JPH0378177A - テープカートリッジ - Google Patents
テープカートリッジInfo
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- JPH0378177A JPH0378177A JP21520389A JP21520389A JPH0378177A JP H0378177 A JPH0378177 A JP H0378177A JP 21520389 A JP21520389 A JP 21520389A JP 21520389 A JP21520389 A JP 21520389A JP H0378177 A JPH0378177 A JP H0378177A
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- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims abstract description 12
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 42
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 14
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 abstract 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 4
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
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- 230000002401 inhibitory effect Effects 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、誤消去防止用の横スライド式の切換片を備え
ているテープカートリッジに関する。
ているテープカートリッジに関する。
従来の誤消去防止手段としては、本体ケースの外側壁に
設けた爪片を折り取る爪除去方式と、スライド自在な切
換片で検出用口を開閉する切換方式とがある。例えば、
実開昭63−47483号公報には、切換方式の誤消去
防止手段が開示されている。
設けた爪片を折り取る爪除去方式と、スライド自在な切
換片で検出用口を開閉する切換方式とがある。例えば、
実開昭63−47483号公報には、切換方式の誤消去
防止手段が開示されている。
切換方式の誤消去防止手段は、切換片を切り換え操作す
ることによって、何度でも信号の記録を禁止しあるいは
許可できる利点を持つ。そのため、爪除去方弐の誤消去
防止手段を備えているテープカートリッジでも、徐々に
切換方式に代わりつつある。
ることによって、何度でも信号の記録を禁止しあるいは
許可できる利点を持つ。そのため、爪除去方弐の誤消去
防止手段を備えているテープカートリッジでも、徐々に
切換方式に代わりつつある。
小型のVH3−C型のテープカートリッジにおいても切
換方式の誤消去防止手段の採用が検討されている。その
場合に、従来品との互換性を維持するためには、爪片の
配設位置に切換片を設ける必要がある。しかも、爪片の
ケース内方に区画された凹所内に切換片を設けざるを得
ない。こうした位置および大きさの制約に加えて、VH
3−C型のテープカートリッジでは、さらに構造的な制
約が加わる。
換方式の誤消去防止手段の採用が検討されている。その
場合に、従来品との互換性を維持するためには、爪片の
配設位置に切換片を設ける必要がある。しかも、爪片の
ケース内方に区画された凹所内に切換片を設けざるを得
ない。こうした位置および大きさの制約に加えて、VH
3−C型のテープカートリッジでは、さらに構造的な制
約が加わる。
すなわちVH3−C型のテープカートリッジでは、第1
0図に示すように、本体ケース33の後壁34に識別あ
るいは位置決め用の切欠35・36が既に設けられてい
るが、爪片37の上方の壁部分38を利用して、これに
テープ性状やレコーディングモード等を識別するための
検出孔を将来的に設けることが検討されている。そのた
め、前記壁部分38を利用して切換片を外倒れ不能に支
持することができない。つまり、切り換え片をスライド
切換自在に支持するについて、従来の誤消去防止手段と
同様の支持構造を採用できない点に、技術的な障害があ
った。
0図に示すように、本体ケース33の後壁34に識別あ
