JPH037862Y2 - - Google Patents
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- JPH037862Y2 JPH037862Y2 JP1985196856U JP19685685U JPH037862Y2 JP H037862 Y2 JPH037862 Y2 JP H037862Y2 JP 1985196856 U JP1985196856 U JP 1985196856U JP 19685685 U JP19685685 U JP 19685685U JP H037862 Y2 JPH037862 Y2 JP H037862Y2
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- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 8
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 7
- 238000013459 approach Methods 0.000 claims description 5
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 6
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
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- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
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- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Mechanisms For Operating Contacts (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は操作にいわゆる節度感を与えるように
した節動形スイツチ装置に関する。
した節動形スイツチ装置に関する。
[従来技術]
従来のこの種のスイツチ装置としても最も一般
的な構成は、スイツチボデイー内に操作子の操作
に応じて移動するコンタクトホルダーを設け、ス
イツチボデイー側に山部を有する節度部を形成す
ると共に、前記コンタクトホルダーにスチールボ
ールを前記節度部に圧接するようにスプリングに
より付勢して設ける。そして、操作子を操作して
コンタクトホルダーを移動させるとコンタクトホ
ルダーに設けた可動接点がスイツチボデイー側の
固定接点に対して接離してスイツチング動作が行
われると共に、スチールボールが節度部の山部を
乗越える時に操作子に作用する反力が一時的に増
大して節度感が与えられる、というものである。
的な構成は、スイツチボデイー内に操作子の操作
に応じて移動するコンタクトホルダーを設け、ス
イツチボデイー側に山部を有する節度部を形成す
ると共に、前記コンタクトホルダーにスチールボ
ールを前記節度部に圧接するようにスプリングに
より付勢して設ける。そして、操作子を操作して
コンタクトホルダーを移動させるとコンタクトホ
ルダーに設けた可動接点がスイツチボデイー側の
固定接点に対して接離してスイツチング動作が行
われると共に、スチールボールが節度部の山部を
乗越える時に操作子に作用する反力が一時的に増
大して節度感が与えられる、というものである。
しかしながら、上記構成は接点の相互の摺動に
よりスイツチング動作が行われるから、接点の汚
損等に起因してスイツチング動作の信頼性が低下
し易く、またこの様な機械的方式では、コンタク
トホルダーの移動に伴い各部における摩擦が不可
避であるから、繰返し操作するうちにスイツチボ
デイーの節度部等が摩耗して次第に良好な節度感
や操作感が得られなくなるという問題がある。
よりスイツチング動作が行われるから、接点の汚
損等に起因してスイツチング動作の信頼性が低下
し易く、またこの様な機械的方式では、コンタク
