JP2007029378A - フットレスト及びそのフットレストを備えるフットレスト付ソファ - Google Patents
フットレスト及びそのフットレストを備えるフットレスト付ソファ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007029378A JP2007029378A JP2005216192A JP2005216192A JP2007029378A JP 2007029378 A JP2007029378 A JP 2007029378A JP 2005216192 A JP2005216192 A JP 2005216192A JP 2005216192 A JP2005216192 A JP 2005216192A JP 2007029378 A JP2007029378 A JP 2007029378A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- footrest
- sofa
- arm
- attached
- link mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】 既存のソファの底面に取付け可能なフットレストは存在しなかった。ソファの底面に格納できるフットレスト付きソファも存在しなかった。
【解決手段】 本発明のフットレストはソファの底面に取付けるレールと、レールに沿って往復スライドするスライダーと、スライダーに取付けられたアームと、そのアームを所定高に支持するリンク機構と、そのリンク機構と前記アームに取付けられた足のせ台を設けてなる。足のせ台をソファの前方に引き出して足のせ台をリンク機構により所定高に支持し、その足のせ台に足を載せることができるようにした。所定高に支持された足のせ台の支持を解除し、その状態で足のせ台を押し下げるとリンク機構及びアームが降下し、その足のせ台をソファ側へ押すと足のせ台がソファの底面に押し込まれて格納されるようにした。本発明のフットレスト付ソファは、前記フットレストを既存のソファの底面に取り付けてなる。
【選択図】図1
【解決手段】 本発明のフットレストはソファの底面に取付けるレールと、レールに沿って往復スライドするスライダーと、スライダーに取付けられたアームと、そのアームを所定高に支持するリンク機構と、そのリンク機構と前記アームに取付けられた足のせ台を設けてなる。足のせ台をソファの前方に引き出して足のせ台をリンク機構により所定高に支持し、その足のせ台に足を載せることができるようにした。所定高に支持された足のせ台の支持を解除し、その状態で足のせ台を押し下げるとリンク機構及びアームが降下し、その足のせ台をソファ側へ押すと足のせ台がソファの底面に押し込まれて格納されるようにした。本発明のフットレスト付ソファは、前記フットレストを既存のソファの底面に取り付けてなる。
【選択図】図1
Description
本発明は、既存のソファの底に取付け可能であって、足のせ台をソファの下から引き出して使用し、ソファの下に押し込んで格納することが可能なフットレストと、そのフットレストが取付けられたフットレスト付ソファに関するものである。
足を載せるためのフットレストを備える椅子やソファは従来から各種存在する。本件出願人も先にフットレスト付ソファを開発し特許出願している(特許文献1参照。)。本件出願人が開発したフットレスト付ソファは、ソファの前面側下部の飾り板を足のせ台とし、それを前方に引き出して足をのせられるようにし、不使用時にはソファの前面下部に収納することができるようにしたものである。本件出願人の前記フットレスト付ソファは、椅子の前にオットマンを置かなくとも、足のせ台を引き出して足を伸ばすことができ、不使用時には足のせ台を収納できるので手軽に使用でき、また、不使用時には場所をとらず、邪魔にならないという利点がある。(特許文献1参照)。
本件出願人の前記足のせ台は、既存のソファに取付けることはできないため、足のせ台を備えていない既存のソファの場合は、従前どおり、オットマンやそれに代わるものをソファの前に置かなければならなかった。
本発明のフットレストは、既存のソファに取付け可能であって、足のせ台不使用時にはソファの座の下に押し込んで格納しておき、足のせ台使用時には足のせ台をソファの座の下から引き出して使用できるようにしたものである。本発明のフットレスト付ソファはソファの下に前記足のせ台を取り付けたものである。
本発明のフットレストは、ソファの底面に取付ける細長のレールと、そのレールに沿ってソファの前後方向に往復スライドするスライダーと、そのスライダーに取付けられてスライダーと共にスライドするアームと、そのアームを所定高に支持するリンク機構と、そのリンク機構と前記アームに取付けられた足のせ台を備え、足のせ台をソファの前方へ引くとスライダーが前方移動して足のせ台がソファの前方に引き出され、その足のせ台を持ち上げると前記アームが持ち上げられ、それに伴って前記リンク機構が回動してアームを持ち上げ位置に支持し、このアームにより足のせ台が所定高に支持され、所定高に支持された足のせ台を持ち上げて足のせ台をソファ側へ傾けるとリンク機構が前記回動と逆方向に回動してアームの支持が解除され、足のせ台を押し下げるとアーム及び足のせ台が降下し、その足のせ台をソファ側へ押すとスライダーがレールに沿って後方移動して足のせ台がソファの下方へ押し込まれて格納されるものである。
