JPH0212661A - 磁気再生装置 - Google Patents
磁気再生装置Info
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- JPH0212661A JPH0212661A JP63161932A JP16193288A JPH0212661A JP H0212661 A JPH0212661 A JP H0212661A JP 63161932 A JP63161932 A JP 63161932A JP 16193288 A JP16193288 A JP 16193288A JP H0212661 A JPH0212661 A JP H0212661A
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、映像信号とともに又は映像信号とは独立に音
声信号が記録された磁気テープを再生する磁気再生装置
に係り、特にその音声信号の再生に関するものである。
声信号が記録された磁気テープを再生する磁気再生装置
に係り、特にその音声信号の再生に関するものである。
[従来の技術]
VTR等の磁気記録再生装置においては、映像信号とと
もに又は映像信号とは独立に音声信号が角度変調、例え
ばFM変調、されて磁気テープ上に記録される。
もに又は映像信号とは独立に音声信号が角度変調、例え
ばFM変調、されて磁気テープ上に記録される。
この様な音声信号の記録方式としては、第11図に示す
ように、本来連続している音声信号をFM変調した後、
1フイールドごとに分割して複数の音声専用磁気ヘッド
20.20’によって、シリンダ53に沿って進行する
磁気テープ54上に次々と記録する方式が採られている
。この方式により記録した音声信号を再生するには、磁
気ヘッド20.20°から取り出したFM変調信号を第
12図のように再びつなぎ合せて、連続した音声信号と
して取り出すようにしている。
ように、本来連続している音声信号をFM変調した後、
1フイールドごとに分割して複数の音声専用磁気ヘッド
20.20’によって、シリンダ53に沿って進行する
磁気テープ54上に次々と記録する方式が採られている
。この方式により記録した音声信号を再生するには、磁
気ヘッド20.20°から取り出したFM変調信号を第
12図のように再びつなぎ合せて、連続した音声信号と
して取り出すようにしている。
ところがこの際、磁気テープ54のパックテンションが
変動したり、温度によって磁気テープ54が伸縮するな
どの原因によって、第12図に示すように、磁気ヘッド
20から取り出したFM音声信号(ア)と磁気ヘッド2
0“から取り出したFM音声信号〈イ)との間に位相差
が生じて、そのため(つ)に示すように再生したFM音
声信号の波形がスムーズに連続しなくなり、その結果、
FM復調した音声信号のつなぎめで(1)に示すような
スイッチングノイズが発生してしまうという欠点があっ
た。
変動したり、温度によって磁気テープ54が伸縮するな
どの原因によって、第12図に示すように、磁気ヘッド
20から取り出したFM音声信号(ア)と磁気ヘッド2
0“から取り出したFM音声信号〈イ)との間に位相差
が生じて、そのため(つ)に示すように再生したFM音
声信号の波形がスムーズに連続しなくなり、その結果、
FM復調した音声信号のつなぎめで(1)に示すような
スイッチングノイズが発生してしまうという欠点があっ
た。
このスイッチングノイズを除去するために従来から様々
な工夫が施されてきたが、以下に述べるようにいずれも
復調された後の音声信号の保持に間するものであり、復
調以前の状態での磁気ヘッドからの出力信号の切り換え
は単純なスイッチング回路による切り換えを行うのみで
あって何らの対策も施されていなかった。
な工夫が施されてきたが、以下に述べるようにいずれも
復調された後の音声信号の保持に間するものであり、復
調以前の状態での磁気ヘッドからの出力信号の切り換え
は単純なスイッチング回路による切り換えを行うのみで
あって何らの対策も施されていなかった。
以下、従来なされてきた音声信号の復調以後の各種の保
持方式につき述べる。
持方式につき述べる。
