JP3137183B2 - 通信システムとその監視データ送達確認方法 - Google Patents

通信システムとその監視データ送達確認方法

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JP3137183B2
JP3137183B2 JP10061417A JP6141798A JP3137183B2 JP 3137183 B2 JP3137183 B2 JP 3137183B2 JP 10061417 A JP10061417 A JP 10061417A JP 6141798 A JP6141798 A JP 6141798A JP 3137183 B2 JP3137183 B2 JP 3137183B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信器材の監視に係
わる主局から複数の従局へのメッセージ送信における送
達確認方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデータ送達確認方式は、データ送
達確認を求める場合に、要求メッセージデータにメッセ
ージ通番を付して発信し、受信側からメッセージ通番を
付した応答メッセージを受けて送達を確認する通番管理
の方法や、受信側がメッセージが正しく受信できたかを
確認してACK/NAK等のメッセージを発信方に返送
することにより送達を確認する方法などの手段により実
施されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、データの送受
信が増加するとデータ送達確認のための負荷が増加し、
本来のデータの送達に影響を及ぼすような状態も発生し
てきた。この事態に対応し、送達確認の負荷を軽減する
ため、通番管理の方法では例えば特開平9−62592
号公報に、シーケンス番号から直ちにメッセージ管理テ
ーブルを探し出す方法が開示され、またACK/NAK
を用いる方法では例えば特開平4−367135号公報
に、複数の肯定要求を一つのフレームで送信する方法が
開示されている。
【0004】しかし、メッセージ負荷が極度に高い場
合、このオーバヘッドが無視できない状況になり、場合
によっては主局のシステム内部でのメッセージ放棄が発
生し、従局での器材監視内容が主局と整合しない場合が
生じる。
【0005】本発明の目的は、上記の問題を解決しよう
とするもので、主局から複数の従局への通信器材の監視
のためのメッセージ送信において、送達確認の処理が軽
減でき、かつ主局と従局とのデータ整合が確保される通
信システムと監視データ送達確認方法を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の通信システム
は、構成する通信器材の監視機能を有する通信システム
であって、その通信システムは主局と、主局と通信手段
で接続する一局以上の従局とを有している。
【0007】主局は、監視のためのメッセージを作成し
て通番を付して従局に送信するメッセージ作成部と、送
信したメッセージの通番を、グループ化された器材監視
項目ごとのデータにまとめた通番管理テーブルとして管
理する通番管理手段と、通番管理手段の通番管理テーブ
ルで管理する通番の送達を確認するために、従局で同様
に作成されている通番管理テーブルの内容を状況データ
として送信させるための確認要求メッセージを周期的に
従局に送信する確認要求送出手段と、従局から状況デー
タの確認応答メッセージを受信して、通番管理手段の通
番管理テーブルと従局からの通知内容とを比較して監視
のためのメッセージの送達を確認し、送受信されたメッ
セージに不整合が生じていた場合にはそのグループのメ
ッセージの未着信ありと判定し、その該当するグループ
のメッセージの再送信をメッセージ作成部に実施させる
送達状況確認手段と、各要素を制御する制御部と、メッ
セージ作成送受信とデータ送達確認のためのプログラム
を記録した記録媒体とを備えている。
【0008】それぞれの従局は、受信した監視のための
メッセージの通番を、グループ化された器材監視項目ご
とのデータにまとめた通番管理テーブルとして管理する
通番管理手段と、主局からの確認要求メッセージを受信
すると、通番管理手段の通番管理データの内容に基づい
て状況データを作成し、確認応答メッセージとして主局
に送信する確認要求応答手段と、各要素を制御する制御
部と、メッセージ作成送受信とデータ送達確認のための
プログラムを記録した記録媒体とを備えている。
【0009】通番管理手段の通番管理テーブルが、所定
の基準でグループ化された器材監視項目ごとに、主局に
