JPH05109231A

JPH05109231A - テープカセツト

Info

Publication number: JPH05109231A
Application number: JP29187491A
Authority: JP
Inventors: Shinichi Kondo; 真一近藤
Original assignee: Sony Corp
Current assignee: Sony Corp
Priority date: 1991-10-14
Filing date: 1991-10-14
Publication date: 1993-04-30

Abstract

(57)【要約】【目的】プラスチックケースを用いずに磁気テープを
保護し、プラスチックケースを不要とする。【構成】略コ字状のカバー体１０を設け、このカバー
体１０は、テープカセット不使用時にはテープが露出さ
れる筺体前面１ａ側を略閉塞する状態でカセット筺体上
に固定することができ、かつ、テープカセット使用時に
は筺体前面１ａ側を開放するようにカセット筺体上に固
定することができるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、例えばコンパクトカセ
ットテープに代表されるようにテープ状記録媒体を巻装
した一対のリールハブを収納してなるテープカセットに
関するものである。

【０００２】

【従来の技術】現在、一般に普及しているコンパクトカ
セットテープでは、通常、専用のプラスチックケースが
用意され、このプラスチックケースに収納されて保管或
は持ち運び等がなされている。

【０００３】特にコンパクトカセットテープの場合は、
そのカセット筺体前面側に、記録再生装置に装填された
際に磁気ヘッドやピンチローラが挿入される窓部が形成
されており、この窓部によって磁気テープが露出された
状態となっている。従ってコンパクトカセットテープを
プラスチックケースに入れずに保管したり持ち運んだり
すると、磁気テープが損傷を受け易く、また埃等がカセ
ット筺体内に入り込んで悪影響をもたらし易い。このた
め、テープカセット筺体及び磁気テープの保護手段とし
ても有効に機能するプラスチックケースは広く用いられ
ている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】ところが、テープカセ
ットをプラスチックケースに入れて持ち運ぶことは、荷
物としてかさばってしまうという欠点があるため、ユー
ザーによってはこれを嫌ってプラスチックケースに入れ
ないでテープカセットを持ち運ぶ場合が多い。また、保
管の際にも、収納スペースの都合からプラスチックケー
スを使用しないことが多い。

【０００５】これらの場合、磁気テープはカセット筺体
前面に露出されたままであるので損傷を受ける可能性が
非常に高くなるという問題がある。また、埃等もカセッ
ト筺体内に侵入しやすいという問題が発生することにな
る。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みてなされたもので、プラスチックケースを用い
ずに上記問題を解消することができるテープカセットを
提供するものである。即ち、テープカセット筺体内にテ
ープ状記録媒体を巻装した一対のリールハブを収納して
成るテープカセットにおいて、略コ字状のカバー体を設
け、このカバー体は、テープカセット不使用時において
はテープ状記録媒体が露出される筺体前面側を略閉塞す
る状態となるように、例えばカセット筺体の前面及び両
側面上に固定することができ、かつ、テープカセット使
用時にはテープ状記録媒体が露出される筺体前面側を開
放する状態となるように、例えばカセット筺体の両側面
及び背面上に固定することができるように構成するもの
である。

【０００７】

【作用】テープカセット自体がカセット筺体の前面側を
閉塞しまた開放することのできる略コ字状のカバー体を
設けるようにすることで、プラスチックケースを用いず
とも例えば筺体前面側に露出される磁気テープを外部か
ら遮断し、これを保護することができる。

【０００８】

【実施例】以下、図１〜図６により本発明のテープカセ
ットの第１の実施例について説明する。図１（ａ）
（ｂ）は本実施例のテープカセット（コンパクトカセッ
トテープ）の斜視図である。図１（ａ）に示されるよう
に本実施例のテープカセットの筺体１は、上ハーフ２と
下ハーフ３とを合体し、数カ所においてビスＢで固定す
ることによってカセット筺体が構成される。そして、筺
体前面１ａには、記録再生装置に装填された際に磁気ヘ
ッドやピンチローラ等を挿入するための窓部Ｗが形成さ
れている。

