JPH02101564A - 分散型通信制御用情報転送方法 - Google Patents

分散型通信制御用情報転送方法

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JPH02101564A
JPH02101564A JP25568688A JP25568688A JPH02101564A JP H02101564 A JPH02101564 A JP H02101564A JP 25568688 A JP25568688 A JP 25568688A JP 25568688 A JP25568688 A JP 25568688A JP H02101564 A JPH02101564 A JP H02101564A
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JP
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control device
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communication
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JP25568688A
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Shingo Suzuki
鈴木 晋吾
Tatsuro Murakami
村上 龍郎
Nobuo Araki
荒木 伸夫
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は1分散型の通信制御用情報転送方法に関し、詳
しくは分散された制御装置上で実行される通信システム
において、それら制御装置相互間のメツセージおよびプ
ロセス管理のための情報転送方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より、ホスト集中型の情報処理からローカル処理の
比重を高めた分散処理型への転換が図られている。分散
処理とは、処理機能とデータベース機能とを地理的に分
散させた形態であって、非集中処理と集中処理の各々の
長所を生かした方法である。
分散処理型の通信システムでは、それぞれの制御装置で
実行する実行単位(プロセス)を、実行した制御装置で
それぞれ管理するか、あるいは1箇所で集中して管理す
るかの方法がとられる。すなわち、従来の分散型通信シ
ステムでは、プロセスを特定化する名前を管理するため
、名前テーブルにプロセス名とその対象範囲を登録して
いるが、その登録されるプロセスの対象範囲と登録の箇
所により、(a)集中管理方法、(b)分散管理方法。
および(c)自己管理方法の3つがあった。
先ず、(a)集中管理方法は、システム全体で集中化し
た単一の名前テーブル(以後、名前管理サーバと呼ぶ)
を設備する集中管理型であって、メツセージ転送に先立
って転送先アドレスを名前管理サーバに問い合わせる。
(b)分散管理型は、システムを複数のエリアに分割し
て、その各々に名前管理サーバを設備するか、あるいは
システム内の制御装置の全てに名前管理サーバを設備す
る方法である。(c)自己管理型は、各制御装置がそれ
自身の名前だけを管理する名前テーブルを持つ方法であ
って、ある名前を探すためには、それを関係する装置に
ブロードカストして、各装置では一致する名前が見つか
ったときに応答を返送する。
上記(0)の自己管理型では、最初に1回だけ名前テー
ブルを設置すれば、変更するまでそれを使用できる。ま
た、上記(a)の集中管理型と上記(byの分散管理型
とで、名前管理サーバに名前を登録したり、あるいは更
新するのは、システム全体の初期設定時、あるいは一部
の制御装置の再開によりプロセスが新たに生成された際
に通知する時、あるいはオペレータのシステム操作時で
ある。
なお、従来の分散型通信制御用情報転送方法に関連する
文献としては1例えば、「分散型オペレーティング・シ
ステムJlbit1987年3月号別冊。
ACM   COMPUTING   5URVEYS
’85  コンピュータサイエンス p215〜p26
7、 A 、 S 。
Tanenbaum、 R、vanRenesse(益
田訳)がある〔発明が解決しようとする課題〕 上記(a)(b)(c)の各方法においては1次のよう
な問題が生じていた。すなわち、 (i)集中管理および分散管理の場合 制御装置内でプロセスの追加や変更が行われた時や、プ
ロセスをある制御装置から他の制御装置に収容替えする
