JPH11268820A - 個品を分別するための装置 - Google Patents
個品を分別するための装置Info
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- JPH11268820A JPH11268820A JP11007936A JP793699A JPH11268820A JP H11268820 A JPH11268820 A JP H11268820A JP 11007936 A JP11007936 A JP 11007936A JP 793699 A JP793699 A JP 793699A JP H11268820 A JPH11268820 A JP H11268820A
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Abstract
いに順次に配置された放出ステーションと、互いに順次
に配置された分別装置を備えていて分別区間に沿って案
内された搬送装置とを有している。それぞれの分別装置
は、引渡ステーション内で受取り可能なそれぞれの個品
の受取りと、放出ステーション内での所期の放出とのた
めに、分別区間の縦方向に対して直角方向に駆動される
ベルトバンドを備えている。このベルトバンドの駆動は
純機械的な駆動手段によって行われ、かつ、放出ステー
ションの領域内にはそれぞれ第1の駆動手段が配置され
ており、この駆動手段は選択的に、当該分別装置が第1
の駆動手段を通過する際に分別装置の第2の駆動手段と
協働することができる。 【効果】 簡単かつコスト的に有利な構造と故障のない
運転とが保証される。
Description
の装置であって、分別区間に沿って、互いに順次に放出
ステーションが配置され、搬送装置が案内かつ駆動さ
れ、かつ互いに順次に分別装置が配置されており、か
つ、それぞれの分別装置が、引渡ステーション内で引渡
されるそれぞれ1つの個品を受け取ってこの個品を所期
の通り放出ステーション内で放出するために、分別区間
に対して直角方向に駆動されるベルトバンドを備えてい
る形式のものに関する。
と、搬送方向でこの搬送装置に対応して互いに順次に配
置された分別装置とを備えた、個品を分別するための装
置はすでに一般に公知である。
Sorting Systems,Inc.の社内印刷
物には、側方の放出シュートを備えていて分別区間に沿
って互いに順次に配置された放出ステーションと、搬送
方向で互いに順次に配置された分別装置を備えていて分
別区間に沿って運動可能な搬送装置とを装備したこの種
の分別装置がすでに記載されている。それぞれの分別装
置は、そのつど1つの個品の受容と、放出ステーション
内での個品の所期の放出とのために、分別区間に対して
直角方向に駆動されるベルトバンドを備えている。それ
ぞれの分別装置は、当該分別装置のベルトバンドの駆動
のために回転方向逆転可能な電動機を備えている。この
分別装置の電動機のエネルギ供給はすべり線コンタクト
により行われている。
ステーション内で分別装置のベルトバンドへ、それもそ
れぞれ1つの個品が1つの分別装置へ引渡される。個品
は、分別装置への引渡し時に又はそれに先立って検出さ
れる1つのコードを備えている。このコードに依存し
て、個品を受け取った分別装置のベルトバンドの駆動モ
ータが所定の放出ステーション内で右回り又は左回りに
起動制御され、その結果、所定の放出ステーション内で
の個品の所期の放出が行われる。
し、すべり線コンタクトを介して電気的なエネルギの供
給を受けるそれぞれ1つの駆動モータを備えたコスト的
に不経済な構造に関してなお改善の余地を残している。
記載した公知技術を先行技術としてこの種の分別装置を
簡単かつコスト的に有利な構造と故障のない運転とに関
連して改善することにある。
ば、冒頭に記載した形式の装置において、請求項1に記
載したように、放出ステーション内での分別装置のベル
トバンドの選択的な駆動が純粋に機械的な駆動手段によ
り行われ、かつ、放出ステーションの領域内にそれぞれ
第1の駆動手段が配置されており、かつ分別装置が放出
ステーションを通過する際にこの第1の駆動手段と選択
的に協働することのできる第2の駆動手段が分別装置に
配置されていることにより解決される。
のための、それぞれの放出ステーション内で起動制御さ