本発明のフットレスト付ソファは、前記フットレストがソファの底面に取付けられて、足のせ台をソファの下から引き出して使用でき、ソファの下に押し込んで格納できるようにしたものである。
本件出願のフットレストは前記構成であるため、次のような効果がある。
(1)レールと、スライダーと、アームと、リンク機構と、足のせ台が一つになっているため、レールをソファの底に取り付けるだけで、フットレストを備えていない既存のソファを、手軽に、フットレスト付ソファにすることができる。
(2)ソファの底に取り付けるため、既存のソファを改造することなく、そのまま取り付け可能であるため、取付けが容易である。
(3)目に付きにくいソファの底に取り付けるため、ソファの体裁(デザイン)が損なわれることがない。取り付け後に手軽に取り外すこともできるため、取り付けることに抵抗感がなく普及し易い。
(4)使用時に足のせ台をソファの下から引き出し、不使用時には足のせ台をソファの下に格納することができるので、不使用時にも場所をとらず、邪魔にならない。
(5)足のせ台を引き出して持ち上げるだけで足のせ台を所定の高さに支持できるので、使用時の操作が容易である。足のせ台を下げて押し込むだけでソファの下に押し込むだけで格納できるので不使用時の操作も容易である。
(6)リンク機構で足のせ台を所定の高さに支持できるため足のせ台が安定する。
(1)レールと、スライダーと、アームと、リンク機構と、足のせ台が一つになっているため、レールをソファの底に取り付けるだけで、フットレストを備えていない既存のソファを、手軽に、フットレスト付ソファにすることができる。
(2)ソファの底に取り付けるため、既存のソファを改造することなく、そのまま取り付け可能であるため、取付けが容易である。
(3)目に付きにくいソファの底に取り付けるため、ソファの体裁(デザイン)が損なわれることがない。取り付け後に手軽に取り外すこともできるため、取り付けることに抵抗感がなく普及し易い。
(4)使用時に足のせ台をソファの下から引き出し、不使用時には足のせ台をソファの下に格納することができるので、不使用時にも場所をとらず、邪魔にならない。
(5)足のせ台を引き出して持ち上げるだけで足のせ台を所定の高さに支持できるので、使用時の操作が容易である。足のせ台を下げて押し込むだけでソファの下に押し込むだけで格納できるので不使用時の操作も容易である。
(6)リンク機構で足のせ台を所定の高さに支持できるため足のせ台が安定する。
本件出願のフットレスト付ソファは、前記フットレストをソファの底面に取付けてあるため、前記効果に加えて次のような効果もある。
(1)ソファの前にオットマンやそれに代わるものを置かなくとも足を伸ばすことができるため、狭い場所でも使用できる。
(2)足のせ台がソファの下に常備されているため、必要時に何時でも使用可能であり、便利である。
(1)ソファの前にオットマンやそれに代わるものを置かなくとも足を伸ばすことができるため、狭い場所でも使用できる。
(2)足のせ台がソファの下に常備されているため、必要時に何時でも使用可能であり、便利である。
(フットレスト及びフットレスト付きソファの実施形態)
本発明のフットレスト1は図3に示すレール3と、スライダー4と、アーム5と、リンク機構6と、足のせ台7が、図1、図2に示すように一つに纏めて組み立てられている。このフットレスト1は図1のようにレール3の前方の取付けブラケット10aをソファ2の底面の前台輪8aに、後方の取付けブラケット10bを後台輪8bに取付けることによりソファ2の底面に固定し、使用時には足のせ台7を図1のようにソファ2の底面から前方に引き出してから上方に持ち上げて所定高に位置決めし、その上に足を載せることができ、不使用時には足のせ台7を図2のようにソファ2の底面の下に押し込んで格納できるようにしてある。そのため、前記レール3、スライダー4、アーム5、リンク機構6、足のせ台7の構成、作用等は以下のようにしてある。
本発明のフットレスト1は図3に示すレール3と、スライダー4と、アーム5と、リンク機構6と、足のせ台7が、図1、図2に示すように一つに纏めて組み立てられている。このフットレスト1は図1のようにレール3の前方の取付けブラケット10aをソファ2の底面の前台輪8aに、後方の取付けブラケット10bを後台輪8bに取付けることによりソファ2の底面に固定し、使用時には足のせ台7を図1のようにソファ2の底面から前方に引き出してから上方に持ち上げて所定高に位置決めし、その上に足を載せることができ、不使用時には足のせ台7を図2のようにソファ2の底面の下に押し込んで格納できるようにしてある。そのため、前記レール3、スライダー4、アーム5、リンク機構6、足のせ台7の構成、作用等は以下のようにしてある。
