JPH0373738B2 - - Google Patents
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- JPH0373738B2 JPH0373738B2 JP58037813A JP3781383A JPH0373738B2 JP H0373738 B2 JPH0373738 B2 JP H0373738B2 JP 58037813 A JP58037813 A JP 58037813A JP 3781383 A JP3781383 A JP 3781383A JP H0373738 B2 JPH0373738 B2 JP H0373738B2
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- JP
- Japan
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- engine
- detection means
- rotational speed
- circuit
- program
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- 239000000498 cooling water Substances 0.000 claims description 7
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 7
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 7
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- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims 5
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
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- 238000010792 warming Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/24—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means
- F02D41/26—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means using computer, e.g. microprocessor
- F02D41/266—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means using computer, e.g. microprocessor the computer being backed-up or assisted by another circuit, e.g. analogue
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の分野
この発明はエンジンアイドル暴走防止装置に関
し、特にマイクロコンピユータを使用してエンジ
ンの回転数を制御するアイドルスピードコントロ
ール装置におけるエンジンアイドル暴走防止装置
に関する。
し、特にマイクロコンピユータを使用してエンジ
ンの回転数を制御するアイドルスピードコントロ
ール装置におけるエンジンアイドル暴走防止装置
に関する。
発明の背景
近年エンジンのアイドル回転数の制御に、マイ
クロコンピユータが用いられることが多い。この
場合、マイクロコンピユータ(CPU)は、予め
入力され記憶されているプログラム(ソフトウエ
ア)に従つてエンジンのアイドル回転数を制御す
る。
クロコンピユータが用いられることが多い。この
場合、マイクロコンピユータ(CPU)は、予め
入力され記憶されているプログラム(ソフトウエ
ア)に従つてエンジンのアイドル回転数を制御す
る。
ところで、ごくたまにではあるが、マイクロコ
ンピユータを制御すべきプログラムが、たとえば
メインルーチンからサブルーチンに移つたとき、
そのサブルーチンからメインルーチンに戻れずに
サブルーチン内をまわり、プログラムがいわゆる
暴走することがあつた。このような場合、エンジ
ンの回転数が適正に制御できず、たとえばその回
転数が異常に高くなつて下がらないということが
生じる虞れがあつた。
ンピユータを制御すべきプログラムが、たとえば
メインルーチンからサブルーチンに移つたとき、
そのサブルーチンからメインルーチンに戻れずに
サブルーチン内をまわり、プログラムがいわゆる
暴走することがあつた。このような場合、エンジ
ンの回転数が適正に制御できず、たとえばその回
転数が異常に高くなつて下がらないということが
生じる虞れがあつた。
