JPH0382152A - Mos型半導体集積回路 - Google Patents
Mos型半導体集積回路Info
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- JPH0382152A JPH0382152A JP1219428A JP21942889A JPH0382152A JP H0382152 A JPH0382152 A JP H0382152A JP 1219428 A JP1219428 A JP 1219428A JP 21942889 A JP21942889 A JP 21942889A JP H0382152 A JPH0382152 A JP H0382152A
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- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims description 17
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 25
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 3
- 239000013078 crystal Substances 0.000 claims description 3
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 claims description 3
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- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 7
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
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- 238000005468 ion implantation Methods 0.000 description 2
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- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Semiconductor Memories (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、MOS型半導体集積回路に関し、特に内部回
路が入出力回路に比べて低い電源電圧で動作するMOS
型半導体集積回路に関する。
路が入出力回路に比べて低い電源電圧で動作するMOS
型半導体集積回路に関する。
[従来の技術]
近年、MOS型半導体集積回路の高性能化は、MOSト
ランジスタの素子寸法をほぼ比例縮小することにより行
われてきた。即ち、MOSトランジスタのゲート長を1
/k (k>1)倍すると共に、ゲート酸化膜厚を1/
に倍、基板濃度をに倍することによって、より微細なM
OSトランジスタが得られる。これまでは、MOSトラ
ンジスタを微細化しても、入出力レベルの整合性を保つ
ため、使用する電源電圧は5v動作のままであった。
ランジスタの素子寸法をほぼ比例縮小することにより行
われてきた。即ち、MOSトランジスタのゲート長を1
/k (k>1)倍すると共に、ゲート酸化膜厚を1/
に倍、基板濃度をに倍することによって、より微細なM
OSトランジスタが得られる。これまでは、MOSトラ
ンジスタを微細化しても、入出力レベルの整合性を保つ
ため、使用する電源電圧は5v動作のままであった。
しかしながら、MOSトランジスタを微細化してゲート
酸化膜に10nm以下の厚さの酸化膜が使用されるよう
になると、ゲート酸化膜に過度の電界が加わることを避
けるため、電源電圧を例えば3゜3v等に引き下げざる
を得ない。そこで、入出力レベルの整合性を保持しつつ
、MOSトランジスタの微細化を図るために、入出力回
路を構成するMOSトランジスタのみそのゲート酸化膜
を例えば15nm程度と厚くして、5V電源動作に耐え
得るようにし、内部回路のゲート膜厚10nm以下のM
OSトランジスタは、3.3V電源で動作させるように
MOS型半導体集積回路を構成することがなされている
。
酸化膜に10nm以下の厚さの酸化膜が使用されるよう
になると、ゲート酸化膜に過度の電界が加わることを避
