JP2007269431A - 台車移動装置 - Google Patents
台車移動装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007269431A JP2007269431A JP2006096231A JP2006096231A JP2007269431A JP 2007269431 A JP2007269431 A JP 2007269431A JP 2006096231 A JP2006096231 A JP 2006096231A JP 2006096231 A JP2006096231 A JP 2006096231A JP 2007269431 A JP2007269431 A JP 2007269431A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carriage
- rotational force
- movement
- rotation
- cart
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
Abstract
【解決手段】台車移動装置1は、移動台車4、線状の台車引き部材35、駆動源3及び移動停止手段23を有している。移動台車4は、回転力発生部材51、回転制限手段50及び回転力利用手段6を有している。台車移動装置1は、回転制限手段50によって回転力発生部材51の回転を制限することにより、台車引き部材35の走行力を移動台車4の移動力に変換して、移動台車4を移動させるよう構成してあると共に、移動台車4の移動が移動停止手段23によって停止されたときには、台車引き部材35の走行に応じて回転力発生部材51が回転し、回転力利用手段6が作動するよう構成してある。
【選択図】図1
Description
さらに、特許文献1においては、台車用モータ及びコンベア用モータに電力を供給するための給電ケーブルが通行の障害にならないようにするために、この給電ケーブルを、床面内に収納する工夫を行っている。
上記移動経路に沿って配設すると共に一部を上記移動台車に係合させた線状の台車引き部材と、
上記移動経路に配設し、上記台車引き部材を走行させる駆動源と、
上記移動台車の移動を停止させる移動停止手段とを有しており、
上記移動台車は、上記台車引き部材と係合して、該台車引き部材の走行に応じて回転可能な回転力発生部材と、該回転力発生部材の回転を制限するための回転制限手段と、上記回転力発生部材による回転力を利用して作動する回転力利用手段とを有しており、
上記回転制限手段によって上記回転力発生部材の回転を制限することにより、上記台車引き部材の走行力を上記移動台車の移動力に変換して、該移動台車を移動させるよう構成してあると共に、該移動台車の移動が上記移動停止手段によって停止されたときには、上記台車引き部材の走行に応じて上記回転力発生部材が回転し、上記回転力利用手段が作動するよう構成してあることを特徴とする台車移動装置にある(請求項1)。
具体的には、本発明において、移動台車の移動が移動停止手段によって停止されていないときには、回転力発生部材の回転は、回転制限手段によって制限されている。そのため、駆動源が台車引き部材を走行させる走行力は、移動台車を移動させる移動力に変換される。これにより、駆動源による動力を、台車引き部材を介して移動台車へ伝達し、この移動台車を移動させることができる。
本発明において、上記台車移動装置は、上記移動台車の移動が上記移動停止手段によって停止されていないときには、上記台車引き部材から上記回転力発生部材に加わる動力トルクが、上記回転制限手段から上記回転力発生部材に加わる負荷トルクよりも小さいことにより、上記移動台車が移動し、上記移動台車の移動が上記移動停止手段によって停止されたときには、上記台車引き部材から上記回転力発生部材に加わる動力トルクが、上記回転制限手段から上記回転力発生部材に加わる負荷トルクよりも大きくなることにより、上記回転力発生部材が回転するよう構成することが好ましい(請求項2)。
また、移動台車に一対の空転部材を設け、台車引き部材が、一方の空転部材と、回転力発生部材と、他方の空転部材とに順次掛け渡してあることにより、台車引き部材を介して移動台車を移動させるときに、駆動源が台車引き部材を走行させる力(引っ張る力)を、回転力発生部材だけに直接作用させるのではなく、空転部材及び回転力発生部材の全体に作用させることができる。そのため、台車引き部材の走行力を移動台車の移動力に変換することが容易であり、移動台車を容易に移動させることができる。
この場合には、一対の空転従動車によって、台車引き部材を回転力伝達車へ押圧することができ、台車引き部材から回転力伝達車へ、駆動源によるトルクを容易に伝達することができる。
この場合には、回転力伝達車と一対の空転従動車との位置関係を一層適切にすることができ、特に、移動台車を移動経路上において往復移動させる際に、いずれの方向に向けても安定して移動台車を移動させることができる。
