JP2587044B2 - 計算装置リセツト用装置 - Google Patents

計算装置リセツト用装置

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    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/24Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means
    • F02D41/26Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means using computer, e.g. microprocessor
    • F02D41/263Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means using computer, e.g. microprocessor the program execution being modifiable by physical parameters
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Description

【発明の詳細な説明】 従来技術 本発明は、請求の範囲第1項の上位概念に記載の計算
装置、マイクロプロセッサ(μC)、専用コンピュー
タ、メモリ等をリセットするための装置に関する。
マイクロプロセッサを使用した、この種の内燃機関用
の公知の制御装置では、ヨーロッパ特許第127789号公報
(EP−A−O127789)によりリセット手段が設けられて
いる。このリセット手段は、電圧障害に応答してマイク
ロプロセッサをリセットし、また内燃機関の最初の始動
時に点火リレーを介して電圧信号を受信して、自身でリ
セット信号を発生する。このリセット信号は、制御過程
の開始前に、備えられているマイクロプロセッサをリセ
ットする。このリセットは、内燃機関の制御用計算装置
として構成されたマイクロプロセッサに、所定の時間、
供給電圧が印加される場合も行われる。このことは、揮
発性のデータの保持のために望ましいことである。従っ
て、リセットパルスを発生させるためには、車両の点火
スイッチに接続した接続端子の回路状態の変化が利用さ
れる。
内燃機関に燃料を供給するための別の自動制御装置で
は始動過程中に、使用される計算装置を、適当なリセッ
ト信号の発生によって、内燃機関が始動過程後の作動状
態にあるときにリセットすることが公知である。
これについて詳細に述べると、始動時に内燃機関の回
転数に関するデータを受けとるメモリが設けられてい
る。このメモリの出力側は、レジスタの出力側と共にコ
ンパレータに接続されている。その際、レジスタは、内
燃機関が始動過程後、すなわち始動援助しなくとも自動
的に回転するときに発生する回転数値を受け取る。従っ
て、コンパレータによって、レジスタ内容が実際に始動
回転数に対するメモリ内容よりも大きいかどうかが捕捉
検出される。レジスタ内容の方がメモリ内容より大きけ
れば、後置接続されたアンドゲートに信号が供給され、
それに基づいて微分素子を介してリセット信号が発生さ
れ、例えばカウンタおよびデコーダに供給される。アン
ドゲートはその際、コンパレータからのパルスに応答
し、有効に接続されている場合は、そのパルスを通過さ
せる。
一般に、計算装置、マイクロプロセッサ等をリセット
する場合米国特許第4296338号明細書(US−PS4296338)
により、計算装置もしくは素子用の供給電圧が所定の基
準値以下に下がったときにほぼ即座に応答するリセット
信号を発生させる方法が公知である。これに加えて、外
部コンデンサが放電すると、該コンデンサが所定の充電
状態に再び達するまで第2のリセット信号が発生され
る。これによって、マイクロプロセッサのクロック発振
器には安定化のための時間が十分に与えられる。
更に、マイクロプロセッサの電源を投入する際、該マ
イクロプロセッサが一定の初期状態にリセットされるよ
うにリセットパルスを発生させる方法も公知である(西