時には、通常のメツセージ通信とは異なる特殊な方法に
より名前管理サーバに通知して1名前テーブルの登録内
容を更新する必要がある。また、名前テーブルの内容が
何らかの原因でクリアされた時や、不適当に書き換えら
れた時にも、やはり名前テーブルを参照するため、名前
テーブルの多重設備や世代管理が必要になり、またシス
テム全体の初期設定による名前テーブルの回復、あるい
は保守者による名前テーブルの書き換えが必要になるこ
とがある。
(it)集中管理および自己管理の場合、メツセージ転
送ごとに転送先アドレスを問い合わせるための名前テー
ブルへのアクセスが多く生じるので1通信量や処理量に
オーバヘッドが生じる。
(ui)分散管理の場合、 システムで対象となるプロセスの全てを、多数の制御装
置あるいは全制御装置で管理するので、そのためのメモ
リ容量が多くなり、各制御装置に接続される記憶装置が
増加する。
本発明の目的は、これら従来の課題を解決し、システム
構成や機能分担が変更しても、その構成を変更したり、
意識する必要がなく、またプロセスの所在する制御装置
に関係なく、しかも通信量やメモリ使用量が少なく、か
つテーブル内容の矛盾を自己回復することができる分散
型通信制御用情報転送方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明の分散型通信制御用情
報転送方法は、分散配置され、かつ処理単位であるプロ
セスが各々1個以上存在する複数の制御装置が互いにメ
ツセージを転送することにより結合されている通信シス
テムにおいて、メツセージを転送するための転送元プロ
セスが存在する制御装置に、転送先プロセスの名前と該
プロセスの存在する制御装置名を記憶した名前テーブル
が設けられ、該名前テーブルを参照することにより得ら
れた転送先プロセス名を用いて、該転送先プロセスが存
在する制御装置に対しメツセージを転送したが、該メツ
セージを受信した制御装置に該転送先プロセスが存在し
ない場合には、上記転送元プロセスに対して存在しない
旨を通知するメツセージを返送することにより、上記名
前テーブルの内容を修正し、また転送元プロセスが存在
する制御装置で、転送先プロセスの名前、該転送先プロ
セスが存在する制御装置名が名前テーブルにないか、制
御装置に名前テーブル自体が存在しない場合には、メツ
セージの転送に先立って、転送元プロセスから関係する
他の制御装置の全てに対し転送先プロセスの名前を問い
合わせるためのメツセージを転送するとともに、名前の
問い合わせと兼ねて該制御装置に対するメツセージを転
送し。
転送先プロセスの存在する制御装置から応答メツセージ
を受けることにより、転送元プロセスが存在する制御装
置の名前テーブルに転送先プロセスの情報を登録するこ
とに特徴がある。
〔作  用〕
本発明においては、先ず(イ)メツセージの送信相手を
指定する方法として、プロセスに与えられた名前を用い
るが、名前の登録や更新等の管理をメツセージの送信元
で行う必要がないので、テーブル形式を用いるプロセス
をメツセージ転送側の制御装置が独自に定めることがで
きる。従って、参照回数の少ないプロセスの名前をテー
ブルから除去することにより、名前管理のためのメモリ
容量を減少させることができ、逆に参照する回数の多い
プロセスを各テーブルに登録することにより。
問い合わせのための通信量を減少させることができる。
(ロ)また、テーブルに名前が登録されていないプロセ
スをメツセージ送信相手とする場合には、メツセージ送
信の度ごとに関係する全ての制御装置に名前の所在を問
い合わせ、テーブルに名前が登録されているプロセスの
場合には、その相手に対してだけメツセージを送達する
ので、分散制御装置の構成変更を互いに連絡し合わなく
いもよく、プロセスの追加・削除を各々の制御装置内で
独立して、任意に行うことができる。(ハ)また、自分
のテーブルに名前が登録されていないとき。
またはテーブルを全く設備していないときのメツセージ
形式を、登録されているときのメツセージ形式と区別し
ている。つまり、名前が登録されていないメツセージを
受信する場合には、自制御装置内に指定プロセスが存在
する場合に応答を返送し1名前が登録されているメツセ
ージを受信する場合には、自制御装置内に指定プロセス
が存在しない場合に応答を返送するようにしているので
、返送メツセージの回数を少なく抑えることができる。
さらに、テーブル形式の内容の撹乱に関しては、返答メ
ツセージの内容に従って回復することができるので、保
守者のデータ変更操作を伴ハずに信頼性を向上すること
が可能である。(ニ)また。
名前の問い合わせは、本来のメツセージ転送と兼用する
