JPH0373887A - ステレオ再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばコンポーネントステレオと称されるア
ンプ、チューナ、テープデツキ、ＣＤプレーヤ等が組合
わされたものに適用して好適なステレオ再生装置に関す
る。

〔発明の概要〕

本発明は、コンポーネントステレオ等に好適なステレオ
再生装置において、所定のキーを操作することで、タイ
マセットされた状態に各部を制御するようにして、タイ
マオン時の動作状態の確認が簡単にできるようにしたも
のである。

〔従来の技術〕

従来、ステレオ再生装置として、例えば第８図に示す如
く、チューナａ、テープデツキｂ、ＣＤプレーヤＣ等の
複数の音声信号源と、信号処理部としてのアンプ装置ｄ
と、左右のスピーカｅとを組合わせたコンポーネントス
テレオと称されるものが各種製品化されている。この場
合、各信号源ａ、ｂ、ｃやアンプ装置ｄは、近年マイク
ロコンピュータよりなる制御回路を搭載し、このマイク
ロコンピュータにより各種制御を行うようにしている。

例えば、チューナａでの受信周波数、テープデツキｂの
テープ走行、ＣＤプレーヤＣの再生順序、アンプ装置ｄ
でのボリューム（音量）やファンクション切換等の各種
制御を、夫々の機器に搭載されたマイクロコンピュータ
で行うようにしている。

一方、このようなコンポーネントステレオには、タイマ
機能を設けて、予めセットした時刻になると自動的にラ
ジオ放送の受信、録音等が行えるようにしたものがある
。このタイマ機能も上述したマイクロコンピュータによ
り制御するようにすれば良いので、比較的容易に実現で
きる。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで、マイクロコンピュータによりタイマ機能を制
御するようにすると、タイマオンとなったときの再生状
！（音量、グラフィックイコライザの調整状態等）も自
由に設定できるようにすることが可能であるが、このよ
うにタイマ機能によりセットした音量や音質がどのよう
な具合なのか確認するためには、実際に各機器をタイマ
セットしたのと同一状態に調整した上で作動させる必要
があり、手間がかかる不都合があった。

本発明は斯かる点に鑑み、タイマセットした状態が容易
に確認できるようにすることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のステレオ再生装置は、例えば第１図に示す如く
、複数の音声信号源と、この複数の音声信号源から供給
される音声信号を処理して出力させる音声信号処理部と
、音声信号源及び音声信号処理部を予めセットした時刻
に作動させるタイマ制御部（６）とを備えたステレオ再
生装置において、タイマ制御部（６）に接続された所定
のキー（１０）を操作することで、タイマ制御部（６）
でセットした時刻に作動するように設定された状態に音
声信号源及び音声信号処理部を制御するようにしたもの
である。

〔作用〕

斯かる構成によると、タイマ制御部（６）に接続された
所定のキー（１０）の操作だけで、タイマセットされた
音源からの音声信号を設定された音量、周波数特性等の
各種状態でスピーカより再生させることができ、設定状
態の確認が容易に行える。

〔実施例〕

以下、本発明のステレオ再生装置の一実施例を、第１図
〜第７図を参照して説明する。

本例は、上述した第８図例の如きコンポーネントステレ
オに適用したもので、各機器の制御部がパスラインを介
して接続しである。即ち、第１図において、（１）はア
ンプ装置の制御部、（２）はグラフィックイコライザの
制御部、（３）はＣＤプレーヤの制御部、（４）はテー
プデツキの制御部、（５）はチューナの制御部を示し、
夫々の制御部（１）〜（５）はマイクロコンビコータよ
りなり、パスライン（９）を介して各制御部（１）〜（
５）が接続しである。この場合アンプ装置にはファンク
ション切換（入力音声切換〉スイッチを備え、このアン
プ装置の制御部（１）がファンクション切換制御も行う
ようにしである。また、アンプ装置の制御部（１）とグ
ラフィックイコライザの制御部（２）とチューナの制御
部（５）とには、夫々メモ！Ｊ　　（ｌａ）、（２ａ）
及び（５ａ）が接続しである。そして、後述するタイマ
セット指令１．２又は３がパスライン（９）を介して供
給されるとき、このメモリ（ｌａ）。