前記レール3には金属製の丸パイプ(図3)が使用されており、図1のように2本のL字状の鋼材製の固定ブラケット11の間に平行に配置固定されている。固定ブラケット11は図1のようにソファ2の前台輪8aと後台輪8bの内面にビス13で取付けられるL字状の鋼材製の取付けブラケット10a、10bに重ね合わせてボルト、ナット等の固定具14で取付けることができるようにしてある。
前記スライダー4は金属製の円筒19に連結板20が溶接で固定され、連結板20にフットマウント18がボルト及びナットで固定されている。2枚のフットマウント18はその間に配置された金属製のクロスバー22(図3)をフットマウント18に溶接することにより図1、図2のように連結され、また、2枚のフットマウント18を貫通してその外側まで突出させた金属製のクロスチューブ23(図3)をフットマウント18に溶接することによっても図1、図2のように連結されている。円筒19の両端には図3のように樹脂製のブッシュ21が差込まれて固定されており、そのブッシュ21の内側に前記2本のレール3が差込まれて、円筒19が前記2本のレール3に沿って往復スライドできるようにしてある。
前記アーム5は図2に示すように、スライダー4を最後方までスライドさせると、それに伴ってソファ2の下方に格納され、図1に示すようにスライダー4を最前方までスライドさせると、それに伴ってソファ2の前方に引き出され、上方へ回動できるようにしてある。このアーム5は2枚の細長の板材(図3)であり、それら板材は軸方向後端と先端が上向きになっており、後端が先端よりも急角度で上向きになっている。2枚のアーム5はカーブの部分がその間に配置したクロスバー25(図3)により連結され、それより後端部がフットマウント18の外側に宛がわれ、連結軸24(図3)により回動できるようにフットマウント18に連結されている。この場合、フットマウント18を貫通している前記クロスチューブ23に連結軸24を回動可能に差し込んで貫通させ、クロスチューブ23の両端から突出した連結軸24の両端にアーム5の後端側を固定することにより、アーム5の後端側を連結軸24と共に回動できるようにしてある。アーム5の下部には、図5〜7に示すように、床に傷を付けるのを防ぐために、フェルト等の防護材52を貼り付けておくこともできる。防護材52の素材は、フェルトには限られず、ゴムやウレタン等、床に傷を付けるのを防ぐことが可能であれば、任意の素材を用いることができる。また、防護材52の形状も、図に示す形状には限られず、アーム5の下部全体を覆う形状とする等、任意の形状とすることができる。
アーム5の先端部は、足のせ台7の裏面に、足のせ台7の前後方向にスライド可能に取付けられている。図1、図2に示すように、アーム5の先端内側にロッドガイド29が取付けられ、そのロッドガイド29の外周面に開口されているロッド挿通孔41にロッド30を貫通し、そのロッド30を端部ブラケット31により足のせ台7の裏面に固定することにより、ロッドガイド29がロッド30に沿って前後にスライドできるようにしてある。端部ブラケット31はL字形であり、夫々の端部ブラケット31のうち足のせ台7の底面から下方に突出している突出部31a(図6)が、ロッド30の両端部を固定し、前後の突出部31a間でロッドガイド29をスライドさせられるようにしてある。この突出部31aは、スライドするロッドガイド29のストッパーの役割を果たすようにすることもできる。本実施形態では、図4に示すように、後端側の端部ブラケット31の突出部31aのロッドガイド29が接触する面にゴム製等のクッション材51を貼り付けて、ロッドガイド29と端部ブラケット31との接触による衝撃を軽減できるようにしてある。また、このとき、前端側の端部ブラケット31の突出部31aにはロッドガイド29が接触しないようにして、突出部31aとロッドガイド29の間に緩衝空間が形成されるようにしてある。もっとも、前端側の端部ブラケット31の突出部31aにもクッション材51を貼り付けて、ロッドガイド29を接触させられるようにすることもできる。
前記リンク機構6はソファの前に引き出した足のせ台7を所定高に支持したり、その支持を解除して足のせ台7を降下させることができるようにするものであり、左右2枚のサブアーム26、左右2枚のセンターリンク27、左右2枚のブラケット28を備えている。
リンク機構6を構成する図3のサブアーム26は軸方向中央部がく字状に曲がっている細長板であり、その一端がクロスチューブ34(図3、図4)の両端に溶接により固定され、クロスチューブ34が2枚のフットマウント18の先端部内面の間に配置され、一方のフットマウント18の外側から差込まれて前記クロスチューブ34及び他方のフットマウント18の外側まで貫通したクロスシャフト35によってフットマウント18に回動可能に取り付けられている。クロスシャフト35はフットマウント18にカシメにより固定されている。
