(各1
モル)、ガラクトース(2モル)を、アミノ糖としてリ
ストサミンをあたえる。またガラクトシダーゼ処理によ
りガラカルデインBもしくはβ−アボパルシンをあたえ
る。
7)紫外線吸収スペクトル:λ+waxnm (E l
cj第1図に示す通り水中で280 nn> (39,
6)に極大吸収を示す。
8)赤外線吸収スペクトルニジ、a、  cm1KBr
にディスクで測定した赤外線吸収スペクトルは第2図に
示す通りである。
9)核磁気共鳴スペクトル: (δ:ppm)重水中、
外部基準にTMS (テトラメチルシラン)を使用して
測定した核磁気共鳴スペクトル(270MHz)は第3
図に示す通りである。
10)溶解性: 水、メタノールに可溶、アセトンに難溶、酢酸エチル、
クロロホルム、ベンゼンに不溶。
11)呈色反応: ニンヒドリン、ライドン−スミス、塩化第二鉄反応に陽
性。
12)薄層クロマトグラフィm: Rf値;  0.12 吸着剤;イーストマン クロマグラムシートNo.13
254 (セルロース)展開溶媒;n−ブタノール:酢
酸:水=4:に2 13)高速液体クロマトグラフィm: 分離カラム;センシューパック 00SH−2151 
(カラムサイズ、φ6 X 150non、センシュー科学■ 製) 溶媒;15%アセトニトリル、2.5%酢酸、0.01
Mヘプタンスルホン酸ソーダ (アンモニア水にてpH4,0) 流速; 1.5n+1/分 保持時間;3.1分 2、抗生物質ガラカルデインB 1)物質の性状二 両性水溶性、白色粉末。
2)比旋光度= [α]D25  −52,4゜(c、
0.97. HzO) 3)元素分析値(%): C;48.30. H;5.20. N;5.06. 
C1;2.75゜F;1.43 (但し一部トリフルオロ酢酸、水を含む)4)分子式:
  C95H11104sN9Cl =5)分子量: 
 2103 (FAB−MAS法により測定。
阿十〇=2104、但し、Cl= 35として計算) 6)加水分解: 酸加水分解によりアミノ酸としてモノデクロロバンコマ
イシン酸、アクチノイジン酸、3−クロロ−4−ヒドロ
キシフェニルグリシン、4−ヒドロキシグリシンを、中
性糖としてグルコース、マンノース、ラムノース、ガラ
クトース(各1モル)を、アミノ糖としてリストサミン
をあたえる。またガラクトシダーゼ処理によりβ−アボ
パルシンをあたえる。
7)紫外線吸収スペクトル:λmax(El。、)第4
図に示す通り水中で279 nm (50,5)に極大
吸収を示す。
8)赤外線吸収スペクトルニジ+sax  CrTL−
1KBrにディスクで測定した赤外線吸収スペクトルは
第5図に示す通りである。
9)核磁気共鳴スペクトル: (δ:ppm)重水中、
外部基準にTMS (テトラメチルシラン)を使用して
測定した核磁気共鳴スペクトル(270MHz)は第6
図に示す通りである。
10)溶解性: 水、メタノールに可溶、アセトンに難溶、酢酸エチル、
クロロホルム、ベンゼンに不溶。
11)呈色反応: ニンヒドリン、ライドン−スミス、塩化第二鉄反応に陽
性。
12)薄層クロマトグラフィm: Rf値;  0.23 吸着剤;イーストマン クロマグラムシートNa132
54 (セルロース) 展開溶媒:n−ブタノール:酢酸:水=4:I:2 王3)高速液体クロマトグラフィー: 分離カラム;センシューパック ODS H−2151
(カラムサイズ、φ6 X 150mm、センシュー科学■ 製) 溶媒;15%アセトニトリル、 2.5%酢酸、0.0
1Mヘプタンスルホン酸ソーダ (アンモニア水にてpH4,0) 流速; 1.5!!II/分 保持時間;5.5分 本発明のガラカルデインAおよびBには、種々の異性体
が存在する。したがって、本発明にはこれらの異性体お
よび異性体の混合物をも包含する。
本発明のガラカルデインAおよびBは塩の形で使用する
ことができる。塩としては、例えば塩酸。
硫酸、燐酸のような無機酸;シュウ酸、酢酸、クエン酸
