JPS61277559A - シート材積重ね機械 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は織物あるいはプラスチック等のロール状に巻か
れた原反をシート状に折畳み変換する原反変換装置すな
わちシート形成装置に関するものである。

［従来の技術およびその問題点］ ロール状に巻き上げられた布地等を積重ねたシート状と
するシート形成装置は従来から知られている。これらの
シート形成装置はシート材を積重ねる積載面とこの積載
面の上に配置されて布地等の原反を供給する可動キャリ
ッジとを備えている。

口の可動キャリッジが往復動する移動距離で積重ねられ
るシート材の幅が定まる。

本出願人が先に提案したシート形成装置は特にロールを
所定位置に配置して自動的に巻き戻す装架装置により種
々の利点を有するものである。この装架装置はロールを
回転可能に装着する軸棒を保持するフォーク付きのレバ
ーを備え、更に、〇−ルに直接係合する巻き戻し手段と
コンベヤベルト手段とを備え、このロールの軸棒がフォ
ーク付きのレバー間に挿入される。実際に巻き戻す場合
、はぼ回転自由に保持されてロールはコンベヤベルト手
段に載置され、これにより、布地等が最適の方法で巻き
戻される。更に、上記フォーク付きのレバーは装架位置
からロールを自動的に移送するために上記のコンベヤベ
ルト手段まで振り上げることができるように形成されて
いる。

このシート形成装置は極めて満足できるものである。し
かし、このシート形成装置は布地等を積載面まで送る速
度を制御する装置を更に改善する必要がある。

実際に、巻き戻し中に布地のシートを順次上側に正確に
配置するにはこの布地の送り速度を横方向に往復動する
可動キャリッジの移動速度と同じにする必要がある。こ
の方法によってのみ、織物あるいはこれと同様な原反は
水平方向に滑動することなく積載面上に好適に積み上げ
ることができる。

従来入手可能な織物の送り速度をｌｌ１ＩＪ御する装置
は種々の理由により満足できるものではない。

これら従来の装置には間に配置した中央回転軸線を中心
として回転可能な２本の棒を備えたものがある。この棒
はＳ字状に織物を移動する。この装置は特に巻き戻し中
に織物に最初に張りを与える点で有益であるが、布地を
送る速度に誤差が生じた場合にこれを修正することはで
きない。

更に、ローラに織物あるいはこれに類似した原反を部分
的に巻き付け、各ローラをそれぞれ関連するモータによ
り駆動して巻き戻し、このモータの回転速度を特別な制
御手段により設定できるようにした装置もある。この装
置の場合は、制御、装置を操作することのできるオペレ
ータが常に付添う必要がある。

最後に、積重ねられる織物等の張りの程度を所定の値に
設定でき、自動的に布地等の送り速度を制御するモータ
を調整する装置が知られている。

これらの装置は、布地を巻き戻す速度を連続してではな
く、部分的でしかも満足のできる調整はできないため、
あまり満足できるものではない。

本出願人の提案したシート形成装置は今までのところ上
記の積載装置の精度により布地の送り速度を制御する装
置を使用することができ、この制御５Ａ置の不足分は外
部において布地を送る方法により多くの不規則性を排除
することにより部分的に補う−ことができる。しかし、
明らかなように、織物の送り速度を制御する効果的で満
足のできる装置が開発されて上記のシート形成装置に用
いることができれば、このシート形成装置はあらゆる状
態で極めて正確に作動することができる。

本発明の目的は、織物等の重ね上げられる原反の送り速
度を効果的かつ有益に制御する装置を備えたロール状に
巻き上げられた織物等をシート状に変換する上記本出願
人の提案した形式の変換装置を改良することにある。更
に、本発明の目的は簡単な構造で取付けが容１であり、
コストが低く不都合な点がほとんどない制御装置を備え
たシート形成装置を提供することにある。

