JP2914830B2 - 高圧無停電絶縁レベル測定方法 - Google Patents

高圧無停電絶縁レベル測定方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電力の需要者側で、高圧
給電系統での絶縁の劣化の状態を、無停電状態で測定す
る方法に関し、特に、微小な漏洩電流により得られる零
相変流器(ZCT)と検出変流器(検出クランプCT)
等の情報を用いて、絶縁層が絶縁破壊される以前に、絶
縁の状態を地絡継電器および高圧ケーブルの設置された
任意の電気設備を任意の時間に知ることができるように
する高圧無停電絶縁レベル測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】高圧給電設備では、電力会社と自家用側
電気設備との間で、責任分界点を境にして需要者が管理
することが行われている。前記給電設備では、電力会社
が管理する高圧配電線路は、例えば、ZCT等の設備を
高圧配電線路に対して設けておくことにより、高圧配電
線路での絶縁の劣化による漏洩電流の検知を随時行うよ
うな手段が用いられている。これに対して、需要者側で
は、年に1回の漏電検査を行うことが行われており、そ
の漏電検査を行う場合には、需要側の開閉器を切り、停
電状態で需要側の絶縁試験を行うような手段を用いてい
る。
【0003】前記需要者側での電気設備に対する漏電の
検査を定期的に行うことにより、例えば、高圧ケーブル
での絶縁の劣化等に伴う漏電が発生していると、その区
間を特定する試験を行うことができる。そして、前記試
験結果にもとづいて、高圧ケーブルの交換等を行うこと
によって、需要者側での漏電による事故の発生を予防
し、安全に電力を使用することが可能になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述したよ
うに、需要者側での絶縁試験を定期的に行う場合には、
その作業を行っている間は、停電させることが必要であ
り、例えば、コンピュータ等の装置を使用している需要
者では、停電状態を設定することが困難である。また、
停電して検査を行うためには、日曜日等のように、電力
を使用しない日を選んで試験を行う必要があり、その検
査のための人員の確保が困難であるという問題が発生す
る。さらに、自家用電気設備を停電させ、作業の後で開
閉器を投入する際には、その作業手順にしたがって、復
旧の作業を行うものの、その復旧の手順が非常に多項目
に亘り、面倒な作業を行わなければならないという問題
がある。
【0005】前述したような定期点検の面倒さに加え
て、年に1回の定期点検では、高圧受電設備の絶縁劣化
の状態は、大きな値の漏電が発生していない場合には、
容易に検知できないという問題がある。したがって、例
えば、高圧ケーブルの絶縁が経年変化等により次第に劣
化し、微小な漏洩電流が流れ出している状態では、その
絶縁の劣化の程度を容易に知ることができない場合が多
くある。そして、例えばケーブルから漏電が発生して、
開閉器がGR(地絡継電器)により自動的に切れる等の
重大な事故が発生した後で、ケーブルの交換を行うよう
なことが行われているのが実情である。
【0006】
【発明の目的】本発明は、前述したような定期点検のみ
で対応していた従来の点検方式に代えて、需要者側での
高圧電気設備の絶縁の状態を、無停電状態で測定するこ
とができ、微小な漏洩電流が流れる状態でも、その漏電
の検知を容易に、しかも、任意の時点で測定可能な方法
を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、電力会社側電
気設備に対して、責任分界点で区画される自家用側電気
設備に関する。本発明の測定方法は、前記責任分界点に
設ける開閉器の部分に配置した零相変流器の二次回路に
接続する地絡継電器の二次入力端子間から得られる零相
電流の情報と、需要側高圧ケーブル遮蔽層接地線に設け
た検出変流器から出力される零相電圧の情報とを用い、
前記零相電流と前記零相電圧との情報を、零相電圧要素
と零相電流要素として各々測定装置に入力して波形処理
を行い、零相変流器設置点の高圧電路の前記零相電流要
素の大きさと、検出変流器で検出される前記零相電圧要
素の大きさ、および、前記零相電流要素と前記零相電圧
要素のうちの一方の成分を基準位相として、他方の成分
位相の進みまたは遅れ状態の3要素を連続的に表すこと
を特徴とする。
【0008】前述したようにして、測定装置を構成する
ことにより、従来の漏電の検知の場合のように、受電設
備を停電状態にして、絶縁診断を行う必要がなく、作業
を容易に行うことができるとともに、安全性を向上させ
