JPH07176163A - テープカートリッジ - Google Patents

テープカートリッジ

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Publication number
JPH07176163A
JPH07176163A JP31855193A JP31855193A JPH07176163A JP H07176163 A JPH07176163 A JP H07176163A JP 31855193 A JP31855193 A JP 31855193A JP 31855193 A JP31855193 A JP 31855193A JP H07176163 A JPH07176163 A JP H07176163A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
positioning member
lid
tape cartridge
magnetic recording
case body
Prior art date
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Pending
Application number
JP31855193A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Isshiki
正憲 一色
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP31855193A priority Critical patent/JPH07176163A/ja
Publication of JPH07176163A publication Critical patent/JPH07176163A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 位置決め部材との当接による傷付き、見苦し
さを極力解消したテープカートリッジを提供する。 【構成】 蓋体14が磁気記録または再生装置の所定位置
に達すると、位置決め部材が蓋体14の切欠部22a ,22b
内に入り込み、ケース本体11と一体の突片23a ,23b の
先端面24a ,24b と当接し、テープカートリッジの押し
込み深さを規制する。突片23a ,23b の周囲に凹部25a
,25b を形成しているため、この凹部25a,25b に位置
決め部材が引っ掛かることはなく、位置決め部材との当
接による傷付きは、ほとんど突片23a ,23b の先端面24
a ,24b のみに限られる。突片23a,23b の先端面24a
,24b に生じた傷も、凹部25a ,25b の影により目立
たなくなり、見苦しさが軽減される。凹部25a ,25b に
傷が生じても、凹状に形成されているため見苦しさが目
立つことはなく、外観状態を良好に保てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケース本体内に磁気テ
ープが収容され、磁気記録または再生装置への挿入方向
前面にテープ保護用の蓋体を開閉可能に装着したテープ
カートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のテープカートリッジは、磁気記
録または再生装置に挿入されて、所定の記録または再生
が行なわれるが、磁気記録または再生装置に挿入する際
に、テープカートリッジを磁気記録または再生装置内の
所定位置に位置決めさせるため、磁気記録または再生装
置内に位置決め部材を設け、この位置決め部材をテープ
カートリッジの前面側に当接させて位置決めを行なって
いる。
【0003】ここで、テープカートリッジの前面にはテ
ープ保護用の蓋体が設けられており、位置決め部材がこ
の蓋体に当接すると開動作できなくなるため、この蓋体
に切欠部を形成し、この切欠部を介してケース本体の一
部を突出形成した突片をテープカートリッジの前面側に
露出させ、この露出した突片の先端面を位置決め部材と
当接させている。
【0004】ところが、このような構成では、テープカ
ートリッジを磁気記録または再生装置に対して頻繁に挿
脱すると、露出する突片の先端面が、切欠部を介して位
置決め部材との頻繁な当接で傷付いてしまい、傷が目立
って見苦しくなる。また、切欠部からの塵埃が蓋体の内
側に侵入してテープに付着する。
【0005】このような問題を解決するものとして、た
とえば特公平1−46942号公報に記載の構成が知ら
れている。この特公平1−46942号公報には、切欠
部を介して露出するケース本体側の突片の、位置決め部
材と当接する先端面を切欠部の内部の、蓋体の板厚方向
の中間部に位置するように設定するものである。
【0006】そして、このように構成すると、突片の位
置決め部材と当接する先端面が、切欠部の内部に位置し
て見え難くなるため、傷付きによる見苦しさは軽減され
る。
【0007】しかしながら、突片の先端面が切欠部の内
部に位置しているため、相手側である位置決め部材の大
きさや形状によっては、突片の先端面のみでなく誤って
周囲に位置決め部材の一部が引っ掛かることがある。こ
の場合、位置決めが正確に行なわれなくなるとともに、
蓋体表面の切欠部の周囲に、位置決め部材との当接によ
る傷が発生してしまう。すなわち、スムースなテープカ
ートリッジの挿入操作が困難になるとともに、外観上の
見苦しさに問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の構造
では、挿入時における位置決め部材との当接により、ケ
ース本体側の突片や蓋体などに傷が発生し、外観を損な
