JPH0373068B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0373068B2 JPH0373068B2 JP56059870A JP5987081A JPH0373068B2 JP H0373068 B2 JPH0373068 B2 JP H0373068B2 JP 56059870 A JP56059870 A JP 56059870A JP 5987081 A JP5987081 A JP 5987081A JP H0373068 B2 JPH0373068 B2 JP H0373068B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- audio signal
- noise
- demodulated
- time
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 claims description 39
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 10
- 230000001629 suppression Effects 0.000 claims description 8
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 claims description 7
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims 3
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/76—Television signal recording
- H04N5/91—Television signal processing therefor
- H04N5/911—Television signal processing therefor for the suppression of noise
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/02—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
- G11B15/12—Masking of heads; circuits for Selecting or switching of heads between operative and inoperative functions or between different operative functions or for selection between operative heads; Masking of beams, e.g. of light beams
- G11B15/14—Masking or switching periodically, e.g. of rotating heads
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、周波数変調FM音声信号を記録し複
数のヘツドにて交互に再生する音声再生回路の再
生ヘツド切換時点に発生する雑音を除去する回路
および方法に関するものである。
数のヘツドにて交互に再生する音声再生回路の再
生ヘツド切換時点に発生する雑音を除去する回路
および方法に関するものである。
従来、FM変調音声信号を例えばヘリカルスキ
ヤン形磁気テープ記録再生装置を用いて記録再生
する場合、再生トラツク切換時点においてFM搬
送波が不連続になるために大振幅の雑音が発生す
るため、雑音発生期間中は復調音声信号を遮断す
るか、あるいは雑音発生直前の信号レベルを前値
保持する方式などが考えられてきた。
ヤン形磁気テープ記録再生装置を用いて記録再生
する場合、再生トラツク切換時点においてFM搬
送波が不連続になるために大振幅の雑音が発生す
るため、雑音発生期間中は復調音声信号を遮断す
るか、あるいは雑音発生直前の信号レベルを前値
保持する方式などが考えられてきた。
第1図は前値保持方式による雑音除去回路の動
作を示す音声信号波形図である。第1図におい
て、aは再生された音声FM信号波形、bはFM
復調された音声信号波形、cは前値保持指示信
号、dは前値保持指示信号に基づいて雑音除去さ
れた音声信号波形である。第1図aに示した再生
ヘツド切換時点ではFM搬送波が不連続となるた
め再生音声信号にはbに示すような大振幅の雑音
が発生する。一方、再生ヘツド切換時点はあらか
じめ明らかであることから、cに示すように雑音
発生期間を示すパルスを発生させることは容易で
あり、cに示すパルスにてbに示す信号を前値保
