JPH01259639A - ラジオ受信機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえば欧州で実施されるＡ　ＲＩ　（＾ｕ
ｔｏｍａＬｉｃ　Ｒｏａｄ　Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ）
シ′ステムやＲＤＳ（Ｒａｃｌｉｏ　Ｄａｔａ　Ｓｙｓ
ｔｅｍ）などにおけるラジオ放送のように、音響信号と
ともにその音響信号に関連する情報を表わす識別信号が
送信されるラジオ放送を受信するラジオ受信機に関する
。

従来の技術 ラジオ受信機によってニュースや交通情報を聴取してい
るときに聴取者は必要とする情報を間き漏らしてしまう
ことがある。特に車載用のラジオ受信機において聴取者
が自動車を運転しながら交通情報などを聴取している場
きには、必要な交通情報を聞き逃すことが多い。先行技
術のラジオ受信機では、音声録音再生回路と、音声情報
と記憶するためのメモリなどとが備えられており、ラジ
オ受信機が音響出力した情報を録音することができる。

聴取者は必要な情報を聞き漏らした場３にメモリに記憶
された情報を再生し、この間き漏らした情報を再び聴取
することができる。

発明が解決しようとする課題 上記先行技術のラジオ受信機では、聞き漏らした情報を
再度聴取することはてきるけれども、たとえばＡＭ放送
を聞きながらＦＭ放送で放送されている交通情報を聴取
するといったことはできなかった。したがってたとえば
自動車を運転しているときに交通情報を聴取したいＨ４
会には、ラジオ受信機を交通情報が放送される放送局に
同調し、交通情報が放送されるのを侍たなければならず
、利便性に劣った。

本発明の目的は、上記技術的課題を解決し、所望の放送
を聴取しつつ、たとえば交通情報など他の放送を録音す
ることができ、利便性を向上したラジオ受信機を提供す
ることである。

課題を解決するための手段 本発明は、音響信号と、その音響信号とは異なる周波数
帯域で音響信号に関連する情報を表わす識別信号とを変
調信号として、ラジオ放送が行われており、その放送を
受信するためのラジオ受信機において、 ラジオ放送受信のための第１および第２受信手段と、 前記第１受信手段からの音響信号を音響化する音響化手
段と、 前記第２受信手段の出力に応答して識別信号と検出する
識別信号検出手段と、 識別信号検出手段によって識別信号が検出されたときに
、その識別信号に対応する音響信号を録音し、その録音
内容を再生可能である録音再生手段とを含むことを特徴
とするラジオ受信機である。

作　　用 本発明によれば、ラジオ放送は、音響信号とその音響信
号とは異なる周波数帯域で音響信号に関連する情報を表
わす識別信号とを変調信号として行われている。このラ
ジオ放送を受信するラジオ受信機では第１受信手段によ
って所望の放送の音響信号が音響化される。また第２受
信手段の出力に応答して識別信号検出手段は識別信号を
検出する。この識別信号検出手段によって識別信号が検
出されたときに、この識別信号に対応する音響信号が録
音再生手段によって録音される。録音された録音内容は
、録音再生手段によって再生することができる。

したがって第１受信手段で受信される所望の放送を聴取
しつつ、第２受信手段によって受信され、識別信号に対
応する池の音響信号を録音することができ、この録音内
容を所望の時間に再生して聴取することができる。

実施例 第１Ｉ２Ｉは、本発明の一実施例の車載用の音響装置１
を示すブロック図である。ラジオ受信機である音響′Ａ
置１において、複数の放送局からの搬送波はアンテナＡ
Ｔによって受信され、スーパヘテロダイン方式で復調さ
れる。また第１図示の音響装置１にはカセットテープ再
生装置が備えられており、磁気ヘッドＨＥによって磁気
テープＴＰ上の信号が再生される。上記アンテナＡＴか
らの信号と磁気ヘッドＨＥからの信号とは切換回路７に
よって切換えられて、音響化手段であるスピーカＳＰで
音響化される。

本実施例においては、後述するＡＲＩ信号の重畳されて
いる周波数変調波（ＦＭ変調波）を受信するための構成
と、振幅変調波（ＡＭ変調波）を受信するための構成と
が設けられている。

ラジオ放送局からのＦ　Ｍ変調波はアンテナＡＴで受信
され、ＦＭ変調波の受信電波を増幅するとともに、中間
周波信号に変換する高周波増幅周波数変換回路２に与え
られる。この高周波増幅周波数変換回路２は、フェイズ
ロックドループ周波数シンセサイザを備えている。すな
わち制（耳口ｉ？８１５からの制御信号がライン１１を
介して同調回路１２に与えられる。この制御信号に従っ
て同調回路１２からは局部発振周波数信号がローパスフ
ィルタ（以下、ＬＰＦと略称する）１１を介して高周波
増幅周波数変換回路２に与えられ、これによって高周波
増幅周波数変換回路２における搬送波の受信同調周波数
が設定される。