れる駆動モータに対比して、本発明によれば、分別装置
に受け取られた個品を放出すべきそれぞれの放出ステー
ション内ではベルトバンドを分別区間に対して直角方向
に駆動するが、しかし分別装置が通過するその他のすべ
ての放出ステーション内では作動されないままである機
械的な駆動手段により分別装置のベルトバンドの選択的
な駆動が行われる。
めて種々の形状の駆動手段が考えられるにもかかわら
ず、摩擦係合的に互いに協働する駆動手段を使用するの
が特に有利である。
2の駆動手段がそれぞれ当該分別装置のベルトバンドと
駆動結合されている少なくとも1つの摩擦車を備えてお
り、かつ分別区間の放出ステーションに対応して配置さ
れた第1の駆動手段が搬送方向に延びていて選択的に分
別装置の摩擦車と摩擦により協働することのできる摩擦
条片から成り、この摩擦条片が、1つの分別装置に受け
取られている個品を放出すべき放出ステーション内で分
別装置の摩擦車と接触し、かつこれにより、放出ステー
ションを通過する際に摩擦車が回転駆動され、その結
果、摩擦車の回転運動がベルトバンドに伝達される。
れ円錐状に形成された1つの摩擦車を第2の駆動手段と
して備えることができ、かつ、放出ステーションを通過
する際にこれらの摩擦車と協働することのできる摩擦条
片は、有利には、放出ステーション内への分別装置の走
入時に当該分別装置の摩擦車と協働する摩擦条片がまず
最初に摩擦車の小さな直径の範囲内に、かつ次いで摩擦
車の次第に大きくなる直径のところに係合するように−
分別装置の通過方向で見て−弧状に形成されている。
な構成では、摩擦条片及び摩擦車は放出ステーション内
への走入時にまず初めにわずかな回転速度で、かつ分別
装置が放出ステーションを通り抜ける際には上昇する回
転速度で駆動される。
に異なる直径を有していて互いに回動不能に結合された
少なくとも2つの摩擦車を備えることができ、かつ、第
1の駆動手段としては、放出ステーション内への分別装
置の走入時にまず初めに小さな直径を有する摩擦車を一
方の摩擦条片部分と、次いで大きな直径を有する摩擦車
を他方の摩擦条片部分と協働せしめることのできるよう
に放出ステーション内で互いに段状に形成されたそれぞ
れ2つの摩擦条片部分が役立てられている。
位置に旋回させられている放出ステーションを分別装置
が通過する際に分別装置のベルトバンドがまず初めにわ
ずかな速度で、かつ次いで大きな速度で駆動される。
に、本発明の枠内で形状係合により協働する駆動手段が
設けられてもよく、要するに、分別装置の第2の駆動手
段としてはピニオン歯車が、第1の駆動手段としては、
放出ステーションに対応して配置されていて分別装置が
放出ステーションを通過する際に分別装置のピニオン歯
車と形状係合により協働することのできる歯付きラック
が設けられる。形状係合により協働する駆動手段の使用
は、重量の大きな個品の分別のためにわずかな速度で作
動するこの種の分別装置では特に有用である。
動手段が、ベルトバンドとは逆の側へ向かって突出した
1つの駆動軸を有していてベルトバンドの下方に配置さ
れたそれぞれ1つのアングル伝動装置を備えており、こ
の駆動軸に、放出ステーション内に配置された摩擦条片
又は歯付きラックのいずれかと選択的に摩擦係合又は形
状係合により接触する摩擦車又はピニオン歯車が回動不
能に受容されている。
ステーションに対応して配置された摩擦条片又は歯付き
ラックがそれぞれ、分別区間の縦方向に対して直角方向
に、分別装置を通過する際にその摩擦車と摩擦係合によ
りもしくはピニオン歯車と形状係合により協働する駆動
位置と、離れた側の解離位置との間で作動可能であると
有利である。
ックと選択的に協働させられる摩擦車もしくはピニオン
歯車が分別装置に固定的に対応して配置されており、か
つ、それぞれの分別装置に受け取られた個品を当該放出
ステーション内で放出しようとする場合には、当該放出
ステーションを通過する際に摩擦条片もしくは歯付きラ
ックの長さにわたり摩擦車もしくはピニオン歯車の駆動
が行われるように、摩擦条片もしくは歯付きラックがこ
の分別装置の摩擦車もしくはピニオン歯車の運動路内へ
操作される。
片もしくは歯付きラックが、装置に固定された枢着点を
中心として旋回可能なリンク装置に配置されており、か
つこのリンク装置により駆動位置と解離位置との間で操