けるため、電源電圧を例えば3゜3v等に引き下げざる
を得ない。そこで、入出力レベルの整合性を保持しつつ
、MOSトランジスタの微細化を図るために、入出力回
路を構成するMOSトランジスタのみそのゲート酸化膜
を例えば15nm程度と厚くして、5V電源動作に耐え
得るようにし、内部回路のゲート膜厚10nm以下のM
OSトランジスタは、3.3V電源で動作させるように
MOS型半導体集積回路を構成することがなされている
。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上述した従来のMOS型半導体集積回路
では、製造工程が増加するという問題点がある。即ち、
入出力回路と内部回路とでは、MOSトランジスタのゲ
ート酸化膜厚が異なるので、両者の閾値電圧をほぼ同じ
にするためには、基板濃度を異ならせる必要がある。こ
のためには、例えばフォトリソグラフィーとイオン注入
工程とを1つ余計に行う必要がある。これは製造原価の
増大につながる。
では、製造工程が増加するという問題点がある。即ち、
入出力回路と内部回路とでは、MOSトランジスタのゲ
ート酸化膜厚が異なるので、両者の閾値電圧をほぼ同じ
にするためには、基板濃度を異ならせる必要がある。こ
のためには、例えばフォトリソグラフィーとイオン注入
工程とを1つ余計に行う必要がある。これは製造原価の
増大につながる。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、
製造工程を何ら増すことなしに、ゲート酸化膜厚の異な
る複数の回路の閾値電圧を適正化することが可能なMO
S型半導体集積回路を提供することを目的とする。
製造工程を何ら増すことなしに、ゲート酸化膜厚の異な
る複数の回路の閾値電圧を適正化することが可能なMO
S型半導体集積回路を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明に係るMO3型半導体集積回路は、第1の電源電
圧で動作する第1のMOSトランジスタと、前記第1の
電源電圧よりも小さな第2の電源電圧で動作し前記第1
のMOSトランジスタよりもゲート酸化膜が薄い第2の
MOSトランジスタとを、シリコン単結晶基板上に集積
化してなるMOS型半導体集積回路において、前記第2
のMOSトランジスタは、第1のMOSトランジスタよ
りも大きなソース・基板間又はソース・ウェル間逆バイ
アス電圧が印加されたものであることを特徴とする。
圧で動作する第1のMOSトランジスタと、前記第1の
電源電圧よりも小さな第2の電源電圧で動作し前記第1
のMOSトランジスタよりもゲート酸化膜が薄い第2の
MOSトランジスタとを、シリコン単結晶基板上に集積
化してなるMOS型半導体集積回路において、前記第2
のMOSトランジスタは、第1のMOSトランジスタよ
りも大きなソース・基板間又はソース・ウェル間逆バイ
アス電圧が印加されたものであることを特徴とする。
なお、前記第1のMOSトランジスタとしては、例えば
入出力回路等が挙げられ、前記第2のMOSトランジス
タは、例えばメモリセル等が挙げられる。
入出力回路等が挙げられ、前記第2のMOSトランジス
タは、例えばメモリセル等が挙げられる。
[作用]
本発明によれば、第1のMOSトランジスタよりもゲー
ト酸化膜が薄い第2のMOSトランジスタには、第1の
MOSトランジスタよりも小さなソース・基板間又はソ
ース・ウェル間逆バイアス電圧が印加されているので、
そのバイアス電圧値によってMOSトランジスタ閾値電
圧を適正な値に設定することができる。このため、ゲー
ト酸化膜厚の異なる第1及び第2のMOSトランジスタ
の閾値をその基板濃度を変えることなしにほぼ同一の値
に設定することができる。したがって、不純物拡散のた
めのフォトリングラフィ工程及びイオン注入工程等を追
加する必要がなく、製造原価の低減を図ることができる
。
ト酸化膜が薄い第2のMOSトランジスタには、第1の
MOSトランジスタよりも小さなソース・基板間又はソ
ース・ウェル間逆バイアス電圧が印加されているので、
そのバイアス電圧値によってMOSトランジスタ閾値電
圧を適正な値に設定することができる。このため、ゲー
ト酸化膜厚の異なる第1及び第2のMOSトランジスタ
の閾値をその基板濃度を変えることなしにほぼ同一の値
に設定することができる。したがって、不純物拡散のた
めのフォトリングラフィ工程及びイオン注入工程等を追
加する必要がなく、製造原価の低減を図ることができる
。
[実施例コ
以下、添付の図面を参照しながら本発明の実施例につい
て説明する。
