JPH0379932B2 - - Google Patents

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JPH0379932B2
JPH0379932B2 JP59086688A JP8668884A JPH0379932B2 JP H0379932 B2 JPH0379932 B2 JP H0379932B2 JP 59086688 A JP59086688 A JP 59086688A JP 8668884 A JP8668884 A JP 8668884A JP H0379932 B2 JPH0379932 B2 JP H0379932B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、デイジタル保護継電器のアナログ
入力部の不良検出を行うための監視装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
従来デイジタル保護継電器のアナログ入力部の
不良検出装置として、例えば特開昭53−6855号公
報も記載されるものがある。
第1図、および第2図に従来の2つの方式の構
成を示す。まず、第1図において、送電線路1に
設けられたCT2およびPT3は入力切替装置8の
入力接点S1,S1′にそれぞれ接続されている。4
は点検のために設けた模擬送電線で、点検用の電
源5CT7、およびリアクトル6で構成されてい
る。このCT7およびリアクトル6は切替装置8
の入力接点S2,S2′にそれぞれ接続されている。
そして、切替装置8の切替接点S,S′はそれぞれ
A/D変換器11,12を通じて、デイジタル演
算処理部9に導かれている。
即ち、点検を行う際には、切替装置8の切替接
点S,S′を送電線1のCT2、PT3に接続された
入力接点S1,S1′側から模擬送電線4のCT7、リ
アクトル6に接続された入力接点S2,S2′側に切
替える。模擬送電線4の点検用の電流、電圧は点
検用の電源5によつて供給されていて、A/D変
換器11,12の入力となる電流、電圧の大きさ
はそれぞれCT7およびリアクトル6のタツプを
選択することにより調整でき、所定の点検用信号
を得るようになつている。
切替装置8を介した電流、電圧は、それぞれ
A/D変換器11,12によりデイジタル量に変
換されて、デイジタル処理部9に導びかれる。通
常時、デイジタル処理部9の出力は、トリツプ回
路へ導びかれ、しや断器によつて送電線1がしや
断される。点検時においては、デイジタル処理部
9は、A/D変換器11,12の出力(点検入力
時A/D変換値)と、あらかじめ用意された基準
とを、比較し、これらが一致しない場合には警報
回路へ出力を出す。
一方、特開昭53−6855号公報に示された別の従
来方式を第2図により説明する。第1図と同一部
分は同一符号で示す。第2図において、13,1
4は点検入力のデイジタルデータを格納したメモ
リ回路である。A/D変換器11,12は、送電
線1に設けられたCT2と切替装置8の一方の入
力接点S1との間、およびPT3と切替装置8の他
方の入力接点S1′との間にそれぞれ設けられてい
る。また、切替装置8の入力接点S2,S2′にはそ
れぞれメモリ回路13,14が接続されている。
入力接点S1,S1′、及びS2,S2′を切替える切替接
点S,S′の出力側は、直接、デイジタル処理部9
に接続されている。
この装置において、点検を行う際には、切替装
置8の切替接点S,S′を接点S1,S1′側から接点
S2,S2′側に切替ることにより、上記メモリ回路
13,14が切替装置8を介して、デイジタル処
理部9に接続され、点検用の電流、電圧値がデイ
ジタル量で、上記メモリ回路13,14より、デ
イジタル処理部9に導びかれる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の方式は以上のように構成されているので
以下の問題点があつた。
第1図に示した従来方式では、模擬送電線を設
ける必要があるため、電源、リアクトル、CT等
が必要であり、点検のための装置が大掛りとなる
