JP2007320750A - 物品移載装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 トルクリミッタが作動した場合であっても、プレート部の位置決めを確実に行うことができる物品移載装置を提供する。
【解決手段】 プレート部13をスライドさせるスライド機構21と、前記プレート部13に従動する従動部材の変位を検出する検出手段と、前記検出手段の検出信号により前記プレート部13のスライド位置を検出するとともに、モータ22を制御して前記プレート部13のスライド位置を制御する制御手段71とを備えた物品移載装置とする。プレート部13に従動する従動部材の変位を検出してプレート部13のスライド位置を検出するようにしたため、トルクリミッタ23が作動した場合であっても、従動部材と検出手段との間にずれは生じず、プレート部13の位置決めを確実に行うことができる。
【選択図】図1
【解決手段】 プレート部13をスライドさせるスライド機構21と、前記プレート部13に従動する従動部材の変位を検出する検出手段と、前記検出手段の検出信号により前記プレート部13のスライド位置を検出するとともに、モータ22を制御して前記プレート部13のスライド位置を制御する制御手段71とを備えた物品移載装置とする。プレート部13に従動する従動部材の変位を検出してプレート部13のスライド位置を検出するようにしたため、トルクリミッタ23が作動した場合であっても、従動部材と検出手段との間にずれは生じず、プレート部13の位置決めを確実に行うことができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、スタッカークレーンの昇降台等に設けられる物品移載装置の技術に関する。
従来、スタッカークレーンの昇降台等にはスライドフォーク等の物品移載装置が設けられている。スライドフォーク等の物品移載装置は、ベース部に対してプレート部をスライドさせる機構を有しており、プレート部をスライドさせた際のスライド位置を位置決めする装置が設けられている。
前記プレート部のスライド位置を位置決めする装置を設けた物品移載装置として、例えば、タイマーとリミットスイッチとでプレート部を定位置で停止させるようにした物品移載装置が知られている。この物品移載装置では、プレート部がスライドを開始してから一定時間経過後にタイマーにて減速を開始させるとともに、ベース部への収納位置や所定のスライド位置などに対応して設けられたドッグを、プレート部に設けたリミットスイッチで検出して、プレート部を定位置で停止させる。リミットスイッチがドッグを検出するとすぐにプレート部を停止できるように、定位置に到達する前に、予めプレート部を減速させておく必要があるが、プレート部の載荷状態による加速度の大小などの影響も考慮すると、減速開始のポイントを余裕を持って早めに設定する必要があり、タクトタイムが長くなるという問題があった。
また、前記リミットスイッチはドッグと接触することでプレート部の位置を検出していたが、非接触でプレート部のスライド位置を検出する物品移載装置も開発されている(例えば、特許文献1参照。)。この物品移載装置では、プレート部のスライド位置を判別するための情報を有するマークをプレート部の側部に設け、このマークを検出するセンサにより検出されたマークの情報に基づいてプレート部のスライド位置を検出し、プレート部を定位置で停止させる。
さらに、プレート部のスライド位置を連続的に検出することにより、プレート部の位置決めを精度良く行うようにした物品移載装置も開発されている。この物品移載装置では、駆動軸にロータリーエンコーダを接続し、ロータリーエンコーダで検出された検出信号に基づいてプレート部のスライド位置を連続的に検出し、プレート部を定位置で停止させる。ロータリーエンコーダを用いることにより、スライド位置を連続的に検出してプレート部の減速ポイントを適切な位置に設定できるため、タクトタイムを短縮できるという長所がある。
特開平7−187315号公報
ところで、前記ロータリーエンコーダを用いた物品移載装置には、プレート部を駆動させるモータの過負荷を防止するため、トルクリミッタを設ける場合があり、トルクリミッタはモータの駆動軸に接続される。トルクリミッタが作動すると、プレート部のスライド機構と駆動軸との間に滑りが生じ、モータの過負荷を防止する。しかしながら、ロータリーエンコーダは、トルクリミッタが作動してもモータの駆動軸と共に回転するように接続されているため、トルクリミッタが作動すると、スライド機構に対してロータリーエンコーダが回転することとなり、スライド機構とロータリーエンコーダとの間にずれが生じる。このような場合には、プレート部の実際のスライド位置と検出手段で検出されるスライド位置との間にずれが生じ、プレート部の位置決めを確実に行うことができないという問題があった。