Ｆ問題点を解決するための手段、作用および効果Ｊ上記
目的を達成するため、本発明によれば、ロール状に巻き
上げた織物等の原反を積重ねる少なくとも１の載置面と
、この載置面の上側に配置された可動キャリッジと、ロ
ールを所定位置に配置して自動的に巻き戻す装架装置と
を備え、この装架ｔｉ［が前記ロールを保持して移動す
るフォーク付きのレバーとこのロールが直接、係合する
巻き戻し手段とコンベヤベルト手段とを有する原反変換
装置であって、布地の送り速度を制御する制御装置を備
え、このｆｌ１ｍ装置が前記布地自体で凹部を形成する
位置で前記キャリッジにより揺動可能に保持されかつ供
給される布地の方向に対して横方向に延在する棒部材と
、この棒部材の揺動を検出して布地を送る可変速電動モ
ータを制御する速度調整器とを有する原反変換装置が提
供される。

本発明の更に他の目的、特徴および利点は添付図面を参
照して説明する以下の好ましい実施例の詳細な説明より
明らかとなる。

［実施例コ 図中、本発明の実施例による原反変換装置すなわちシー
ト形成装置の全体を符号１で示す。このシート形成装置
は上記のように載置面２を有し、この載置面２の上側に
可動キャリッジ３が装架され、第２図に詳細に示すよう
に装架装置４が設けられている。この装架装置４は一対
のフォーク付きレバー５で形成され、このレバー５は織
物あるいはその他の原反からなるロール７を巻き付けた
軸棒６の端部に係合するように形成されている。

フォーク付きのレバー５は第２図に示す位置から、第１
図に示す位置に向けて振り上げまたこの逆方向にも揺動
して、ロール７を装架装置４の一部を形成するコンベヤ
ベルト手段８に接触させる。このコンベヤベルト手段８
は巻き戻された布地等の原反を案内し、このロール７と
部分的に接触して最適の方法でロール７自体を巻き戻す
。

第１図に示すように、布地９あるいはこれと同様な原反
はコンベヤベルト手段８およびこのコンベヤ手段の一端
を形成する第１０−ラ１０から離れた後に、下側に切断
装＠１２が配置された第２０−ラに接触する。そして、
切断装置１２を通過した後、織物９は載置面２の上に積
み重ねられる。

第２図は第１０−ラ１０を駆動する第１モータ１０ａと
第２０−ラ１１を駆動する第２モータ１１ａとを点線で
示す。これらのモータ１０ａ。

１１ａは直流モータであり、特に第１０−ラ１０を駆動
する第１モータ１０ａは織物９の送り速度を制御する制
ＷＪ装ｆ１１３により作動される可変速モータである。

特に、制御装置１３は布地９の移動方向に対して横方向
に配置され可動キャリッジ３で揺動可能に保持される棒
部材１４を備えている。これは一端を棒部材１４に固定
され、他端をヒンジ１６に固定されたロッド状の端部支
持部材１５により行われる。実際の作動の場合は、棒部
材１４は懸垂された状態に配置され、第１０−ラ１０と
第２０−ラ１１との間で凹部を形成する。

少なくとも１の支持部材１５には磁性部材１５ａが設け
てあり、この磁性部材１５ａはキャリッジ３から片持ち
状に突出する固設のクロス部材１７に係合することがで
きる。このクロス部材１７は布地９を最初に装架する間
不作動位置に設定することができる。速度調整器１８は
ヒンジ１６に隣接して第１モータ１０ａと同じ側に配置
し、この調整器１８が棒部材１４のｗＡ勤を検゛出して
可変速の第１モータ１０ａを制御できるようにすること
が有益である。速度調整器１８はロッド状の端部支持部
材１５の位置する角度により変化するインピーダーシス
バリエータを備えて第１モータ１０ａの速度を制御する
。

本発明の実施例によるシート形成装置の作動は次の通り
である。

上述のように、ロール７をフォーク付きレバー５（第２
図）上に配置し、このロールがコンベヤベルト８（第１
図）に接触−するように振り上げる。

このロール７に巻き付けられた布地９等の原反は巻き戻
され、ローラ１０．１１上を移動し、切断装置１２を通
過した後に載置面２上に積み重ねられる。キャリッジ３
の前後一方向の往復動で布地９は積み重ねられ、順次上
に積み上げた一連のシート状に形成され、この幅はキャ
リッジの移動距離に等しくなる。キャリッジ３の移動に
より布地９は同一速度で送られるため、この布地は載置
面２上に安定して載置される。