あっては送信した監視のためのメッセージの、従局にあ
っては受信した監視のためのメッセージの、それぞれの
通番を格納してもよく、それぞれの最終通番と監視のた
めのメッセージ数の累計とを格納してもよい。
【0010】また、それぞれの従局が、電話交換機、回
線の制御を行う回線切替装置、回線に乗せるデータを多
重化する多重化装置の機能を監視してもよい。
【0011】本発明の監視データ送達確認方法は、主局
と、主局と通信線で接続する一局以上の従局を有し、構
成する通信器材の監視機能を有する通信システムの監視
データ送達確認方法であって、主局は、監視のためのメ
ッセージを作成して通番を付して従局に送信し、送信し
たメッセージの通番をグループ化された器材監視項目ご
とのデータにまとめて管理し、周期的に確認要求メッセ
ージを従局に送信し、従局は、主局からの監視のための
メッセージの通番をグループ化された器材監視項目ごと
のデータにまとめて管理し、主局からの確認要求メッセ
ージを受信すると、通番管理手段の対応するデータを参
照して状況データを作成し、確認応答メッセージとして
主局に送信し、主局は、従局から確認応答メッセージを
受信するとその主局の通番管理テーブルと従局からの通
知の内容とを比較して監視のためのメッセージの送達を
確認し、送受信されたメッセージに不整合が生じていた
場合にはメッセージの未着信と判定して該当するメッセ
ージを従局に再送信する。
【0012】本発明は、メッセージの送達確認を個々の
メッセージごとにではなく、監視項目をグループ化し、
そのグループ化したデータ単位で定期的に従局に対して
メッセージの送達確認を行う。
【0013】このため、メッセージ負荷が高い場合で
も、メッセージ送信に伴う送達確認の処理を軽減でき、
メッセージの放棄等によるデータ不整合が生じても、運
用に支障ない程度で整合が確保される。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の監視データ
送達確認方法を用いる通信システムの主局と従局の機能
を示す模式的ブロック構成図である。ここでは説明の都
合上従局20は1局のみしか標示されていないが実際の
通信システムでは主局10に対して通信回路30を経由
して複数の従局20が接続されている。
【0015】図示されていないが、それぞれの従局20
には電話交換機、回線の制御を行う回線切替装置、回線
に乗せるデータを多重化する多重化装置等が接続されて
おり、これらの器材とその機能が従局20と主局10と
で監視される。
【0016】本発明の監視データ送達確認方法は、通信
システムの主局10から従局20への通信器材の監視の
ためのメッセージの送達の確認を行うための方法であ
り、通信システムの主局10には、通信器材の監視のた
めのデータを管理するデータ管理部16と、制御部18
の制御によりデータ管理部16のデータを使用して監視
のためのメッセージを作成して通番を付し、入出力部1
7から通信回路30と従局20の入出力部27とを経由
してデータ管理部26に送信するメッセージ作成部15
と、メッセージ作成部15からの通知により、発信され
たメッセージの通番をグループ化された器材監視項目ご
とのデータにまとめて通番管理テーブルとして管理する
通番管理手段11と、周期的に従局20が受信したメッ
セージの通番の内容を主局へ送信させるための手段とし
ての確認要求メッセージを入出力部17から通信回路3
0と従局20の入出力部27を経由して確認要求応答手
段23に送信する確認要求送出手段12と、送信した確
認要求メッセージに対して従局20の確認要求応答手段
23から発信された確認応答メッセージを受信して、通
番管理手段11の通番管理テーブルと従局20からの通
知の内容とを比較して送達状態を確認し、送受信された
メッセージに不整合が生じていた場合にはそのグループ
のメッセージの未着信と判定し、該当するグループのメ
ッセージの再送信をメッセージ作成部15に実施させる
送達状況確認手段17と、各要素を制御する制御部18
と、メッセージ作成送受信とデータ送達確認のためのプ
ログラムを記録した記録媒体19と、入出力部17とを
備える。
【0017】それぞれの従局20は、主局10から入出
力部27を経由して受信した通信器材の監視のためのメ
ッセージを管理するデータ管理部26と、受信した通信
器材の監視のためのメッセージの通番をグループ化され
た器材監視項目ごとのデータにまとめて通番管理テーブ
ルとして管理する通番管理手段21と、主局10の確認
要求送出手段12から確認要求メッセージを入出力部2
7を経由して受信すると、通番管理手段21の通番管理
テーブルを参照して状況データを作成し、確認応答メッ
