JPH038292B2 - - Google Patents

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JPH038292B2
JPH038292B2 JP59124577A JP12457784A JPH038292B2 JP H038292 B2 JPH038292 B2 JP H038292B2 JP 59124577 A JP59124577 A JP 59124577A JP 12457784 A JP12457784 A JP 12457784A JP H038292 B2 JPH038292 B2 JP H038292B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F7/00Vibration-dampers; Shock-absorbers
    • F16F7/10Vibration-dampers; Shock-absorbers using inertia effect
    • F16F7/1028Vibration-dampers; Shock-absorbers using inertia effect the inertia-producing means being a constituent part of the system which is to be damped
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K11/00Arrangement in connection with cooling of propulsion units
    • B60K11/02Arrangement in connection with cooling of propulsion units with liquid cooling
    • B60K11/04Arrangement or mounting of radiators, radiator shutters, or radiator blinds
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F7/00Vibration-dampers; Shock-absorbers
    • F16F7/10Vibration-dampers; Shock-absorbers using inertia effect
    • F16F7/104Vibration-dampers; Shock-absorbers using inertia effect the inertia member being resiliently mounted
    • F16F7/108Vibration-dampers; Shock-absorbers using inertia effect the inertia member being resiliently mounted on plastics springs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2202/00Indexing codes relating to the type of spring, damper or actuator
    • B60G2202/20Type of damper
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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、自動車の低周波振動を吸収させる
振動吸収装置に関するものである。
従来の技術 一般に自動車の低周波振動は、 エンジンアイドリング時の回転変動 タイヤ質量分野の不均一およびタイヤ周のゴ
ム硬度の不均一 タイヤ摩耗の不均一 ブレーキ装置の回転部分の不均一 等に起因して生ずることが知られている。
この様な原因によつて例えば第8図、第9図に
示した自動車が低周波で振動した場合、その振動
成分には種々のものが含まれる。このうち特に自
動車の乗り心地に影響を与えるものは、ばね上質
量やばね下質量の振動と、車体1の弾性振動であ
る。尚、ばね上質量の振動の主なものにはバウン
シング(Z軸方向の並行振動)、ピツチング(X
軸回りの回転振動)、ローリング(Y軸回りの回
転振動)があり、車体1の弾性振動には車体1の