第１０−ラ１０と第２０−ラ１１との間で、布地９は棒
部材１４で保持され、この棒部材の重さにより第１図に
示すように撓んで凹部を形成する。

布地の送り速度が均一でその人き゛さが所要の速度であ
ると、棒部材１４で形成さ−れる凹部は比較的小さく、
これに対応するロンド状の端部支持部材１５の位置は速
度調整器１８により平面位置あるいは零位置として検出
される。この基準位置は予め試験により一定の値に固定
しておく必要がある。

これらにより、第１モータ１．Ｏａの速度および第２モ
ータ１１ａの速度が一定に保たれる。

何等かの問題により布地９が最適速度以外の速度で送ら
れる場合、コンベヤベルト手段８と載置面２との間で布
地９等が緩みあるいは緊張した状態となる。これはキャ
リッジ３の移動に対し、布地９の送り量が少な過ぎある
いは多過ぎるためである。

このため、棒部材１４は凹部をより深くあるいは浅くし
、ロッド状端部支持部材１５はヒンジ１６を中心として
回動する。このロッド状端部支持部材１６の動きは速度
調整器１８に検出され、この速度調整器１８は第１Ｎ勤
モータ１０ａを制御して第１０−ラ１０の回転速度を減
少あるいは増加して布地の供給における不整合を補償す
る。

速度調整器１８は連続的に作動して常に棒部材１４を零
あるいは基準位置から最少距離に保持する。

これにより、本発明の上記目的が達成される。

実施に際しても、作動が正確で信頼性のあるシート形成
装置とすることができる。

なお、細部の点については技術的に同等な部材あるいは
手段で置き変え可能であり、また、使用される材質、形
状および寸法等についても所要に応じて任意に形成でき
ることは明らかである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例によるシート形成装置の前方
より見た斜視図、第２図は作動位置の異なる状態で後方
より見たシート形成装置の斜視図である。 １・・・シート形成装置、２・・・載置面、３・・・可
動キャリッジ、４・・・装架装置、５・・・フォーラ付
きレバー、６・・・軸棒、７・・・ロール、８・・・コ
ンベヤベルト手段、９・・・布地、１０．１１・・・ロ
ーラ、１０ａ。 １１ａ・・・モータ、１２・・・切断装置、１３・・・
制御装置、１４・・・棒部材、１５・・・ロッド状端部
支持部材、１７・・・クロス部材、１８・・・速度調整
器。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）布地等のシート材を積み重ねる少なくとも１の載
   置面と、この載置面上に配置された可動キャリッジと、
   フォーク状のレバーを有しロール状の原反の軸棒を支え
   て装架位置と巻き戻し位置との間を移動する装架装置と
   を備えロール状に巻いた原反をシート状に変換する装置
   であって、布地の送り速度を制御する制御装置を備え、
   この制御装置が前記布地自体で凹部を形成する位置で前
   記キャリッジにより揺動可能に保持され布地の送り方向
   に対して横方向に延在する棒部材と、この棒部材の揺動
   を検出して布地を送る可変速電動モータを制御する速度
   調整器とを有することを特徴とする原反変換装置。
2. （２）前記速度調整器が前記電動モータの速度を連続的
   に変化させるインピーダンスバリエータである特許請求
   の範囲第１項に記載の原反変換装置。
3. （３）前記電動モータは前記布地を部分的に巻いた第１
   ローラに結合され、この第１ローラが第２電動モータで
   作動される第２ローラを有し、これらのローラの間に前
   記棒部材が配置されて前記の凹部を形成する特許請求の
   範囲第１項に記載の原反変換装置。
4. （４）前記棒部材はロッド状の端部支持部材により前記
   キャリッジに懸垂されて固定され、前記速度調整器がこ
   のロッド状端部支持部材を保持するヒンジに併置して設
   けられ、この速度調整器がロッド状端部支持部材の位置
   する角度を検出可能である特許請求の範囲第１項に記載
   の原反変換装置。
5. （５）前記棒部材は磁性部材と一体に形成され、この磁
   性部材が前記キャリッジから突出する固設のクロス部材
   の少なくとも１に取り外し可能に係合し、棒部材を載置
   位置に配置する特許請求の範囲第１項に記載の原反変換
   装置。
6. （６）前記可変速電動モータはコンベヤベルト手段の端
   部部材を形成する第１ローラを作動する特許請求の範囲
   第１項に記載の原反変換装置。