発明の目的
それゆえに、この発明の目的は、マイクロコン
ピユータを用いてアイドル回転をコントロールを
するアイドルスピードコントロール装置におい
て、万一マイクロコンピユータのプログラムが暴
走して、アイドルスピードコントロール装置によ
つてエンジンの回転数が制御できなくなつたと
き、強制的にエンジンの回転数を低下または停止
して、エンジンの暴走を防止する装置を提供する
ことである。
ピユータを用いてアイドル回転をコントロールを
するアイドルスピードコントロール装置におい
て、万一マイクロコンピユータのプログラムが暴
走して、アイドルスピードコントロール装置によ
つてエンジンの回転数が制御できなくなつたと
き、強制的にエンジンの回転数を低下または停止
して、エンジンの暴走を防止する装置を提供する
ことである。
発明の要約
この発明を簡単に言えば、プログラムを用いて
エンジンの回転数を制御するアイドルスピードコ
ントロール装置におけるエンジンアイドル暴走防
止装置であつて、プログラムが正常に動作してい
ないことを検出し、エンジンの回転数が予め定め
る値を越えて回転異常になつていることを検出
し、スロツトの開度が一定角度以下であることを
検出し、冷却水の温度の上昇していることを検出
したことに応じて、エンジンの回転を抑制するよ
うに構成したものである。
エンジンの回転数を制御するアイドルスピードコ
ントロール装置におけるエンジンアイドル暴走防
止装置であつて、プログラムが正常に動作してい
ないことを検出し、エンジンの回転数が予め定め
る値を越えて回転異常になつていることを検出
し、スロツトの開度が一定角度以下であることを
検出し、冷却水の温度の上昇していることを検出
したことに応じて、エンジンの回転を抑制するよ
うに構成したものである。
より好ましい実施例では、エンジンの回転数が
比較的低い第1の予め定める値を越えたことを検
出したことに応じて、エンジンの点火時間を制御
し、エンジンの回転数が比較的高い第2の予め定
める値を越えたことを検出したことに応じて、エ
ンジンへの燃料供給を停止する。
比較的低い第1の予め定める値を越えたことを検
出したことに応じて、エンジンの点火時間を制御
し、エンジンの回転数が比較的高い第2の予め定
める値を越えたことを検出したことに応じて、エ
ンジンへの燃料供給を停止する。
この発明の上述の目的と特徴は、図面を参照し
て行なう以下の実施例の説明から一層明らかとな
ろう。
て行なう以下の実施例の説明から一層明らかとな
ろう。
実施例の説明
第1図はこの発明の一実施例の構成ブロツク図
である。第1図を参照して、この実施例の構成と
動作について説明する。
である。第1図を参照して、この実施例の構成と
動作について説明する。
まず、正常に動作している場合は、そのプログ
ラムに従つてCPU10がエンジン(図示せず)
のアイドル回転数を制御する。そして、この場
合、CPU10のウオツチドツグタイマ(WDT)
回路20出力12から一定期間ごとにパルスが出
力される。このパルス出力はウオツチドツグタイ
マ回路20でカウントされパルス出力が正常なと
きはウオツチドツグタイマ回路20はハイレベル
信号を導出する。逆に、CPU10の動作が正常
でない場合は、WDT出力12からのパルス信号
がなくなり、それゆえウオツチドツグタイマ回路
20はローレベル信号を導出する。このウオツチ
ドツグタイマ回路20の出力は、インバータ6、
ノアゲート1を介してCPU10のリセツト
(RESET)端子11に与えられている。よつて、
CPU10の動作が正常であれば、CPU10のリ
セツト端子11はハイレベルに保持されるが、異
常であれば、ウオツチドツグタイマ回路20によ
つてCPU10のリセツト端子11はローレベル
になりCPU10はリセツトされ続ける。
ラムに従つてCPU10がエンジン(図示せず)
のアイドル回転数を制御する。そして、この場
合、CPU10のウオツチドツグタイマ(WDT)
回路20出力12から一定期間ごとにパルスが出
力される。このパルス出力はウオツチドツグタイ
マ回路20でカウントされパルス出力が正常なと
きはウオツチドツグタイマ回路20はハイレベル
信号を導出する。逆に、CPU10の動作が正常
でない場合は、WDT出力12からのパルス信号
がなくなり、それゆえウオツチドツグタイマ回路
20はローレベル信号を導出する。このウオツチ
ドツグタイマ回路20の出力は、インバータ6、
ノアゲート1を介してCPU10のリセツト
(RESET)端子11に与えられている。よつて、
CPU10の動作が正常であれば、CPU10のリ
セツト端子11はハイレベルに保持されるが、異
常であれば、ウオツチドツグタイマ回路20によ
つてCPU10のリセツト端子11はローレベル
になりCPU10はリセツトされ続ける。
また、CPU10はパワーオンリセツト回路3
0によつてもリセツトされる。これは、エンジン
が始動開始される度ごとに、すなわちたとえばイ
グニツシヨンキーによつてパワーオンされ、エン
