JPH11213608A - テープカートリッジ - Google Patents

テープカートリッジ

Info

Publication number
JPH11213608A
JPH11213608A JP2382998A JP2382998A JPH11213608A JP H11213608 A JPH11213608 A JP H11213608A JP 2382998 A JP2382998 A JP 2382998A JP 2382998 A JP2382998 A JP 2382998A JP H11213608 A JPH11213608 A JP H11213608A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
cover
support shaft
tape
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2382998A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Nakamura
勤 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maxell Holdings Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Maxell Ltd filed Critical Hitachi Maxell Ltd
Priority to JP2382998A priority Critical patent/JPH11213608A/ja
Publication of JPH11213608A publication Critical patent/JPH11213608A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 前蓋と上蓋と裏蓋の三者からなるテープ保護
用の保護蓋を備えたテープカートリッジにおいて、保護
蓋の上ケースへの組み立てを円滑化する。 【解決手段】 上ケース1aの前部のケース側面に、前
蓋5を閉じ付勢するばね10用の受爪22が突設してあ
る。保護蓋を上ケース1aに組むときに、受爪22に上
蓋6のスライドピン12や前蓋5の支軸9が引っ掛か
る。そこで、受爪22の前面に斜めのガイド面26を設
け、スライドピン12や支軸9が該ガイド面26を介し
て受爪22を乗り越えやすくし、引っ掛りを解消する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、前蓋と上蓋と裏
蓋とからなる保護蓋で不使用時のテープ保護を行う形態
のテープカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のテープカートリッジは、例えば
特開平7−296555号公報に公知である。そこで
は、前蓋の上開き回動動作に連動して、上蓋が本体ケー
スの上面上方へ乗り上がるように後退移動し、同時に上
蓋が裏蓋を上蓋と本体ケースとの間に引き上げ操作され
て、ローディング用のポケットを開放する。前蓋は、そ
の揺動中心軸となる支軸に外嵌する捻じりコイル形のば
ねで閉じ勝手に揺動付勢してある。
【0003】上記のばねは、一方のばね腕を本体ケース
側に、他方のばね腕を前蓋にそれぞれ掛止する。先の従
来例は、保護蓋を閉じた状態において、一対のばね腕が
支軸の前後に延びるように配置し、支軸より前方のばね
腕で前蓋を閉じ付勢している。また、別のテープカート
リッジの場合には、図3に示すように、支軸9より後方
のばね腕10bで前蓋5を閉じ付勢している。そのため
に、支軸9を受け入れる軸穴20より前方のケース側面
に、他方のばね腕10aを受け止める受爪22を突設し
ている。従来の受爪22は、図5に示すように案内面2
1より上方に突出してあって、その側面視形状が四角形
になっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の保護蓋は、図1
に示すように前蓋5と上蓋6と裏蓋7の三者を予め仮り
組みし、片方の支軸9にばね10を組んだ状態で上ケー
ス1aに組み付ける。詳しくは、支軸9を軸穴20に連
続する水平の案内面21で案内移動して前方から軸穴2
0に押し込み嵌合する。このとき、上蓋6に設けたスラ
イドピン12は、図5に示すように支軸9に先行してケ
ース側面沿いに後方移動する。そのため、自動組立装置
で組み立てを行う場合に、スライドピン12あるいは支
軸9が受爪22の前壁面に接当して引っ掛かり、保護蓋
の組み立てに支障を来すことがある。
【0005】この発明の目的は、保護蓋の上ケースに対
する組み立てを容易に行うことができ、自動組立装置で
組み立てを行う場合にも、スライドピンや支軸の引っ掛
かりを伴うことなく確実に保護蓋を組めるようにするこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のテープカート
リッジは、図2に示すごとく上下ケース1a・1bを蓋
合わせ状に係合してなる本体ケース1の前面に、テープ
ローディング用のポケット4を有し、本体ケース1に該
ポケット4の前面を左右に横断する状態でテープ2が配
置されており、このテープ2を不使用時において保護す
る保護蓋が、図4に示すごとく互いに連動開閉可能に組
まれた前蓋5と上蓋6と裏蓋7の三者で構成されてい
る。前蓋5に設けた支軸9は、図3および図4に示すご
とく上ケース1aに設けた軸穴20に前方から押し込み
嵌合されていて、支軸9に外嵌する捻じりコイル形のば
ね10で前蓋5の全体が閉じ勝手に回動付勢されてい
る。軸穴20より前方の上ケース1aのケース側面に
は、図1に示すごとくばね10の一方のばね腕10aを
受け止める受爪22が突設されており、受爪22の前側
の壁面に、上蓋6に設けたスライドピン12および支軸
9の乗り越えを円滑化する斜めのガイド面26を形成し
たものである。
【0007】
【作用】受爪22の前面側の壁面に斜めのガイド面26
を設けるので、受爪22に接当したスライドピン12や