リンク機構6を構成する図3のセンターリンク27は板材であって、足のせ台7の左右方向に一枚ずつ配置されている。センターリンク27の上端部は図1のように足のせ台7の後端部裏面に取付けられたコ字状のフットパネル取付け板33にボルト48とナット49によって回動自在に取付けられ、下端部にパイプ状のクロスチューブ36が貫通されて溶接により固定されている。センターリンク27の先端部は、図4に示すように、ビス47によって前記ブラケット28と回動可能に連結してある。クロスチューブ36のうち2枚のセンターリンク27の両外側に突出した両端は前記サブアーム26の先端部に宛がわれ、サブアーム26の一端外側からクロスチューブ36内に差込まれてクロスチューブ36内を貫通して他方のクロスチューブ36の外側に突出した棒状のクロスシャフト37によりサブアーム26の先端部に回動可能に連結することにより、左右のセンターリンク27同士を連結固定し、左右のセンターリンク27が同期回動できるようにしてある。クロスシャフト37の両端はサブアーム26に溶接により固定されている。センターリンク27には図3に示すようにバネ取付け突起38が内側に突出して設けられている。
リンク機構6を構成する図3の2枚のブラケット28は板状であって、足のせ台7の左右方向に一枚ずつ配置されている。夫々のブラケット28の後端部は前記センターリンク27の先端部とビス47により回動可能に連結されており、中央部底面にクロスチューブ39が固定されている。クロスチューブ39の両端は左右のアーム5へ固定されており、この固定によりアーム5とブラケット28とが同期して回動するようにしてある。ブラケット28の先端は図3に示すように前記ロッドガイド29の内側に宛がわれ、バネ取付け突起40の根元側でロッドガイド29に固定されている。
前記バネ取付け突起40の内側端部と、図3に示すバネ取付け突起38の内側端部の間にはバネ32が取付けられている。バネ32は図1のように足のせ台7が降下してソファ2の下に格納されているときは伸び、図2のようにソファ2の前方に引き出して上方に持ち上げたときは縮むようにしてある。詳しくは、バネ32は図5、図6のように足のせ台7の持ち上げ時と降下時で二つのバネ取付け突起間38、40(図5、図6)の距離が変化し、その変化に伴ってバネ32が前記持ち上げ時には縮み、降下時には伸びるようにしてある。本実施形態ではバネ32は図3、図4に示すように足のせ台7の幅方向左右に一本ずつ設けられているが、バネ32はいずれか一本のみでもよく、また、一本の場合は、バネ取付け突起38、40を一本にして、その中間に配置するようにすることもできる。
足のせ台7はソファ2に腰掛けた使用者が足を伸ばして載せることができる台であり、図6のように前記したコ字形のフットパネル取付け板33と端部ブラケット31の上に載せて、それらにビス等の固定具50によって固定することによりアーム5、リンク機構6へ固定されている。
足のせ台7は図5〜図7に示すようにフットパネル42、ストッパー43、クッション材44、カバー45を備えてなる。フットパネル42は足のせ台7の基台となる板状であり、金属製、木製、樹脂製等、任意の材質製とすることができる。フットパネル42の底面前方部分には図9に示すように手掛け凹陥部46が形成されており、この手掛け凹陥部46に手を掛けて足のせ台7を前方に引き出したり、押し込んだりすることができるようにしてある。フットパネル42の底面には図4〜図7に示すようにゴム製、樹脂製といった弾性材製のストッパー43が取り付けられている。このストッパー43は、足のせ台7を降下させたときに、アーム5の上面をストッパー43に当てて足のせ台7を水平に保持するためのものである。また、ストッパー43によって、アーム5の上面が強く当たってもその衝撃が緩衝されるようにもなる。
前記カバー45は、フットパネル42上に配置したクッション材44を被覆する被覆材であって、図5〜図7に示すように、フットパネル42上のクッション材44を被覆し、周縁部をフットパネル42の裏側に固定したものである。カバー45には、布、皮革、ビニール等、クッション材44を被覆可能なものであれば、任意の素材製のものを使用することができる。
フットレスト1は、図8、図9に示すように、ソファ2の底面に備えられて、本発明のフットレスト付ソファを形成することができる。このとき、フットレスト1は、図8、図9に示すように、レール3の前方の取付けブラケット10aをソファ2の前台輪8aに、レール3の後方の取付けブラケット10bをソファ2の後台輪8bに、夫々ビス13で固定して、レール3をソファ2の前後方向に向けて備えて、ソファ2に備えられている。ソファ2の底面に取り付けられたフットレスト1は、図8に示すように、アーム5を、床面から少なくとも20mm以上離した状態で、レール3に備えられたスライダー4に取り付けて、ソファ2の下方に備えている。また、リンク機構6及び足のせ台7も、ソファ2の下方に格納できるようにしてある。
