JPH0383561A - 加工水産物およびその製造方法 - Google Patents
加工水産物およびその製造方法Info
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- JPH0383561A JPH0383561A JP1223463A JP22346389A JPH0383561A JP H0383561 A JPH0383561 A JP H0383561A JP 1223463 A JP1223463 A JP 1223463A JP 22346389 A JP22346389 A JP 22346389A JP H0383561 A JPH0383561 A JP H0383561A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
゛本発明は、バラ数の子を利用した新規な加工水産物お
よびその製造方法に関する。尚、本発明でバラ数の子と
は、ニシン卵巣が崩れてバラバラになったものをいう。
よびその製造方法に関する。尚、本発明でバラ数の子と
は、ニシン卵巣が崩れてバラバラになったものをいう。
(従来の技術)
数の子はニシン卵巣の製品であり、内臓から卵巣を取り
出し、海水を入れた槽中に4.5日浸漬して血抜きをす
ると共に卵巣を固化させたのち、水洗いして製造するも
のである。
出し、海水を入れた槽中に4.5日浸漬して血抜きをす
ると共に卵巣を固化させたのち、水洗いして製造するも
のである。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、従来にあっては、卵巣の血抜き作業等の
際、卵巣膜が破れて中の魚卵が崩れてバラバラになるも
のが多量に生じている。バラバラになった魚卵はこれを
水洗いしたのちバラ数の子としているが、このバラ数の
子は数の子としては商品価値がきわめて低いという問題
があった。
際、卵巣膜が破れて中の魚卵が崩れてバラバラになるも
のが多量に生じている。バラバラになった魚卵はこれを
水洗いしたのちバラ数の子としているが、このバラ数の
子は数の子としては商品価値がきわめて低いという問題
があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、このバラ数の子に付加
価値を付けると共に外観的には明太子に酷似しながら食
感的には明太子とは全く異なる新規な加工水産物とその
製造方法を提供することにある。
ので、その目的とするところは、このバラ数の子に付加
価値を付けると共に外観的には明太子に酷似しながら食
感的には明太子とは全く異なる新規な加工水産物とその
製造方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
前記目的を達成するための手段として、本発明の加工水
産物では、味付けおよび赤色の着色を施したバラ数の子
と粘稠物との混合物を明太子の応予肉に充填して形成し
た構成を採用した。
産物では、味付けおよび赤色の着色を施したバラ数の子
と粘稠物との混合物を明太子の応予肉に充填して形成し
た構成を採用した。
又、本発明の加工水産物の製造方法では、食用色素を加
えた調味液にバラ数の子を浸漬して味付けおよび赤色の
着色を施したのち、これに粘稠物を加えて混合し、次に
この混合物を明太子の皮予肉に充填して製造する構成と
した。
えた調味液にバラ数の子を浸漬して味付けおよび赤色の
着色を施したのち、これに粘稠物を加えて混合し、次に
この混合物を明太子の皮予肉に充填して製造する構成と
した。
(作用)
本発明の加工水産物では、前記のように構成したので、
外観的には明太子に酷似しながら食感的には明太子と数
の子の味がミックスされた従来の明太子とは全く異なる
独特の食感および風味を有する加工水産物を得ることが
できる。又、本発明の加工水産物の製造方法では、前記
のように構成したので、外観的には明太子に酷似しなが
ら食感的には明太子と数の子の味がミックスされた従来
の明太子とは全く異なる独特の食感を有する加工水産物
を製造することができる。又、本発明では数の子に粘稠
物を加えて混ぜ合せているので、明太子の戊子への充填
が容易であり、又、明太子の戊子を破ってもバラ数の子
がバラバラになって外部に流出することがない。
外観的には明太子に酷似しながら食感的には明太子と数
の子の味がミックスされた従来の明太子とは全く異なる
独特の食感および風味を有する加工水産物を得ることが
できる。又、本発明の加工水産物の製造方法では、前記
のように構成したので、外観的には明太子に酷似しなが