トホルダーの移動に伴い各部における摩擦が不可
避であるから、繰返し操作するうちにスイツチボ
デイーの節度部等が摩耗して次第に良好な節度感
や操作感が得られなくなるという問題がある。
[考案の目的]
そこで、本考案の目的は、スイツチング動作の
信頼性を向上できると共に、繰返し操作しても節
度感や操作性の低下を防止できる節動形スイツチ
装置を提供するにある。
信頼性を向上できると共に、繰返し操作しても節
度感や操作性の低下を防止できる節動形スイツチ
装置を提供するにある。
[考案の要約]
本考案は、収納凹部を有するスイツチボデイー
と、このスイツチボデイーの表面に重ねられ該表
面に沿つて前記収納凹部の開口部に張出す張出し
部を有する弾性板と、この弾性板の張出し部の前
記収納凹部内底面と対向する面に取付けられ前記
収納凹部を覆うように位置し且つ押圧操作に応じ
て前記収納凹部内底面方向に向けて弾性変位し自
由端部に係止凸部を有する操作子と、前記収納凹
部の開口縁部のうち前記操作子の自由端側の部位
に前記スイツチボデイーの表面に沿つて前記収納
凹部の開口部に張出すように突設され前記係止凸
部と係止して該操作子の前記収納凹部外方への変
位を阻止する凸部と、前記スイツチボデイーに前
記収納凹部のうち前記操作子の自由端側に臨み且
つ該操作子の変位の中間部位に位置するように設
けられた1個の節度用磁場発生部と、前記操作子
に設けられ該操作子の変位に連動して平常位置か
ら前記節度用磁場発生部に一旦近接し次いで遠ざ
かるように変位して作動位置に至る1個の作動用
磁場発生部と、前記収納凹部内に前記節度用磁場
発生部よりも内側に位置して設けられ前記作動用
磁場発生部の作動位置への変位に基づく磁場変化
に感応してスイツチング動作を行わせる磁気検出
素子とを具備せる構成とすることにより、スイツ
チング動作のいわゆる無接点化を可能にすると共
に、磁気反発力を利用して非接触で節度感を得る
ことができるようにしたところに特徴を有するも
のである。
と、このスイツチボデイーの表面に重ねられ該表
面に沿つて前記収納凹部の開口部に張出す張出し
部を有する弾性板と、この弾性板の張出し部の前
記収納凹部内底面と対向する面に取付けられ前記
収納凹部を覆うように位置し且つ押圧操作に応じ
て前記収納凹部内底面方向に向けて弾性変位し自
由端部に係止凸部を有する操作子と、前記収納凹
部の開口縁部のうち前記操作子の自由端側の部位
に前記スイツチボデイーの表面に沿つて前記収納
凹部の開口部に張出すように突設され前記係止凸
部と係止して該操作子の前記収納凹部外方への変
位を阻止する凸部と、前記スイツチボデイーに前
記収納凹部のうち前記操作子の自由端側に臨み且
つ該操作子の変位の中間部位に位置するように設
けられた1個の節度用磁場発生部と、前記操作子
に設けられ該操作子の変位に連動して平常位置か
ら前記節度用磁場発生部に一旦近接し次いで遠ざ
かるように変位して作動位置に至る1個の作動用
磁場発生部と、前記収納凹部内に前記節度用磁場
発生部よりも内側に位置して設けられ前記作動用
磁場発生部の作動位置への変位に基づく磁場変化
に感応してスイツチング動作を行わせる磁気検出
素子とを具備せる構成とすることにより、スイツ
チング動作のいわゆる無接点化を可能にすると共
に、磁気反発力を利用して非接触で節度感を得る
ことができるようにしたところに特徴を有するも
のである。
[実施例]
以下本考案の一実施例につき第1図乃至第3図
を参照して説明する。
を参照して説明する。
1は収納凹部2を有するスイツチボデイー、3
はこの収納凹部2の開放上面を覆うように位置す
る操作子である。操作子3は、一端をスイツチボ
デイー1の表面である例えば上面に重ねて固定し
たスイツチパネル4の自由端側に取付けられてい
る。スイツチパネル4は弾然板から構成されてお
り、従つてスイツチパネル4を介して操作子3を
押圧操作すると、操作子3は第2図中矢印にて示
すように左側を中心として右側が下方に弾性的に
変位する。即ち、操作子3は押圧操作に応じて収
納凹部2の内底面方向に向けて弾性変位するもの
である。操作子3の自由端部である右側下部には
係止凸部である例えば略L字状をなすマグネット
取付け部5が一体に形成されている。一方、収納
