JPH03832Y2 - - Google Patents

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JPH03832Y2
JPH03832Y2 JP1984010492U JP1049284U JPH03832Y2 JP H03832 Y2 JPH03832 Y2 JP H03832Y2 JP 1984010492 U JP1984010492 U JP 1984010492U JP 1049284 U JP1049284 U JP 1049284U JP H03832 Y2 JPH03832 Y2 JP H03832Y2
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JP
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harness
window
weather strip
clamp
rear window
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JP1984010492U
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JPS60124216U (ja
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  • Connection Of Plates (AREA)
  • Resistance Heating (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、リヤウインドデフオツガ用ハーネス
のクランプ構造に関し、詳しくは、ウインド開口
を備えた板金部材から引き出されてウインドガラ
スにプリントされたウインドデフオツガに至る間
のハーネスがウインド外部からできるだけ視認し
にくくなるようにし、リヤウインドの見栄えの向
上、あるいはハーネス配索の作業性の向上を図つ
たものに関する。
最近のほとんどの自動車のリヤウインドには、
第1図に示すように、ウインドガラス内面に電気
抵抗線(ウインドデフオツガ)をプリントし、こ
の電気抵抗線に通電するとき発生する熱によつて
ガラス内面の曇りを除去するようにしたリヤウイ
ンドデフオツガ装置が装備される。このリヤウイ
ンドデフオツガには、板金部材から引き出される
ハーネスを結線することにより電力を供給するの
であるが、このハーネスはどうしてもウインの外
部から見えてしまうという恨みがある。リヤウイ
ンドデフオツガ自体はウインドガラスの模様とし
ての機能を発揮するための別段リヤウインド部の
見栄えを悪化する原因とはならないのであるが、
ウインド外部から見える上記ハーネスがウインド
部の見栄えを悪化させる原因となることは否めな
い。このハーネスは、第5図および第6図に示す
ように、車体板金部材から引き出されたのち、ウ
インドガラスaを保持するためのウエザストリツ
プbの内縁を沿わせるなどしてデフオツガcのコ
ネクタdに最も近い部位まで導かれ、そしてデフ
オツガdに結線されるのであが、上記のようにウ
エザストリツプbの内縁を沿うように延びるハー
ネスeがとくにリヤウインド部の見栄えを悪化さ
せる。
そこで従来から上記リヤウインドデフオツガ用
ハーネスのウインド外部から見える部分をできる
だけ少なくし、少しでもウインド部の見栄えを向
上せるための種々の努力がなせれている。その例
としては、たとえば、実開昭54−92516号公報に
示されているものにおいては、、ウインドガラス
を支持するためのゴム製のウエザストリツプの内
縁部に、嵌合孔にハーネスを弾性的に押し込んで
保持するようにしたクランプを一体形成してい
る。この従来例は、上記クランプ内に嵌合保持さ
せることにより、ハーネスを直接外部から見えな
いようにしながら、、ウエザストリツプの内縁に
おける、デフオツガのコネクタに最も近い部位ま
で導くとができるという利点を有しているが、第
一にウエザストリツプのゴム成形が複雑化し、こ
の点でのコスト上昇を免れない、第二にウエザス
トリツプの内縁を這うハーネスが直接的に外部か
ら見えないにしろ、これを保持する一体成形クラ
ンプがウエザストリツプの内縁に部分的に膨出し
て外部から見え、これが不自然な感じを起こさせ
る、などという欠点がある。
本考案は、上記のような事情のもとで考え出さ
れたもので、その目的な、ウインド外部から見え
るハーネスをできるだけ少なくしてウインドの見
栄えを向上させることができるリヤウインドデフ
オツガ用ハーネスのクランプ構造を、コスト安く
提供することである。
このような目的を達成するため、本考案では、
次の技術的手段を講じている。
すなわち、ウインドガラス内面とウエザストリ
ツプの嵌入溝との間に差し込むための薄板状の差
し込み部と、この差し込み部の上端部から車室方
向に屈曲して延びかつ先端部に下方湾曲部を備え
たハーネス保持部とを有するハーネスクランプ
を、上記ハーネス保持部にリヤウインドデフオツ
ガ用ハーネスを保持しつつその差し込み部をウエ
ザストリツプとウインドガラス内面との間に差し
込んで取付けるようにしたこと、である。
このような技術的手段を講ずる結果、本考案は
次の効果を発揮する。
ハーネスの配索作業はこのハーネスを保持する
上記ハーネスクランプをその差し込み部をウイン
ドガラスとウエザストリツプの間に差し込むだけ
で完了するため、きわめて作業性が良くなる。そ
して、本考案を実施するためには、差し込み部と
上記ハーネス保持部とを有するきわめて簡単なハ
ーネスクランプを用意するだけでよいので、コス
ト的にきわめて安い。さらに、ハーネスは差し込
み部から車室方向に屈曲してのびるハーネス保持
部の下方湾曲部に保持されることとなるので、こ
のハーネスはウインドを外部から見た場合かなら
ずウエザストリツプに隠れるようになり、したが
つて、ウエザストリツプの内縁に沿うように配索
されるハーネスは外部から見えなくなる。
以下、本考案の好ましい実施例を第1図ないし
第4図を参照しつつ具体的に説明する。
自動車のリヤウインド部1は、テールゲート2
などの板金部材2aに形成された窓開口部3にウ
エザストリツプ4を介してウインドガラス5をは
めこむことにより構成され、このウインドガラス
5の内面には、電気抵抗線6を所定の形態にプリ
ントされた、リヤウインドデフオツガ7が構成さ
れる。このリヤウインドデフオツガ7は、通常、
第1図に表れているように、ウインドガラス5の
左右にに配置された若干の幅を有する縦バー8,
8間を複数本の細状の横バー9,9…を掛け渡し
たような形態に構成される。そして、上記縦バー
8,8にハーネス10を結線するためのコネクタ
11が取付けられるのであるが、本例では、各縦
バー8,8の下端に上記コネクタ11が設けられ
ている。なお、このコネクタ11は、上記縦バー
8,8の中間部、または上端部に設けてもよい。
車体板金部材2aの所定部位(図にあらわれ
ず)から引き出されたハーネス10は、上記ウエ
ザストリツプ4に沿うようにして上記コネクタ1
1に近い部位まで配索される。本例でのハーネス
10は、第2図によく表れているように、コネク
タ11の直下位置まで配索されたのち、上方にの
び、コネクタ11に接続されている。
本考案では、ウエザストリツプ4のウインドガ
ラス嵌入溝12とこれに嵌入されるウインドガラ
ス5の相互の密着力を利用してハーネスクランプ
13を取付けるようにし、かつ、このハーネスク
ランプ13の形状を工夫してこれに保持されるハ
ーネス10がウインド外部から見えないようにし
ている。すなわち、本考案でのハーネスクランプ
13は、第4図に示すように、ウエザストリツプ
4とウインドガラス5との間に差し込むための薄
板状の差し込み部14と、これの上部から車室側
にのび、かつ下方湾曲部15を先端に有するハー
ネス保持部16とを有している。下方湾曲部15
は、、たとえば、、保持すべきハーネス10の外径
と同様の内径の半円筒状に形成することができ
る。
また、図示例では、上記ハーネス保持部16が
差し込み部14からほぼ直角に屈曲するようにし
ているが、この屈曲の程度は、リヤウインド5の
傾斜角に応じ、保持されるハーネスが外部から見
えない程度となるように適当に定めればよい。ま
た、差し込み部14としては、第4図に表れてい
るように、下方先端にゆくに従つて薄肉状となる
くさび状の断面に形成しておくと、これをウエザ
ストリツプ4とウインドガラス5の間に強制的に
差し込む作業を行ない易くなるので好都合であ
る。さらに、差し込み部14の内面に横方向の凸
条17を形成しておくと、この凸条17が差し込
み部14のウエザストリツプ4に対する抵抗を高
め、ハーネスクランプ13が不用意に外れにくく
なるので好都合である。なお、このハーネスクラ
ンプ13は、樹脂成形によりきわめて安価に製造
できる。
第3図は、本考案にかかるハーネスクランプ1
3を使用してリヤウインドデフオツガ用ハーネス
10をウインドガラス用ウエザストリツプ4に保
持した状態の断面を示す。図から明らかなよう
に、、ハーネスクランプ13のハーネス保持部1
6ないしこれに保持されるハーネス10はウエザ
ストリツプ4の縁4aより下方に位置している。
このため、この部を配索されるハーネス10がウ
インド外部からきわめて見えにくくなる。
以上説明したように、本考案のリヤウインドデ
フオツガ用ハーネスのクランプ構造は、きわめて
安価に製造されるハーネスクランプを、ハーネス
保持部にハーネスを保持させながらその差し込み
部をウインドガラスとウエザストリツプとの間に
差し込むだけで、きわめて容易にリヤウインドデ
フオツガ用ハーネスを外部から見えにくくなるよ
うにウエザストリツプに沿つて配索することがで
きるという特有の効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は、自動車のリヤウインド部を示す斜視
図、第2図は本考案の一実施例をリヤウインドの
後部から見た図、第3図は第2図の−線拡大
断面斜視図、第4図は本考案に使用されるハーネ
スクランプの斜視図、第5図は従来のハーネスク
ランプ構造をリヤウインド後部から見た図、第6
図は第5図の−線に沿う断面図である。 4…ウエザストリツプ、5…ウインドガラス、
10…ハーネス、12…嵌入溝、13…ハーネス
クランプ、14…差し込み部、15…下方湾曲
部、16…ハーネス保持部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ウインドガラス内面とウエザストリツプの嵌入
    溝との間に差し込むための薄板状の差し込む部
    と、この差し込み部の上端部から車室方向に屈曲
    して延びかつ先端部に下方湾曲部を備えたハーネ
    ス保持部とを有するハーネスクランプを、上記ハ
    ーネス保持部にリヤウインドデフオツガ用ハーネ
    スを保持しつつその差し込み部をウエザストリツ
    プとウインドガラス内面との間に差し込んで取付
    けるようにしたことを特徴とする、リヤウインド
    デフオツガ用ハーネスのクランプ構造。
JP1049284U 1984-01-27 1984-01-27 リヤウインドデフオツガ用ハ−ネスのクランプ構造 Granted JPS60124216U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1049284U JPS60124216U (ja) 1984-01-27 1984-01-27 リヤウインドデフオツガ用ハ−ネスのクランプ構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP1049284U JPS60124216U (ja) 1984-01-27 1984-01-27 リヤウインドデフオツガ用ハ−ネスのクランプ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60124216U JPS60124216U (ja) 1985-08-21
JPH03832Y2 true JPH03832Y2 (ja) 1991-01-11

Family

ID=30491729

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JP1049284U Granted JPS60124216U (ja) 1984-01-27 1984-01-27 リヤウインドデフオツガ用ハ−ネスのクランプ構造

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5410647B2 (ja) * 1973-06-14 1979-05-09

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5410647U (ja) * 1977-06-24 1979-01-24
JPS58182825U (ja) * 1982-06-01 1983-12-06 日産自動車株式会社 ウインドパネル周縁のモ−ルデイング構造

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5410647B2 (ja) * 1973-06-14 1979-05-09

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JPS60124216U (ja) 1985-08-21

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