JPH0378154B2 - - Google Patents

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JPH0378154B2
JPH0378154B2 JP22995986A JP22995986A JPH0378154B2 JP H0378154 B2 JPH0378154 B2 JP H0378154B2 JP 22995986 A JP22995986 A JP 22995986A JP 22995986 A JP22995986 A JP 22995986A JP H0378154 B2 JPH0378154 B2 JP H0378154B2
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JP
Japan
Prior art keywords
painting
coated
atomizing head
along
frame
Prior art date
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Expired
Application number
JP22995986A
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English (en)
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JPS6388082A (ja
Inventor
Koji Takahane
Mitsutaka Morya
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Trinity Industrial Corp
Original Assignee
Trinity Industrial Corp
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Publication date
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Publication of JPS6388082A publication Critical patent/JPS6388082A/ja
Publication of JPH0378154B2 publication Critical patent/JPH0378154B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コンベア等で搬送される被塗物の搬
送路に直交して配された昇降フレームに塗装機を
取り付け、当該昇降フレームを被塗物の形状変化
に応じて自動的に昇降させて塗装機と塗装面との
間に所定の塗装距離を保たせると共に、塗装機を
所要の角度だけチルト(tilt)してその霧化ヘツ
ドを塗装面に対して常に正対するようにした自動
塗装方法に関する。
〔従来技術とその問題点〕 例えば、被塗物となる自動車ボデイの前面、上
面及び後面を連続的に自動塗装する場合には、自
動車ボデイの搬送路に直交して水平に配された昇
降フレームを自動的に昇降させて、当該昇降フレ
ームに取り付けられた複数台の塗装機と自動車ボ
デイの塗装面との間に常に所定の塗装距離を保た
せると共に、各塗装機を自動車ボデイの形状変化
に応じて所要の角度だけチルトさせてその霧化ヘ
ツドを塗装面に正対させるようにしている。
即ち、従来においては、第3図に示すように、
コンベア等で搬送される被塗物30の塗装面31
に対して塗装機32が所定の塗装距離を保つた一
定の軌跡Kに沿つて移動するように昇降フレーム
33を昇降させると共に、塗装機32の霧化ヘツ
ド34が常に塗装面31に正対するように各塗装
機32を所要のチルト角度Θで個々に回動させて
いるから、そのチルト駆動機構や、チルト角度を
検知して調節する検知機構及び位置決め機構等
(何れも図示せず)が各塗装機32ごとに必要と
なり、チルト機構全体が煩雑になると共に、複数
台の塗装機32が同一の角度でチルトするように
調節して位置決めするのが非常に困難となつてい
た。
また、昇降フレーム33に取り付けられた塗装
機32は、チルトの際に所定の回転半径rで回動
するから、昇降フレーム33を単に被塗物30の
塗装面31と一定の間隔を保つた軌跡Kに沿つて
昇降させる場合には、塗装面31の凸面部31a
を塗装する際に、塗装機32の霧化ヘツド34が
凸面部31aに沿つて正対するように当該塗装機
32を実線図示の状態から鎖線図示の如く所要の
角度Θでチルトさせると、霧化ヘツド34が一時
的に塗装面31から遠く離反して塗装不能な状態
となつてしまう。
このため、従来では、塗装機32が凸面部31
aに沿つて移動する際に、一時的に塗料の噴射を
停止するなどの煩雑な制御を強いられていた。
また、同図に示すように、塗装面31の凹面部
31bを塗装する際に、霧化ヘツド34が凹面部
31bに沿つて正対するように塗装機32を実線
図示の状態から鎖線図示の如くチルトさせると、
