JPH0378062A - 通信相手変更装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、分散処理が行われるオンラインネットワーク
システムでの通信相手の動的変更手段に関する。

〔概要〕

本発明は、分散処理が行われるオンラインネットワーク
で通信相手を変更する手段において、システムを運用し
た状態でリンクの確立および解放を行うことにより、 システム環境の再定義を容易に実行することができるよ
うにしたものである。

〔従来の技術〕

従来例では、中央計算機センタと複数の遠隔地計算機セ
ンタとのデータ送信はシステム構築時に定義されたオン
ラインネットワークシステム環境に基づいて行われてい
る。したがって、遠隔地の計算機センタの移動などでオ
ンラインネットワークシステム環境が変更された場合に
、いったんシステムを停止してオンラインネットワーク
システム環境を再定義している。また、データ転送に際
してオンラインネットワークシステム環境に定義されて
いるすべての遠隔地計算機センタにデータ送信を行う場
合があり、遠隔地計算機センタは不必要なデータを受信
したときに受信データの無効化を行っている。また、遠
隔地計算機センタに不必要なデータを送信するので、無
駄な通信回線の利用が発生する。このような従来例の構
成を第３図に示す。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このような従来例では、オンラインネットワークシステ
ム環境定義が動的に行われず、また不必要なデータを転
送するので、計算機センタ間でのデータ処理が繁雑にな
る欠点および不必要なデータの転送に伴って無駄な通信
回線の利用が発生する欠点、また、オンラインネットワ
ークシステム環境の変更等があった場合にいったんシス
テムを停止してオンラインネットワークシステム環境の
再定義を行わなければならない欠点がある。

本発明はこのような欠点を除去するもので、システムを
運用中にシステム環境の再定義を行うことができる通信
相手変更装置を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、計算機を有し、通信回線で接続された複数の
局にひとつに設けられ、他局の通信状態が局識別子に対
応して登録される管理テーブルおよび他局とのリンクを
確立または解放するシステム環境変更手段を備えた通信
相手変更装置において、通信状態を変更する局の局識別
子を入力する入力手段と、この入力手段で入力された局
識別子に基づき上記管理テーブルからこの局識別子に対
応する局の通信状態を抽出する検索手段と、この検索手
段による検索結果を表示する表示手段と、操作による入
力に応じて上記表示手段に表示された局に対するリンク
を確立または解放する指令を上記システム環境変更手段
に与える状態変更指令手段と、この状態変更指令手段の
発行する指令に応じて上記管理テーブルの登録内容を自
動変更する管理テーブル更新手段とを備えたことを特徴
とする。

〔作用〕

通信状態を変更しようとする局の局識別子を入力し、管
理テーブルから検索した結果を表示する。

この検索結果を参照して相手局に対するリンク確立また
は解放を指令し、この指令によって変更されたシステム
環境を管理テーブルに反映する。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。第１図はこの実施例の構成を示すブロック構成図で
ある。

この実施例は、第１図に示すように、オペレータコンソ
ール１１と、中央計算機センタ１２と、遠隔地計算機セ
ンタ２１１ないし２１ｎと、中央計算機センタ１２と遠
隔地計算機センタ２１１ないし２１ｎとを有機的に結合
する通信回線２０１ないし２Ｏｎとを備え、ここで、中
央計算機センタ１２は、通信相手更新手段１３と、通信
相手識別管理テーブル１４と、データ送信受信ロードモ
ジュール１５と、通信相手識別手段１６と、リンク確立
解放手段１７と、通信相手状態変更手段１８と、データ
送信手段１９とを備え、また、遠隔地計算機センタ２１
１ないし２Ｉｎのそれぞれは、データ受信手段２２１な
いし２２ｎと、データ受信ロードモジュール２３１ない
し２３ｎのそれぞれを備える。ここで、通信相手更新手
段１３は、第２図に示すように、通信相手識別情報入力
手段１３１と、通信相手識別管理テーブル検索手段１３
２と、通信相手状態確認手段１３３と、通信相手更新情
報入力手段１３４と、通信相手識別管理テーブル変更手
段１３５とを備える。すなわち、この実施例は、計算機
を有し、通信回線で接続された複数の局２１１ないし２
ｉｎのひとつに設けられ、他局の通信状態が局識別子に
対応して登録される管理テーブルである通信相手識別管
理テーブル１４および他局とのリンクを確立または解放
するシステム環境変更手段であるリンク確立解放手段１
７を備え、さらに、本発明の特徴とする手段として、通
信状態を変更する局の局識別子を入力する入力手段を含
むオペレータコンソール１１と、この入力手段で入力さ
れた局識別子に基づき上記管理テーブルからこの局識別
子に対応する局の通信状態を抽出する検索手段である通
信相手識別管理テーブル検索手段１３２と、この検索手
段による検索結果を表示する表示手段である通信相手状
態確認手段１３３と、操作による入力に応じて上記表示
手段に表示された局に対するリンクを確立または解放す
る指令を上記システム環境変更手段に与える状態変更指
令手段通信相手更新情報入力手段１３４と、この状態変
更指令手段の発行する指令に応じて上記管理テーブルの
登録内容を自動変更する管理テーブル更新手段である通
信相手識別管理テーブル変更手段１３５とを備える。