凹部2の開口縁部のうち操作子3の自由端側の部
位には、スイツチボデイー1の表面に沿つて収納
凹部2の開口部に張出すように凸部である鍔部6
が突設されている。これにより、操作子3を押圧
操作しない場合にはそのマグネツト取付け部5の
上面がスイツチボデイー1に形成した鍔部6に当
接して操作子3の収納凹部2外方への変位つまり
上方への移動が規制されている。7はスイツチボ
デイー1に固定的に設けた1個の節度用磁場発生
部に相当する節度用マグネツトで、これはスイツ
チボデイー1に収納凹部2のうち操作子3の右端
側に臨み且つ該操作子3の変位の中間部位に位置
するように設けられている。この節度用マグネツ
ト7は、例えばN極を左側に向けて操作子3のマ
グネツト取付け部5近傍に対向するように配置さ
れている。一方、8は1個の作動用磁場発生部に
相当する作動用マグネツトで、これは操作子3の
マグネツト取付け部5に固定され、N極を右側に
向けて上記節度用マグネツト7との間で磁気反発
力を生ずるようになつている。この作動用マグネ
ツト8は、操作子3が押圧されていない場合に
は、第1図に示すように、その磁気中心が節度用
マグネツト7のそれの僅かに上方に位置する平常
位置にある。そして、その状態から操作子3が押
圧されると、平常位置から節度用マグネツト7に
一旦近接し次いでこれから遠ざかるように変位し
て第2図に示す作動位置に至る。9はスイツチ要
素に相当する例えば磁気抵抗素子からなる磁気検
出素子であり、これはスイツチボデイー1の収納
凹部2の内底部に節度用マグネツト7よりも内側
即ち下側に位置して固定されると共に図示しない
検出回路に接続され、操作子3の下方への変位に
より作動用マグネツト8が作動位置に達した時に
それが近接する。
はこの収納凹部2の開放上面を覆うように位置す
る操作子である。操作子3は、一端をスイツチボ
デイー1の表面である例えば上面に重ねて固定し
たスイツチパネル4の自由端側に取付けられてい
る。スイツチパネル4は弾然板から構成されてお
り、従つてスイツチパネル4を介して操作子3を
押圧操作すると、操作子3は第2図中矢印にて示
すように左側を中心として右側が下方に弾性的に
変位する。即ち、操作子3は押圧操作に応じて収
納凹部2の内底面方向に向けて弾性変位するもの
である。操作子3の自由端部である右側下部には
係止凸部である例えば略L字状をなすマグネット
取付け部5が一体に形成されている。一方、収納
凹部2の開口縁部のうち操作子3の自由端側の部
位には、スイツチボデイー1の表面に沿つて収納
凹部2の開口部に張出すように凸部である鍔部6
が突設されている。これにより、操作子3を押圧
操作しない場合にはそのマグネツト取付け部5の
上面がスイツチボデイー1に形成した鍔部6に当
接して操作子3の収納凹部2外方への変位つまり
上方への移動が規制されている。7はスイツチボ
デイー1に固定的に設けた1個の節度用磁場発生
部に相当する節度用マグネツトで、これはスイツ
チボデイー1に収納凹部2のうち操作子3の右端
側に臨み且つ該操作子3の変位の中間部位に位置
するように設けられている。この節度用マグネツ
ト7は、例えばN極を左側に向けて操作子3のマ
グネツト取付け部5近傍に対向するように配置さ
れている。一方、8は1個の作動用磁場発生部に
相当する作動用マグネツトで、これは操作子3の
マグネツト取付け部5に固定され、N極を右側に
向けて上記節度用マグネツト7との間で磁気反発
力を生ずるようになつている。この作動用マグネ
ツト8は、操作子3が押圧されていない場合に
は、第1図に示すように、その磁気中心が節度用
マグネツト7のそれの僅かに上方に位置する平常
位置にある。そして、その状態から操作子3が押
圧されると、平常位置から節度用マグネツト7に
一旦近接し次いでこれから遠ざかるように変位し
て第2図に示す作動位置に至る。9はスイツチ要
素に相当する例えば磁気抵抗素子からなる磁気検
出素子であり、これはスイツチボデイー1の収納
凹部2の内底部に節度用マグネツト7よりも内側
即ち下側に位置して固定されると共に図示しない
検出回路に接続され、操作子3の下方への変位に
より作動用マグネツト8が作動位置に達した時に