霧化ヘツド34が塗装面31に異常接近して塗装
ムラを生じてしまう。
このため、従来では、塗装面31の凹面部31
bを塗装する際に、昇降フレーム33を複雑な軌
跡に従つて上下のみならず前後にも移動させる非
常に煩雑な機構及び制御が必要とされていた。
〔発明の目的〕
そこで本発明は、昇降フレームに取り付けられ
た塗装機を個々に回動させてチルトするのではな
く、昇降フレームと共に一体的に回動させてチル
トすることによつて、チルト機構の大幅な簡略化
とその位置決め精度の向上を図り、更に塗装面の
凸面部を塗装する際にチルトされる塗装機が塗装
面から離反しないようにして、塗料の噴射を一時
的に停止する煩雑な制御をなくすると共に、塗装
面の凹面部を塗装する際にチルトされる塗装機が
塗装面に異常接近しないようにして、昇降フレー
ムを複雑な軌跡で上下、前後に移動させる煩雑な
機構及び制御を不要にすることを目的とする。
〔発明の構成〕
この目的を達成するために、本発明による自動
塗装方法は、被塗物の搬送路に直交して配される
昇降フレームの両端側を回転軸によつて被塗物の
搬送路に沿つた方向に回転可能に支持すると共
に、当該昇降フレームに取り付ける塗装機の霧化
ヘツドを前記回転軸の軸線に対して所定の距離を
保つて対向させ、当該軸線が被塗物の塗装面に沿
つた一定の軌跡で移動するように前記昇降フレー
ムを昇降させると共に、当該昇降フレームを所要
の角度で回転駆動して前記塗装機をチルトさせる
ことを特徴とする。
〔発明の作用〕
本発明方法によれば、両端側が回転軸に支持さ
れた昇降フレームを所要の角度で回転駆動するこ
とによつて、当該昇降フレームに取り付けた塗装
機が一体的にチルトされるから、塗装機が複数台
ある場合にも各塗装機ごとにチルト駆動機構、位
置決め機構等を設ける必要がないと共に、各塗装
機の位置決め精度が著しく向上する。
また、このように昇降フレームがこれを支持す
る回転軸を支点として回転することにより塗装機
がチルトされ、しかも当該回転軸の軸線が被塗物
の塗装面に沿つた一定の軌跡で移動すると共に、
当該回転軸の軸線に対して塗装機の霧化ヘツドが
所定の距離を保つて対向せられているから、チル
トされた塗装機の霧化ヘツドは塗装面に対して常
に一定の塗装距離を保つて正対する。
したがつて、従来のように、塗装機をチルトさ
せた時にその霧化ヘツドが塗装面の凸面部から離
反したり、塗装面の凹面部に異常接近することが
ないから、凸面部を塗装する際に塗料の噴射を一
時的に停止する煩雑な制御や、凹面部を塗装する
際に昇降フレームを上下、前後に複雑な軌跡で移
動させる煩雑な機構及び制御が不要となる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体的
に説明する。
第1図は本発明方法に用いる自動塗装装置の一
例を示す正面図、第2図は本発明方法を概略的に
示す側面図である。
図中、1は被塗物2の搬送路に直交して配され
た門型の昇降フレームであつて、複数台の塗装機
3,3…を所定間隔で取り付けた水平なフレーム
本体4と、当該フレーム本体4の左右両端に塗装
機3,3…と平行に突設された一対の支柱5,5
とから構成されている。
また、昇降フレーム1は、その支柱5,5が
夫々回転軸6,6を介して昇降装置7のブラケツ
ト8に支持され、当該昇降装置7により回転6,
6の軸線Yを被塗物2の塗装面9に沿つた一定の
軌跡Kで移動させるように昇降されると共に、回
転軸6に連結されたチルト用の駆動モータ10に
より被塗物2の搬送路に沿つて前後方向に所要の
角度で回転駆動されるように成されている。
また、昇降フレーム1のフレーム本体4に取り
付けられた各塗装機3は、その先端に設けられた
霧化ヘツド11が夫々回転軸6,6の軸線Yに対
して塗装を行うに最適な所定の距離Xを保つて対
向されている。
しかして、フロアコンベア等で搬送される自動
車ボデイ等の被塗物2を塗装する場合には、被塗
物2の形状及び搬送速度に応じて、昇降フレーム
1を、回転軸6,6の軸線Yが被塗物2の塗装面
9に沿つて移動する一定の軌跡Kで昇降させると
共に、駆動モータ10により昇降フレーム1を回
転軸6,6を支点として第2図実線図示の状態か
ら鎖線図示の如く所要の角度Θで回転させて、当
該昇降フレーム1に取り付けられた各塗装機3
を、その霧化ヘツド11が塗装面11に正対する
ように所要のチルト角度Θでチルトさせる。
ここで、霧化ヘツド11は昇降フレーム1を回
転させる回転軸6,6の軸線Yに対して常に所定
の距離Xを保つて対向しており、また軸線Yは被
塗物2の塗装面9に沿つた一定の軌跡Kで移動す
るから、塗装機3を昇降フレーム1と共に所要の
角度Θで回転して霧化ヘツド11を塗装面9に正
対させるようにチルトしても、霧化ヘツド11と
塗装面9との間は常に所定の距離Xが保たれてい
る。
したがつて、塗装面9の凸面部9aに沿つて塗
装する際に、各塗装機3の霧化ヘツド11が塗装
面9から離反することがないから、従来のように
塗装機3,3…の塗料噴射を一時的に停止する煩
雑な制御が不要になる。