セージとして入出力部27を経由して主局10に送信す
る確認要求応答手段23と、各要素を制御する制御部2
8と、メッセージ作成送受信とデータ送達確認のための
プログラムを記録した記録媒体29と、入出力部27と
を備える。
【0018】次に図2を参照して本発明の監視データ送
達確認方法を説明する。図2は本発明の構成する通信器
材の監視機能を有する通信システムの監視データ送達確
認方法のフローチャートであり、(a)は主局の動作
を、(b)は従局の動作を示す。
【0019】先ず図2(a)により主局10の動作につ
いて説明する。監視を開始すると(S101)、監視タ
イマの割り込み指示を待機し(S102No)、監視タ
イマの割り込み指示が発生すると(S102Yes)、
送達確認動作を開始する(S103)。発信された監視
のためのメッセージの通番はメッセージ作成部15から
通知され、器材監視項目ごとにグループ化され通番管理
テーブルとして通番管理手段11に記録されており、主
局10は、確認要求メッセージを従局20に対して送信
して(S104)、従局からの応答を待機する(S10
5No)。この場合状況によってはデータ更新要求を従
局20に送信する。確認要求メッセージを受信した従局
20は、通番管理手段21の通番管理テーブルに記録さ
れている一定期間内に受信したメッセージの通番の内容
を器材監視項目ごとにグループ化された状況データと
し、確認応答メッセージとして主局10へ通知する。従
局20からの通知を受信した主局10は(S105Ye
s)、通番管理手段11の通番管理テーブルと従局から
の通知の内容とを比較して送達状態を確認し(S10
6)、送受信されたメッセージに不整合が生じていた場
合は(S107No)、該当するグループのメッセージ
の再送信をメッセージ作成部15に指示して実施し(S
109)、ステップS110へ進む。送受信されたメッ
セージに不整合が生じていない場合は(S107Ye
s)、確認応答メッセージの状況データを処理し(S1
08)、監視処理を終了するのでなければ(S110N
o)、監視タイマを起動し(S111)、内部の通番管
理テーブルをクリアして通番の登録を再開して(S11
2)、ステップS102に戻り再び監視タイマーの割り
込み指示を待つ。ステップ110で監視を終了するので
あれば(S110Yes)、ステップS113に移行し
て監視を終了する。
【0020】次に図2(b)を参照して従局20の動作
について説明する。監視を開始すると(S201)、主
局10からの確認要求メッセージの受信を待機する(S
202No)。主局10からの確認要求メッセージを受
信すると(S202Yes)、送信確認動作を開始する
(S203)。受信した確認要求メッセージの内容がデ
ータ更新要求であれば(S204Yes)、データ更新
処理を行って(S208)、ステップS209へ進み、
受信した確認要求メッセージの内容がデータ更新要求で
なければ(S204No)、データ送信要求かを確認
し、データ送信要求でなければ(S205No)、ステ
ップ202に戻って主局10からの確認要求メッセージ
の受信を待機する。データ送信要求であれば(S205
Yes)、通番管理手段21に記録されている一定期間
内に受信したメッセージの通番の内容を器材監視項目ご
とにグループ化された状況データとして作成し(S20
6)、確認応答メッセージとして主局10へ送信する
(S207)。監視を終了するのでなければ(S209
No)、内部の通番管理テーブルをクリアして通番の登
録を再開して(S210)、ステップ202に戻って主
局10からの確認要求メッセージの受信を待機する。監
視を終了するのであれば(S209Yes)、ステップ
S211へ移行して監視を終了する。
【0021】次に、主局10と従局20の通信管理手段
11、21に通番管理のために作成される通番管理テー
ブルについて詳細に説明する。図3は本発明の監視のた
めのメッセージをグループ化するための通番管理テーブ
ルの第1例の模式図である。
【0022】本発明の監視データ送達確認方法では、上
述のように送達確認にかかる負荷の軽減を図るため、監
視のためのメッセージの送達確認を個々のメッセージご
とに行うことなく、主局10、従局20ともに器材監視
項目をグループ化して通番管理テーブルを作成し、その
グループごとに通番の内容を格納し、定期的に従局20
から通番管理テーブルの内容を一括して主局に送信さ
せ、主局の通番管理テーブルの内容とグループごとに照
合することにより監視のためのメッセージの送達確認を
効率的に行うことが特徴となっている。
【0023】図3においては監視対象の監視器材より収
集する情報が、器材監視データ、電話交換網データ、デ
