JPH0374108B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0374108B2 JPH0374108B2 JP60137010A JP13701085A JPH0374108B2 JP H0374108 B2 JPH0374108 B2 JP H0374108B2 JP 60137010 A JP60137010 A JP 60137010A JP 13701085 A JP13701085 A JP 13701085A JP H0374108 B2 JPH0374108 B2 JP H0374108B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat plate
- attached
- plate
- shaft
- seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 claims description 10
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 2
- 210000003141 lower extremity Anatomy 0.000 description 7
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本願は、特に補綴作業に用いる歯科用椅子に関
する。
する。
従来技術と問題点
従来、ほゞ垂直に近い状態からほゞ水平状態に
起状する背凭れと、ほゞ水平状態から下向き傾斜
状態に傾斜する座部と、ほゞ垂下状態からほゞ水
平状態に回動する下肢受部とを備えて成り、補綴
作業時に、背凭れをほゞ水平状態に伏倒し、座部
を後方下向きに傾斜すると共に、下肢受部をほゞ
水平状態に回動して、患者の上半身が、下肢より
も低くなるよう作動する歯科用椅子は例えば特公
昭55−5157号公報より公知である。
起状する背凭れと、ほゞ水平状態から下向き傾斜
状態に傾斜する座部と、ほゞ垂下状態からほゞ水
平状態に回動する下肢受部とを備えて成り、補綴
作業時に、背凭れをほゞ水平状態に伏倒し、座部
を後方下向きに傾斜すると共に、下肢受部をほゞ
水平状態に回動して、患者の上半身が、下肢より
も低くなるよう作動する歯科用椅子は例えば特公
昭55−5157号公報より公知である。
しかしながら、上記した従来構成のものは、モ
ータ駆動によりプーリを介してネジ軸を回転し、
そのネジ軸上で移動するナツトを諸リンク片の作
動基点とするものであると共に、曲線を含む多く
のリンク片により、背凭れと座部と下肢受部とを
一体的に作動する構成であるので、構造が複雑で
あると共に、動作の安定性及び円滑性を欠き、か
つコスト高となるなどの欠陥を有していた。
ータ駆動によりプーリを介してネジ軸を回転し、
そのネジ軸上で移動するナツトを諸リンク片の作
動基点とするものであると共に、曲線を含む多く
のリンク片により、背凭れと座部と下肢受部とを
一体的に作動する構成であるので、構造が複雑で
あると共に、動作の安定性及び円滑性を欠き、か
つコスト高となるなどの欠陥を有していた。
考案の目的、実施例及び作用
そこで本願は、従来のものの欠陥を改善したも
ので、その実施例を以下図面と共に詳述すると、
本願椅子は、モータ駆動などによつて昇降する昇
降機構を内部に収納した基台1によつて昇降する
座部2と、その後部位置で起状動作する背凭れ3
と、前記座部2の前部位置で回動々作する下肢受
部4とから構成されている。
ので、その実施例を以下図面と共に詳述すると、
本願椅子は、モータ駆動などによつて昇降する昇
降機構を内部に収納した基台1によつて昇降する
座部2と、その後部位置で起状動作する背凭れ3
と、前記座部2の前部位置で回動々作する下肢受
部4とから構成されている。
前記座部2は、昇降機構の昇降体5の上部に水
平状に取付けた支持部材6の後端に、軸7を介し
て前後長の約2/3の後方寄りで枢着された座板8
を有し、その後部左右位置に、上方に立上るブラ
ケツト9が立設してある。
平状に取付けた支持部材6の後端に、軸7を介し
て前後長の約2/3の後方寄りで枢着された座板8
を有し、その後部左右位置に、上方に立上るブラ
ケツト9が立設してある。
前記背凭れ3は、背板10を有し、その下部前
方に突出する左右1対の袖片11の先端が、軸1
2を介して前記ブラケツト9に対し枢着されてい
る。
方に突出する左右1対の袖片11の先端が、軸1
2を介して前記ブラケツト9に対し枢着されてい
る。
前記昇降体5の上部左右側部には、夫々水平方
向に延びる上下1対の案内条13が設けてあり、
この案内条13に沿つて転動するコロ14には、
第1乃至第3のリンク片15,16,17の各一
端部が軸18により共通に枢着してあり、長尺な
第1リンク片15は、昇降体5の左右位置から後
方に延びて、その他端が前記背板10の下端部内