他、点検中は、送電線の電流、電圧値をデイジタ
ル処理部に導くことができないため、保護リレー
機能が停止し、この間に送電線において系統事故
が発生した場合は、これを検出し送電線を保護で
きない。
次に、第2図に示した従来方式では、点検入力
をA/D変換器などの後に入れるため、A/D変
換部より以前の部位の不良検出ができない。
更に第1図および第2図に共通して、一定周期
で点検を実施するため、不良が発生しても、その
検出までに、系統事故と遭遇する可能性があるた
め、不良検出方式として充分でない。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係るデイジタル保護継電器の監視装
置は、系統入力と異なる周波数の監視用信号と系
統入力とを重畳する回路と、A/D変換器を介し
て上記回路から出力される信号から系統入力に関
連するデータのみを抽出する第1のデイジタルフ
イルタと、監視用信号に関連するデータのみを抽
出する第2のデイジタルフイルタと、第1のデイ
ジタルフイルタの抽出出力によりリレー演算を行
うリレー演算部と、第2のデイジタルフイルタの
抽出出力により監視を行う監視部とからなる。
〔作用〕
この発明においては、第1のデイジタルフイル
タの抽出出力によりリレー演算を行い、保護継電
器本来の機能である系統保護動作を実施しつつ、
第2のデイジタルフイルタの抽出出力により保護
継電器のアナログ入力回路の不良を監視すること
ができる。
〔発明の実施例〕
系統の電圧入力は常時、一定値以上の入力があ
つて、その値を監視することにより、アナログ入
力回路の不良検出する方法が種々実施されている
が、電流入力など常時、一定値以上の入力が期待
できない入力回路は、強制的になんらかの入力を
印加して、不良検出する必要があり、本発明は、
この入力印加方式と、その入力を監視して、不良
検出する処理について、新規方式を提案するもの
である。
以下、この発明の一実施例を図について説明す
る。第3図において、監視用信号回路23の出力
信号(Eref)は、入力トランス22によつて絶縁
およびレベル変換された系統からのPT、CT入力
21(以下略してPCT入力と呼称する)ととも
に、フイルター24に接続されている。ここで、
PT、CT入力21は第1図、第2図にて説明した
送電線のPT3CT2から入力される系統入力信号
のことであり、略してPCT入力21ISとして説
明する。フイルター24はPCT入力21に監視
用信号(Eref)を重畳させPCT入力21IS監視
用信号(Eref)が各々加算された値が、出力側の
信号として得られる様に動作する。入力トランス
22の出力は、出力側に設けられた抵抗器によ
り、電流信号から電圧信号に変換された後、フイ
ルタ24を通つてサンプルホールド25により、
あらかじめ定められた任意の一定周期で、一定時
間保持される。そして、マルチプレクサ26でこ
のサンプルホールド25で保持した電圧信号を順
次切換えて、A/D変換器12に導びかれる。
A/D変換器12により、デイジタル量に変換さ
れたデータは、デイジタル処理部9により、演算
処理される。31は不良検出したことを知らせる
警報出力である。
ここで、サンプルホールド25は略して“SH”
と、マルチプレクサ26は略して“MPX”と以
下の説明では呼称する。
第4図は、監視用信号回路23の1例を示した
ものでメモリ42内に記憶している信号波形のデ
ータを、任意の周期でD/A変換器43に出力
し、監視用の交流出力信号を得るもので、発振器
41の周波数を変化させることにより任意の周波
数の交流信号をD/A変換器43から得ることが
できる回路である。以下その動作について説明す
る。カウンタ40は発振器41のクロツクで1ず
つカウンタアツプする。例えば、その出力が8本
の場合、2進級表現で“00000000”から
“11111111”まで、10進級表現で、“0”〜“255”
までカウントする。実際の出力本数はメモリ42
のアドレス本数に合わせる。メモリ42はカウン
タ40の出力をアドレスとして、そのアドレスに
対応し、予め書き込まれたデイジタルデータを、
