JPS5846495Y2 - キ−ボ−ドスイツチ - Google Patents

キ−ボ−ドスイツチ

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JPS5846495Y2
JPS5846495Y2 JP2888779U JP2888779U JPS5846495Y2 JP S5846495 Y2 JPS5846495 Y2 JP S5846495Y2 JP 2888779 U JP2888779 U JP 2888779U JP 2888779 U JP2888779 U JP 2888779U JP S5846495 Y2 JPS5846495 Y2 JP S5846495Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
wall portion
operating shaft
case
inclined wall
keyboard switch
Prior art date
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Expired
Application number
JP2888779U
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JPS55128320U (ja
Inventor
文章 斎
敏雄 四方
善一 北尾
Original Assignee
オムロン株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はキーボードスイッチ、ケースに装着した操作軸
をその復帰力に抗して押圧することにより、ケース内に
固定したホールICを操作軸に取付けた永久磁石で開閉
するキーボードスイッチに関するものである。
一般に、この種のキーボードスイッチにおいてはスイッ
チング手段(ホールIC)自体で動作時の感触を得るこ
とができないため、別途感触機構を設けることが必要と
なる。
従来、この種の感触機構としては、2個の永久磁石の吸
収反発力を利用した磁石方式、ケース内部に撓み可能に
設けた板ばねを操作軸で押圧反転させる板ばね方式、操
作軸に設けた樹脂片をばね等で付勢した状態でケース内
壁の段差面を摺動させる分力方式が提供されている。
しかしながら、この種の感触機構はケース内部に組込む
ために有効スペースが少なく大型化を招く欠点を有して
いる。
特に、磁石方式では打鍵時の音(感触用磁石のケースへ
の衝突音)が問題となり、板ばね方式と分力方式ではと
もに寿命が短がく組立作業が煩雑であるという欠点を有
している。
本考案はこのような欠点に鑑みてなされたもので、その
目的はスペース効率がよくスイッチ自体の大型化を招来
することがなく、シがも長寿命で組立作業性がよく打鍵
時の発音もない感触機構を備えたキーボードスイッチを
提供するものである。
以下、本考案を添付図面に従って説明する。
第1図ないし第7図において、本考案に係る第1実施例
であるキーボードスイッチは発光ダイオードを使用した
照光式としたもので、概略、スイッチング体として樹脂
モールドされたホールICl3を内蔵したケース1と、
該ホールICl3を動作させる永久磁石29を取付けた
操作軸20と、復帰ばね30と、外部端子35と発光ダ
イオード40と、感触機構45とから構成されている。
ケース1は適宜合成樹脂にて有底の筒状体に一体成形し
たもので、筒部2とフランジ部3と第3図に示すように
プリント基板への係止片5を備え左右方向に弾性を有す
る腕部4,4とから構成されている。
ホールICl3はこのケース1の内側面に上方から圧入
され、その端子18 aはケース1の孔7から下方に突
出している。
ホールICl3の背面には遮磁板19がケース1の溝部
8に上方から嵌合され、ホールICl3は遮磁板19の
突起19 aが当接することにより上方に抜は止めされ
ている。
操作軸20は適宜合成樹脂にて略四角柱状に一体成形し
たもので、上記ケース1の筒部2内に上方から挿入され
、ケース1の底部6との間に設けた以下に詳述する復帰
ばね30により上方への復帰力を付与されて上下動自在
とされ、係止片21がケース1の突起9に当接すること
により上方に抜は止めされている。
永久磁石29はこの操作軸20の側部に形成した開口部
22に嵌合され、操作軸20が押圧されたときに上記ホ
ールICl3と対向し、その磁界の作用によりホールI
Cl3を動作させる。
復帰ばね30は導電性を有する弾性材にてコイル状に形
成したもので、第5図に示すように、上端から上方に延
在する接触部31を有している。