曲げ振動やねじり振動がある。
ところで、上述のように車体1が低周波で振動
させられた場合、ステアリング系も振動させられ
てハンドル2も振動させられる。このステアリン
グ系の振動は運転感覚に影響を及ぼすものであ
る。このステアリング系のステアリングポスト3
の振動加速度振幅とエンジン回転数との関係は第
10図に示した様になる。この第10図に示した
ステアリング振動曲線Aによれば、エンジン回転
数が略660rpmのときに車体1の曲げ共振による
ステアリングポスト3の振幅ピークaが存在し、
エンジン回転数が略990rpmのときにステアリン
グポスト3の共振による振幅ピークbが存在す
る。尚、第9図中、破線Bは車体1の曲げ振動の
節を示したものである。
この様に車体1の曲げ共振はエンジンアイドル
設定改回転域に存在し、この様な現象は殆んどの
車種で生ずることが知られている。尚、振動系に
悪影響を及ぼすのは2次成分であることから、ピ
ークaにおける振動周波数は略22Hzとなり、ピー
クbにおける振動周波数は略30Hzとなる。
この様な低周波振動は、シート4に伝わり乗員
に不快感を与えると共に、ステアリング系を振動
させてドライバーの運転感覚を大巾に害するもの
であつた。
そこで、この様な低周波振動をできるだけ抑制
するための構造が従来から種々考えられている。
この構造としては例えば特開昭57−84223号公報
に示した様な自動車の振動吸収装置がある。この
振動吸収装置は、第11図、第12図に示した様
にラジエータ5の下端部をフアーストクロスメン
バー6上にバンパーラバー7を介して支持させる
と共に、ラジエータ5の上端部をラジエータサポ
ートコア8にバンパーラバー9を介して装着し、
バンパーラバー7,9によつてラジエータ5の固
有振動数を20Hz〜30Hzに設定することにより、ラ
ジエータ5をダイナミツクダンパとしたものであ
る。
この様な振動吸収装置によれば、理論上はラジ
エータ5の固有振動数が車体1の曲げ共振振動数
からずれるので、ラジエータ5が純粋にバウンス
共振した場合には、ステアリング系が第13図の
ステアリング振動曲線Cの如く振動する。従つ
て、理論上、ラジエータ5をダイナミツクダンパ
として用いた場合には、用いない場合に較べて、
ステアリング系の振動を全体的に低くできる。
発明が解決しようとする問題点 ところが、現実のラジエータ5の振動にはバウ
ンシング、ピツチング、ローリング等の振動成分
が含まれており、このバウンシングとピツチング
は連成して現われる。また、第14図に示した様
に、エンジン10の左右には、異なる寸法の部品
例えばインテークマニホールド11、エアクリー
ナ12、エキゾーストマニホールド13等その他
の部品が配設される。このために、エンジン10
の重心EGやラジエータ5の重心RGが車体1の中
心X軸上になく左又は右にずれていると共に、こ
れらの重心EG、RGも互いにずれている。しか
も、この様な重心EG、RGのずれや他の設計上の
原因によつて、ラジエータ5のピツチングとバウ
ンシングの固有振動数が比較的近くに存在してい
た。
これの振動加速度振幅レベルを計算してみる
と、第16図に示されるように曲線CLとなつて
欲しいものが曲線CRとしかならない。
この結果、ラジエータ5のバウンス固有振動数
を車体1の曲げ共振振動数からずらしても、ラジ
エータ5のピツチング固有振動数は車体1の曲げ
共振振動数の範囲内に依然として存在することに
なる。
従つて、ラジエータ5を上述の様にダイナミツ
クダンパとして利用しようとしても、現実にはス
テアリング系の振動には第15図のステアリング
振動曲線C′の如くにしかならず、利用しない場合
に比べてステアリングの振幅を若干低減させるこ
とができても、ステアリングの振幅を第13図の
ステアリング振動曲線Cの如く充分に低減させる
ことが難しいものであつた。
このため現実的な対応策を施して上述の様なラ
ジエータ5のバウンシングとピツチングの連成振
動を含むステアリング振動曲線を第15図のステ
アリング振動曲線D(現実的理想の振動曲線)に
近づけるのが望ましい。尚、ステアリング振動曲
線Dはラジエータ5がバウンシングとピツチング
をしたと仮定したときのものである。振動加速度
振幅レベルの計算でみると、第16図に示される
曲線Eになることが望ましい。
一方、エンジン10が回転変動によつてハンチ
ングした場合には、このハンチングによつてラジ
エータ5も振動する。この際、エンジン10の振