次に、この実施例の処理の流れについて説明する。

オンラインネットワークシステム環境に変更などが生じ
た場合に、変更が生じた通信相手識別子情報を中央計算
機センタ１２に接続されているオペレータコンソール１
１に操作員が入力する。中央計算機センタ１２内の通信
相手識別情報入力手段１３１がオペレータコンソール１
１を介して入力された通信相手識別子情報を受は取り、
通信相手識別管理テーブル検索手段１３２に渡す。通信
相手識別管理テーブル検索手段１３２は通信相手識別情
報入力手段１３１から渡された通信相手識別子情報に基
づき同一の通信相手識別子を有する通信相手識別管理テ
ーブルＩ４を検索し、通信相手状態確認手段１３３に渡
す。通信相手状態確認手段１３３は通信相手識別管理テ
ーブル検索手段１３２から渡された通信相手識別管理テ
ーブル１４に格納されている通信相手との状態情報を参
照し、変更の指示があった通信相手とデータ転送が行わ
れていないことを確認し、通信相手更新情報入力手段１
３４に制御を渡す。変更の指示があった通信相手とデー
タ転送が行われているときは、オペレータコンソール１
１に変更拒否の応答を表示する。通信相手更新情報入力
手段１３４はオペレータコンソール１１に変更情報の入
力を促す指示を表示する。そして、通信相手更新情報入
力手段１３４は操作員によってオペレータコンソール１
１を介して入力された変更情報を受は取り、通信相手識
別管理テーブル変更手段１３５に渡す。

通信相手識別管理テーブル変更手段１３５は通信相手更
新情報入力手段１３４から渡された変更情報に応じて通
信相手識別管理テーブル１４を更新する。

遠隔地計算機センタ２０１ないし２Ｏｎとの通信を行う
場合に、データ送信受信ロードモジュール１５は、相手
との通信を開始する要求を行う際に、通信相手を識別す
る識別子を通信相手識別手段１６に渡す。通信相手識別
手段１６はデータ送信受信ロードモジュール１５から渡
された通信相手識別子から通信相手識別管理テーブル１
４を検索し、リンク確立解放手段１７に渡す。リンク確
立解放手段１７は通信相手識別手段１６から渡された通
信相手識別管理テーブル１４に格納されている通信相手
識別管理テーブル変更手段１３５で変更されている通信
相手の属性情報に基づいて通信相手とデータ転送を開始
するときに通信相手とのリンクを確立し、また通信相手
とのデータ転送を終了するときに通信相手とのリンクの
解放を行う。リンク確立解放手段１７は通信相手とのリ
ンクの確立または通信相手とのリンクの解放を行ったの
ちに、通信相手状態変更手段１８に制御を渡す。通信相
手状態変更手段１８は通信相手識別手段１６でデータ送
信受信ロードモジュール１５から渡された通信相手識別
子から得られた通信相手識別管理テーブル１４の通信相
手との通信状態情報に対して、通信相手とのリンクの確
立を行った際には通信中であることをセットし、また通
信相手とのリンクの解放を行った際には通信中でないこ
とをセットする。その後にデータ転送を開始するときは
、データ送信手段１９で通信回線２０１ないし２Ｏｎを
経由して有機的に結合されている選択された遠隔地計算
機センタ２１１ないし２１ｎにデータを転送する。

〔発明の効果〕

本発明は、以上説明したように、通信相手をシステム運
用中に動的に変更が可能になり、不特定多数の遠隔地の
計算機センタとのデータ転送を可能にする効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の構成を示すブロック構成図。 第２図は第１図の通信相手更新手段の構成を示すブロッ
ク構成図。 第３図は従来例の構成を示すブロック構成図。 １１・・・オペレータコンソール、１２・・・中央計算
ａセンタ、１３・・・通信相手更新手段、１４・・・通
信相手識別管理テーブル、１５・・・データ送信受信ロ
ードモジュール、１６・’−・通信相手識別手段、１７
・・・リンク確立解放手段、１８・・・通信相手状態変
更手段、１９・・・データ送信手段、１３１・・・通信
相手識別情報入力手段、１３２・・・通信相手識別管理
テーブル検索手段、１３３・・・通信相手状態確認手段
、１３４・・・通信相手更新情報入力手段、１３５・・
・通信相手識別管理テーブル変更手段、２０１〜２Ｏｎ
・・・通信回線、２１１〜２１ｎ・・・遠隔地計算機セ
ンタ、２２１〜２２ｎ・・・データ受信手段、２３１〜
２３ｎ・・・データ受信ロードモジュール。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、計算機を有し、通信回線で接続された複数の局にひ
   とつに設けられ、他局の通信状態が局識別子に対応して
   登録される管理テーブルおよび他局とのリンクを確立ま
   たは解放するシステム環境変更手段を備えた通信相手変
   更装置において、通信状態を変更する局の局識別子を入
   力する入力手段と、 この入力手段で入力された局識別子に基づき上記管理テ
   ーブルからこの局識別子に対応する局の通信状態を抽出
   する検索手段と、 この検索手段による検索結果を表示する表示手段と、 操作による入力に応じて上記表示手段に表示された局に
   対するリンクを確立または解放する指令を上記システム
   環境変更手段に与える状態変更指令手段と、 この状態変更指令手段の発行する指令に応じて上記管理
   テーブルの登録内容を自動変更する管理テーブル更新手
   段と を備えたことを特徴とする通信相手変更装置。