持すれば、dのように雑音除去された信号を得る
ことができる。しかし、このように単に雑音発生
直前の信号レベルを前値保持するだけでは保持終
端部で信号レベルの不連続が発生し、特に周波数
の高い信号の場合には原信号との差が大きくなり
新らたな雑音を発生するため雑音を完全に抑圧す
ることができず、耳障りであつた。
作を示す音声信号波形図である。第1図におい
て、aは再生された音声FM信号波形、bはFM
復調された音声信号波形、cは前値保持指示信
号、dは前値保持指示信号に基づいて雑音除去さ
れた音声信号波形である。第1図aに示した再生
ヘツド切換時点ではFM搬送波が不連続となるた
め再生音声信号にはbに示すような大振幅の雑音
が発生する。一方、再生ヘツド切換時点はあらか
じめ明らかであることから、cに示すように雑音
発生期間を示すパルスを発生させることは容易で
あり、cに示すパルスにてbに示す信号を前値保
持すれば、dのように雑音除去された信号を得る
ことができる。しかし、このように単に雑音発生
直前の信号レベルを前値保持するだけでは保持終
端部で信号レベルの不連続が発生し、特に周波数
の高い信号の場合には原信号との差が大きくなり
新らたな雑音を発生するため雑音を完全に抑圧す
ることができず、耳障りであつた。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、実用上問題ないレベルまで雑音を軽減する
ことのできる雑音除去回路を提供するにある。
くし、実用上問題ないレベルまで雑音を軽減する
ことのできる雑音除去回路を提供するにある。
そのため、本発明においては再生トラツク切換
時点における雑音の発生期間がほゞ一定時間幅で
あることに着目し、単なる前値保持のようないわ
ば零次近似ではなく雑音発生前後の信号レベルを
検出し、その信号レベル差に応じて雑音発生前後
の信号レベル間を直線的に近似する1次近似を採
用している点に特徴がある。
時点における雑音の発生期間がほゞ一定時間幅で
あることに着目し、単なる前値保持のようないわ
ば零次近似ではなく雑音発生前後の信号レベルを
検出し、その信号レベル差に応じて雑音発生前後
の信号レベル間を直線的に近似する1次近似を採
用している点に特徴がある。
第2図に時間幅τだけ零次近似(前値保持)に
より雑音除去された信号波形、第5図に1次近似
により雑音除去された信号波形を示す。このよう
な手段によつて大幅の雑音は除去できるが、近似
誤差による新らたな雑音が発生することになる。
近似誤差雑音は原波形との波形積分値の差として
考えることができる。すなわち原音声信号の再生
トラツク切換部分を含む一定期間の波形積分値
(DC成分)と近似した後の波形の同一期間の波形
積分値の差として近似誤差雑音を表わすことがで
きる。このような考え方のもとに、原信号を正弦
波とし、一定時間幅50μsだけ補間した場合の近似
方式の違いによる近似誤差雑音の大きさを零次近
似を基準として表わしたのが第4図である。この
図から明らかなように、1次近似を行なうことに
よつて零次近似の場合に比べて信号周波数1kHz
の場合約26dB,2kHzの場合約20dBと、極めて大
きな雑音低減効果のあることが確認できる。
より雑音除去された信号波形、第5図に1次近似
により雑音除去された信号波形を示す。このよう
な手段によつて大幅の雑音は除去できるが、近似
誤差による新らたな雑音が発生することになる。
近似誤差雑音は原波形との波形積分値の差として
考えることができる。すなわち原音声信号の再生
トラツク切換部分を含む一定期間の波形積分値
(DC成分)と近似した後の波形の同一期間の波形
積分値の差として近似誤差雑音を表わすことがで
きる。このような考え方のもとに、原信号を正弦
波とし、一定時間幅50μsだけ補間した場合の近似
方式の違いによる近似誤差雑音の大きさを零次近
似を基準として表わしたのが第4図である。この
図から明らかなように、1次近似を行なうことに
よつて零次近似の場合に比べて信号周波数1kHz
の場合約26dB,2kHzの場合約20dBと、極めて大
きな雑音低減効果のあることが確認できる。
上記雑音の時間幅は最終復調出力に至るまでの
再生信号通過帯域によつて決定されるため、再生
トラツク切換のたびごとに出現する雑音時間幅τ
は常に一定である。したがつて雑音発生のタイミ
ングは再生トラツク切換時点であり雑音終了のタ
イミングは再生トラツク切換時点からτだけ遅れ
た時点であることが予め判明していることにな
る。このことから、一定時間τだけ遅延させた復
調音声信号を用いて簡単な構成にて1次近似が可
能となる。逆に、雑音発生期間が一定していない
場合には完全な1次近似は極めて困難である。
再生信号通過帯域によつて決定されるため、再生
トラツク切換のたびごとに出現する雑音時間幅τ