動によりラジエータホース14,15が引つ張ら
れるか、圧縮されるかして、ラジエータ5が強制
的にローリングさせられることがある。この様な
ローリングによつてエンジン10とラジエータ5
が相対的に大きく変位させられたときには、ラジ
エータホース14,15が冷却フアンやその他の
部品とまゝ干渉したりする虞れがあり、決して望
ましくなかつた。しかも、この様なローリングに
よつてラジエータ5の振動特性が設計上のものと
変つてしまつて、最も効かせたい周波数域ではラ
ジエータ5がダイナミツクダンパとして機能しな
いものであつた。
発明の目的 そこで、この発明は、自動車の低周波振動を吸
収するのにラジエータホースの利用によつて簡易
に現実的理想の振動状態に近づけることができる
と共に、エンジン振動による引張力がラジエータ
ホースを介してラジエータに伝わるのを防止でき
る自動車の振動吸収装置を提供することを目的と
するものである。
問題点を解決するための手段 この目的を達成するため、この発明は、エンジ
ンの冷却水通路とラジエータとを弾性を有するラ
ジエータホースで接続し、前記ラジエータを弾性
体を介して車体に装着すると共に、前記弾性体に
よるラジエータのバウンス固有振動数を車体曲げ
共振振動数およびステアリングポスト共振振動数
と重合しない域の振動数に設定した自動車の振動
吸収装置において、前記ラジエータホースのラジ
エータ側端部近傍の部分を車体に固定することに
より、前記ラジエータのピツチング固有振動数と
バウンス固有振動数を離して設定した自動車の振
動吸収装置としたことを特徴とするものである。
作 用 この様な構成によれば、ラジエータホースのラ
ジエータ側の端部のばね定数は横方向が上下方向
に較べて十分大きくしてあるのでピツチング共振
にのみ作用してバウンス共振には作用しない。し
かも、ラジエータ及び弾性体は車体の曲げ共振周
波数やステアリングポストの共振周波数では共振
せず、これらを抑制する。一方、エンジンが振動
してラジエータホースが引つ張られたり、圧縮さ
せられたりしても、この引張力又は圧縮力はラジ
エータに伝わらない。これによつて、ラジエータ
はラジエータホースを介して強制的にローリング
させられることはない。この結果、ラジエータと
エンジンとの相対変位が大きくならないので、ラ
ジエータホースが他の部品と干渉する様なことも
避けられる。
実施例 以下、この発明の一実施例を第1図〜第9図に
基づいて説明する。
第1図において、16は自動車の車体、17は
車体16に装着されたステアリングポスト、18
はステアリングポスト17に装着されたステアリ
ングハンドル(以下単にハンドルと略称)であ
る。また、19は車体16のエンジンルーム、2
0はエンジンルーム19内に配設されたエンジ
ン、21はエンジン20のインテークマニホール
ド、22はエンジンのエキゾーストマニホール
ド、23はエンジンルーム19内に配設されたラ
ジエータである。
ラジエータ23の下端部はフアーストクロスメ
ンバー24上にバンパーラバー25(弾性体)を
介して支持され、ラジエータ23の上端部はラジ
エータコアサポート26の上端部にバンパーラバ
ー27(弾性体)を介して装着されている。(第
1図、第2図参照)。28はエンジン20の冷却
水通路(図示せず)の流出口とラジエータ23の
流入口23aとを接続しているラジエータホー
ス、29はエンジン20の冷却水通路の流入口と
ラジエータ23の流出口23bとを接続している
ラジエータホースである。
28aはラジエータホース28のラジエータ2
3側端部、29aはラジエータホース29のラジ
エータ23側端部、30はラジエータホース28
の端部28a近傍とラジエータコアサポート26
との間に配設した取付ブラケツト、31はラジエ
ータホース29の端部29a近傍とラジエータコ
アサポート26との間に配設した取付ブラケツト
である。
取付ブラケツト30は、第3図、第4図に示し
た如く、平板状の本体30aと、これの一端に設
けられた取付基部30bと、本体30aの他端部
に一体に設けられた円形のホース保持部30c
と、ホース保持部30cに連設された締付端部3
0dを有する。また、取付ブラケツト31は、第
5図、第6図に示した如く平板状の本体31a
と、これの一端に設けられた取付基部31bと、
本体31aの他端に一体に設けられた円形のホー
ス保持部31cと、ホース保持部に連設された締
付端部31dを有する。
取付ブラケツト30の取付基部30bはボルト
32を介してラジエータコアサポート26に固定