ドイツ特許出願公開第3035896号および第3119117号公
報、DE−OS3035896およびDE−OS3119117)。しかしなが
らここで問題なのは、例えば電圧の落込みによってコン
ピュータが不確定な状態に達し、それ以上継続動作でき
なかった場合、またマイクロプロセッサのスイッチオン
時にリセットパルスが発生され、この時点でマイクロプ
ロセッサのクロック発振器が未だ発振していない場合
に、リセットパルスが発生されないという点である。
マイクロプロセッサが燃料調量もしくは燃料噴射系統
に設けられる特殊な実施例では、このマイクロプロセッ
サは、その電圧の供給を自身で、例えばリレーを介して
遮断しなければならないよう構成されている。従って、
この装置により駆動された車両が作動停止した後も、車
両内のμC制御系統、例えば噴射装置が更に若干時間だ
け動作することができ、続いて自身で通電を遮断できる
ことが確実にされている。(例えばいわゆるLH−ジェッ
トロニックのばあいには「自由燃焼」する。)本発明も
その分野に属するが、かかる車両用のμC制御式車両系
統では、公知回路におけるように、給電が阻害もしくは
中断されたり、マイクロプロセッサのクロック発振器が
すでに発振した時に初めてマイクロプロセッサにリセッ
トパルスを送るようにするだけでは十分でない。マイク
ロプロセッサの誤動作(例えばプログラム実行の不定
性)は、通常存在するμC監視機能(いわゆるウォッチ
ドッグ)が故障した場合にも発生する可能性がある。ま
た、この装置、何れにせよ計算装置が遮断後も自身で電
圧を供給するため、マイクロプロセッサの誤動作は、通
常の方法では防止することが不可能である。
本発明の目的は、電圧の供給を、例えばリレーを介し
て自身で遮断しなければならないようなμC制御式(噴
射)系統において、発生する誤動作の種類と原因がどの
ようなものであれ確実にリセットできるような手段を講
ずることである。
本発明の利点 本発明は、前記の目的を請求の範囲第1項の特徴を有
する構成によって達成する。本発明では、μC制御系統
が給電遮断される場合でもその供給電圧が保持される。
つまり、完全には給電が遮断されず、エラー時にリセッ
トが可能であるという利点を備えている。その結果、プ
ログラム実行の障害時でも、車両の運転手は再始動によ
って正常な動作条件を再びつくりだすことができる。こ
のような障害は、たとえばμC監視回路(ウオッチドッ
グ)が存在するにもかかわらず、走行中にプログラム実
行に不安定な状態が発生したときに生じるものである。
このようにプログラム実行が障害された場合には、車
両が不安定に走行するか、エンジンがストップすること
がほぼ確実である。したがって運転者は点火スイッチを
作動させて再始動させることによって車両を再び発進さ
せる。本発明では、かかる措置によってマイクロプロセ
ッサもしくは計算装置のリセットも行なわれる。したが
って、たんに再始動するだけで正常運転への復帰が行な
われる。
また、本発明は何らかの原因、作用による障害の結
果、プログラム実行に不安定状態が生じ、そのためμC
出力と主リレー用出力の動作にも不安定状態が発生して
しまったようなμC制御系統にも適する。このような場
合には、例えばかかるμC制御系統を組込んだ車両で給
電を遮断しようとしても、マイクロプロセッサ自体もリ
セットされるために、給電遮断の可能性がマイクロプロ
セッサ自身によって阻止され、その結果、系統の給電遮
断ができなくなってしまう。この場合、いわゆる「パワ
ーオンリセット」パルスをトリガできないために再始動
も同様にして不可能となろう。
更に有利なのは本発明では、評価するべきリセット用
スイッチパルスが点火スイッチの作動によって発生し、
正エッジの微分と積分が行なわれるため、リセットパル
スがただ一回だけ発生され、負もしくは正の電圧ピー
ク、OVへの電圧の落込み、または長い電圧の過度の上昇
の如き障害に対して応答しない点である。
請求の範囲第2項以下に記載の手段によって同請求範
囲第1項に提示したリセット回路を更に有利に構成し改
良することが可能である。
図 面 本発明の実施例を一つ図面に示し次に詳細に説明す
る。
第1図は計算装置、殊にマイクロプロセッサ(μC)
