JPH056298Y2 - - Google Patents

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JPH056298Y2
JPH056298Y2 JP1986172274U JP17227486U JPH056298Y2 JP H056298 Y2 JPH056298 Y2 JP H056298Y2 JP 1986172274 U JP1986172274 U JP 1986172274U JP 17227486 U JP17227486 U JP 17227486U JP H056298 Y2 JPH056298 Y2 JP H056298Y2
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  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案はウエブの巻換え機に関し、より詳しく
は、供給リールから一定速度でウエブを引き出す
とともに、この引き出されたウエブを一定速度で
巻取りリールによつて巻取るようにしたウエブの
巻換え機に関する。
「従来の技術」 従来、ウエブを一定速度で巻取りリールに巻取
る装置として、一端が枢支されて他端が上記ウエ
ブに接触され、上記リールに巻回されたウエブの
巻量の変動に応じて揺動する揺動アームと、この
揺動アームの揺動角度を検出する角度検出器と、
この角度検出器からの信号を入力し、上記揺動ア
ームの揺動角度の変動に応じてサーボモータの運
転速度を制御して、上記巻取りリールの回転によ
るウエブの巻取り速度を実質的に一定に制御する
制御装置とを備えたものが知られている(特開昭
58−179955号公報)。
ところで、供給リールに巻回されたウエブにマ
ーキングを施す場合等においては、供給リールか
らウエブを一定速度で引き出して上記作業を施し
た後、そのウエブを巻取りリールによつて一定速
度で巻取る必要がある。このようなウエブの巻換
え機においては、上記巻取り装置を巻取りリール
側だけでなく供給リール側にも設ければよい。
「考案が解決しようとする課題」 しかしながら、巻取りリールを供給リールとを
それぞれサーボモータによつて別個に回転駆動さ
せる場合、供給リールによるウエブの送り出し速
度と巻取りリールによるウエブの巻取り速度とが
同一になるように設定しても、実際に両者を同一
とすることは困難で、両速度間の誤差により最悪
の場合ウエブが引つ張られて切断される危険性が
ある。
「課題を解決するための手段」 本考案はそのような事情に鑑み、ウエブを巻回
した供給リールと、この供給リールを回転駆動す
るサーボモータと、一端が枢支されて他端が上記
ウエブに接触され、上記供給リールに巻回された
ウエブの巻量の変動に応じて揺動する揺動アーム
と、この揺動アームの揺動角度を検出する角度検
出器と、 上記供給リールからのウエブを巻取る巻取りリ
ールと、この巻取りリールを回転駆動するサーボ
モータと、一端が枢支されて他端が上記ウエブに
接触され、上記巻取りリールに巻回されたウエブ
の巻量の変動に応じて揺動する揺動アームと、こ
の揺動アームの揺動角度を検出する角度検出器
と、 進退動自在に設けられて上記供給リールと巻取
りリール間のウエブに接触され、該ウエブに所要
のテンシヨンを付与するテンシヨンローラと、該
テンシヨンローラの移動位置を検出する検出器
と、 上記各角度検出器からの信号を入力し、上記各
揺動アームの揺動角度の変動に応じてサーボモー
タの運転速度をそれぞれ制御して、上記供給リー
ルの回転によるウエブの送出し速度と巻取りリー
ルの回転によるウエブの巻取り速度とを実質的に
一定に制御するとともに、上記検出器からの信号
に応じて上記サーボモータの運転速度を補正し
て、上記供給リールと巻取りリール間のウエブの
長さを所定の範囲に保持させる制御装置とを備え
たことを特徴とするウエブの巻換え機を提供する
ものである。
「作用」 上記構成によれば、上記制御装置は各角度検出
器からの信号によつてウエブの送出し速度と巻取
りリールの回転によるウエブの巻取り速度とが実
質的に一定となるように制御する。
しかしながら、上記送出し速度と巻取り速度と
の間の誤差により上記テンシヨンローラが移動さ
れるような場合には、例えば送出し速度よりも巻
取り速度の方が早くてテンシヨンローラが一方向
に移動される場合には、上記制御装置はそのテン
シヨンローラの移動位置を検出する検出器からの
信号によりサーボモータの運転速度を補正して相
対的に送出し速度を巻取り速度よりも早めるよう
になる。
このような制御により、上記テンシヨンローラ
は逆方向に移動されるようになるので、これによ
つて供給リールと巻取りリール間のウエブの長さ
を所定の範囲に保持することができる。
「実施例」 以下図示実施例について本考案を説明すると、
第2図、第3図において、ウエブの巻換え機はそ
の機枠1の両側に支柱2,3を備えており、各支
柱2,3の上端部にそれぞれサーボモータ4,5
を設け、かつ各サーボモータ4,5の回転軸にそ
れぞれ供給リール6と巻取りリール7を取付けて
いる。
上記供給リール6から引出したウエブ8は、上
記機枠1の中央部に設けた本体部9の一側に回転
自在に取付けたアイドルローラ10に掛渡した
後、下方にU字形に湾曲させてテンシヨンローラ
11に掛渡し、さらに上記本体部9の他側に回転
自在に取付けたアイドルローラ12に掛渡してい
る。そしてこのアイドルローラ12に掛渡したウ
エブ8を上記巻取りリール7に巻回している。
上記テンシヨンローラ11は、自重若しくはば
ねによつて所要の力で下方に付勢してあり、上記
供給リール6と巻取りリール7間のウエブ8に所
要の張力を付与できるようにしている。
さらに、上記本体部9と両側の支柱2,3との
間にそれぞれ背の低い支柱15,16を立設して
あり、供給リール6側の支柱15の上端部にトル
クモータ17によつて回転される中間紙巻取りリ
ール18を設け、また巻取りリール7側の支柱1
6の上端部にブレーキ19によつて所定の制動力
を受けながら回転する中間紙供給リール20を設
けている。
上記中間紙巻取りリール18は、上記ウエブ8
に重合されてそのウエブ8とともに供給リール6
に巻回された中間紙21を巻取り、また中間紙供
給リール20は、巻取りリール7に巻取られるウ
エブ8間に新たな中間紙22を供給するものであ
る。
然して、上記本体部9に設けたアイドルローラ
10,12の近傍にそれぞれ揺動アーム25,2
6の一端を軸支してあり、各揺動アーム25,2
6の他端に設けたローラ27,28を自重により
供給リール6とアイドルローラ10間のウエブ8
又は巻取りリール7とアイドルローラ12間のウ
エブ8に接触させている。
上記各揺動アーム25,26を揺動自在に軸支
する回転軸29,30にはその回転角度から上記
揺動アーム25,26の揺動角度を検出する角度
検出器31,32それぞれを設けてあり、各角度
検出器31,32からの検出信号を図示しない制
御装置にそれぞれ入力させている(第1図参照)。
以上の構成において、上述した制御装置は、上
記各角度検出器31,32からの信号を入力し、
各揺動アーム25,26の揺動角度の変動に応じ
てサーボモータ4,5の運転速度をそれぞれ制御
して、上記供給リール6の回転によるウエブ8の
送出し速度と、巻取りリール7の回転によるウエ
ブ8の巻取り速度とをそれぞれ実質的に同一かつ
一定に制御するようになつている。
すなわち、上記揺動アーム25,26は上記各
リール6,7に巻回されたウエブ8の巻量の変動
に応じて揺動するので、その揺動角度から各リー
ル6,7に巻回されたウエブの巻量すなわち直径
を検出することができる。そして各リール6,7
に巻回されたウエブ8の直径が検出できれば、各
リール6,7からのウエブ8の送出し速度又は巻
取り速度が所定値となるように各リール6,7の
回転速度を演算して、それぞれの回転速度がその
演算値に一致するように上記サーボモータ4,5
の運転速度をそれぞれ制御すればよい。
また、各リール6,7からのウエブ8の送出し
速度と巻取り速度とに誤差が生じた際には、上記
テンシヨンローラ11が上昇又は降下して、供給
リール6と巻取りリール7間のウエブ8の張力を
常に所定値に保つように機能する。
そして、上記テンシヨンローラ11が予め定め
た上昇端位置又は降下端位置まで変位した際に
は、それを図示しない検出器で検出して上記制御
装置にその信号を入力させるようにしてあり、例
えばテンシヨンローラ11が上昇端位置となつた
際には、上記制御装置はサーボモータ4,5の少
なくとも一方の運転速度を制御することにより、
それまでの状態よりも相対的に供給リール6の回
転速度を増大させて、上記テンシヨンローラ11
を上昇端位置から降下させることができるように
なつている。
なお上記サーボモータは、スピードコントロー
ルモータやDCモータを含むものである。
「考案の効果」 以上のように、本考案によれば、供給リールか
ら一定速度で引き出されたウエブを一定速度で巻
取りリールに巻取ることができ、しかも両速度間
に誤差があつても供給リールと巻取りリール間の
ウエブの長さを所定の範囲内に保持することがで
きるので、ウエブの切断やウエブの大きなたるみ