され、取付ブラケツト31の取付基部31bはボ
ルト33を介してラジエータコアサポート26に
固定されている。また、取付ブラケツト30のホ
ース保持部30c内にはラジエータホース28の
端部28a近傍の部分が挿入され、取付ブラケツ
ト31のホース保持部31c内にはラジエータホ
ース29の端部29a近傍の部分が挿入されてい
る。しかも、取付ブラケツト30の本体30aと
締付端部30dはボルト34、ナツト35を介し
て固定され、取付ブラケツト31の本体31aと
締付端部31dはボルト36、ナツト37を介し
て固定されている。この固定によつて、ラジエー
タホース28の端部28a側近傍の部分にはホー
ス保持部30cが締付固定され、ラジエータホー
ス29の端部29a側近傍の部分にはホース保持
部31cが締付固定されている。
一方、上述のバンパーラバー25,27による
ラジエータ23のバウンス固有振動数fRBは、車
体曲げ共振振動数fBおよびステアリングポスト共
振振動数fSと重合しない域の振動数に設定されて
いる。例えば、車体曲げ共振振動数fBを22Hz、ス
テアリングポスト共振振動数fSを30Hzとすると、
ラジエータ23のバウンス固有振動数fRBは22Hz
<fRB<30Hzになる様に設定されている。
また、ラジエータホース28,29の端部の弾
性力によるラジエータ23のピツチング固有振動
数fRPは、ステアリングポスト共振振動数fSよりも
充分大きく設定されている。例えば、ステアリン
グポスト共振振動数fSを上述の如く30Hzとする
と、ラジエータ23のピツチング固有振動数fRP
は略50Hzに設定されている。このピツチング固有
振動数fRPはラジエータホース28,29の車体
側への固定位置を変えることにより変更できる。
すなわち、第7図に示した流入口23aの端と取
付ブラケツト30までの長さをQ1とし、流出口
23bの端と取付ブラケツト31までの長さを
Q2とすると、長さQ1、Q2を調整することにより、
ラジエータ5の振動特性を変えることができる。
図中、38,39はラジエータホース28,29
の端部28a,29aを流入口23a、流出口2
3bに固定している固定バンドである。
次に、この様な構成の自動車の振動吸収装置の
作用を説明する。
上述の構成におけるラジエータホース28,2
9の端部28a,29aの軸方向(車体16の横
方向)Xのバネ定数は、上下方向Zのバネ定数に
比べて充分大きく設定されている。これによつ
て、端部28a,29aのバネ力はラジエエータ
23のピツチング共振にのみ作用して、バウンス
共振には作用しない。すなわち、端部28a,2
9aのバネ力は、50Hzより低い振動周波数域でラ
ジエータ23のピツチングのみを抑制する様に作
用して、バウンス共振を抑制する様なことがな
い。
この結果、ラジエータ23は、バンパーラバー
25,27の作用によりfRBの範囲すなわち22Hz
<fRB<30Hzの範囲内でバウンス共振する。しか
し、そのバウンス共振振幅は、ラジエータのバウ
ンス固有振動数fRBの範囲内すなわち22Hz<fRB
30Hzの範囲内でピークとなり、22Hz又は30Hzに近
づくにつれて小さくなる。すなわち、22Hz、30Hz
では、ラジエータ23が自己の質量による慣性力
とバンパーラバー25,27の作用により殆んど
振動しなくなる。従つて、車体側からラジエータ
23側に22Hz又は30Hzの振動が入力されると、こ
の振動入力によりバンパーラバー25,27のみ
が圧縮、非圧縮状態又は曲げ状態になり、22Hz又
は30Hzの車体側の振動をラジエータ23の質量が
抑制する。この様に、ラジエータ23は22Hz、30
Hzでダイナミツクダンパとして作用して、22Hz、
30Hzのの車体側の振動を抑制する。
従つて、エンジン20の回転数が660rpm(2次
成分22Hz)のときに車体16に曲げ共振が生じよ
うとし、エンジン20の回転数が900rpm(2次成
分30Hz)のときにステアリングポスト17が共振
しようとしても、ラジエータ23とバンパーラバ
ー25,27の作用により車体16の曲げ共振や
ステアリングポスト17の共振が抑制される。
一方、エンジン20の回転変動によりエンジン
20がハンチングして、ラジエータホース28,
29に引張力又は圧縮力が作用しても、この引張
力又は圧縮力は取付ブラケツト30,31によつ
てラジエータ23には作用しない。この結果、ラ
ジエータ23にはエンジン20のハンチングによ
るローリングが生じないので、この際、ラジエー