ことができるので、相手制御装置間の通信回数とメツセ
ージの送り直しに起因する転送遅延を少なくすることが
可能である。
〔実施例〕
以下1本発明の実施例を、図面により詳細に説明する。
第4図は、本発明の一実施例を示す分散型通信システム
の機能ブロック図である。
第1図において、la、lb、lc、ldは分散制御を
行う複数の制御装置、2a、2bは制御装置1a、lb
が処理する対象のアプリケーション部分、21a、22
a、23a、21b、22bはそれぞれアプリケーショ
ン部分を形成する複数個のプロセス、5a、5bは本発
明に関するもので。
各プロセスを管理するためのプロセス管理部分。
6a、6bは同一制御装置内のプロセスの転送を行った
り、プロセス生成を管理部分5a、5bに通知するプロ
セス制御部分、4 a 、、 4 bはそれぞれ相手方
と通信するための送受信制御手続きを行う通信制御部分
、7は公衆通信網やパケット通信網からなる通信手段で
ある。なお、制御装置1c。
1dは、制御装置1a、lbと同一の構成を有している
ものとする。
第4図から明らかなように、アプリケーション部分2a
、2bのソフトウェアは、複数のプロセスで構成されて
いる。プロセス管理部分5a、5bは、プロセス間のメ
ツセージ通信の相手が自制御装置内か、自装置外かを判
断して、メツセージの転送を指示する。、プロセス制御
部分6a、6bは、プロセス生成時に生成されたプロセ
ス名をプロセス管理部分5a、5bに通知したり、同一
制御装置内のプロセス間のメツセージ転送を行う。
通信制御部分4a、4bは、他制御装置とのメツセージ
転送機能を具備しており、前述のように送受信の制御手
順プログラムを備えている。本発明は、このうちのプロ
セス管理部分5a、5bに関するものであって、以下、
これについて詳述する。
第5図は、本発明に適用されるメツセージの構成図であ
る。
メツセージの構成は、(イ)メツセージ種別表示。
(ロ)通信元制御装置名、(ハ)通信先制御装置(通信
相手制御装置)名、(ニ)転送元プロセス名、(ホ)転
送先プロセス(転送相手プロセス)名、(へ)メツセー
ジ内容からなる。最後のメツセージ内容は、転送元プロ
セスから相手プロセスに伝達される情報のことである。
なお、プロセス名はシステム全体でユニークに付与され
る番号、あるいは記号で表示されるもので、プロセス名
で指定される。また、制御装置名は、プロセスが存在す
る制御装置をシステム全体でユニークに指定するもので
、制御装置の名で表示される。また、プロセスが存在す
る制御装置を決定する名前テーブルは、プロセス管理部
分5a、5bに設置されている。
第6図は、本発明のプロセス管理部分に設置される名前
テーブルの構成図である。
名前テーブルには、第6図に示すように、各プロセス名
とそれに対応する制御装置名の群が格納されている0名
前テーブルをプロセス名でサーチすると、それが存在す
る制御装置名が求められる。
プロセスは、名前テーブルへの登録状態の違いにより次
の3種類に分類される。すなわち、(イ)プロセス名対
応にそれが存在する制御装置名が登録されているプロセ
ス、(ロ)プロセス名が登録されていても、制御装置名
がW録されていないプロセス、(ハ)プロセス名自体が
登録されていないプロセスである。従って、通信相手と
なる制御装置名が明確であるという点で、(イ)のプロ
セスは、(ロ)と(ハ)のプロセスと区別される。
次に、メツセージは、名前テーブルへの制御装置登録の
有無による転送メツセージと各々の応答メツセージとを
識別するメツセージ種別表示を使用しており、これらは
下記(a)〜(d)の4種類に分類される。
(a)プロセス指定メツセージ(PRCメツセージと呼
ぶ)は、名前テーブルに制御装置名が登録されているプ
ロセスに送るための順方向メツセージである。(b)プ
ロセス問い合わせメツセージ(REQメツセージと呼ぶ
)は、名前テーブルがない場合、あるいは名前テーブル
に制御装置名が登録されていないプロセスに転送するた
めの順方向メツセージであって、メツセージ内容を含ん
でいる。(Q)プロセス確認通知メツセージ(ACKメ
ツセージと呼ぶ)は、指定されたプロセスが自制御装置
に存在する場合に、REQメツセージの返答として通知
する逆方向のメツセージであって、受は取ったメツセー
ジ内容を含んでいる。(d)プロセス未確認通知メツセ
ージ(NAKメツセージと呼ぶ)は、指定さ・れたプロ
セスが自制御装置に存在しない場合にPRCメツセージ
の返答として通知する逆方向メツセージであって、受は
取ったメツセージ内容を含んでいる。
欠に、自制御装置内にプロセスが追加された場合、およ
び制御装置が新たに設置された場合のプロセスの生成と