D/A変換器43に出力する。D/A変換器43
はメモリ42からのデイジタルデータを一定の規
則に従つてアナログデータに変換し、これが監視
用信号となる。ここで、監視用信号は、メモリ4
2に書き込むデイジタルデータにより、任意の波
形とすることができ、また、発振器41の周波数
により、任意の信号周波数とすることができる。
監視用信号の波形、周波数は以上のように、メモ
リ42に書き込まれたデイジタルデータと発振器
41の周波数で決まるが、メモリ42の書込みデ
ータは変動することはなく、発振器も水晶発振器
等、発振周波数変化がほとんどないものを使用す
ることにより、波形、周波数の変動のない高精度
の監視信号を得ることができる。
第4図の構成部品コストについて、発振器41
は実際には、第3図に示すところのデイジタル処
理部9の中にある水晶発振器と共用できるため、
専用に設ける必要はない。なお、デイジタル処理
部9はマイクロプロセツサを中心として構成して
おり、その動作用に水晶発振器を備えている。メ
モリ42は、比較的小容量のものでよいことと、
最近の半導体技術の進歩から、安価に入手できる
ようになつている。D/A変換器43も、8ビツ
ト前後で低速のものでよく、その結果第4図に示
す構成は第1図に示した模擬送電線4などに比
べ、非常に安価に構成できる。
第5図は第3図のフイルター24のPCT入力
21と監視用信号(Eref)の加算部分を示したも
のである。PCT入力21と監視用信号(Eref)
はそれぞれ入力抵抗Rs51、Rr52を通つてオ
ペアンプ53に接続されている。オペアンプ53
の出力は帰環抵抗Rf54により入力側にフイー
ドバツクされている。
この回路は一般にオペアンプによる負帰環形の
加算回路と呼ばれるもので、その出力(Ead)は
1式で表すことができる。
Ead=Rf×(Es/Rs+Eref/Rr) ……1式 但し、EsはPCT入力21の電圧値である。
以上のように、オペアンプによる2つの信号の
加算は少ない部品と簡単な回路により、極めて安
価に実現できる。
次に、第3図において本発明の動作説明に入る
前に、デイジタル保護継電器の系統事故を検出す
るための基本的な入力信号処理について説明す
る。
まず、電力系統の故障を検出するため、PT・
CTから電力電流信号PCT入力21Isを取り込み、
デイジタル処理部9で処理可能な形態にまで、信
号変換処理を行う。
入力トランス22は、電力取付枠の電圧、電流
値が最大となる時、それらの信号をA/D変換器
12のフルスケールに適した値にレベル変換する
ためのものである。
この入力トランス222次の電圧レベルがアナ
ログフイルタ24に入力される。
デイジタル保護継電器では種々のリレー特性か
ら要求される総合的フイルタ特性をデイジタル処
理とアナログ処理の組合せで実現する。アナログ
フイルタ24は折り返し周波数以上の高調波成分
の除去を主目的としている。
デイジタル保護継電器では、リレー特性上必要
な周波数帯域を考慮して、フイルタ24では、折
り返し周波数より高い周波数成分は完全に無視で
きる程度まで減衰させる。このようなフイルタ2
4を通過させた後の入力信号をSH25でサンプ
リングし、デイジタル値に変換する様に処理す
る。サンプリング周波数は、サンプリング定理等
をふまえ、かつCPUの演算処理能力およびリレ
ー演算アルゴリズムのデータ処理の簡便さから、
通常系統周波数の電気角30°、すなわち、600Hz
(50Hz系)、または720Hz(60Hz系)に選ばれてい
る。
サンプルホールド25は、リレー演算アルゴリ
ズム上から同時刻のサンプリングデータが必要で
あるため第3図にも示すように全入力チヤンネル
にサンプルホールド25が設けられており、時々
刻々変化する入力信号をA/D変換が終了するま
で保持するものである。
この様にして電力系統の入力信号を処理し、デ
イジタル処理部9でリレー演算を行う。
以上のような構成と入力信号処理を基に本発明
による自動監視方式の動作を以下に説明する。監
視用信号(Eref)は第4図にその詳細を示した監
視用信号回路23で発生し、フイルター24によ
