JPH0380707B2 - - Google Patents

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JPH0380707B2
JPH0380707B2 JP17897785A JP17897785A JPH0380707B2 JP H0380707 B2 JPH0380707 B2 JP H0380707B2 JP 17897785 A JP17897785 A JP 17897785A JP 17897785 A JP17897785 A JP 17897785A JP H0380707 B2 JPH0380707 B2 JP H0380707B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
sheet
winding
tension roller
paper
Prior art date
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Expired
Application number
JP17897785A
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English (en)
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JPS6241153A (ja
Inventor
Kyoshi Noguchi
Fujio Ito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Electronics Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
Priority to JP17897785A priority Critical patent/JPS6241153A/ja
Publication of JPS6241153A publication Critical patent/JPS6241153A/ja
Publication of JPH0380707B2 publication Critical patent/JPH0380707B2/ja
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  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、送り部から送り出される紙類等の
シートを、その両端を揃えてむらなく巻取るため
のシートの巻取り装置に関する。
[従来の技術] 従来、送り部から送り出されるシートを、その
両端を揃えてむらなく巻取るための巻取り装置と
しては、例えば、第2図に示す紙の巻取り装置2
0がある。
図に示す紙の巻取り装置20は、送り部として
の送りローラ21から送り出される紙22を巻取
るための装置である。
この巻取り装置20は、送りローラ21と巻取
りローラ23との間に、テンシヨンローラ24と
第1の中間ローラ25及び第2の中間ローラ26
とを有する。
テンシヨンローラ24は、その長手方向の両端
が所定の長さのガイド部材27a,27bに対し
上下方向に摺動可能に取り付けられ、送りローラ
21から送り出される紙22を自重により伸張す
るものである。
このようにして、送りローラ21から送り出さ
れる紙22は、テンシヨンローラ24と第1の中
間ローラ25及び第2の中間ローラ26の回転摩
擦力により、巻取りローラ23に強く巻取られ
る。
しかしながら、このような巻取り装置20にあ
つては、始めに巻取りローラ23に紙22を巻き
付ける際に初期設定が悪かつた場合や、初期設定
が良くても送りローラ21から送られる紙22が
左右どちらかに寄れた状態で送り出された場合等
には、紙22の両端の内の一端側が巻取りローラ
23に強く巻取られ、これに伴い反対側の他端側
が緩く巻取られて、巻取りローラ23に巻取られ
た紙22の両端に不揃いが生じる。
そして、このような巻取りの不揃いを矯正する
装置として、図に示すように、巻取り装置20に
紙22の送り方向と平行に移動可能な一対の移動
装置28a,28bを設け、この移動装置28
a,28bに第2の中間ローラ26の左右両端を
取付けて、移動装置28a,28bで第2の中間
ローラ26の左右の配置位置をずらすことにより
紙の不揃いを防止するものがある。
[解決しようとする問題点] しかしながら、このような従来の紙の巻取りの
不揃いを防止する装置にあつては、巻取りの不揃
い、テンシヨンローラ5の傾斜等はオペレータの
目視観察により察知され、その都度オペレータが