作可能である。
れらのリンク装置は、有利には摩擦条片もしくは歯付き
ラックとは逆の側へ向かって枢着点から突出したそれぞ
れ1つのレバーアームを備えた二重リンク装置から成
り、かつこれらの突出したレバーアームには、駆動位置
と、分別装置の摩擦車もしくはピニオン歯車の軌道から
離れた解離位置との間で摩擦条片もしくは歯付きラック
を操作するための手段が係合する。
は、それぞれの放出ステーションに対応して、搬送方向
に対して直角方向で互いに隔てられた2つの摩擦条片又
は歯付きラックが対を成し配置されており、これらの摩
擦条片又は歯付きラックが選択的に右側又は左側で、放
出ステーションを通過する分別装置の摩擦車もしくはピ
ニオン歯車に係合してその摩擦車もしくはピニオン歯車
と協働する。
側で摩擦車に係合する摩擦条片、もしくはピニオン歯車
に係合する歯付きラックの配置に関連して、分別装置の
ベルトバンドの一方の走行方向又は他方の走行方向での
選択的な駆動が可能であり、その結果、分別装置のベル
トバンド上に受け取られた個品が当該放出ステーション
内で選択的に右側又は左側で放出される。
条片もしくは歯付きラックの操作は有利には電磁的又は
空気力的に、それも有利には摩擦条片もしくは歯付きラ
ックをそれらのそれぞれの解離位置へ操作するばねの戻
し力に抗して行われる。操作手段としては復動形作動シ
リンダを役立てることもできる。
擦条片と選択的に協働することのできる摩擦車又は歯付
きラックに選択的に係合することのできるピニオン歯車
を入力軸に受容している、分別装置のアングル伝動装置
が、当該分別装置のベルトバンドのそれぞれの下側区分
に係合する少なくとも1つの摩擦ローラを回転不能に受
容した被駆動軸を備えている。
置によって、摩擦条片又は歯付きラックから導出された
駆動運動が直角方向に変換され、次いで、少なくとも1
つの別の摩擦ローラを介してベルトバンドの下側区分へ
伝達され、その際、この別の摩擦ローラの係合領域内で
有利にはバックアップローラによるベルトバンド下側区
分の支持が行われる。
で互いに順次に連結させている搬送装置が、巻掛け伝達
部材を備えていると有利である。有利には、この巻掛け
伝達部材は垂直平面内で回転する変向ローラを介して案
内されている。搬送装置のこの巻掛け伝達部材は特にV
ベルトから成る。
ための供給装置を引渡ステーションの領域内で分別区間
の始端部に備えている。有利には、この供給装置は搬送
装置に対して鋭角を成して分別区間へ開口している。
を説明する。
は縦長の分別区間11を備えており、この分別区間に沿
って、側方の放出シュート13,13′を備えた互いに
順次に続く複数の放出ステーション12が配置されてい
る。装置10はさらに、装置に固定された変向ローラ1
5,15′により案内されたエンドレス搬送手段として
のVベルト16を備えた搬送装置14を備えており、V
ベルトには互いに順次に分別装置18が連結されてい
る。
イドローラにより案内されており、これらのガイドロー
ラは、装置に固定されていて互いに間隔をおいて延びる
ガイドレール19,19′と協働している。分別装置1
8は両側に、搬送方向で互いに間隔をおいて配置され
た、3つで1組の、1対のガイドローラ組20,20′
を備えている。それぞれのガイドローラ組の2つのガイ
ドローラはそれらの間に1つのガイドレール19,1
9′を受容しており、かつ第3のガイドローラは装置に
固定されたガイドレール19,19′に内側から係合し
ている。これにより、分別装置18の精密な縦方向案内
が保証される。
16を案内する変向ローラ15,15′は1鉛直平面内
で回転しており、その結果、Vベルト16に連結された
分別装置18はそれぞれ分別区間11の下方へ戻し案内
される。Vベルト16のこの案内に相応して、装置10
は分別装置18を案内するための上及び下のガイドレー
ル19,19′を備えており、かつ分別区間の両側に延
びるこれらのガイドレール19,19′は変向ローラ1
5,15′の領域内でそれぞれ湾曲部材を介して互いに
結合されている。搬送装置14のVベルト16は図2に
略示したように他のベルト伝動装置を介して、一方の変
向ローラに結合された電動機21によって駆動される。
ーラ組20,20′はキャリッジ22の両側に支承され
ており、このキャリッジには分別区間11の縦方向に対
