JPS6323974Y2 - - Google Patents

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JPS6323974Y2
JPS6323974Y2 JP14801281U JP14801281U JPS6323974Y2 JP S6323974 Y2 JPS6323974 Y2 JP S6323974Y2 JP 14801281 U JP14801281 U JP 14801281U JP 14801281 U JP14801281 U JP 14801281U JP S6323974 Y2 JPS6323974 Y2 JP S6323974Y2
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JP
Japan
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arm
wrist
robot
support
extension
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JP14801281U
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JPS5853270U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車等の車輌の車体の底面を塗装す
るに好適な塗装用ロボツトに関する。
塗装ブースの床面に対面する車体の底面を塗装
する場合、従来の塗装用ロボツトでは、それが一
般に床面に垂直な面に対して好ましく塗装を行え
るように形成されているため、塗装可能領域が限
定されると共に作業が比較的困難となる。この対
策として例えばロボツトを横倒して車体の底面を
塗装している。しかし乍ら、床面に対して垂直な
面に対して塗装を好ましく行えるように形成され
たロボツトを横倒して用いると、バランスばね等
で適切に設定されたバランス状態がくずれる一
方、単に従来のロボツトを横倒形に形成せんとす
ると、バランス保持機構が複雑かつ高価となり、
必ずしも満足し得ない。
本考案は前記諸点に鑑みなされたものであり、
その目的とするところは、車体の底面を好適に塗
装し得る塗装用ロボツトを堤供することにある。
次に本考案による好ましい一具体例を図面に基
づいて説明する。
図において、車体1の底面2を塗装する塗装ブ
ース3には、2台の塗装用ロボツト4及び5が並
置されている。ロボツト4と5とは同一構成であ
るため、以下ロボツト4についてのみ説明する。
ロボツト4において、基台6は走行台車7に載置
されており、基台6には軸心8を中心としてA方
向に回転自在なターンテーブル9が設けられてい
る。テーブル9は、基台6内に設けられた油圧式
ロータリアクチユエータ10によりA方向に回転
される。テーブル9に軸11を介して連結された
支柱12はテーブル9と支柱12との間に設けら
れた油圧シリンダ装置13により軸11を中心と
してB方向に揺動される。基台6から上方に伸長
する支柱12の先端には軸14を介してアーム1
5が連結されており、支柱12に対して横方向に
伸長するアーム15は、支柱12とアーム15と
の間に設けられた油圧シリンダ装置16aにより
軸14を中心としてC方向に揺動される。アーム
15の下面先端にはブラケツト16が設けられて
おり、ブラケツト16の上面には曲折自在な手首
17が取り付けられており、手首17の曲折方向
と曲折の程度はアーム15に設けられた油圧式ロ
ータリアクチユエータ(図示せず)により制御さ
れる。手首17としては、いわゆるエレフアント
ノーズとして公知のものを適用し得る。手首17
が真直に伸長された際、手首17の伸長方向18
がアーム15伸長方向19に対して直交し、かつ
アーム15に関して支柱12の伸長方向と逆とな
るように、手首17はブラケツト16を介してア
ーム15に取り付けられている。手首17の先端
には、塗料噴射ノズル20が設けられており、手
首17が真直に伸長された際、ノズル20から噴
射される塗料が方向18と同方向となるように、
ノズル20は手首17に取り付けられている。ブ
ース3に形成されたピツト21には基枠22が設
けられており、基枠22に台車7がD方向に走行
自在に装着されている。台車7には油圧モータ
(図示せず)が内蔵されており、油圧モータ作動
でもつて台車7はD方向に移動される。この油圧
モータを含む台車7の移動機構に対しては、例え
ばラツク、ピニオン等を用いた公知のものを適用
し得る。基枠22の両端に設けられた閉鎖板23
及び24と台車7との間には、伸縮自在のカバ
ー、例えばジヤバラ25及び26が設けられてお
り、アクチユエータ10、シリンダ装置13,1
6及びノズル20等への油圧供給ケーブル、塗料
供給ケーブル27は、基枠22の中央部からジヤ
バラ26内に導入され、台車7内を経てジヤバラ
25で曲折され基台6に導びかれている。車体1
は上方から、例えばトロリコンベアのような搬送
装置により吊り下げられており、E方向に搬送さ
れる。ロボツト4は底面2の半分を、ロボツト5
は底面2の残りの半分を夫々塗装する。
このように構成されたロボツト4では、車体1
のE方向の搬送と共に、台車7が同じくE方向に
移動される。同時に、アクチユエータ10、シリ
ンダ装置13,16及びノズル20に油圧及び塗
料が供給される結果、テーブル9、支柱12、ア
ーム15、手首17が所定に回転、揺動、曲折さ
れ、ノズル20が底面2に対して位置決めされ、
ノズル20から塗料が噴霧され、底面2に対して
塗装が行われる。ところで、ロボツト4では、ア
ーム15の伸長方向19に対して直交するように
かつ支柱12の伸長方向に対して逆方向に伸長す
るように手首17がブラケツト16を介してアー
ム15に設けられているため、底面2に対してノ
ズル20の位置決め範囲が、従来のロボツト、す
なわち、手首17が真直に伸長された際アーム1
5の伸長方向19と同方向となるように手首17
がアーム15に取り付けられたロボツトと比較し
て、広くなり、好ましく底面2を塗装し得る。ま
た、アーム15及び支柱12に対するバランス機
構は従来のロボツトと同様に簡単に構成し得、安
価かつ簡単な構造のロボツトを堤供し得る。
尚、前記具体例では、車体1の移動と共に塗装
を行うようにしたが、これに代えて、車体を一旦
停止せしめて塗装を行うようにしてもよい。
前記の如く、本考案によれば、車体底面に関し
てノズルの位置決め範囲を広くし得、加えて、ア
ーム、支柱に対するバランス機構を簡単に構成し
得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による好ましい一具体例の平面
図、第2図は第1図に示す具体例の側面図であ
る。 1……車体、2……底面、6……基台、12…
…支柱、15……アーム、17……手首、20…
…塗料噴射ノズル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 走行台車と、走行台車上に設けられた基台と、
    基台上に設けられたターンテーブルと、ターンテ
    ーブルから上方に伸長しており、ターンテーブル
    に対して揺動自在に設けられた支柱と、支柱から
    横方向に伸長しており、支柱に対して揺動自在に
    設けられたアームと、アーム下面に設けられたブ
    ラケツトと、ブラケツトの上面に一端が取り付け
    られた曲折自在な手首と、手首の他端に設けられ
    た塗装ノズルとからなり、手首が真直に伸長され
    る際、手首の伸長方向が、アームの伸長方向に対
    して直交すると共にアームに関して支柱の伸長方
    向と逆となるように手首がブラケツトに設けられ
    ている車体底面塗装用ロボツト。
JP14801281U 1981-10-05 1981-10-05 車体底面塗装用ロボツト Granted JPS5853270U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14801281U JPS5853270U (ja) 1981-10-05 1981-10-05 車体底面塗装用ロボツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14801281U JPS5853270U (ja) 1981-10-05 1981-10-05 車体底面塗装用ロボツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5853270U JPS5853270U (ja) 1983-04-11
JPS6323974Y2 true JPS6323974Y2 (ja) 1988-07-01

Family

ID=29940841

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JP14801281U Granted JPS5853270U (ja) 1981-10-05 1981-10-05 車体底面塗装用ロボツト

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JPS5853270U (ja) 1983-04-11

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