るいは位置決め用の切欠35・36が既に設けられてい
るが、爪片37の上方の壁部分38を利用して、これに
テープ性状やレコーディングモード等を識別するための
検出孔を将来的に設けることが検討されている。そのた
め、前記壁部分38を利用して切換片を外倒れ不能に支
持することができない。つまり、切り換え片をスライド
切換自在に支持するについて、従来の誤消去防止手段と
同様の支持構造を採用できない点に、技術的な障害があ
った。
本発明の目的は、かかる制約や障害を克服し、従来品と
の互換性を有し、かつ使用性にも優れたスライド切換式
の誤消去防止手段を備えたテープカートリッジを得るに
ある。
の互換性を有し、かつ使用性にも優れたスライド切換式
の誤消去防止手段を備えたテープカートリッジを得るに
ある。
本発明の他の目的は、組立性を確保した切換式の誤消去
防止手段を有するテープカートリッジを得るにある。
防止手段を有するテープカートリッジを得るにある。
本発明では、上下ケース1a・1bを蓋合わせ状に結合
してなる本体ケース1の後壁10に記録の可否を判定す
る検出開口11を有し、この検出開口11に切換片12
をスライド操作可能に組み込んだテープカートリッジに
おいて、切換片12は、デツキ側の検知片Pが検出開口
11内に進入することを阻止する主壁14と、検出開口
11の底壁面16に受け止め支持されるベース壁15と
を有すること、下ケースlbと切換片12との間にスラ
イド案内手段18を有すること、このスライド案内手段
18は、前記切換片12を検知片Pの進入を阻止する記
録許可姿勢と、検知片Pの進入を許す記録阻止姿勢とに
わたって横方向にのみスライド自在に支持するものであ
ること、上ケース1aの内面から規制壁21を下向きに
突設しであること、この規制壁21がベース壁15の上
面に接当作用して切換片12の外倒れを規制しているこ
とを要件とする。
してなる本体ケース1の後壁10に記録の可否を判定す
る検出開口11を有し、この検出開口11に切換片12
をスライド操作可能に組み込んだテープカートリッジに
おいて、切換片12は、デツキ側の検知片Pが検出開口
11内に進入することを阻止する主壁14と、検出開口
11の底壁面16に受け止め支持されるベース壁15と
を有すること、下ケースlbと切換片12との間にスラ
イド案内手段18を有すること、このスライド案内手段
18は、前記切換片12を検知片Pの進入を阻止する記
録許可姿勢と、検知片Pの進入を許す記録阻止姿勢とに
わたって横方向にのみスライド自在に支持するものであ
ること、上ケース1aの内面から規制壁21を下向きに
突設しであること、この規制壁21がベース壁15の上
面に接当作用して切換片12の外倒れを規制しているこ
とを要件とする。
更に具体的な実施に際しては、検出開口11に臨む上ケ
ース1aと切換片12との間に、位置保持手段22を設
けておけば、これで切換片12を記録阻止姿勢と記録許
可姿勢の各位置に確実に位置決め保持できる。
ース1aと切換片12との間に、位置保持手段22を設
けておけば、これで切換片12を記録阻止姿勢と記録許
可姿勢の各位置に確実に位置決め保持できる。
スライド案内手段18は切換片12を横方向にのみスラ
イド自在に案内支持し、切換片12が開口外面側に向か
って平行移動状に抜は落ちることを阻止する。規制壁2
1はベース壁15の上面に接当作用して、前記案内手段
18の係合状態を維持し、同時に切換片12の外倒れを
阻止する。従って、検出開口11に臨む上ケース1aの
後壁部分を利用することなく切換片12をスライド切り
換え可能に装着できる。
イド自在に案内支持し、切換片12が開口外面側に向か
って平行移動状に抜は落ちることを阻止する。規制壁2
1はベース壁15の上面に接当作用して、前記案内手段
18の係合状態を維持し、同時に切換片12の外倒れを
阻止する。従って、検出開口11に臨む上ケース1aの
後壁部分を利用することなく切換片12をスライド切り
換え可能に装着できる。
〔第1実施例〕
第1図ないし第7図は本発明に係るテープカートリッジ
の第1実施例としてVH3−C型が挙げられている。
の第1実施例としてVH3−C型が挙げられている。
第7図において、符号1は上ケース1aと下ケース1b
を蓋合わせ状に結合してなる本体ケース1である。この
本体ケース1の内部左右に、繰出用のテープリール2と
巻取用のテープリール3を配置してあり、繰出用のテー
プリール2から導出されたテープ4は、ケース前端の左
右に設けたガイドローラ5・5を介して巻取用のテープ
リール3に巻き取られる。両ガイドローラ5・5間にテ
ープローディング用のポケット6を凹設してあり、この
ポケット6を横断するテープ4の前方外側が本体ケース
