JPH0583338A - コードレス電話装置 - Google Patents

コードレス電話装置

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JPH0583338A
JPH0583338A JP23981591A JP23981591A JPH0583338A JP H0583338 A JPH0583338 A JP H0583338A JP 23981591 A JP23981591 A JP 23981591A JP 23981591 A JP23981591 A JP 23981591A JP H0583338 A JPH0583338 A JP H0583338A
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真市 近藤
Hisayuki Ogura
久幸 小倉
Takeharu Sakata
武晴 坂田
Masaaki Taniguchi
正明 谷口
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Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 親機と子機間で内線通話が行なえ、又内線呼
出しに対して自動応答が行なえるコードレス電話装置に
おいて、好ましくない状態での自動応答を防止する。 【構成】 子機が被呼側のとき子機が所定の状態で設置
されているか否か及び/又は外線が通話状態にあるか否
かを検出する手段と、子機が所定の状態で設置され及び
/又は外線が通話状態にあることを前記検出手段が検出
しているとき、自動的な内線通話応答を禁止する手段を
設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、親機と子機間で内線通
話の行なえるコードレス電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日普及しているコードレス電話装置に
あっては、親機と子機間で内線通話を行なうことができ
るように構成されている。又、近年は例えば実開平2−
133040号公報に示されているように子機に受話用
スピーカとは別に拡声用スピーカを設け、子機側でハン
ズフリー通話が行なえるようにしている。
【0003】そして、この子機側のハンズフリー通話に
着目し、親機から内線呼出しを行なった場合に子機側で
ハンズフリー通話機能を作動させて自動的に内線通話応
答を行ない、手動による応答を省略し使用性の向上を図
るようにしたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
常に自動応答するようにした場合、次の如き不都合が生
じることになる。
【0005】つまり、特にマイクロホンが下向きになる
ように子機を置いていた場合に自動応答を行なってもそ
のマイクロホンの指向性から被呼者の音声を集音できな
いことがあった。
【0006】又、外線保留中の内線呼出しで自動応答を
行なう場合、これに応じてうっかり呼出し側で通話終了
操作を行なうと、だれもいない被呼側に外線を転送して
しまう恐れもあった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のコードレス電話
装置は、子機が被呼側のとき子機が所定の状態で設置さ
れているか否か及び/又は外線が通話状態にあるか否か
を検出する手段と、被呼側が所定の状態で設置され及び
/又は外線が状態にあることを前記検出手段が検出して
いるとき、自動的な内線通話応答を禁止する手段を設け
たものである。
【0008】
【作用】本発明は、上記のように構成したものであり、
例えばマイクロホンが下向きとなるように子機が置かれ
ていたときに親機から内線呼出しがなされた場合、或い
は外線が通話状態のときに子機又は親機から内線呼出し
がなされた場合、その被呼側での自動応答は禁止され手
動による応答のみ有効となる
【0009】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は親機(1A)の平面図を示し、(2)はハンドセ
ット、(3)はテンキー、(4)(5)はこの親機
(1)に設けられた留守番電話装置に指示を与えるため
の外出モードキー、在宅モードキー、(6)は内線キー
である。(7)はハンズフリーのための送話部、(8)
も同じくハンズフリーのための受話部である。
【0010】図2は前記親機(1A)と無線で接続され
る子機(1B)の表面側から見た場合の斜視図を示し、
(9)はテンキー、(10)は通話を開始するための通
話キー、(11)は通話を終了するための切キー、(1
2)は内線キーである。(13)(14)は親機(1