本発明は前記の問題点に鑑みてなされたものであり、トルクリミッタが作動した場合であっても、プレート部の位置決めを確実に行うことができる物品移載装置の提供を目的とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1に記載の発明では、モータと、トルクリミッタと、スライド可能なプレート部とを有する物品移載装置であって、
前記モータの駆動力を前記トルクリミッタを介して伝達することにより、前記プレート部をスライドさせるスライド機構と、
前記プレート部に従動する従動部材の変位を検出する検出手段と、
前記検出手段の検出信号により前記プレート部のスライド位置を検出し、その結果に基づいて、前記モータを制御して前記プレート部のスライド位置を制御する制御手段と、
を有する物品移載装置とした。
前記モータの駆動力を前記トルクリミッタを介して伝達することにより、前記プレート部をスライドさせるスライド機構と、
前記プレート部に従動する従動部材の変位を検出する検出手段と、
前記検出手段の検出信号により前記プレート部のスライド位置を検出し、その結果に基づいて、前記モータを制御して前記プレート部のスライド位置を制御する制御手段と、
を有する物品移載装置とした。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、スライド機構は、モータを駆動することにより索体の張力を用いてプレート部をスライドさせる機構であり、
検出手段は、前記プレート部に従動するアイドラに接続されたエンコーダであることを特徴とする物品移載装置とした。
検出手段は、前記プレート部に従動するアイドラに接続されたエンコーダであることを特徴とする物品移載装置とした。
請求項3に記載の発明では、請求項1又は2に記載の物品移載装置を用いたことを特徴とする自動倉庫システムとした。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1から3に記載の発明によれば、前記プレート部に従動する従動部材の変位を検出する検出手段により、前記プレート部のスライド位置を検出するようにしたため、トルクリミッタが作動した場合であっても、従動部材と検出手段との間にずれは生じない。このため、プレート部の位置決めを確実に行うことができる。
請求項2に記載の発明によれば、前記プレート部に従動するアイドラの変位を検出するエンコーダにより、前記プレート部のスライド位置を検出するようにしたため、トルクリミッタが作動した場合であっても、アイドラとエンコーダとの間にずれは生じない。このため、プレート部の位置決めを確実に行うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、物品移載装置のプレート部の位置決めを確実に行うことができるため、加減速のタイムラグをなくし、タクトタイムを短縮することができる。また、トルクリミッタの作動による物品移載装置のプレート部の位置ずれをなくすことができるため、エラー解除等に要するタイムロスを解消することができる。
次に、発明の実施の形態について図を用いて説明する。
本発明の実施例に係る物品移載装置としてのスライドフォーク11について、図を用いて説明する。尚、以下の説明では、図1の矢印A方向を前方向とし、反対方向を後方向として説明する。
本発明の実施例に係る物品移載装置としてのスライドフォーク11は、例えば自動倉庫の搬送装置として使用されるスタッカークレーンの昇降台等に設けられており、図示は省略するが、前記スタッカークレーンは、自動倉庫の床上を走行する走行台車と、前記走行台車に立設される1対のマストと、前記1対のマスト間に支持されてマストに沿って昇降する昇降台と、前記昇降台に設けられて物品を移載する物品移載装置としてのスライドフォーク11と、昇降台の荷重を支持する吊り部材と、吊り部材を駆動させる駆動手段と、を有している。昇降台には前記吊り部材の端部が取り付けられて荷重が支持されており、前記吊り部材が駆動手段で駆動されることにより、昇降台はマストに沿って昇降する。
前記物品移載装置としてのスライドフォーク11は、モータ22と、トルクリミッタ23と、ベース部12に対してスライド可能なプレート部13とを有しており、スライド機構21と、検出手段と、制御手段71とを有している。
図1に示すように、スライドフォーク11はベース部12と、プレート部13としてのミドルプレート部14とトッププレート部15とを有している。前記ベース部12は昇降台のフレーム16に固定されており、スライドしない部分である。これに対してミドルプレート部14は、前記ベース部12に対してスライド自在に設けられている。また、トッププレート部15は、前記ミドルプレート部14に対してスライド自在に設けられている。スライドフォーク11は、スライド機構21によりミドルプレート部14及びトッププレート部15を連動させて前後方向にスライドさせるように構成されている。