、酒石酸、マロン酸、マレイン酸、リンゴ酸、フマル酸
、イタコン酸、シトラコン酸、コハダ酸のような有機カ
ルボン酸;メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、ナ
フタレンスルホン酸、ρ−トルエンスルホン酸のような
有機スルホン酸などとの塩をあげることができる。
また、カルボキシル基も塩基と共に塩を形成する。その
ような塩としてはリチウム、ナトリウム、カリウム、カ
ルシウム、マグネシウムのようなアルカリ金属およびア
ルカリ土類金属との金属塩;アンモニウム塩;例えばシ
クロヘキシルアミン、ジイソプロピルアミン、トリエチ
ルアミンのような有機アミンとの塩;リジン、アルギニ
ンのような塩基性アミノ酸との塩などをあげることがで
きる。
本発明のガラカルデインAおよびBはその諸性状よりバ
ンコマイシン(Vancomycin )、アボパルシ
ン(Avoparcin)、あるいはA−35512群
物質などと同様のグリコペプチド系抗生物質に類縁の物
質であるが、分子量がそれぞれ2265.2103であ
ること、分子量が同じ2103であるガラクトシル−β
−アボパルシン(galactosyl−β−avop
arcin)とは高速液体クロマトグラフィーにおいて
明らかに保持時間が異なることなどより公知のグリコペ
プチド系抗生物質とは明らかに区別され、新物質と判明
した。
ガラカルデインAおよびBを生産するSANK 642
89株(微工研菌寄第10940号; FERM P−
10940)の菌学的性状は次の通りである。
SANK 64289株の同定にあたってはISP [
ジ・インターナショナル・ストレプトミセス・プロジェ
クト(The International 5tre
 tow ces Pr。
ject) ]規定の培地およびワックスマン(S、 
A。
Vaksman)著[ジ・アクチノミセテス(The 
Actinomycetes) 、 2巻]の培地等を
用いて培養した。
培養は通常28℃で行なった。
1、形態学的特徴 ISP[ジ・インターナショナル・ストレプトミセス・
プロジェクト(The International 
社匡匹竺匹聾Project)コ規定の培地上、28℃
、14日間培養後の顕微鏡下観察ではSANK 642
89株の基生菌糸は分岐して良く伸長する。基生菌糸は
特有のジグザグ状になることもあり、また培養後期には
分断することもある。気菌糸は単純分岐し、直線ないし
曲線状に伸長する。真性の胞子連鎖は通常認められない
が、培養基の種類や培養条件により、楕円形で表面が平
滑の形態が観察されることもある。気菌糸はまた培養後
期には分断することもある。気菌糸の車軸分岐、菌核、
胞子のうなどの特殊器官は観察されない。
2、各種培養基上の性質 SANK 64289株の28℃で14日間培養後の、
主要寒天培地上での培養性状を表1に示す。色調の表示
は日本色彩研究所版”標準色衣“のカラーチップナンバ
ーを表わす。
表1 培地の種類   項目  SANK 64289の性状
シュクロース・ 硝酸塩寒天 G: AM: R: SP: あまりよくない、平坦、 ペースト状、薄黄味橙 (2−9−9) 豊富に形成、ビロード状、 白 薄黄味橙(2−9−9) 産生せず グルコース・ アスパラギン G: あまりよくない、平坦、 ペースト状、薄黄味橙 寒天 ゛(2−9−9) AM: 豊富に形成、ビロード状、 白 R: 薄黄味橙(2−9−9) SP: 産生せず グリセリン・ アスパラギン 寒天(ISP5) G: 非常に良好、平坦、ペー スト状、薄黄味茶 (4−8−9) AM: 豊富に形成、ビロード状、 白 R: 薄黄味茶(4−8−9) 、SP:  産生せず 澱粉・無機塩 寒天(ISP4) G: あまりよくない、平坦、 ペースト状、薄黄味橙 (2−9−9) AM二 あまりよくない、ビロー ド状、白 R: 薄黄味橙(2−9−9) SP: 産生せず チロシン寒天 (ISP7) G: AM: R: SP: 良好、平坦、ペースト状、 薄黄味茶(4−8−9) 豊富に形成、ビロード状、 白 薄黄味茶(6−7−9) 産生せず ペプトン・   G: イーストエキス・ 鉄寒天 (ISP6)    AM : R: SP: 非常に良好、平坦、ペー スト状、薄黄味茶 (6−8−9) 形成せず 黄味基(8−7−9) 産生せず 栄養寒天 (Difco) G: AM: R: 良好、平坦ないしひだ状、 薄黄味茶(4−8−9) 形成せず 薄黄味茶(4−8−9) SP: 産生せず イーストエキス・G: 麦芽エキス 寒天(ISP2) AM: R: SP: 非常に良好、しわ状、ペ ースト状、薄黄味茶 (6−8−9) 良好、ビロード状、白 黄味基(8−7−9) 産生せず オートミール  G: 寒天(ISP3) AM二 R: SP: 良好、平坦、ペースト状、 薄黄味茶(4−8−9) 僅かに形成、白 薄黄味茶(6−7−9) 産生せず 水寒天 G: AM: R: SP: 良くない、平坦、黄味法 (1−9−10) 原痕跡的に形成、白 黄味法(1−9−10) 産生せず ポテト・ 人参エキス 寒天 G: あまりよくない、平坦、 黄味法(1−9−10) AM二 あまりよくない、ピロ ード状、白 R: 薄黄味橙(2−9−9) SP: 産生せず G:生育  AM:気菌糸 SP:可溶性色素 R:裏面 3、生理学的性質 SANK 64289株の生理学的性質を表2に示す。
表2 澱粉の氷解 ゼラチンの液化 硝酸塩の還元 ミルクの凝固 ミルクのペプトン化 陰性 陽性 陽性 陽性 陽性 生育温度範囲(培地1)* 生育適正温度(培地1) 食塩耐性(培地1) カゼインの分解 チロシンの分解 キサンチンの分解 アデニンの分解 ヒポキサンチンの分解 グアニンの分解 溶菌酵素耐性 嫌気条件下での生育 酸産生; アドニトール アラビノース セロビオース エリスリトール グルコース ラクトース マルトース マンノース 8−36℃ 20−31℃ 3% 陽性 陽性 陰性 生育せず 陽性 陰性 耐性 弱く生育 陰性 陰性 陰性 陰性 陽性 陰性 陽性 陽性 メレチトース          陰性ラフィノース 
         陰性ラムノース         
  陰性シュクロース          陽性トレハ
ロース           陽性メラニン様色素生産
性(培地2)  陰性(培地3)  陰性 (培地4)  陰性 *:培地1;イーストエキス・麦芽エキス寒天(ISP
2) 2;トリプトン・イーストエキスブロス(ISPI) 3;ペプトン・イーストエキス・鉄寒天(ISP6) 4:チロシン寒天(ISP7) また、プリドハム・ゴトリーブ寒天培地を使用して、1
4日間培養後の炭素源の資化性を表3に示す。
表 +:利用する ±:弱く利用する :利用しない 4、菌体成分について 一SANK 64289株の細胞壁について、ビー・ベ
ラカーらの方法[B、 Becker et al、、
アプライド・マイクロバイオロジー(Applied 
Microbiology)。
12巻、421−423頁、1964年コに従い検討し
た結果、メソジアミノピメリン酸が検出された。 また
、SANK 64289株の全細胞中の糖成分を、エム
・ビー・レシュバリエの方法[M、 P、 Leche
valier。
ジャーナル・オブ・ラボラトリ−・アンド・クリニカル
・メデイシン(Journal of Laborat
ory andClinical Medicine)
、 71巻、934頁、1968年]に従い検討して結
果、ガラクトース、グルコース、マンノース、キシロー
ス、ラムノースが検出された。 また、ニス・チー・ヘ
クトらの方法[S、 T。
Hecht et al、、ジャーナル・オブ・クリニ
カル・マイクロバイオロジー(Journal of 
C11nical Microbiology)第4巻
、284−287頁、1976年]に従い、ミコール酸
について検討したところSANK 64289株の全菌