また、塗装面9の凹面部9bに沿つて塗装する
際には、霧化ヘツド11が塗装面9に異常接近す
ることがないから、従来のように塗装機3,3…
を取り付けた昇降フレーム1を昇降装置7と共に
複雑な軌跡で上下及び前後に移動させる煩雑な機
構及び制御が不要となる。
また、昇降フレーム1に取り付けられた塗装機
3,3…は、昇降フレーム1が所要の角度Θで回
転することによつて一体的にチルトされるから、
従来のように各塗装機3ごとにチルト駆動機構、
位置決め機構等を設ける必要がなくなり、チルト
機構全体の構成を大幅に簡略化することが可能と
なる。
更に、各塗装機3,3…のチルト角度Θは、昇
降フレーム1を支持する回転軸6の回転角度を検
出し調節することによつて同一に規制できるから
チルト機構の位置決め精度を著しく向上させるこ
とができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、昇降フレ
ームを所要の角度で回転駆動させて当該昇降フレ
ームに取り付けられた塗装機をチルトするように
しているから、昇降フレームに複数台の塗装機を
取り付けた場合にも各塗装機ごとにチルト駆動機
構やその位置決め機構等を設ける必要がなく、し
たがつてチルト機構全体が著しく簡略化されて設
備費を低減することができると共に、各塗装機の
位置決め精度を著しく向上させることができると
いう効果がある。
また、昇降フレームを支持する回転軸の軸線が
被塗物の塗装面に沿つた一定の軌跡で移動するよ
うに昇降フレームを昇降させる共に、当該回転軸
の軸線に対して塗装機の霧化ヘツドが所定の距離
を保つて対向するようにしているから、塗装機を
チルトさせた時にその霧化ヘツドは塗装面に対し
て常に一定の塗装距離を保つて正対する。
したがつて、従来のように、塗装機をチルトさ
せた時にその霧化ヘツドが塗装面の凸面部から離
反したり、塗装面の凹面部に異常接近することが
ないから、凸面部を塗装する際に塗料の噴射を一
時的に停止する煩雑な制御や、凹面部を塗装する
際に昇降フレームを上下、前後に複雑な軌跡で移
動させる煩雑な機構及び制御が不要となるという
優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法に用いる自動塗装装置の一
例を示す正面図、第2図は本発明方法を概略的に
示す側面図、第3図は従来方法を概略的に示す側
面図である。 符号の説明、1……昇降フレーム、2……被塗
物、3……塗装機、6……回転軸、7……昇降装
置、9……塗装面、10……駆動モータ、11…
…霧化ヘツド、Y……回転軸の軸線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被塗物の搬送路に直交して配される昇降フレ
    ームの両端側を回転軸によつて被塗物の搬送路に
    沿つた方向に回転可能に支持すると共に、当該昇
    降フレームに取り付ける塗装機の霧化ヘツドを前
    記回転軸の軸線に対して所定の距離を保つて対向
    させ、当該軸線が被塗物の塗装面に沿つた一定の
    軌跡で移動するように前記昇降フレームを昇降さ
    せると共に、当該昇降フレームを所要の角度で回
    転駆動して前記塗装機をチルトさせることを特徴
    とする自動塗装方法。
JP22995986A 1986-09-30 1986-09-30 自動塗装方法 Granted JPS6388082A (ja)

Priority Applications (1)

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JP22995986A JPS6388082A (ja) 1986-09-30 1986-09-30 自動塗装方法

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JP22995986A JPS6388082A (ja) 1986-09-30 1986-09-30 自動塗装方法

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JP5723991A Division JPH0783852B2 (ja) 1991-03-20 1991-03-20 自動塗装装置

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JPS6388082A JPS6388082A (ja) 1988-04-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2547817B2 (ja) * 1988-04-26 1996-10-23 株式会社大氣社 自動塗装装置及び自動車ボディー用自動塗装装置

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JPS6388082A (ja) 1988-04-19

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