JPS60204558A - 紙ウエブの案内装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、高速度高生産シータに供給すべき紙または厚
紙のウェブを案内し、かつカールを除去する機械に係り
、特に、カール除去、引張制御およびウェブ案内の諸機
能を組合せて有する装置に関するものである。

従来の技術 紙裁断機の分野においては、高速度高生産シータに供給
すべき紙または厚紙のウェブにとって、均一な引張り、
ロールセット方向、即ち横方向のカールを除去するため
のカール除去処理、更にウェブの蛇行、自動スライシン
グの喰違い或はロール巻き欠陥を補正するための縁部案
内等が必要で七一　７、　酬　躬　Ｌ　ｔｔ）’ＭＬ　
４１七Ｌ中　通性ン　η　−　オ　ｉ）々（目す　１　
鯉所や荷重部所に配置された別置の装置によってかなえ
られている。これらの装置が組込まれた器機は、大部分
余分なものである。また、１つの場所で調節を行なうこ
とが他の装置のセツティングや運転に混乱を与えてしま
うために、配置位置を離したことによって、シータの操
作をセットアンプしたり運転するうえで困難なものにし
ている。

発明の目的 従って、本発明の目的は、上述の欠点を解決したウェブ
案内兼カール除去装置を提供することである。

発明の構成 本発明は、別々の引張制御装置、カール除去装置および
ウェブ案内装置を組合せて、各種紙ウェブがシータに引
出される際にその全機能を操作員が監視し調節できるよ
うシータに最も近い処に位置した単一の装置にするもの
である。これは、複数のウェブを一回でシータに引出す
場合特に有用である。

本発明の装置を通じ紙ウェブを担持するために、枢動す
る縁部案内フレームを用いている。縁部位置の誤差はセ
ンサによって感知され、誤差信号が定比コントローラを
経て、縁部案内フレームをピボット軸受のまわりに枢動
するアクチュエータに供給している。案内フレームの頂
部および底部にある案内ローラは、均一な面内に回転を
保ち、ウェブを縁部センサ装置下方のその補正位置に位
置させるものである。

底部ローラ軸の一端は枢着されているが、反対端は重量
を解除するようバネ付勢されていて、垂直方向で調節で
きるようネジ付ロッドを備えている。これは、縁がたる
んだ紙ウェブに対して、たるんだ、即ちだぶだぶした側
の相対ウェブパス長を増加することによって、これを補
正する機能を果してい□る。底部ロールは垂直面内で枢
動されるために、また縁部センサ装置がこの枢動するロ
ールの後にあるために、たるみ縁部を調節する別置の装
置を備えた従来配置に対比するものとしての本設計によ
って縁部の位置は保持されるのである。

頂部ローラ位置には、カール除去装置が組込まれている
。ウェブは軽（丸味のある一対のバーの間を通るが、い
ずれのバーも、モータと歯車箱とによって回転されてウ
ェブ内に入り両方向のカールを補正することができる。

本発明の装置には、別な型式のカール除去装置を利用す
ることもできる。

ウェブの引張は、底部ビームを介した反力によって付勢
されている電気式ロードセルにより感知している。この
ビームは、ピボット軸受内に装着されている。ウェブの
引張は、底部ローラ面の上のウェブ位置とは無関係であ
り、これが従来のロードセル装置よりすぐれた改善点で
ある。この装置は、通常枢動する縁部案内の一部である
固定した支持フレームを排除したことによって、コスト
を低減させてもいる。

従って、たるみ縁部を補正しカールを除去する自動装置
の代りとして、本発明は、ウェブを処理し制御する全自
動装置の一部と成るものである。

すなわち、本発明は、従来技術の装置からは得ることが
できない機能や利点を備えたことによって、従来技術よ
りすぐれた改善点を有するものである。

発明の実施例 以下、本発明を添付図面に示す実施例に基づいて詳細に
説明する。

第１図には、ウェブの案内、引張兼カール除去装置を総
括して符号１０で示しであるが、これはそのうちの１つ
を符号１０で示す個別の実質上同一の装置６台を組合せ
て構成されている。本装置には、別々の紙ウエブ６枚が
供給されているが、その１つに符号１４を付しである。

これらのウェブは、頂部ロー２１６の上側を、そして途
中の底部ロー２１８の下側を進むことによってＳ字状巻
回形態で本装置を経て高速度高生産シータ２ｏに供給さ
れる。シータ２０に供給されるウェブ１４にとっては、
均一な引張り、ロールセット方向、即ち横方向の力ｉル
を除去するためのカール除去処理、更にウェブの蛇行、
自動スライシングの喰違い或はロール巻欠陥を補正する
ための縁部案内等が必要である。これらの要件は、第２
図から第５図により詳細に示す本装置によって達成し得
ることである。