手動で移動装置28a,28bを移動し、中間ロ
ーラ26の左右両端の位置をずらして巻取りの不
揃いを矯正しなければならず、その矯正が不完全
なものとなるばかりか、オペレータに過度の負担
をかけ、非能率的であるという問題がある。
[発明の目的] この発明の目的は、前記従来の問題を解決する
ものであつて、オペレータによる目視観察及び手
動操作を排除することができ、能率的で且つ巻取
りの不揃いを完全に防止することのできるシート
の巻取り装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] このような目的を達成するためのこの発明の手
段は、少なくとも紙類等のシートを送り出す送り
部と、この送り部から送られる前記シートを自重
により伸張するテンシヨンローラと、このテンシ
ヨンローラにより伸張された前記シートを巻取り
部に送る中間ローラと、前記テンシヨンローラの
傾斜を検出する検出器と、前記シートの左端側及
び右端側にそれぞれ負荷を与える一対の制動部材
と、前記検出器からの信号に応じて、前記傾斜を
修正する方向に前記制動部材の一方を作動する処
理装置とを備えるシートの巻取り装置にある。
[作用] このように構成したシートの巻取り装置は、送
り部と巻取り部との間でシートが左側又は右側の
いずれかに寄れるた場合には、一定の高さで水平
状態を保つているテンシヨンローラの右端側又は
左端側が下降し、テンシヨンローラが非水平状態
となる。このテンシヨンローラの左右両側の上下
方向の変位量を変位量検出器が検出し、この検出
信号を処理装置に送信する。そして、処理装置が
制動部材に制御信号を送り、制動部材がシートの
左端側又は右端側に負荷を与えてシートの左端側
又は右端側のシートの送り速度を遅くする。この
ことからテンシヨンローラが水平状態に復帰し、
巻取り部における巻取りの不揃いが自動的に矯正
される。
[実施例] 次に、図面を参照して、この発明におけるシー
トの巻取り装置の一実施例につき詳細に説明す
る。
第1図は紙の巻取り装置1の斜視図を示したも
のである。
図に示す紙の巻取り装置1は、軌道試験車等の
記録台などで記録済みの記録用紙2を巻取るため
の巻取り装置1であつて、記録用紙2は、車両速
度に比例して送り部としての送りローラ3から送
り出される。
この紙の巻取り装置1は、送りローラ3と巻取
り部としての巻取りローラ4との間に、テンシヨ
ンローラ5と第1の中間ローラ6及び第2の中間
ローラ7とを有する。
テンシヨンローラ5の長手方向の左右には、一
対のガイド部材8a,8bが配置され、テンシヨ
ンローラ5の左右両端の取付部5a,5bはガイ
ド部材8a,8bに対し上下方向に摺動可能に取
付けられる。そして、送りローラ3から送り出さ
れる記録用紙2はテンシヨンローラ5の重さによ
り伸張されて、第1の中間ローラ6及び第2の中
間ローラ7に送られる。
また、記録用紙2が、車両速度に比例して送り
部としての送りローラ3から送り出されることか
ら、巻取りローラ4を回転させる巻取りモータ9
の駆動を調節する必要があり、このことからガイ
ド部材8aの上部と下部には2つのリミツトスイ
ツチ10,11が設けられている。
リミツトスイツチ10は、ガイド部材8a,8
bに取付けられたテンシヨンローラ5がガイド部
材8a,8bの上部まで上昇して、その上限にま
で達した時に、巻取りモータ9を停止するもので
あり、リミツトスイツチ11は、テンシヨンロー
ラ5がガイド部材8a,8bの下部まで下降し
て、その下限まで達した時に、巻取りモータ9を
起動して巻取りを再開するものである。
このようにして、記録用紙2は、ガイド部材8
a,8bの上部と下部の間を上下移動するテンシ
ヨンローラ5の自重により伸張され、第1の中間
ローラ6及び第2の中間ローラ7を経て、巻取り
ローラ4に巻取られる。
さて、この紙の巻取り装置1は、巻取りローラ
4の巻取りの不揃いを矯正する装置を備える。
この矯正装置は、テンシヨンローラ5の左右の
取付部5a,5bに設けられた変位量検出器12
a,12b(破線にて図示)と、第2の中間ロー
ラ7の長手方向の両端に配置した制動部材として
の一対のブレーキローラ13a,13bと、変位
量検出器12a,12bからの検出信号に基づき
ブレーキローラ13a,13bの動作を制御する
処理装置14とからなる。
ここで、変位量検出器12a,12bは、例え
ば、光学センサ等により構成され、ガイド部材8
a,8bにそれぞれ設けられた一定間隔のマーク
8c,8dを読み取るものであつて、その検出信
号によりテンシヨンローラ5の左右両端における
高さ位置を検出し、この検出信号を処理装置14