【０００９】このカセット筺体１内には、磁気テープＴ
を巻装する一対のリールハブ４，５が回転自在に収納さ
れ、このリールハブ４，５に巻装された磁気テープＴ
は、筺体１内に形成されたガイドピンや回転自在に軸支
されるガイドローラ等によってテープパスが形成され、
筺体前面１ａに導出されている。

【００１０】さらに、図１（ａ）の状態では、筺体側面
１ｂ，１ｃ及び筺体背面１ｄ上には略コ字状のカバー１
０が装着され、本実施例のテープカセットは、このよう
にカバー１０が装着された状態でコンパクトカセットテ
ープとしての規格どおりの寸法となるようにされてい
る。即ち、この状態で記録再生装置に装填され、窓部Ｗ
から挿入された磁気ヘッドが圧接された状態で磁気テー
プＴが走行されることにより、磁気テープＴへの音声信
号の記録動作、又は磁気テープＴに記録された音声信号
の再生動作が可能とされる。

【００１１】また、図１（ｂ）はカバー１０が筺体側面
１ｂ，１ｃ及び筺体前面１ａ上に装着された状態を示し
ており、このようにカバー１０が装着されることによっ
て筺体前面１ａは、その窓部Ｗのほぼ全てが覆われ、従
って、筺体前面１ａに導かれている磁気テープＴは略密
閉状態に保たれる。従って、テープカセット不使用時に
おいては、このようにカバー１０を装着することで磁気
テープＴが保護され、また、筺体１内への埃等の侵入は
有効に防止される。このようにカバー１０を備えたテー
プカセットの構造及びカバー１０の着脱動作について以
下、具体的に説明する。

【００１２】図２（ａ）（ｂ）（ｃ）（ｄ）はカバー１
０の平面図、背面図、正面図及び部分斜視図であり、こ
れらの図からわかるようにカバー１０はテープカセット
筺体１の形状に対してその側面に枠状に装着できるよう
に略コ字状とされ、さらにコ字状の腕部分の内面側には
図２（ｄ）に拡大して示すような係止体１１Ｌ，１１Ｒ
が２単位ずつ設けられている。なお、この実施例におい
ては、係止体１１Ｌと係止体１１Ｒは図２（ａ）の平面
図上において対称位置よりずれるように形成されてい
る。即ち、係止体１１Ｒが係止体１１Ｌに対してカバー
前面方向にわずかにずれて位置している。

【００１３】またカバー１０の背面側には、通常のコン
パクトカセットテープの背面部分と同様に誤消去防止用
の爪１２Ａ，１２Ｂが設けられており、よく知られてい
るように、テープカセットが記録再生装置に装填された
際に、爪１２Ａ，１２Ｂの有無が検出されることによっ
てＡ面，Ｂ面がそれぞれ記録可能か否かが判別されるも
のである。

【００１４】このカバー１０の材質としては、強度、摺
動性、復元力、クリープ特性、摩擦特性、摩耗特性に優
れた材質が求められ、例えばＰＯＭ（ポリアセター
ル）、ＰＢＴ（ポリプチレンテレフタレート）、ＰＣ
（ポリカーボネイト）などの樹脂が適している。

【００１５】一方、図３（ａ）（ｂ）（ｃ）（ｄ）はカ
セット筺体１の平面図、左右側面図、及び背面図であ
り、筺体背面１ｄにはカバー１０の爪１２Ａ，１２Ｂに
対応した位置に孔部６Ａ，６Ｂが形成されており、上述
した記録動作の可否の判別に供される。

【００１６】また筺体側面１ｂ及び１ｃにはカバー１０
の係止体１１Ｌ，１１Ｒが挿通可能な孔部７Ｌ₁ ，７Ｒ
₁ と、この孔部７Ｌ₁ ，７Ｒ₁ と連続して筺体前後方向
に延伸する長孔部７Ｌ₂ ，７Ｒ₂ を有し、さらにその内
部に係止体１１Ｌ，１１Ｒが摺動可能とされた溝部７Ｌ
₃ ，７Ｒ₃ を有するカバー装着機構７Ｌ，７Ｒが上下ハ
ーフ２，３の嵌合により形成されている。