面左右位置に夫々軸19を介して枢着され、また
最も短尺な第2リンク片16は、斜め前方に延び
てその他端が、夫々軸20を介して前記座板8の
前方下面左右位置に枢着され、さらに中間長さの
第3リンク片17は前方に延び、その他端が前記
座板8の前縁部に蝶番21を介して回転自在に取
付けた前記下肢受部4を構成する受板22の内面
左右位置に夫々軸23を介して枢着されている。
向に延びる上下1対の案内条13が設けてあり、
この案内条13に沿つて転動するコロ14には、
第1乃至第3のリンク片15,16,17の各一
端部が軸18により共通に枢着してあり、長尺な
第1リンク片15は、昇降体5の左右位置から後
方に延びて、その他端が前記背板10の下端部内
面左右位置に夫々軸19を介して枢着され、また
最も短尺な第2リンク片16は、斜め前方に延び
てその他端が、夫々軸20を介して前記座板8の
前方下面左右位置に枢着され、さらに中間長さの
第3リンク片17は前方に延び、その他端が前記
座板8の前縁部に蝶番21を介して回転自在に取
付けた前記下肢受部4を構成する受板22の内面
左右位置に夫々軸23を介して枢着されている。
前記背板10の下端部と、前記昇降体5との間
には、加圧流体により伸縮作動するシリンダ24
aと可動ロツド24bとから成る伸縮作動体24
が稍々前方下がりに介在され、その両端部は、
夫々回転軸25,26によつてそれらに取付けて
ある。
には、加圧流体により伸縮作動するシリンダ24
aと可動ロツド24bとから成る伸縮作動体24
が稍々前方下がりに介在され、その両端部は、
夫々回転軸25,26によつてそれらに取付けて
ある。
しかして、第1図実線及び第2図に示すよう
に、背凭れ3が直角に近い状態に起立し、座部2
がほぼ水平状態にあり、かつ下肢受部4がほゞ垂
下し、さらに伸縮作動体24が最も伸長した状態
にある不使用状態から、加圧流体により伸縮作動
体24を短縮方向に作動すると、背板10は軸1
2を支点として反時計方向に傾動すると共に、第
1リンク片15は軸心方向に押圧され、これによ
つてコロ14は案内条13上を前方に転動しなが
ら移動する。するとコロ14の移動に伴い、第2
及び第3リンク片16,17は、夫々反時計方向
に回動しながら座板8及び下肢受板22を夫々軸
20及び23の位置で押し上げ、これによつて座
板8は軸7を支点として後方下向きに傾動すると
共に、下肢受板22がほゞ水平の状態となる。即
ち第1図仮想線及び第3図で示す状態となる。
に、背凭れ3が直角に近い状態に起立し、座部2
がほぼ水平状態にあり、かつ下肢受部4がほゞ垂
下し、さらに伸縮作動体24が最も伸長した状態
にある不使用状態から、加圧流体により伸縮作動
体24を短縮方向に作動すると、背板10は軸1
2を支点として反時計方向に傾動すると共に、第
1リンク片15は軸心方向に押圧され、これによ
つてコロ14は案内条13上を前方に転動しなが
ら移動する。するとコロ14の移動に伴い、第2
及び第3リンク片16,17は、夫々反時計方向
に回動しながら座板8及び下肢受板22を夫々軸
20及び23の位置で押し上げ、これによつて座
板8は軸7を支点として後方下向きに傾動すると
共に、下肢受板22がほゞ水平の状態となる。即
ち第1図仮想線及び第3図で示す状態となる。
なお上記は、加圧流体により作動する伸縮作動
体24を例示したが、モータ駆動によるボールネ
ジ機構から成る伸縮作動体、或いはガススプリン
グから成る伸縮作動体なども適用し得ることは勿
論である。
体24を例示したが、モータ駆動によるボールネ
ジ機構から成る伸縮作動体、或いはガススプリン
グから成る伸縮作動体なども適用し得ることは勿
論である。
発明の効果
以上のように本願によれば、背凭れ、座部及び
下肢受部を夫々作動する作動体が、加圧流体によ
る伸縮作動体であると共に、第1乃至第3リンク
片は全て直線状であり、さらに第1乃至第3リン
ク片は、その各一端が案内条を転動するコロに共
通に枢着されているので、安定でかつ円滑な動作
が得られると共に、部品点数も少なく、構成が簡
単で、安価に得られ、さらに背凭れ、座部及び下
肢受部を作動する構成を、座部と昇降機構部との
間にコンパクトに装置できて、製作にも便利であ
るなどの利点を有する。
下肢受部を夫々作動する作動体が、加圧流体によ
る伸縮作動体であると共に、第1乃至第3リンク
片は全て直線状であり、さらに第1乃至第3リン
ク片は、その各一端が案内条を転動するコロに共
通に枢着されているので、安定でかつ円滑な動作
が得られると共に、部品点数も少なく、構成が簡
単で、安価に得られ、さらに背凭れ、座部及び下
肢受部を作動する構成を、座部と昇降機構部との
間にコンパクトに装置できて、製作にも便利であ
るなどの利点を有する。
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は総
体側面図、第2図は不使用状態における要部の拡
大側面図、第3図は使用状態における要部の拡大