の演算処理装置15に送出するものであり、ブレ
ーキローラ13a,13bは、第2の中間ローラ
7上を移動する記録用紙2の上方に配置され、駆
動装置16a,16bにより独立して上下動し、
記録用紙2の左端側又は右端側に負荷を与えるも
のである。
この駆動装置16a,16bは、処理装置14
のブレーキローラ制御部17に接続され、演算処
理装置15からの制御信号に応じて制御される。
このように構成した紙の巻取り装置1は、記録
用紙2が送りローラ3から送り出され、テンシヨ
ンローラ5、第1の中間ローラ6及び第2の中間
ローラ7を経て巻取りローラ4に巻取られる。
そして、記録用紙2が車両速度に比例して異な
る速度で送り出されることから、テンシヨンロー
ラ5が上下方向に移動し、テンシヨンローラ5が
ガイド部材8a,8bの上限に達した時に、リミ
ツトスイツチ10が巻取りモータ9を停止して巻
取りを中止し、テンシヨンローラ5がガイド部材
8a,8bの下限に達した時に、リミツトスイツ
チ11が巻取りモータ9を起動して巻取りを再開
する。
さて、記録用紙2が、送りローラ3と巻取りロ
ーラ4との間で左右どちらかに偏つた場合には、
矯正装置により矯正する。
まず、記録用紙2が、送りローラ3と巻取りロ
ーラ4との間で左右どちらかに偏つた場合には、
矯正装置により矯正する。
まず、記録用紙2が、送りローラ3と巻取りロ
ーラ4との間で左右どちらかに偏位した場合に
は、水平状態で上下動しているテンシヨンローラ
5が傾斜することになる。すなわち、記録用紙2
が左側に寄れた場合には、テンシヨンローラ5に
伸張される記録用紙2の右側がたるんでテンシヨ
ンローラ5の右端側が下降する。一方、記録用紙
2が右側に寄れた場合には、テンシヨンローラ5
に伸張される記録用紙2の左側がたるんでテンシ
ヨンローラ5の左端側が下降する。
このテンシヨンローラ5の左右両端における高
さ位置の変位は、リテンシヨンローラ5の左右の
取付部5a,5bに設けられた変位量検出器12
a,12bによりそれぞれ検出される。
変位量検出器12a,12bは、常時テンシヨ
ンローラ5の左右両端における高さ位置を検出し
ており、この検出信号は演算処理装置15に送出
される。
演算処理装置15は、変位量検出器12a,1
2bから入力された検出信号に基づき、これらの
位置信号の符号を含めた差値を算出し、この符号
を含めた差値に応じて符号に対応しかつ値に対応
する制御信号をブレーキローラ制御部16に送信
する。
ブレーキローラ制御部16は、演算処理装置1
5の所定量制御信号に応じて、差値の符号に応じ
て例えば+側なら左側、−側なら右側の駆動装置
14a,14bに所定量の制御信号を送出し、左
側又は右側のブレーキローラ13a,13bを下
降させる。そして、ブレーキローラ13a,13
bが、第2の中間ローラ7上を移動する記録用紙
2の左側又は右側に負荷を与え、記録用紙2の左
側又は右側の移動速度を遅くする。この負荷は、
テンシヨンローラ5が水平状態に復帰するまで与
えられる。
而して、記録用紙2が左側に寄れた場合には、
左側のブレーキローラ13aが下降して、記録用
紙2の左側に負荷を与え、記録用紙2の左側の移
動速度を遅くし、記録用紙2が右側に寄れた場合
には、右側のブレーキローラ13bが下降して、
記録用紙2の右側に負荷を与え、記録用紙2の右
側の移動速度を遅くする。
このようにして、記録用紙2の寄れは自動的に
矯正され、巻取りローラ4での左右の巻取りの不
揃いが防止される。
実施例では、第2の中間ローラの上方にブレー
キローラを配置して、上方から移動速度を制動す
るようにしたが、斜め上方又は側方から制動する
ようにしてもよい。
また、実施例では、光センサによりマークを検
出して変位量を検出しているが、変位量の検出は
これに限定されるものではなく、例えば溝にレバ
ー等を係合させてカウントしてもよく、また、磁
石とリードスイツチにより磁石をカウントしても
よく、ロータリーエンコウダを使用してもよい。
さらに、制動部材としては、ローラ状のものに
限らずバンド状のもの等でもよい。
そして、制動部材の配置場所は、第2の中間ロ
ーラに限らず、第1の中間ローラに配置してもよ
く、中間ローラを3つ以上設けた場合には、いず
れの中間ローラに配置してもよい。更に、制動部
材は、複数箇所に複数配置するようにしてもよ
い。
なお、シートとしては、ビニール、セロフア
ン、繊維、アルミ箔、銅薄板等がある。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、この発明にお
けるシートの巻取り装置は、少なくとも紙類等の
シートを送り出す送り部と、この送り部から送ら
れる前記シートを自重により伸張するテンシヨン