は常に一定である。したがつて雑音発生のタイミ
ングは再生トラツク切換時点であり雑音終了のタ
イミングは再生トラツク切換時点からτだけ遅れ
た時点であることが予め判明していることにな
る。このことから、一定時間τだけ遅延させた復
調音声信号を用いて簡単な構成にて1次近似が可
能となる。逆に、雑音発生期間が一定していない
場合には完全な1次近似は極めて困難である。
第5図に本発明の一実施例の回路構成図を、第
6図に第5図各部信号波形を示す。第6図eに示
すような復調された音声信号は入力端子1より入
力され、遅延時間τの遅延回路2およびスイツチ
回路5に供給される。遅延回路2にて時間τだけ
遅延された第6図fに示すような音声信号はスイ
ツチ回路3および4に供給される。スイツチ回路
3,4,5は通常は導通している。一方、第6図
gに示す再生トラツク切換信号が入力端子13か
ら入力され、単安定マルチバイプレータ14にて
第6図hに示すパルス幅τのパルスを発生させ
る。この単安定マルチバイブレータ14の出力パ
ルス期間は第6図eに示す入力音声信号中の雑音
発生期間と一致している。さらに単安定マルチバ
イブレータ15では単安定マルチバイブレータ1
4の出力を入力として第6図iに示す同じくパル
ス幅τのパルスを発生する。この単安定マルチバ
イブレータ15の出力パルス期間は第6図fに示
す遅延回路2の出力信号中の雑音発生期間と一致
している。単安定マルチバイブレータ15の出力
はスイツチ回路3,4,5に供給され、スイツチ
の開閉を制御しており、第6図iに示すパルスの
立上りと同時にスイツチ回路3,4,5は遮断さ
れる。したがつて、第6図j,k,lに示すよう
にスイツチ回路出力側ではコンデンサ8,7,6
に遮断された瞬間の電圧が保持されることにな
る。その時にコンデンサ8に保持されるのは第6
図jに示すように雑音終了直後の電圧であり、コ
ンデンサ7に保持されるのは第6図kに示すよう
に雑音発生直前の電圧ということになる。このよ
うにして保持されたコンデンサ7,8の電圧は減
算回路9にて電圧の差を検出され、その差に応じ
て可変電流源10の出電流が制御される。例えば
コンデンサ7に保持された電圧がコンデンサ8に
保持された電圧よりも高い場合には、可変電流源
10からその電位差に応じた電流が出力され、逆
にコンデンサ7に保持された電圧がコンデンサ8
に保持された電圧よりも低い場合にはその電位差
に応じた電流が可変電流源10に流れ込むことに
なる。
6図に第5図各部信号波形を示す。第6図eに示
すような復調された音声信号は入力端子1より入
力され、遅延時間τの遅延回路2およびスイツチ
回路5に供給される。遅延回路2にて時間τだけ
遅延された第6図fに示すような音声信号はスイ
ツチ回路3および4に供給される。スイツチ回路
3,4,5は通常は導通している。一方、第6図
gに示す再生トラツク切換信号が入力端子13か
ら入力され、単安定マルチバイプレータ14にて
第6図hに示すパルス幅τのパルスを発生させ
る。この単安定マルチバイブレータ14の出力パ
ルス期間は第6図eに示す入力音声信号中の雑音
発生期間と一致している。さらに単安定マルチバ
イブレータ15では単安定マルチバイブレータ1
4の出力を入力として第6図iに示す同じくパル
ス幅τのパルスを発生する。この単安定マルチバ
イブレータ15の出力パルス期間は第6図fに示
す遅延回路2の出力信号中の雑音発生期間と一致
している。単安定マルチバイブレータ15の出力
はスイツチ回路3,4,5に供給され、スイツチ
の開閉を制御しており、第6図iに示すパルスの
立上りと同時にスイツチ回路3,4,5は遮断さ
れる。したがつて、第6図j,k,lに示すよう
にスイツチ回路出力側ではコンデンサ8,7,6
に遮断された瞬間の電圧が保持されることにな
る。その時にコンデンサ8に保持されるのは第6
図jに示すように雑音終了直後の電圧であり、コ
ンデンサ7に保持されるのは第6図kに示すよう
に雑音発生直前の電圧ということになる。このよ
うにして保持されたコンデンサ7,8の電圧は減
算回路9にて電圧の差を検出され、その差に応じ
て可変電流源10の出電流が制御される。例えば
コンデンサ7に保持された電圧がコンデンサ8に
保持された電圧よりも高い場合には、可変電流源
10からその電位差に応じた電流が出力され、逆
にコンデンサ7に保持された電圧がコンデンサ8
に保持された電圧よりも低い場合にはその電位差
に応じた電流が可変電流源10に流れ込むことに
なる。
一方、スイツチ回路11は通常時は遮断され、
単安定マルチバイブレータ15の出力パルス(第
6図iの存在する期間のみ導通するように動作す
るため、前記したようにコンデンサ6に保持され
た電荷は可変電流源10の電流に応じて、いいか
えれば雑音発生直前の電圧および雑音終了直後の
電圧の差に応じて放電あるいは充電される。した
がつて、コンデンサ7,8の電位差と可変電流源
10の出力電流との対応を調整することによつて
第6図lに示すようにコンデンサ6の電圧すなわ
ち音声出力端子12に得られる電圧を雑音発生期
間前後を1次近似にて補間することが可能とな
る。
単安定マルチバイブレータ15の出力パルス(第
6図iの存在する期間のみ導通するように動作す
るため、前記したようにコンデンサ6に保持され
た電荷は可変電流源10の電流に応じて、いいか
えれば雑音発生直前の電圧および雑音終了直後の
電圧の差に応じて放電あるいは充電される。した
がつて、コンデンサ7,8の電位差と可変電流源
10の出力電流との対応を調整することによつて
第6図lに示すようにコンデンサ6の電圧すなわ
ち音声出力端子12に得られる電圧を雑音発生期
間前後を1次近似にて補間することが可能とな
る。
次に減算回路9と可変電流源10の具体回路例
を第7図に示す。16,17は出力電流制御信号
入力端子であり、第5図のコンデンサ7,8の保
持電圧がそれに相当する。トランジスタ19,2
0は差動増幅器を構成しており、それぞれのトラ
ンジスタ19,20のベース電位差に応じてトラ
ンジスタ19のコレクタ電流I1、トランジスタ2
0のコレクタ電流I2が流れる。ここでトランジス
タ19,20のベース電流を無視すれば、定電流
源18に流れる電流I0=I1+I2(=一定)の関係に
ある。またトランジスタ21,22はカレントミ
ラー回路を構成しており、トランジスタ19のコ
レクタ電流にほとんど等しい電流がトランジスタ
22のコレクタに流れるように設定してある。し
たがつてI1>I2の場合には電流出力端子23から
はトランジスタ22のコレクタ電流とトランジス
タ20のコレクタ電流の差電流I1−I2が流出する
ことになり、I1<I2の場合には逆にI1−I2の電流
が端子23から流入することになる。すなわち端
子16,17の電位差に応じて端子23から流出
あるいは流入する電流を制御できることになる。
を第7図に示す。16,17は出力電流制御信号
入力端子であり、第5図のコンデンサ7,8の保
持電圧がそれに相当する。トランジスタ19,2
0は差動増幅器を構成しており、それぞれのトラ
ンジスタ19,20のベース電位差に応じてトラ
ンジスタ19のコレクタ電流I1、トランジスタ2
0のコレクタ電流I2が流れる。ここでトランジス
タ19,20のベース電流を無視すれば、定電流
源18に流れる電流I0=I1+I2(=一定)の関係に
ある。またトランジスタ21,22はカレントミ
ラー回路を構成しており、トランジスタ19のコ
レクタ電流にほとんど等しい電流がトランジスタ
22のコレクタに流れるように設定してある。し
たがつてI1>I2の場合には電流出力端子23から
はトランジスタ22のコレクタ電流とトランジス
タ20のコレクタ電流の差電流I1−I2が流出する
ことになり、I1<I2の場合には逆にI1−I2の電流
が端子23から流入することになる。すなわち端
子16,17の電位差に応じて端子23から流出
あるいは流入する電流を制御できることになる。
上記実施例では遅延した信号を遅延しない信号
を同時に前値保持することによつて雑音発生期間
前後の信号レベルを検出しているが、遅延しない
信号の雑音発生期間前後の信号レベルをそれぞれ
別々のタイミングで検出する方法も可能であるこ
とは明らかである。またコンデンサの充放電など
アナログ的な手段による補間でなく、検出した信
号レベル差からデイジタル的に補間電圧レベルを
算出して近似するなどの方法も本発明の趣旨から
はずれるものではない。さらに遅延回路2の遅延
時間は少くとも雑音発生期間以上であればよく、
雑音発生期間に一致させる必要がないことも明白
である。
を同時に前値保持することによつて雑音発生期間
前後の信号レベルを検出しているが、遅延しない
信号の雑音発生期間前後の信号レベルをそれぞれ
別々のタイミングで検出する方法も可能であるこ
とは明らかである。またコンデンサの充放電など
アナログ的な手段による補間でなく、検出した信
号レベル差からデイジタル的に補間電圧レベルを
算出して近似するなどの方法も本発明の趣旨から
はずれるものではない。さらに遅延回路2の遅延
時間は少くとも雑音発生期間以上であればよく、
雑音発生期間に一致させる必要がないことも明白
である。
以上述べたごとく、再生トラツク切換時点に発
生する雑音の時間幅が常に一定であることを利用
し、雑音発生期間前後の信号レベルを直線的に補
間することにより、従来用いられてきた前値保持
方式に比べて簡単な回路構成にて極めて大きな近
似誤差雑音の抑圧が可能であり、効果は大であ
る。
生する雑音の時間幅が常に一定であることを利用
し、雑音発生期間前後の信号レベルを直線的に補
間することにより、従来用いられてきた前値保持
方式に比べて簡単な回路構成にて極めて大きな近
似誤差雑音の抑圧が可能であり、効果は大であ
る。
第1図は前値保持による雑音除去を説明する信
号波形図、第2図は前値保持方式による補間波形
例を示す図、第3図は1次近似方式による補間波
形例を示す図、第4図は1次近似方式による雑音
抑圧効果を示す特性図、第5図は本発明による雑
音抑圧回路の一実施例を示す回路構成図、第6図
g〜hは第5図各部の信号波形図、第7図は減算
回路および可変電流源の具体例を示す回路図であ
る。 2……遅延回路、3,4,5,11……スイツ
チ回路、9……減算回路、10……可変電流源。
号波形図、第2図は前値保持方式による補間波形
例を示す図、第3図は1次近似方式による補間波
形例を示す図、第4図は1次近似方式による雑音
抑圧効果を示す特性図、第5図は本発明による雑
音抑圧回路の一実施例を示す回路構成図、第6図
g〜hは第5図各部の信号波形図、第7図は減算
回路および可変電流源の具体例を示す回路図であ
る。 2……遅延回路、3,4,5,11……スイツ
チ回路、9……減算回路、10……可変電流源。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 磁気記録媒体上にヘリカルスキヤン形トラツ
クとして記録された周波数変調音声信号を複数の
磁気ヘツドにて交互に再生する音声信号再生回路
において、 再生トラツク切換時点における周波数変調音声
信号搬送波の不連続によつて発生する復調信号中
の雑音発生期間の直前直後の信号レベル差を検出
し、 該検出された信号レベル差に基づいて上記雑音
発生期間直前直後の信号レベルを直線的に補間す
る、 ことによつて雑音を抑圧することを特徴とする音
声信号雑音抑圧方法。 2 再生トラツク切換時点における雑音の直前の
信号レベルを検出する第1の検出回路と、 該雑音直後の信号レベルを検出する第2の検出
回路と該第1および第2の検出回路出力信号によ
つて制御される可変電流源と、 少くとも上記雑音発生期間以上の遅延時間を持
ち復調信号を入力とする遅延回路と、 該遅延回路の出力を雑音発生期間中は遮断する
スイツチ回路と、 該スイツチ回路出力端と基準電位との間に挿入
された、前記スイツチ回路遮断時には遮断直前の
電位を保持するコンデンサとよりなり、 前記可変電流源の出力を該コンデンサの一方の
端子に接続した、 ことを特徴とする音声信号雑音抑圧回路。 3 磁気記録媒体上にヘリカルスキヤン形トラツ
クとして記録された周波数変調音声信号を再生ト
ラツク切換信号に応じて複数の磁気ヘツドで交互
に再生し、再生された周波数変調音声信号を復調
して復調音声信号を出力する音声信号再生回路に
おいて、 再生トラツク切換信号の発生時点における復調
音声信号レベルとこの再生トラツク切換信号の発
生時点から所定時間遅れた時点における復調音声
信号レベルとを検出する検出手段と、 検出された復調音声信号レベル間を直線的に補
間する補間信号を発生する補間信号発生手段と、 上記再生トラツク切換信号の発生時点とこの発
生時点から所定時間遅れた時点との間の復調音声
信号を上記補間信号により補正する補正手段と、 からなることを特徴とする音声信号雑音抑圧回
路。 4 再生トラツク切換信号の発生時点における復
調音声信号と上記発生時点から所定時間遅れた時
点における復調音声信号とは互いに異なる再生ト
ラツクから得られることを特徴とする特許請求の
範囲第3項記載の音声信号雑音抑圧回路。 5 磁気記録媒体上にヘリカルスキヤン形トラツ
クとして記録された周波数変調音声信号を再生ト
ラツク切換信号に応じて複数の磁気ヘツドで交互
に再生し、再生された周波数変調音声信号を復調
して復調音声信号を出力する音声信号再生回路に
おいて、 上記復調音声信号を所定時間遅延する遅延手段
と、 再生トラツク切換信号の発生時点から上記所定
時間遅れた時点における上記遅延手段の入出力信
号レベルを検出する検出手段と、 検出された入出力信号レベル間を直線的に補間
する補間信号を発生する補間信号発生手段と、 上記補間信号により上記遅延手段の出力信号を
その遅延時間の期間上記補間信号により補正する
補正手段と、 からなることを特徴とする音声信号雑音抑圧回
路。 6 磁気記録媒体上にヘリカルスキヤン形トラツ
クとして記録された周波数変調音声信号を再生ト
ラツク切換信号に応じて複数の磁気ヘツドで交互
に再生し、再生された周波数変調音声信号を復調
して復調音声信号を出力する音声信号再生回路に
おいて、 上記復調音声信号を所定時間遅延する遅延手段
と、 遅延手段の出力側に設けられたコンデンサと、 再生トラツク切換信号の発生時点より上記所定
時間遅れた遅延時点における、上記遅延手段の入
出信号レベルに応じて、上記コンデンサの充放電
電流を上記遅延時点から上記所定時間経過するま
で制御する制御手段と からなることを特徴とする音声信号雑音抑圧回
路。 7 上記制御手段は、上記遅延時点における上記
遅延手段の入出力信号レベルのレベル差に応じた
一定の充放電電流で上記コンデンサの充放電を制
御することを特徴とする特許請求の範囲第5項記
載の音声信号雑音抑圧回路。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56059870A JPS57176511A (en) | 1981-04-22 | 1981-04-22 | Noise suppression circuit for audio signal |
CA000381532A CA1157939A (en) | 1980-07-14 | 1981-07-10 | Noise elimination circuit in a magnetic recording and reproducing apparatus |
DE8181303210T DE3174052D1 (en) | 1980-07-14 | 1981-07-13 | Noise elimination circuit in a magnetic recording and reproducing apparatus |
EP81303210A EP0044687B1 (en) | 1980-07-14 | 1981-07-13 | Noise elimination circuit in a magnetic recording and reproducing apparatus |
AT81303210T ATE18616T1 (de) | 1980-07-14 | 1981-07-13 | Schaltung zum eliminieren des rauschens in einem magnetischen aufzeichnungs- und wiedergabegeraet. |
US06/283,186 US4843488A (en) | 1980-07-14 | 1981-07-14 | Noise elimination circuit for reproduction of audio signals in a magnetic tape recording and reproducing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56059870A JPS57176511A (en) | 1981-04-22 | 1981-04-22 | Noise suppression circuit for audio signal |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57176511A JPS57176511A (en) | 1982-10-29 |
JPH0373068B2 true JPH0373068B2 (ja) | 1991-11-20 |
Family
ID=13125625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56059870A Granted JPS57176511A (en) | 1980-07-14 | 1981-04-22 | Noise suppression circuit for audio signal |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57176511A (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58158002A (ja) * | 1982-03-15 | 1983-09-20 | Pioneer Electronic Corp | アナログ信号の波形補正回路 |
JPS60224102A (ja) * | 1984-04-20 | 1985-11-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 回転ヘツド型磁気記録再生装置 |
JPS6130183A (ja) * | 1984-07-20 | 1986-02-12 | Sanyo Electric Co Ltd | 音声信号雑音除去回路 |
JPS6134705A (ja) * | 1984-07-25 | 1986-02-19 | Sharp Corp | 回転ヘッド形磁気テープ再生装置 |
JPS6148104A (ja) * | 1984-08-10 | 1986-03-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 信号処理装置 |