lに付設の前蓋7で不使用時に覆われている。
を蓋合わせ状に結合してなる本体ケース1である。この
本体ケース1の内部左右に、繰出用のテープリール2と
巻取用のテープリール3を配置してあり、繰出用のテー
プリール2から導出されたテープ4は、ケース前端の左
右に設けたガイドローラ5・5を介して巻取用のテープ
リール3に巻き取られる。両ガイドローラ5・5間にテ
ープローディング用のポケット6を凹設してあり、この
ポケット6を横断するテープ4の前方外側が本体ケース
lに付設の前蓋7で不使用時に覆われている。
本体ケース1の後方左隅のデッドスペースを利用して、
切換式の誤消去防止手段9が設けられている。誤消去防
止手段9は、本体ケース1の後壁10に形成した検出開
口11に装着される切換片12を有し、該切換片12は
記録(録画)阻止姿勢と記録(録画)許可姿勢とにわた
って左右横方向にのみスライド操作できる。
切換式の誤消去防止手段9が設けられている。誤消去防
止手段9は、本体ケース1の後壁10に形成した検出開
口11に装着される切換片12を有し、該切換片12は
記録(録画)阻止姿勢と記録(録画)許可姿勢とにわた
って左右横方向にのみスライド操作できる。
検出開口11は上下ケース1a・1bの接合面より下方
、即ち下ケースlb側の後壁10に開口されており、従
来のテープカートリッジにおける爪片の配設位置を含ん
で、この配設位置より左側方に延長された横長四角形状
に形成しである。検出開口11のケース内方には、後壁
10に連続する区画壁13が設けられている。
、即ち下ケースlb側の後壁10に開口されており、従
来のテープカートリッジにおける爪片の配設位置を含ん
で、この配設位置より左側方に延長された横長四角形状
に形成しである。検出開口11のケース内方には、後壁
10に連続する区画壁13が設けられている。
第5図および第6図において、切換片12はプラスチッ
ク成形品であって、デツキの検知片Pが検出開口Il内
に進入することを阻む主壁14と、検出開口11の底壁
面16に受け止め支持されるベース壁15とを一体に成
形した断面り字形状に形成されている。主壁14は、従
来のテープカートリッジにおける爪片よりひと回り大き
な四角形に形成する。ベース壁15は底壁面16の前後
幅と同幅に形成し、その後縁の左右両端は区画壁13の
内面形状に対応して斜めにあるいは階段状に形成した。
ク成形品であって、デツキの検知片Pが検出開口Il内
に進入することを阻む主壁14と、検出開口11の底壁
面16に受け止め支持されるベース壁15とを一体に成
形した断面り字形状に形成されている。主壁14は、従
来のテープカートリッジにおける爪片よりひと回り大き
な四角形に形成する。ベース壁15は底壁面16の前後
幅と同幅に形成し、その後縁の左右両端は区画壁13の
内面形状に対応して斜めにあるいは階段状に形成した。
切換片12を検出開口11に沿って左右横方向にのみス
ライド自在に支持するために、切換片工2と底壁16と
の間にスライド案内手段18を有する。
ライド自在に支持するために、切換片工2と底壁16と
の間にスライド案内手段18を有する。
このスライド案内手段18は、底壁面16の奥端に凹設
したガイド溝19と、ベース壁15の下面内奥側に突設
したスライド爪20とからなり、切換片12はこれが検
出開口11の右端側に位置する記録許可姿勢(第1図お
よび第3図の状態)と、検出開口11の左端側に位置す
る記録阻止姿勢(第2図の状態)とにわたって左右横方
向にスライド自在に支持される。
したガイド溝19と、ベース壁15の下面内奥側に突設
したスライド爪20とからなり、切換片12はこれが検
出開口11の右端側に位置する記録許可姿勢(第1図お
よび第3図の状態)と、検出開口11の左端側に位置す
る記録阻止姿勢(第2図の状態)とにわたって左右横方
向にスライド自在に支持される。
第4図において切換片12は、主壁14を外面側にして
検出開口11に後側方から組み込み、この状態でスライ
ド爪20をガイドa19に係合させる。これで、切換片
12が開口外面に向かって平行移動状に抜は落ちること
は阻止されるが、なお外倒れ状に抜は落ちるおそれがあ
る。この外倒れを阻止し、同時にスライド爪20の保合
状態を維持するために規制壁21を有し、これでベース
壁15の浮き上がりを接当規制している。第5図に示す
ように、その規制壁2Iは検出開口11に臨む上ケース
1a側の後壁10の内面から下向きに突設して形成され
、切換片12のスライド位置の如何に関わらず、ベース
壁15の上面に接触ないし近接対向状態で接当作用する
。
検出開口11に後側方から組み込み、この状態でスライ