【００１７】なお、カバー装着機構７Ｌとカバー装着機
構７Ｒは、カバー１０における係止体１１と同様に図３
（ａ）の平面図上において対称位置よりずれるように形
成されている。即ち、カバー装着機構７Ｒがカバー装着
機構７Ｌに対して筺体前面方向にわずかにずれて位置し
ている。さらに、このカバー装着機構７Ｌ，７Ｒには図
４（ａ）の拡大図、及びそのＡ−Ａ断面を示す図４
（ｂ）〜（ｄ）に示されるように、溝部７Ｌ₃ （７Ｒ
₃ ）上にはわずかな高さの凸部７Ｌ₄ （７Ｒ₄ ）が形成
されている。

【００１８】このカバー装着機構７Ｌ（７Ｒ）に対し
て、カバー１０の係止体１１Ｌ（１１Ｒ）は、図４
（ｂ）に示すように孔部７Ｌ₁ （７Ｒ₁ ）から挿入され
た後、図４（ｃ）又は（ｄ）の位置方向、即ち筺体前面
１ａの方向又は筺体背面１ｄの方向へ、溝部７Ｌ₃ （７
Ｒ₃ ）に沿ってスライドされることができる。このと
き、係止体１１Ｌ（１１Ｒ）のネック部１１Ｌ₁ （１１
Ｒ₁ ）は、長孔部７Ｌ₂ （７Ｒ₂ ）を挿通していること
になる。そして、図４（ｃ）又は（ｄ）のようにスライ
ドされた状態では、係止体１１Ｌ（１１Ｒ）の位置変動
は凸部７Ｌ₄ （７Ｒ₄ ）によって規制され、従って一旦
スライドされた後は、係止体１１Ｌ（１１Ｒ）の位置は
そのまま保持されることになる。

【００１９】このようにカバー装着機構７Ｌ，７Ｒが設
けられた筺体１に対して、図１（ａ）のようにカバー１
０を装着する際は、図５（ａ）のようにカバー１０の両
腕部分を広げた状態で筺体背面１ｄの方向から筺体側面
１ｂ，１ｃを覆うようにし、図５（ｂ）のようにカバー
１０の係止体１１Ｌを筺体側面１ｂのカバー装着機構７
Ｌにおける孔部７Ｌ₁ に挿入させ、また、カバー１０の
係止体１１Ｒを筺体側面１ｃのカバー装着機構７Ｒにお
ける孔部７Ｒ₁ に挿入させる。そしてさらに、カバー１
０を筺体前面１ａの方向にスライドさせる。これによっ
て係止体１１Ｌ（１１Ｒ）とカバー装着機構７Ｌ（７
Ｒ）は図４（ｃ）の位置状態で係合し、カバー１０は図
５（ｃ）のように筺体１の背面１ｄ及び両側面１ｂ，１
ｃを覆う状態で装着されることになる。

【００２０】なお、このとき、係止体１１Ｌと係止体１
１Ｒ、及びカバー装着機構７Ｌとカバー装着機構７Ｒが
筺体前後方向にずれて形成されていることにより、必ず
係止体１１Ｌはカバー装着機構７Ｌ側に係合され、係止
体１１Ｒはカバー装着機構７Ｒ側に係合される。

【００２１】これはテープカセット使用状態となるよう
に（即ち図１（ａ）の状態）カバー１０を取り付ける時
に、Ａ面／Ｂ面が逆にならないように規制するためであ
る。つまり、カバー１０には誤消去防止用の爪１２Ａ，
１２Ｂが存在するためであり、爪１２Ａが常にＡ面に対
応し、また爪１２Ｂが常にＢ面に対応して使用され、カ
バー１０の逆装着による誤消去等が発生しないようにす
るものである。

