JPH0376679A - 印刷確認装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は印刷確認装置に関し、より詳しくは、印刷装置
によって被印刷物に印刷されたパターンが正規のパター
ンか否かを検査装置によって確認するようにした印刷確
認装置に関する。

「従来の技術」 従来、インクジェットプリンタやレーザマーキング装置
等の印刷装置によって薬容器等の被印刷物に製造年月日
やロット番号等の所定のパターンを印刷することが広く
行なわれている。

そして従来、上記所定のパターンが印刷されていること
が重要である場合には、上記印刷装置によって実際に所
定のパターンが印刷されたかを確認するために、印刷装
置の下流側に検査装置を設けて該検査装置により被印刷
物に印刷されたパターンを検出させ、検出したパターン
が上記所定のパターンに一致するか否かを検査すること
も行なわれている。

「発明が解決しようとする課題」 しかしながら従来、上記印刷装置と検査装置とは独立し
て設けられており、予め検査装置に印刷されるパターン
を付与する必要があった。その結果、印刷装置によって
印刷しようとするパターンを変更した際には、その都度
検査装置に新たに印刷されるパターンを付与する必要が
あり、その間、印刷装置による印刷を停止する必要があ
るので稼動率が低下し、またその手間が煩雑となるとい
う欠点があった。

このような欠点を解決するため、予め検査装置に印刷さ
れるパターンの全てを付与しておき、印刷装置によって
印刷されるパターンが変更されてもそれに一致するパタ
ーンの有無を検出することができるようにし、それによ
ってパターンの変更の都度、検査装置に新たに印刷され
るパターンを付与する必要性を無くすことが考えられる
。

しかしながらその場合には、印刷すべきパターンの種類
が増えると検査装置がそのパターンに一致するパターン
を選定するのに時間がかかるようになり、単位時間あた
りの被印刷物の処理数が少なくなっていた。またこの場
合には、誤って印刷したパターンが予め検査装置に付与
したパターンのいずれかに一致するような場合には、誤
りを検出できなくなるという欠点もある。

「課題を解決するための装置」 本発明はそのような事情に鑑み、上述した印刷確認装置
において、上記被印刷物に印刷すべきパターンを選定す
る制御装置を設けて、該制御装置で選定したパターンに
対応する制御信号を上記印刷装置と検査装置とのそれぞ
れに出力させ、上記印刷装置によって入力した制御信号
に基づいて当該パターンを被印刷物に印刷させるととも
に、上記検査装置によって検出したパターンが入力した
制御信号に基づくパターンに一致するか否かを検査させ
るようにしたものである。

「作用」 上記構成によれば、印刷装置によって印刷されるパター
ンが種々に変更されても、検査装置は上記制御信号によ
って予め印刷されるパターンを入力することができるの
で、直ちに当該検査装置が検出したパターンがその入力
したパターンに一致するか否かを検査することができる
。したがつて、印刷されるパターンが多数種あっても検
査時間に長時間を要することがなく、高速処理が可能と
なる。

「実施例」 以下図示実施例について本発明を説明すると、第１図に
おいて、被印刷物１はコンベヤ２によって間隔をあけて
連続的に搬送され、印刷装置３によって所定のパターン
が印刷されるようになっている。この印刷装置３は、コ
ンベヤ２によって搬送される被印刷物１との同期を取る
ための検出器３ａを備えており、この検出器３ａからの
被印刷物１の検出信号に基づいて、所定のタイミングで
被印刷物ｌに所定のパターンを印刷することができるよ
うになっている。

上記印刷装置３に接続した制御装置４は、その印刷装置
３に印刷すべきパターンに対応する制御信号を出力し、
該印刷装置３はその制御信号に基づいて当該パターンを
被印刷物１に印刷することができるようになっている。

この場合の制御信号は文字コードであっても、あるいは
印刷すべきパターンそのものであってもよく、上記印刷
装置３は制御信号が変更された際であっても、入力した
制御信号に基づいて当該パターンを被印刷物１に印刷す
ることができるようになっている。このような印刷装置
として、従来周知のインクジェットプリンタやレーザマ
ーキング装置等を用いることができる。

上記印刷装置３によって被印刷物１に印刷されたパター
ンは、印刷装置３の下流側に設けた検査装置５によって
検出されるようになっている。上記制御装置４は、上記
印刷装置３に印刷すべきパターンに対応する制御信号を
出力した際に、検査装置５にもその制御信号を出力する
ようになっており、それによって検査装置５は予め印刷
装置３によって印刷されるパターンを知ることができる
ようになっている。

上記検査装置５は、コンベヤ２によって搬送される被印
刷物１との同期を取るための検出器５ａと、被印刷物１
を撮影するビデオカメラ６とを備えており、このビデオ
カメラ６からのアナログ信号はＡ／Ｄ変換器７によりデ
ジタル信号に変換されてから２値化回路８に入力される
。

上記２値化回路８は、上記デジタル信号を２値化するよ
うになっており、この２値化回路８によって２値化され
た信号は判定部９に入力される。この判定部９は２値化
回路８によって２値化された信号から必要なデータを抽
出し、その抽出したデータと上記制御装置４から与えら
れた印刷すべきパターンのデータとを比較して、最終的
にビデオカメラ６から入力したパターンが制御装置４か
ら与えられたパターンと同一か否かを判定し、その結果
を制御装置４に出力するようになっている。

上記制御装置４は、印刷されたパターンが印刷すべきパ
ターンに一致していない場合には、警報器を作動させて
上記コンベヤ２の運転を停止させ、あるいはりジエクト
装置を作動させて不良の被印刷物ｌをコンベヤ２上から
外部に排出させることができるようになっている。

上記制御装置４はマイクロコンピュータからなり、第２
図に示す実施例では、印刷すべきパターンとして被印刷
物１にロット番号を印刷するためのデータテーブルｌＯ
を備えている。すなわち第２図に示すデータテーブル１
０において、符合ａ。

ｂ、ｃ・　・はそれぞれ印刷し又は検査すべきロット番
号としての数字１．２．３・・・のそれぞれに対応する
文字コードであり、このデータは印刷装置３と検査装置
５とのそれぞれに出力される。

また上記データテーブル１０における符合Ａ、Ｂ、Ｃ・
　・は被印刷物１の種類に対応したもので、このデータ
は検査装置５のみに出力される。これと同時に、制御装
置４から各品種に応じた２値化レベルや切出しエリアな
どを指定する品種別処理データ１１が検査装置５に出力
され、被印刷物のバックカラーなどの影響をなくしてい
る。

したがって本実施例では、被印刷物１の種類が制御装置
４に設定されると、該制御装置４は予めその被印刷物１
の種類に対応した符合の文字データを、例えば符合Ｂ列
の文字データａ、ｂ、ｃ・・を検査装置５に出力し、該
検査装置５に当該符合Ｂ列の文字データａ　ｓ　ｂ　、
Ｃ・・・を記憶させることができるようになっている。

そして検査装置５は、上記文字データｒｆＪのパターン
が印刷された場合には、上記Ｂ列の文字データａ、ｂ、
ｃ・　・から文字データｒｆＪのパターン「６」を選択
し、これと判定部９で抽出されたパターンとを比較する
ようになる。

さらに本実施例では、印刷すべきパターンとして一定数
の被印刷物ｌにロット番号を印刷するために、上記印刷
装置３の上流側に被印刷物１を検出する光電管等の検出
器１２を設け、この検出器１２からの信号を制御装置４
に入力させることにより、被印刷物１の数をカウントす
ることができるようにしている。

以上の構成において、先ず制御装置４に被印刷物１の種
類、印刷すべきパターンとしてのロット番号の最初の番
号、いくつの被印刷物１に同一のロット番号を付すのか
等の条件をセットする。

次に、上記制御装置４に運転開始指令を与えると、該制
御装置４は品種別処理データ１１とデータテーブルｌＯ
から被印刷物１の種類に対応した文字列、例えばＢ列の
文字データａ、ｂ、ｃ・・・を検査装置５に出力し、該
検査装置５にそのＢ列の文字データを記憶させる。また
制御装置４は、上記ロット番号に対応する複数の文字デ
ータ、例えばｒｆｅｄＪを印刷装置３と検査装置５とに
出力し、さらにコンベヤ２を起動する。

上記コンベヤ２の運転によって被印刷物１が搬送されて
くると、制御装置４は検出器１２からの信号によって処
理し、た被搬送物１の数をカウントするようになり、ま
た印刷装置３は検出器３ａからの被印刷物１の検出信号
に基づいて、所定のタイミングで被印刷物１に上記文字
データｒｆｅｄＪに対応したロット番号ｒ６５４Ｊを印
刷する。

印刷装置３によってロット番号の印刷された被印刷物１
は、次に検査装置５の前面を通過するようになり、該検
査装置５は検出器５ａからの被印刷物１の検出信号に基
づいて、所定のタイミングでビデオカメラ６からの画像
を取込むようになる。

そして該検査装置５の判定部９は、ビデオカメラ６から
入力したロット番号のパターンｒ６５４Ｊから最初の文
字である「６」を抽出し、これと上記制御装置４から入
力した印刷すべきロット番号の最初の文字コード「ｆ」
のパターンすなわち「６」とを比較する。

引き続き上記判定部９は、検査すべき次の文字となる「
５」と、制御装置４から入力した印刷すべき次の文字コ
ードｒｅＪのパターンである「５」とを比較し、最後に
検査すべき次の文字となる「４ノと、印刷すべき次の文
字コードｒｄＪのパターンである「４」とを比較する。

このように、検査装置５は予め印刷されるべきパターン
を制御装置４から入力しているので、当該検査装置５が
検出したパターンがその入力したパターンに一致するか
否かを直ちに検査することができ、したがって印刷され
るパターンが多数種あっても検査時間に長時間を要する
ことがなく、高速処理が可能となる。

そして検査装置５によって印刷されたパターンの検査が
終了すると、検査装置５はその結果を制御装置４に出力
する。このとき、仮に印刷されたパターンが印刷すべき
パターンに一致していない場合には、制御装置４は図示
しないリジェクト装置を所定のタイミングで作動させて
、不良の被印刷物ｌをコンベヤ２上から外部に排出させ
るとともに、処理した被搬送物１の数を１つ分だけ減算
させ、正常に処理された数だけをカウントさせる。

このようにして、正常に印刷された被印刷物ｌの数が所
定数となると、制御装置４は次に印刷すべき新たなロッ
ト番号を選定し、該ロフト番号のパターンを上記印刷装
置３と検査装置５とに出力し、かつカウンタのカウント
数をリセットする。

そしてこれ以後、上述と同様な作動が繰り返される。

なお、上記実施例では印刷装置３と検査装置５とのそれ
ぞれにコンベヤ２によって搬送される被印刷物ｌとの同
期を取るための検出器３ａ、５ａを設けているがこれに
限定されるものではなく、例えばコンベヤ２に設けたエ
ンコーダから同期信号を得ることも可能である。

「発明の効果」 以上のように、本発明によれば、検査装置は印刷装置に
よって印刷されるパターンを予め入力しているので、検
査装置が検出したパターンがその予め入力したパターン
に一致するか否かを直ちに検査することができ、したが
って印刷されるパターンが多数種あっても検査時間に長
時間を要することがなく、高速処理を行なうことができ
るという効果が得られる。また、制御装置によって上記
パターンを自由に変更することができるので、多品種に
対する兼用性を拡大することができるという効果も得ら
れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す概略構成図、第２図は
制御装置４から検査装置５へ出力する制御信号の一例を
説明する説明図である。 １・・・被印刷物 ３・・・印刷装置 ４・・・制御装置 ２・・・コンベヤ ３ａｓ　５ａｓ　１２・・”検出器 ５・・・検査装置

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 被印刷物に所定のパターンを印刷する印刷装置と、この
   印刷装置によって被印刷物に印刷されたパターンを検出
   し、検出したパターンが上記所定のパターンに一致する
   か否かを検査する検査装置とを備えた印刷確認装置にお
   いて、 上記被印刷物に印刷すべきパターンを選定する制御装置
   を設けて、該制御装置で選定したパターンに対応する制
   御信号を上記印刷装置と検査装置とのそれぞれに出力さ
   せ、上記印刷装置は入力した制御信号に基づいて当該パ
   ターンを被印刷物に印刷し、また上記検査装置は、検出
   したパターンが入力した制御信号に基づくパターンに一
   致するか否かを検査することを特徴とする印刷確認装置
   。