ローラと、このテンシヨンローラにより伸張され
た前記シートを巻取り部に送る中間ローラと、前
記テンシヨンローラの傾斜を検出する検出器と、
前記シートの左端側及び右端側にそれぞれ負荷を
与える一対の制動部材と、前記検出器からの信号
に応じて、前記傾斜を修正する方向に前記制動部
材の一方を作動する処理装置とを備えるので、オ
ペレータによる目視観察及び手動操作を排除する
ことができ、能率的で且つ巻取りの不揃いを完全
に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明におけるシートの巻取り装
置の一実施例を示す斜視図、第2図は、従来の紙
の巻取り装置を示した斜視図である。 1……紙の巻取り装置、2……記録用紙、3…
…送りローラ、4……巻取りローラ、5……テン
シヨンローラ、6……第1の中間ローラ、7……
第2の中間ローラ、9,10……リミツトスイツ
チ、12a,12b……変位量検出器、13a,
13b……ブレーキローラ、15……演算処理装
置、17……ブレーキローラ制御部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも紙類等のシートを送り出す送り部
    と、この送り部から送られる前記シートを自重に
    より伸張するテンシヨンローラと、このテンシヨ
    ンローラにより伸張された前記シートを巻取り部
    に送る中間ローラと、前記テンシヨンローラの傾
    斜を検出する検出器と、前記シートの左端側及び
    右端側にそれぞれ負荷を与える一対の制動部材
    と、前記検出器からの信号に応じて、前記傾斜を
    修正する方向に前記制動部材の一方を作動する処
    理装置とを備えることを特徴とするシートの巻取
    り装置。 2 検出器は左端及び右端の変位量を検出する一
    対の変位量検出器で構成され、テンシヨンローラ
    はその長手方向の両端にそれぞれ前記変位量検出
    器の取付部を備え、この取付部は所定の長さのガ
    イド部材に対し上下方向に摺動可能に取付けられ
    るものであり、制動部材は一対のブレーキーラで
    あつて、処理装置は演算処理装置とブレーキロー
    ラ制御部とからなるものである特許請求の範囲第
    1項記載のシートの巻取り装置。
JP17897785A 1985-08-14 1985-08-14 シ−トの巻取り装置 Granted JPS6241153A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17897785A JPS6241153A (ja) 1985-08-14 1985-08-14 シ−トの巻取り装置

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JP17897785A JPS6241153A (ja) 1985-08-14 1985-08-14 シ−トの巻取り装置

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Publication Number Publication Date
JPS6241153A JPS6241153A (ja) 1987-02-23
JPH0380707B2 true JPH0380707B2 (ja) 1991-12-25

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ID=16057958

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JP17897785A Granted JPS6241153A (ja) 1985-08-14 1985-08-14 シ−トの巻取り装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010143755A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Panasonic Electric Works Co Ltd 積層板材料の巻き取り装置
CN111532839A (zh) * 2020-06-04 2020-08-14 范文祥 一种过滤棉生产制造卷绕方法

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JPS6241153A (ja) 1987-02-23

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