A)が外出モード或いは在宅モードであるかを表示する
外出モード表示器及び在宅モード表示器で、親機(1
A)から送出されるモード指示信号に基づいて駆動され
る。(15)は通常受話用の受話部、(16)は通常受
話及びハンズフリー用の送話部、(17)(18)は充
電端子である。尚、この子機(1B)は図5に示すよう
に裏面には、前述したと同様の外出モード表示器(1
9)及び在宅モード表示器(20)を設け、表裏の両者
で親機の状態が確認できるようにしている。又、ハンズ
フリー用の受話部(21)も設けている。
【0011】図3は前記子機(1B)を充電する充電台
(22)を示し、この充電台(22)は前記子機(1
B)の充電端子(17)(18)に当接する充電端子
(23)(24)を有している。尚、子機(1B)は図
4、図5に示すように、表裏のどちらの向きでも充電台
(22)に置くことができ、この場合どちらの向きでも
子機(1B)の充電端子(17)(18)と充電端子
(23)(24)は当接するように構成されている。
又、図5の状態では、充電台(22)に設けたスペーサ
(25)(25)が子機(1B)に当接し、ハンズフリ
ー用の受話部(21)との間に充分なスペースが形成さ
れるよう構成されており、この受話部(21)から発生
する音は充分使用者に伝わるようになっている。
【0012】図6は、前記親機(1A)のブロック図を
示し、(26)は子機(1B)からの信号を受信する受
信回路、(27)は子機(1B)に信号を送信する送信
回路である。(28)は電話回線(L)に接続したネッ
トワーク回路で、電話回線(L)を接続、解放する回線
スイッチを含んでいる。(29)は保留音を発生する保
留音源回路、(30)は外線からの着信を検出する着信
検出回路である。(31)は前記ハンズフリー用の受話
部(8)に設置されるハンズフリー用スピーカ、(3
2)は前記ハンズフリー用の送話部(7)に設置される
ハンズフリー用マイクロホンである。(33)は周知の
留守番電話装置、(34)は音声経路切換回路で、制御
回路(39)の制御の下でネットワーク回路(28)、
受信回路(26)及び送信回路(27)、ハンドセット
(2)、保留音源回路(29)、留守番電話装置(3
3)、ハンズフリー用スピーカ(31)及びマイクロホ
ン(32)を所定の組合せで接続するものである。(3
5)は前記ハンドセット(2)がオンフックであるかオ
フフックであるかを検出するフック検出回路、(36)
は前記テンキー(3)、外出モードキー(4)、在宅モ
ードキー(5)及び内線キー(6)を含むキー回路、
(38)はベル、(39)はマイクロプロセッサから構
成された制御回路で、親機(1A)全体の制御を行なう
ものである。
【0013】尚、上記構成において、親機(1A)の制
御回路(39)は外線と通話状態でない時に内線キー
(6)が操作されると、内線呼出し信号のみを送出し、
そして外線と通話状態にある時に内線キー(6)が操作
されると音声経路接続回路(34)を制御してネットワ
ーク回路(28)と保留音源回路(29)を接続した
後、内線呼出し信号及び保留モード信号を送出するよう
構成されている。
【0014】図7は前記子機(1B)のブロック図を示
し、(40)は親機(1A)からの信号を受信する受信
回路、(41)は親機(1A)に信号を送出する送信回
路である。(42)は通常受話用の受話部(15)に設
置される通常受話用スピーカで、アンプ(43)に接続
されている。(44)はハンズフリー用の受話部(2
1)に設置されるハンズフリー用スピーカで、アンプ
(45)に接続される。(46)はスピーカ切換回路
で、制御回路(55)の制御の下で、前記いずれかのス
ピーカ(42)(44)を選択するものである。(4
7)は前記送話部(16)に設置されるマイクロホン、
(48)は前記テンキー(9)、通話キー(10)、切
キー(11)、及び内線キー(12)を含むキー回路、
(49)は前記表面側の外出モード表示器(13)、在
宅モード表示器(14)及び裏面側の外出モード表示器
(19)、在宅モード表示器(20)を含む表示回路で
ある。(50)は前記充電端子(17)(18)と各回
路に電源を供給する二次電池(51)の間に接続したダ
イオードブリッジ回路で、図4、図5の場合のように充
電台(22)の充電端子(23)(24)と子機(1
B)の充電端子(17)(18)の接続が逆になる時で
も二次電池(50)が正常に充電できるようにするもの
である。(52)(53)は充電端子(17)(18)
に接続された極性検出回路で、充電台(22)の十側の
充電端子にいずれの充電端子が当接しているかを検出す
る、つまり、図4、図5のいずれの状態で充電されてい
るかを検出するものであり、充電端子(17)に十側の
充電端子が当接すると、極性検出回路(52)からH信
号が出力され、又充電端子(18)に十側の充電端子が
当接すると、極性検出回路(53)からH信号が出力さ
れることになる。ここでは、図4の状態の時、極性検出
回路(52)からH信号が出力され、又図5の状態の
時、極性検出回路(53)からH信号が出力される。
(54)はベル、(55)はマイクロプロセッサから構
成された制御回路で、子機(1B)全体を制御するもの
である。
【0015】図8は子機(1B)の要部のプログラムの
フローチャートを示し、以下これに基づいて動作を説明
する。まず、子機(1B)の制御回路(55)は、極性
検出回路(52)(53)の出力に基づき子機(1B)
が図4或いは図5のいずれの状態で充電されているかを
検出する。ここで、図4の状態で充電されていれば、親
機(1A)から送出されたモード信号に基づき表面側の
外出モード表示器(13)或いは在宅モード表示器(1
4)を駆動する(ステップS−1、2)。又、図5の状
態で充電されていれば、上述と同様に親機(1A)から
送出されたモード信号に基づき裏面側の外出モード表示
器(19)或いは在宅モード表示器(20)を駆動する
(ステップS−1、3)。これにより、子機(1B)の
各充電状態において外部から見える表示器のみ駆動され
ることになり、消費電力の低減を図ることができる。
【0016】次に、通話キー(10)、内線キー(1
2)のいずれかが操作された場合、子機(1B)の制御
回路(55)は、子機(1B)が図4(表側)或いは図
5(裏側)のいずれの状態で充電されているかを検出す
る(ステップS−4、5)。ここで図4の状態で充電さ
れていればそのキーに応じた処理、例えば通話キー(1
0)であれば通常受話用スピーカ(42)側となるよう
スピーカ切換回路(46)を制御すると共に、親機(1
A)に回線接続要求信号を送出する。(ステップS−
6)。又、図5の状態で充電されていれば、キーの操作
を無効にする。これは、図5の状態で使用者が各キーを
操作することはなく、操作されたとすればそれは誤操作
の確率が高いことによる。尚、この機能により、使用者
が子機(1B)から離れる時は図5の状態で充電してお
くことにより、子機(1B)の誤動作を防止することが
できる。
【0017】次に、上記構成において、親機(1A)か
らの内線呼出し信号を検出すると、制御回路(55)は
この呼出し信号と共に保留モード信号が送出されている
か否かを検出する(ステップS−7、8)。ここで、保
留モード信号が送出されていなければ、子機(2)が図
4(表側)或いは図5(裏側)のいずれの状態で充電さ
れているかを検出する(ステップS−9)。図4の状態
で子機(1B)が充電されていれば、ベル(54)を2
秒間駆動した後、ハンズフリー用スピーカ(44)側と
なるようスピーカ切換回路(46)を制御し、そして親
機(1A)に応答信号を送出する(ステップS−10〜
12)。尚、親機(1A)はこの子機(1B)からの応
答信号を検出すると、内線呼出し信号の送出を停止し、
そして受信回路(26)及び送信回路(27)とハンド
セット(2)を接続することになり、子機(1B)側に
おいてはハンズフリーにより内線通話が行なえることに
なる。
【0018】この後、切キー(11)が操作されるか、
又は親機(1A)のハンドセット(1B)がオンフック
されることにより親機(1A)から終話信号が送出され
れば、親機(1A)及び子機(1B)は初期状態に復帰
することになる(ステップS−17)。
【0019】次に、図5の状態で子機(1B)が充電さ
れていれば、制御回路(55)は子機(1B)の内線キ
ー(12)が操作されるまでベル(54)を駆動し、内
線キー(12)が操作されると通常受話用スピーカ(4
2)側となるようにスピーカ切換回路(46)を制御
し、そして親機(1A)に応答信号を送出する(ステッ
プS−13〜16)。以後は前述と同様である。これ
は、図5の状態ではマイクロホン(47)が下を向いて
おり、前述の如きハンズフリーによる自動応答を行なう
のは好ましくないからである。
【0020】又、内線呼出し信号と共に保留モード信号
が送出されていれば、前述したと同様にステップS−1
3〜16の処理を行なうことになる。尚、この場合、子
機(1B)からの応答信号を親機(1A)の制御回路
(39)が検出すると、この制御回路(39)はネット
ワーク回路(28)と保留音源回路(29)の接続は保
持したまた、受信回路(26)及び送信回路(27)と
ハンドセット(2)を接続して内線通話が行なえるよう
にし、そしてこの後、ハンドセット(2)がオンフック
されると受信回路(26)及び送信回路(27)とネッ
トワーク回路(28)を接続して子機(1B)と電話回
線(L)を接続することになる。以後、終話するとき