体よりミコール酸が検出された。
以上のことから本菌株は細胞壁タイプIV/Aを示すも
のである。IV/A群放線菌の中で菌糸の分断(培養後
期)がおこり、ミコール酸が存在する菌株としてはノカ
ルデイア(Nocardia)属やロドコッカス(Rh
odococcus)属等が考えられる。最近これらの
分類には従来の諸性質に加え化学分類学的な方法が重要
視されてきている。  表4にはSANK 64289
株とノカルデイア属およびロドコッカス属のリン脂質お
よび主なメナキノン型を示した。
表 1[放線菌の同定実験法]日本放線菌研究会編、198
5年記載の方法による。
uノカルデイア属の中には菌糸の分断が顕著でない株も
存在する。
表4に示されるようにSANK 64289株のリン脂
質およびメナキノン型はノカルデイア属やロドコッカス
属のものと異なっている。しかしリン脂質は環境条件に
よって質的、量的に変動する可能性があり、またメナキ
ノンも属を決定する基準として用いることに対して統一
された見解があるわけではなく、これらの分類の基準と
しての価値については、各研究者の判断に委ねられてい
るのが実情である。また最近ロドコッカス・オーランチ
アカス(Rhodococcus aurantiac
us )とコリネバクテリウム・バウロメタボラム((
42朋垣回貝1聾匹urometaboluns)とを
同一種と見なし、ツカムレラ(Tsukao+urel
la)属を新設すべきであるという提唱がなされた[M
、D、Co11ins et at、、インターナショ
ナル・ジャーナル・オブ・システマチック・バクテリオ
ロジ−(International Journal
  ofSystematic Bacteriolo
gy) 38巻、385−391頁、1988年]。
このような放線菌の分類の現状にかんがみ、現時点で、
 SANK 64289株を特定の属に属させることは
極めて困難である。今後本菌株の所属にあたっては属お
よび種の基準の動向に常に注意をはらい、適切な対応を
する。
以上、ガラカルデインAおよびBの生産菌について説明
したが、衆知のとおり、放線菌は自然界において、また
人工的な操作(たとえば、紫外線照射、放射線照射、化
学薬品処理等)により、変異を起こしやすく1本発明の
SANK 64289株もこの点は同じである。本発明
にいうSANK 64289株はそのすべての変異株を
包含する。またこれらの変異株のなかには、遺伝学的方
法、たとえば組換え、形質導入、形質転換等により得ら
れたものも包含される。すなわち、本発明では、抗生物
質ガラカルデインAおよびBを生産し、SANK 64
289株およびその変異株と明確に区別されない菌株は
全てSANK 64289株に包含されるものである。
つぎに、本発明の新菌株SANK 64289の土壌よ
りの分離方法について述べる。本発明の新菌株は常法に
よって分離される。すなわち、長野県大町市より採取し
た土壌をあらかじめ用意した滅菌水で適宜希釈する。つ
いで、これをグリセリン・アスパラギン寒天(ISP5
)培地に塗抹し、28℃にて10日間培養することによ
り出現してくる放線菌のコロニーの中から分離すること
ができる。本発明の新菌株を分離するに際し使用される
分離培地としては炭素源、窒素源、無機イオンおよび有
機栄養源等より選択されたものを適量含有する培地であ
れば合成または天然培地の何れでも使用可能である。
本発明におけるガラカルデインAおよびBの培養は一般
放線菌における培養方法に準じて行なわれ、液体培地中
での振盪培養あるいは通気攪拌培養によるものが好まし
い。培地成分としては、たとえば炭素源としてブドウ糖
、マルトース、シュクロース、マンニット、糖蜜、グリ
セリン、デキストリン、澱粉、大豆油、綿実油などが、
窒素源として大豆粉、綿実粉、ファーマミン、魚粉、コ
ーン・スチープ・リカー、ペプトン、肉エキス、イース
ト、イーストエキス、硝酸ソーダ、硝酸アンモニウム、