て説明する。
第1図は本発明の第1の実施例に係るMOS型半導体集
積回路の回路図である。
積回路の回路図である。
第1のPチャネルMO8トランジスタ1a、1bと第1
のNチャネルMOSトランジスタ2a。
のNチャネルMOSトランジスタ2a。
2bとを相補対接続してなるCMOSインバータ回路3
a、3bは、縦続接続されて入出力回路5を構成してい
る。また、第2のPチャネルMOSトランジスタ6a、
6bと第2のNチャネルMOSトランジスタ7 a *
7 bとを相補対接続してなるCMOSインバータ回
路8a*8bは、縦続接続されて内部回路10を構成し
ている。
a、3bは、縦続接続されて入出力回路5を構成してい
る。また、第2のPチャネルMOSトランジスタ6a、
6bと第2のNチャネルMOSトランジスタ7 a *
7 bとを相補対接続してなるCMOSインバータ回
路8a*8bは、縦続接続されて内部回路10を構成し
ている。
入出力回路5を構成する第1のPチャネルMOSトラン
ジスタla、lb及び第1のNチャネルMOSトランジ
スタ2as2bは、そのゲート酸化膜厚が例えば15n
n+に設定されており、入出力レベルの整合性を保つた
め、例えば5Vの電源電圧が印加されたものとなってい
る。また、内部回路10を構成する第2のPチャネルM
OSトランジスタ6 al 6 b及び第2のNチャネ
ルMOSトランジスタフ a + 7 bは、そのゲー
ト酸化膜厚が例えば10n11に設定されており、微細
化によるゲート酸化膜の破壊を防止するため、例えば2
.2Vの電源電圧が印加されたものとなっている。
ジスタla、lb及び第1のNチャネルMOSトランジ
スタ2as2bは、そのゲート酸化膜厚が例えば15n
n+に設定されており、入出力レベルの整合性を保つた
め、例えば5Vの電源電圧が印加されたものとなってい
る。また、内部回路10を構成する第2のPチャネルM
OSトランジスタ6 al 6 b及び第2のNチャネ
ルMOSトランジスタフ a + 7 bは、そのゲー
ト酸化膜厚が例えば10n11に設定されており、微細
化によるゲート酸化膜の破壊を防止するため、例えば2
.2Vの電源電圧が印加されたものとなっている。
具体的には、第1のPチャネルMO8トランジスタla
、lbのソースは、例えば5Vの第1の高位側電源端子
11に接続され、第1のNチャネルMOSトランジスタ
2 a + 2 bのソースは、例えばOvの第1の
低位側電源端子12に接続され、第2のPチャネルMO
Sトランジスタ6 a + 6 bのソースは、2.5
〜5.OVの範囲にある例えば3.6vの第2の高位側
電源端子13に接続され、第2のNチャネルMOSトラ
ンジスタフ a +7bのソースは、O〜2.5Vの範
囲にある例えば1.4vの第2の低位側電源端子14に
接続されている。これにより、入出力回路5は5■1内
部回路10は2.2Vで動作をする。
、lbのソースは、例えば5Vの第1の高位側電源端子
11に接続され、第1のNチャネルMOSトランジスタ
2 a + 2 bのソースは、例えばOvの第1の
低位側電源端子12に接続され、第2のPチャネルMO
Sトランジスタ6 a + 6 bのソースは、2.5
〜5.OVの範囲にある例えば3.6vの第2の高位側
電源端子13に接続され、第2のNチャネルMOSトラ
ンジスタフ a +7bのソースは、O〜2.5Vの範
囲にある例えば1.4vの第2の低位側電源端子14に
接続されている。これにより、入出力回路5は5■1内
部回路10は2.2Vで動作をする。
また、第1のPチャネルMO8トランジスタ1a、lb
及び第1のNチャネルMOSトランジスタ2a、2bの
各サブストレー) (Nウェル及びPウェル)は、夫々
ソースと同じ第1の高位側電源端子11及び第1の低位
側電源端子12に接続されている。これに対し、第2の
PチャネルMOSトランジスタ8a、8b及び第2のN
チャネルMOSトランジスタフa、7bの各サブストレ
ート(Nウェル及びPウェル)は、夫々ソースとは異な
る第1の高位側電源端子11及び第1の低位側電源端子
12に接続されている。この接続によって、MOSトラ
ンジスタ6 as 8 be 7 al 7bには
、夫々絶対値で1.4Vの基板バイアスが加えられてい
る。
及び第1のNチャネルMOSトランジスタ2a、2bの
各サブストレー) (Nウェル及びPウェル)は、夫々
ソースと同じ第1の高位側電源端子11及び第1の低位
側電源端子12に接続されている。これに対し、第2の
PチャネルMOSトランジスタ8a、8b及び第2のN
チャネルMOSトランジスタフa、7bの各サブストレ