この場合には、回転制限手段として、トルクキーパー等の回転力利用手段以外の部品を用いることなく、回転力発生部材の回転を制限することができる。そのため、回転力制限手段を容易に構成することができる。また、回転力利用手段に生じる静摩擦力を利用した回転制限手段は、特に、回転力利用手段に生じる静摩擦力が、移動台車の移動を開始させるために必要な力よりも大きいときに有効である。
この場合には、移動台車の移動によって、この移動台車上に載置したワークを移動させると共に、回転力発生部材が回転するときには、回転力利用手段としての搬送コンベアを作動させて、ワークを移動台車から他の架台又は他のコンベア等へ送り出すことができる。なお、ワークとしては、各種部品、製品、パレット等がある。
この場合には、回転力発生部材が回転するときには、複数の搬送ローラ上に載置したワークを、移動台車から他の架台又は他のコンベア等へ容易に送り出すことができる。
例えば、回転力利用手段は、回転力発生部材によって生じる回転力を利用して、ワークを載置したテーブルを昇降させて、ワークの受渡を行う機構等とすることもできる。
この場合には、移動停止手段の構成が簡単であり、移動台車を移動経路において往復移動させる際に、この移動台車を移動経路における一方向端と、他方向端とにおいて容易に停止させることができる。
また、移動停止手段は、移動台車の移動経路に設けたシリンダー等のアクチュエータとし、このアクチュエータを動作させることによって移動台車の移動を所定の位置で停止させることもできる。
この場合には、移動台車の移動抵抗(移動台車の移動を開始させるのに必要な力)を容易に小さくすることができる。
この場合にも、移動台車の移動抵抗(移動台車の移動を開始させるのに必要な力)を容易に小さくすることができる。
この場合には、台車引き部材及び回転力発生部材の選定が容易である。
また、台車引き部材をベルト又はワイヤとしたときには、回転力発生部材は、ベルト又はワイヤと係合するプーリとすることができる。また、台車引き部材を歯付ベルトとしたときには、回転力発生部材は、歯付ベルトと係合する歯車又は歯付プーリとすることができる。また、台車引き部材をチェーンとしたときには、回転力発生部材は、チェーンと係合するスプロケットとすることができる。
(実施例1)
本例の台車移動装置1は、図1〜図3に示すごとく、床上に設定した移動経路Dを移動可能な移動台車4と、移動経路Dに沿って配設すると共に一部を移動台車4に係合させた線状の台車引き部材35と、移動経路Dの端部に配設すると共に台車引き部材35を走行させる駆動源3と、移動台車4の移動を停止させる移動停止手段23とを有している。
そして、台車移動装置1は、回転制限手段50によって回転力発生部材51の回転を制限することにより、台車引き部材35の走行力を移動台車4の移動力に変換して、移動台車4を移動させるよう構成してある。また、台車移動装置1は、移動台車4の移動が移動停止手段23によって停止されたときには、台車引き部材35の走行に応じて回転力発生部材51が回転し、回転力利用手段6が作動するよう構成してある。
図1、図2に示すごとく、本例の台車移動装置1は、駆動源3によって台車引き部材35を走行させ、この台車引き部材35を利用して、移動台車4の移動動作と回転力利用手段6による動作とを行うよう構成してある。
また、本例の移動台車4は、この移動台車4上に載置した部品、製品又はパレット等のワーク8を搬送するよう構成してあり、本例の台車移動装置1は、工場内においてワーク搬送を行うよう構成したトラバーサである。
また、本例の台車移動装置1は、シーケンサ等のコンピュータを用いた制御装置によって動作の制御を行うよう構成してある。
本例の検出スイッチ24は、移動台車4に設けた検出ドッグと接触して、移動台車4の到達を検出するリミットスイッチである。検出スイッチ24は、これ以外にも、移動台車4の到達を非接触で検出する近接スイッチ等とすることもできる。
なお、テンションブラケット32は、床板部2に配設した空気シリンダーの可動部に配設することができ、この空気シリンダーの推力によって、台車引き部材35に安定してテンションを発生させておくことができる。
本例の台車引き部材35は、複数の鋼線を撚り合わせてなるワイヤである。そして、台車引き部材35に係合する回転力発生部材(回転力伝達車)51、駆動部材311及び従動部材321は、いずれもプーリである。
なお、台車引き部材35は、ワイヤ以外にも、例えば、ベルトの片面に歯面を形成してなる歯付ベルトとすることもできる。この場合には、台車引き部材35に係合する回転力発生部材51、駆動部材311及び従動部材321は、いずれも歯付プーリとすることができる。
また、移動台車4の下部には、移動経路Dの形成方向に並べて台車ガイド用ローラ44が複数配設してあり、この台車ガイド用ローラ44は、台車移動ガイド21における一対のガイドバー211の間に配置してある。そして、台車ガイド用ローラ44が台車移動ガイド21によってガイドされることにより、移動台車4を移動経路Dに沿って移動させることができる。