それが近接する。
次に本実施例の作用につき説明する。操作子3
をスイツチパネル4を介して押圧すると、平常位
置にある作動用マグネツト8が下方に変位して節
度用マグネツト7に近接するため、まず操作子3
は両マグネツト7,8間の磁気反発力によりそれ
らが近接する程大となる上向きの反力を受ける。
そして、操作子3が更に押圧され作動用マグネツ
ト8の磁気中心が節度用マグネツト7のそれより
も下方に位置するようになると、今度は両マグネ
ツト7,8間の磁気反発力が操作子3に逆向きに
作用するようになつて操作子3を下向きに付勢す
るため、操作子3に加わる反力は急激に小さくな
る。そして、最終的に作動用マグネツト8が作動
位置に至ると、それにより磁気検出素子9に作用
する磁場が大きく変化するため、これに感応して
磁気検出素子9の抵抗値が変化して図示しない検
出回路によりスイツチングが行われる。この後、
操作子3から指を離せば、スイツチパネル4の弾
発力により操作子3が元の位置に戻る。
をスイツチパネル4を介して押圧すると、平常位
置にある作動用マグネツト8が下方に変位して節
度用マグネツト7に近接するため、まず操作子3
は両マグネツト7,8間の磁気反発力によりそれ
らが近接する程大となる上向きの反力を受ける。
そして、操作子3が更に押圧され作動用マグネツ
ト8の磁気中心が節度用マグネツト7のそれより
も下方に位置するようになると、今度は両マグネ
ツト7,8間の磁気反発力が操作子3に逆向きに
作用するようになつて操作子3を下向きに付勢す
るため、操作子3に加わる反力は急激に小さくな
る。そして、最終的に作動用マグネツト8が作動
位置に至ると、それにより磁気検出素子9に作用
する磁場が大きく変化するため、これに感応して
磁気検出素子9の抵抗値が変化して図示しない検
出回路によりスイツチングが行われる。この後、
操作子3から指を離せば、スイツチパネル4の弾
発力により操作子3が元の位置に戻る。
このように本実施例では、作動用マグネツト8
の変位に基づき磁気検出素子9によりスイツチン
グ動作を行わせるようにしたから、たとえ腐触性
雰囲気等の劣悪な環境下で使用したとしても、従
来の機械的接点方式におけるようなスイツチング
の動作不良が発生することを未然に防止し得て信
頼性を大幅に向上させることが可能である。ま
た、このように単に磁場変化を利用したスイツチ
ングを行わせるだけでなく、そのための作動用マ
グネツト8に対して磁気反発力を及ぼす節度用マ
グネツト7を設ける構成としたから、作動用マグ
ネツト8を平常位置から作動位置に変位させる過
程で、作動用マグネツト8が節度用マグネツト7
に一旦近接し次いで遠ざかるよになつて従来の機
械的方式と同様な節度感を得ることができる。因
みに、操作子3を押圧して作動用マグネツト8を
平常位置から作動位置に変位させる間の、上下方
向の磁気反発力、スイツチパネル4の弾発力及び
操作子3が受ける反力を図示すると第3図の通り
となる。同図中、Aは平常位置、Bは作動用マグ
ネツト8と節度用マグネツト7との磁気中心が
夫々一致した位置、Cは作動位置を夫々示す。同
図から、操作子3が受ける反力即ち操作者が指に
受ける反力は押圧操作の過程で一時的に増大する
従来の機械的方式と同様な節度感が得られること
が明らかである。しかも、節度感付与機構はいわ
ば磁気的方式であつて従来の機械的方式に不可避
の摩擦部分がないから、繰返し操作しても摩耗は
発生せず、摩耗に起因する節度感の低下は全く生
じない。加えて、摩擦部分がないから、摩擦力に
より操作性が低下する虞はない。更に、両マグネ
ツト7,8間の磁気反発力は、両マグネツト7,
8の磁気力及び両者間の距離に応じて自在に設定
し得るから、操作性の一層の向上が可能である。
の変位に基づき磁気検出素子9によりスイツチン
グ動作を行わせるようにしたから、たとえ腐触性
雰囲気等の劣悪な環境下で使用したとしても、従
来の機械的接点方式におけるようなスイツチング
の動作不良が発生することを未然に防止し得て信
頼性を大幅に向上させることが可能である。ま
た、このように単に磁場変化を利用したスイツチ
ングを行わせるだけでなく、そのための作動用マ
グネツト8に対して磁気反発力を及ぼす節度用マ