側面図である。 図中5は昇降体、6は支持部材、8は座板、9
はブラケツト、10は背板、11は袖片、13は
案内条、14はコロ、15,16,17はリンク
片、22は下肢受板、24は伸縮作動体である。
体側面図、第2図は不使用状態における要部の拡
大側面図、第3図は使用状態における要部の拡大
側面図である。 図中5は昇降体、6は支持部材、8は座板、9
はブラケツト、10は背板、11は袖片、13は
案内条、14はコロ、15,16,17はリンク
片、22は下肢受板、24は伸縮作動体である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 昇降機構の昇降体上に設けた支持部に、軸を
介して座板を上下方向に傾動自在に取付け、この
座板の後部位置に、軸を介して背板の下部を起伏
自在に取付けると共に、前記昇降体に設けた前後
方向に延びる案内条に沿つて移動するコロに、第
1乃至第3リンク片の各一端を共通に枢着すると
共に、第1リンク片を後方に導いてその他端を前
記背板の下部に、第2リンク片を斜め前方に導い
てその他端を前記座板に、第3リンク片を前方に
導いてその他端を、前記座板の前縁部に回動自在
に取付けた下肢受板の内面に夫々枢着し、さら
に、前記背板の下部と前記昇降体との間に、両端
部が回動自在に取付けられた伸縮作動体を介在せ
しめたことを特徴とする歯科用椅子。 2 支持部に対する座板の取付け位置が、その前
後寸法の約2/3の後方寄りである特許請求の範囲
第1項記載の歯科用椅子。 3 座板の後部に立上るブラケツトを有し、これ
に、背板下部前方に突設した袖片を軸を介して枢
着して成る特許請求の範囲第1項または第2項記
載の歯科用椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60137010A JPS62348A (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 | 歯科用椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60137010A JPS62348A (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 | 歯科用椅子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62348A JPS62348A (ja) | 1987-01-06 |
JPH0374108B2 true JPH0374108B2 (ja) | 1991-11-25 |
Family
ID=15188701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60137010A Granted JPS62348A (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 | 歯科用椅子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62348A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011024950A (ja) * | 2009-07-29 | 2011-02-10 | Osada Res Inst Ltd | 歯科用治療椅子 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0345748U (ja) * | 1988-11-04 | 1991-04-26 | ||
JPH0459739U (ja) * | 1990-09-29 | 1992-05-22 | ||
US5515830A (en) * | 1995-05-22 | 1996-05-14 | Kokusan Denki Co., Ltd. | Fuel injection equipment for internal combustion engine |
JP3653466B2 (ja) * | 2000-11-24 | 2005-05-25 | フランスベッド株式会社 | リクライニング椅子 |
-
1985
- 1985-06-25 JP JP60137010A patent/JPS62348A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011024950A (ja) * | 2009-07-29 | 2011-02-10 | Osada Res Inst Ltd | 歯科用治療椅子 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62348A (ja) | 1987-01-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |