JPH0379016A - 金属化フィルムコンデンサ - Google Patents

金属化フィルムコンデンサ

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JPH0379016A
JPH0379016A JP21670689A JP21670689A JPH0379016A JP H0379016 A JPH0379016 A JP H0379016A JP 21670689 A JP21670689 A JP 21670689A JP 21670689 A JP21670689 A JP 21670689A JP H0379016 A JPH0379016 A JP H0379016A
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metallized
thickness
film
deposited metal
protruding
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JP21670689A
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Shinichi Ueda
植田 真一
Junichi Hikino
純一 引野
Shigeji Fujie
藤江 成次
Shinichi Suzawa
陶澤 真一
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は電子機器、電気機器に用いられるコンデンサ
、特に金属化フィルムコンデンサに関するものである。
〔従来の技術〕
近年、電子機器、電気機器の多機能化、小型化への取組
みが盛んであり、これに用いられる電子部品も、小型化
およびコストダウンが求められており、フィルムコンデ
ンサにおいてもこれらの要望が強い。
特に金属化フィルムコンデンサでは、小型化のために有
機フィルムの薄膜化、レーザー光あるいは光ビームによ
る細幅の非金属化部(以下マージンと称す。)形成によ
る対向幅拡大化が進んでいる。
以下第3図(a)、 (b)、 (C)に基づいて従来
の技術について説明する。
第3図(a)、 (b)、 (C)は従来の技術による
金属化フィルムコンデンサの製造工程図である。
第3FA(a)に示すよう嘔金属化フィルム1の金属化
部2にレーザ光あるいは光ビームを略円の一部を重ね合
わせるように連続的に照射し、略直線上のマージン3を
形成する0次に第2図(b)に示すように、第3図(a
)に示す金属化フィルム1を積層し、熱および圧力を加
えることにより眉間を接着し、その後溶射電極5を形成
することにより第3図(C)に示す金属化フィルムコン
デンサを得ていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、このよ、うな工程においては、金属化フィルム
1にレーザ光あるいは光ビームの熱エネルギーによって
マージン3を形成する際、第4図(a)に示すように瞬
間的に液相化した蒸着金属(図示せず)が、その表面張
力のためマージン3と金属化部2の境界線4上に凝集し
て固まり、突起状の蒸着金属6となる。したがって第4
図(b)に示すようにこの金属化フィルムlを積層し、
眉間の接着のため熱や圧力を加えた場合、突起状の蒸着
金属6がを機フィルム7にダメージを与える。また突起
状の蒸着金属6に電荷が集中しやすいため、製造された
金属化フィルムコンデンサは積層方向に絶縁破壊を極め
て起こし易くなる。
この発明は上記問題点に鑑み、小型化および高絶縁性を
兼ね備えた金属化フィルムコンデンサを提供することを
目的とするものである。
c1題を解決するための手段〕 この発明の金属化フィルムコンデンサは、金属化フィル
ムに形成されたマージン(非金属化部)と金属化部の境
界線上に凝集した突起状の蒸着金属の厚みを、有機フィ
ルムの厚さの10分の1以下と制限したことを特徴とす
る。
〔作用〕
この発明によれば、突起状の蒸着金属の厚みを有機フィ
ルムの厚みと比べ10分の1以下に制限したことにより
、突起状の蒸着金属がを機フィルムに与えるダメージを
防止し、積層方向の耐電圧レベルヲ向上させ、金属化フ
ィルムコンデンサの耐電圧特性、生産性を向上できる。
第2図に、有機フィルムとして厚み2μmのPPSフィ
ルムに、金属化部として400〜500人の/l蒸着を
施した金属化フィルムにおいて、レーザ光によりマージ
ンを形成し、それを完成素子としたものを昇圧破壊試験
にかけた結果を示す。
横軸が有機フィルムの厚みと突起状の蒸着金属の厚みと
の比、縦軸が昇圧破壊電圧である。なおこの場合、マー
ジン3の幅を変化させることにより、異なった突起状の