高周波増幅周波数変換回路２からの出力は中間周波増幅
を行い、かつ周波数弁別などのような検波を行う中間周
波増幅検波回路３に与えられる。

中間周波増幅検波回路３からの信号は、切換回路・ｌに
与−えられるとともに、後述するＡ　ＲＩ　（ｉ調回路
６に与えられる。高周波増幅周波数変換回路２と中間周
波増幅検波回路３と同調回路１２とを含んで第２受信手
段が構成される。

ラジオ放送局からのＡＭ変調波はアンテナＡ　Ｔで受信
されＡ　Ｍ検波回路１０で検波される。この、へＭ検波
回路１０はフェーズロックドループ周波数シンセサイザ
を備えている。すなわち制御回路１５からの制御信号が
ライン１３を介して同調回路１４に与えられる。こび）
制御信号に従って同調回路１．１からは局部発振周波数
信号がＬ　Ｐ、　Ｆ　ｌ　３を介してＡＭ検波回路１０
に１ｊえられ、これによ−）でＡ　Ｍ検波回路１０にお
ける搬送波の受信同調周波数か設定される。このＡＭ検
波回路１０からの出力は切換回路４に与えられる。ＡＭ
検波回路１０と同調回路１４とを含んで第１受信手段が
構成される。

切換回路４では、制御回路１５からのライン１４を介す
る切換信号に従って、中間周波増幅検波回路３からの信
号と、ＡＭ検波回路１０からの信号とｊル択的に切換え
て復調回路５に導出する。またｔ裔述する録音モードに
おいては、中間周波増幅検波回路３からの信号を後述す
る録音再生回路１８に導出する。このときＡＭ検波回路
１０がらの信号を復調回路５に導出し、スピーカＳＰで
音響化することもできる。さらに後述する再生モードに
おいては、１憂述する録音再生回路１８がらの信号を復
調回路５に導出する。

復調回路５においてステレオ復調された信号は、切換回
路７に与えられる。切換回路７には、１夏調回路５から
の信号と、磁気ヘンド）Ｉ　Ｃによって磁気デー１ＴＰ
から再生され、増幅器２ｏによって増幅された信号とが
入力される。切換回路７はこれら２つの信号を制御回路
１５がらの信号に従って選択的に切換えて音量音質調整
回路８に導出する。音量音質調整回路８で音Ｉおよび音
質をＡ整された信号は、増幅器９を介してスピーカＳＰ
で音響化される。

この音響装置１において、キーマトリクス等で実現され
るキー人力部１６のキー操作によって制御回路１５の動
作状態を操作することができ、また制御回路１５の動作
状態などは液晶表示装置などの表示部１７に表示される
。

識別信号であるＡＲＩ信号が多重されているＦＭ変調波
の周波数スペクトルは、第２図に示される。ＦＭＸ調波
は、ステレオ放送を実現するために、周波数１５　ｋ　
Ｈｚ以下には、左音声信号（Ｌ）および右音声信号（Ｒ
）の和の信号であるＬ＋Ｒ信号４１が含まれる０周波数
１９　ｋ　Ｈｚのパイロット信号４２は、ステレオ放送
の有無を表わす。このパイロット信号４２が送信されて
いるときには、ステレオ放送の左右の音声信号が分離さ
れて、ステレオ復調される。

パイロット信号４２の２倍の周波数３８　ｋ　）Ｉ　ｚ
の高周波信号である抑圧された搬送波４４によって、左
右の音声の差信号である信号４３ａ、４３ｂ（総称して
Ｌ−Ｒ信号４３という）が、側波帯として周波数２３　
ｋ　Ｈｚ〜５３　ｋ　ｔ（ｚの範囲に含まれる。

前述したＡＲＩ信号４６は、パイロット信号４２の３倍
の周波数である５７ｋＨｚの副搬送波４５を変調したも
のである。ＡＲＩ信号には交通情報を放送する放送局で
あることを表わすためのＳＫ信号と現在交通情報を放送
していることを表わすＤＫ倍信号が含まれる。このよう
なＡＲＩ信号は識別信号検出手段であるＡＲＩ復調回路
６において、中間周波増幅検波回路３がらの信号の５７
ｋＨｚ（１近の周波数帯域だけをｒ波し、１夏調するこ
とによって得られる。Ａ　ＲＩ　１！を調回路６で復調
されたＡ　Ｐ　Ｉ信号はライン１２を介して制（卸回路
１５に与えられる。

第３図は、録音再生回路１８の電気的構成分示すブロッ
ク図である。切換回路４からはＦＭ２調波を復調して得
られた音響信号がアナログ、／デジタル変換器（Ａ／Ｄ
変換器と略称する）２０に与えられる。Ａ／Ｄ変ｔａ器
２０によってデジタル信号に変換された音響信号はラン
ダムアクセスメモリなどで実現されるメモリ２３に記憶
される。メモリ２３の記憶内容はデジタル／アナログ変
換器（Ｄ　／’　Ａ変ＩＱ器）２１に出力され、アナロ
グの音響信号に変換される。このＤ　／”　Ａ変換器２
１からの出力は切換回路４に再生音響信号として与えら
れる。処理回路２２は制０１回路１５からの制御信号に
従−）でＡ　、−′Ｄ変換器２０、Ｄ／Ａ変換器２１お
よびメモリ２３の動作状態を制（Ｉする。このようなＡ
／′Ｄ変換器２０、Ｄ　／′Ａ変換器２１および処理回
路２２はたとえば集積回路１９などによ−〕で実現され
る。

第４［２１は、本発明の基本的構成を示すブロック図で
ある。第２受１１手「λによって受信された音響信号は
録音音響信号として更新手段Ｂに入力される。更新手段
Ｂは聴取者の操作などに基づく更新要求信号に従って録
音音響信号を記憶手段へに順次書込んで記憶手段の内容
を更新する。読出し手段Ｃは、再生要求信号が与えられ
たときにその再生要求信号が与えられる前に、記憶手段
に３込まれた音響信号を読出して再生音響信号として出
力する。音響装置１において更新千ＦＩ　ＢはＤ　／’
　Ａ変換器２０を含んで構成され、記憶手段Ａはメモリ
２３を含んで構成され、また読出し手段ＣはＤ／Ａ変換
器２１を倉んで構成される。

第５図は、音響装Ｗ１の録音モードにおける動作を説明
するためのフローナヤーＩ・である。聴取者がキー人力
部１６に設けられた録音セットキーを押圧すると、音響
装置１は録音モードになり、ステップｒｒ　ｌからステ
ップｎ　２に移る。録音モードでは、切換回路４におい
て、Ｆ　Ｍ変調波を受信して得られた信号が録ａ再生回
路１８に導出される。このとき、この切換回路・４にお
いてＡＭ変調波を受信して得られたＡＭ検波回ｉＷ８１
０からの信号を復調回路５に導出することができるので
、以下説明する動作は、ＡＭ変調波の放送分聴取しなが
ら、同時に行うことができる。

ステップｎ２においては、制御回路１５はＡＲＩ復調回
路６から出力されるＡＲＩ信号にＳＫ倍信号よびＤＫ傷
信号あるかどうかをチエツクする。

ステップｎ３に移ってＡＲＩ復調回路６からＳ■（信号
が出力されていない場合には、現在同調されているＦＭ
変調波の放送では交通情報が流れることはないので、ス
テップｎ　４に移ってアラーム等を鳴らしその旨を警示
し、録音モードが解除される。このようなｉ％きには、
キー人力部１６を操作してＳＫ倍信号含む放送に同調周
波数を変更して、再度ステップｎ　ｌにおいて録音セッ
Ｉ−キーを押圧する。

ステップｒ＋　３でＡ　ＲＩ　／ｌ調回路６がらの出力
にＳ　Ｋ　（３号があるｆ％音にはステップ１１５に進
んでＡＲＩ曵調同調回路６の出力にＤＫ傷信号あるがど
うかが判断される。

Ｄ　Ｋ信号がない場合にはステップｒｒ　６に移って録
音待機し、ステップｒ１５に戻る。ＤＫ傷信号ある場合
にはステップ【１７に移って録音が開始される。録音中
、ステップｒＩ８において、交通情報の放送が終了した
場きなど、Ｄ　Ｋ信号が検出されなくなると、ステップ
ｎ９に移って録音が停止される。

この後ステップｒ１１０において録音モードにセットさ
れたままであればステップｎ２に戻って上述した動作が
繰り返され、最新の交通情報が順次更新されてメモリ２
３に録音される。ステップｒ＋　１０で録音モードが解
除された場きには録音モードの動作は終了する。

このようにしてＦＭ変調波の受信とＡ　Ｍ変調波の受信
とが個別的に行なわれるのでＡＭ変調波の放送を聴取し
つつ、ＦＭ変調波における交通情報を録音することがで
きる。

上述した動作によって録音された交通情報は再生要求キ
ーの押圧によって再生することができる。

第６図は、音響装置１の再生モードの動作を説明するた
めのフローチャートである。ステップ「１１１において
、前述した録音モードでなければステップｍ２に移って
キー人力部１６に設けられた再生要求キーが押圧された
かどうかが判断される。再生要求キーが押圧されると、
音響装置１は再生モードに入ってステップｒ１１３に進
む。

ステップｍ３において前述した録音モードにおける動ｆ
ｔによってメモリ２３に交通情報が録音されていない場
きには再生モードでの動作を終了する。メモリ２３に交
通情報が録音されている３％　、４には、ステップｒｎ
　４に進む、ステップｍ４においてはＡ　ＲＩ　ｆｌ調
回路６からの出力にＤ　Ｋ信号があるかどうかが判断さ
れる。すなわちＤ　Ｋ信号がある場合には再生は行われ
ない。第１表にこのようなラジオ受信機１の動作状！ぶ
グ）Ｒ様を示す。

第　　１　　　表 ステ１７″ｒ１１４においてＤ　Ｋ信号がない場きには
ステ７１１口５に移ってメモリ２３に録音された交通情
報か再生される。交通情報再生中にステップｍ　６にお
いてキー人力部１６に設けられた再生停止キーが押圧さ
れるとステンプｒｎ　７に移って再生動１ｔが停止され
、再生モードでの動イヤが終了する。

ステ・ツブ１ロ６において再生停止キーが押圧されるま
で交通情報は繰り返して再生される。

このように本実施例において、Ａ　Ｍ変調波で送信され
る所望の放送を受信して聴取しながら、ＦＭ変調波で送
信される交通情報を録音しておくことが可能となる。し
たがって交通情報を聴取したい時に、録音されている交
通情報を再生して聴取することができる。

本実施例においては、受信手段はＦＭ変調波の受信手段
とＡＭＭ変調波受信手段の２系統が設けられた場合につ
いて説明したけれども、受信手段は３つ以上であっても
よ＜ＦＭ変調波およびＡ　Ｍ変調波などに限る必要はな
い。また本実施例においては、交通情報について説明し
たけれども識別信号とともに放送される音響信号であれ
ば交通情報に限る必要はない、さらに音響信号をデジタ
ル信号に変換してメモリに記憶するように構成したけれ
ども、たとえばカセットテープなどのようにアナログ信
号を録音するように構成することもできる。

なお、本実施例においてはＡＲＩ信号について説明した
けれども、たとえばＲＤＳによるラジオ放送の場合には
ＳＫ倍信号代わりにＴＰ信号、またＤＫ信号の代わりに
ＴＡ倍信号利用して前述した実施例のように交通情報等
の録音再生を行うことができるＲ　Ｄ　Ｓ受信機能１す
きラジオ受信機に適用することができる。

発明の詳細 な説明したように本発明によれば、第１受信下段で所望
の放送の音響信号を聴取しつつ、第２受信手段によって
受信され、識別信号に対応する他の音響信号を録音する
ことができ、この録音内容は所望の時間に再生し聴取す
ることができる。

したがって不＋１　ｆ重性を格段に向上することができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の車載用の音響装置１グ）電
気的構成を示すブロック図、第２図はＡＲＩ信号の多重
されているＦＭ変調波の周波数スペクトルを示す図、第
３図は録音再生回路１８の電気的構成を示すブロック図
、第４図は本発明の基本的構成を示すブロック図、第５
図はａｇ装置１の録音モードにおける動作を説明するた
めのフローチャート、第６図は音響装置１の再生モード
における動作を説明するためのフローチャートである。 ＡＴ・・・アンテナ、■・・・音響装置、２・・・高周
波増幅周波数変換回路、３・・・中間周波増幅検波回路
、５・・・復調回路、６・・・ＡＲＩ復調回路、１２．
１４・・・同調回路、１０・・・ＡＭ検波回路、１６・
・・キー人力部、１７・・・表示部、１５・・・制御回
路、１８・・・録音再生回路、２０・・・Ａ　／’　Ｄ
変換器、２１・・・Ｄ／Ａ変換器、２２・・・処理回路
、２３・・・メモリ、４５・・・副搬送波（ＡＲＩ信号
）、４６・・・Ａ　Ｐ　Ｉ信号、ＳＰ・・・スピーカ 代理人　　弁理士　西教　圭一部 第２図 １９／− １′）４　図 第５図 第６図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 音響信号と、その音響信号とは異なる周波数帯域で音響
   信号に関連する情報を表わす識別信号とを変調信号とし
   て、ラジオ放送が行われており、その放送を受信するた
   めのラジオ受信機においてラジオ放送受信のための第１
   および第２受信手段と、 前記第１受信手段からの音響信号を音響化する音響化手
   段と、 前記第２受信手段の出力に応答して識別信号を検出する
   識別信号検出手段と、 識別信号検出手段によつて識別信号が検出されたときに
   、その識別信号に対応する音響信号を録音し、その録音
   内容を再生可能である録音再生手段とを含むことを特徴
   とするラジオ受信機。