ジンがかけられる度ごとに、CPU10にリセツ
トをかけ、CPU10のプログラムを所定の状態
から開始するようにしたものである。
0によつてもリセツトされる。これは、エンジン
が始動開始される度ごとに、すなわちたとえばイ
グニツシヨンキーによつてパワーオンされ、エン
ジンがかけられる度ごとに、CPU10にリセツ
トをかけ、CPU10のプログラムを所定の状態
から開始するようにしたものである。
よつて、パワーオンリセツト回路30の出力
は、インバータ7、ノアゲート1を介してCPU
10のリセツト端子1に与えられている。
は、インバータ7、ノアゲート1を介してCPU
10のリセツト端子1に与えられている。
ここで、第2図および第3図を参照して、ウオ
ツチドツグタイマ回路20およびパワーオンリセ
ツト回路30の具体的回路の一例を簡単に説明し
ておく。
ツチドツグタイマ回路20およびパワーオンリセ
ツト回路30の具体的回路の一例を簡単に説明し
ておく。
第2図は、ウオツチドツグタイマ回路20の回
路例である。第2図を参照して、ウオツチドツグ
タイマ回路20は、入力端子に信号が与えられる
と、トランジスタ21がオンし、コンパレータ2
3とマイナス入力端子が低電位になる。コンパレ
ータ23のプラス側入力端子には、ツエナーダイ
オード22で規定される電圧が印加されている。
それゆえコンパレータ23はハイレベル信号を出
力する。言い換えれば、入力端子から所定のパル
ス信号が与えられていれば、コンパレータ23か
らは所定の出力が導出される。しかし、入力端子
に入力信号が与えられなくなれば、すなわち第1
図においてWDT出力12からパルス信号がなく
なれば、トランジスタ21がオフし、コンパレー
タ23のマイナス側入力端子に印加する電圧が上
昇して、コンパレータ23の出力がなくなる。
路例である。第2図を参照して、ウオツチドツグ
タイマ回路20は、入力端子に信号が与えられる
と、トランジスタ21がオンし、コンパレータ2
3とマイナス入力端子が低電位になる。コンパレ
ータ23のプラス側入力端子には、ツエナーダイ
オード22で規定される電圧が印加されている。
それゆえコンパレータ23はハイレベル信号を出
力する。言い換えれば、入力端子から所定のパル
ス信号が与えられていれば、コンパレータ23か
らは所定の出力が導出される。しかし、入力端子
に入力信号が与えられなくなれば、すなわち第1
図においてWDT出力12からパルス信号がなく
なれば、トランジスタ21がオフし、コンパレー
タ23のマイナス側入力端子に印加する電圧が上
昇して、コンパレータ23の出力がなくなる。
第3図はパワーオンリセツト回路30の具体的
回路例を示す。パワーオンされると、電源端子3
1に電源電圧が与えられ、この時トランジスタ3
3のベース電圧(電源電圧−ツエナーダイオード
32のツエナー電圧)がスイツチング電圧に達す
れば、トランジスタ33がオンする。これによつ
て、トランジスタ34がオフとなり、一定時間後
出力にハイレベル電圧が現われる。即ち、ある一
定時間のリセツトタイムを経た後CPU10は作
動を開始する。逆に、パワーオンしても、電源電
圧が低くてトランジスタ33がONしない場合
は、出力端子がローレベルとなりCPU10は作
動しない。これにより、パワーオン時あるいは、
パワーオンされた後で一時的に電源電圧が低下し
たような場合でも、CPU10にリセツト信号が
与えられる。
回路例を示す。パワーオンされると、電源端子3
1に電源電圧が与えられ、この時トランジスタ3
3のベース電圧(電源電圧−ツエナーダイオード
32のツエナー電圧)がスイツチング電圧に達す
れば、トランジスタ33がオンする。これによつ
て、トランジスタ34がオフとなり、一定時間後
出力にハイレベル電圧が現われる。即ち、ある一
定時間のリセツトタイムを経た後CPU10は作
動を開始する。逆に、パワーオンしても、電源電
圧が低くてトランジスタ33がONしない場合
は、出力端子がローレベルとなりCPU10は作
動しない。これにより、パワーオン時あるいは、
パワーオンされた後で一時的に電源電圧が低下し
たような場合でも、CPU10にリセツト信号が
与えられる。
さて、第1図に戻つて、上述の説明より明らか
なように、CPU10が正常に動作しているか否
か、すなわちプログラム暴走を起こしているか否
かがウオツチドツグタイマ回路20で判定され、
CPU10が正常に動作していない場合には、ウ
オツチドツグタイマ回路20によつてリセツトが
かけられたまま保持される。
なように、CPU10が正常に動作しているか否
か、すなわちプログラム暴走を起こしているか否
かがウオツチドツグタイマ回路20で判定され、
CPU10が正常に動作していない場合には、ウ
オツチドツグタイマ回路20によつてリセツトが
かけられたまま保持される。
しかし、この場合CPU10による回転数制御
が不能になるためCPU10の停止直前の状態に
よつては回転数が異常上昇することも考えられ
る。このような場合に、この実施例の特徴である