う問題を有している。
【0009】本発明の目的は、位置決め部材との当接に
よる傷付き、見苦しさを極力解消したテープカートリッ
ジを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によるテープカー
トリッジは、ケース本体内に磁気テープが収容され、磁
気記録または再生装置への挿入方向の前面に開閉可能な
蓋体を装着し、この蓋体の一部に切欠部を設け、この切
欠部内で前記ケース本体側に形成した突片と前記磁気記
録または再生装置側の位置決め部材とが当接するテープ
カートリッジにおいて、前記蓋体表面の前記切欠部の周
囲に凹状に形成された凹部を設け、かつ、前記切欠部の
周縁が、前記突片の前記位置決め部材との当接面と、前
記挿入方向に対しほぼ同一面であるものである。
【0011】
【作用】本発明では、磁気記録または再生装置内への挿
入時に、ケース本体に形成した突片が、磁気記録または
再生装置側に設けられた位置決め部材と当接することに
より所定位置に位置決めされるが、突片が位置する切欠
部の周囲が凹状に形成されているため位置決め部材が引
っ掛かることはなく、位置決め部材との当接による傷は
突片の先端のみに限られ、凹状に形成された凹部の周囲
には当接による傷は起り難くなり、たとえこの周囲の部
分に傷が生じても凹部が形成されているため見苦しさが
目立つことはなく、外観状態を良好に保つことができ
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明のテープカートリッジの一実施
例を図面を参照して説明する。
【0013】図1において、11はケース本体で、このケ
ース本体11は内部に磁気テープ12を収容している。ま
た、このケース本体11は上部ケース11a と下部ケース11
b とを蓋合状にねじ結合したもので、内部の左右に磁気
テープ12の巻かれたテープリール13a ,13b が回転自在
に設けられており、これらは図示しない駆動機構により
回転駆動される。
【0014】このテープカートリッジは、周知のよう
に、図示しない磁気記録または再生装置への挿入状態で
使用されるものであり、この磁気記録または再生装置へ
の挿入方向の前面部、すなわちケース本体11の前面部に
は、蓋体14が開閉可能な状態で取り付けられている。
【0015】また、ケース本体11の前面側の内部の左右
にはテープガイド15a ,15b が配設されており、磁気テ
ープ12は一方のテープリール13b から一方のテープガイ
ド15b を経て、蓋体14の内側を通り、さらに、他方のテ
ープガイド15a から他方のテープリール13a に巻き取ら
れる。
【0016】さらに、蓋体14は、磁気テープ12を保護
し、かつ、ケース本体11内への塵埃の侵入を防止するも
のであり、ケース本体11の前面を、ケース本体11の左右
に渡って閉合する前面板16を有する。この前面板16の左
右両端からは、後方に向かって側片17a ,17b がそれぞ
れ形成されており、さらに、これら側片17a ,17b の内
側には、ケース本体11に対する枢軸18が互いに対向する
状態で突設されている。また、これら前面板16、側片17
a ,17b および枢軸18を有する蓋体14は、たとえばプラ
スチックにより一体成形される。
【0017】そして、この蓋体14は、図2で示すよう
に、蓋体14の左右の側片17a ,17b が、ケース本体11を
構成する左右側壁の前面部近くの幅狭状に形成された部
分、すなわち側壁前部19a ,19b の外面に沿った状態で
取り付けられ、枢軸18は側壁前部19a ,19b に形成され
た図示しない枢支孔に、回動可能な状態で嵌合してい
る。このため、蓋体14は、枢軸18を中心として、ケース
本体11の前面を閉合した閉状態と、上開きに開いた開状
態とに回動可能であり、枢軸18に取り付けられた図示し
ないねじりばねにより、閉方向に回動力を受けている。
【0018】また、左右の側片17a ,17b とケース本体
11の側壁前部19a ,19b との間隙には、蓋体14を閉合状
態にロックするロック機構20が設けられている。
【0019】ここで、テープカートリッジの不使用時、
すなわち、磁気記録または再生装置の外部にあるとき、
蓋体14はねじりばねの力によって閉合し、かつ、ロック
機構20によってこの閉合状態にロックされており、ケー
ス本体11の前面を覆って磁気テープ12を保護するととも
に、ケース本体11内への塵埃の侵入を防止している。そ
して、テープカートリッジが磁気記録または再生装置に
挿入され、所定位置に達するとロック機構20が解除さ
れ、蓋体14はばね力に抗して開操作される。そして、こ
の開状態において、ケース本体11の前面部に形成したポ
ケットに磁気記録または再生装置側のテープローディン
グピンが挿入され、磁気テープ12をケース本体11の前方
に引き出して、記録または再生が行なわれる。
【0020】さらに、テープカートリッジは、磁気記録
または再生装置への挿入時に、前述したように、所定位
置に位置決めされるが、この位置決めは、磁気記録また
は再生装置側に設けた位置決め部材をテープカートリッ
ジの前面部に当接させて、その挿入動作を規制すること
によって行なわれる。しかし、テープカートリッジの前
面部には蓋体14が設けられており、この蓋体14に位置決
め部材を当接することはできない。
【0021】そこで、閉合状態における蓋体14の、位置
決め部材の先端当接部と対向する部分、たとえば、蓋体
14の図示左右両側の下部に、位置決め部材との当接を避
けるための切欠部22a ,22b を形成する。この切欠部22
a ,22b 内には、ケース本体11の底面板の一部を突出形