（２ａ）、　（５ａ）　が制御部（１）、　　（２）、
　　（５）での制御状態を指令番号と共に記憶できるよ
うにしてあり、また後述するタイマ作動指令１．２．３
又はタイマチエツク指令１．２．３がパスライン（９）
を介して供給されるとき、該当する指令番号と共に記憶
された制御状態をメモリ（ｌａ）、　（２ａ）、　（５
ａ）から読出し、この制御状態を制御部（１）、　　（
２）、　　（５）が再現できるようにしである。そして
、タイマチエツク指令１〜３のとき及びタイマ作動指令
１．２のときには、アンプ装置の制御部（１〕で切換え
るファンクションがＣＤプレーヤ又はテープデツキであ
るとき、制御部（１）からパスライン（９）にＣＤプレ
イ指令又はテーププレイ指令を送出するようにしである
。さらに、タイマ作動指令３のときには、制御部（１）
からパスライン（９）にテープ録音開始指令を送出する
と共に、切換えるファンクションがＣＤプレーヤである
とき、ＣＤプレイ指令を送出する。また、タイマ作勤指
令ｌ〜３が供給されるときには、アンプ装置の制御部（
１）がこのステレオシステムの各回路の電源を投入させ
るようにしてあり、タイマオフ指令が供給されるときに
は、アンプ装置の制？Ｂ部（１）が各回路の電源をオフ
にするようにしである。

また本例においては、タイマ制御部（６）がパスライン
（９）に接続してあり、このタイマ制御部（６）に接続
されたタイマ設定キー（１０）の操作で、タイマセット
指令及びタイマチエツク指令がパスライン（９）に送出
されるようにしである。この場合、タイマ設定キー（１
０）としては、第２図に示す如く、第１゜第２及び第３
のタイマキー（１１）、　（１２）及び（１３〉と、セ
ットキー（１４）と、ネタストキー（１５）と、アップ
キー（１６）と、ダウンキー（１７）と、タイマチエツ
クキー（１８）とを備え、例えはチューナの前面に配置
される。そして、セットキー（１４）を押してから５秒
間以内にいずれかのタイマキー（１１）〜（１３）を押
し、さらにネタストキー（１５〉とアップキー（１６）
及びダウンキー（１７〉の操作でチューナに備えられた
表示パネルを見ながらタイマ開始時刻及び終了時刻をセ
ットすることで、タイマセット指令１．２又は３がタイ
マ制御部（６）からパスライン（９）に送出される。ま
た、タイマチエツクキー（１８）を押してから５秒以内
にいずれかのタイマキー〈１１）〜（１３）を押すこと
で、タイマチエツク指令１．２又は３がタイマ制御部（
６）からパスライン（９）に送出される。

さらに、タイマセットを行った後、タイマ開始時刻にな
ると、タイマ作動指令１．２又は３がタイマ制御部（６
）からパスライン（９）に送出され、タイマ終了時刻に
なると、タイマオフ指令がタイマ制御部（６）からパス
ライン（９）に送出されるようにしである。なお、第１
及び第２のタイマキー（１１）及び（１２）でセットさ
れるタイマ動作（指令番号１及び２）はチューナ、ＣＤ
プレーヤ又はテープデツキからの音楽等の自動的な再生
動作で、第３のタイマキー（１３）でセットされるタイ
マ動作（指令番号３）は、チューナ又はＣＤプレーヤか
ら供給される音楽等のテープデツキでの自動的な録音動
作である。

さらに、図中（７）はリモートコントロール信号受光部
を示し、リモートコマンダ（図示せず）からの赤外線信
号をこのリモートコントロール信号受光部（７）で受光
すると、デコーダ（８）に供給し、このデコーダ（８）
で受光信号に応じた操作指令がパスライン（９）に送出
できるようにしである。