また、本例の台車ガイド用ローラ44、台車引き部材35(ループ状であるため送り側部分351と戻り側部分352の両方)、駆動部材311、従動部材321等は、床カバー22の内部に配設してある。
なお、床板部2は、工場の床面を掘り下げて形成した溝状ピットの上に配設し、台車ガイド用ローラ44、台車引き部材35、駆動部材311、従動部材321等は、溝状ピット内に配設することもできる。
なお、移動経路Dの両端には、移動台車4がストッパー231に衝突するときのエネルギーを吸収するよう構成したショックアブソーバ等を配設することができる。
なお、図示は省略するが、移動台車4は、スライドガイドを用いて移動するよう構成することもでき、スライドガイドは、レールに対して多数のボールベアリングを介した転がり接触によりスライダーをスライドさせるよう構成したものとすることができる。
また、本例においては、一対の空転部材43の配設位置と、回転力発生部材51の配設位置とが、移動経路Dの形成方向に対する横方向に互いにずらしてあり、台車引き部材35は、一対の空転部材43の外周と、回転力発生部材51の外周とに蛇行して掛け渡してある。
さらに、回転力発生部材51と一対の空転部材43とは、仮想の二等辺三角形を形成する状態で配設してある。回転力発生部材51は、二等辺三角形の頂角を形成する位置に配設してあり、各空転部材43は、二等辺三角形の底角を形成する位置にそれぞれ配設してある。
また、本例の回転力利用手段6は、回転力発生部材51の回転力を受けて、移動台車4上に載置したワーク8を搬送する搬送コンベア6である。この搬送コンベア6は、移動台車4の上部に配設してあると共に、ワーク8を搬送する搬送ローラ65を複数配設してなるワーク搬送部と、回転力発生部材51から回転動力を伝達される動力伝達部とを有している。
本例の第1動力伝達車61A及び第2動力伝達車61Bは、プーリであり、第1連結部材62A及び第2連結部材62Bは、プーリの外周と係合するベルトである。なお、第1動力伝達車61A、第2動力伝達車61B、第1連結部材62A及び第2連結部材62Bは、いずれも動力伝達部材として機能する。
図2、図3に示すごとく、回転力発生部材51が回転するときには、回転シャフト52が回転し、一対のかさ歯車54の噛合により、メインシャフト53が回転する。このメインシャフト53の回転と同時に第1動力伝達車61Aが回転し、第1連結部材62A及び第2連結部材62Bにより動力伝達されて第2動力伝達車61Bが回転する。これにより、複数のコンベア用シャフト64及び搬送ローラ65が回転して、搬送ローラ65上に載置したワーク8を移動台車4から移動経路Dに直交する方向へ送り出す、又は移動経路Dに直交する方向から搬送ローラ65上へワーク8を受け取ることができる。
また、本例においては、回転抵抗が移動抵抗よりも大きくなっていることにより、駆動モータ31が台車引き部材35を走行させる走行力が、移動台車4を引っ張る力となって、移動台車4を移動させることができる。
このトルク伝達比を利用した回転制限手段50は、例えば、半径がAである小さな動力伝達車から、半径がAの2倍である大きな動力伝達車に動力伝達する際には、2倍の力が必要であることを利用して構成することができる。なお、動力伝達車としては、歯車、プーリ、スプロケット等が挙げられる。
トルクキーパー55は、上記回転力発生部材51に接続する回転部551と、回転部551を保持する保持部552と、回転部551の回転を阻止する回転制限部553とを有して構成することができる。そして、回転制限部553は、回転部551に加わる回転トルクが所定値以上になったときに、保持部552に対して回転部551の回転を可能にするよう構成しておく。また、回転制限部553は、皿バネ等によって構成することができる。
そして、移動台車4には、動力用の電気ケーブルだけでなく、センサ用の電気ケーブルも配線も配線しておらず、電気配線は一切行っていない。
まず、図2に示すごとく、移動台車4が移動経路Dにおける一方の端部201にある状態において、制御装置は、駆動モータ31を所定時間逆回転させる。このとき、移動経路Dにおける一方の端部201に配設したストッパー231Aによって、移動台車4が他方向D2へ移動することが阻止されている。そのため、駆動モータ31による動力が、台車引き部材35及び回転力発生部材51を介して回転力利用手段6としての搬送コンベア6へ直接伝達される。
これにより、図1に示すごとく、駆動モータ31による動力が台車引き部材35を介して移動台車4へ伝達され、駆動モータ31の正回転により、台車引き部材35を介して移動台車4を引っ張るようにして、移動経路Dにおける一方向D1へ向けて移動させることができる。
そして、駆動モータ31の正回転を受けて、回転力発生部材51が正回転方向へ回転し、移動台車4における搬送コンベア6上から移動経路Dにおける他方の端部202に隣接する送出側コンベア72へワーク8を送り出すことができる。
以降は、上記と同様にして、駆動モータ31の正逆回転を繰り返すことにより、移動台車4によって受取側コンベア71から受け取ったワーク8を搬送し、このワーク8を送出側コンベア72へ繰り返し送り出すことができる。