【００２２】また、図１（ｂ）のようにカバー１０を装
着する際は、図６（ａ）のようにカバー１０の両腕部分
を広げた状態で筺体前面１ａの方向から筺体側面１ｂ，
１ｃを覆うようにし、図６（ｂ）のようにカバー１０の
係止体１１Ｒを筺体側面１ｂのカバー装着機構７Ｌにお
ける孔部７Ｌ₁ に挿入させ、また、カバー１０の係止体
１１Ｌを筺体側面１ｃのカバー装着機構７Ｒにおける孔
部７Ｒ₁ に挿入させる。なお、このとき、係止体１１
Ｌ，１１Ｒとカバー装着機構７Ｌ，７Ｒの係合関係が逆
になるのは、使用時にカバー１０の逆装着がおこらない
ように上記のとおり各形成部分をずらすように設定した
ためである。もちろん不使用時においてはカバー１０の
Ａ面／Ｂ面の装着方向は規制される理由はなく、問題は
ない。

【００２３】そして図６（ｂ）の状態からさらに、カバ
ー１０を筺体背面１ｄの方向にスライドさせる。これに
よって係止体１１Ｌ（１１Ｒ）とカバー装着機構７Ｒ
（７Ｌ）は図４（ｄ）の位置状態で係合し、カバー１０
は図６（ｃ）のように筺体１の前面１ａ及び両側面１
ｂ，１ｃを覆う状態で装着されることになる。つまり、
カバー１０によって筺体前面１ａは閉塞され、磁気テー
プＴは保護される状態になる。

【００２４】なお、この実施例では係止体１１Ｌと係止
体１１Ｒ、及びカバー装着機構７Ｌとカバー装着機構７
Ｒが筺体前後方向にずれて形成することによって使用状
態におけるカバー１０の逆装着を防止するようにした
が、例えば係止体１１Ｒ，１１Ｌの大きさを変えるとと
もに、それに対応してカバー装着機構７Ｌとカバー装着
機構７Ｒの各係合部分のサイズを異なるように設定し
て、係止体１１Ｌとカバー装着機構７Ｒ、及び係止体１
１Ｒとカバー装着機構７Ｌは係合不能となるようにして
もよい。いずれにしても、少なくとも図１（ａ）のテー
プカセット使用時の装着状態においてカバー１０のＡ面
／Ｂ面の装着方向が規定できる方式であればよい。

【００２５】図７は本発明の第１の実施例の変形例を示
すものであり、図から分かるように筺体側面１ｂ，１ｃ
におけるカバー装着機構７Ｌ，７Ｒは筺体の厚み方向に
係止体１１Ｌ，１１Ｒが嵌入して摺動可能な溝７Ｌ₅ ，
７Ｒ₅ と、係止体１１Ｌ，１１Ｒのネック部１１Ｌ₁ ，
１１Ｒ₁ が通過可能な長孔７Ｌ₆ ，７Ｒ₆ が形成されて
おり、つまり、筺体上面側からカバー１０の係止体１１
Ｌ，１１Ｒを嵌込むように構成したものである。

【００２６】次に、図８〜図１１により本発明の第２の
実施例を説明する。図８（ａ）（ｂ）（ｃ）（ｄ）は第
２の実施例におけるカバー２０の平面図、背面図、正面
図及び部分斜視図であり、このカバー２０は上記第１の
実施例とほぼ同様にテープカセット筺体１の形状に対し
てその側面に枠状に装着できるように略コ字状とされて
いるが、コ字状の腕部の内面側のほぼ中心位置に図２
（ｄ）に拡大して示すような係止体２１Ｌ，２１Ｒが設
けられている。また、２２Ａ，２２Ｂは誤消去防止用の
爪である。さらに、コ字状の内面側には所定数のくぼみ
部２３ａ〜２３ｅが所定位置に形成されている。