外部端子35は頭部36.フランジ部37.中間軸部3
8.接続部39からなり、上記復帰ばね30は下端を頭
部36に嵌合させることにより外部端子35と一体化さ
れ電気的に接続されることとなる。
また、復帰ばね30の上端は操作軸20の端面23に下
方から当接させるとともに、接触部31は操作軸20の
上下方向に貫通した図示しない孔に挿通され、接触部3
1の上部は操作軸20の上端面に形成した凹所25の溝
26 、26に臨む。
発光ダイオード40は上方に折り曲げた端子41.41
を有し、操作軸20の凹所25に装着するとともに溝2
6に位置した端子41.41と上記復帰ばね30の接触
部31とをハンダ付けあるいはスポット溶接により電気
的に接続される。
このように復帰ばね30 、30、外部端子35、発光
ダイオード40を備えた操作軸20はケース1に上方か
ら挿入され、外部端子35の接続部39はケース1の底
部6に形成した孔10.10に挿通され、復帰ばね30
は圧縮状態で外部端子35と操作軸20の端面23との
間に介在する。
なお、操作軸20の端面23に、突設したガイド片24
は並設した復帰ばね30.30の上端を仕切るもので、
操作軸20の押圧時に圧縮された復帰ばね30 、30
の挫屈を防止する機能を有する。
また、操作軸20の上部には図示しない透光性を有する
キートップが装着される。
感触機構45は上記操作軸20の一側面に形成した凹所
27の傾斜壁部47.垂直壁部48と、自由端46 d
を該傾斜壁部47に臨ましめたフックばね46とから構
成されている。
フックばね46の垂直な基部46 aをケース1のフラ
ンジ部3に形成した開口部11に挿通し、折り曲げ部4
6 bをケース1の外側面に設けた突部12 a 、1
2 b、段部13 a 、13 bとで形成された溝1
4に嵌合させるとともに、一端部46 Cをいまひとつ
の外側面に形成した溝14 a(第4図参照)に嵌合さ
せることにより、自由端46 dを第5図中矢印X方向
すなわち自由端46 dを操作軸20側に付勢した状態
にて取付けられ、基部46a、自由端46 dは折り曲
げ点46 eを支点として第5図中Y方向に揺動可能で
ある。
また、上記傾斜壁部47は下端から上端まで直線状とさ
れ、該上端から垂直壁部48が上方に連続している。
この感触機構45の動作を第6A図、第6B図。
第6C図及び第7図を参照して詳細に説明する。
なお、第7図は操作軸20のストロークと押圧力(抵抗
力)との関係を示したもので、縦軸にストローク(mm
) 、横軸に押圧力gをとり、操作軸20に対して1m
m15sec、で押圧力を付与、解除したものである。
第6A図は操作軸20に対して何ら押圧力を付与しない
復帰状態を示し、フックばね46の自由端46 dは傾
斜壁部47の下方に臨んでいる。
いま、操作軸20を下方に押圧していくと20 gまで
押圧したとき操作軸20が下動し始める。
これは復帰ばね30 、30の特性によるもので、さら
に押し下げていくと傾斜壁部47が自由端46 dに当
接する(第7図A点)。
さらに押し下げてくと自由端46 dは傾斜壁部47に
て右方に案内される。
このとき、自由端46 dの傾斜壁部47に対する摺動
は操作軸20を押し下げる際の抵抗力として作用し、A
点を境に単位ストローク当りの押圧力は増大していく。
さらに押し下げていくと自由端46 dは第6B図に示
すように傾斜壁部47との当接を解除され垂直壁部48
に当接しく第7図B点)、操作軸20は傾斜壁部47に
自由端46 dが当接する際の抵抗力が消えて急激に押
圧力が減少する。
このB点の直前でホールICl3が動作し、この動作を
操作者はB点で、押圧力の急激を指先に感じることによ
りホールICの動作を感知する。
さらに操作軸20を押し下げると、自由端46 dは垂
直壁部48と摺接し、押圧力は専ら復帰ばね30.30
の特性に従って増大していく。
第6C図は最終の押し切り位置を示す(第7図C点参照
)。
一方、操作軸20に対する押圧力を解除していくと、自
由端46 dは垂直壁部48から傾斜壁部47を摺動し
、第6A図の状態に復帰する。
第8A図ないし第10図は第2実施例を示し、上記第1
実施例と異なるのは、第10図に示すように垂直な基部
49 aの下部を2回程巻回し一端49 aを左方に延
在したフックばね49を使用し、かつ傾斜壁部47を下
端から上端にかけて内方に彎曲した円弧状とした点であ
る。
すなわち、フックばね49は巻回部49 Cを外側面に
設けた突起(図示せず)に遊嵌し、一端49 bを溝(
図示せず)に嵌合して取付けられ、自由端49 dは第
8A図中左方にあらかじめ付勢されて傾斜壁部47に当
接している。
この感触機構45の特性は第9図に示すとおりであり、