エンジンアイドル暴走防止装置が働く。
が不能になるためCPU10の停止直前の状態に
よつては回転数が異常上昇することも考えられ
る。このような場合に、この実施例の特徴である
エンジンアイドル暴走防止装置が働く。
ウオツチドツグタイマ回路20の出力は、イン
バータ6、ノアゲート1およびインバータ2を介
してナンドゲート3に与えられる。ナンドゲート
3には、他に第1のエンジン回転検出回路40、
ローリミツトスイツチ(LLSW)からの入力信号
および水温スイツチからの入力信号が与えられ
る。
バータ6、ノアゲート1およびインバータ2を介
してナンドゲート3に与えられる。ナンドゲート
3には、他に第1のエンジン回転検出回路40、
ローリミツトスイツチ(LLSW)からの入力信号
および水温スイツチからの入力信号が与えられ
る。
エンジン回転検出回路40は、その入力端子に
点火タイミング信号が与えられ、この点火タイミ
ング信号に基づいてエンジンの回転数を求めてい
る。そして、エンジン回転数が予め定めるしきい
値以上になつたとき、エンジン回転検出回路40
はハイレベル出力を導出する。エンジン回転検出
回路40の具体的回路としては、第2図に示すウ
オツチドツグタイマ回路の具体例と同様な回路が
考えられる。
点火タイミング信号が与えられ、この点火タイミ
ング信号に基づいてエンジンの回転数を求めてい
る。そして、エンジン回転数が予め定めるしきい
値以上になつたとき、エンジン回転検出回路40
はハイレベル出力を導出する。エンジン回転検出
回路40の具体的回路としては、第2図に示すウ
オツチドツグタイマ回路の具体例と同様な回路が
考えられる。
ローリミツトスイツチは、スロツトルが一定開
度以下であることを検出するスイツチである。よ
つて、このローリミツトスイツチは、たとえばア
クセルが運転手によつて踏み込まれていない場合
には、ハイレベル信号を出力する。
度以下であることを検出するスイツチである。よ
つて、このローリミツトスイツチは、たとえばア
クセルが運転手によつて踏み込まれていない場合
には、ハイレベル信号を出力する。
水温スイツチはエンジン冷却水の温度を検出す
るスイツチであり、エンジンが暖まつていると
き、すなわち水温が上昇しているときにハイレベ
ル信号を出力する。
るスイツチであり、エンジンが暖まつていると
き、すなわち水温が上昇しているときにハイレベ
ル信号を出力する。
これらエンジン回転検出回路40、ローリミツ
トスイツチ、水温スイツチおよびウオツチドツグ
タイマ回路20の出力がすべてハイレベル出力と
なつたとき、点火間引き回路60が動作する。
トスイツチ、水温スイツチおよびウオツチドツグ
タイマ回路20の出力がすべてハイレベル出力と
なつたとき、点火間引き回路60が動作する。
点火間引き回路60の具体的回路例を第4図に
示す。この回路例は3気筒の場合の点火間引き回
路の例である。ナンドゲート3(第1図)の出力
Sがハイレベル(正常時)のときはフリツプフロ
ツプ61の出力Qはローレベルを保持し、イグナ
イタドライブ回路は正常な作動を行なうが、ナン
ドゲート3の出力Sがローレベルになれば出力Q
が点火タイミング信号に同期して周期的に変化
し、応じてイグナイタドライブ回路は間欠的に作
動する。
示す。この回路例は3気筒の場合の点火間引き回
路の例である。ナンドゲート3(第1図)の出力
Sがハイレベル(正常時)のときはフリツプフロ
ツプ61の出力Qはローレベルを保持し、イグナ
イタドライブ回路は正常な作動を行なうが、ナン
ドゲート3の出力Sがローレベルになれば出力Q
が点火タイミング信号に同期して周期的に変化
し、応じてイグナイタドライブ回路は間欠的に作
動する。
上述のように、ウオツチドツグタイマ回路20
の出力だけではなく、エンジン回転検出回路4
0、ローリミツトスイツチおよび水温スイツチの
出力すべての基づいて点火間引き回路を動作させ
ているので、たとえば、エンジン回転数が所定の
回転数以下のときや、アクセルが踏まれてスロツ
トルが開かれているときや、エンジンが充分に暖
まつていないときなどにおける誤動作が防止でき
る。
の出力だけではなく、エンジン回転検出回路4
0、ローリミツトスイツチおよび水温スイツチの
出力すべての基づいて点火間引き回路を動作させ
ているので、たとえば、エンジン回転数が所定の
回転数以下のときや、アクセルが踏まれてスロツ
トルが開かれているときや、エンジンが充分に暖
まつていないときなどにおける誤動作が防止でき
る。
さらにこの実施例では、第2のエンジン回転検
出回路50を設けて、エンジンの回転数を2段階
にわたつて検出している。たとえば、第1のエン
ジン回転検出回路40の回転数のしきい値を
1500rpmとし、第2のエンジン回転検出回路50
の回転数のしい値を2000rpmとしておく。する
と、プログラムが正常に動作せず、エンジン回転
数が第1のエンジン回転検出回路40のしきい値
を越えたときには、まず点火間引き回路60が働
く。そしてそれによつてもエンジン回転数が下が
らず、そのエンジン回転数が第2のエンジン回転
検出回路50のしきい値である2000rpmを越えた
ときには、燃料カツトドライバ回路70が動作す
る。これによつて、エンジンへの燃料供給が停止
され、エンジンは停止する。
出回路50を設けて、エンジンの回転数を2段階
にわたつて検出している。たとえば、第1のエン
ジン回転検出回路40の回転数のしきい値を
1500rpmとし、第2のエンジン回転検出回路50
の回転数のしい値を2000rpmとしておく。する
と、プログラムが正常に動作せず、エンジン回転
数が第1のエンジン回転検出回路40のしきい値
を越えたときには、まず点火間引き回路60が働
く。そしてそれによつてもエンジン回転数が下が
らず、そのエンジン回転数が第2のエンジン回転
検出回路50のしきい値である2000rpmを越えた
ときには、燃料カツトドライバ回路70が動作す
る。これによつて、エンジンへの燃料供給が停止
され、エンジンは停止する。
この実施例では、ウオツチドツグタイマ回路2
0の出力をCPU10のリセツト端子に与えたが、
たとえば別の割込端子に与えて、CPU10の動
作に何らかの対策を講じてもよい。また、ウオツ
チドツグタイマ回路20の異常出力のうちCPU
10のリセツト端子に与えられるものをパルス化
してリセツト後再スタートするようにしてもよ
い。
0の出力をCPU10のリセツト端子に与えたが、
たとえば別の割込端子に与えて、CPU10の動
作に何らかの対策を講じてもよい。また、ウオツ
チドツグタイマ回路20の異常出力のうちCPU
10のリセツト端子に与えられるものをパルス化
してリセツト後再スタートするようにしてもよ
い。
この実施例では、エンジン回転数を2段に分け
て検出し、その検出結果に応答して、点火間引き
回路60および燃料カツトドライバ回路70を動
作させたが、いずれか一方だけであつても構わな
い。
て検出し、その検出結果に応答して、点火間引き
回路60および燃料カツトドライバ回路70を動
作させたが、いずれか一方だけであつても構わな
い。
発明の効果
以上のように、この発明によれば、プログラム
が正常に動作していないこと、エンジンの回転数
が異常になつたこと、スロツトの角度が一定角度
以下であることおよび冷却水の温度が上昇してい
ればエンジンの回転を抑制するようにしたので、
マイクロコンピユータのプログラムが暴走しても
エンジンの回転を抑制することにより、より安全
なエンジン制御装置を提供することができる。し
かも、スロツトの開度が一定角度以下であればエ
ンジンの回転の抑制を行なわないようにしたの
で、不要な制御をする必要がなくなる。
が正常に動作していないこと、エンジンの回転数
が異常になつたこと、スロツトの角度が一定角度
以下であることおよび冷却水の温度が上昇してい
ればエンジンの回転を抑制するようにしたので、
マイクロコンピユータのプログラムが暴走しても
エンジンの回転を抑制することにより、より安全
なエンジン制御装置を提供することができる。し
かも、スロツトの開度が一定角度以下であればエ
ンジンの回転の抑制を行なわないようにしたの
で、不要な制御をする必要がなくなる。
第1図はこの発明の一実施例の構成ブロツク図
である。第2図は第1図に示すウオツチドツグタ
イマ回路20およびエンジン回転検出回路40,
50の具体的回路例である。第3図は第1図に示
すパワーオンリセツト回路30の具体的回路例で
ある。第4図は第1図に示す点火間引き回路60
の具体的回路例である。 図において、10はCPU、20はウオツチド
ツグタイマ回路、40,50はエンジン回転検出
回路、60は点火間引き回路、70は燃料カツト
ドライバ回路を示す。
である。第2図は第1図に示すウオツチドツグタ
イマ回路20およびエンジン回転検出回路40,
50の具体的回路例である。第3図は第1図に示
すパワーオンリセツト回路30の具体的回路例で
ある。第4図は第1図に示す点火間引き回路60
の具体的回路例である。 図において、10はCPU、20はウオツチド
ツグタイマ回路、40,50はエンジン回転検出
回路、60は点火間引き回路、70は燃料カツト
ドライバ回路を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 プログラムを用いてエンジンの回転数を制御
するアイドルスピードコントロール装置における
エンジンアイドル暴走防止装置であつて、 前記プログラムが正常に動作していないことを
検出したことに応じて、プログラム異常信号を出
力するプログラム異常検出手段、 前記エンジンの回転数を検出し、回転数が予め
定める値を越えたとき、回転数異常信号を出力す
る回転数検出手段、 スロツトル開度が一定角度以内であるか否かを
検出するスロツトル開度検出手段、 前記エンジンの冷却水の温度を検出する冷却水
温度検出手段、および 前記プログラム異常検出手段がプログラム異常
を検出し、前記回転数検出手段が回転数異常を検
出し、前記スロツトル開度検出手段によつてスロ