ータリンク網データおよび多重通信網データに分類され
ており、この分類されたデータ単位で一括して定期的に
送達確認が行われる。
【0024】通番管理は通番管理テーブルの該当するグ
ループに、メッセージごとに付けられる通番を格納する
ことにより行われる。通番管理テーブルには送受信した
全てのメッセージ番号を格納するため、主局10および
従局20では送信したメッセージと受信したメッセージ
の通番を全てセットしていくことになる。通番管理用の
領域は各データごとに1000件分保有されている。
【0025】図3の通番管理テーブルの通番管理テーブ
ル1欄および通番管理テーブル2欄の使用法について説
明する。 1)送信あるいは受信した監視のためのメッセージに付
せられた通番は、通番管理テーブル1欄にセットされ
る。 2)監視タイマーにより、主局10は従局20へ確認要
求メッセージを送信する。確認要求メッセージの送信以
降に従局20へ送信するメッセージの通番は、通番管理
テーブル2欄へ格納する。 3)従局20は確認要求メッセージ受信以降に受信した
監視のためのメッセージの通番は通番管理テーブル2欄
に格納する。 4)主局10では従局20から送達確認メッセージが通
知されると、通番管理テーブル1の内容との比較を行
い、不一致があればそのグループのメッセージを従局2
0に再送信する。 5)主局10はメッセージの再送信のない場合は直ち
に、メッセージの再送信のある場合はメッセージを再送
信完了後、通番管理テーブル1欄をクリアする。 6)従局20は確認応答メッセージを主局に送信後、通
番管理テーブル1欄をクリアする。
【0026】次に、通番管理テーブルの第2例を図4を
参照して説明する。図4は本発明の監視のためのメッセ
ージをグループ化するための通番管理テーブルの第2例
の模式図である。
【0027】図4においてもは監視対象の監視器材より
収集する情報が、器材監視データ、電話交換網データ、
データリンク網データおよび多重通信網データに分類さ
れており、この分類されたデータ単位で定期的に送達確
認が行われる。
【0028】通番管理は図3の方式と異なり通番管理テ
ーブルの該当するグループに、メッセージごとに付けら
れる通番の最終通番とメッセージの通算個数とを格納す
ることにより行われる。通番管理テーブルには常に最新
のメッセージ通番を格納するため、主局10および従局
20では送信したメッセージと受信したメッセージの番
号をセットしていくことになる。それと同時に送信ある
いは受信したメッセージの個数のカウントを行い、合計
送信メッセージ数を更新する。
【0029】図4の通番管理テーブルの通番管理テーブ
ル1欄および通番管理テーブル2欄の使用法について説
明する。 1)最後に送信あるいは受信した監視のためのメッセー
ジに付せられた通番を最終通番とし、これまでの通算メ
ッセージ数とともに通番管理テーブル1欄にセットされ
る。 2)監視タイマーにより、主局10は従局20へ確認要
求メッセージを送信する。確認要求メッセージの送信以
降に従局20へ送信するメッセージの最終通番および通
算メッセージ数は、通番管理テーブル2欄へ格納する。 3)従局20は確認要求メッセージ受信以降に受信した
監視のためのメッセージの最終通番および通算メッセー
ジ数は通番管理テーブル2欄に格納する。 4)主局10では従局20から送達確認メッセージが通
知されると、通番管理テーブル1の内容との比較を行
い、不一致があればそのグループのメッセージを従局2
0に再送信する。 5)主局10はメッセージの再送信のない場合は直ち
に、メッセージの再送信のある場合はメッセージを再送
信完了後、通番管理テーブル1欄をクリアする。 6)従局20は確認応答メッセージを主局に送信後、通
番管理テーブル1欄をクリアする。
【0030】通番管理テーブルの第2例では従局20か
ら送信される送達確認メッセージの内容が最終送信通番
と合計メッセージ数だけでよく、第1例よりも負荷が軽
減される。
【0031】制御プログラムは記録媒体19、29から
制御部18、28のデータ処理装置(不図示)に読み込
まれデータ処理装置の動作を制御する。制御部18、2
8は制御プログラムの制御により以下の処理を実行す
る。
【0032】主局10の制御部18は、メッセージ作成
部15が、データ管理部16のデータを使用して監視の
ためのメッセージを作成して通番を付し、従局20に送
信する処理と、通番管理手段11がメッセージ作成部1
5からの発信されたメッセージの通番の通知により、通
番管理テーブルのグループ化された器材監視項目ごとに
通番を格納してデータを管理する処理と、監視タイマの
割り込み指示が発生すると、確認要求メッセージを従局