傾斜壁部47は円弧状とされているために、感触点Bに
近付くに従って押圧力が放物線状に増大し、感触点Bで
の感触がより効果的に感知される。
また、操作軸20に対する押圧力を解除していく際に自
由端49 dが垂直壁部48から傾斜壁部47に当接状
態が変化するとき(第9図り点)の押圧力の変化は上記
第1実施例(第7図り点)と比べて少なく、一般にこの
種のキーボードスイッチでは操作軸の復帰時の感触は必
ずしも必要ではないから、さらに自由端47 dを復帰
位置で予め傾斜壁部47に当接するように付勢しておけ
ば、第7図のA点のように押圧力が急に変化することが
なく、この第2実施例のように押圧時には感触点Bでの
み押圧力が大きく変動するとともに、復帰時には押圧力
の変動の少ない感触機構45は感触特性が良好であると
いえる。
しかも、第10図に示すフックばね49を使用すれば、
揺動支点がリング状の巻回部49 Cとなるために応力
が分散し、寿命がより長くなる利点を有する。
以上の説明で明らかなように、本考案は操作軸の一側面
に傾斜壁部と該傾斜壁部の上端から連続する垂直壁部と
を形成するとともに上記ケースの側面に取付けたフック
ばねの揺動自在な自由端を上記傾斜壁部に臨ましめ、上
記自由端が操作軸の下動時に傾斜壁部に当接して側方に
案内され、ホールICの動作点近傍で傾斜壁部との当接
を解除されるために、操作軸の下動時にフックばねの自
由端が傾斜壁部と当接状態にあるときには操作軸を押圧
する際の抵抗力として作用し、自由端が傾斜壁部との当
接を解除されて垂直壁部に当接するときに該抵抗力が急
激に減少し、ホールICが動作したことの感触を得るこ
とができる。
しかも、フックばねはケースの外側部に取付けられるた
めに内部のスペース効率を損うことがなく、小型化でき
る。
また、上記従来の磁石方式と比べて打鍵時の発音がなく
、板ばね方式や分力方式と比べても寿命が長く組立作業
が簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本考案に係るキーボードスイッチ
の第1実施例を示し、第1図は平面図、第2図、第3図
は断面図、第4図は右側面図、第5図は要部の分解斜視
図、第6A図、第6B図、第6C図は感触機構の動作説
明図、第7図は感触機構の特性を示すグラフ、第8A図
ないし第10図は第2実施例を示し、第8A図、第8B
図、第8C図は感触機構の動作説明図、第9図は感触機
構の特性を示すグラフ、第10図はフックは゛ねの斜視
図である。 1・・・・・・ケース、18・・・・・・ホールIC,
20・・・・・・操作軸、29・・・・・・永久磁石、
30・・・・・・復帰ばね、45・・・・・・感触機構
、46・・・・・・フックばね、46d・・・・・泪由
端、47・・・・・・傾斜壁部、48・・・・・・垂直
壁部、49・・・・・・フックばね、49d・・・・・
・自由端。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)ケースに装着した操作軸をその復帰力に抗して押
    圧することにより、ケース内に固定したホールICを操
    作軸に取付けた永久磁石で開閉するキーボードスイッチ
    において、上記操作軸の一側面に傾斜壁部と該傾斜壁部
    の上端から連続する垂直壁部とを形成するとともに上記
    ケースの側面に取付けたフックばねの揺動自在な自由端
    を上記傾斜壁部に臨ましめ、上記自由端が操作軸の下動
    時に傾斜壁部に当接して側方に案内され、上記ホールI
    Cの動作点近傍で傾斜壁部との当接を解除され垂直壁部
    に当接することを特徴とするキーボードスイッチ。
  2. (2)上記傾斜壁部を下端から上端まで直線状としたこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のキ
    ーボードスイッチ。
  3. (3)上記傾斜壁部を下端がら上端にかけて内方に彎曲
    した円弧状としたことを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載のキーボードスイッチ。
JP2888779U 1979-03-06 1979-03-06 キ−ボ−ドスイツチ Expired JPS5846495Y2 (ja)

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JPS55128320U JPS55128320U (ja) 1980-09-10
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