図1に示すように、前記スライド機構21は、前記モータ22を駆動させることにより、索体の張力を用いてベース部12に対してミドルプレート部14及びトッププレート部15をスライドさせる機構である。ベース部12の前部下方には、スライド機構21を駆動させるモータ22が図示しない取付部材によって取り付けられている。モータ22の駆動力を伝達する駆動軸24には、トルクリミッタ23が接続されている。トルクリミッタ23は、過大な駆動トルクが作用してスライド機構21やモータ22が破損しないように、トルクを制限するために設けられている。そして、前記トルクリミッタ23には、索体を駆動させるための駆動スプロケット25が接続されている。
図1に示すように、前記駆動スプロケット25の上方には、第2アイドラ32と第3アイドラ33とがベース部12に対して回転自在に設けられており、ベース部12の後部には、従動部材としての第1アイドラ31がベース部12に対して回転自在に設けられている。第1アイドラ31と、第2アイドラ32と、第3アイドラ33とは従動スプロケットであり、索体としての後記第1駆動索41が掛けられて、第1駆動索41の進退に従動して回転する。従動部材としての前記第1アイドラ31は、モータ22からプレート部13に至る駆動力を伝達する機構において、トルクリミッタ23の下流側でプレート部13に従動しているため、第1アイドラ31は、トルクリミッタ23の作動に関わらず、完全にプレート部13に従動する。
また、図1に示すように、ミドルプレート部14の前部には、第1貫通穴51が形成されており、この第1貫通穴51に第4アイドラ34が回転自在に設けられている。ミドルプレート部14の後部には、第2貫通穴52が形成されており、この第2貫通穴52に第5アイドラ35が回転自在に設けられている。前記第4アイドラ34と、第5アイドラ35は従動スプロケットである。前記第4アイドラ34は、索体としての後記第3駆動索43が掛けられて、第3駆動索43の進退に従動して回転し、前記第5アイドラ35は、索体としての後記第2駆動索42が掛けられて、第2駆動索42の進退に従動して回転する。
前記索体としての第1駆動索41、第2駆動索42及び第3駆動索43はチェーンベルトで形成されており、モータ22の駆動力を伝達して、ベース部12に対してミドルプレート部14及びトッププレート部15をスライドさせるものである。図1に示すように、ベース部12とミドルプレート部14との間には、ミドルプレート部14をスライドさせるための第1駆動索41が設けられている。第1駆動索41は、一端がミドルプレート部14の前部に設けた第1固定部材53に固定され、ベース部12の後部に設けた第1アイドラ31で折り返され、ベース部12の前部に設けた第2アイドラ32を介して駆動スプロケット25に掛け回され、第3アイドラ33を介して、ミドルプレート部14の後部に設けた第2固定部材54に他端が固定されている。
また、前記トッププレート部15とベース部12との間には、ミドルプレート部14を介して第2駆動索42及び第3駆動索43が掛けられている。前記第2駆動索42は、一端がベース部12の前部に設けた第3固定部材55に固定され、ミドルプレート部14の後部に設けた第2貫通穴52を貫通するとともに、第5アイドラ35で折り返されて、トッププレート部15の前部に設けた第4固定部材56に他端が固定されている。また、前記第3駆動索43は、一端がベース部12の後部に設けた第5固定部材57に固定され、ミドルプレート部14の前部に設けた第1貫通穴51を貫通するとともに、第4アイドラ34で折り返されて、トッププレート部15の後部に設けた第6固定部材58に他端が固定されている。
前記検出手段は、前記プレート部13に従動する従動部材の変位を検出するためのものである。検出手段としてのロータリーエンコーダ61は、図1に示すように、前記従動部材としての第1アイドラ31に接続されており、前記プレート部13としてのミドルプレート部14に従動する第1アイドラ31の回転変位量を検出する。第1アイドラ31は、トルクリミッタ23の作動に関わらず、完全にプレート部13に従動するため、第1アイドラ31の変位によりプレート部13の変位を検出できる。ロータリーエンコーダ61はインクリメンタル形であり、第1アイドラ31の回転変位量に応じてパルス列が出力される。前記ロータリーエンコーダ61は第1アイドラ31と同軸に接続したが、間接的に接続してもよい。検出手段としてインクリメンタル形のロータリーエンコーダ61を用いたが、アブソリュート形のロータリーエンコーダ61を用いてもよい。また、第1アイドラ31の回転変位量を検出するエンコーダはロータリーエンコーダ61に限定されず、回転変位量を検出する他のエンコーダを用いてもよい。尚、ロータリーエンコーダ61はリニアセンサ等と比較して安価であるため、スライドフォーク11の製造コストを低減することができるという利点がある。
