JPH03777Y2 - - Google Patents

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JPH03777Y2
JPH03777Y2 JP19634484U JP19634484U JPH03777Y2 JP H03777 Y2 JPH03777 Y2 JP H03777Y2 JP 19634484 U JP19634484 U JP 19634484U JP 19634484 U JP19634484 U JP 19634484U JP H03777 Y2 JPH03777 Y2 JP H03777Y2
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JP
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speaker
volume
telephone
handset
call
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JP19634484U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、スピーカ電話機能を有すると共に、
受話音量を状況に応じて大きくしたり小さくした
りすることができる受話音量切替電話機に関する
ものである。
〔従来の技術〕
一般に、受話音量は通話相手との線路長さに応
じて変化する。そこで、この受話音量の変化を相
殺して常に平均的な音量で受話できるように、受
話音量を2段階に切り替えることができる電話機
が既に考案されている。
受話音量の切替操作は、ハンドセツト通話開始
時に、通話者本人の聴覚に基づいて適当に行なえ
ば良く、以後とくに調整の必要はない。これは、
上述したように受話音量は線路長さにより定まる
ものであり、原則として通話途中において変化す
るものではないからである。
したがつて、通常は、通話中の受話音量が大小
いずれの状態なのかを特に表示する必要はなかつ
た。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、ノンセツトタイプのボタンにより受話
音量を切り替えるようになつており、しかも、受
話音量切替表示手段を具備していない受話音量切
替電話機の場合には、通話中に受話音量を大に切
り替えた後、その通話を同じ電話機を使用して別
の通話者に引き継いだときには、その通話者にと
つて音量の切り替えの有無は全く不明であり、再
度受話音量を大としようとして逆に小に復旧させ
てしまうといつたことがしばしば生じるという問
題点があつた。
かかる問題に対しては専用の受話音量切替表示
手段を設けることが考えられるが、部品点数の減
少の要請からかかる対応策は極力避ける必要があ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の受話音量切替電話機は、上記問題点に
鑑みてなされたものであり、スピーカ受話機能を
有しスピーカ受話モードをスピーカランプの点灯
によつて表示する電話機においてはハンドセツト
通話中にスピーカランプが必ず消灯状態にあるこ
とに着目し、かかる電話機に、受話通話系に挿入
され外部操作入力により受話音量の大小を2段階
に切り替える音量切替手段と、ハンドセツト通話
状態か否かを監視する監視手段と、前記監視手段
の監視結果に基づいてハンドセツト通話状態の間
前記音量切替手段の動作状態に対応して前記スピ
ーカランプの点灯・消灯を制御するランプ制御手
段とを設けたものである。
〔作用〕
監視手段がハンドセツト通話状態を検出すると
その旨を制御手段に伝え、かかる状態において受
話音量の切り替えがなされると、受話音量切替手
段の状態に応じてスピーカランプの点灯・消灯が
制御される。
〔実施例〕
以下、実施例と共に本考案を詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施例を示すブロツク図で
あり、本考案をスピーカ受話可能なボタン電話子
機に用いた例を示している。
通話回路1は、図示しないボタン電話主装置と
音声信号線2によつて接続され、他方においてス
ピーカ3およびハンドセツト4と接続されてい
る。なお通話回路1は増幅率を変えることができ
る受話アンプ5を内蔵しており、通話回路1とハ
ンドセツト4内の受話器との接続は受話アンプ5
を介してなされている。そして、受話アンプ5の
増幅率は制御回路7からの指令により受話音量が
大小2段階となるように切り替えられる。
入力手段6はダイアルキーおよびフアンクシヨ
ンキーがマトリクス状に配列されたものであり、
ボタン電話子機全体の制御を行なう制御回路7お
よび表示手段8に接続されている。表示手段8は
ボタン電話子機の状態を表示するためにLEDが
マトリクス状に配列されたものであり、制御回路
7に接続されている。スピーカ受話を指示するス
ピーカボタン並びにスピーカ受話状態の時に点灯
するランプすなわちスピーカランプはそれぞれ入
力手段6および表示手段8に含まれている。な
お、スピーカボタンはノンセツトタイプのものを
用いている。
音源回路9は、制御回路7および通話回路1に
接続され、制御回路7からの指令に基づいて発信
を行なう回路である。
伝送出力回路10および伝送入力回路11はそ
れぞれボタン電話主装置に接続されるデータ信号
線12および制御回路7に接続されており、ボタ
ン電話主装置と子機との間においてなされる種々
のデータの授受、例えば局線の選択指示とか保留
状態の指示等に関するデータの授受を行なう。
リセツト回路13は、制御回路7に対するイニ
シヤルリセツトを行なうと共に、暴走監視用のウ
オツチドツグタイマ入力に基づいて制御回路7の
暴走を停止をさせるものである。
なお、電源回路14を上述した種々の回路ブロ
ツクに対して所定の電力を供給する回路である。
つぎに、このように構成された本実施例の動作
を第2図のフローチヤートを用いて説明する。
制御回路7は動作開始後まずハンドセツト通話
か否かおよびスピーカ受話か否かを判断する(ス