プロセスの登録・管理の方法を説明する。
自制御装置に存在するプロセスは、装置の初期設定また
はオペレータの操作等のよく知られた方法により、シス
テムでユニークなプロセス名として生成される。生成さ
れたプロセスは、自装置内の名前テーブルに制御装置名
とともに登録される。
これとは逆に、プロセスが制御装置から取り除かれた時
には、プロセス名が名前テーブルから削除される。
第1図および第2図は、本発明の一実施例を示す通信元
制御装置のプロセス管理部分の動作フローチャートであ
る。
あるプロセス(転送元プロセスと呼ぶ)から他のプロセ
ス(転送先プロセスと呼ぶ)へのメツセージ転送は、他
制御装置に存在するプロセスの登録・管理の方法も兼用
している。第1図および第2図では、転送元プロセスが
存在し、名前テーブルが設備されている制御装置(通信
元制御装置と呼ぶ)の動作が示される。第1図は、自装
置のアプリケーション部分から転送元プロセス名と転送
先プロセス名とメツセージ内容を表示したメツセージを
受は付けた場合のプロセス管理部分の動作であり、第2
図は、他制御装置からのメツセージを受は付けた場合の
プロセス管理部分の動作である。
第1図に示すように、プロセス管理部分は、自制御装置
のアプリケーション部分からの表示を有するメツセージ
を受は付けると、指定された転送先プロセス(相手プロ
セス)名で名前テーブルを索引する(ステップ101)
、プロセス対応の制御装置名が登録されているか否か(
ステップ102)、および登録されている制御装置は自
装置であるが否か(ステップ110)を判定する。
先ず、自装置の場合には、メツセージ内容に転送元プロ
セス名と転送先プロセス名を付加しすPRCメツセージ
を編集して(ステップ113)、プロセス制御部分に渡
し、メツセージ転送命令を指示する(ステップ114)
、プロセス制御部分は、周知の方法でメツセージを相手
プロセスに転送する。
また、名前テーブルから指定のプロセスが他の特定の制
御装置(通信先制御装置と呼ぶ)に存在すると判断した
場合には(ステップ110)、メツセージ内容に転送元
プロセス名と転送先プロセス名と通信元制御装置名と通
信先制御装置名とを付加したPRCメツセージを編集し
くステップ111)、通信制御部分に渡す(ステップ1
12)、通信制御部分では、メツセージ内の通信先制御
装置名で指定される制御装置に対し10周知の方法によ
りメツセージを転送する。
また、名前テーブルからプロセスの存在する制御装置が
定まらないとき、つまり名前テーブルにそのプロセスが
登録されていないことが分った場合には(ステップ10
2)、メツセージ内容に転送元プロセス名と転送先プロ
セス名と通信元制御装置名と、システムを構成する制御
装置を通信相手とする通信先制御装置名とを付加したR
EQメツセージを、自装置以外のシステム内の全ての制
御装置対応にそれぞれ編集しくステップ106,107
.108)、通信制御部分にこれを渡す(ステップ10
9)。なお、これに先立って、タイミング値を設定して
(ステップ103)、タイマを起動しくステップ104
)、そのタイマの設定された期間、送出されたREQメ
ツセージに対して指定されたプロセスが存在する制御装
置からACKメツg−ジが返送されてくるのを待機する
。その期間内に、全制御装置の読み出しを行う(ステッ
プ105)。
第2図に示すように、他制御装置からのメツセージを通
信制御部分が周知の方法で受信すると。
プロセス管理部分がそれを引き継いで、メツセージ種別
を分析する(ステップ201)。先に起動されたタイマ
のタイミング中におけるACKメツセージの受信である
と判断した場合には(ステップ202)、タイマを停止
させた後(ステップ203)、プロセス管理部分はメツ
セージから転送先プロセスに対応する制御装置名を抽出
し、それを名前テーブルに登録する(ステップ204)
。なお、登録する代りに、書き換えてもよい、また、タ
イミング中以外でのACKメツセージは廃棄される(ス
テップ202)。
一方、ACKメツセージを受取らずに、タイマがタイム
アウトすると(ステップ206,207゜208)、 
 指定プロセスがどこにも存在しないと判断して、保守
者に通報する(ステップ209)。
プロセス管理部分がNAKメツセージであることを判断
した場合には(ステップ201)、指定のプロセスに関
する記録を名前テーブルから削除する(ステップ205
)、この場合には、第1図のステップ101に分岐し、
名前テーブルを索引しても制御装置が定まらないときの
処理手順に移る(ステップ103〜109)。
第3図は、本発明の一実施例を示す通信先制御装置のプ