ート(Nウェル及びPウェル)は、夫々ソースとは異な
る第1の高位側電源端子11及び第1の低位側電源端子
12に接続されている。この接続によって、MOSトラ
ンジスタ6 as 8 be 7 al 7bには
、夫々絶対値で1.4Vの基板バイアスが加えられてい
る。
以上のように構成されたMOS型半導体集積回路では、
内部回路10は、電源電圧2.2vで動作をするので、
MOSトランジスタe at 6 b+7a、7bのゲ
ート酸化膜にかかる電圧は最大でも2.2vである。よ
って、10n11のゲート酸化膜でも十分にTDDB等
の信頼性を確保することができる。
内部回路10は、電源電圧2.2vで動作をするので、
MOSトランジスタe at 6 b+7a、7bのゲ
ート酸化膜にかかる電圧は最大でも2.2vである。よ
って、10n11のゲート酸化膜でも十分にTDDB等
の信頼性を確保することができる。
ところで、いま、第1のNチャネルMOSトランジスタ
2a、2bの基板濃度は、基板バイアスOvで閾値電圧
が0.55Vになるように最適化されているものとする
。この基板濃度のままでゲート酸化膜のみを15nmか
ら10nmに薄くすると、閾値電圧が0.35Vに下が
りすぎてしまい、サブスレッシロルド電流のため、MO
S論理回路には適さないトランジスタとなってしまう。
2a、2bの基板濃度は、基板バイアスOvで閾値電圧
が0.55Vになるように最適化されているものとする
。この基板濃度のままでゲート酸化膜のみを15nmか
ら10nmに薄くすると、閾値電圧が0.35Vに下が
りすぎてしまい、サブスレッシロルド電流のため、MO
S論理回路には適さないトランジスタとなってしまう。
しかし、本実施例の回路においては、ゲート酸化膜が薄
い第2のNチャネルMOSトランジスタフには、ソース
電位に対し−1,4vの基板バイアスが加えられている
ので、閾値電圧は0.75Vとなり、動作上全く問題が
ないNチャネルMOSトランジスタフを得ることができ
る。
い第2のNチャネルMOSトランジスタフには、ソース
電位に対し−1,4vの基板バイアスが加えられている
ので、閾値電圧は0.75Vとなり、動作上全く問題が
ないNチャネルMOSトランジスタフを得ることができ
る。
PチャネルMOSトランジスタ1.6についても全く同
様のことがいえる。
様のことがいえる。
即ち、本実施例の回路によれば、ゲート酸化膜が異なる
2種類のMOSトランジスタ1,2及び6.7を使用し
ているのにも拘らず、閾値電圧制御の不純物導入工程を
増やすことなしに、閾値電圧を最適化することができる
。
2種類のMOSトランジスタ1,2及び6.7を使用し
ているのにも拘らず、閾値電圧制御の不純物導入工程を
増やすことなしに、閾値電圧を最適化することができる
。
第2図は本発明をダイナミックRAMに適用した第2の
実施例の回路図である。
実施例の回路図である。
例えば5Vの第1の高位側電源端子21と0■の第1の
低位側電源端子22との間には、PチャネルMO8トラ
ンジスタ23aと第1のNチャネルMO8I−ランジス
タ24とが相補対接続され、入出力回路25を構成して
いる。また、例えば2■の第2の高位側電源端子26と
前記第1の低位側電源端子22との間には、Pチャネル
MOSトランジスタ23bと、第2のNチャネルMO8
トランジスタ27aとが相補対接続されて内部回路28
を構成している。また、第1の低位側電源端子22には
、メモリセル29を構成するキャパシタ30の一端が接
続されている。このキャパシタ30の他端は、メモリセ
ル29のトランスファゲートを構成する第2のNチャネ
ルMOSトランジスタ27bを介してビット線31に接
続されている。また、第2のNチャネルMOSトランジ
スタ27bのゲートはワード線32に接続されている。
低位側電源端子22との間には、PチャネルMO8トラ
ンジスタ23aと第1のNチャネルMO8I−ランジス
タ24とが相補対接続され、入出力回路25を構成して
いる。また、例えば2■の第2の高位側電源端子26と
前記第1の低位側電源端子22との間には、Pチャネル
MOSトランジスタ23bと、第2のNチャネルMO8
トランジスタ27aとが相補対接続されて内部回路28
を構成している。また、第1の低位側電源端子22には
、メモリセル29を構成するキャパシタ30の一端が接
続されている。このキャパシタ30の他端は、メモリセ
ル29のトランスファゲートを構成する第2のNチャネ
ルMOSトランジスタ27bを介してビット線31に接
続されている。また、第2のNチャネルMOSトランジ