次に、本例のステレオ再生装置の動作を、タイマ機能を
中心にして、第３図〜第７図のフローチャートを参照し
て説明すると、まずこのタイマ機能を使用する場合には
、タイマのセット作業を行う必要がある。このセット時
には、このステレオ再生装置を構成する各機器を操作し
て、セットしたい任意の音源（例えばＣＤプレーヤ）か
らの音声信号を再生させる。この場合、グラフィックイ
コライザを操作して、周波数特性の設定も必要により行
う。この状態で、タイマ制御部（６）に接続さたタイマ
設定キー（１０）の操作で、このときの状態がタイマセ
ットされる。即ち、第３図のフローチャートに示す如く
、セットキー（１４）を押してから５秒以内にいずれか
のタイマキー（１１）〜（１３）ヲ押し、さらにチュー
ナの表示部の表示を見ながらアップキー（１６）及びダ
ウンキー（１７）で作動させる曜日を選択し、選択し終
えるとネタストキー（１５）を押して表示を変えさせ、
次に開始時の選択をアップキー（１６〉とダウンキー（
１７）とで行い、選択し終えるとネタストキー（１５）
を押して表示を変えさせる。このようにして、順次作動
させる曜日、開始時、開始分、＃了時、終了分のセット
を行う。このようにしてセットが完了すると、タイマ制
御部（６）からパスライン（９）を介して各機器に、セ
ット指令１，２又は３　（キー（１１）〜（１３〉に対
応〉　が伝送される。また、曜日、開始時刻、終了時刻
はタイマ制御部（６）内のメモリ　（図示せず）に記憶
される。

そして、アンプ装置、グラフィックイコライザ及びチュ
ーナの制御部（１）、　（２）及び（５）では、第４図
のフローチャートに示す如く、このタイマセット指令１
〜３を受信すると、各制御部（１）、　（２）及び（５
）が現在行っている制御状態を、接続されたメモリ（ｌ
ａ）、　（２ａ）及び（５ａ〉に記憶させる。このとき
には、指令番号１．２又は３も同時に記憶させる。

このようにしてセットが行われ、夫々のタイマキー（１
１）〜（１３）毎にセットが行われるので、最大で３種
類のセットができる。但し、タイマキー（１３）はタイ
マ録音響用キーとなっている。

そして、このようにしてタイマセットを行うことで、セ
ットした曜日の開始時刻になると、タイマ作動指令１．
２又は３がタイマ制御部（６）からパスライン（９）を
介して各機器に伝送される。そして、アンプ装置、グラ
フィックイコライザ及びチューナの制御部（１）、　（
２）及び（５）では、このタイマ作動指令１．２又は３
を受信すると、各制御部（１）、　（２）及び（５）が
、該当する指令番号１．２又は３と共に記憶された制御
データを、接続されたメモ’Ｊ　（ｌａ）。

（２ａ〉及び（５ａ〉から読出し、この読出した制御デ
ータに基づいた状態にアンプ装置、グラフィックイコラ
イザ及びチューナを作動させる。また、アンプ装置の制
御部（１）では、このときのファンクション切換がＣＤ
プレーヤであるときには、パスライン（９）を介してＣ
Ｄプレーヤの制御部（３）にＣＤプレイ指令を送出し、
テープデツキであるときには、パスライン（９）を介し
てテープデツキの制御部（４）にテーププレイ指令を送
出し、さらにタイマ作動指令３であるときにはテープデ
ツキの制御部（４）にテープ録音開始指令を送出する。

このようにして、セットした開始時刻になると、セラ）
４３作時に設定された音量１周波数特性等の各種条件で
セットされた音源からの音楽等の再生成いは録音が自動
的に行われ、セットした終了時刻になるとこの再生や録
音が自動的に停止する。

そして本例においては、タイマセットした後、セットし
た開始時刻になるまでの間の任意のときに、セットした
内容のチエツクができる。即ち、第５図のフローチャー
トに示す如く、タイマチエツクキー（１８）を押してか
ら５秒以内にキー（１１〉〜（１３）に対応したタイマ
チエツク指令１．２又は３がタイマ制御　ｉ　（６）か
らパスライン（９）を介して各機器に伝送される。そし
て、グラフィックイコライザ及びチューナの制御部（２
）及び（５）では、第６図のフローチャートに示す如く
、このタイマチエツク指令１．２又は３を受信すると、
各制御部（２）及び（５）が、該当する指令番号１，２
又は３と共に記憶された制御データを、接続されたメモ
！Ｊ　（２ａ）及び（５ａ）から読出し、この読出した
制御データに基づいた状態にグラフィックイコライザ及
びチューナを作動させる。このときには、グラフィック
イコライザの表示部に、各周波数帯のイコライジンダレ
ベルの設定状態を表示させる。また、アンプ装置の制御
部（１）では、第７図のフローチャートに示す如く、こ
のタイマチエツク指令１．２又は３を受信すると、制御
部（１）が、該当する指令番号１゜２又は３と共に記憶
された制御データを、接続されたメモＦ（ｌａ）から読
出し、この読出した制御データに基づいた状態にアンプ
装置を作動させると共に、このときのファンクション切
換がＣＤプレーヤ或いはテープデツキであるか否か判別
し、ＣＤプレーヤであるときには、パスライン（９）を
介してＣＤプレーヤの制御部（３）にＣＤプレイ指令を
送出し、テープデツキであるときには、パスライン（９
）を介してテープデツキの制御部（４）にテーププレイ
指令を送出する。なお、タイマチエツク指令３であって
も、テープ録音開始指令は送出しない。