ることができる。また、検知される高圧電気設備に対し
て、直流または交流電圧を印加する必要がないために、
給電回路に余分なストレスを与えることがなく、開閉器
に設けるZCT以降のすべての回路での絶縁測定を可能
にする。
【0009】さらに、絶縁の測定に際しては、高圧充電
部分等に接近する必要がないために、感電等の事故が発
生することを防止でき、他の高圧電気機器を別個に接続
することがないので、電気設備の信頼性を低下させたり
することがない。そして、測定装置により得られたデー
タは、表示装置で直接目視できる他に、プリンタを用い
て記録することができ、必要な時間に亘って、高圧電気
設備での絶縁の劣化を診断することにより、重大な事故
が発生する前に、対応させること等の処理を行うことが
可能になる。
【0010】
【実施例】図示される例にしたがって、本発明の高圧無
停電絶縁レベル測定方法を説明する。図1に示される例
は、本発明の測定方法に使用する測定装置の配置状態を
示すもので、電力会社側の電気設備(高圧給電線)1
と、自家用電気設備2との間に、責任分界点3を設定し
て、前記責任分界点3の自家用電気設備2側に開閉器4
を設けている。前記開閉器4には、需要側のケーブル7
を接続し、負荷側に高圧ケーブル9を介して給電する回
路を設けている。本発明においては、前記開閉器4に設
けたZCT12からの出力を、地絡継電器5を介して測
定装置6のZCT入力端子13に接続しており、さら
に、ケーブル7の遮蔽層接地線8に設けたCT10の出
力を、前記測定装置6のCT入力端子11に入力させて
いる。そして、前記ZCTとCTからの出力を用いて、
絶縁レベルの測定を無停電状態のままで行うことができ
るようにしている。
【0011】前記図1に示される回路において、地絡継
電器5は、ZCTが検知した零相電流が、あるレベルを
越えた場合に、開閉器4のスイッチに信号を送り、自動
的にスイッチをオフにする働きを行う。また、CT10
では、高圧電気設備の、絶縁レベルが低下し、零相電圧
が発生した場合に、遮蔽層に電流が流れるので、その電
流を検知した情報を測定装置6に伝達する。そして、前
記測定装置6では、ZCT12とCT10との2つの検
知器からの情報を処理して、ZCT12以降の負荷側す
べての絶縁レベルの低下の状態を検出し、必要に応じて
記録したり、ディスプレーに表示することができるよう
にする。
【0012】前記本発明の測定装置6では、図2に示さ
れるような回路を用いて、装置を構成することができ
る。前記図2に示される測定装置20では、ZCTから
の出力とCTからの出力とを、それぞれの入力端子1
3、11から入力するとともに、受電設備に対して、Z
PD(零相基準入力装置)が設けられている場合には、
該ZPDからの出力を、入力端子14を介して入力する
ことができる。そして、前記ZCTからの入力値は、零
相電流要素回路Aを介して処理し、出力端子27を介し
て位相計比較入力へ向けて出力する。また、CTとZP
Dからの入力値は、零相電圧要素回路Bを介して処理
し、位相計基準入力へ、出力端子37を介して出力され
る。
【0013】前記零相電流要素回路Aでは、入力回路2
1と、増幅回路22、フィルター23、および利得調整
回路24を用いて、ZCTからの一次電流を補正し、増
幅リミッタ26を介して出力端子27に向けて出力す
る。また、前記利得調整回路24からの出力を、出力回
路25を介して電圧計に向けて端子28から出力させ
る。さらに、零相電圧要素回路Bにおいては、CTから
入力端子11を介して入力された信号を、入力回路3
0、増幅回路31を介して演算和回路32に入力し、Z
PDから端子14を介して入力される信号は、同様に、
入力回路30aと増幅回路31aを介して演算和回路3
2に入力される。そして、前記演算和回路32からの出
力は、フィルター33、位相シフト回路34、増幅リミ
ッタ36を介して処理し、端子37から位相計基準入力
へ向けて出力され、端子27から出力される値と、端子
37から出力される値とを比較して、零相電圧と零相電
流の位相の差を表示する。また、前記位相シフト回路3
4からの出力を、出力回路35を介して電圧計に向けて
端子38から出力させる。そして、端子28に接続され
た電圧計はZCT一次電流を表示し、端子38に接続さ
れた電圧計はCT一次電流を表示し、これらのデータか
ら高圧回路の絶縁状態をモニターできる。
【0014】前記図2に示される回路を構成する各部材
のうち、フィルターでは、50Hzのバンドパスフィル
ターを用いている。また、利得調整回路23では、ZC
Tの製造会社により変流比、地絡継電器での負荷抵抗が