(本発明のフットレスト及びフットレスト付きソファの使用例)
本発明のフットレストは図1のようにレール3の前方の取付けブラケット10aを既存のソファ2の底面の前台輪8aに、前方の取付けブラケット10bを後台輪8bに取付けることによりソファ2の底面に固定する。このフットレストを使用するには次のようにする。
本発明のフットレストは図1のようにレール3の前方の取付けブラケット10aを既存のソファ2の底面の前台輪8aに、前方の取付けブラケット10bを後台輪8bに取付けることによりソファ2の底面に固定する。このフットレストを使用するには次のようにする。
足のせ台をソファの底から前面に引き出して足を載せられるようにするには次のようにする。
(1)図8に示すようにソファ2の底面下方に格納されている足のせ台7の手掛け凹陥部46に手を掛けて、足のせ台7をソファ2の前方へ引いてスライダー4をレール3に沿って前方移動させる。それに伴ってアーム5、リンク機構6、足のせ台7も前方に移動して足のせ台7がソファ2の前方へ引き出される(図5)。
(2)引き出した足のせ台7を図9の矢印A方向に持ち上げる。このとき、アーム5、リンク機構6の動作は次のようになる。
(a)前記持ち上げにより、アーム5とリンク機構6も、足のせ台7の持ち上げに伴って上方へ回動して持ち上げられる。
(b)ロッドガイド29はアーム5の先端部とブラケット28の先端部との連結部(以下「連結部X」とする。)を軸として回動しながらロッド30に沿って後方移動し、ロッド30の後端において端部ブラケット31の突出部31aに取り付けられたクッション材51に突き当たる。ロッドガイド29に備えられるバネ32はバネ力によってロッドガイド29の後方移動を補助しながら収縮する。
(c)センターリンク27はバネ32の収縮にあわせてブラケット28との連結部(以下「連結部Y」とする。)を軸にして前方(図5の矢印B方向)へ回動する。
(d)フットパネル取付板33はセンターリンク27との連結部(以下「連結部W」とする。)を軸にして回動し、足のせ台7の上面を上方に向けたまま持ち上げられるようにする。
(e)サブアーム26は、足のせ台7の持ち上げに伴って上方へ回動し、センターリンク27との連結部(以下「連結部Z」とする。)が、前記連結部Yより後方に位置したところで係止される。
(f)アーム5及びリンク機構6が所定の高さまで持ち上がり、ロッドガイド29がロッド30の後端部において端部ブラケット31の突出部31aに取り付けられたクッション材51に突き当たり、サブアーム26の回動が係止されると、図6、図9に示すように、足のせ台7がその位置で支持されて、ソファ2に腰掛けた使用者は足を伸ばして足のせ台7の上に載せることができるようになる。
(1)図8に示すようにソファ2の底面下方に格納されている足のせ台7の手掛け凹陥部46に手を掛けて、足のせ台7をソファ2の前方へ引いてスライダー4をレール3に沿って前方移動させる。それに伴ってアーム5、リンク機構6、足のせ台7も前方に移動して足のせ台7がソファ2の前方へ引き出される(図5)。
(2)引き出した足のせ台7を図9の矢印A方向に持ち上げる。このとき、アーム5、リンク機構6の動作は次のようになる。
(a)前記持ち上げにより、アーム5とリンク機構6も、足のせ台7の持ち上げに伴って上方へ回動して持ち上げられる。
(b)ロッドガイド29はアーム5の先端部とブラケット28の先端部との連結部(以下「連結部X」とする。)を軸として回動しながらロッド30に沿って後方移動し、ロッド30の後端において端部ブラケット31の突出部31aに取り付けられたクッション材51に突き当たる。ロッドガイド29に備えられるバネ32はバネ力によってロッドガイド29の後方移動を補助しながら収縮する。
(c)センターリンク27はバネ32の収縮にあわせてブラケット28との連結部(以下「連結部Y」とする。)を軸にして前方(図5の矢印B方向)へ回動する。
(d)フットパネル取付板33はセンターリンク27との連結部(以下「連結部W」とする。)を軸にして回動し、足のせ台7の上面を上方に向けたまま持ち上げられるようにする。
(e)サブアーム26は、足のせ台7の持ち上げに伴って上方へ回動し、センターリンク27との連結部(以下「連結部Z」とする。)が、前記連結部Yより後方に位置したところで係止される。
(f)アーム5及びリンク機構6が所定の高さまで持ち上がり、ロッドガイド29がロッド30の後端部において端部ブラケット31の突出部31aに取り付けられたクッション材51に突き当たり、サブアーム26の回動が係止されると、図6、図9に示すように、足のせ台7がその位置で支持されて、ソファ2に腰掛けた使用者は足を伸ばして足のせ台7の上に載せることができるようになる。
足のせ台7をソファの下に格納するには次のようにする。
(1)図7に示すように、足のせ台7の先端を持ち上げて、足のせ台7をソファ2側(図7の矢印C方向)へ傾ける。このとき、アーム5、リンク機構6の動作は次のようになる。