グネツト7を設ける構成としたから、作動用マグ
ネツト8を平常位置から作動位置に変位させる過
程で、作動用マグネツト8が節度用マグネツト7
に一旦近接し次いで遠ざかるよになつて従来の機
械的方式と同様な節度感を得ることができる。因
みに、操作子3を押圧して作動用マグネツト8を
平常位置から作動位置に変位させる間の、上下方
向の磁気反発力、スイツチパネル4の弾発力及び
操作子3が受ける反力を図示すると第3図の通り
となる。同図中、Aは平常位置、Bは作動用マグ
ネツト8と節度用マグネツト7との磁気中心が
夫々一致した位置、Cは作動位置を夫々示す。同
図から、操作子3が受ける反力即ち操作者が指に
受ける反力は押圧操作の過程で一時的に増大する
従来の機械的方式と同様な節度感が得られること
が明らかである。しかも、節度感付与機構はいわ
ば磁気的方式であつて従来の機械的方式に不可避
の摩擦部分がないから、繰返し操作しても摩耗は
発生せず、摩耗に起因する節度感の低下は全く生
じない。加えて、摩擦部分がないから、摩擦力に
より操作性が低下する虞はない。更に、両マグネ
ツト7,8間の磁気反発力は、両マグネツト7,
8の磁気力及び両者間の距離に応じて自在に設定
し得るから、操作性の一層の向上が可能である。
そして、スイツチパネル4をスイツチボデイー
1の表面に重ね且つ該表面に沿つてスイツチボデ
イー1の収納凹部2の開口部に張出し、このスイ
ツチパネル4の張出し部の収納凹部2内底面と対
向する面に操作子3を取付けることにより、この
操作子3を収納凹部2を覆うように位置させると
共に、該操作子3を押圧操作に応じて収納凹部2
内底面方向に向けて弾性変位させるようにしてい
る。これにより、本実施例では、収納凹部2の開
口部を閉塞する操作子3がスイツチボデイー1の
表面と面一になるから、スイツチボデイー1の表
面をフラツト化することができ、デザインの自由
度に対する制約が少なくなります。ところで、上
述したように構成すると、操作子3がスイツチパ
ネル4によりいわゆる片持ち支持されることにな
り、操作子3の自由端部が収納凹部2外方へ変位
する即ちスイツチボデイー1の表面上に突出する
おそれがある。特に、上記したスイツチ装置で
は、操作子3の節度感を得るために、節度用マグ
ネツト7作動用マグネツト8との磁気反発力を利
用しているので、操作子3が平常位置即ちスイツ
チボデイー1の表面と面一になる位置において
は、該操作子3は上記磁気反発力により収納凹部
2外方へ付勢する力を受けることになる。これに
対して、本実施例では、操作子3の自由端部にマ
グネツト取付け部5を設けると共に、収納凹部2
の開口縁部のうち操作子3の自由端側の部位に鍔
部6をスイツチボデイー1の表面に沿つて収納凹
部2の開口部に張出すように突設し、この鍔部6
に操作子3のマグネツト取付け部5の上面を係止
させることにより、操作子3が収納凹部2外方へ
変位することを阻止するようにしている。従つ
て、節度感を得るための磁気反発力が操作子3を
収納凹部2外方へ付勢したとしても、該操作子3
の収納凹部2外方への変位を阻止でき、スイツチ
ボデイー1の表面を確実にフラツトにすることが
できる。
1の表面に重ね且つ該表面に沿つてスイツチボデ
イー1の収納凹部2の開口部に張出し、このスイ
ツチパネル4の張出し部の収納凹部2内底面と対
向する面に操作子3を取付けることにより、この
操作子3を収納凹部2を覆うように位置させると
共に、該操作子3を押圧操作に応じて収納凹部2
内底面方向に向けて弾性変位させるようにしてい
る。これにより、本実施例では、収納凹部2の開
口部を閉塞する操作子3がスイツチボデイー1の
表面と面一になるから、スイツチボデイー1の表
面をフラツト化することができ、デザインの自由
度に対する制約が少なくなります。ところで、上
述したように構成すると、操作子3がスイツチパ
ネル4によりいわゆる片持ち支持されることにな
り、操作子3の自由端部が収納凹部2外方へ変位
する即ちスイツチボデイー1の表面上に突出する
おそれがある。特に、上記したスイツチ装置で
は、操作子3の節度感を得るために、節度用マグ
ネツト7作動用マグネツト8との磁気反発力を利
用しているので、操作子3が平常位置即ちスイツ