スタ27bのゲートはワード線32に接続されている。
一方、第1の低位側電源端子22は、基板バイアス発生
ブロック33の入力端に接続されている。
ブロック33の入力端に接続されている。
この基板バイアス発生ブロック33は、OVの電源電圧
を入力して、例えば−1,8Vの基板バイアス電圧を発
生する。この基板バイアス電圧は、第2のNチャネルM
OSトランジスタ27a+27bの基板電位として与え
られている。
を入力して、例えば−1,8Vの基板バイアス電圧を発
生する。この基板バイアス電圧は、第2のNチャネルM
OSトランジスタ27a+27bの基板電位として与え
られている。
高集積化が要求されるこの種のメモリでは、メモリセル
29及び内部回路28を構成する第2のNチャネルMO
Sトランジスタ27a、27bとして、例えばゲート酸
化膜厚が7amのMOSトランジスタが使用されており
、0.4μmの設計ルールに対応している。一方、Pチ
ャネルMO8トランジスタ23a、23bと、入出力回
路25の第1のNチャネルMOSトランジスタ24とに
は、15am厚のゲート酸化膜が使用されている。つま
り、メモリセル29のトランスファーゲートのみ2Vの
低電圧動作に対応している。
29及び内部回路28を構成する第2のNチャネルMO
Sトランジスタ27a、27bとして、例えばゲート酸
化膜厚が7amのMOSトランジスタが使用されており
、0.4μmの設計ルールに対応している。一方、Pチ
ャネルMO8トランジスタ23a、23bと、入出力回
路25の第1のNチャネルMOSトランジスタ24とに
は、15am厚のゲート酸化膜が使用されている。つま
り、メモリセル29のトランスファーゲートのみ2Vの
低電圧動作に対応している。
ここで、第1のNチャネルMOSトランジスタ24と第
2のNチャネルMO8トランジスタ27a、27bとは
、夫々ゲート酸化膜厚が15amと71というように異
なったものであるが、第2のNチャネルMOSトランジ
スタ27a、27bの基板バイアスとして−1,8vが
印加されているので、閾値電圧は両者とも0.8Vに制
御されている。この場合、不純物導入工程を付加する必
要はない。このことは、製造原価の低減を強く要求され
るダイナミックRAMにとって本発明が極めて効果的で
あることを示している。
2のNチャネルMO8トランジスタ27a、27bとは
、夫々ゲート酸化膜厚が15amと71というように異
なったものであるが、第2のNチャネルMOSトランジ
スタ27a、27bの基板バイアスとして−1,8vが
印加されているので、閾値電圧は両者とも0.8Vに制
御されている。この場合、不純物導入工程を付加する必
要はない。このことは、製造原価の低減を強く要求され
るダイナミックRAMにとって本発明が極めて効果的で
あることを示している。
[発明の効果]
以上述べたように、本発明はゲート酸化膜厚が異なる複
数のMOSトランジスタが集積されたMOS半導体集積
回路において、ゲート酸化膜厚が薄い方のMOSトラン
ジスタの基板バイアス電圧又はウェルバイアス電圧を適
正な値に制御することにより、各トランジスタの閾値を
適正な値に設定するようにしたから、閾値調整のために
、製造工程の増加を伴うトランジスタ毎の基板濃度の最
適化を行う必要が無い。このため、製造原価の低減とト
ランジスタの閾値電圧の最適化とを同時に図ることがで
きるという効果を奏する。
数のMOSトランジスタが集積されたMOS半導体集積
回路において、ゲート酸化膜厚が薄い方のMOSトラン
ジスタの基板バイアス電圧又はウェルバイアス電圧を適
正な値に制御することにより、各トランジスタの閾値を
適正な値に設定するようにしたから、閾値調整のために
、製造工程の増加を伴うトランジスタ毎の基板濃度の最
適化を行う必要が無い。このため、製造原価の低減とト
ランジスタの閾値電圧の最適化とを同時に図ることがで
きるという効果を奏する。
第1図は本発明の第1の実施例に係るMOS型半導体集
積回路の要部を示す回路図、第2図は本発明の第2の実
施例に係るダイナミックRAMの要部を示す回路図であ
る。 la、lb;第1のPチャネルMOSトランジスタ、2
at 2b* 24;第1のNチャネルMOSトランジ
スタN 3a、3b* 8a* 8b;CMOSインバ
ータ回路、5,25;入出力回路、8a+8b;第2の
PチャネルMO8トランジスタ、?at 7bt 27
as 27b;第2のNチャネルMOSトランジスタ、
10.28;内部回路、11.21;第1の高位側電源
端子、12,22;第1の低位側電源端子、13.28
;第2の高位側電源端子、14;第2の低位側電源端子