ツトルの開度が一定角度以下であることが検出さ
れ、前記冷却水温度検出手段によつて冷却水の温
度の上昇していることが検出されたことに応じ
て、前記エンジンの回転を抑制する制御手段を備
えた、エンジンアイドル暴走防止装置。 2 前記回転数検出手段は、 前記エンジンの回転数が比較的低い第1の予め
定める値を越えたことを検出する第1の回転数検
出手段と、 前記エンジンの回転数が比較的高い第2の予め
定める値を越えたことを検出する第2の回転数検
出手段とを含み、 前記制御手段は、 前記第1の回転数検出手段の検出出力に応じ
て、前記エンジンの点火時間を制御する点火時間
制御手段と、 前記第2の回転数検出手段の検出出力に応じ
て、前記エンジンへの燃料供給を停止する燃料供
給停止手段とを備えた、特許請求の範囲第1項記
載のエンジンアイドル暴走防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3781383A JPS59162336A (ja) | 1983-03-07 | 1983-03-07 | エンジンアイドル暴走防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3781383A JPS59162336A (ja) | 1983-03-07 | 1983-03-07 | エンジンアイドル暴走防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59162336A JPS59162336A (ja) | 1984-09-13 |
JPH0373738B2 true JPH0373738B2 (ja) | 1991-11-22 |
Family
ID=12507954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3781383A Granted JPS59162336A (ja) | 1983-03-07 | 1983-03-07 | エンジンアイドル暴走防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59162336A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3603082A1 (de) * | 1986-02-01 | 1987-08-06 | Bosch Gmbh Robert | Vorrichtung zum ruecksetzen von recheneinrichtungen |
DE9214948U1 (de) * | 1992-11-03 | 1994-03-10 | Siemens AG, 80333 München | Ultraschallwandler-Anordnung |
KR20010027478A (ko) * | 1999-09-14 | 2001-04-06 | 박종섭 | 차량의 아이들 스피드 엑츄에이터 제어 장치 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56141036A (en) * | 1980-04-07 | 1981-11-04 | Hitachi Ltd | Engine control device |
JPS57201948A (en) * | 1981-06-05 | 1982-12-10 | Isuzu Motors Ltd | Safety circuit for computer for internal combustion engine control |
JPS6033986A (ja) * | 1983-08-03 | 1985-02-21 | 有限会社 稲垣信販 | 錠を設けるときの掛金 |
-
1983
- 1983-03-07 JP JP3781383A patent/JPS59162336A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56141036A (en) * | 1980-04-07 | 1981-11-04 | Hitachi Ltd | Engine control device |
JPS57201948A (en) * | 1981-06-05 | 1982-12-10 | Isuzu Motors Ltd | Safety circuit for computer for internal combustion engine control |
JPS6033986A (ja) * | 1983-08-03 | 1985-02-21 | 有限会社 稲垣信販 | 錠を設けるときの掛金 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59162336A (ja) | 1984-09-13 |
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