硫酸アンモニウムなどが、また、無機塩として食塩、燐
酸塩、炭酸カルシウム、微量金属塩などが必要に応じて
適宜添加される。液体培養に際してはシリコン油、植物
油、界面活性剤等が消泡剤として適宜使用される。
培地のpHは中性付近、培養温度は24℃から37℃、
特に28℃前後が好ましい。
培養の経過に伴って生産されるガラカルデインAおよび
Bの力価の経時変化は、スタフィロカツカス・アウレウ
ス FDA 209P JC−1を被検菌としたペーパ
ーディスク(東洋科学産業(株)製、直径8mm、 t
hick)検定法により測定される。通常12〇−16
8時間の培養でガラカルデインAおよびBの生産量は最
高値に達する。主として培養液中の液体部分に存在する
ガラカルデインAおよびBは、培養終了後、菌体その他
の固形部分をけいそう土等をろ過助剤とするろ過操作、
あるいは、遠心分離によって除去し、そのろ液または上
清中から抽出、精製することによって得ることができる
ガラカルデインAおよびBはその物理化学的性状を利用
することによって、例えば、吸着剤を用いて採取するこ
とができる。吸着剤としては例えば、活性炭、または吸
着用樹脂であるアンバーライト XAD−2,XAD−
4,XAD−7等(ローム・アンド・ハース社製)やダ
イヤイオンHPIO,HP20.CHP20P、HP5
0 (三菱化成■社製)、ポリアミドゲル(ウエルム社
製)等が使用される。ガラカルデインAおよびBを含む
液を上記のごとき吸着剤の層を通過させて、不純物を吸
着させて取り除くか、またはガラカルデインAおよびB
を吸着させたのち、メタノール水、アセトン水、n−ブ
タノール水などを用いて溶出させることによって得られ
る。
このようにして得られたガラカルデインAおよびBを分
離、精製するためには、アビセル(M化成工業@製)な
どのセルロース、セファデックスLH−20(ファルマ
シア社製)などを用いた分配力ラムクロマトグラフィー
ミガラカルデインAおよびBと混在する不純物との溶媒
に対する分配率の差を利用した抽出法、または向流分配
法などが有効な手段といえる。またD−Ala−D−A
laなどをリガンドしたアフィニティークロマトグラフ
ィーも有効な方法といえる。以上の分離、精製の手段を
単独または適宜組合せ、反復用いることでガラカルデイ
ンAおよびBを分離、精製することができる。ガラカル
デインAおよびBはまた一般の抗生物質と同じく、培養
条件によっては、培養液中の菌体部分に存在する。この
場合は、アルコール類、アセトン等の親水性有機溶媒に
よって抽出し、抽出液より溶媒を除去し、次いで水溶液
としたのち、培養ろ液からと同様の方法で抽出精製する
ことができる。
このようにして得られる本発明のガラカルデインAおよ
びBはグラム陽性細菌に対して強い抗菌力を示すことか
ら、ヒトおよび動物のこれらの細菌に起因する疾病の予
防および治療に用いられる。
また、グリコペプチド系公知抗生物質の中には反すう動
物および家畜における飼料効率を増大させるための捕捉
的手段として利用されているものもあり、本物質につい
ても同様の効果が期待される。
以上からガラカルデインAおよびBは各種細菌感染疾患
を対照とする抗菌剤として使用される。
その投与形態としては皮下注射、静脈内注射、筋肉注射
、座剤などによる非経口投与法あるいは錠剤、カプセル
剤、散剤、果粒剤などによる経口投与法があげられる。
投与量は対象疾患、投与経路および投与回数などによっ
て異なるが、例えば成人に対しては通常は1日0.9g
から10gを1回または数回に分けて投与するのが好ま
しい。
(実施例) 次に実施例、製剤例をあげて本発明を更に具体的に説明
する。
1 、SANK 64289の 長野県大町市より採取した土壌を室温で風乾した後、1
gを9mlの滅菌水に懸濁し、ミキサーで充分攪拌し、
約30分間放置した。このようにして得られた土壌懸濁
液上清1mlをl000倍に希釈した後、その上清0.