チボデイー1の表面と面一になる位置において
は、該操作子3は上記磁気反発力により収納凹部
2外方へ付勢する力を受けることになる。これに
対して、本実施例では、操作子3の自由端部にマ
グネツト取付け部5を設けると共に、収納凹部2
の開口縁部のうち操作子3の自由端側の部位に鍔
部6をスイツチボデイー1の表面に沿つて収納凹
部2の開口部に張出すように突設し、この鍔部6
に操作子3のマグネツト取付け部5の上面を係止
させることにより、操作子3が収納凹部2外方へ
変位することを阻止するようにしている。従つ
て、節度感を得るための磁気反発力が操作子3を
収納凹部2外方へ付勢したとしても、該操作子3
の収納凹部2外方への変位を阻止でき、スイツチ
ボデイー1の表面を確実にフラツトにすることが
できる。
尚、上記実施例では、スイツチ要素として磁気
抵抗素子を用いるようにしたが、本考案はこれに
限られず、例えばホール素子であつても良い。そ
の他、磁場発生部は永久磁石に代えて直流励磁さ
れる電磁石を利用する等、本考案は上記し且つ図
面に示す実施例に限られず種々変形して実施する
ことができるものである。
抵抗素子を用いるようにしたが、本考案はこれに
限られず、例えばホール素子であつても良い。そ
の他、磁場発生部は永久磁石に代えて直流励磁さ
れる電磁石を利用する等、本考案は上記し且つ図
面に示す実施例に限られず種々変形して実施する
ことができるものである。
[考案の効果]
本考案は以上述べたように、作動用マグネツト
の変位に感応する磁気検出素子によりスイツチン
グ動作を行わせるようにしたから、スイツチング
動作のいわゆる無接点化が可能になつて信頼性の
向上を図ることができる。しかも、このような作
動用マグネツトを利用して節度感付与機構を磁気
反発力を利用した磁気的方式により構成したか
ら、摩擦部分がなくなり、これにて繰返し使用し
ても節度感が低下することがなく、しかも優れた
操作性を得ることができる。また、スイツチボデ
イーの表面をフラツト化することができ、デザイ
ンの自由度に対する制約が少なくなり使い勝手を
向上できる等の優れた実用的効果を奏するもので
ある。
の変位に感応する磁気検出素子によりスイツチン
グ動作を行わせるようにしたから、スイツチング
動作のいわゆる無接点化が可能になつて信頼性の
向上を図ることができる。しかも、このような作
動用マグネツトを利用して節度感付与機構を磁気
反発力を利用した磁気的方式により構成したか
ら、摩擦部分がなくなり、これにて繰返し使用し
ても節度感が低下することがなく、しかも優れた
操作性を得ることができる。また、スイツチボデ
イーの表面をフラツト化することができ、デザイ
ンの自由度に対する制約が少なくなり使い勝手を
向上できる等の優れた実用的効果を奏するもので
ある。
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示し、
第1図は作動用磁場発生部が平常位置にある状態
を示す縦断面図、第2図は作動用磁場発生部が作
動位置にある状態を示す縦断面図、第3図は操作
子の操作に伴う力の変化を示すグラフである。 図面中、1はスイツチボデイー、3は操作子、
4はスイツチパネル、(弾性板)、5はマグネツト
取付け部(係止凸部)、6は鍔部(凸部)、7は節
度用マグネツト(節度用磁場発生部)、8は作動
用マグネツト(作動用磁場発生部)、9は磁気検
出素子である。
第1図は作動用磁場発生部が平常位置にある状態
を示す縦断面図、第2図は作動用磁場発生部が作
動位置にある状態を示す縦断面図、第3図は操作
子の操作に伴う力の変化を示すグラフである。 図面中、1はスイツチボデイー、3は操作子、
4はスイツチパネル、(弾性板)、5はマグネツト
取付け部(係止凸部)、6は鍔部(凸部)、7は節
度用マグネツト(節度用磁場発生部)、8は作動
用マグネツト(作動用磁場発生部)、9は磁気検
出素子である。
Claims (1)
- 収納凹部を有するスイツチボデイーと、このス
イツチボデイーの表面に重ねられ該表面に沿つて
前記収納凹部の開口部に張出す張出し部を有する
弾性板と、この弾性板の張出し部の前記収納凹部
内底面と対向する面に取付けられ前記収納凹部を
覆うように位置し且つ押圧操作に応じて前記収納