で該プロセッサにその供給電圧自体をリレーを介して遮
断することを可能にする回路段を外側に配置したものの
全体回路図で、第2図はリセットパルスを発生する回路
の詳細図で、第2a図はコンパレータの構成の一例を部分
的に示したものである。
実施例の説明 第1図に示した計算装置10はマイクロプロセッサ11を
備える。このプロセッサ11は、その出力側の一つに配置
された回路段12と、その外部もしくは内部に取付けられ
たリレー13(いわゆる主リレー)とを介して、電圧安定
化回路14を介して該プロセッサに印加させる供給電圧
(ここではバッテリー電圧UBatt)を、固有の判断に従
って遮断することができるようになっている。この遮断
は、一定の車両系統(例えば燃料噴射系統、点火時期調
整器、自動変速機用制御装置等)を駆動する際にマイク
ロプロセッサに対して設定される要求に応じて行われ
る。
それ故、マイクロプロセッサ11は、例えば所謂LH−ジ
ェットロニック燃料噴射装置のばあい自由燃料を可能に
し、その他後続のタスクを処理することができるような
一定時間の間、回路段12と、リレー接点13aを有する主
リレー13と、電圧安定回路14とから成る自己保持回路を
介して、その供給電圧をさらに保持し、それから回路段
12を相応に制御することによって主リレー13に対する供
給電圧を遮断する。これによって、リレー13が復旧し、
クレー接点13aが開き、系統の供給電圧UBattが全体とし
て遮断される。
マイクロプロセッサ11には普通、マイクロプロセッサ
11の正常動作を監視し、不規則な動作を確認したときに
リセット入力側11aにリセットパルスを供給する所謂ウ
オッチドッグと称される監視系統15が設けられている。
しかしながら、μC制御系統の場合には、μC監視回
路15があるにもかかわらず、走行動作中の障害によりプ
ログラム実行に不安定状態の生じることがある。このこ
とにより、μC出力の全てが、すなわちマイクロプロセ
ッサ11が回路段12、ひいては主リレー13を制御する出力
も不安定なものになる。そのため、かかる計算装置によ
り駆動される車両の通電を遮断しようとしても系統の遮
断が行われず、再始動も不可能となる。なぜならばいわ
ゆる「パワーオンリセット」パルスをトリガすることが
できないためである。いいかえれば、計算装置とマイク
ロプロセッサにはエラー動作時に系統が自身に電圧を供
給するため主リレーを制御できるように構成してあると
きには、この系統を遮断できないという危険が存在す
る。
それ故本発明では、マイクロプロセッサ11のリセット
入力側11aに対して並列に作用する回路ブロック16が設
けられている。この回路ブロックは、この系統を有する
車両を駆動する際に、上記のような場合でもリセットパ
ルスが形成されることを保証する。すなわち、マイクロ
プロセッサ自体に引き続き電圧が印加され、この供給電
圧が保持されていることが保証される。従って車両を単
に遮断することによってマイクロプロセッサに対する供
給電圧が遮断され、いわゆるパワーオンリセットによっ
て再始動する際に自動的にマイクロプロセッサが同時に
再びオンし、リセットされるのである。
この目的のため、リセット回路ブロック16は点火スイ
ッチの端子における電圧変動値を求める。
この端子には参照番号17が付けられている。この端子
17はプログラム実行に障害が生じた際に運転者がまず車
を停止し、続いて再始動しようとするときに、その都度
正の立上がりエッジを供給する。このようにして端子17
には正の立上がりエッジ電圧が発生し、この立上がりエ
ッジ電圧は積分によってマイクロプロセッサ11のリセッ
トパルスへ変換される。
詳細に述べると、リセット回路ブロック16にはコンパ
レータ18が組込まれている。このコンパレータの一方の
入力側には基準電圧URefが印加され、他方の入力側には
点火スイッチの端子17がオンとなるときに以下に更に説
明する回路素子が動作することにより発生する可変電圧
が供給される。コンパレータ18は、他方の入力側18b
(基準入力側は、18aで示す)に印加される電圧がごく
短期間でも基準電圧を下回るときには常に出力側にリセ
ット信号を発し、これをマイクロプロセッサ11のリセッ