05m1をグリセリン・アスパラギン寒天培地(ISP
5)上に滅菌コンラージ捧を用いて塗抹し、28℃にて
10日間培養した。
放線菌SANK 64289株は上記のグリセリン・ア
スパラギン寒天(ISP5)培地上に出現したコロニー
からイーストエキス・麦芽エキス寒天(ISP2)の斜
面培地に接種し、28℃にて14日間培養して得られた
。このようにして得られた本菌株はモノコロニー処理等
により単一菌株であることを確認した。また純粋培養さ
れた菌株は、分散剤に10%スキムミルクを用いた凍結
乾燥アンプルとして保存した。
2、ガラカル−インAおよびBの SANK 64289株をA培地(グルコース3.0%
生イースト1.0%、大豆粉3.0%、 CaC0a 
0.4%。
Mg5O,・7H200,2%、ニラサン デイスフオ
ームCB4220.01%) 80m1を含む500m
1容三角フラスコに一白金耳接種し、220 rpmの
回転振盪培養機により28℃で84時間培養した。この
培養液25m1をA培地500 nxlを含む2L容三
角フラスコ4本に接種して220 rpmの回転振盪培
養機により28℃で24時間培養した。この培養液75
0 mlを、A培地15 Lを含む30 L容ジャーフ
ァメンタ−4基に接種し、28℃、回転数150 rp
m、通気量15L/分で120時間通気攪はん培養した
。この培養液30 Lにろ過助剤としてセライト545
を加えてろ過すると、ろ液55 Lが得られた。このろ
液をダイヤイオンHP20 (三菱化成■製) 6Lに
吸着させ18 Lの水および18 Lの5%アセトン水
で洗浄後30%アセトン水36 LでガラカルデインA
およびBを溶出した。溶出液を1OLに濃縮しn−ブタ
ノール10 Lで不純物を抽出し、水層を濃縮し凍結乾
燥することにより粉末95.1gを得た。同粉末90 
gを1OLの精製水に溶解せしめ、予め、D−アラニル
−D−アラニンを結合させたAffi−gel 10 
(バイオランド社製)540o+1の入ったカラムに通
過させ吸着させた。同カラムは4.5Lの30%アセト
ニトリル水で洗浄後、0.35 Mの重炭酸アンモニウ
ムの入った同溶媒を展開す奥ことにより活性物質を溶出
した。300 mlのダイヤイオンHP20 (三菱化
成■製)を用いて吸脱着することにより脱塩し、凍結乾
燥することにより粉末4.94 gを得た。この粉末4
gを少量の精製水に溶解したのち、分取用高速液体クロ
マトグラフィー(カラム20X 201111 : 0
05 H−5251(センシュー科学■製)、溶媒:1
3%アセトニトリル−0,5%トリフルオロ酢酸、流速
: 9.9ml/分)にてガラカルデインAおよびBに
相当するピークを分取し、同様に脱塩後、凍結乾燥する
ことによりガラカルデインA 235 mg、  およ
び8620mgが得られた。
(実施例の効果) 本発明のガラカルデインAおよびBは下記の生物学的性
状を示す。
跋訣忽上−捩革ガよ 一般グラム陽性、グラム陰性細菌に対する抗生物質ガラ
カルデインAの最小阻止濃度(MIC)はミューラーヒ
ントン寒天培地(Difco社製)を用いた寒天培地希
釈法によって測定した。
結果を表5に示す。
表 被検菌 MIC(μg/道1) 力9ラカルテ9インA     fJ’ラカルテ9イン
Bスタフィロコッカス アウレウス F[)A  209P  JC−1 スタフイロコツカス アウレウス 56スタフイロフツ
カス アウレウス SM  STfスタフィロフッ力ス
 アウレウス 337スタフイaコツカス アウレウス 507(MR5A) スタフィロコッカス アウレウス ’ 1−1 (MR5A) スタフィロコッカス アウレウス 36(MR3A) スタフィロコッカス アウレウス 511(MR5A) スタフィロコッカス アウレウス 535(MR5A) 3.13 6.25 6.25 5 12.5 12.5 6.25 3、I3 5 1.56 3.13 3.13 12.5 3.13 3.13 3.13 1.56 6.25 スタフィロコッカス アウレウス 160−1(阿R8A) ミコハゝクテリウム スメク9マチス ATCC607 エンテロフッカス フェカリス S−299ニジエリシ