前記制御手段71は、前記検出手段の検出信号により前記プレート部13のスライド位置を検出し、その結果に基づいて、前記モータ22を制御して前記プレート部13のスライド位置を制御するためのものである。図3に示すように、前記制御手段71は、前記検出手段としてのロータリーエンコーダ61からの検出信号により、前記ミドルプレート部14のスライド位置を検出し、その結果に基づいて、前記モータ22を制御してミドルプレート部14のスライド位置を制御する。そして、ミドルプレート部14のスライド位置を制御することにより、ミドルプレート部14に連動するトッププレート部15のスライド位置を制御する。制御手段71は記憶装置72と制御部73とを有している。
前記記憶装置72には、ミドルプレート部14のスライド位置に対応するロータリーエンコーダ61の検出信号の情報が予め記憶されている。例えば、ミドルプレート部14のスライド位置に対応する第1アイドラ31の回転変位量(回転角度)の情報を記憶する。尚、ミドルプレート部14のスライド位置に関する情報は、ミドルプレート部14に連動するトッププレート部15のスライド位置の情報に対応させているものとする。
前記制御部73は、前記ロータリーエンコーダ61によって検出された検出信号を受け、この検出信号と、前記記憶装置72に予め記憶されている情報とを比較して、ミドルプレート部14のスライド位置を検出する。そして、スライドフォーク11の移載プログラムに合わせた動作が行えるように、モータ22を制御する。例えば、ミドルプレート部14のスライド位置が所定の位置に接近してきたことを検出したら、モータ22の駆動を弱めて減速を開始し、所定の位置まで到達したことを検出したら電源をオフにして、ミドルプレート部14とトッププレート部15のスライドにブレーキをかけて停止させ、トッププレート部15を定位置に停止させる。
次に本実施例に係るスライドフォーク11の動作について説明する。図2に示すように、モータ22が駆動して駆動スプロケット25が図示右方向に回転すると、第1駆動索41にモータ22の駆動力が伝達され、ベース部12に対してミドルプレート部14が前方にスライドする。ミドルプレート部14の移動によって第2駆動索42、第3駆動索43に駆動力が伝達され、ミドルプレート部14に対してトッププレート部15が前方にスライドすることとなる。また、モータ22の駆動により駆動スプロケット25が図示左方向に回転すると、ミドルプレート部14とトッププレート部15は後方にスライドすることとなる。
ロータリーエンコーダ61が接続された第1アイドラ31は、ミドルプレート部14のスライド位置に対応して回転し、ロータリーエンコーダ61は、ミドルプレート部14の位置に応じて回転して、正確な回転変位量を連続的に検出し、検出信号を出力する。制御手段71は、前記ロータリーエンコーダ61によって検出された検出信号を受け、この検出信号と、記憶装置72に予め記憶されている情報とを比較して、ミドルプレート部14のスライド位置を検出する。そして、スライドフォーク11の移載プログラムに合わせた動作が行えるように、モータ22を制御する。ミドルプレート部14のスライド位置が所定の位置に接近してきたことを検出したら、モータ22の駆動を弱めて減速を開始し、所定の位置まで到達したことを検出したら電源をオフにして、ミドルプレート部14とトッププレート部15のスライドにブレーキをかけて停止させ、トッププレート部15を定位置に停止させる。
ここで、制限重量を超過した物品をトッププレート部15に載置した場合や、プレート部13が物体に当接してプレート部13がスライドできなくなった場合等において、トルクリミッタ23に設定したトルク値以上の過負荷が加わると、トルクリミッタ23が作動して駆動軸24と駆動スプロケット25との間に滑りが生じる。しかし、ロータリーエンコーダ61は第1アイドラ31に接続されているため、トルクリミッタ23が作動しても、第1アイドラ31とロータリーエンコーダ61との間にずれは生じない。また、第1アイドラ31は、トルクリミッタ23が作動しても、完全にプレート部13に従動しており、第1アイドラ31の回転変位量を検出してプレート部13の変位量を正確に検出する。
以上説明した本実施例に係るスライドフォーク11によれば、前記ミドルプレート部14に従動する第1アイドラ31の回転変位量を検出するロータリーエンコーダ61により、前記ミドルプレート部14のスライド位置を検出するようにしたため、トルクリミッタ23が作動した場合であっても、第1アイドラ31とロータリーエンコーダ61との間にずれは生じない。このため、ミドルプレート部14の実際のスライド位置とロータリーエンコーダ61で検出されるスライド位置との間にずれが生じず、ミドルプレート部14に連動するトッププレート部15の位置決めを確実に行うことができる。
また、本実施例に係るスライドフォーク11を用いた自動倉庫システムによれば、スライドフォーク11のプレート部13の位置決めを確実に行うことができるため、加減速のタイムラグをなくし、タクトタイムを短縮することができる。また、トルクリミッタ23の作動によるスライドフォーク11のプレート部13の位置ずれをなくすことができるため、エラー解除等に要するタイムロスを解消することができる。