り、PCT入力21に重畳される形で、常時印加
されている。ここで監視用信号(Eref)の大きさ
は、PCT入力21のフルスケール、例えばCT入
力の場合は最大事故電流に対して充分に低いレベ
ルとする。これは仮に監視用信号23のレベル
を、PCT入力21の最大値と同じとした場合、
フイルター24以後の回路の最大入力はPCT入
力21と監視用信号(Eref)が加算されるため、
PCT入力21の最大値の2倍となり、系統から
の小入力から大入力に対して正しく回路動作させ
る為の、入力範囲設計(ダイナミツクレンジ設
計)上、制約となる為である。
一方、監視用信号(Eref)の大きさをあまり小
さくすると、フイルター24のゲイン変化などを
検出しにくくなる。
このように重畳された監視用信号(Eref)はフ
イルタ24、SH25、MPX26を通り、A/D
変換器12により、デイジタル値に変換される。
A/D変換器12によるデイジタルデータは、
前述のリレーアルゴリズム上、都合のよい周期、
一般的には系統周波数の電気角30°間隔毎に、サ
ンプリングされ、A/D変換されたものである。
これらのデイジタルデータはデイジタル処理部9
により以下の処理を施し、フイルター24から
A/D変換器12までの回路不良を検出する。
〔A〕 監視用信号(Eref)成分を抽出する。
A/D変換器12のデイジタルデータ出力には
PCT入力21と監視用信号(Eref)が重畳され
たもので、PCT入力21の影響を受けずに入力
回路の監視を行う為には、監視用信号(Eref)成
分のみを抽出する必要がある。監視用信号
(Eref)の周波数を一例として系統周波数の4倍
とした場合の抽出方法について説明する。系統周
波数の電気角180°分位相がずれたデータを加算す
るデイジタルフイルターの周波数特性は2式で表
わせる。
G=2|cosn・π/2| ……2式 (G:入力に対する出力倍数 n:フイルター入力信号周波数の系統周波数に
対する倍数) 2式に系統周波数(n=1)、監視用信号周波
数(n=4)を適用した結果は 系統周波数(n=1)…G=2|cosπ/2|=0 監視用信号周波数(n=4) ……G=2|cos4π/2|=2 となり、系統周波数の信号は除去され、監視用信
号周波数の信号は2倍となつて抽出されている。
第6図は2式をグラフ表現したものである。第6
図でも解る通り、監視用信号周波数を系統周波数
の2倍とした場合でも同一処理で抽出可能であ
り、更に処理方法をかえれば他の周波数とするこ
とも可能である。
〔B〕 監視用信号の大きさから不良検出する。
〔A〕の処理により抽出した監視用信号
(Eref)周波数は、本例では、系統周波数の4倍
としている。一方、サンプリング周期すなわち、
A/D変換する周期は系統周波数の電気角30°で
あるから、サンプリング周波数は系統周波数の12
倍、また監視用信号(Eref)周波数の3倍となつ
ており、サンプリング定理により、監視用信号の
大きさを、サンプリングデータから算出可能であ
る。算出した監視用信号の大きさから、フイルタ
ー24からA/D変換器12の不良検出を行う方
法として、予め処理部9の中に用意した規定値と
比較する方法と、複数の入力から抽出した監視用
信号間で比較する方法があり、どちらも有効であ
る。
以上の処理により、入力回路の不良検出が可能
であるがリレー演算に使用するデータにとつて
は、監視用信号(Eref)を除去し、系統周波数成
分、すなわちPCT入力21を抽出する必要あり、
以下の処理を施こした、データをリレー演算に使
用する。ここでは一例として、前述の例と同じ
く、監視用信号(Eref)周波数を系統周波数の4
倍としたケースについて説明する。
〔c〕 PCT入力成分を抽出する。
監視用信号周波数成分(系統周波数の4倍)を
除去し、PCT入力成分を抽出するため、3式で
表わされるデイジタルフイルター処理を施こす。
G=2|SINn・π/4| ……3式 (G:入力に対する出力倍数 n:フイルター入力信号周波数の系統周波数に
対する倍数) 3式に系統周波数(n=1)、監視用信号周波