ア コリ N1)[J  JC−2) ニジエリシア フリ JE5506  Nt16 クレフ9シェラ ニューモニエ PCl  602             )セラチ
ア マルセセンス SANK 73060      ) プロテウス フゞルカ4リス B  30−8              >プロテ
ウス ミラ上9リス SANK  70461          )シュー
ト9モナス エルFノーサ゛ NCTC19490> 12.5 5 6.25 00 0 00 00 00 00 00 3.13 5 3.13 ) 100 〉100 〉100 〉100 00 〉100 以上から、ガラカルデインAおよびBはスタフィロコッ
カス アウレウス等のグラム陽性細菌に有効である。
跋験鮮え一徴性よ マウスに200 mg/kgを静脈内投与したが毒性は
認められなかった。
次に、製剤例を示す。
7 1、  ロ カプセル 処方 ガラカルデインA       100  mg乳糖 
            io。
トウモロコシ澱粉      148.5ステアリン酸
マグネシウム   1.5350   mg 上記処方の粉末を混合し、30メツシユのふるいを通し
たのち、この粉末350 o+gをゼラチンカプセルに
入れ、カプセル剤とした。
2、  ロ カプセル 処方 ガラカルデインB       100乳糖     
       100 トウモロコシ澱粉      148.5ステアリン酸
マグネシウム   1.5g 350   mg 上記処方の粉末を混合し、30メツシユのふるいを通し
たのち、この粉末350 rrrgをゼラチンカプセル
に入れ、カプセル剤とした。
災剋旌走−−法丑赳 ガラカルデインA 500 rngを1/15M燐酸緩
衝液(pH6,9) 5.0 mlに加えて溶解し、次
いで、5mlのアンプルに封入し、常法に従って、滅菌
し注射剤とした。
災剋忽支−−法剋剋 ガラカルデインB 500 mgを1/15M燐酸緩衝
液(pH6,9) 5.0 mlに加えて溶解し、次い
で、5mlのアンプルに封入し、常法に従って、滅菌し
注射剤とした。
(発明の効果) 本発明のガラカルデインAおよびBはグラム陽性細菌に
対して強い抗菌力を示すことから、これらの細菌に起因
する感染性疾患を対象とする抗菌剤として有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図はガラカルデインAの紫外線吸収スペクトルを示
し、第2図は同物質の赤外線吸収スペクトルを示し、第
3図は同物質の核磁気共鳴スペクトルを示す。 第4図はガラカルデインBの紫外線吸収スペクトルを示
し、第5図は同物質の赤外線吸収スペクトルを示し、第
6図は同物質の核磁気共鳴スペクトルを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記の理化学的性状を有する抗生物質ガラカルデイ
    ンA 1)物質の性状:両性水溶性、白色粉末。 2)比旋光度:[α]_D^2^5−38.7°(c、
    1.00、H_2O) 3)元素分析値(%): C;50.55、H;5.62、N;5.06、Cl;
    2.39、F;1.16 (但し一部トリフルオロ酢酸、水を含む) 4)分子式:C_1_0_1H_1_2_1O_4_6
    N_9Cl_25)分子量:2265(FAB−MAS
    法により測定。 M+H=2266、但し、Cl= 35として計算) 6)加水分解: 酸加水分解によりアミノ酸としてモノデ クロロバンコマイシン酸、アクチノイジン 酸、3−クロロ−4−ヒドロキシフェニル グリシン、4−ヒドロキシグリシンを、中 性糖としてグルコース、マンノース、ラム ノース(各1モル)、ガラクトース(2モ ル)を、アミノ糖としてリストサミンをあ たえる。またガラクトシダーゼ処理により ガラカルデインBもしくはβ−アボパルシ ンをあたえる。 7)紫外線吸収スペクトル:λ_m_a_xnm(E_
    1_c_m^1^%)第1図に示す通り水中で280n
    m(39.6)に極大吸収を示す。 8)赤外線吸収スペクトル:ν_m_a_x^K^B^
    rcm^−^1KBrにディスクで測定した赤外線吸収
    ス ペクトルは第2図に示す通りである。 9)核磁気共鳴スペクトル:(δ:ppm)重水中、外
    部基準にTMS(テトラメチ ルシラン)を使用して測定した核磁気共鳴 スペクトル(270MHz)は第3図に示す通りである
    。 10)溶解性: 水、メタノールに可溶、アセトンに難溶、 酢酸エチル、クロロホルム、ベンゼンに不 溶。 11)呈色反応: ニンヒドリン、ライドン−スミス、塩化 第二鉄反応に陽性。 12)薄層クロマトグラフィー: Rf値;0.12 吸着剤;イーストマンクロマグラムシ ートNo.13254(セルロース) 展開溶媒;n−ブタノール:酢酸:水= 4:1:2 13)高速液体クロマトグラフィー: 分離カラム;センシューパックODSH− 2151(カラムサイズ、φ6 ×150mm、センシュー科学(株) 製) 溶媒;15%アセトニトリル、2.5%酢酸、0.01
    Mヘプタンスルホン酸ソーダ (アンモニア水にてpH4.0) 流速;1.5ml/分 保持時間;3.1分 2、下記の理化学的性状を有する抗生物質ガラカルデイ
    ンB 1)物質の性状:両性水溶性、白色粉末。 2)比旋光度:[α]^2^5_D−52.4°(c、
    0.97、H_2O) 3)元素分析値(%): C;48.30、H;5.20、N;5.06、Cl;
    2.75、F;1.43 (但し一部トリフルオロ酢酸、水を含む) 4)分子式:C_9_5H_1_1_1O_4_1N_
    9Cl_25)分子量:2103(FAB−MAS法に
    より測定。 M+H=2104、但し、Cl= 35として計算) 6)加水分解: 酸加水分解によりアミノ酸としてモノデ クロロバンコマイシン酸、アクチノイジン 酸、3−クロロ−4−ヒドロキシフェニル グリシン、4−ヒドロキシグリシンを、中 性糖としてグルコース、マンノース、ラム ノース、ガラクトース(各1モル)を、ア ミノ糖としてリストサミンをあたえる。ま たガラクトシダーゼ処理によりβ−アボパ ルシンをあたえる。 7)紫外線吸収スペクトル:λmax(E^1^%_1
    _c_m)第4図に示す通り水中で279nm(50.
    5)に極大吸収を示す。 8)赤外線吸収スペクトル:ν^K^D^r_m_a_
    xcm^−^1KBrにディスクで測定した赤外線吸収
    ス ペクトルは第5図に示す通りである。 9)核磁気共鳴スペクトル:(δ:ppm)重水中、外
    部基準にTMS(テトラメチ ルシラン)を使用して測定した核磁気共鳴 スペクトル(270MHz)は第6図に示す通りである
    。 10)溶解性: 水、メタノールに可溶、アセトンに難溶、 酢酸エチル、クロロホルム、ベンゼンに不 溶。 11)呈色反応: ニンヒドリン、ライドン−スミス、塩化 第二鉄反応に陽性。 12)薄層クロマトグラフィー: Rf値;0.23 吸着剤;イーストマンクロマグラムシ ートNo.13254(セルロース) 展開溶媒;n−ブタノール:酢酸:水= 4:1:2 13)高速液体クロマトグラフィー: 分離カラム;センシューパックODSH− 2151(カラムサイズ、φ6 ×150mm、センシュー科学(株) 製) 溶媒;15%アセトニトリル、2.5%酢酸、0.01
    Mヘプタンスルホン酸ソーダ (アンモニア水にてpH4.0) 流速;1.5ml/分 保持時間;5.5分 3、放線菌に属するガラカルデインAおよびB生産菌を
    培養し、その培養液よりガラカルデインAおよびBを採
    取することを特徴とするガラカルデインAおよびBの製
    造法。 4、請求項3、において、放線菌に属するガラカルデイ
    ンAおよびB生産菌がSANK64289株(微工研菌
    寄第10940号;FERMP−10940)である製
    造法。 5、ガラカルデインAおよび/またはBあるいはこれら
    の塩を有効成分とする抗菌剤。 6、放線菌に属し、ガラカルデインAおよびBを生産し
    うる能力を有する新菌種。 7、放線菌に属する新菌株がSANK64289株(微
    工研菌寄第10940号;FERMP−10940)で
    ある請求項6記載の新菌株。
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