ロセス管理部分の動作フローチャートである。
他制御装置からのメツセージを周知の方法で通信制御部
分が受信すると、これをプロセス管理部分に渡す。プロ
セス管理部分は、受は取ったメツセージのメツセージ種
別を分析する(ステップ301)0分析の結果、PRC
メツセージであると判断された場合には、指定された転
送先プロセスが自制溝装置内に存在するか否かを調べる
ため。
名前テーブルを指定プロセスで索引する(ステップ30
6)、指定プロセスの所在が自制溝装置内の名前テーブ
ルに存在すれば(ステップ307)。
転送元プロセス名と転送先プロセス名とメツセージ内容
をプロセス制御部分に渡す(ステップ310)。
プロセス制御部分は、受信メツセージの蓄積バッファに
これを格納する等の処理を行う。
名前テーブルを指定プロセスで索引した結果、テーブル
に存在しなければ、自制溝装置以外に存在するので(ス
テップ307)、受信したPRCメツセージ内の情報を
引き継いで、NAKメツセージを編集しくステップ30
8)、これを通信制御部分を通してPRCメツセージの
通信元制御装置に返送する(ステップ309)。
一方、プロセス管理部分がREQメツセージを受は取っ
た場合には(ステップ301)、指定されたプロセスが
自制溝装置内に存在するか否かを調べるため、名前テー
ブルを索引する(ステップ303)。テーブルに指定プ
ロセスが存在すれば。
転送元プロセス名と転送先プロセス名とメツセージ内容
をプロセス制御部分に渡すとともに(ステップ304)
、  受信したREQメツセージ内の情報を引き継いで
ACKメツセージを編集しくステップ3o5)、 これ
を通信制御部分を通してREQメツセージの通信元制御
装置に返送する(ステップ309)。また、指定された
プロセスが名前テーブルに存在しなければ(ステップ3
03)、受は取ったREQメツセージを廃棄する。
なお、第1図〜第3図では、制御装置内に名前テーブル
を設備している場合の動作を述べているが、名前チーフ
ルを設備しない制御装置では、上述の本願において、名
前テーブルの索引やACKメツセージの受取り時に実施
するテーブルへの登録等の一部の手順を省略するだけで
、その他の手順はそのまま適用することができる。
第7図は、メモリ使用量と通信回数についての本発明と
従来の方法の比較図である。
従来の方法のうちの分散管理型は、通信回数は1回だけ
で少なくてよいが、メモリ使用量がシステム内の制御装
置数に比例して増加する。つまり、制御装置数が4台で
4倍、6台で6倍、8台で8倍、10台で10倍に増加
する。また、従来の集中管理型では、メモリ使用量は少
なくてよい(つまり、1台分でよい)が、通信回数が制
御装置数に関係なく3回必要である。また、従来の自己
管理型では、メモリ使用量は少なくてよい(つまり。
1個分でよい)が1通信回数が制御装置数に比例して増
加する。すなわち、制御装置4台で3回、6台で5回、
8台で7回、10台で9回も必要となる。これに対して
、本発明の転送方法では、制御装置数に対して緩やかな
傾斜で通信回数が増加するだけで、メモリ使用量は集中
管理型や自己管理型と同じく1台分ですむ。すなわち、
通信回数は2台で1回、4台で1.5回、6台で2.5
回、8台で3.5回、1o台で4回ですむ。
このように、本発明においては、(イ)プロセスを名前
テーブルに登録する方法が、転送元プロセスからメツセ
ージを送信する際の通信処理の一部となっているため、
制御装置内でプロセスを追加したり、削除したりする必
要がなく、つまりプロセスの変更は他の制御装置に関連
変更させることなく、独自に行うことができる。(ロ)
また、名前テーブルに登録するか否かは、各制御装置の
判断に任せることができるので、各々のプロセスの使用
条件に適した柔軟性のあるシステム設計および保守が可
能である。(ハ)また1通信回数とメモリ使用量を比較
した場合、交換システムにおける番号翻訳のような使用
頻度の高いプロセスはテーブル形式にして、通信回数を
少なくし、一方、保守用のプロセスはテーブル形式にせ
ずにメモリ使用量を少なくするというように、種々の選
択が可能である。(ニ)また、名前テーブルへの登録待
ちのプロセスは、制御装置に対する1回の問い合わせ操
作で登録され、それ以降の問い合わせの必要はなくなる
。さらに1名前テーブルの制御装置相互間の不一致は、
通常のメツセージ転送が行われている限り、自然に回復
することが可能である。
(ホ)システム内に指定されたプロセスが存在しない場
合でも、問い合わせ時に設定したタイマがタイムアウト
した時に、該当するプロセスがどこにも存在しないと判
断できるので、全ての制御装置とのNAKメツセージ転