装置１２は、３本の垂直支持部材２４．２６．２８と、
２本の水平支持部材３０，３２と、２本の斜め支持部材
３４．３６とを有する案内フレーム２２で構成されてい
る。この案内フレームは、第４図および第６図でわかる
ように、案内フレーム２２の一端に装着した軸受手段４
０の中を延び、かつ２つの固定壁４６．４８に両端で固
定された支持ブラケット４４内の第二の軸受手段４２の
中を延びている実質的に水平なピボットピン３８に枢着
されている。従って、案内フレーム２２は、実質的に垂
直な平面でピン３８の水平ピボットのまわりを枢動でき
る。また、案内フレーム２２のピボットピン３８をまわ
る回転軸は頂部ローラ１６の回転軸に垂直で、かつこれ
に交叉していることに注目すべきである。

案内フレーム２２が実質的に垂直な配向状態にあるのを
確実にするために、２組のローう手段が設けである。即
ち、第８図により詳細に示す上部ローラ手段５０．５２
は、ローラホイール５６が回転するよう取付けである支
持ブラケット４４に直接装着されたローラ装着用ブロッ
ク５４がら成案内フレーム２２の支持部材３ｏに固定さ
れている。ローラホイール５６がレース５８に係合シて
いることにより、案内フレーム２２はピボットピン３８
のまわりを枢動できるが、垂直軸のまわりを回転移動す
るのは防止されている。

次に、第６図を参照するが、頂部の水平支持部材３０に
は、支持部材２６．３０，３４．３６に連結しこれらを
固定している強め板６ｏが取付けであることがわかる。

また、軸受４ｏば、強め板６゜に、例えば軸受４０のフ
ランジを捕捉できる装着板６２によって固定されている
。装着板６２ば、強め板６０に対して適当な固着手段、
例えばボルト６４によって保持されている。

第８図で最も良くわかるように、支持ブラケット４４は
、長い垂直壁６８と２つの短い水平壁７０．７２とを有
する溝部材６６がら成っている。

また、強め板蓋装着板７４が溝部材６６の開口側に固定
され、ローラ装着用ブロック５４が次いで７８が固定さ
れていて、適当な固着手段、例えばボルト８０がこれら
の端板７６．７Ｂを固定壁４６．４８に固定している。

第２図でわかるように強め板蓋装着板７４は溝部材６６
の全長を延びてはいないので、固着手段８０を挿入した
り取外しできるようこれに近づくことができる。

第２図、第４図および第５図には、一対の下部ローラ手
段８２，８４を見ることができるが、その１つを第７図
で詳細に示す。

第７図では、底部の水平支持部材３２が溝、即ちレース
部材８８を固定したブラケット８６を担持していること
がわかる。このレース部材８８は、適当な固着手段、例
えばボルト９０によってブラケット８６に着脱自在に固
定して、レース部材８８が摩耗したらこれを交換できる
ようにしてもよい。

また、レース部材８８は、ローラ９６に係合すべき内側
レース面９４を備えた延長リップ部分９２を有している
。ローラ９６は、ローラ担持用ブロック９８に回転自在
に装着されており、このブロック９８は次に装着用ブラ
ケット１００に固定されている。装着用ブラケットは、
次いで比較的剛性な支持バー１０２に固定されている。

底部ローラ１８は、装着用ブラケット１０４によって案
内フレーム２２に装着されていて、紙ウェブ１４がロー
ラ１８と案内フレーム２２の間で緊張下にローラ１８に
担持されているので、レース面９４はローラ９６に係合
しこれを押圧している。

従って、案内フレーム２２は、ピボットピン３８のまわ
りを枢動することができ、同時に、垂直配向状態からの
逸脱が抑制されている。これらのローラ手段は、案内フ
レーム２２の垂直安定性を確−実にすると共に、底摩擦
移動できるようにしている。

第１図、第２図および第３図でわかるように、底部ロー
２１８を去った後、ウェブ１４は縁部センサ装置１０６
を通過する。この縁部センサ装置は横バー１０８に装着
されており、横バーは次に固定壁４６．４８に一定され
ている。縁部センサ装置１０６を選択的に移動させ本装
置に供給されている特定の紙ウェブの縁部の所望位置に
従って整列できるように、横バー１０８には平坦面１１
０が設けである。また、縁部センサ装置１０６を選定し
た所望の横方向位置に固定するために、止め手段１１２
が設けである。本発明に利用できる特定の型の縁部セン
サ装置１０６とは、赤外線ＬＥＤセンサがあるが、これ
はアクチュエータ１１８を制御する走化コントローラ１
１６に電線ライン１１４を経て誤差信号を送るものであ
る。

アクチュエータ１１８は、第１伸長アーム１２０を有し
ているが、このアームは伸長アーム１２４に１２２で枢
着されており、また伸長アームは次いで案内フレーム２
２の一部である装着用ビーム１２６に固定されている。

装着用ビーム１２６は、第２図で良くわかるように、底
部の水平支持部材３２と斜め支持部材３６０間を延びて
いる。第２の伸長アーム１２８は固定した剛性の装着用
ブロック１３２に１°３０で枢着されているが、このブ
ロックは次いで固定壁４８に固定されている。アクチュ
エータ１１８の伸長アームを伸ばした時、案内フレーム
２２は、第２図の図説かられかるように、ピボットピン
３８のまわりを時計方向に枢動する。また、アクチュエ
ータ１１８の伸長アームを後退させた時は、案内フレー
ム２２はピボットピン３８のまわりを逆時計方向に枢動
するわけである。アクチュエータ１１８には、アクチュ
エータのトルク反動を吸収するためにゴム製スナツバ１
３４が設けであるが、このスナツパはアクチュエータ１
１８がアクチュエータアームの伸長および後退によって
前後進する時これを支えるものである。

従って、縁部センサ装置１０６がウェブ１４の縁部のセ
ンサに対する移動を検出した際は、走化コントローラを
介してアクチュエータに誤差信号が送られ、案内フレー
ム２２を枢動せしめて、ウェブ１４の縁部を縁部センサ
装置下方の所望位置に戻すことになる。

底部ロー２１８は、ピボットピン１４０のまわりに第１
端１３８で枢着された軸１３６に装着されているが、こ
の軸は第２端１４２で調節式バネ付勢装置１４４内に装
着されている。バネ付勢装置１４４は、回転されて軸】
３６の第２端１４２をその枢着第１端１３８に対して上
下動させることができる調節ノブ１４６を有している。

この調節装置は、縁がたるんだ紙ウェブに対してたるん
だ、即ちだぶだぶした側の相対ウニＸバス長を増加する
ことによってこれを補正する機能を果している。底部ロ
ールの移動が垂直面に限定されているために、また縁部
センサ装置１０６がこの調節可能な底部ローラ１８の下
流にこれに隣接して位置しているために、縁部の位置は
たるみ縁部を調節する別置の手段を備えた従来配置によ
って果されるよりも、この調節装置によってより高精度
で維持されるのである。

更に、紙ウェブ１４のカールの除去は、第３図および第
４図に示すカール除去装置１５０によって達成すること
ができる。カール除去装置１５０は、頂部ローラ１６の
軸１５６に各端で固定されている軽く丸味のある一対の
バー１５２　、１５４から成るものである。いずれのバ
ーも、モータ１５８と、バーが装着しである歯車１６２
に作用している歯車箱１６０とによって回転されてウェ
ブ１４内に入り両方向のカールを補正することができる
。

第９図には、選択的に移動して程度を変えてウェブ１４
内に入りウェブのカールを自動的に除去できる２本のバ
ー１６６．１６８から成る別な実施例のカール除去装置
１６４を示す。なお、この種のカール除去装置について
は、この特徴を意図した本出願人による共同未決出願の
中でより完全に説明しであるので、これ以上の説明はこ
こでは省略する。

第３図でわかるように、−組の下部ローラ手段８２．８
４を装着した支持バー１０２は、板１７０に取付けであ
る。この板１７０は、一方の面でピボット軸受１７２に
装着されているが、他方の面にバネで付勢された調節用
ネジマウンティング１７４を有している。固定壁４６に
は、ロードセル１７６が、ブラケットのピボット軸１７
２まわりの移動を検出し、この移動によってウェブの引
張を感知するように取付けである。ウェブの引張は、調
節用ネジによって制限を受けるが、調節用ネジによるロ
ードセルに対する反作用に比例したピボット軸受１７２
まわりのモーメント力を生み出している。感知された引
張は、底部ローラ１８の面上のウェブ位置とは無関係で
あるが、これが従来のロードセル装置よりすぐれた改善
点である。更に、ウェブ引張感知装置を案内フレームの
一部として組込んだことは、通常枢動する縁部案内の一
部分である固定した支持フレームを排除したことにより
、コストを低減させてもいるのである。