支軸9は、それぞれガイド面26に案内されて受爪22
を乗り越えながらケース後方へ移動できる。
【0008】
【実施例】図1ないし図4はこの発明に係るテープカー
トリッジの実施例としてビデオ用を示す。これは図2に
示すように、本体ケース1の内部左右にテープ2が巻か
れる一対のリール3を収容している。図4において本体
ケース1の前面には、テープローディング用のポケット
4が凹設してあって、ポケット4の前面を左右に横断す
る状態でテープ2が配置してある。ポケット4の前面に
露出するテープ2を保護するために、本体ケース1の前
面に保護蓋が付設されている。なお、本体ケース1は上
ケース1aと下ケース1bとを蓋合わせ状に接合してな
る。
【0009】保護蓋は、前蓋5と上蓋6と裏蓋7の三者
からなり、前蓋5の上開き回動に連動して、上蓋6と裏
蓋7とがそれぞれ本体ケース1の上面上方へ乗り上がる
ように後退移動できる。図3において前蓋5は、支軸9
を中心にして上下に開閉回動でき、支軸9に外嵌する捻
じりコイル形のばね10で閉じ勝手に回動付勢されてい
る。上蓋6は、その前端がピン11を介して前蓋5に連
結してある。さらに上蓋6の左右一対の側壁にはスライ
ドピン12を設けてあり、このスライドピン12が本体
ケース1に設けたへ字状のガイド溝13に移行案内され
る。裏蓋7は、前蓋5の内側でポケット4内に配置され
て、その上端が上蓋6の上壁内面にピン14を介して連
結してある。さらに裏蓋7の左右端の下部に設けたスラ
イドピン15が、図4に示すごとくポケット4の両側壁
に設けたL字状のガイド溝16で移行案内される。
【0010】上記の保護蓋は、前蓋5と上蓋6と裏蓋7
の三者を予め組んで連結した後、支軸9にばね10を外
嵌した状態で上ケース1aに組む。詳しくは、図1に示
すように、上ケース1aおよび保護蓋を上下に反転して
組む。そのために、上ケース1aのケース側壁の前部に
優弧状の軸穴20を形成し、軸穴20の前部に連続して
接線状の水平な案内面21を設ける。支軸9は前方から
案内面21上を後方移動して軸穴20に押し込み嵌合さ
れる。この嵌合状態において、ばね10の一方のばね腕
10aを受け止めるために、上ケース1aには軸穴20
より前方のケース側壁に受爪22が横向きに突設してあ
る。他方のばね腕10bは、前蓋5の蓋側壁に設けた爪
片23に掛止する。
【0011】上蓋6のスライドピン12は、支軸9と同
様に前蓋5の左右の蓋側壁よりも内側へ突出する。その
ため、支軸9を軸穴20に組むとき、案内面21の側縁
外方へ突出する受爪22と、先のスライドピン12およ
び支軸9とが接当干渉する。受爪22は、案内面21に
連続する受壁24と、受壁24の突端に突設した外れ止
め用の規制壁25とでL字状に形成するが、規制壁25
の前端面にスライドピン12や支軸9が引っ掛かってし
まうのである。
【0012】上記のような組み立て時のトラブルを解消
するために、図1に示すように規制壁25の前壁面の上
部にスライドピン12の乗り越えを円滑化する斜めのガ
イド面26を設ける。ガイド面26は傾斜する平坦面で
形成するが、傾斜面であれば突弧面や凹弧面で形成して
もよい。
【0013】
【発明の効果】この発明では、受爪22の前側の壁面に
斜めのガイド面26を設けるので、保護蓋を上ケース1
aに組むときに、上蓋6のスライドピン12や前蓋5の
支軸9が受爪22に引っ掛かるのを解消できる。従っ
て、従来例に比べて、保護蓋の上ケースに対する組み立
てを容易に行え、とくに自動組立装置による組み立てを
支障なく確実に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】保護蓋の組立途中状態を示す要部の縦断側面図
である。
【図2】テープカートリッジの全体の斜視図である。
【図3】要部の縦断側面図である。
【図4】保護蓋の分解斜視図である。
【図5】従来例の受爪を説明する概略側面図である。
【符号の説明】
1a 上ケース 4 ポケット 5 前蓋 6 上蓋 7 裏蓋 9 支軸 10 ばね 12 スライドピン 20 軸穴 22 受爪 26 ガイド面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下ケース1a・1bを蓋合わせ状に結
    合してなる本体ケース1の前面に、テープローディング
    用のポケット4を有し、本体ケース1にポケット4の前
    面を左右に横断する状態でテープ2が配置されており、
    このテープ2を不使用時において保護する保護蓋が、互
    いに連動開閉可能に組まれた前蓋5と上蓋6と裏蓋7の
    三者で構成してあるテープカートリッジであって、 前蓋5に設けた支軸9が、上ケース1aに設けた軸穴2
    0に前方から押し込み嵌合されて、支軸9に外嵌する捻
    じりコイル形のばね10で前蓋5の全体が閉じ勝手に回
    動付勢されており、 軸穴20より前方の上ケース1aのケース側面に、ばね
    10の一方のばね腕10aを受け止める受爪22が突設
    されており、 受爪22の前側の壁面に、上蓋6に設けたスライドピン
    12および支軸9の乗り越えを円滑化する斜めのガイド
    面26が形成されているテープカートリッジ。
JP2382998A 1998-01-20 1998-01-20 テープカートリッジ Withdrawn JPH11213608A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2382998A JPH11213608A (ja) 1998-01-20 1998-01-20 テープカートリッジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2382998A JPH11213608A (ja) 1998-01-20 1998-01-20 テープカートリッジ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11213608A true JPH11213608A (ja) 1999-08-06