送による処理のオーバヘッドおよび通信路の負荷の増加
を軽減することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、プロセスの登録
が通信処理の一部であるため、プロセス変更を各制御装
置だけで行うことができ、かつ登録するか、しないかの
判断も各制御装置に任せているため、柔軟性のあるシス
テム設計が可能である。また、使用頻度の高いプロセス
をテーブルに登録し、頻度の低いプロセスはテーブルに
登録しないようにするので、メモリ使用量はさらに減少
できるとともに1名前テーブルの不一致も自然に回復で
きる。さらに、タイマを設定しているため、どこにも存
在しないプロセスに対するNAKメツセージの転送処理
のオーバヘッドは軽減される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す通信元制御装置のプロ
セス管理部分の動作フローチャート、第2図は同じ<A
CK、NAKメツセージを受信した通信元制御装置のプ
ロセス管理部分の動作フローチャート、第3図は本発明
の一実施例を示す通信元制御装置のプロセス管理部分の
動作フローチャート、第4図は本発明が適用される分散
型通信システムの制御装置の構成図、第5図は本発明で
使用されるメツセージの構成図、第6図は本発明におい
て、通信先制御装置を決めるための名前テーブルの構成
図、第7図はメモリ使用量と通信回数について、本発明
と従来の方法の比較図である。 1 a、1 b、1 c、1 d :制御装置、2a、
2b:アプリケーション部分、21a、22a、23a
。 21b、22b:プロセス、4a、4b:通信制御部分
、5a、5b:プロセス管理部分、6a。 6b:プロセス制御部分、7:通信手段。 特許出願人 日本電信電話株式会社 代理人 弁理士 磯 村 雅 俊。 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)分散配置され、かつ処理単位であるプロセスが各
    々1個以上存在する複数の制御装置が互いにメッセージ
    を転送することにより結合されている通信システムにお
    いて、メッセージを転送するための転送元プロセスが存
    在する制御装置に、転送先プロセスの名前と該プロセス
    の存在する制御装置名を記憶した名前テーブルが設けら
    れ、該名前テーブルを参照することにより得られた転送
    先プロセス名を用いて、該転送先プロセスが存在する制
    御装置に対しメッセージを転送したが、該メッセージを
    受信した制御装置に該転送先プロセスが存在しない場合
    には、上記転送元プロセスに対して存在しない旨を通知
    するメッセージを返送することにより、上記名前テーブ
    ルの内容を修正し、また転送元プロセスが存在する制御
    装置で、転送先プロセスの名前、該転送先プロセスが存
    在する制御装置名が名前テーブルにないか、制御装置に
    名前テーブル自体が存在しない場合には、メッセージの
    転送に先立って、転送元プロセスから関係する他の制御
    装置の全てに対し転送先プロセスの名前を問い合わせる
    ためのメッセージを転送するとともに、名前の問い合わ
    せと兼ねて該制御装置に対するメッセージを転送し、転
    送先プロセスの存在する制御装置から応答メッセージを
    受けることにより、転送元プロセスが存在する制御装置
    の名前テーブルに転送先プロセスの情報を登録すること
    を特徴とする分散型通信用情報転送方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04216155A (ja) * 1990-12-17 1992-08-06 Nec Aerospace Syst Ltd メッセージ転送制御方式
JPH05274283A (ja) * 1992-03-27 1993-10-22 Sumitomo Metal Ind Ltd 複数プロセス協調方法及び計算機システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04216155A (ja) * 1990-12-17 1992-08-06 Nec Aerospace Syst Ltd メッセージ転送制御方式
JPH05274283A (ja) * 1992-03-27 1993-10-22 Sumitomo Metal Ind Ltd 複数プロセス協調方法及び計算機システム

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