して直角方向に駆動されるベルトバンド24が受容され
ている。分別装置18のこのベルトバンド24はそれぞ
れ変向ローラ25,25′を介してVベルト16の走行
方向に延びる回転軸により案内されており、かつ、この
ベルトバンド24の駆動は分別装置18の搬送方向で互
いに間隔をおいて配置されていて同搬送方向で延びる回
転軸を中心として回転する2つの摩擦ローラ26,2
6′により行われる。これらの摩擦ローラはベルトバン
ドを内側から支持するバックアップローラ27の領域内
でそれぞれのベルトバンド24の下側区分に係合してい
る。
傘歯車伝動装置(アングル伝動装置)30を介して駆動
される。この傘歯車伝動装置はそれぞれの分別装置18
のベルトバンド24から離反する方向に突出した駆動軸
31を備えており、この駆動軸に摩擦車32が回動不能
に受容されている。傘歯車伝動装置30は分別装置18
のそれぞれのキャリッジ22内に受容されており、かつ
上述の駆動軸31に座着した傘歯車33を備えており、
この傘歯車は、それぞれのベルトバンド24の下側区分
に係合する両方の摩擦ローラ26,26′に受容された
軸34に回動不能に配置された傘形ピニオン歯車35と
協働している。
ン12には、傘歯車伝動装置30の駆動軸31に受容さ
れた摩擦車32と摩擦係合により選択的に協働すること
のできる2つの摩擦条片36,36′が対応して配置さ
れている。この摩擦条片は分別区間11の縦方向に延び
ている。これらの摩擦条片36,36′はそれぞれ、装
置に固定された枢着軸線37,37′を中心として旋回
可能な二重リンク装置38,38′に、それもそれぞれ
一方の摩擦条片36が一方の側で、かつ他方の摩擦条片
36′が他方の側で選択的に上記摩擦車32に接触する
ことができるように配置されている。摩擦条片36,3
6′を支持する二重リンク装置38.38′は、それぞ
れの摩擦条片から離反する方向へ枢着軸線37,37′
から突出したレバーアーム39,39′を備えており、
このレバーアームには、一方では摩擦条片36,36′
をその離れた解離位置へ負荷するばね部材40,40′
が、かつ他方では摩擦条片36,36′をその駆動位置
へ旋回せしめる空気力的又は電磁的に作用する操作手段
41,41′が係合している。
面で右側の摩擦条片36が、傘歯車伝動装置30の駆動
軸31に受容された摩擦車32に接触しており、要する
にその駆動位置に位置している。分別装置18が搬送装
置14のVベルト16により当該放出ステーション12
の領域内で分別区間に沿って運動すると、摩擦車32
と、これに接触した摩擦条片36とが摩擦係合により協
働し、かつ、このことにより傘歯車伝動装置30の駆動
軸31に生じた回転運動は、傘歯車伝動装置と、この分
別装置18のベルトバンド24の下側区分に係合してい
る摩擦ローラ26,26′とを介してベルトバンド24
へ伝達され、その結果、ベルトバンド24は相応する方
向に循環する。図3及び図4で傘歯車伝動装置30の駆
動軸31に受容された摩擦車32に接触している摩擦条
片36が解離位置へ操作され、かつ図面で左側の摩擦条
片36′がこの摩擦車32に接触させられると、ベルト
バンド24は逆方向に駆動される。
テーション42内において分別区間11の始端部のとこ
ろで斜めに分別区間内へ開口した供給装置43,43′
によって矢印45で示す方向に個品44が供給され、か
つそれぞれ1つの個品44が、搬送装置14によって矢
印46で示す方向で(図2参照)分別区間11に沿って
運動している分別装置18に引き渡される。個品44
は、所定の分別装置18への個品の引渡し時に検出され
るコードを備えている。このコードに依存して、当該個
品を放出すべき放出ステーションの摩擦条片36,3
6′が、ここには図示しない制御装置によってその駆動
位置に操作される。それぞれの放出ステーション12内
で摩擦条片36,36′が対状に配置されていること
と、それぞれ一方の摩擦条片がその駆動位置へ選択的に
操作されることとにもとづき、分別区間11の両側に配
置された放出シュート13,13′のいずれか1つを介
して個品が選択的に右側又は左側へ放出される。
に駆動するための手段は図6にもとづき円錐状に形成さ
れた摩擦車46と、弧状に延びる摩擦条片47とを有す
ることもできる。この場合、摩擦車46は分別装置18
のそれぞれアングル伝動装置30から突出した駆動軸3