Family

ID=12121278

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2382998A Withdrawn JPH11213608A (ja) 1998-01-20 1998-01-20 テープカートリッジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11213608A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
NZ203068A (en) Tape cassette:covers enclose front tape run
KR100306182B1 (ko) 테이프카세트
JP2757531B2 (ja) テープカセット
JPH0513356B2 (ja)
JPH11213608A (ja) テープカートリッジ
EP0529964A2 (en) Tape cassette
JP2520251B2 (ja) テ−プカ−トリツジ
JPS63234476A (ja) テ−プカ−トリツジ
JP3289082B2 (ja) テープカートリッジ
JP3348317B2 (ja) テープカートリッジ
JPS6339995B2 (ja)
JPH0355191Y2 (ja)
JPH0356929Y2 (ja)
JPH05250849A (ja) テープカートリッジ
JP3511154B2 (ja) ディスクカートリッジ
JPH0521750Y2 (ja)
JPH07334961A (ja) テープカートリッジ
JP3378929B2 (ja) テープカートリッジ
JP2574180Y2 (ja) テープカセット
JPH0146942B2 (ja)
JPS6139282A (ja) テ−プカ−トリツジ
JPH05242638A (ja) テープカートリッジ
JPH11273303A (ja) テ―プカ―トリッジ
JPH07176163A (ja) テープカートリッジ
JP2001035124A (ja) 磁気テープカセット

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050405