成してなる位置決め用の突片23a ,23b の先端部を臨ま
せる。この場合、突片23a ,23b の先端面24a ,24b
が、図2で示すように、蓋体14の厚さ方向中間部に位置
するように突片23a ,23b を寸法設定する。
【0022】また、蓋体14の表面の切欠部22a ,22b の
周囲は、図2および図3で示すように、凹状の凹部25a
,25b を形成する。また、この切欠部22a ,22b の周
縁、すなわち凹部25a ,25b の内周縁は、図2で示すよ
うに、突片23a ,23b の先端面24a ,24b 、すなわち位
置決め部材との当接面と、テープカートリッジの挿入方
向に対し、ほぼ同一面をなすように形状設定する。
【0023】次に、上記実施例の作用について説明す
る。
【0024】まず、蓋体14を閉じたテープカートリッジ
を磁気記録または再生装置に押し込み、蓋体14が所定位
置に達すると、磁気記録または再生装置側に設けた位置
決め部材が蓋体14の切欠部22a ,22b 内に入り込み、ケ
ース本体11と一体の突片23a,23b の先端面24a ,24b
と当接し、テープカートリッジの押し込み深さを規制す
る。
【0025】この場合、突片23a ,23b の周囲に凹部25
a ,25b を形成しているため、この凹部25a ,25b に位
置決め部材が引っ掛かることはなく、位置決め部材との
当接による傷付きは、ほとんど突片23a ,23b の先端面
24a ,24b のみに限られ、周囲の凹部25a ,25b には起
り難くなる。また、突片23a ,23b の先端面24a ,24b
に生じた傷も、凹部25a ,25b の影により目立たなくな
り、見苦しさが軽減される。仮に、この凹部25a ,25b
に傷が生じても、凹状に形成されているために見苦しさ
が目立つことはなく、外観状態を良好に保つことができ
る。特に、凹部25a ,25b の表面に艶消し処理を施して
おくと、この凹部25a ,25b に当接による傷がついて
も、より一層目立たなくなるので、外観上の見苦しさは
大幅に軽減される。
【0026】さらに、凹部25a ,25b の形状は、図2お
よび図3に示すように、直線的な傾斜面状に形成してい
るが、これに限定されれるものではなく、図4で示すよ
うに、外側に湾曲した形状や、図5で示すように内側に
湾曲した形状であってもよい。さらに、これら各形状の
凹部25a ,25b の表面に艶消し処理を施してもよい。
【0027】またさらに、図6に示すように、蓋体14の
端部方向全体の幅方向に沿って突片23a の先端面24a と
面一の凹部25a を設け、この凹部25a の蓋体14の中央側
にテーパ面26を形成し、さらに凹部25a の表面に艶消し
処理を施してもよい。
【0028】
【発明の効果】本発明のテープカートリッジによれば、
位置決め部材と当接する突片を、蓋体に形成した切欠部
内に配置し、この切欠部の表面に凹部を形成したので、
当接による傷が目立たなくなり、外観上の見苦しさを大
幅に軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるテープカートリッジの一実施例を
示す外観斜視図である。
【図2】同上蓋体の枢支部分を示す一部を切り欠いた側
面図である。
【図3】同上切欠部と突片との関係を拡大して示す部分
斜視図である。
【図4】同上他の実施例の切欠部の凹部の形状を示す断
面図である。
【図5】同上また他の実施例の切欠部の凹部の形状を示
す断面図である。
【図6】同上さらに他の実施例の切欠部の凹部の形状を
示す断面図である。
【符号の説明】
11 ケース本体 12 磁気テープ 14 蓋体 22a ,22b 切欠部 23a ,23b 突片 25a ,25b 凹部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース本体内に磁気テープが収容され、
    磁気記録または再生装置への挿入方向の前面に開閉可能
    な蓋体を装着し、この蓋体の一部に切欠部を設け、この
    切欠部内で前記ケース本体側に形成した突片と前記磁気
    記録または再生装置側の位置決め部材とが当接するテー
    プカートリッジにおいて、 前記蓋体表面の前記切欠部の周囲に凹状に形成された凹
    部を設け、かつ、前記切欠部の周縁が、前記突片の前記
    位置決め部材との当接面と、前記挿入方向に対しほぼ同
    一面であることを特徴としたテープカートリッジ。
JP31855193A 1993-12-17 1993-12-17 テープカートリッジ Pending JPH07176163A (ja)

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JP31855193A JPH07176163A (ja) 1993-12-17 1993-12-17 テープカートリッジ

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JP31855193A JPH07176163A (ja) 1993-12-17 1993-12-17 テープカートリッジ

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ID=18100398

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JP31855193A Pending JPH07176163A (ja) 1993-12-17 1993-12-17 テープカートリッジ

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