ド爪20をガイドa19に係合させる。これで、切換片
12が開口外面に向かって平行移動状に抜は落ちること
は阻止されるが、なお外倒れ状に抜は落ちるおそれがあ
る。この外倒れを阻止し、同時にスライド爪20の保合
状態を維持するために規制壁21を有し、これでベース
壁15の浮き上がりを接当規制している。第5図に示す
ように、その規制壁2Iは検出開口11に臨む上ケース
1a側の後壁10の内面から下向きに突設して形成され
、切換片12のスライド位置の如何に関わらず、ベース
壁15の上面に接触ないし近接対向状態で接当作用する
。
切換片12を各切換位置に保持するために、検出開口1
1に臨む上ケース1a側の後壁10の下端と切換片12
との間に位置保持手段22を有する。第3図および第4
図において、切換片12と上ケース1aとは、互い違い
状に切欠かれた段部23・24を介して、それぞれの外
表面が面一状になるよう接合しており、上ケース1a側
の段部23に形成した左右−組の係合凹部25と、切換
片12側の段部24に形成した保合突起26とで前記位
置保持手段22を構成している。
1に臨む上ケース1a側の後壁10の下端と切換片12
との間に位置保持手段22を有する。第3図および第4
図において、切換片12と上ケース1aとは、互い違い
状に切欠かれた段部23・24を介して、それぞれの外
表面が面一状になるよう接合しており、上ケース1a側
の段部23に形成した左右−組の係合凹部25と、切換
片12側の段部24に形成した保合突起26とで前記位
置保持手段22を構成している。
保合突起26は、切換片12が記録阻止姿勢と記録許可
姿勢に完全に切り換わった状態のとき、各係合凹部25
と係合して切換片12の自由な横移動を規制する。また
、係合突起26は切り換え途中状態において段部23と
摺接する。
姿勢に完全に切り換わった状態のとき、各係合凹部25
と係合して切換片12の自由な横移動を規制する。また
、係合突起26は切り換え途中状態において段部23と
摺接する。
切換片12を記録阻止姿勢に切り換えた状態では、第2
図に示すごとくベース壁15が検出開口11の左側端面
に失当たりして、検出開口11の左側端面と主壁14と
の間に操作用の隙間eを与えている。ところが、第1図
に示すごとく切換片12を録画許可姿勢に切り換えた状
態では、主壁14が検出開口11の右側端面に近接し、
右側に十分な隙間を得ることができない。そのため、第
1図において主壁14の右側縁前部に操作段部28を形
成し、主壁14のスライド操作の容易性を図っている。
図に示すごとくベース壁15が検出開口11の左側端面
に失当たりして、検出開口11の左側端面と主壁14と
の間に操作用の隙間eを与えている。ところが、第1図
に示すごとく切換片12を録画許可姿勢に切り換えた状
態では、主壁14が検出開口11の右側端面に近接し、
右側に十分な隙間を得ることができない。そのため、第
1図において主壁14の右側縁前部に操作段部28を形
成し、主壁14のスライド操作の容易性を図っている。
第3図中の符号29は上下ケース1a・1bを仮止めす
るための接合爪、30は該接合爪29が係合する係合孔
である。
るための接合爪、30は該接合爪29が係合する係合孔
である。
上記の構成によれば、上ケース1aから突設の規制壁2
1で切換片12の外倒れを防止する。従って、たとえ検
知開口11に臨む上ケース1aの壁面に検出口や検出凹
部が将来的に形成された場合でも、切換片12を支障な
く装備できる。
1で切換片12の外倒れを防止する。従って、たとえ検
知開口11に臨む上ケース1aの壁面に検出口や検出凹
部が将来的に形成された場合でも、切換片12を支障な
く装備できる。
組立に際しては、切換片12をスライド爪20がガイド
溝19と係合する状態で検出開口11に組み込んだ後、
従来と同様に上ケース1aを下ケース1bに被せ付けて
一体化するだけで、規制壁21にて切換片12の組み込
み状態を保持できる。
溝19と係合する状態で検出開口11に組み込んだ後、
従来と同様に上ケース1aを下ケース1bに被せ付けて
一体化するだけで、規制壁21にて切換片12の組み込
み状態を保持できる。
〔第2実施例〕
第8図はスライド案内手段を変更した本発明の第2実施
例を示す。
例を示す。
これでは、検出開口11の底壁面16に立設したガイド
リブ19aと、切換片12のベース壁15に形成したス
ライド溝20aとで左右横方向にのみ切換片12をスラ
イド自在とするスライド案内手段18を構成した。その
他の構成は第1実施例と実質的に同じである。
リブ19aと、切換片12のベース壁15に形成したス
ライド溝20aとで左右横方向にのみ切換片12をスラ