その一つの方法として、復調した音声信号のスイッチン
グノイズ発生直前のレベルをスイッチングノイズの発生
している時間だけ保持してスイッチングノイズを除去す
るホールド方式がある。
グノイズ発生直前のレベルをスイッチングノイズの発生
している時間だけ保持してスイッチングノイズを除去す
るホールド方式がある。
第5図にこのホールド方式を実現する保持回路のブロッ
ク国を示し、第6図に回路の各部の波形図を示す。
ク国を示し、第6図に回路の各部の波形図を示す。
保持回路の入力端子42に印加される復調信号は、第6
図■に示すように、スイッチングノイズが乗るとともに
キャリアが残留している。このf3[調信号■を低域通
過フィルタ(以下rLPFJと略記する)43をとおし
て残留キャリアを除去し壜幅器44で増幅すると、第6
図Jに示すような波形となる。このスイッチングノイズ
の乗った復調音声信号Jを、入力端子45から印加され
るホールドパルスによりオフされるスイッチ46に入力
し、スイッチングノイズ発生の直前に前記ホールドパル
スを印加してスイッチ46を遮断すると、スイッチング
ノイズ発生の直前の電位がコンデンサ47に保持され、
第6図Kに示すようなスイッチングノイズの除去された
音声信号となる。
図■に示すように、スイッチングノイズが乗るとともに
キャリアが残留している。このf3[調信号■を低域通
過フィルタ(以下rLPFJと略記する)43をとおし
て残留キャリアを除去し壜幅器44で増幅すると、第6
図Jに示すような波形となる。このスイッチングノイズ
の乗った復調音声信号Jを、入力端子45から印加され
るホールドパルスによりオフされるスイッチ46に入力
し、スイッチングノイズ発生の直前に前記ホールドパル
スを印加してスイッチ46を遮断すると、スイッチング
ノイズ発生の直前の電位がコンデンサ47に保持され、
第6図Kに示すようなスイッチングノイズの除去された
音声信号となる。
ところが、この様なホールド方式ではスルーレートの高
い音声信号では三角形状のノイズが原音声信号に付加さ
れる欠点を持つ、このノイズを少なくするためにはスイ
ッチングノイズ発生の直前の音声信号のレベルを保持す
る補間時間を短くすれば良いが、それを実現するために
、キャリア除去L P F 43の群遅延特性を重視す
ると、結果的に高域ノイズ及び残留キャリアの増加を招
き、低スルーレート音声信号においても保持部でノイズ
が発生することになり、「補間時間の短縮」と「高域ノ
イズの低減」の両立が難しかった。
い音声信号では三角形状のノイズが原音声信号に付加さ
れる欠点を持つ、このノイズを少なくするためにはスイ
ッチングノイズ発生の直前の音声信号のレベルを保持す
る補間時間を短くすれば良いが、それを実現するために
、キャリア除去L P F 43の群遅延特性を重視す
ると、結果的に高域ノイズ及び残留キャリアの増加を招
き、低スルーレート音声信号においても保持部でノイズ
が発生することになり、「補間時間の短縮」と「高域ノ
イズの低減」の両立が難しかった。
そこで、閉回路補間方式という方式が考案された。第7
図にこの方式を実現する保持回路のブロック図を示す9
本ブロック図においては、第5図のブロック図と同一の
構成要素には同一の番号を付し、その説明を省略する。
図にこの方式を実現する保持回路のブロック図を示す9
本ブロック図においては、第5図のブロック図と同一の
構成要素には同一の番号を付し、その説明を省略する。
この方式は、補間信号発生回路50でスイッチングノイ
ズの発生直前の音声信号の傾きを検出し、それをもとに
ホールドコンデンサ47の電荷を充放電させ、傾斜情報
を閉回路内でフィードバックさせることにより、音声信
号の補間を行うものである。
ズの発生直前の音声信号の傾きを検出し、それをもとに
ホールドコンデンサ47の電荷を充放電させ、傾斜情報
を閉回路内でフィードバックさせることにより、音声信
号の補間を行うものである。
この方式により、高域ノイズの低い音声信号に対しては
、補間誤差をほぼなくすことが可能となるが、実際には
次の理由により、補間特性を控え目なものに設定せざる
を得ない。
、補間誤差をほぼなくすことが可能となるが、実際には
次の理由により、補間特性を控え目なものに設定せざる
を得ない。
すなわち、第1に、高域ノイズを含む音声信号において
、高スルーレートの音声信号では、第8図(ア)に示す
ように、補間誤差はあまり問題にならないが、低スルー
レートの音声信号では、同図(イ)に示すように、補間
誤差が大きく影響してしまう。
、高スルーレートの音声信号では、第8図(ア)に示す
ように、補間誤差はあまり問題にならないが、低スルー
レートの音声信号では、同図(イ)に示すように、補間
誤差が大きく影響してしまう。
また、第2に、高スルーレートの音声信号においても低
スルーレートの音声信号においても、第8図に示すよう
に、補間時間の後部で補間信号の精度が落ちてきてしま
う。
スルーレートの音声信号においても、第8図に示すよう
に、補間時間の後部で補間信号の精度が落ちてきてしま
う。
結論として、「閉回路補間方式」でも「補間特性の向上
」と「誤補間の防止」は両立しないという矛盾があった
。
」と「誤補間の防止」は両立しないという矛盾があった
。
このため、さらに適応型補間方式という方法が試みられ
ている。
ている。
第9図にこの方式を実現する保持回路のブロック図を示
す0本ブロック図においても、第5図のブロック図と同
一の構成要素には同一の番号を付し、その説明を省略す
る。
す0本ブロック図においても、第5図のブロック図と同
一の構成要素には同一の番号を付し、その説明を省略す
る。
この方式は、スルーレート検出回路52で音声信号のス
ルーレートを検出し、その値により補間幅設定回路51
で補間時間を、補間信号発生回路5Gで補間信号特性を
最適の値に制御する補間方式である。
ルーレートを検出し、その値により補間幅設定回路51
で補間時間を、補間信号発生回路5Gで補間信号特性を
最適の値に制御する補間方式である。
[発明が解決しようとする課B]
適応型補間方式は、音声信号が単調増加あるいは単調減
少の波形をしている場合はかなり原波形に忠実な補間特
性が得られるが、周波数が高くなり波形のピーク付近で
保持される場合には、第10図に示すように、大きな補
間誤差が生じてしまうという欠点があった。
少の波形をしている場合はかなり原波形に忠実な補間特
性が得られるが、周波数が高くなり波形のピーク付近で
保持される場合には、第10図に示すように、大きな補
間誤差が生じてしまうという欠点があった。
以上述べてきたように、音声信号の復調後の保持方式で
はいずれの方式を採ってもそれぞれに欠点を有し、スイ
ッチングノイズの十分な除去とそれにともなう音声信号
の忠実な補正をなし得るものではなかった。
はいずれの方式を採ってもそれぞれに欠点を有し、スイ
ッチングノイズの十分な除去とそれにともなう音声信号
の忠実な補正をなし得るものではなかった。
本発明はこの様な従来のスイッチングノイズの解消方法
の問題点を解決するなめになされたものであり、音声信
号の復調後の補間時間を短く、あるいは復調後の補間を
不要とし、また保持回路に用いるLPFの時定数を大き
くすることを可能とし、極めて雑音の少ない原音声信号
に忠実な再生音を得ることができる磁気再生装置を提供
することを目的とする。
の問題点を解決するなめになされたものであり、音声信
号の復調後の補間時間を短く、あるいは復調後の補間を
不要とし、また保持回路に用いるLPFの時定数を大き
くすることを可能とし、極めて雑音の少ない原音声信号
に忠実な再生音を得ることができる磁気再生装置を提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段]
本発明の磁気再生装置は、
磁気テープに角度変調されて記録された音声信号を検出
する複数の磁気ヘッドと、 前記複数の磁気ヘッドからの出力信号を順次切り換えて
出力する切換回路と、 前記切換回路の出力信号を復調する復調回路とを備えた
磁気再生装置において、 前記切換回路は、 前記複数の磁気ヘッドからの出力信号の位相を比較し出
力信号間の位相が一致あるいは一定の範囲内にあるとき
に一定の信号を出力する位相比較手段と、 前記位相比較手段が前記一定の信号を一定の時開内に出
力しないとき一定の信号を出力する切換指示手段と、 前記位相比較手段又は前記切換指示手段からの出力信号