(a)ロッドガイド29は連結部Xを軸にして回動しながらロッド30に沿って前方移動する。ロッドガイド29に備えられるバネ32は、ロッドガイド29の前方移動に伴って伸び始める。
(b)足のせ台7の動作に伴ってフットパネル取付け板33もソファ側へ傾けられ、連結部Wで連結しているセンターリンク27を回動させる。
(c)センターリンク27はフットパネル取付け板33の動作に伴って、連結部Yを回転軸として後方(図7の矢印F方向)へ回動する。
(d)サブアーム26はセンターリンク27の動作に伴って前方へ回動する(図7の矢印D方向)。
(e)センターリンク27及びサブアーム26を回動させると、図7に示すように連結部X、Y、Zが一直線上に並ぶ。更に回動させて(図7の矢印G方向)、連結部Zを連結部Yより前方に位置させると、アーム5及びリンク機構6による足のせ台7の支持が解除されて、足のせ台7を図7の矢印E方向に回動させることができるようになる。
(2)図7に示すようにアーム5、リンク機構6による支持が解除された足のせ台7をそのまま下方(図7の矢印H方向)へ押し下げ、足のせ台7を持ち上げる前の位置へ降下させる。このとき、アーム5とリンク機構6の動作は次のようになる。
(a)アーム5とリンク機構6も足のせ台7の降下に伴って下方へ回動して、足のせ台7が持ち上げる前の位置へ降下される。このとき、アーム5の上部にストッパー43が突き当たり、ストッパー43によって足のせ台7が水平に保持される。
(b)ロッドガイド29はロッド30に沿って更に前方移動し、足のせ台7を持ち上げる前の位置へ戻される。ロッドガイド29に備えられるバネ32も伸ばされて足のせ台7を持ち上げる前の状態に戻される。
(c)センターリンク27も連結部Yを軸にして更に後方へ回動し、足のせ台7を持ち上げる前の位置へ戻される。
(d)サブアーム26及びフットパネル取付板33も夫々連結部Z、Wを軸にして回動されて、足のせ台7を持ち上げる前の位置へ戻される。このため、足のせ台7は元の高さ(図5の位置)まで降下し、アーム5、リンク機構6は足のせ台7を持ち上げる前の状態に戻される(折り畳まれる)。
(3)前記降下した足のせ台7をソファ2側へ押す。このとき、スライダー4がレール3に沿って後方移動し、それに伴って、アーム5、リンク機構6、足のせ台7も後方に移動して、足のせ台7がソファ2の底面の下へ押し込まれて図8のように格納される。
(1)図7に示すように、足のせ台7の先端を持ち上げて、足のせ台7をソファ2側(図7の矢印C方向)へ傾ける。このとき、アーム5、リンク機構6の動作は次のようになる。
(a)ロッドガイド29は連結部Xを軸にして回動しながらロッド30に沿って前方移動する。ロッドガイド29に備えられるバネ32は、ロッドガイド29の前方移動に伴って伸び始める。
(b)足のせ台7の動作に伴ってフットパネル取付け板33もソファ側へ傾けられ、連結部Wで連結しているセンターリンク27を回動させる。
(c)センターリンク27はフットパネル取付け板33の動作に伴って、連結部Yを回転軸として後方(図7の矢印F方向)へ回動する。
(d)サブアーム26はセンターリンク27の動作に伴って前方へ回動する(図7の矢印D方向)。
(e)センターリンク27及びサブアーム26を回動させると、図7に示すように連結部X、Y、Zが一直線上に並ぶ。更に回動させて(図7の矢印G方向)、連結部Zを連結部Yより前方に位置させると、アーム5及びリンク機構6による足のせ台7の支持が解除されて、足のせ台7を図7の矢印E方向に回動させることができるようになる。
(2)図7に示すようにアーム5、リンク機構6による支持が解除された足のせ台7をそのまま下方(図7の矢印H方向)へ押し下げ、足のせ台7を持ち上げる前の位置へ降下させる。このとき、アーム5とリンク機構6の動作は次のようになる。
(a)アーム5とリンク機構6も足のせ台7の降下に伴って下方へ回動して、足のせ台7が持ち上げる前の位置へ降下される。このとき、アーム5の上部にストッパー43が突き当たり、ストッパー43によって足のせ台7が水平に保持される。
(b)ロッドガイド29はロッド30に沿って更に前方移動し、足のせ台7を持ち上げる前の位置へ戻される。ロッドガイド29に備えられるバネ32も伸ばされて足のせ台7を持ち上げる前の状態に戻される。
(c)センターリンク27も連結部Yを軸にして更に後方へ回動し、足のせ台7を持ち上げる前の位置へ戻される。
(d)サブアーム26及びフットパネル取付板33も夫々連結部Z、Wを軸にして回動されて、足のせ台7を持ち上げる前の位置へ戻される。このため、足のせ台7は元の高さ(図5の位置)まで降下し、アーム5、リンク機構6は足のせ台7を持ち上げる前の状態に戻される(折り畳まれる)。
(3)前記降下した足のせ台7をソファ2側へ押す。このとき、スライダー4がレール3に沿って後方移動し、それに伴って、アーム5、リンク機構6、足のせ台7も後方に移動して、足のせ台7がソファ2の底面の下へ押し込まれて図8のように格納される。