凹部内底面方向に向けて弾性変位し自由端部に係
止凸部を有する操作子と、前記収納凹部の開口縁
部のうち前記操作子の自由端部の部位に前記スイ
ツチボデイーの表面に沿つて前記収納凹部の開口
部に張出すように突設され前記係止凸部と係止し
て該操作子の前記収納凹部外方への変位を阻止す
る凸部と、前記スイツチボデイーに前記収納凹部
のうち前記操作子の自由端側に臨み且つ該操作子
の変位の中間部位に位置するように設けられた1
個の節度用磁場発生部と、前記操作子に設けられ
該操作子の変位に連動して平常位置から前記節度
用磁場発生部に一旦近接し次いで遠ざかるように
変位して作動位置に至る1個の作動用磁場発生部
と、前記収納凹部内に前記節度用磁場発生部より
も内側に位置して設けられ前記作動用磁場発生部
の作動位置への変位に基づく磁場変化に感応して
スイツチング動作を行なわせる磁気検出素子とを
具備して成る節動形スイツチ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985196856U JPH037862Y2 (ja) | 1985-12-20 | 1985-12-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985196856U JPH037862Y2 (ja) | 1985-12-20 | 1985-12-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62103126U JPS62103126U (ja) | 1987-07-01 |
JPH037862Y2 true JPH037862Y2 (ja) | 1991-02-27 |
Family
ID=31156045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985196856U Expired JPH037862Y2 (ja) | 1985-12-20 | 1985-12-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH037862Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002099617A1 (fr) * | 2001-06-01 | 2002-12-12 | Sony Corporation | Dispositif d'entree d'informations et dispositif electronique utilisant ce dernier |
WO2004081959A1 (ja) * | 2000-02-17 | 2004-09-23 | Koji Inada | 薄型スイッチおよびスイッチ付表示パネル |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE102012008684A1 (de) * | 2012-04-28 | 2013-10-31 | Johnson Electric Germany GmbH & Co. KG | Schalter für ein Elektrogerät |
JP2020181776A (ja) * | 2019-04-26 | 2020-11-05 | 株式会社東海理化電機製作所 | 多段切替構造 |
Family Cites Families (1)
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JPS5536887Y2 (ja) * | 1974-04-30 | 1980-08-30 |
-
1985
- 1985-12-20 JP JP1985196856U patent/JPH037862Y2/ja not_active Expired
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62103126U (ja) | 1987-07-01 |
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