イド自在とするスライド案内手段18を構成した。その
他の構成は第1実施例と実質的に同じである。
〔第3実施例〕
第9図はスライド案内手段18を変更した本発明の第3
実施例を示す。
実施例を示す。
これでは、検出開口11の底壁面16の開口縁に立設し
たリブ19bと区画壁13をガイド部材として、これら
でベース壁15を前後に挟んでスライド案内手段18を
構成した。ベース壁15の内奥端には立壁31が上向き
に突設されており、この立壁31と主壁14との間の溝
部に規制壁21が嵌まり込んでいる。これにおいても、
その余の構成は第1実施例と実質的に同じである。
たリブ19bと区画壁13をガイド部材として、これら
でベース壁15を前後に挟んでスライド案内手段18を
構成した。ベース壁15の内奥端には立壁31が上向き
に突設されており、この立壁31と主壁14との間の溝
部に規制壁21が嵌まり込んでいる。これにおいても、
その余の構成は第1実施例と実質的に同じである。
位置保持手段22は、ベース壁15と区画壁13との間
、あるいは主壁14と規制壁21との間に設けることも
でき、要は相対移動する壁面間であればどこに配しても
よい。
、あるいは主壁14と規制壁21との間に設けることも
でき、要は相対移動する壁面間であればどこに配しても
よい。
位置保持手段22は機械的に係合するものである必要は
なく、摺接面の摩擦力のみで位置保持するものであって
もよい。
なく、摺接面の摩擦力のみで位置保持するものであって
もよい。
本発明では、切換片12をスライド案内手段18で横方
向にのみスライド自在に支持し、更に上ケース1aの内
面から下向きに規制壁21を突設して、これら両部材1
8・21で切換片12の組み込み姿勢を維持できるよう
にした。従って、検出開口11に臨む上ケース1aの後
壁部分を利用することなく切換片12を装着できる。こ
れにより従来品との互換性を損なうことなく、使い勝手
の良いスライド切換式の切換片12を本体ケース1に装
備できる。
向にのみスライド自在に支持し、更に上ケース1aの内
面から下向きに規制壁21を突設して、これら両部材1
8・21で切換片12の組み込み姿勢を維持できるよう
にした。従って、検出開口11に臨む上ケース1aの後
壁部分を利用することなく切換片12を装着できる。こ
れにより従来品との互換性を損なうことなく、使い勝手
の良いスライド切換式の切換片12を本体ケース1に装
備できる。
切換片12と下ケース1bとの間にスライド案内手段1
8を設け、しかも上ケースlb側に設けた規制壁21で
ベース壁15を接当規制する支持構造としたので、従来
例と同様に上ケース1aを下ケース1bに被せ付けるだ
けで組み立てることができ、テープカートリッジの組立
性を確保して切換片12を装備できる利点を有する。
8を設け、しかも上ケースlb側に設けた規制壁21で
ベース壁15を接当規制する支持構造としたので、従来
例と同様に上ケース1aを下ケース1bに被せ付けるだ
けで組み立てることができ、テープカートリッジの組立
性を確保して切換片12を装備できる利点を有する。
第1図ないし第7図は本発明に係るテープカートリッジ
の第1実施例を示しており、 第1図は切換片を記録許可姿勢に切り換えた状態での横
断平面図、 第2図は切換片を記録阻止姿勢に切り換えた状態での横
断平面図、 第3図は第7図におけるA矢視図、 第4図は第3図におけるB’−B線断面図、第5図は要
部の分解斜視図、 第6図は切換片を内面側から見た斜視図、第7図は全体
の内部平面図である。 第8図はスライド案内手段に関する本発明の第2実施例
を示す縦断側面図である。 第9図はスライド案内手段に関する本発明の第3実施例
を示す縦断側面図である。 第10図は従来のテープカートリッジを示す背面図であ
る。 1・・・・・・本体ケース、 1a・・・・・上ケース、 1b・・・・・下ケース、 9・・・・・・誤消去防止手段、 10・・・・・本体ケースの後壁、 11・・・・・検出開口、 12・・・・・切換片、 14・・・・・主壁、 15・・・・・ベース壁、 16・・・・・検出開口の底壁面、 18・・・・・スライド案内手段、 21・・・・・規制壁、 22・・・・・位置保持手段。 発 明 者 水 谷 A 第 0 図 3 第 図
の第1実施例を示しており、 第1図は切換片を記録許可姿勢に切り換えた状態での横
断平面図、 第2図は切換片を記録阻止姿勢に切り換えた状態での横
断平面図、 第3図は第7図におけるA矢視図、 第4図は第3図におけるB’−B線断面図、第5図は要
部の分解斜視図、 第6図は切換片を内面側から見た斜視図、第7図は全体