本例においては、台車移動装置1の他の具体例を示す。
本例の台車移動装置1Aは、図7〜図9に示すごとく、移動台車4において上下2段に搬送コンベア6を配設して構成することもできる。この場合には、上下2段の搬送コンベア6によって、上記受取側コンベア71及び送出側コンベア72との間でのワーク8の受渡を行うことができる。また、搬送ローラ65は、コンベア用のローラチェーンによって構成している。メインシャフト53と搬送ローラ65との間は、動力伝達車61及び連結部材62を適宜配設して、動力伝達を行うことができる。
本例においても、その他の構成は実施例1と同様であり、実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
2 床板部
23 移動停止手段
231 ストッパー
3 駆動源
31 駆動モータ
35 台車引き部材
4 移動台車
43 空転部材(空転従動車)
50 回転制限手段
51 回転力発生部材(回転力伝達車)
6 回転力利用手段(搬送コンベア)
65 搬送ローラ
8 ワーク
D 移動経路
Claims (14)
- 移動経路を移動可能な移動台車と、
上記移動経路に沿って配設すると共に一部を上記移動台車に係合させた線状の台車引き部材と、
上記移動経路に配設し、上記台車引き部材を走行させる駆動源と、
上記移動台車の移動を停止させる移動停止手段とを有しており、
上記移動台車は、上記台車引き部材と係合して、該台車引き部材の走行に応じて回転可能な回転力発生部材と、該回転力発生部材の回転を制限するための回転制限手段と、上記回転力発生部材による回転力を利用して作動する回転力利用手段とを有しており、
上記回転制限手段によって上記回転力発生部材の回転を制限することにより、上記台車引き部材の走行力を上記移動台車の移動力に変換して、該移動台車を移動させるよう構成してあると共に、該移動台車の移動が上記移動停止手段によって停止されたときには、上記台車引き部材の走行に応じて上記回転力発生部材が回転し、上記回転力利用手段が作動するよう構成してあることを特徴とする台車移動装置。 - 請求項1において、上記移動台車の移動が上記移動停止手段によって停止されていないときには、上記台車引き部材から上記回転力発生部材に加わる動力トルクが、上記回転制限手段から上記回転力発生部材に加わる負荷トルクよりも小さいことにより、上記移動台車が移動し、
上記移動台車の移動が上記移動停止手段によって停止されたときには、上記台車引き部材から上記回転力発生部材に加わる動力トルクが、上記回転制限手段から上記回転力発生部材に加わる負荷トルクよりも大きくなることにより、上記回転力発生部材が回転するよう構成してあることを特徴とする台車移動装置。 - 請求項1又は2において、上記移動台車は、上記移動経路を往復移動するよう構成してあり、
上記台車引き部材は、可撓性を有すると共にループ状に配設してあり、
上記駆動源は、上記台車引き部材を上記移動経路における一方向へ走行させる正回転と、上記台車引き部材を上記移動経路における他方向へ走行させる逆回転とを行う駆動モータを有しており、
上記移動台車には、上記移動経路に対する一方向側と他方向側とに、上記台車引き部材と回転接触する空転部材がそれぞれ配設してあり、
上記台車引き部材は、一方の上記空転部材と、上記回転力発生部材と、他方の上記空転部材とに順次掛け渡してあることを特徴とする台車移動装置。 - 請求項3において、上記回転力発生部材は、回転力伝達車であり、上記一対の空転部材は、一対の空転従動車であり、
上記台車引き部材は、上記回転力伝達車と上記一対の空転従動車との間に挟まれた状態で掛け渡してあることを特徴とする台車移動装置。 - 請求項4において、上記回転力伝達車と上記一対の空転従動車とは、該回転力伝達車を頂角を形成する頂点に位置させると共に、該各空転従動車を底角を形成する頂点にそれぞれ位置させて、仮想の2等辺三角形を形成する状態で配設してあることを特徴とする台車移動装置。
- 請求項1〜5のいずれか一項において、上記回転制限手段は、上記回転力利用手段の作動を開始するときに生じる静摩擦力を利用して、上記回転力発生部材の回転を制限するよう構成してあることを特徴とする台車移動装置。
- 請求項1〜6のいずれか一項において、上記回転制限手段は、トルクキーパーを用いて構成してあり、
該トルクキーパーは、上記回転力発生部材に接続する回転部と、該回転部を保持する保持部と、上記回転部の回転を阻止すると共に該回転部に加わる回転トルクが所定値以上になったときに該回転部の回転を可能にする回転制限部とを有していることを特徴とする台車移動装置。 - 請求項1〜7のいずれか一項において、上記回転力利用手段は、上記回転力発生部材から回転力を受けて回転する複数の動力伝達車を用いて構成してあり、
上記回転制限手段は、上記回転力発生部材及び上記複数の動力伝達車の組合せにおいて、それらの回転中心から動力伝達位置までの半径の大きさによって決定されるトルク伝達比を利用して、上記回転力発生部材の回転を制限するよう構成してあることを特徴とする台車移動装置。 - 請求項1〜8のいずれか一項において、上記回転力利用手段は、上記回転力発生部材の回転力を受けて、上記移動台車上に載置したワークを搬送する搬送コンベアであることを特徴とする台車移動装置。
- 請求項9において、上記搬送コンベアは、上記回転力発生部材に対して動力伝達部材を介して連結した複数の搬送ローラを回転させて、該搬送ローラ上に載置した上記ワークを搬送するよう構成してあることを特徴とする台車移動装置。
- 請求項3〜10のいずれか一項において、上記移動停止手段は、上記移動経路の両端に配設したストッパーによって構成してあると共に、該ストッパーに上記移動台車を衝突させることによって、該移動台車の移動を停止させるよう構成してあることを特徴とする台車移動装置。
- 請求項1〜11のいずれか一項において、上記移動台車は、複数の車輪を転がすことによって移動するよう構成してあることを特徴とする台車移動装置。
- 請求項1〜11のいずれか一項において、上記移動台車は、レールに対して多数のボールベアリングを介した転がり接触によりスライダーをスライドさせるよう構成したスライドガイドを用いて移動するよう構成してあることを特徴とする台車移動装置。
- 請求項1〜13のいずれか一項において、上記台車引き部材は、ベルト、歯付ベルト、チェーン又はワイヤであり、
上記回転力発生部材は、上記台車引き部材と係合するプーリ、歯車又はスプロケットであることを特徴とする台車移動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006096231A JP4625782B2 (ja) | 2006-03-31 | 2006-03-31 | 台車移動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006096231A JP4625782B2 (ja) | 2006-03-31 | 2006-03-31 | 台車移動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007269431A true JP2007269431A (ja) | 2007-10-18 |
JP4625782B2 JP4625782B2 (ja) | 2011-02-02 |
Family
ID=38672623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006096231A Expired - Fee Related JP4625782B2 (ja) | 2006-03-31 | 2006-03-31 | 台車移動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4625782B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011024786A (ja) * | 2009-07-27 | 2011-02-10 | Hitachi Medical Corp | 移動型x線装置 |
JP2012246093A (ja) * | 2011-05-26 | 2012-12-13 | Okamura Corp | 図書保管管理システム |
WO2021085090A1 (ja) * | 2019-11-01 | 2021-05-06 | 平田機工株式会社 | トラバーサ、ベースユニット及び移動ユニット |
RU225630U1 (ru) * | 2024-01-15 | 2024-04-26 | Акционерное Общество "Бвп" | Электрическая транспортировочная тележка |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103896031B (zh) * | 2014-03-25 | 2016-05-25 | 江苏恒立高压油缸股份有限公司 | 一种铸件清理线自转运系统 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55109615U (ja) * | 1979-01-22 | 1980-08-01 | ||
JP2000168548A (ja) * | 1998-12-09 | 2000-06-20 | Tsubakimoto Chain Co | 自走式台車装置 |
-
2006
- 2006-03-31 JP JP2006096231A patent/JP4625782B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55109615U (ja) * | 1979-01-22 | 1980-08-01 | ||