ら食感的には明太子と数の子の味がミックスされた従来
の明太子とは全く異なる独特の食感を有する加工水産物
を製造することができる。又、本発明では数の子に粘稠
物を加えて混ぜ合せているので、明太子の戊子への充填
が容易であり、又、明太子の戊子を破ってもバラ数の子
がバラバラになって外部に流出することがない。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。
。
まず、本発明の加工水産物の実施例を説明する。
この実施例の加工水産物Aは、第1図に示すように、明
太子の戊子1と混合物2と、から構成されている。
太子の戊子1と混合物2と、から構成されている。
前記明太子の戊子1は、明太子がら魚卵を取り去った残
りのものである。
りのものである。
前記混合物2は、バラ数の子3と山芋コンブ4とを混ぜ
合せたものである。バラ数の子4は、数の子の製造段階
でバラバラになった魚卵であり、このバラ数の子3は味
付けをされると共に赤色に着色されている。山芋コンブ
4は山芋にコンブを入れて形成したもので、これを前記
バラ数の子3と混ぜ合せることにより戊子l内に充填し
易くすると共に充填後は戊子1を破っても中のバラ数の
子3がバラバラになって外に出ないようにしている。
合せたものである。バラ数の子4は、数の子の製造段階
でバラバラになった魚卵であり、このバラ数の子3は味
付けをされると共に赤色に着色されている。山芋コンブ
4は山芋にコンブを入れて形成したもので、これを前記
バラ数の子3と混ぜ合せることにより戊子l内に充填し
易くすると共に充填後は戊子1を破っても中のバラ数の
子3がバラバラになって外に出ないようにしている。
そして、本実施例の加工水産物Aは、戊子1の中に前記
混合物2を入れたのち戊子lの上から辛子をまぶしてい
る。
混合物2を入れたのち戊子lの上から辛子をまぶしてい
る。
したがって、本実施例の加工水産物Aにあっては、外観
は辛子明太子のようであるが、食べると明太子と数の子
と山芋コンブの味がミックスされた従来の加工水産物に
ない独特の食感および風味を有する加工水産物を得るこ
とができる。
は辛子明太子のようであるが、食べると明太子と数の子
と山芋コンブの味がミックスされた従来の加工水産物に
ない独特の食感および風味を有する加工水産物を得るこ
とができる。
次に、本発明の加工水産物Aの製造方法の実施例につい
て説明する。
て説明する。
本実施例の製造方法は、第2図に示すように、まず、数
の子の製造段階でバラバラになったバラ数の子3を調味
液5中に約12時間浸漬して味付けと赤色の着色を行な
う。調味液5は、カッオニキス、味甜、グルソー、ソル
ビット、辛子等を配合して形成している。また、調味液
5にはバラ数の子3を赤色に着色するために、赤色10
2号60%、赤色3号35%、黄色5号5%の食用色素
を加えている。食用色素の配合割合は、調味料5リツト
ルに対して食用色素1グラムである。尚、図中6で示す
ものは調味液収容タンクである。次に、前記調味液5か
らバラ数の子3を取り出し調味液5を切り、これを山芋
の中にコンブを入れた山芋コンブ4と混ぜ合せて混合物
2を形成する。
の子の製造段階でバラバラになったバラ数の子3を調味
液5中に約12時間浸漬して味付けと赤色の着色を行な
う。調味液5は、カッオニキス、味甜、グルソー、ソル
ビット、辛子等を配合して形成している。また、調味液
5にはバラ数の子3を赤色に着色するために、赤色10
2号60%、赤色3号35%、黄色5号5%の食用色素
を加えている。食用色素の配合割合は、調味料5リツト
ルに対して食用色素1グラムである。尚、図中6で示す
ものは調味液収容タンクである。次に、前記調味液5か
らバラ数の子3を取り出し調味液5を切り、これを山芋
の中にコンブを入れた山芋コンブ4と混ぜ合せて混合物
2を形成する。
両者の配合量は山芋コンブlOOグラムに対しバラ数の
子lキログラムである。次に、これを注入機7で明太子
の戊子1内に注入する。注入量は戊子250グラムに対
して混合物1キログラムの割合である。このようにして
製造した加工水産物Aは辛子をまぶしたのちトレーパッ
クに並べてラップ掛は等をして冷凍保管する。
子lキログラムである。次に、これを注入機7で明太子
の戊子1内に注入する。注入量は戊子250グラムに対
して混合物1キログラムの割合である。このようにして
製造した加工水産物Aは辛子をまぶしたのちトレーパッ
クに並べてラップ掛は等をして冷凍保管する。
したがって、この実施例の製造方法によれば、見た目は
辛子明太子に類似しているが、食べると明太子と数の子
と山芋コンブの味がミックスされた従来にはない独特の
食感を有する加工水産物Aを製造することができる。又
、この実施例の製造方法ではバラ数の子3と山芋コンブ
4を混ぜ合せているので、戊子1への注入が容易であり
、又、食べる際、戊子1を破ってもバラ数の子3がバラ
バラになって流出することがない。
辛子明太子に類似しているが、食べると明太子と数の子
と山芋コンブの味がミックスされた従来にはない独特の
食感を有する加工水産物Aを製造することができる。又
、この実施例の製造方法ではバラ数の子3と山芋コンブ
4を混ぜ合せているので、戊子1への注入が容易であり
、又、食べる際、戊子1を破ってもバラ数の子3がバラ
バラになって流出することがない。
以上、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、具
体的な構成はこの実施例に限定されるものではない。
体的な構成はこの実施例に限定されるものではない。
例えば、実施例では、調味液としてカッオニキス、味彌
、グルソー、ソルビット、辛子等を配合したものを使用
しているが、これに限定されるものではなく、必要に応
じて、適宜の調味料を使用することができる。
、グルソー、ソルビット、辛子等を配合したものを使用
しているが、これに限定されるものではなく、必要に応
じて、適宜の調味料を使用することができる。
又、実施例では、粘稠物として、山芋コンブを使用して
いるが、これ以外に明太子の切子のミンチを使用しても
よい。
いるが、これ以外に明太子の切子のミンチを使用しても
よい。
又、実施例では、バラ数の子として卵巣の血抜きの際等
にバラけたものを使用しているが、製品としての数の子
をほぐして魚卵をバラして形成したバラ数の子を使用し
てもよい。
にバラけたものを使用しているが、製品としての数の子
をほぐして魚卵をバラして形成したバラ数の子を使用し
てもよい。
尚、バラ数の子の代わりにトビ魚の卵やシシャモの卵を
使用して加工水産物を製造することもできる。
使用して加工水産物を製造することもできる。
又、調味液への浸漬時間、バラ数の子と山芋コンブの配
合量等は任意である。
合量等は任意である。
又、実施例では辛子明太子としているが、辛子をまぶさ
ずに通常の明太子としてもよい。
ずに通常の明太子としてもよい。
(発明の効果)
以上説明してきたように本発明の加工水産物では、味付
けおよび赤色の着色を施したバラ数の子と粘稠物との混
合物を明太子の皮予肉に充填して形成したので、外観的
には明太子に酷似しながら食感的には明太子と数の子の
味がミックスされた従来にはない独特の食感および風味
等を有する加工水産物を得ることができる。又、本発明
の加工水産物の製造方法では、食用色素を加えた調味液
にバラ数の子を浸漬して味付けおよび赤色の着色を施し
たのち、これに粘稠物を加えて混合し、次にこの混合物
を明太子の皮予肉に充填して製造したので、外観的には
明太子に酷似しながら食感的には明太子と数の子の味が
ミックスされた従来には全くない独特の食感および風味
を有する加工水産物を製造することができる。又、本発
明ではバラ数の子に粘稠物を加えているので、明太子の
戊子への充填が容易であり、又、明太子の戊子を破って
もバラ数の子がバラバラになって外部に流出することが
ない。
けおよび赤色の着色を施したバラ数の子と粘稠物との混
合物を明太子の皮予肉に充填して形成したので、外観的
には明太子に酷似しながら食感的には明太子と数の子の
味がミックスされた従来にはない独特の食感および風味
等を有する加工水産物を得ることができる。又、本発明
の加工水産物の製造方法では、食用色素を加えた調味液
にバラ数の子を浸漬して味付けおよび赤色の着色を施し
たのち、これに粘稠物を加えて混合し、次にこの混合物
を明太子の皮予肉に充填して製造したので、外観的には
明太子に酷似しながら食感的には明太子と数の子の味が
ミックスされた従来には全くない独特の食感および風味
を有する加工水産物を製造することができる。又、本発
明ではバラ数の子に粘稠物を加えているので、明太子の
戊子への充填が容易であり、又、明太子の戊子を破って
もバラ数の子がバラバラになって外部に流出することが
ない。
第1図は本発明の加工水産物の実施例を示す一部切欠斜
視図、第2図は本発明の加工水産物の製造工程を示す説
明図である。 A:加工水産物 l:明太子の戊子 2:混合物 3:バラ数の子 4:山芋コンブ 5:調味液
視図、第2図は本発明の加工水産物の製造工程を示す説
明図である。 A:加工水産物 l:明太子の戊子 2:混合物 3:バラ数の子 4:山芋コンブ 5:調味液