1に回動不能に受容されており、かつ、摩擦条片47は
摩擦条片36,36′と同様に枢着軸37,37′を中
心として旋回可能な二重リンク装置38,38′に配置
されている。
18が、弧状に形成された摩擦条片47を備えた放出ス
テーションを矢印48で示す方向に通過し、一方の摩擦
条片47がその駆動位置へ旋回させられると、摩擦条片
47はまず初めに走入領域内で摩擦車46の直径の小さ
いところに、次いで引き続く通過時に直径の大きなとこ
ろに係合する。これに応じて、当該分別装置18のベル
トバンド24は分別装置18が放出ステーションを通過
するにつれて次第に加速されるように駆動される。
錐状の摩擦車46の代わりに、軸方向で間隔をおいて位
置していて、分別装置18のアングル伝動装置の下向き
に突出した駆動軸31に回動不能に配置された2つの摩
擦車50,51を備えることもできる。これらの摩擦車
50,50と協働することのできる摩擦条片はそれぞれ
第1の摩擦条片部分52と第2の摩擦条片部分53とを
備えている。摩擦条片部分52,53はやはり枢着軸3
7,37′を中心として旋回可能な二重リンク装置3
8,38′に配置されている。この場合、摩擦条片部分
52は矢印54により示された分別装置18の通過方向
とは逆の方向へ二重リンク装置38,38′から突出し
ており、かつ摩擦条片部分53は通過方向でオフセット
していて通過方向に二重リンク装置38,38′から突
出するように配置されている。
させられている放出ステーション内に、互いに異なる直
径を有する2つの摩擦車を備えた分別装置が走入する
と、まず初めに摩擦車50が摩擦条片部分52と協働
し、次いで摩擦車51が摩擦条片部分53と協働する。
これにより、当該分別装置18のベルトバンド24の駆
動は、まず初めに小さな直径の摩擦車50を介して行わ
れ、次いで、摩擦車50と摩擦条片部分52との協働が
終了して摩擦車51が摩擦条片部分53と摩擦係合で協
働した際に、大きな直径の摩擦車51を介して行われ
る。それゆえ、分別装置のベルトバンド24は分別装置
の通過時に2つの互いに異なる速度で、それも、まず初
めに走入領域内では小さな速度で、次いで高い速度で駆
動される。
よる駆動の代わりに形状係合により協働することのでき
る駆動手段によっても、放出ステーションを通過する際
に駆動されることができる。図8には分別装置18のア
ングル(傘歯車)伝動装置30の駆動軸31に回転不能
に受容されたピニオン歯車55が端面図で示されてい
る。このピニオン歯車は放出ステーションを通過する際
に選択的に、既に説明した実施例での摩擦条片と同様に
二重リンク装置38,38′に配置されていて枢着軸3
7,37′を中心としてその駆動位置へ旋回可能な歯付
きラック56と協働することができる。
その駆動位置へ旋回されていて、しかもピニオン歯車5
5を備えた分別装置18が矢印で示す方向にこの放出ス
テーションを通過すると、ピニオン歯車55の歯が歯付
きラック56の歯と噛合って分別装置18のベルトバン
ド24を駆動する。形状係合により協働することのでき
る、ベルトバンド24を駆動するためのこの手段は、特
に、重量の大きな個品を分別するために緩慢なベルトバ
ンド走行速度で運転する装置では好都合である。
ションと両側に配置された放出シュートとを備えた、本
発明の第1実施例にもとづく個品の分別のための装置の
略示平面図である。
案内されている分別装置を備えた装置を図2のII−I
I線に沿って断面した図である。
した図である。
れるベルトバンドとこのベルトバンドを選択的に駆動す
るための手段とを備えていて分別区間に沿って案内され
た分別装置を示す図3の部分拡大図である。
図である。
と弧状の摩擦条片とを備えたアングル伝動装置の駆動軸
を図5と同様に示す図である。
径を有する2つの摩擦車と、これらに適合していて互い
にオフセットした2つの摩擦条片部分から成る摩擦条片
とを備えた分別装置のアングル伝動装置の駆動軸を図6
と同様に示す図である。
片の代わりに歯付きラックを備えた本発明の第4実施例
を上から見た図である。
搬送装置、 15,15′ 変向ローラ、 16 巻掛
け伝動部材(Vベルト)、 18 分別装置、24 ベ
ルトバンド、 30 アングル伝動装置、 31 駆動
軸、 32摩擦車、 36 摩擦条片、 38,38′