ト入力側へ供給する。
この場合、回路構成と使用される回路素子の極性によ
っては反対の条件が与えられることも理解されよう。
点火スイッチの立上がりエッジを変換し評価するため
に入力側18bと接続される回路素子は、抵抗R4とトラン
ジスタT1からなる直列回路を含んでいる。このトランジ
スタのエミッタはコンデンサC1を介してアースもしくは
負の供給電圧と接続されている。抵抗R4とトランジスタ
T1のコレクタ端子との間には、更に、順方向に導通する
ダイオードが接続されるが、該ダイオードは省略する
か、あるいは点線で示したダイオードD1に対して並列の
抵抗R6により置換することもできる。
抵抗R4には安定化された供給電圧UStabが印加され、
抵抗R4とトランジスタT1のコレクタないしダイオードD1
との接続点は、相応する可変信号が供給されるコンパレ
ータ18の入力側18Bにつながっている。トランジスタT1
のベース回路では、抵抗R1と抵抗R2との直列回路がアー
スに接続され、これら両抵抗の接続点はトランジスタT1
のベースと接続され、同時にはもう一つの抵抗R3を介し
てトランジスタT1のエミッタに接続され、エミッタは更
に抵抗R5を介して同じく供給電圧に接続されている。
この回路は車両を再給電(再始動)したときに点火ス
イッチの端子17に発生する正エッジの微分と積分を行
う。
この場合、回路の動作は以下の如くして行われる。
点火スイッチを切ったとき、端子17には零もしくは負
の電位が加わる。しかし前提として系統には供給電圧U
Battないしこれから導かれた安定化電圧UStabが印加さ
れている。そのため、抵抗R2とR1の分圧点はほぼアース
電位にあり、コンデンサC1は抵抗R5,R3、およびR1,R2の
直列回路を介するアースへの分圧作用によって発生する
電圧まで放電される。この回路状態(従って車両の端子
17は開いている)では、トランジスタは遮断されてい
る。なぜなら、そのベース電位がそのエミッタ電位より
必然的に低くなり、抵抗R4を介してコンパレータの入力
側18bには電圧UStabが、従って基準電圧URefよりも高い
電圧が印加されることになるからである。
所望のリセットパルスをトリガすることができるため
には、運転者は車を再始動し、従っていずれにせよ点火
スイッチを作動させて端子17に正電圧を印加し、所定の
分圧比の抵抗R1とR2の分圧点が、コンデンサC1の初期電
圧(同時にトランジスタT1のエミッタ電位)より高いト
リガのために必要な電圧に上昇するようにする。その結
果、トランジスタT1は導通し、抵抗R4の電位を基準電圧
より下に引き下げ、コンパレータ18はオンとなり、リセ
ットパルスがトリガされる。これにより同時に、トラン
ジスタT1のコレクタ・エミッタ区間(およびベース・エ
ミッタ区間も)を介してコンデンサC1は今や変化した抵
抗R5,R3の分圧電位に充電されることになる。トランジ
スタT1は導通するために必要なベース・エミッタ間電圧
を下回ると直ちに遮断される。(リセットパルスは終了
する) この状態は、端子17に正電位が保持されていれば最早
変化することはない。なぜならば、何れにせよ、相応に
コンデンサC1が充電されていれば電流が抵抗R3とR2を介
してアースに流れ、この抵抗R2がトランジスタT1のベー
ス・エミッタ区間を阻止方向にバイアスするからであ
る。
点火スイッチにおける正のスイッチ・オンエッジを微
分し積分するリセット回路はリセットパルスをトリガす
るための以下の要件が必要である。
−系統をオンにしたとき、同様にトリガされる。その際
いわゆるパワーオンリセットパルスが優先される。
−点火スイッチの端子17がスイッチオフされ、それに続
いてスイッチオンをひきおこすスイッチングサイクルの
場合のみトリガが行われる。ここで、点火スイッチの0
位置は「オフ」位置に対応し、そのとき、端子17には電
流は流れず、点火スイッチの1または2の位置は車両の
始動操作を行うことができる。
更に回路は、R1/R2とR5/R3の分圧引によるトリガ閾値
およびコンデンサC1とR4の回路定数を相応に設定するこ
とによってリセットパルスの持続時間を設定できるだけ
でなく、ノイズ抑圧のためのトリガを次の条件と結びつ
けることができる。
−端子17において電圧が例えば6V以上、任意の時間下降
したときは、任意の高さまで電圧が再び上昇しても全く
トリガ作用を示さない。なぜならば運転中にも電圧の落
込み可能性は排除することができないからである。
−スイッチオンで電圧上昇が端子17に生じる際、例えば
8V以上の電圧上昇ではじめてトリガをひきおこす。
−正負の障害パルスないし短い電圧の落込み、並びに高
周波の放射は全くトリガを発生してはならない。
それ故、上記回路では障害が発生した場合次のように
動作する。例えば0Vに至るまでの短い電圧の落込みと負
の電圧ピークが発生すると、確かに抵抗R1とR2の分圧点
において電圧が短時間低下するが、しかしコンデンサC1
は抵抗R3を介してゆっくりとしか放電しない。電圧の落
込みが短く、従って放電が少なければ、トランジスタT1
は端子17において電圧が再び上昇したときに導通するこ
ともあるが、コンデンサC1には依然として高い電荷が残
留しているため、抵抗R4を基準電圧以下に引下げること
ができない。
正の電圧ピークないし長時間の過度の電圧上昇が発生
したばあいには、抵抗R1とR2の分圧点において電圧が上
昇し、これによってトランジスタT1が導通するが、しか
し、コンデンサC1における電位がすでに高いため抵抗R4
は基準電圧以下に引下げられない。すなわち、導通した
トランジスタT1から流れることの可能な電流は基準電圧
URefを下回るであろう抵抗R4における必要な電圧降下を
発生するには不十分である。
点火スイッチから到来するパルスを微分し、積分して
評価することが基本的に可能である。エッジの積分評価
に関する第2図の実施例はノイズの影響を受けないよう
にするため、この構成が望ましい。
点火スイッチパルスの評価のための微分および積分と
は、任意のエッジの評価を意味する。この評価の結果、
微分により点火スイッチパルスが検出され、回路の積分
特性によって所望のパルス幅のリセットパルスが発生さ
れる。
更に、第2図に設けられた回路素子としてのコンパレ
ータ18は最も広い意味に理解すべきであつて、例えば第
2a図に示されたように、簡単な回路段としても実現する
ことができ、そのばあい入力トランジスタT1の後に接続
されたもう一つの、ここではPNP形トランジスタとして
構成されたトランジスタT2を設け、そのエミツタ端子を
直接安定化された供給電圧UStabに接続しそのコレクタ
ーをもう1つの抵抗R7を介してアースと接続することが
できる。
このようにして、抵抗R4,R6の接続点からPNPトランジ
スタT2をトリガしたとき十分な閾値効果が生じるため、
トランジスタT2のコレクタに発生するパルスはマイクロ
プロセツサをリセツトするためのマイクロプロセツサの
リセツト入力側11aに供給することができる。
上記発明の詳細な説明と請求範囲ならびに図面中に示
した特徴はそれぞれその一つづつをとつても互いに任意
に組合わせても本発明を本質的に構成することができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ユント,ヴエルナー ドイツ連邦共和国 D―7140 ルートヴ イヒスブルク ベルシユネルシユトラー セ 24 (72)発明者 ヴエルナー,ペーター ドイツ連邦共和国 D―7135 ヴイール ンスハイム イム ゾマーライン 15 (56)参考文献 特開 昭59−162336(JP,A) 特開 昭60−119346(JP,A) 特開 昭60−219432(JP,A)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】計算装置、マイクロプロセッサ(μC)、
    専用コンピュータ、メモリ等のリセット装置であって、 当該計算装置、マイクロプロセッサ(μC)、専用コン
    ピュータ、メモリには遮断後も自動的に所定時間、供給
    電圧が印加され、 供給電圧に依存せず、計算装置(マイクロプロセッサ1
    1)に供給電圧が印加されている間は、車両の点火スイ
    ッチに接続された接続端子の回路状態の変化によって、
    リセットパルスの形成と計算装置のリセット入力側への