異なるのに対応させて利得調整を行い、ZCT一次電流
を装置に表示させるようにする。さらに、位相シフト回
路34では、高圧ケーブルでの遮蔽層接地線電流は、零
相電圧よりも90°進むことに対応させて、CTからの
出力値を90°遅らせる処理を行い、零相電圧と高圧ケ
ーブル遮蔽層接地線電流の位相を一致させる処理を行
う。また、ZPD入力の場合は、前記回路は不要となる
ため素通しとなる。
【0015】前記図2に示される測定装置の回路とは別
に、本発明の測定装置では、図3に示されるような回路
を構成することができ、電力会社の給電経路1から、需
要者側の高圧ケーブル9を介して負荷設備に給電する経
路を構成する。前記図3に示される測定装置50に対し
て、高圧ケーブル側では、前記図1の場合と同様に、Z
CT12とCT10の検知値として、端子47からI
(電流要素)成分を、端子45からV(電圧要素)成
分をそれぞれ入力する。
【0016】前記測定装置50において、ZCTからの
出力を端子45から入力する検知情報は、入力回路5
1、フィルター52、増幅器53を通して処理される。
そして、前記増幅器53の出力値は、V成分実効値検
出回路58を介して処理され、高圧ケーブルの遮蔽層か
ら接地線を通してアースに流れる電流の実効値として出
力される。また、前記増幅器53の出力値は、リミッタ
ー回路54、微分回路55、波形成形回路56、発振回
路57を通して処理され、位相比較回路65と、I
分実効値検出回路66に向けて出力する。
【0017】前記信号処理回路において、リミッター回
路54では、増幅器から出力された信号のうち、あるレ
ベル以上の波高値をカットし、疑似的な方形波として出
力する。また、微分回路55では、リミッターから出力
された信号を、微分回路により微分して、波形成形回路
56に向けて出力する。そして、波形成形回路56で
は、微分回路により微分された波形を成形し、インパル
ス状の同期信号を出力し、発振回路57を通して処理
し、零相電圧要素信号と同周波数、同位相の正弦波を出
力する。
【0018】また、電流要素入力端子47を介して入力
される検知値は、入力回路61、フィルター62、増幅
器63を介して処理され、レベル設定回路64におい
て、メーカーによって異なるZCTの変流比を調整し
て、位相比較回路65に向けて出力する。前記位相比較
回路65では、Vo 成分を基準位相として、Io 成分の
位相の進み、遅れを検知する。前記位相の遅れ、進みの
状態により、Io 成分の電流が流れる原因が、電力会社
側の給電線での漏電によるものか、需要者側の高圧ケー
ブルでの絶縁の劣化によるものかを判断することができ
る。
【0019】そして、前述したように、位相比較回路6
5で得られた値と、Vo 成分実効値検出回路58での出
力値、および、レベル設定回路64からの出力値とは、
それぞれディスプレー68とプリンタ67とに入力さ
れ、表示と印字とを行うことができるようにされる。前
記ディスプレー68および、プリンタ67では、Io 成
分と、開閉器のZCT一次側の電流実効値の表示との、
プリントアウトを行うことができる。その他に、Io 成
分の位相の遅れ、進みの状態、および、Vo 成分の高圧
ケーブル遮蔽層の接地線の電流、または、ZPD出力電
圧の実効値のそれぞれを、表示とプリントアウトするこ
とができるようにしている。なお、前記測定装置50で
は、100Vの交流電源を端子48より入力し、電源回
路49を介して各装置を作動させること、および、バッ
テリー69を用いて給電する回路を構成している。
【0020】前記図3に示された測定装置の構成の他
に、本発明においては、図4に示されるように、高圧常
時絶縁監視装置を構成することができる。前記高圧常時
絶縁監視装置では、測定装置50aの回路において、V
o 成分の入力端子45からと、Io 成分の入力端子47
からの信号とは、前記図3の回路と同様な処理回路を介
して処理される。前記Vo 成分の処理信号は、発振回路
57からCPU70に向けて出力され、Io 成分の処理
信号は、レベル設定回路64からCPU70に向けて出
力される。そして、前記CPU70に発信回路57から
入力される信号は、CPUにおいて、位相比較用の基準
信号として使用する。
【0021】前記CPUにおいて、位相比較、レベル検
出、時間検出の処理を行い、接続される各回路に向けて
必要とされる情報を出力させるようにする。前記CPU
では、次の〜のようにして、信号の処理を行うこと
ができる。 位相比較:Vo 成分を基準位相として、Io 成分の位
相の遅れ、進みを検出する。 レベル検出:開閉器のZCTの一次電流が一定のレベ
ルの範囲にあるかを検知する。 時間検出および警報出力:前記で位相の遅れ、進み