(その他の実施形態)
前記実施形態では、フットレストはレール3を二本備え、スライダー4やアーム5やリンク機構6の各部品等も、二本のレール3に応じて備えられているが、レールの数は、二本に限らず、ソファの大きさ等に応じて、一本や三本以上等、任意の本数とすることができる。その場合、スライダーやアームやリンク機構の各部品も、設けたレールの本数に応じて数量を変化させる。従って、例えば、二人がけ用のソファ等にも、本発明のフットレストを取り付けることができるようになる。
前記実施形態では、フットレストはレール3を二本備え、スライダー4やアーム5やリンク機構6の各部品等も、二本のレール3に応じて備えられているが、レールの数は、二本に限らず、ソファの大きさ等に応じて、一本や三本以上等、任意の本数とすることができる。その場合、スライダーやアームやリンク機構の各部品も、設けたレールの本数に応じて数量を変化させる。従って、例えば、二人がけ用のソファ等にも、本発明のフットレストを取り付けることができるようになる。
本発明のフットレスト及びフットレスト付ソファは、前記実施形態に記載した構成のものには限られず、フットレストをソファの底面に取り付けて、足のせ台をソファの下から引き出して使用でき、ソファの下に押し込んで格納できるものであれば、任意の構成とすることができ、レール、スライダー、アーム、リンク機構、足のせ台の各部材も、図1〜図9に示すものに限定されず、任意の構成のものとすることができる。
本発明のフットレストは、ソファ用のものには限られず、ダイニングチェアー、カウンタースツール、長椅子等、各種椅子用の、脱着自在で、且つ座部の下から足のせ台を引き出して使用でき、座部の下に押し込んで格納できるフットレストとして応用することもできる。その場合、本発明のフットレスト付ソファも、各種のフットレス付椅子として応用することができる。
1 フットレスト
2 ソファ
3 レール
4 スライダー
5 アーム
6 リンク機構
7 足のせ台
2 ソファ
3 レール
4 スライダー
5 アーム
6 リンク機構
7 足のせ台
Claims (2)
- ソファの底面に取付ける細長のレールと、そのレールに沿ってソファの前後方向に往復スライドするスライダーと、そのスライダーに取付けられてスライダーと共にスライドするアームと、そのアームを所定高に支持するリンク機構と、そのリンク機構と前記アームに取付けられた足のせ台を備え、足のせ台をソファの前方へ引くとスライダーが前方移動して足のせ台がソファの前方に引き出され、その足のせ台を持ち上げると前記アームが持ち上げられ、それに伴って前記リンク機構が回動してアームを持ち上げ位置に支持し、このアームにより足のせ台が所定高に支持され、所定高に支持された足のせ台を持ち上げて足のせ台をソファ側へ傾けるとリンク機構が前記回動と逆方向に回動してアームの支持が解除され、足のせ台を押し下げるとアーム及び足のせ台が降下し、その足のせ台をソファ側へ押すとスライダーがレールに沿って後方移動して足のせ台がソファの下方へ押し込まれて格納されることを特徴とするフットレスト。
- 請求項1記載のフットレストが、ソファの底面に取付けられて、足のせ台をソファの下から引き出して使用でき、ソファの下に押し込んで格納できるようにしたことを特徴とするフットレスト付ソファ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005216192A JP2007029378A (ja) | 2005-07-26 | 2005-07-26 | フットレスト及びそのフットレストを備えるフットレスト付ソファ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005216192A JP2007029378A (ja) | 2005-07-26 | 2005-07-26 | フットレスト及びそのフットレストを備えるフットレスト付ソファ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007029378A true JP2007029378A (ja) | 2007-02-08 |
Family
ID=37789337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005216192A Pending JP2007029378A (ja) | 2005-07-26 | 2005-07-26 | フットレスト及びそのフットレストを備えるフットレスト付ソファ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007029378A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8307208B2 (en) | 2008-06-04 | 2012-11-06 | Panasonic Corporation | Confidential communication method |