リンク装置、 39,39′ レバーアーム、 4
0,40′ レバーアームを駆動する手段、 42 引
渡ステーション、 43,43′ 供給装置、 44
個品、 46 摩擦車、 47摩擦条片、 50,51
摩擦車、 52,53 摩擦条片部分、 55 ピニ
オン歯車、 56 歯付きラック
Claims (20)
- 【請求項1】 個品を分別するための装置であって、分
別区間に沿って、互いに順次に放出ステーションが配置
され、搬送装置が案内かつ駆動され、かつ互いに順次に
分別装置が配置されており、かつ、それぞれの分別装置
が、引渡ステーション内で引渡されるそれぞれ1つの個
品を受け取ってこの個品を所期の通り放出ステーション
内で放出するために、分別区間に対して直角方向に駆動
されるベルトバンドを備えている形式のものにおいて、 放出ステーション(12)内での分別装置(18)のベ
ルトバンド(24)の選択的な駆動が純粋に機械的な駆
動手段により行われ、かつ、放出ステーション(12)
の領域内にそれぞれ第1の駆動手段(36,36′,4
7,52,53,56)が配置されており、かつ分別装
置(18)の通過時にこの第1の駆動手段が、これに対
応して配置されていて回転運動をベルトバンドへ伝達す
るための第2の駆動手段(30,32,46,50,5
1,55)と選択的に協働することができることを特徴
とする個品を分別するための装置。 - 【請求項2】 放出ステーション(12)内に配置され
た第1の駆動手段(36,36′,47,52,53)
と、分別装置(18)の第2の駆動手段(30,32)
とが放出ステーション(12)内で摩擦係合により互い
に協働する駆動手段から成る請求項1記載の装置。 - 【請求項3】 分別装置(18)の第2の駆動手段が、
当該分別装置のベルトバンド(24)と駆動結合されて
いるそれぞれ少なくとも1つの摩擦車(32,46,5
0,51)を有しており、かつ、放出ステーション(1
2)に対応して配置された第1の駆動手段が、搬送方向
で延びていて選択的に分別装置(18)の摩擦車(3
2,46,50,51)と摩擦係合により協働すること
のできる摩擦条片(36,36′,47,52,53)
から成る請求項2記載の装置。 - 【請求項4】 分別装置(18)の第2の駆動手段が円
錐状に形成された摩擦車(46)から成り、かつ、放出
ステーション内への分別装置(18)の走入時に分別装
置(18)の摩擦車(46)と協働する摩擦条片(4
7)がまず初めに摩擦車の小さな直径の領域内に、次い
で摩擦車の次第に大きくなる直径のところに係合するよ
うに、摩擦車と協働することのできる摩擦条片(47)
が−分別装置(18)の通過方向で見て−弧状に形成さ
れている請求項3記載の装置。 - 【請求項5】 分別装置(18)が互いに異なる直径を
有する少なくとも2つの摩擦車(50,51)を備えて
おり、かつ、放出ステーション内への分別装置の走入時
にまず初めに小さな直径の摩擦車(50)が摩擦条片部
分(52)と協働し、次いで大きな直径の摩擦車(5
1)が他方の摩擦条片部分(53)と協働することがで
きるように互いに段状に形成されたそれぞれ2つの摩擦
条片部分(52,53)が第1の駆動手段として放出ス
テーション(12)に対応して配置されている請求項3
記載の装置。 - 【請求項6】 分別装置(18)の第2の駆動手段がピ
ニオン歯車(55)から成り、放出ステーションに対応
して配置された第1の駆動手段が、分別装置(18)が
放出ステーションを通過する際に分別装置(18)のこ
のピニオン歯車(55)と形状係合により協働すること
のできる歯付きラック(56)から成る請求項1記載の
装置。 - 【請求項7】 分別装置(18)の第2の駆動手段がそ
れぞれ1つのアングル伝動装置(30)を有しており、
このアングル伝動装置がベルトバンド(24)の下方に
配置されていてそれぞれの分別装置(18)のベルトバ
ンド(24)とは逆の側へ向かって突出した駆動軸(3
1)を備えており、この駆動軸には、放出ステーション
(12)内に配置された摩擦条片(36,36′.4
7,52,53)又は歯付きラック(56)と摩擦係合
又は形状係合により選択的に接触することのできる摩擦
車(32)又はピニオン歯車(55)が回動不能に受容
されている請求項3から6までのいずれか1項記載の装
置。 - 【請求項8】 放出ステーション(12)に対応して配