発明の効果 上述の開示並びに説明かられかるように、枢動するフレ
ームの一部としてウェブ引張装置、ウェブのカール除去
装置およびウェブ案内装置を組込んだことによって、高
速度シータに送られる紙ウェブを案内し、かつカールを
除去する改良した装置を提供することができた。複数の
別置の個別装置を用いた従来技術の装置よりもすぐれた
ここに開示の装置を用いることによって、幾つもの利点
が得られたわけである。

なお、上述の詳細から明らかなように、本発明は、特に
上述の詳細並びに説明の中で説明してきた変更或は改良
と異なる各種の変更や改良によって具体化し得るもので
ある。また、本出願人は、当該技術分野に対する我々の
貢献の範囲内に無理なく、かつ適切に属するような変更
の全てを、ここに是認される特許の範囲内に具現したい
と望んでいることを理解すべきである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の原理を包括しているウェブの案内兼
カール除去装置の側面図である。 第２図は、単一の案内フレームおよび関連装置の正面図
である。 第３図は、第２図に示す案内フレームの側面図である。 第４図は、第２図および第３図に示す案内フレームの平
面図である。 第５図は、第２図の線■−■から見た案内フレームの断
面図である。 第６図は、第４図の線■−■から見たピボット領域の部
分立面図である。 第７図は、第２図の線■−■から見た下部ローラ手段の
部分側面図である。 第８図は、第２図の線■−■から見た上部ローラ手段の
部分側面図である。 第９図は、本発明に有用な別な実施例のカール除去装置
の側面図である。 部ローラ、１ｓ−−底部ローラ、２０・ｅシータ、２２
・Ｏ案内フレーム、２４，２６．２８・Ｏ垂直支持部材
、３０．３２・・水平支持部材、３４．３６・・斜め支
持部材、３８・・ピボットビン、４０゜４２・・軸受手
段、４４・・支持ブラケット、４６．４８・・固定壁、
５０，５２・・上部ローラ手段、５４−−ローラ装着用
ブロック、５６ｅ・ローラホイール、５８・・レース、
６０・・強め板、６２・・装着板、６６・・溝部材、７
４・・強め下ｉローラ手段、８６０・ブラケット、８８
−〇シー２部材、９２・・延長リップ部材、９４・・内
側レース面、９６・・ローラ、９８・・ローラ担持用ブ
ロック、１００・・装着用ブラケット、１０２・−支持
バー、１０４・０装着用ブラケット、１０６・―縁部セ
ンサ装置、ｉｏｓ・・横バー、１１０・・平坦面、１１
２・・止め手段、１１６・・走化コントローラ、１１８
・・アクチュエータ、１２０・Ｏ第１伸長アーム、１２
４・・伸長アーム、１２６・・装着用ビーム、１２８・
・第２伸長アーム、１３２・・装着用ブロック、１３４
−−スナツパ、１３６−−軸、１４０・参ピボットビン
、１４４・Ｏバネ付勢装置、１４６・−調節ノブ、１５
０・―カール除去装置、１５２　、１５４−−バー、１
５６−−軸、１５８−−モータ、１６０−・歯車箱、１
６２・・歯車、１６４　＠−別のカール除去装置、１６
６　、１６８・・バー　１７０・一板、１７２・ｅピボ
ット軸受、１７４・・調節用ネジマウンティング、１７
６・・ロードセル。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 紙材料ウェブを高速度シータに案内する装置にお（・て
   、 前記紙ウェブが通過する頂部水平ローラと、前記紙ウェ
   ブが前記頂部ローラの下流で通過する底部水平ローラと
   を有する案内フレームであって、実質的に垂直な面内で
   枢動するよう装着された案内フレームと、 前記案内フレームに前記底部ローラの下流でこれに隣接
   して装着され、前記紙ウェブの縁部位置を検出する手段
   であって、ウェブ縁部が前記底部ローラ上の所望位置か
   ら逸脱した際誤差信号を出力する検出手段と、 前記誤差信号によって制御され、前記案内フレームな枢
   動せしめ、これによって前記底部ローラを前記ウェブ縁
   部下方で前記所望位置に移動させへ千陽シ　− 前記案内フレームに前記頂部ローラの下流、かつ前記底
   部ローラの上流で装着され、前記紙ウェブが前記案内フ
   レームを通過する際、前記紙ウェブのカールを除去する
   手段と、 から成ることを特徴とする紙ウエブ案内装置。