JPH0374713B2 - - Google Patents

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JPH0374713B2
JPH0374713B2 JP12152685A JP12152685A JPH0374713B2 JP H0374713 B2 JPH0374713 B2 JP H0374713B2 JP 12152685 A JP12152685 A JP 12152685A JP 12152685 A JP12152685 A JP 12152685A JP H0374713 B2 JPH0374713 B2 JP H0374713B2
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JP
Japan
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snow
snow melting
powdered
melting material
particle size
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JP12152685A
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JPS61281188A (ja
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  • Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)
  • Fertilizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、降雪地方において積雪面に撒布し、
融雪を促進するために使用する融雪材であつて、
特に、その撒布時に徒に飛散消失することなく、
また積雪中に沈降しないようにした防散融雪材の
製造方法に関する。 〔従来の技術と問題点〕 従来、融雪材として、粉状のものと粒状のもの
とが知られている。前者すなわち粉状のものに
は、フライアツシユ、カーボンブラツク入り炭酸
カルシウム等があるが、この粉状融雪材は、0.15
mm未満の径の粒子が大半を占め、撒布の際に少し
の風でも飛散してしまうため融雪しようとする積
雪面に対し正確に撒布できないとか、衣服や肌を
汚し、健康を害するおそれがあるとか、さらに
は、比重の小さいカーボンブラツク等は撒布後で
あつても風で飛散し当該積雪面に太陽光を有効に
集め得ないという欠点があつた。 この点、たとえば、炭酸カルシウムにカーボン
ブラツクを混入し、これを適宜のバインダー液を
用いて粉状化したいわゆる粒状融雪材は、粉状融
雪材の上記欠点を一応は解消するものである。し
かし、この粉状融雪材は、これまでのように、転
動型造粒機により原料粉体をこれにバインダー液
を噴霧しながら転動させて造粒する限りでは、粒
径が通常1〜4mmと比較的大きいものが大半を占
めるため、それらは、積雪中に沈降してしまい積
雪面上に在つて太陽光を効果的に集めることがで
きないとか、撒布量が同じであつても、粉状融雪
材にくらべ、総表面積が小さく、したがつて集光
率が低いので、同程度の融雪を行うには、粉状融
雪材の2倍以上の量の撒布を必要とするという問
題があつた。 そこで、、本発明防散融雪材は、粉状あるいは
粒状融雪材の上記問題点を解消しようとするもの
である。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、飛散しやすい粒径0.15mm以下のも
の、また沈降しがちな粒径1〜4mmのものが含ま
れる割合を減らし、粒径0.35〜1.2mmのものが60
〜80%を占める構成としたことを特徴とする防散
融雪材である。 〔作用〕 本発明防散融雪材は、後記する独特の製造方法
の開発によつて簡単かつ確実に製造できるように
なつたものであるが、この防散融雪材によれば、
飛散、沈降することなく、撒布した積雪上面に在
つて、太陽光を効果的に集め融雪作用を十分に果
たす。 〔実施例〕 原料粉体として炭酸カルシウムを粒径0.15mm未
満のものが70%を占めるように粉砕機1で粉砕調
整し、その炭酸カルシウム3500Kg/hを混練機2
に送給し、これに黒色顔料としてカーボンブラツ
ク35Kg/h、及びバインダー液としてパルプ廃液
210Kg/hを添加し、これらをよく混練する。 この混練により、炭酸カルシウムとカーボンブ
ラツクとは均一に混合する一方、その炭酸カルシ
ウム粒子は、パルプ廃液により、各表面に微量の
カーボンブラツクを薄膜状に付着させると推認さ
れる。 混練されたものは、次に、壊砕機3へ送給され
る。この壊砕機3では、上記の混練中に発生した
混練団塊を壊砕するものである。 これにより造粒前段階処理を終え、次にこれを
転動型造粒機4に送給し、同時に、バインダー液
としてパルプ廃液105Kg/hを噴霧添加して造粒
した。このとき、造粒機4の回転数は14RPM、
傾斜角は55°に設定しておいた。造粒機4で造粒
した後は、これをロータリードライヤー5に入れ
水分0.2〜1.0%程度に乾燥する。このドライヤー
5は、乾燥作用の他に、粒子同志が付着して団塊
状になつている部分を解体し整粒する。 でき上がつた製品の粒径は次のとおりであつ
た。 0.35mm未満 62.3Kg(8.2%) 0.35mm以上1.2mm未満 502.8Kg(65.8%) 1.2mm以上 198.6Kg(26.0%) 上記本発明製品による融雪効果を、従来の粉
末、粉状融雪材と比較したところ次のとおりであ
つた。
〔発明の効果〕
以上述べたところから明らかなように、本発明
防散融雪材は、粒径0.35〜1.2mmのものが60〜80
%を占める構成であるから、従来の粉状融雪材の
ように、風で飛散するとか、衣服や肌を汚すと
か、また従来の粒状融雪材のごとく積雪中に沈降
するとかいうようなことが殆どなく、撒布した積
雪上面に在つて、太陽光を効果的に集め融雪作用
を十分に発揮する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明防散融雪材の製造方法の1例を示
すフローチヤートである。 1……粉砕機、2……混練機、3……壊砕機、
4……造粒機、5……ロータリードライヤー、6
……篩。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 原料粉体にカーボンブラツク等の黒色顔料と
    バインダー液とを添加し、これを造粒してなる融
    雪材であつて、粒径0.35〜1.2mmのものが60〜80
    %を占める構成としたことを特徴とする防散融雪
    材。
JP12152685A 1985-06-06 1985-06-06 防散融雪材 Granted JPS61281188A (ja)

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JP12152685A JPS61281188A (ja) 1985-06-06 1985-06-06 防散融雪材

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JPS61281188A JPS61281188A (ja) 1986-12-11
JPH0374713B2 true JPH0374713B2 (ja) 1991-11-27

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59152978A (ja) * 1983-02-19 1984-08-31 Kunnetsupu Sekkai Kogyo Kk カ−ボンブラツク入り粒状融雪剤の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61281188A (ja) 1986-12-11

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