【００２７】一方、図９（ａ）（ｂ）（ｃ）（ｄ）は第
２の実施例におけるカセット筺体１の平面図、左右側面
図、及び背面図であり、筺体背面１ｄにはカバー２０の
爪２２Ａ，２２Ｂに対応した位置に孔部６Ａ，６Ｂが形
成されており、また、筺体側面１ｂ及び１ｃには係止体
２１Ｌ，２１Ｒが取り付けられるカバー装着機構８Ｌ，
８Ｒが設けられている。さらに、筺体側面１ｂ，１ｃ、
及び筺体背面１ｄにおいてカバー２０のくぼみ部２３ａ
〜２３ｅに対応した位置に、くぼみ部２３ａ〜２３ｅに
嵌入可能な大きさの突起９ａ〜９ｅが形成されている。

【００２８】カバー装着機構８Ｌ，８Ｒは図１０（ａ）
〜（ｃ）に示されるように、カバー２０の係止体２１
Ｌ，２１Ｒが嵌入した状態で摺動可能な溝部８Ｌ₁ ，８
Ｒ₁ と、係止体２１Ｌ，２１Ｒのネック部２１Ｌ₁ ，２
１Ｒ₁ が挿通した状態で移動可能なように筺体前後方向
に延伸する長孔部８Ｌ₂ ，８Ｒ₂ を有するように上下ハ
ーフ２，３の嵌合により形成されている。

【００２９】上下ハーフ２，３の嵌合は予めカバー２０
の係止体２１Ｌ，２１Ｒがそれぞれ溝部８Ｌ₁ ，８Ｒ₁
に嵌入した状態で実行され、従ってカバー２０は筺体１
に対して係止体２１Ｌ，２１Ｒを軸として回動自在に取
り付けられることになり、筺体１に対しての着脱は不能
とされる。また回動軸となる係止体２１Ｌ，２１Ｒは、
図１０（ｂ）（ｃ）のように溝部８Ｌ₁ ，８Ｒ₁ 内にお
ける位置が自在にスライドされる。

【００３０】このように筺体１に回動自在なカバー２０
が装着されているテープカセットにおいては、図１
（ａ）の状態から図１（ｂ）の状態に装着方向を変化さ
せ、また、その逆に図１（ｂ）の状態から図１（ａ）の
状態に装着方向を変化させることができる。

【００３１】すなわち、図１１（ａ）で左側面図及び平
面図で示すようにカバー２０が筺体背面１ｄ，及び筺体
側面１ｂ，１ｃを覆うよう固定されている状態から、図
１１（ｂ）のようにカバー２０を筺体背面１ｄ側にスラ
イドさせ、さらに係止体２１Ｌ，２１Ｒを軸として図１
１（ｃ）のようにカバー２０を回転させる。また、回転
動作に伴い、図１１（ｄ）のようにカバー２０を筺体前
面１ａの方向にスライドさせる。

【００３２】そして、図１１（ｅ）のようにカバー２０
を筺体前面１ａ側まで回転させた後、カバー２０を筺体
背面１ｄ側にスライドさせると、図１１（ｆ）のように
筺体１の前面１ａ及び両側面１ｂ，１ｃを覆う状態で固
定されることになる。ここで、図１１（ｆ）の状態で
は、筺体両側面１ｂ，１ｃに形成されている各突起９ａ
〜９ｄが、カバー２０の両腕部分の内面側に形成されて
いる各くぼみ部２３ａ〜２３ｄに嵌入しており、これに
よってカバー２０が容易に回動しないように固定される
ことになる。テープカセット不使用時にはこのようにカ
バー２０が固定されることにより筺体前面１ａは閉塞さ
れ、磁気テープＴは保護される状態になる。

【００３３】また、テープカセットを使用する際には以
上と逆の動作を行なってカバー２０を図１１（ａ）の状
態に戻す。すなわちカバー２０を筺体背面１ｄ及び両側
面１ｂ，１ｃを覆うように固定する。この状態でテープ
カセットはコンパクトカセットテープとしての規格どお
りの外形寸法及び形状となり、記録再生装置に装填する
ことができる。なお、この状態では筺体両側面１ｂ，１
ｃに形成されている各突起９ａ〜９ｄ及び筺体背面１ｄ
に形成されている突起９ｅが、カバー２０の内面側に形
成されている各くぼみ部２３ａ〜２３ｄ及び２３ｅに嵌
入しており、これによってカバー２０は容易に回動しな
いように固定されている。