の内部平面図である。 第8図はスライド案内手段に関する本発明の第2実施例
を示す縦断側面図である。 第9図はスライド案内手段に関する本発明の第3実施例
を示す縦断側面図である。 第10図は従来のテープカートリッジを示す背面図であ
る。 1・・・・・・本体ケース、 1a・・・・・上ケース、 1b・・・・・下ケース、 9・・・・・・誤消去防止手段、 10・・・・・本体ケースの後壁、 11・・・・・検出開口、 12・・・・・切換片、 14・・・・・主壁、 15・・・・・ベース壁、 16・・・・・検出開口の底壁面、 18・・・・・スライド案内手段、 21・・・・・規制壁、 22・・・・・位置保持手段。 発 明 者 水 谷 A 第 0 図 3 第 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、上下ケース(1a)・(1b)を蓋合わせ状に結合
してなる本体ケース(1)の後壁(10)に記録の可否
を判定する検出開口(11)を有し、 この検出開口(11)に切換片(12)をスライド操作
可能に組み込んだテープカートリッジにおいて、切換片
(12)は、デッキ側の検知片(P)が検出開口(11
)内に進入することを阻止する主壁(14)と、検出開
口(11)の底壁面(16)に受け止め支持されるベー
ス壁(15)とを有し、 下ケース(1b)と切換片(12)との間にスライド案
内手段(18)を有し、 このスライド案内手段(18)は、前記切換片(12)
を検知片(P)の進入を阻止する記録許可姿勢と、検知
片(P)の進入を許す記録阻止姿勢とにわたって横方向
にのみスライド自在に支持するものであり、 上ケース(1a)の内面から規制壁(21)を下向きに
突設してあり、 この規制壁(21)がベース壁(15)の上面に接当作
用して切換片(12)の外倒れを規制していることを特
徴とするテープカートリッジ。 2、検出開口(11)に臨む上ケース(1a)と切換片
(12)との間に、切換片(12)を記録阻止姿勢と記
録許可姿勢との各位置に保持する位置保持手段(22)
が設けてある請求項1記載のテープカートリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1215203A JPH0823984B2 (ja) | 1989-08-21 | 1989-08-21 | テープカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1215203A JPH0823984B2 (ja) | 1989-08-21 | 1989-08-21 | テープカートリッジ |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16630193A Division JPH0817023B2 (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | テープカートリッジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0378177A true JPH0378177A (ja) | 1991-04-03 |
JPH0823984B2 JPH0823984B2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=16668402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1215203A Expired - Fee Related JPH0823984B2 (ja) | 1989-08-21 | 1989-08-21 | テープカートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0823984B2 (ja) |
-
1989
- 1989-08-21 JP JP1215203A patent/JPH0823984B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0823984B2 (ja) | 1996-03-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080306 Year of fee payment: 12 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090306 Year of fee payment: 13 |
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