によるトラブルを防止することができるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示し、第2図の要
部の拡大図、第2図はウエブの給送装置全体の正
面図、第3図は平面図である。 1……機枠、4,5……サーボモータ、6,7
……リール、8……ウエブ、10,12……アイ
ドルローラ、25,26……揺動アーム、11…
…テンシヨンローラ、31,32……角度検出
器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ウエブを巻回した供給リールと、この供給リー
    ルを回転駆動するサーボモータと、一端が枢支さ
    れて他端が上記ウエブに接触され、上記供給リー
    ルに巻回されたウエブの巻量の変動に応じて揺動
    する揺動アームと、この揺動アームの揺動角度を
    検出する角度検出器と、 上記供給リールからのウエブを巻取る巻取りリ
    ールと、この巻取りリールを回転駆動するサーボ
    モータと、一端が枢支されて他端が上記ウエブに
    接触され、上記巻取りリールに巻回されたウエブ
    の巻量の変動に応じて揺動する揺動アームと、こ
    の揺動アームの揺動角度を検出する角度検出器
    と、 進退動自在に設けられて上記供給リールと巻取
    りリール間のウエブに接触され、該ウエブに所要
    のテンシヨンを付与するテンシヨンローラと、該
    テンシヨンローラの移動位置を検出する検出器
    と、 上記各角度検出器からの信号を入力し、上記各
    揺動アームの揺動角度の変動に応じてサーボモー
    タの運転速度をそれぞれ制御して、上記供給リー
    ルの回転によるウエブの送出し速度と巻取りリー
    ルの回転によるウエブの巻取り速度とを実質的に
    一定に制御するとともに、上記検出器からの信号
    に応じて上記サーボモータの運転速度を補正し
    て、上記供給リールと巻取りリール間のウエブの
    長さを所定の範囲に保持させる制御装置とを備え
    たことを特徴とするウエブの巻換え機。
JP1986172274U 1986-11-10 1986-11-10 Expired - Lifetime JPH056298Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986172274U JPH056298Y2 (ja) 1986-11-10 1986-11-10

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JP1986172274U JPH056298Y2 (ja) 1986-11-10 1986-11-10

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Publication Number Publication Date
JPS6377941U JPS6377941U (ja) 1988-05-23
JPH056298Y2 true JPH056298Y2 (ja) 1993-02-18

Family

ID=31108669

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986172274U Expired - Lifetime JPH056298Y2 (ja) 1986-11-10 1986-11-10

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6445901B1 (en) * 2001-01-23 2002-09-03 Kenneth R. Rasch Fuser release agent management system with driven supply reel
JP6489926B2 (ja) * 2015-05-12 2019-03-27 株式会社沖データ 媒体巻取装置及び媒体巻取方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57113783A (en) * 1980-12-28 1982-07-15 Fuji Electric Co Ltd Control device for winder
JPS58179955A (ja) * 1982-04-14 1983-10-21 Nippon Columbia Co Ltd 磁気記録再生装置

Patent Citations (2)

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