は、子機(1B)の切キー(11)のみが有効となる。
【0021】而して、上記のように、保留モードの時に
は自動応答しないようにしているので、親機(1A)の
ハンドセット(2)をうっかりオンフックし、だれもい
ない子機(1B)側に外線を転送してしまうことを防止
できる。
【0022】尚、上記構成においては親機(1A)から
子機(1B)を呼出す場合について説明したが、ステッ
プS−8、10〜16の処理については子機(1B)か
ら親機(1A)を呼出す場合についても適用できる。
【0023】つまり、子機(1B)の内線キー(12)
が操作されれば子機(1B)から親機(1A)に内線呼
出し信号が送出されるが、この時、親機(1A)の制御
回路(39)において子機(1B)が外線と通話中であ
るか否かを判断する(音声経路切換回路(34)の制御
状態で判断できる)。そして外線と通話中でなければ制
御回路(39)において前述と同様に2秒間ベル(3
8)を駆動した後、音声経路切換回路(34)を制御し
て受信回路(26)及び送信回路(27)とハンズフリ
ー用スピーカ(31)及びマイクロホン(32)とを接
続し、子機(1B)に応答信号を出力する。尚、子機
(1B)がこの応答信号を受信すると呼出し信号の送出
を停止することになる。
【0024】又外線と通話中であれば、音声経路切換回
路(34)を制御して保留音源回路(29)とネットワ
ーク回路(28)を接続し、そしてハンドセット(2)
がオフフックされるまでベル(38)を駆動する。ハン
ドセット(2)がオフフックされると、音声経路切換回
路(34)を制御して保留音源回路(29)とネットワ
ーク回路(28)の接続を保持したまま、受信回路(2
6)及び送信回路(27)とハンドセット(2)を接続
する。これにより、手動応答による内線通話が行なえる
ことになる。尚、この状態で、子機(1B)の切キー
(11)が操作され、親機(1A)が切信号を受信する
と、制御回路(39)による音声経路切換回路(34)
の制御によりハンドセット(2)とネットワーク回路
(28)が接続されることになる。
【0025】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成したもので
あるから、例えばマイクロホンが下向きとなるように子
機が置かれていたときに親機から内線呼出しがなされた
場合或いは外線が通話状態のときに子機又は親機から内
線呼出しがなされた場合、その被呼側での自動応答は禁
止され、手動による応答のみ有効とすることができ、使
用上有効な自動応答を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコードレス電話装置の親機の平面図で
ある。
【図2】同じく、子機の表面側から見た斜視図である。
【図3】同じく、子機充電台の斜視図である。
【図4】同じく、表面側を上側にして子機を充電台に充
電した時の斜視図である。
【図5】同じく、裏面側を上側にして子機を充電台に充
電した時の斜視図である。
【図6】同じく、親機のブロック図である。
【図7】同じく、子機のブロック図である。
【図8】同じく、子機の制御回路に書き込まれた要部の
プログラムのフローチャートである。
【符号の説明】
1A 親機 1B 子機 6 内線キー 12 内線キー 31 ハンズフリー用スピーカ 32 ハンズフリー用マイクロホン 39 制御回路 44 ハンズフリー用スピーカ 47 マイクロホン 52 極性検出回路 53 極性検出回路 55 制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂田 武晴 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 (72)発明者 谷口 正明 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線に接続された送受信機を有する
    親機と、該親機と無線で接続される子機とから構成さ
    れ、前記親機と子機間で内線通話を行なうことができる
    と共に内線呼出しの被呼側でマイクロホン、拡声手段を
    駆動して自動的に内線通話応答を行なうコードレス電話
    装置において、子機が被呼側のとき子機が所定の状態で
    設置されているか否か及び/又は外線が通話状態にある
    か否かを検出する手段と、子機が所定の状態で設置され
    及び/又は外線が通話状態にあることを前記検出手段が
    検出しているとき、自動的な内線通話応答を禁止する手
    段を設けたことを特徴とするコードレス電話装置。
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