テツプ101,103)。ハンドセツト通話状態
をつくるには、オフフツクした後、入力手段6に
設けられたフアンクシヨンキーを操作して適当な
局線を選択すればよく、スピーカ受話を行なうに
はオンフツク状態でスピーカボタンを押した後局
線を選択すればよい。
いま、通話者がスピーカ受話を望んでいるとす
る。オンフツク状態においてスピーカボタンが押
され適当な局線が選択されると、スピーカ受話状
態となり、スピーカランプが点灯する(ステツプ
103)。この状態においてスピーカボタンが押
されたか否かおよびオフフツク状態になつたか否
かが監視される(ステツプ104,105)。
ここでスピーカボタンが押されるとスピーカラ
ンプが消灯し終話となる(ステツプ106,10
7)。また、スピーカ受話状態において、通話者
がハンドセツト通話を希望してオフフツクする
と、スピーカランプが消灯し(ステツプ108)、
ハンドセツト通話状態に切り替わる。
つぎに、通話者がハンドセツト通話を希望した
場合の動作を説明する。
初期選択段階(ステツプ101,102)にお
いてハンドセツト通話を希望した場合あるいは上
述したようにスピーカ受話状態においてハンドセ
ツト通話を希望した場合のいずれの場合であつて
も、まずスピーカランプが点灯しているか否かが
チエツクされる(ステツプ109)。この場合上
記いずれの手順でハンドセツト通話が選択されて
も、ハンドセツト通話選択直後はスピーカランプ
は消灯しており、受話音量が小となるようにセツ
トされる(ステツプ110)。そして、この状態
すなわち受話音量が小の状態を維持したまま、ス
ピーカボタンを押したか否かおよびオンフツクさ
れたか否かの監視が続けられる(ステツプ11
1,116,109,110)。
ここで、スピーカボタンが押されるとスピーカ
ランプが点灯し(ステツプ112)、この点灯に
伴つて受話音量が大となるように切り替えられ
(ステツプ113)、今度は受話音量が大の状態を
維持したまま、スピーカボタンを押したか否かお
よびオンフツクされたか否かの監視が続けられる
(ステツプ114,116,109,113)。こ
の状態で再度スピーカボタンが押されると、スピ
ーカランプが消灯し(ステツプ115)、受話音
量が小となつてスピーカボタンを押したか否かお
よびオンフツクされたか否かの監視が続けられる
(ステツプ111,116,109,110)。
このように、ハンドセツト通話のときにスピー
カボタンが押されると、押圧される度に受話音量
が小から大または大から小に交互に切り替えられ
ることになる。
ハンドセツト通話をやめて終話させたい場合に
は、スピーカランプが消灯している状態でオンフ
ツクすればよい(ステツプ116,117,11
8)。また、ハンドセツト通話をやめてスピーカ
受話にしたい場合には、スピーカランプが点灯し
ている状態でオンフツクすればよい。この場合、
受話音量を大から小に切り替えた後スピーカ受話
における既に述べてルーチンに移行する(ステツ
プ119)。
なお、本実施例では、受話音量の切り替えをス
ピーカボタンを用いて行つたが、ハンドセツト通
話中には本来使用しないその他のフアンクシヨン
キーやダイアルキーを共用してもよく、さらに、
単一キー入力だけでなく複数キーの順次入力また
は同時入力としても構わない。
また、ボタン電話子機における一実施例を示し
たが、単独電話機でも良いことはいうまでもな
い。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案の受話音量切替電
話機によれば、監視手段がハンドセツト通話状態
を検出するとその旨を制御手段に伝え、かかる状
態において受話音量の切り替えがなされると、受
話音量切替手段の状態に応じてスピーカランプの
点灯・消灯が制御されるので、専用の受話音量切
替表示手段を設けなくとも、受話音量状態を表示
できる。すなわち、部品点数の減少化という電話
機分野における強い要請を満足しつつ、受話音量
状態を視認可能とした極めて実用性に富んだ受話
音量切替電話機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すブロツク図、
第2図は第1図実施例の動作を示すフローチヤー
トである。 1……通話回路、3……スピーカ、4……ハン
ドセツト、5……受話アンプ、6……入力手段、
7……制御回路、8……表示手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スピーカ受話機能を有しスピーカ受話モードを
    スピーカランプの点灯によつて表示する電話機に
    おいて、受話通話系に挿入され外部操作入力によ
    り受話音量の大小を2段階に切り替える音量切替
    手段と、ハンドセツト通話状態か否かを監視する
    監視手段と、前記監視手段の監視結果に基づいて
    ハンドセツト通話状態の間前記音量切替手段の切
    替え動作状態に対応して前記スピーカランプの点
    灯・消灯を制御するランプ制御手段とを備えてな
    る受話音量切替電話機。
JP19634484U 1984-12-27 1984-12-27 Expired JPH03777Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP19634484U JPH03777Y2 (ja) 1984-12-27 1984-12-27

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JP19634484U JPH03777Y2 (ja) 1984-12-27 1984-12-27

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Publication Number Publication Date
JPS61113446U JPS61113446U (ja) 1986-07-17
JPH03777Y2 true JPH03777Y2 (ja) 1991-01-11

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