CN106617881A (zh) * | 2016-11-17 | 2017-05-10 | 嘉兴意合机电有限公司 | 一种电动沙发框架结构 |
CN107232857A (zh) * | 2017-08-03 | 2017-10-10 | 浙江飞力科技股份有限公司 | 活动沙发的搁脚板延伸装置 |
-
2005
- 2005-07-26 JP JP2005216192A patent/JP2007029378A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8307208B2 (en) | 2008-06-04 | 2012-11-06 | Panasonic Corporation | Confidential communication method |
CN106617881A (zh) * | 2016-11-17 | 2017-05-10 | 嘉兴意合机电有限公司 | 一种电动沙发框架结构 |
CN106617881B (zh) * | 2016-11-17 | 2023-03-31 | 德沃康科技集团有限公司 | 一种电动沙发框架结构 |
CN107232857A (zh) * | 2017-08-03 | 2017-10-10 | 浙江飞力科技股份有限公司 | 活动沙发的搁脚板延伸装置 |
CN107232857B (zh) * | 2017-08-03 | 2023-08-25 | 浙江飞力科技有限公司 | 活动沙发的搁脚板延伸装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2429344B1 (en) | Improved recliner ottoman linkage with unique secondary ottoman | |
CA2817252C (en) | Linkage mechanism for a high-leg seating unit | |
KR100259130B1 (ko) | 경사가능한 안락의자 및 그 제작방법 | |
US6692078B2 (en) | Low profile articulated footrest assembly and rocking armchair using same | |
US8794706B2 (en) | Leg rest assembly for a chair | |
ATE395844T1 (de) | Sitz mit verstellbarer rückenlehne | |
US7681952B2 (en) | Chair with tiltable backrest | |
US9247822B2 (en) | Item of seating furniture and fitting therefore | |
TW202023443A (zh) | 折疊椅 | |
JP2007029378A (ja) | フットレスト及びそのフットレストを備えるフットレスト付ソファ | |
JP2005237944A (ja) | 調節式肘掛、腰掛ユニット | |
JP4435583B2 (ja) | 簡易便器 | |
ATE463975T1 (de) | Ruhemöbel wie ein sofa, sessel oder sitz zum gebrauch in der nähe einer wand. | |
JPS5847902Y2 (ja) | 椅子 | |
JP3836690B2 (ja) | 椅子 | |
CN218141204U (zh) | 座椅脚踏伸缩机构 | |
CN216702061U (zh) | 一种折叠式弹性摇椅 | |
ATE383793T1 (de) | Sitzmöbel mit verschwenkbarem fussteil | |
JP2003189965A (ja) | 椅 子 | |
JPWO2005074750A1 (ja) | 背座可変椅子 | |
CN210383334U (zh) | 一种快装单人沙发 | |
JPH0536425Y2 (ja) | ||
JP3637732B2 (ja) | 椅子の肘掛け装置 | |
JP2011200475A (ja) | 遊技場用の椅子 | |
JP4652760B2 (ja) | リクライニング椅子 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20070330 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20090619 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090623 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091027 |