    供給が行われる形式のリセット回路において、 点火スイッチの投入時に当該点火スイッチの回路状態の
    変化を、リセットパルスを形成するために検出する手段
    が設けられており、 該リセットパルスは、点火スイッチの操作後の所定時間
    の経過後に消失することを特徴とするリセット装置。
  2. 【請求項2】点火スイッチから到来するトリガパルスの
    エッジ評価が微分と積分によって行われる請求の範囲第
    1項記載のリセット装置。
  3. 【請求項3】微分と積分によって得られた点火スイッチ
    のトリガパルスがコンパレータ(18)において基準値
    (URef)と比較される請求の範囲第2項記載のリセット
    装置。
  4. 【請求項4】点火スイッチの投入時に(正)エッジが、
    半導体回路素子(トランジスタT1)の導通制御により、
    コンデンサ(C1)を次のような電流で充電し、すなわち
    抵抗(R4)において再び減衰する電圧降下の形で可変信
    号として、コンパレータの基準値(URef)に対向接続さ
    れ、該コンパレータの出力側にリセットパルスを形成す
    る電流で充電し、これにより微分と積分が行われる請求
    の範囲第2項または第3項記載のリセット装置。
  5. 【請求項5】コンパレータ(18)の一方の入力側(18
    a)には所定の大きさの基準値(URef)が、またその他
    方の入力側(18b)には正のトリガエッジの微分と積分
    によって得られた可変信号が供給され、 他方の入力側(18b)には抵抗(R4)と、正エッジによ
    り導通制御されるトランジスタ(T1)と、コンデンサ
    (C1)との直列回路が接続されている請求の範囲第3項
    または第4項記載のリセット装置。
  6. 【請求項6】トランジスタ(T1)のベース回路内には2
    個の抵抗(R1,R2)の分圧回路が設けられており、ベー
    ス端子がその分圧点と接続されており、入力抵抗(R1,R
    2)の分圧点が同時に別の抵抗(R3)を介してトランジ
    スタ(T1)のエミッタ端子と接続され、該エミッタ端子
    からはコンデンサ(C1)がアースに接続され、更に別の
    抵抗(R5)が供給電圧(UStab)に接続されており、点
    火スイッチ(端子17)からの正エッジが到来した時にト
    ランジスタ(T1)がまず導通し、そのエミッタ端子にお
    いてコンデンサ(C1)が充電され、その場合、同時にコ
    レクタ抵抗(R4)の接続点における電圧がリセットパル
    スをトリガするために、コンパレータ(18)における基
    準値より下に引き下げられ、引き続いて、コンデンサ電
    位がトランジスタのベースに印加される分圧値を超えて
    上昇したときにトランジスタの導通が遮断される請求の
    範囲第5項記載のリセット装置。
  7. 【請求項7】コンパレータが入力トランジスタから到来
    する信号の所定の閾値に達したときに導通可能な半導体
    回路素子(PNP型トランジスタT2)から成る回路段であ
    る請求の範囲第5項または第6項記載のリセット装置。
JP61504883A 1986-02-01 1986-09-19 計算装置リセツト用装置 Expired - Fee Related JP2587044B2 (ja)

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DE3603082.1 1986-02-01
DE19863603082 DE3603082A1 (de) 1986-02-01 1986-02-01 Vorrichtung zum ruecksetzen von recheneinrichtungen

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JPH01501642A JPH01501642A (ja) 1989-06-08
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