尚、実施例に限定されず、例えば以下のように変更してもよい。
ロータリーエンコーダ61は第1アイドラ31に接続したが、これに限定されない。第1乃至第5アイドラ31、32、33、34、35は、モータ22からプレート部13に至る駆動力を伝達する機構において、トルクリミッタ23の下流側でプレート部13に従動しているため、第1乃至第5アイドラ31、32、33、34、35は、トルクリミッタ23の作動に関わらず、完全にプレート部13に従動する。従って、ロータリーエンコーダ61は、プレート部13に従動するいずれかのアイドラに接続すればよい。
また、検出手段として、プレート部13のスライド位置を検出するセンサを用いてもよい。
また、モータ22の配設、駆動スプロケット25の配設、索体の掛け方は上記実施例に限定されるものではなく、例えばアイドラを増設して索体の経路を変更しても良い。また、索体はチェーンベルトの他、ワイヤ、ベルトであってもよい。
11 物品移載装置としてのスライドフォーク
12 ベース部
13 プレート部
14 ミドルプレート部
15 トッププレート部
16 フレーム
21 スライド機構
22 モータ
23 トルクリミッタ
24 駆動軸
25 駆動スプロケット
31 従動部材としての第1アイドラ
32 第2アイドラ
33 第3アイドラ
34 第4アイドラ
35 第5アイドラ
41 索体としての第1駆動索
42 索体としての第2駆動索
43 索体としての第3駆動索
51 第1貫通穴
52 第2貫通穴
53 第1固定部材
54 第2固定部材
55 第3固定部材
56 第4固定部材
57 第5固定部材
58 第6固定部材
61 検出手段としてのロータリーエンコーダ
71 制御手段
72 記憶装置
73 制御部
12 ベース部
13 プレート部
14 ミドルプレート部
15 トッププレート部
16 フレーム
21 スライド機構
22 モータ
23 トルクリミッタ
24 駆動軸
25 駆動スプロケット
31 従動部材としての第1アイドラ
32 第2アイドラ
33 第3アイドラ
34 第4アイドラ
35 第5アイドラ
41 索体としての第1駆動索
42 索体としての第2駆動索
43 索体としての第3駆動索
51 第1貫通穴
52 第2貫通穴
53 第1固定部材
54 第2固定部材
55 第3固定部材
56 第4固定部材
57 第5固定部材
58 第6固定部材
61 検出手段としてのロータリーエンコーダ
71 制御手段
72 記憶装置
73 制御部
Claims (3)
- モータと、トルクリミッタと、スライド可能なプレート部とを有する物品移載装置であって、
前記モータの駆動力を前記トルクリミッタを介して伝達することにより、前記プレート部をスライドさせるスライド機構と、
前記プレート部に従動する従動部材の変位を検出する検出手段と、
前記検出手段の検出信号により前記プレート部のスライド位置を検出し、その結果に基づいて、前記モータを制御して前記プレート部のスライド位置を制御する制御手段と、
を有する物品移載装置。 - スライド機構は、モータを駆動することにより索体の張力を用いてプレート部をスライドさせる機構であり、
検出手段は、前記プレート部に従動するアイドラに接続されたエンコーダであることを特徴とする請求項1に記載の物品移載装置。 - 請求項1又は2に記載の物品移載装置を用いたことを特徴とする自動倉庫システム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006155604A JP2007320750A (ja) | 2006-06-05 | 2006-06-05 | 物品移載装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006155604A JP2007320750A (ja) | 2006-06-05 | 2006-06-05 | 物品移載装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006155604A Pending JP2007320750A (ja) | 2006-06-05 | 2006-06-05 | 物品移載装置 |
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2006
- 2006-06-05 JP JP2006155604A patent/JP2007320750A/ja active Pending
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Legal Events
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20101012 |