JP2000168548A (ja) * | 1998-12-09 | 2000-06-20 | Tsubakimoto Chain Co | 自走式台車装置 |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011024786A (ja) * | 2009-07-27 | 2011-02-10 | Hitachi Medical Corp | 移動型x線装置 |
JP2012246093A (ja) * | 2011-05-26 | 2012-12-13 | Okamura Corp | 図書保管管理システム |
WO2021085090A1 (ja) * | 2019-11-01 | 2021-05-06 | 平田機工株式会社 | トラバーサ、ベースユニット及び移動ユニット |
JPWO2021085090A1 (ja) * | 2019-11-01 | 2021-05-06 | ||
CN114641441A (zh) * | 2019-11-01 | 2022-06-17 | 平田机工株式会社 | 移动台、基座单元以及移动单元 |
JP7284827B2 (ja) | 2019-11-01 | 2023-05-31 | 平田機工株式会社 | トラバーサ、ベースユニット及び移動ユニット |
CN114641441B (zh) * | 2019-11-01 | 2024-04-09 | 平田机工株式会社 | 移动台、基座单元以及移动单元 |
RU225630U1 (ru) * | 2024-01-15 | 2024-04-26 | Акционерное Общество "Бвп" | Электрическая транспортировочная тележка |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4625782B2 (ja) | 2011-02-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5582366B2 (ja) | 物品搬送設備 | |
US9708131B2 (en) | Article sorting apparatus | |
JP6443161B2 (ja) | 縦循環コンベア装置 | |
JPH11268820A (ja) | 個品を分別するための装置 | |
JP3374738B2 (ja) | コンベヤ装置 | |
JP4625782B2 (ja) | 台車移動装置 | |
JP5505503B2 (ja) | 自動倉庫システム | |
KR20080051394A (ko) | 주차시스템의 수평이송장치 | |
JP7284827B2 (ja) | トラバーサ、ベースユニット及び移動ユニット | |
JP2018030680A (ja) | 移載装置 | |
JP7397397B2 (ja) | 昇降搬送装置 | |
JP2013047138A (ja) | 搬送システム | |
WO2009035391A1 (en) | Diverting device for a conveyor system and a method for diverting objects which are conveyed along a conveying track | |
JP2010024007A (ja) | パレット搬送装置 | |
KR101346912B1 (ko) | 기어 감속형을 이용한 지능형 무인 반송 장치 | |
CN112299293B (zh) | 交替式提升机 | |
JP4761889B2 (ja) | ワーク搬送装置 | |
CN107399567B (zh) | 具有升降功能的台车输送机 | |
JP7276163B2 (ja) | 仕分け設備 | |
JP2011157193A (ja) | リフト装置 | |
JP2004331245A (ja) | 移動体使用の搬送設備 | |
KR940011519B1 (ko) | 콘베어 자동 이송장치 | |
JP5154117B2 (ja) | ベルトコンベヤ装置および搬送装置 | |
JP5369927B2 (ja) | 搬送システム | |
JP3054724B2 (ja) | ケースピッキング装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080728 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100929 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101012 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101108 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4625782 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131112 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |