JPH0376278A - 積層半導体セラミック素子の製造方法 - Google Patents

積層半導体セラミック素子の製造方法

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JPH0376278A
JPH0376278A JP1213698A JP21369889A JPH0376278A JP H0376278 A JPH0376278 A JP H0376278A JP 1213698 A JP1213698 A JP 1213698A JP 21369889 A JP21369889 A JP 21369889A JP H0376278 A JPH0376278 A JP H0376278A
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JP
Japan
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semiconductor ceramic
paste
laminated
sheet
glass
Prior art date
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Pending
Application number
JP1213698A
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English (en)
Inventor
Yutaka Shimabara
豊 島原
Yasunobu Yoneda
康信 米田
Yukio Sakabe
行雄 坂部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 この発明は、複数の半導体セラミック板を積層するとと
もに、内部に電極を形成してなる積層半導体セラ果ンク
素子の製造方法に関する。
(bl従来の技術 一般に、半導体セラミクスの特性を利用した電子部品は
、その特定の特性を向上させる目的で複数の半導体セラ
ミック層を積層させた、所謂積層型の半導体セラミック
素子が製造されている0例えば、半導体セラミックを用
いた熱電素子においては、その熱起電力を高めるために
、複数のp型半導体層とn型半導体層を積層して多層化
している。また、電圧非直線性抵抗体(バリスタ)や正
特性サーミスタなどにおいては、低抵抗化を図るため、
複数の半導体セラ175層を積層するとともに、各層間
に内部電極を形成し、積層体の端部で所定の内部電極同
士を接続している。
(C)発明が解決しようとする課題 ところで、このような積層半導体セラミック素子を製造
する主な方法としては、複数の半導体セラミックのグリ
ーンシートを形成し、各グリーンシートに導電ペースト
を印刷し、各グリーンシートを積層し一体焼成する方法
と、予め半導体セラミックの焼結板を作成し、これに導
電ペーストを印刷し、各焼結板を積層して電極ペースト
を焼き付けることにより一体化する方法とがある。とこ
ろが、一体焼成による方法では、電極材料として、高温
焼成に耐えられる耐熱性の高い貴金属材料を用いなけれ
ばならず材料コストが嵩む。また、Pd、Ptなどの貴
金属を電極材料に用いると、半導体セラミック層との間
にシミツトキーバリアが形成され、非オーミツク性接触
となって抵抗値が増大することになる。逆に、Ag−P
dなどの安価な電極材料を用いる場合には、半導体セラ
主ツクを低温焼成しなければならず、焼結が不充分とな
って目的の特性が得られないという問題が生じる。一方
、焼結した半導体セラミック板に電極ペーストを印刷し
、焼きつける方法では、積層数を増大させるため各半導
体セラミック板を薄くした場合、導電ペーストなどの印
刷時に割れやクラックが生じるという問題がある。
この発明の目的は、半導体セラミックの焼結板に対し電
極ペーストなどを焼き付け、且つペースト印刷時の割れ
やクランクをなくし、より薄層の半導体セラミック板を
用いることができる、積層半導体セラミック素子の製造
方法を提供することにある。
(d)課題を解決するための手段 この発明の積層半導体セラミンク素子の製造方法は、可
燃性のシート基材にガラスペーストと導電ペーストを印
刷して中間シートを形成し、複数の半導体セラミンク板
間に上記中間シートを挟み、積層状態で加熱することに
よって上記シート基材を燃焼させるとともに上記ガラス
ペースト及び導電ペーストを焼き付けて複数の半導体セ
ラミック板間に絶縁ガラス層および電極層を形成するこ
とを特徴とする。
(e)作用 この発明の積層半導体セラミック素子の製造方法におい
ては、可燃性のシート基材にガラスペーストと導電ペー
ストが印刷されて中間シートが形成され、複数の半導体
セラミック板間に上記中間シートが挟まれて積層された
状態で加熱されるため、可燃性のシート基材が燃焼し、
シート基材に印刷されていたガラスペーストおよび導電
ペーストが各半導体セラミック板間に焼き付けられて絶
縁ガラス層および電極層が形成される。また、焼き付け
られた絶縁ガラス層および電極層によって各半導体セラ
ミック板間が一体化され、積層半導体セラミツタ素子が
得られる。
このように、複数の半導体セラ泉ツク板の各々に直接導
電ペーストなどを印刷する必要がないため、印刷時にお
ける半導体セラミンク板の割れやクラックが生じない、
また、硬質の半導体セラ宅ツタ板ではなく、シート状の
基材にガラスペーストと導電ペーストを印刷するため、
長尺の状態で印刷すること力ξ可能となり、生産性が向
上する。
<1>実施例 く第1の実施例〉 第1の実施例として積層熱電素子の製造方法について以
下に述べる。
先ず、p型半導体セラミックとして、Ni099.5w
oj!%に対しLi!Oを0. 5rao1%ドープし
た材料を1000℃で仮焼し、そして有機バインダ、溶
剤、分散剤を混合し、厚み0.05mのグリーンシート
を底形した。このグリーンシートを7.5X6.5mm
のサイズにカットし、1250℃で1時間焼成し、焼結
板を得た。
また、n型半導体セラミックとして、B a T 1O
s80a+of%、CaTiOs 19.5mo1%に
対してY2O,を0,5moj!%ドープした材料を1
100℃で仮焼し、これに有機バインダ、溶剤および分
散剤を混合し、厚み0.05mのグリーンシートを底形
した。このグリーンシートを7゜5X6.5mのサイズ
にカットし、1350℃で1時間焼成し焼結板を得た。
焼成後の焼結板のサイズはp型、n型共に6゜IX5.
OXo、03mである。
一方、可燃性シートとしてパラフィン紙を6゜IX5.
Ommのサイズにカットし、電極形成用の導電ペースト
と絶縁層形成用のガラスペーストをその両面に印刷した
第1図は導電ペーストとガラスペーストを印刷したパラ
フィン紙と半導体セラミック板の積層前の状態を示す斜
視図である。同図においてla。
lb、lcはp型半導体セラミック板、2a、2bはn
型半導体セラミック板である。また、3a〜3dはパラ
フィン紙、4a〜4dは導電ペースト、5a〜5dはガ
ラスペーストである。ここで導電ペーストとして、Ag
、ワニス、フリットおよび溶剤を混練してペースト状に
したものを用いた。また、ガラスペーストとして、ガラ
ス粉末。
フェス、フリフトおよび溶剤を混練してペースト状にし
たものを用いた。
このように各ペーストを印刷したパラフィン紙と半導体
セラミック板を積層し、600℃まで加熱することによ
って導電ペーストとガラスペーストの同時焼付を行った
第2図は焼付前の積層体の断面構造、第3図は焼付後の
積層体の断面構造をそれぞれ示す図であり、焼付後は第
3図に示すようにパラフィン紙が燃焼し、4a〜4dは
焼付によってAg電極となり、p型半導体セラミック板
とn型半導体セラミック板の一端部を両側で電気的に接
続し、また5a〜5dは焼付によって絶縁ガラス層とな
る。その後、さらに第3図に示すように外部電極6aお
よび6bを設けることによって積層熱電素子が得られる
なお、第1図〜第3図では説明上層数を少なく表したが
、p型半導体層とn型半導体層をそれぞれ50層として
、電極焼付による収縮後の寸法が10X5.OX4mの
積層体を形成した、これを10X0.3X4mの寸法に
スライスして熱電素子を作成したところ約70mV/に
の熱起電力が得られた。
く第2の実施例〉 第2の実施例として積層型の電圧非直線性抵抗体(バリ
スタ〉や積層型の正特性サーミスタなと、複数の半導体
セラミック板間に内部電極を形成し、1つおきに内部電
極を共通接続したタイプの積層半導体セラミック素子に
ついて以下に述べるまず、所定原料に有機バインダを加
えた材料でグリーンシートを形成し、これを所定サイズ
(例えば50.0X20.01111)にカットして、
所定の厚み(例えば0.2〜0.3m>になるように積
み重ね熱圧着を行う、そして所定寸法(例えば7、OX
6.3m)にカントして焼成を行い焼結板を得る。
一方、可燃性シートとしてパラフィン紙を上記焼結板と
同一寸法にカントし、電極形成用の導電ペーストと絶縁
層形成用のガラスペーストをその両面に印刷する。
第4図は導電ペーストとガラスペーストを印刷したパラ
フィン紙と半導体セラミック板の積層前の状態を示す斜
視図である。同図において10a〜10eは所定の特性
を有する半導体セラミック板であり、例えばバリスタで
あれば電圧非直線特性を示す半導体セラミンク板であり
、正特性サーミスタであれば正の抵抗温度特性を示す半
導体セラミック板である。また、3a〜3dはパラフィ
ン紙、lla〜lid導電ペースト、12子〜12dは
ガラスペーストである。
このように各ペーストを印刷したパラフィン紙と半導体
セラミック板を積層し、乾燥後例えば600℃まで加熱
することによって導電ペーストとガラスペーストの同時
焼付を行う。
第5図は焼付前の積層体の断面構造、第6図は焼付後の
積層体の断面構造をそれぞれ示す図であり、このように
焼付によってパラフィン紙3a〜3dが燃焼し、lla
〜lidは焼付によってAg電極となり、積層半導体セ
ラミック素子の内部電極を構威し、12a〜12dは焼
付によって絶縁ガラス層となる。
第7図は完成した積層半導体セラミック素子の正面図で
あり、このように積層体の両端部に外部電極13を形成
することによって、上記各導電ペーストの焼付層が交互
に接続されたチップ状積層半導体セラ逅フク素子が得ら
れる。
(g)発明の効果 この発明によれば各半導体セラミック層を半導体セラミ
ックの焼結板により構成し、導電ペーストの焼付によっ
て積層一体化するため、一体焼戒により起因する問題、
すなわちセラミック材料と電極の反応、焼成温度の制限
および非オーミツク性接触などの問題がない。しかも、
半導体セラミック板に直接導電ペーストなどを印刷する
必要がないため、印刷時における半導体セラミック板の
割れやクランクを生じることがなく、各半導体セラミッ
ク板をより薄層化することができる。これにより小型で
積層効率の高い積層半導体セラミック素子が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はこの発明の第1の実施例に係る図であ
り、第1図は積層熱電素子の製造途中の斜視図、第2図
はその焼付前の断面図、第3図は焼付後の断面図である
。第4図〜第7図は第2の実施例に係る図であり、第4
図は製造途中の斜視図、第5図はその焼付前の断面図、
第6図は焼付後の断面図である。さらに第7図は完成品
の正面図である。 3a〜3d−パラフィン祇(可燃性シート)、4a 〜
4d、lla〜1ld−導電ペーストおよびその焼付後
の電極層、 5a 〜5d、12a〜12d−ガラスペーストおよび
その焼付後の絶縁ガラス層、 6a、5b、13−外部電極、 10a〜10e−半導体セラミック板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)可燃性のシート基材にガラスペーストと導電ペー
    ストを印刷して中間シートを形成し、複数の半導体セラ
    ミック板間に上記中間シートを挟み、積層状態で加熱す
    ることによって上記シート基材を燃焼させるとともに上
    記ガラスペースト及び導電ペーストを焼き付けて複数の
    半導体セラミック板間に絶縁ガラス層および電極層を形
    成することを特徴とする積層半導体セラミック素子の製
    造方法。
JP1213698A 1989-08-18 1989-08-18 積層半導体セラミック素子の製造方法 Pending JPH0376278A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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