に基づき前記複数の磁気ヘッドからの出力信号を順次切
り換えるスイッチとを有することを特徴とするものであ
る。
する複数の磁気ヘッドと、 前記複数の磁気ヘッドからの出力信号を順次切り換えて
出力する切換回路と、 前記切換回路の出力信号を復調する復調回路とを備えた
磁気再生装置において、 前記切換回路は、 前記複数の磁気ヘッドからの出力信号の位相を比較し出
力信号間の位相が一致あるいは一定の範囲内にあるとき
に一定の信号を出力する位相比較手段と、 前記位相比較手段が前記一定の信号を一定の時開内に出
力しないとき一定の信号を出力する切換指示手段と、 前記位相比較手段又は前記切換指示手段からの出力信号
に基づき前記複数の磁気ヘッドからの出力信号を順次切
り換えるスイッチとを有することを特徴とするものであ
る。
また、本発明の磁気再生装置は、
磁気テープに角度変調されて記録された音声信号を検出
する複数の磁気ヘッドと、 前記複数の磁気ヘッドからの出力信号を順次切り換えて
出力する第1の切換回路と、 前記第1の切換回路の出力信号を復調する復調回路と、 前記複数の磁気ヘッドからの出力信号を順次切り換える
際に切換直前の信号レベルを所定の時間保持する保持回
路とを備えた磁気再生装置において、 前記第1の切換回路は、 前記複数の磁気ヘッドからの出力信号の位相を比較し出
力信号間の位相が一致あるいは一定の範囲内にあるとき
に一定の信号を出力する位相比較手段と、 前記位相比較手段が前記一定の信号を一定の時間内に出
力しないとき一定の信号を出力する切換指示手段と、 前記位相比較手段又は前記切換指示手段からの出力信号
に基づき前記複数の磁気ヘッドからの出力信号を順次切
り換えるスイッチとを有し、前記保持回路は、 複数のLPFと保持時間設定手段とを備え、かつ前記位
相比較手段からの出力信号が入力された場合と前記切換
指示手段からの出力信号が入力された場合とで前記LP
Fと保持時間設定手段とを切り換える第2の切換回路を
備えたことを特徴とするものである。
する複数の磁気ヘッドと、 前記複数の磁気ヘッドからの出力信号を順次切り換えて
出力する第1の切換回路と、 前記第1の切換回路の出力信号を復調する復調回路と、 前記複数の磁気ヘッドからの出力信号を順次切り換える
際に切換直前の信号レベルを所定の時間保持する保持回
路とを備えた磁気再生装置において、 前記第1の切換回路は、 前記複数の磁気ヘッドからの出力信号の位相を比較し出
力信号間の位相が一致あるいは一定の範囲内にあるとき
に一定の信号を出力する位相比較手段と、 前記位相比較手段が前記一定の信号を一定の時間内に出
力しないとき一定の信号を出力する切換指示手段と、 前記位相比較手段又は前記切換指示手段からの出力信号
に基づき前記複数の磁気ヘッドからの出力信号を順次切
り換えるスイッチとを有し、前記保持回路は、 複数のLPFと保持時間設定手段とを備え、かつ前記位
相比較手段からの出力信号が入力された場合と前記切換
指示手段からの出力信号が入力された場合とで前記LP
Fと保持時間設定手段とを切り換える第2の切換回路を
備えたことを特徴とするものである。
[作用]
本発明の磁気再生装置においては、磁気ヘッドからの出
力信号を切り換える直前の各磁気ヘッドからの復調前の
出力信号間の位相を位相比較手段で比較し、位相が一致
あるいは一定の近似の範囲内にあるときに前記位相比較
手段から出力される一定の信号によって磁気ヘッドを切
り換えるので、再生音声信号の位相差をOないし最少限
にとどめられ、スイッチングノイズの発生を防止できる
。
力信号を切り換える直前の各磁気ヘッドからの復調前の
出力信号間の位相を位相比較手段で比較し、位相が一致
あるいは一定の近似の範囲内にあるときに前記位相比較
手段から出力される一定の信号によって磁気ヘッドを切
り換えるので、再生音声信号の位相差をOないし最少限
にとどめられ、スイッチングノイズの発生を防止できる
。
また、位相を比較している時間内に各出力信号の位相が
一致ないし近似しない場合には、切換指示手段から一定
の信号を出力し磁気ヘッドを強制的に切り換えるように
している。
一致ないし近似しない場合には、切換指示手段から一定
の信号を出力し磁気ヘッドを強制的に切り換えるように