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)味付けおよび赤色の着色を施したバラ数の子と粘稠
物との混合物を明太子の皮子内に充填して形成したこと
を特徴とする加工水産物。 2)食用色素を加えた調味液にバラ数の子を浸漬して味
付けおよび赤色の着色を施したのち、これに粘稠物を加
えて混合し、次にこの混合物を明太子の皮子内に充填し
て製造することを特徴とする加工水産物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1223463A JPH0383561A (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | 加工水産物およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1223463A JPH0383561A (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | 加工水産物およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0383561A true JPH0383561A (ja) | 1991-04-09 |
Family
ID=16798546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1223463A Pending JPH0383561A (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | 加工水産物およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0383561A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5464648A (en) * | 1993-12-09 | 1995-11-07 | Nishijima; Hideo | Process for preparing a cohesive mass of herring eggs |
US5894026A (en) * | 1996-05-17 | 1999-04-13 | Tomil Foods Ltd. | Method of making a food composite comprising herring eggs |
JP2008190304A (ja) * | 2007-02-02 | 2008-08-21 | Takashi Mizumoto | 路面清掃用具(スコッパー) |
JP2011155931A (ja) * | 2010-02-02 | 2011-08-18 | Toyo Suisan Kaisha Ltd | 加工タラコおよびその製造方法 |
CN104940519A (zh) * | 2015-06-08 | 2015-09-30 | 陈爱华 | 一种用于治疗卵巢囊肿的药物制剂 |
-
1989
- 1989-08-29 JP JP1223463A patent/JPH0383561A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5464648A (en) * | 1993-12-09 | 1995-11-07 | Nishijima; Hideo | Process for preparing a cohesive mass of herring eggs |
US5894026A (en) * | 1996-05-17 | 1999-04-13 | Tomil Foods Ltd. | Method of making a food composite comprising herring eggs |
JP2008190304A (ja) * | 2007-02-02 | 2008-08-21 | Takashi Mizumoto | 路面清掃用具(スコッパー) |
JP2011155931A (ja) * | 2010-02-02 | 2011-08-18 | Toyo Suisan Kaisha Ltd | 加工タラコおよびその製造方法 |
CN104940519A (zh) * | 2015-06-08 | 2015-09-30 | 陈爱华 | 一种用于治疗卵巢囊肿的药物制剂 |
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