が一定の範囲に入る場合、及び、での一次電流が一定
のレベルを越えた場合に、デジタル信号送出回路71に
警報信号を送り出す。
【0022】そして、前記デジタル信号送出回路71で
は、警報信号をデジタル信号に変換して、AC100V
ラインに送出する。また、記録計出力回路72に向け
て、Io 成分および、Io 成分とVo 成分の位相差の信
号を出力し、該回路72では、前記信号を記録計等で使
用しやすいように、直流電圧に変換して出力する。さら
に、入出力回路73では、CPUで得られた注意、警戒
等の接点出力を行い、また、アダプタ等の外部接点から
の警報入力を行うようにするとともに、ランプ等により
警報の表示を出力した後で、その信号を保持することが
できる。
【0023】前記測定装置により測定された出力値は、
図5に示されるような通報器80を用いて、警報及び接
点出力を行うことができる。前記図5に示される通報器
80は、電源回路83と、デジタル信号復調回路81、
および、出力回路82とから構成され、デジタル信号復
調回路81では、検出器から出力されたデジタル信号を
復調し、正常、注意、警戒信号等に戻して出力する。ま
た、出力回路82では、復調された信号をランプ等によ
り表示したり、接点出力を行うもので、接点出力、表示
装置への出力等を行うようにする。
【0024】
【発明の効果】本発明の高圧無停電絶縁レベル測定方法
は、前述したような構成を有する測定装置を用いるもの
であるから、従来の漏電の検知の場合のように、受電設
備を停電状態にして、絶縁診断を行う必要がなく、作業
を容易に行うことができるとともに、安全性を向上させ
ることができる。また、検知される高圧電気設備に対し
て、直流または交流電圧を印加する必要がないために、
給電回路に余分なストレスを与えることがなく、開閉器
に設けるZCT以降のすべての回路での絶縁測定を可能
にする。さらに、絶縁の測定に際しては、高圧充電部分
等に接近する必要がないために、感電等の事故が発生す
ることを防止でき、他の高圧電気機器を別個に接続する
ことがないので、電気設備の信頼性を低下させたりする
ことがない。そして、測定装置により得られたデータ
は、表示装置で直接目視できる他に、プリンタを用いて
記録することができ、必要な時間に亘って高圧電気設備
での高圧電路の零相電流、零相電圧および相互の位相関
係等の高圧電路の絶縁状態に関するデータを表示し、定
期的に記録しておくことにより、高圧電路絶縁状態の経
年変化や、重大な事故が発生する前に対応させること等
の処理を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の測定装置の配置関係を示す説明図で
ある。
【図2】 本発明の測定装置のブロックモデル図であ
る。
【図3】 本発明の測定装置の回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】 本発明の高圧常時絶縁監視装置の構成を示す
ブロック図である。
【図5】 通報器の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
2 自家用側電気設備、 4 開閉器、 5 地
絡継電器、6 測定装置、 8 高圧ケーブル遮蔽
層接地線、9 高圧ケーブル、 10 検出CT、
12 ZCT、20・50・50a 測定装置、
65 位相比較回路、67 プリンタ、 68
ディスプレー、70 CPU、 80 通報器。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力会社側電気設備に対して、責任分界
    点で区画される自家用側電気設備において、 前記責任分界点に設ける開閉器の部分に配置した零相変
    流器の二次回路に接続する地絡継電器の二次入力端子間
    から得られる零相電流の情報と、需要側高圧ケーブル遮
    蔽層接地線に設けた検出変流器から出力される零相電圧
    の情報とを用い、 前記零相電流と前記零相電圧との情報を、零相電圧要素
    と零相電流要素として各々測定装置に入力して波形処理
    を行い、 零相変流器設置点の高圧電路の前記零相電流要素の大き
    さと、検出変流器で検出される前記零相電圧要素の大き
    さ、および、 前記零相電流要素と前記零相電圧要素のうちの一方の成
    分を基準位相として、他方の成分位相の進みまたは遅れ
    状態の3要素を連続的に表すことを特徴とする高圧無停
    電絶縁レベル測定方法。
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