、23a、23b;PチャネルMOSトランジスタ、2
9;メモリセル、30;キャパシタ、31;ビット線、
32;ワード線、33;基板バイアス発生ブロック
積回路の要部を示す回路図、第2図は本発明の第2の実
施例に係るダイナミックRAMの要部を示す回路図であ
る。 la、lb;第1のPチャネルMOSトランジスタ、2
at 2b* 24;第1のNチャネルMOSトランジ
スタN 3a、3b* 8a* 8b;CMOSインバ
ータ回路、5,25;入出力回路、8a+8b;第2の
PチャネルMO8トランジスタ、?at 7bt 27
as 27b;第2のNチャネルMOSトランジスタ、
10.28;内部回路、11.21;第1の高位側電源
端子、12,22;第1の低位側電源端子、13.28
;第2の高位側電源端子、14;第2の低位側電源端子
、23a、23b;PチャネルMOSトランジスタ、2
9;メモリセル、30;キャパシタ、31;ビット線、
32;ワード線、33;基板バイアス発生ブロック
Claims (4)
- (1)第1の電源電圧で動作する第1のMOSトランジ
スタと、前記第1の電源電圧よりも小さな第2の電源電
圧で動作し前記第1のMOSトランジスタよりもゲート
酸化膜が薄い第2のMOSトランジスタとを、シリコン
単結晶基板上に集積化してなるMOS型半導体集積回路
において、前記第2のMOSトランジスタは、前記第1
のMOSトランジスタよりも大きなソース・基板間逆バ
イアス電圧が印加されたものであることを特徴とするM
OS型半導体集積回路。 - (2)第1の電源電圧で動作する第1のMOSトランジ
スタと、前記第1の電源電圧よりも小さな第2の電源電
圧で動作し前記第1のMOSトランジスタよりもゲート
酸化膜が薄い第2のMOSトランジスタとを、シリコン
単結晶基板上に集積化してなるMOS型半導体集積回路
において、前記第2のMOSトランジスタは、前記第1
のMOSトランジスタよりも大きなソース・ウェル間逆
バイアス電圧が印加されたものであることを特徴とする
MOS型半導体集積回路。 - (3)前記第1のMOSトランジスタは、入出力回路を
構成するものであることを特徴とする請求項1又は2に
記載のMOS型半導体集積回路。 - (4)前記第2のMOSトランジスタは、メモリセルを
構成するものであることを特徴とする請求項1又は2に
記載のMOS型半導体集積回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1219428A JP2946547B2 (ja) | 1989-08-25 | 1989-08-25 | Mos型半導体集積回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997032399A1 (fr) * | 1996-02-29 | 1997-09-04 | Seiko Epson Corporation | Dispositif de circuit integre a semi-conducteur |
JP2000277627A (ja) * | 1999-03-29 | 2000-10-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置 |
WO2000065650A1 (fr) * | 1999-04-22 | 2000-11-02 | Hitachi, Ltd. | Dispositif semi-conducteur et procede de fabrication |
-
1989
- 1989-08-25 JP JP1219428A patent/JP2946547B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO1997032399A1 (fr) * | 1996-02-29 | 1997-09-04 | Seiko Epson Corporation | Dispositif de circuit integre a semi-conducteur |
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WO2000065650A1 (fr) * | 1999-04-22 | 2000-11-02 | Hitachi, Ltd. | Dispositif semi-conducteur et procede de fabrication |
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