このようにしてタイマチエツク指令により作動すること
で、タイマをセットしたときと同一条件で音楽等の再生
が行われる。即ち、アンプ装置とグラフィックイコライ
ザとチューナとは、夫々の制御部（１）、　（２）及び
（５）に接続されたメモリ（ｌａ）、　（２ａ＞および
（５ａ）にセット時に記憶したデータに基づいてセット
時の動作状態が再現されるので、例えば第３のタイマキ
ー（１３〉を使用して、周波数８２．５ＭＨｚのＦＭ放
送をグラフィックイコライザで低域を強調させてテープ
デツキで録音させるようにセットしたときには、任意の
ときにタイマチエツクキー（１８）とタイマキー（１３
〉を押すだけで、この８２．５ＭＨｚのＦＭ放送が低域
を強調したセット時と同一の周波数特性及びセット時と
同一の音量でスピーカから再生され、タイマ作動時に録
音される状態と同一状態で再生され、タイマ作動時のチ
エツクが行える。そして、再生音を確認し林えた後は、
ステレオ装置の電源をオフにすることでタイマにより作
動するまでの間スタンバイ状態になる。なお、このタイ
マチエツク時には、セントした曜日。

開始時刻、終了時刻もチューナの表示部に表示させる。

このように本例によると、タイマチエツクキー（１８）
とタイマキー（１１）〜（１３）のいずれかを押すだけ
で、タイマセットした状態がチエツクされるので、この
タイマチエツクキー（１８）とタイマキー（１１）〜（
■３）の操作以外は各機器のキーを全く操作することな
く、タイマセットした所望とする音源からの音楽等を設
定した状態（周波数特性、音量等）で再生させることが
でき、繁雑なキー操作をすることなく簡単にタイマセッ
トした状態での再生音の確認ができる。

なお、上述実施例においては、各機器の制御部側にメモ
リを設けて、タイマ作動時の制御内容を記憶するように
したが、例えばタイマ制御部（６）に各機器の制御デー
タを記憶するメモリを設けて、このメモリに各機器の制
御内容を記憶させるようにしても良い。このようにする
ことで、例えばメモリのバックアップ回路を、タイマ制
御部（６）のメモリだけに設けるだけで、電源遮断時の
タイマセット内容の消失が防げる。

また、リモートコマンダ側にタイマ設定用のキーを設け
て、このリモートコマンダからもタイマのセット及びセ
ット内容のチエツクができるようにしても良い。

さらにまた、本発明は上述実施例に限らず、その他種々
の構成が取り得ることは勿論である。

〔発明の効果〕

本発明によると、所定のキーを操作するだけで、タイマ
セットした状態と同一状態で再生されるので、各機器の
操作をすることなく容易にセット時（即ちタイマ作動時
）と同一状態で再生させることができ、タイマセット状
態の確認が簡単にできる利益がある。特に上述した実施
例のように音量や音質等も自由にタイマセットできる場
合には、表示だけでセット内容を確認するのが困難であ
るので、再生音が確認できることによる効果は大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す構成国、第２図は一実
施例のキー配置を示す路線図、第３図、第４図、第５図
、第６図及び第７図は夫々一実施例の説明に供するフロ
ーチャート図、第８図は従来のステレオ装置の一例を示
す正面図である。 （１）、　　（２）、　　（３）、　　（４）、　　（
５）は制御部、（ｌａ）、　（２ａ）、　（５ａ）はメ
モ’Ｊ　、（６）はタイマ制御部、（９）はパスライン
、（１０）はタイマ設定キーである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数の音声信号源と、該複数の音声信号源から供給され
   る音声信号を処理して出力させる音声信号処理部と、上
   記音声信号源及び上記音声信号処理部を予めセットした
   時刻に作動させるタイマ制御部とを備えたステレオ再生
   装置において、所定のキーを操作することで、上記タイ
   マ制御部でセットした時刻に作動するように設定された
   状態に上記音声信号源及び上記音声信号処理部を制御す
   るようにしたステレオ再生装置。