タホース28,29が大きく変位させられて他の
部品に干渉したり、ラジエータ23の振動特性が
変つたりすることがない。
発明の効果 この発明は、以上説明したように、エンジンの
冷却水通路とラジエータとを弾性を有するラジエ
ータホースで接続し、前記ラジエータを弾性体を
介して車体に装着すると共に、前記弾性体による
ラジエータのバウンス固有振動数を車体曲げ共振
振動数およびステアリングポスト共振振動数と重
合しない域の振動数に設定した自動車の振動吸収
装置において、前記ラジエータホースのラジエー
タ側端部近傍の部分を車体に固定することによ
り、前記ラジエータのピツチング固有振動数とバ
ウンス固有振動数を離して設定した自動車の振動
吸収装置としたので、ラジエータの質量と弾性体
とによつて車体曲げ共振とステアリングポストの
共振を充分に抑制して、自動車の振動を簡易に現
実的理想の振動状態に近づけることができる。し
かも、エンジン振動による引張力又は圧縮力がラ
ジエータホースに作用しても、この引張力又は圧
縮力はラジエータに伝わらないので、エンジンの
ハンチング等の振動によつてラジエータがローリ
ングすることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る自動車の振動吸収装置
の一実施例を示す平面図、第2図は第1図の−
線に沿う断面図、第3図は第1図のの拡大
図、第4図は第3図の−線に沿う断面図、第
5図は第1図のの拡大図、第6図は第5図の
−線に沿う断面図、第7図は第1図に示した振
動吸収装置の概略説明図、第8図は従来の自動車
の振動を説明する斜視図、第9図は第8図に示し
た自動車の側面図、第10図は第8図に示した自
動車のステアリング振動特性曲線図、第11図、
第12図は従来の自動車の振動吸収装置の概略説
明図、第13図は第10図のステアリング振動曲
線と理論上の振動曲線との関係を示すステアリン
グ振動特性曲線図、第14図は従来のエンジンの
重心とラジエータの重心との関係を示す自動車の
平面図、第15図は第10図のステアリング振動
曲線と従来及び理論上のステアリング振動特性曲
線との関係を示すステアリング振動特性曲線図、
第16図は車体振動の理論値と現実値との関係を
示す振動特性曲線図である。 16……車体、17……ステアリングポスト、
20……エンジン、23……ラジエータ、23a
……流入口、23b……流出口、25,27……
バンパーラバー(弾性体)、28,29……ラジ
エータホース、28a,29a……端部、30,
31……取付ブラケツト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 エンジンの冷却水通路とラジエータとを弾性
    を有するラジエータホースで接続し、前記ラジエ
    ータを弾性体を介して車体に装着すると共に、前
    記弾性体によるラジエータのバウンス固有振動数
    を車体曲げ共振振動数およびステアリングポスト
    共振振動数と重合しない域の振動数に設定した自
    動車の振動吸収装置において、 前記ラジエータホースのラジエータ側端部近傍
    の部分を車体に固定することにより、前記ラジエ
    ータのピツチング固有振動数とバウンス固有振動
    数を離して設定したことを特徴とする自動車の振
    動吸収装置。
JP59124577A 1984-06-19 1984-06-19 自動車の振動吸収装置 Granted JPS616020A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59124577A JPS616020A (ja) 1984-06-19 1984-06-19 自動車の振動吸収装置
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DE19853521677 DE3521677A1 (de) 1984-06-19 1985-06-18 Schwingungsdaempfende anordnung fuer ein kraftfahrzeug

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JPH038292B2 true JPH038292B2 (ja) 1991-02-05

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