に対して送信する処理と、従局20からの確認応答メッ
セージを受信すると、通番管理手段11の通番管理テー
ブルと従局20からの通知の内容とを比較して送達状態
を確認し、送受信されたメッセージに不整合が生じてい
た場合は、メッセージ作成部15に指示して該当するグ
ループのメッセージの再送信を実施する処理と、を実行
し、従局20の制御部28は、受信した監視のためのメ
ッセージをデータ管理部26で管理し、受信した監視の
ためのメッセージの通番を、通番管理手段21の器材監
視項目ごとにグループ化された通番管理テーブルに格納
して器材監視項目ごとにデータを管理する処理と、主局
10からの確認要求メッセージを受信すると、通番管理
手段21の通番管理テーブルに格納されている一定期間
内に受信したメッセージの通番をグループ化された状況
データとして作成し、確認応答メッセージとして主局1
0へ送信する処理と、を実行する。
【0033】本実施の形態では、従局に電話交換機、回
線の制御を行う回線切替装置、回線に乗せるデータを多
重化する多重化装置等が接続されている通信システムに
ついて説明したが、これは本発明が有効に適用される実
施の形態の一例であり、従局に接続される装置はこれに
限定されるものではなく、通番管理テーブルの形態や内
容も対象とする装置や目的とする監視内容に適合するも
のとなる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の監視デー
タ送達確認方法の効果は、メッセージ負荷が高い場合で
も、メッセージ送信に伴う送達確認の処理を軽減でき、
メッセージの放棄等によるデータ不整合が生じても、運
用に支障ない程度で整合が確保されるということであ
る。
【0035】その理由は、メッセージの送達確認を個々
のメッセージごとに行うのではなく、監視項目をグルー
プ化し、そのグループ化されたデータにつき定期的に主
局から従局に確認要求を行い、従局からの応答メッセー
ジによりグループ単位で送達の確認をし、不一致のグル
ープのメッセージの再送信を実施するからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の監視データ送達確認方法を用いる通信
システムの主局と従局の機能を示す模式的ブロック構成
図である。
【図2】本発明の構成する通信器材の監視機能を有する
通信システムの監視データ送達確認方法のフローチャー
トである。(a)は主局の動作を示す。(b)は従局の
動作を示す。
【図3】本発明の監視のためのメッセージをグループ化
するための通番管理テーブルの第1例の模式図である。
【図4】本発明の監視のためのメッセージをグループ化
するための通番管理テーブルの第2例の模式図である。
【符号の説明】
10 主局 11、21 通番管理手段 12 確認要求送出手段 14 送達状況確認手段 15 メッセージ作成部 16、26 データ管理部 17、27 入出力部 18、28 制御部 19、29 記録媒体 20 従局 23 確認要求応答手段 30 通信回線 S101〜S113、S201〜S211 ステップ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構成する通信器材の監視機能を有する通
    信システムであって、 該通信システムは主局と、主局と通信手段で接続する一
    局以上の従局とを有し、 前記主局は、監視のためのメッセージを作成して通番を
    付して従局に送信するメッセージ作成部と、 送信したメッセージの前記通番を、グループ化された器
    材監視項目ごとのデータにまとめた通番管理テーブルと
    して管理する通番管理手段と、 前記通番管理手段の前記通番管理テーブルで管理する通
    番の送達を確認するために、前記従局で同様に作成され
    ている通番管理テーブルの内容を状況データとして送信
    させるための確認要求メッセージを周期的に前記従局に
    送信する確認要求送出手段と、 前記従局から前記状況データの確認応答メッセージを受
    信して、前記通番管理手段の前記通番管理テーブルと前
    記従局からの通知内容とを比較して監視のためのメッセ
    ージの送達を確認し、送受信されたメッセージに不整合
    が生じていた場合には当該グループのメッセージの未着
    信ありと判定し、該当するグループのメッセージの再送
    信を前記メッセージ作成部に実施させる送達状況確認手
    段と、 各要素を制御する制御部と、 メッセージ作成送受信とデータ送達確認のためのプログ
    ラムを記録した記録媒体と、を備え、 それぞれの前記従局は、受信した監視のためのメッセー