【００３４】以上各実施例について具体的に説明した
が、カバー１０，２０の装着固定方法は他にも各種考え
られ、実施例に限定されるものではない。さらに本発明
は、コンパクトカセットテープに限定されず、各種テー
プカセットにおいて採用できるものである。

【００３５】

【発明の効果】以上説明したように本発明のテープカセ
ットは、筺体前面側を略閉塞する状態と開放する状態を
とることができるカバーを設けたことにより、プラスチ
ックケースを用いずとも筺体前面側に露出される磁気テ
ープを外部から遮断し、これを保護することができると
いう効果があり、また、プラスチックケースを不要とす
ることでテープカセットの保管、持ち運びの際に非常に
都合がよいという利点がある。さらに、本発明を実施す
ることで全くプラスチックケースを用いなくすることも
可能で、これにより生産コストの低減、廃棄プラスチッ
クの削減も実現できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施例を示すテープカセットの
斜視図である。

【図２】第１の実施例のカバーの平面図、背面図、正面
図、及び部分斜視図である。

【図３】第１の実施例のカセット筺体の平面図、左右側
面図、及び背面図である。

【図４】第１の実施例のカバー装着機構の構造及びカバ
ー装着方式の説明図である。

【図５】第１の実施例の背面側へのカバー装着動作の説
明図である。

【図６】第１の実施例の前面側へのカバー装着動作の説
明図である。

【図７】第１の実施例の変形例の斜視図である。

【図８】第２の実施例のカバーの平面図、背面図、正面
図、及び部分斜視図である。

【図９】第２の実施例のカセット筺体の平面図、左右側
面図、及び背面図である。

【図１０】第２の実施例のカバー装着機構の構造及びカ
バー支持方式の説明図である。

【図１１】第２の実施例のカバーの回動及び固定動作の
説明図である。

【符号の説明】

１筺体１ａ筺体正面１ｂ，１ｃ筺体側面１ｄ筺体背面２上ハーフ３下ハーフ７，８カバー装着機構１０，２０カバー１１，２１係止体

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【手続補正書】

【提出日】平成３年１２月６日

【手続補正１】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】図１１

【補正方法】変更

【補正内容】

【図１１】

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】テープカセット筺体内にテープ状記録媒
体を巻装した一対のリールハブを収納して成るテープカ
セットにおいて、略コ字状のカバー体が設けられ、この
カバー体は、テープカセット不使用時においては前記テ
ープ状記録媒体が露出される筺体前面側を略閉塞する状
態でカセット筺体上に固定することができ、かつ、テー
プカセット使用時には前記テープ状記録媒体が露出され
る筺体前面側を開放するようにカセット筺体上に固定す
ることができるように構成されていることを特徴とする
テープカセット。
【請求項２】前記略コ字状のカバー体はテープカセッ
ト筺体に対して着脱可能とされているとともに、テープ
カセット不使用時においては前記テープ状記録媒体が露
出される筺体前面側を略閉塞するようにカセット筺体の
前面及び両側面上に装着され、かつ、テープカセット使
用時には前記テープ状記録媒体が露出される筺体前面側
を開放するようにカセット筺体の両側面及び背面上に装
着されるように構成されていることを特徴とする請求項
１に記載のテープカセット。
【請求項３】前記略コ字状のカバー体はテープカセッ
ト筺体の両側面上においてテープカセット筺体に対して
回動可能とされて取り付けられているとともに、テープ
カセット不使用時においては前記テープ状記録媒体が露
出される筺体前面側を略閉塞するようにカセット筺体の
前面及び両側面上に固定され、かつ、テープカセット使
用時には前記テープ状記録媒体が露出される筺体前面側
を開放するようにカセット筺体の両側面及び背面上に固
定されるように構成されていることを特徴とする請求項
１に記載のテープカセット。