置された摩擦条片(36,36′,47,52,53)
又は歯付きラック(56)が、分別装置(18)の通過
時に摩擦車(32,46,52,53)と摩擦係合によ
り協働する又はピニオン歯車(55)と形状係合により
協働する駆動位置と、離れた解離位置との間で分別区間
(11)の縦方向に対して直角方向にそれぞれ操作可能
である請求項7記載の装置。 - 【請求項9】 摩擦条片(36,36′,47,52,
53)又は歯付きラック(56)が、装置に固定された
枢着軸(37,37′)を中心として旋回可能に配置さ
れたリンク装置(38,38′)に配置されており、か
つこのリンク装置(38,38′)によって駆動位置と
解離位置との間で操作可能である請求項8記載の装置。 - 【請求項10】 摩擦条片(36,36′,47,5
2,53)又は歯付きラック(56)を配置したリンク
装置(38,38′)が摩擦条片又は歯付きラックとは
逆の側へ向かって枢着軸(37,37′)から突出した
それぞれ1つのレバーアーム(39,39′)を備えて
おり、かつ、この突出したレバーアームに、摩擦条片
(36,36′,47,52,53)又は歯付きラック
(56)をその駆動位置と解離位置との間で操作するた
めの手段(40,40′;41,41′)が係合してい
る請求項9記載の装置。 - 【請求項11】 搬送方向に対して直角方向に互いに間
隔をおいて配置されていて、分別装置の通過時に選択的
に右側又は左側で係合するように摩擦車(32,46,
50,51)又はピニオン歯車(55)と協働すること
ができる2つの摩擦条片(36,36′47,52,5
3)又は歯付きラック(56)が対を成してそれぞれの
放出ステーション(12)に対応して配置されている請
求項7から10までのいずれか1項記載の装置。 - 【請求項12】 摩擦条片(36,36′47,52,
53)又は歯付きラック(56)が第1の駆動手段とし
て電磁的又は空気力的にそれぞれの解離位置から駆動位
置へ操作可能である請求項7から11までのいずれか1
項記載の装置。 - 【請求項13】 それぞれの駆動位置への摩擦条片(3
6,36′47,52,53)又は歯付きラック(5
6)の操作が戻しばね力の作用に抗して行われる請求項
12記載の装置。 - 【請求項14】 摩擦条片(36,36′47,52,
53)又は歯付きラック(56)が復動形作業シリンダ
によってそれぞれの解離位置から駆動位置へ、かつその
逆方向で操作される請求項7から11までのいずれか1
項記載の装置。 - 【請求項15】 選択的に摩擦条片(36,36′4
7,52,53)と協働することのできる摩擦車(3
2,46,50,51)、又は歯付きラック(56)と
協働することのできるピニオン歯車(55)を入力軸
(31)に受容した、分別装置(18)のアングル伝動
装置(30)が、被駆動軸に受容されていてベルトバン
ド(24)の下側区分に係合する少なくとも1つの摩擦
ローラ(26,26′)をそれぞれ備えている請求項7
から11までのいずれか1項記載の装置。 - 【請求項16】 搬送装置(14)が、変向ローラ(1
5,15′)を介して案内された巻掛け伝動部材(1
6)を備えており、この巻掛け伝動部材に分別装置(1
8)が搬送方向で互いに順次に連結されている請求項1
から15までのいずれか1項記載の装置。 - 【請求項17】 巻掛け伝動部材(16)が、垂直平面
内で回転する変向ローラ(15,15′)を介して案内
されている請求項15記載の装置。 - 【請求項18】 搬送装置(14)の巻掛け伝動部材が
Vベルト(16)から成る請求項16又は17記載の装
置。 - 【請求項19】 分別装置(18)へ個品(44)を引
渡すための少なくとも1つの供給装置(43,43′)
が分別区間(11)の始端部のところに引渡ステーショ
ンを形成しつつ配置されている請求項1から18までの
いずれか1項記載の装置。 - 【請求項20】 供給装置(43,43′)が搬送方向
に対して鋭角を成して分別区間(11)内へ開口してい
る請求項19記載の装置。
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Legal Events
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