JPH04170757A (ja) * | 1990-11-05 | 1992-06-18 | Nec Corp | 磁気記録再生装置 |
WO2006098324A1 (ja) * | 2005-03-16 | 2006-09-21 | Pioneer Corporation | ノイズキャンセラ |
EP1860781A4 (en) * | 2005-03-17 | 2010-06-09 | Pioneer Corp | NOISE ERASER |
WO2006098323A1 (ja) * | 2005-03-17 | 2006-09-21 | Pioneer Corporation | ノイズキャンセラ |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5211018A (en) * | 1975-07-16 | 1977-01-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Drop-out correction system |
JPS5280015A (en) * | 1975-12-26 | 1977-07-05 | Sony Corp | Reproduction apparatus |
JPS5413769A (en) * | 1977-07-01 | 1979-02-01 | Matsushita Electronics Corp | Color picture tube |
-
1981
- 1981-04-22 JP JP56059870A patent/JPS57176511A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5211018A (en) * | 1975-07-16 | 1977-01-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Drop-out correction system |
JPS5280015A (en) * | 1975-12-26 | 1977-07-05 | Sony Corp | Reproduction apparatus |
JPS5413769A (en) * | 1977-07-01 | 1979-02-01 | Matsushita Electronics Corp | Color picture tube |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57176511A (en) | 1982-10-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0373068B2 (ja) | ||
EP0044687A1 (en) | Noise elimination circuit in a magnetic recording and reproducing apparatus | |
JPH0347626B2 (ja) | ||
JPS6130183A (ja) | 音声信号雑音除去回路 | |
KR100245148B1 (ko) | 재생 장치 | |
JP3428359B2 (ja) | 波形等化回路 | |
JPH082852Y2 (ja) | スイッチングノイズ低減回路 | |
JP2559441B2 (ja) | Pcm信号補正回路 | |
JP3614895B2 (ja) | 音声信号再生装置 | |
JPS6243246B2 (ja) | ||
JPS60165831A (ja) | Pcm方式再生装置 | |
JP2996740B2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JPH0489661A (ja) | 信号記録再生装置 | |
JPS61253604A (ja) | 雑音低減回路 | |
JPS6236705A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JPH0445174Y2 (ja) | ||
JPS6313524A (ja) | パルス性雑音の低減装置 | |
JPS59186102A (ja) | 音声信号雑音除去回路 | |
JPH0212661A (ja) | 磁気再生装置 | |
JPH04129064A (ja) | 信号補間回路 | |
JPH0413785B2 (ja) | ||
JPS60197906A (ja) | 音声信号再生装置 | |
JPH0379794B2 (ja) | ||
JPS6252708A (ja) | デイジタル磁気記録装置 | |
JPH03269806A (ja) | イコライザ回路 |