蒸着金属の厚みを得て試験資料とした。
第2図に示すように突起状の蒸着金属の厚みが有機フィ
ルムの厚みの10分の1(突起状の蒸着金属の厚み/有
機フィルムの厚み−0,1)とした時、有機フィルム自
身の昇圧破壊電圧に近い300■程度のレベルが得られ
る。また211m厚以外0有機フィルムに関しても有機
フィルム自身の昇圧破壊電圧レベルに近づくほぼ同等の
結果が得られた。
したがって、金属化フィルムコンデンサの突起状の蒸着
金属の厚みを、有機フィルムの厚みの10分の1以下に
制限したことにより、耐電圧特性を向上させ、生産性も
向上させることができる。
〔実施例〕
この発明の一実施例を第1図(a)、 (b)、 (c
)に基づいて説明する。
第1図(a)はこの発明の実施例における金属化フィル
ムコンデンサを構成する金属化フィルムを示す。
第1図(b)は第1図(a)の金属化フィルムの斜視図
である。
第1図(C)はこの発明によって製造された金属化フィ
ルムコンデンサ素子の断面図を示す。
第1図(a)、 (b)、 (C)において、1は金属
化フィルム、2は金属化部、3は非金属化部であるマー
ジン、4は境界線、6は蒸着金属、7は有機フィルム、
Aはマージン3の最大幅である。
第1図(a)において、金属化フィルム1にレーザ光あ
るいは光ビームを照射しその熱エネルギーにより路用の
一部を連続して重ね合わせる様に金属化部2を溶融して
、略直線状のマージン3を形成する。
この場合において、金属化フィルム1の有機フィルム7
の厚さが2pm以下、蒸着金属の厚さが400〜500
人である場合、マージン3の最大幅Aを80μm以下と
することで突起状の蒸着金属6の厚みを有機フィルム7
の厚みの10分の1とすることができた。これは、突起
状の蒸着金属6の厚みは、レーザ光あるいは光ビームの
熱エネルギーによって除去する金属化部2の面積すなわ
ちマージン3の幅に比例、するため、マージン幅を制限
することにより、この突起状の蒸着金属6の厚みを制限
することができるためである。
〔発明の効果〕
この発明によれば、金属化フィルムの非金属化部と金属
化部との境界線上にある突起状の蒸着金属の厚みを有機
フィルムの厚みの10分の1以下としたため、突起状の
蒸着金属が有機フィルムに与えるダメージを少なくし、
金属化フィルムコンデンサの耐電圧を向上させ、小型化
もできる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)はこの発明の一実施例における金属化フィ
ルムの平面図、第1図[有])は第1図(a)の金属化
フィルムの斜視図、第1Im(C)はこの発明によって
製造された金属化フィルムコンデンサ素子の断面図、第
2図は有機フィルムの厚みと突起状の蒸着金属の厚みと
の比と昇圧破壊電圧の関係を示したグラフ、第3図(a
)、 (b)、 (C)は従来の技術による金属化フィ
ルムコンデンサの製造工程図、第4図(a)は従来の技
術による金属化フィルムの斜視図、第4図(b)は従来
の技術による金属化フィルムの断面図である。 1・・・金属化フィルム、2・・・金属化部、3・・・
マージン(非金属化部)、4・・・境界線、6・・・蒸
着金属、7・・・有機フィルム、A・・・マージン3の
最大幅第 4 図 (a)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  レーザ光あるいは光ビームにより蒸着金属を連続的に
    除去して直線状の非金属化部を形成した金属化フィルム
    コンデンサであって、金属化部と非金属化部の境界線上
    にある蒸着金属の厚みを、有機フィルムの厚みの10分
    の1以下としたことを特徴とする金属化フィルムコンデ
    ンサ。
JP1216706A 1989-08-22 1989-08-22 金属化フィルムコンデンサ Expired - Lifetime JPH06105671B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013089611A (ja) * 2011-10-13 2013-05-13 Mitsubishi Shindoh Co Ltd 金属化フィルムコンデンサの製造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60163419A (ja) * 1984-02-06 1985-08-26 東レ株式会社 コンデンサ−用蒸着積層フイルム
JPS60195918A (ja) * 1984-03-19 1985-10-04 東レ株式会社 コンデンサ−素子の製造方法

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