    ジの通番を、グループ化された器材監視項目ごとのデー
    タにまとめた通番管理テーブルとして管理する通番管理
    手段と、 前記主局からの前記確認要求メッセージを受信すると、
    前記通番管理手段の前記通番管理データの内容を基に状
    況データを作成し、確認応答メッセージとして前記主局
    に送信する確認要求応答手段と、 各要素を制御する制御部と、 メッセージ作成送受信とデータ送達確認のためのプログ
    ラムを記録した記録媒体と、を備えることを特徴とする
    通信器材の監視機能を有する通信システム。
  2. 【請求項2】 前記通番管理手段の前記通番管理テーブ
    ルが、所定の基準でグループ化された器材監視項目ごと
    に、主局にあっては送信した監視のためのメッセージ
    の、従局にあっては受信した監視のためのメッセージ
    の、それぞれの通番を格納する請求項1に記載の通信器
    材の監視機能を有する通信システム。
  3. 【請求項3】 前記通番管理手段の前記通番管理テーブ
    ルが、所定の基準でグループ化された器材監視項目ごと
    に、主局にあっては送信した監視のためのメッセージ
    の、従局にあっては受信した監視のためのメッセージ
    の、それぞれの最終通番と監視のためのメッセージ数の
    累計とを格納する請求項1に記載の通信器材の監視機能
    を有する通信システム。
  4. 【請求項4】 それぞれの前記従局が、電話交換機、回
    線の制御を行う回線切替装置、回線に乗せるデータを多
    重化する多重化装置の機能を監視しする請求項1に記載
    の通信器材の監視機能を有する通信システム。
  5. 【請求項5】 主局と、主局と通信線で接続する一局以
    上の従局を有し、構成する通信器材の監視機能を有する
    通信システムの監視データ送達確認方法であって、 前記主局は、監視のためのメッセージを作成して通番を
    付して従局に送信し、送信したメッセージの前記通番を
    グループ化された器材監視項目ごとのデータにまとめて
    管理し、 周期的に確認要求メッセージを前記従局に送信し、 前記従局は、前記主局からの監視のためのメッセージの
    通番をグループ化された器材監視項目ごとのデータにま
    とめて管理し、 前記主局からの前記確認要求メッセージを受信すると、
    前記通番管理手段の対応するデータを参照して状況デー
    タを作成し、確認応答メッセージとして前記主局に送信
    し、 前記主局は、前記従局から確認応答メッセージを受信す
    ると該主局の通番管理テーブルと前記従局からの通知の
    内容とを比較して監視のためのメッセージの送達を確認
    し、送受信されたメッセージに不整合が生じていた場合
    にはメッセージの未着信と判定して該当するメッセージ
    を前記従局に再送信する、ことを特徴とする監視データ
    送達確認方法。
  6. 【請求項6】 主局と、主局と通信手段で接続する一局
    以上の従局を有し、構成する通信器材の監視機能を有す
    る通信システムのメッセージ作成送受信とデータ送達確
    認を行うための制御プログラムを記録した記録媒体であ
    って、 主局の前記記録媒体の制御プログラムは、メッセージ作
    成部で監視のためのメッセージを作成して通番を付して
    前記従局に送信し、通番管理手段で送信したメッセージ
    の前記通番をグループ化された器材監視項目ごとのデー
    タにまとめて管理する手順と、 周期的に確認要求送出手段で確認要求メッセージを前記
    従局に対して送信する手順と、 前記従局からの通知を受信すると、送達状況確認手段で
    前記通番管理手段の通番管理テーブルと従局からの通知
    の内容とを比較して監視のためのメッセージの送達状況
    を確認し、送受信されたメッセージに不整合が生じてい
    た場合は、前記メッセージ作成部に指示して該当するメ
    ッセージを再送信する手順と、を実行し、 従局の記録媒体の制御プログラムは、通番管理手段で前
    記主局からの受信した監視のためのメッセージの通番を
    グループ化された器材監視項目ごとのデータにまとめて
    管理する手順と前記主局からの確認要求メッセージを受
    信すると、前記通番管理手段の対応するデータを参照し
    て状況データを作成し、確認応答メッセージとして前記
    主局に送信する手順と、を実行させるためのプログラム
    を記録した記録媒体。
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