数(n=4)を適用した結果は 系統周波数(n-1) …G=2|SINπ/4|=√2 監視用信号周波数(n=4) ……G=2|SIN4π/4|=0 となり、監視用信号(Eref)を除去し、系統周波
数成分、すなわちPCT入力21は√2倍となつ
て抽出されている。第7図は3式をグラフ表現し
たものであるが、同じような原理を用いて種々の
監視用信号周波数に適用したり、数式が異なるデ
イジタルフイルターも考えられる。
以上〔A〕、〔B〕および〔C〕の処理を施すこ
とで監視用信号(Eref)によるフイルター24か
らA/D変換器12に至るアナログ入力回路の不
良検出を行い、かつ、監視用信号(Eref)を重畳
したことによる影響なしで、リレー演算を行うこ
とができる。
第8図にデイジタル処理部9の機能ブロツクを
示す。第8図において、12はA/D変換器、8
1〜84がデイジタル処理部9であり、81は上
記〔A〕の処理を行うデイジタルフイルタ、82
は上記〔B〕の処理を行う監視部、83は上記
〔C〕の処理を行うデイジタルフイルタ、84は
デイジタルフイルタ83の抽出出力から系統を保
護する通常のリレー演算を行うリレー演算部であ
る。リレー演算部84の出力は、送電線のしや断
器等をトリツプするトリツプ回路(図示せず.)
へ供給され、監視部82の出力は、アナログ入力
部の不良を警報する警報回路(図示せず。)へ供
給されることは言うまでもない。
なお、監視用信号周波数は系統周波数の4倍に
限られないことは先に述べた通りであるが、系統
周波数と同一とすることはできない。すなわち、
系統周波数成分と監視用信号周波数成分の除去な
らびに抽出ができないからである。
また、以上の実施例では、監視用信号発生回路
23として、メモリ42とD/A変換器43を組
合せた例を示したが、予め任意に定められた出力
レベルと周波数をもつた信号出力が得られるもの
であれば、どのようなものでもよい。例えばウイ
ーンブリツジ発振器、あるいは矩形波とローパス
フイルターを組み合せた回路等が考えられる。
〔発明の効果〕
この発明による効果として フイルターからA/D変換器までの全入力回
路の不良検出が可能である。
CT入力など常時、入力が期待できない場合
でも、監視用信号を重畳させたことで、監視が
可能である。
常時監視方式だけでなく、従来の点検方式の
電検入力印加方法としても適用可能である。
模擬送電線のような大掛りなものが不要で安
価となる。
等のメリツトがある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来の点検装置構成図、
第3図は、この発明の一実施例を示すブロツク
図、第4図はその監視用信号発生回路の一例を示
すブロツク図、第5図はPCT入力と監視用信号
の加算回路を示す回路図、第6図及び第7図は処
理部におけるデイジタルフイルターの周波数特性
を説明するための特性図、第8図は、本発明にお
けるデイジタル処理部の機能ブロツクを示す図で
ある。 21……PCT入力、22……入力トランス、
23……監視用信号発生回路、24……フイルタ
ー、25……サンプルホールド、26……マルチ
プレクサ、12……A/D変換器、9……デイジ
タル処理部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 系統入力に系統入力と異なる周波数の監視用
    信号を重畳する回路、この回路の出力するアナロ
    グ信号をデイジタル信号に変換するA/D変換
    器、このA/D変換器の出力から系統入力に関連
    するデータのみを抽出する第1のデイジタルフイ
    ルタ、上記A/D変換器の出力から監視用信号に
    関連するデータのみを抽出する第2のデイジタル
    フイルタ、上記第1のデイジタルフイルタの出力
    によりリレー演算を行い系統を保護する出力を発
    生するリレー演算部、上記第2のデイジタルフイ
    ルタの出力の大きさを監視する監視部を備えたこ
    とを特徴とするデイジタル保護継電器の監視装
    置。
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