している。
さらに、各出力信号の位相が一致ないし近似して前記位
相比較手段からの出力信号が第2の切換回路に入力され
た場合には、前記第2の切換回路により前記保持回路の
LPFの時定数を大きくし、かつ補間時間を短くするよ
うに切り換えれば、位相誤差の少ない時点での出力信号
の切り換えによりすでにスイッチングノイズを十分に減
少させであるので、保持回路に従来のホールド方式の回
路を用いても、三角ノイズを少なく、かつ残留キャリア
も減少させることができ、[補正時閉のjll!縮と「
高域ノイズの低減」とを両立させ得ることとなる。
相比較手段からの出力信号が第2の切換回路に入力され
た場合には、前記第2の切換回路により前記保持回路の
LPFの時定数を大きくし、かつ補間時間を短くするよ
うに切り換えれば、位相誤差の少ない時点での出力信号
の切り換えによりすでにスイッチングノイズを十分に減
少させであるので、保持回路に従来のホールド方式の回
路を用いても、三角ノイズを少なく、かつ残留キャリア
も減少させることができ、[補正時閉のjll!縮と「
高域ノイズの低減」とを両立させ得ることとなる。
この場合、所定の位相比較時間内に出力信号間の位相が
一致ある意は近似せず前記位相比較手段から一定の信号
が出力されず、前記切換指示手段によって強制的に出力
信号が切り換えられた場合には、この様な場合は周波数
したがって位相の変動が激しいスルーレートの大きな音
声信号ではほとんと発生せず、スルーレートの小さな音
声信号で発生するのがほとんどであるから、時定数の小
さなLPFに切り換え保持時間を長くしても三角ノイズ
の影響を回避できる。
一致ある意は近似せず前記位相比較手段から一定の信号
が出力されず、前記切換指示手段によって強制的に出力
信号が切り換えられた場合には、この様な場合は周波数
したがって位相の変動が激しいスルーレートの大きな音
声信号ではほとんと発生せず、スルーレートの小さな音
声信号で発生するのがほとんどであるから、時定数の小
さなLPFに切り換え保持時間を長くしても三角ノイズ
の影響を回避できる。
この様にして、音声信号を復調する以前の角度変調され
たままの状態のキャリアの位相比較と復調後の補間手段
とを併用することにより、はとんと完全にスイッチング
ノイズを除去しかつ原音声信号を極めて低惟音でほぼ完
全に再生できるのである。
たままの状態のキャリアの位相比較と復調後の補間手段
とを併用することにより、はとんと完全にスイッチング
ノイズを除去しかつ原音声信号を極めて低惟音でほぼ完
全に再生できるのである。
[実施例]
以下、図面を参照しながら本発明の一実施例を説明する
。
。
第1図は本発明の磁気再生装置の切換回路の一実施例を
示すブロック図であり、第2図はその各部の波形を示す
タイムチャートである。また、第3図は第2図の切換回
路を用いた本発明の磁気再主装置の全体構成の一実施例
のブロック図であり、第4図は第3図のホールドパルス
発生回路2Gの一構成例を示す回路図である。
示すブロック図であり、第2図はその各部の波形を示す
タイムチャートである。また、第3図は第2図の切換回
路を用いた本発明の磁気再主装置の全体構成の一実施例
のブロック図であり、第4図は第3図のホールドパルス
発生回路2Gの一構成例を示す回路図である。
第1図において、第3図に示した複数の磁気ヘッド20
.20°からの出力信号をそれぞれ印加する入力端子1
.2はそれぞれバンドパスフィルタ(以下rBPFJと
略記する)3.4に接続されている。BPF3.4は、
ステレオ音声信号の左右両チャンネル用の信号を選別す
るためのものであり、BPF3.4の中心周波数を例え
ば1.5MH2と設定すれば、もう一方のチャンネル用
に用いる二つのBPFの中心周波数はともに1.7MH
zに設定すれば良い。
.20°からの出力信号をそれぞれ印加する入力端子1
.2はそれぞれバンドパスフィルタ(以下rBPFJと
略記する)3.4に接続されている。BPF3.4は、
ステレオ音声信号の左右両チャンネル用の信号を選別す
るためのものであり、BPF3.4の中心周波数を例え
ば1.5MH2と設定すれば、もう一方のチャンネル用
に用いる二つのBPFの中心周波数はともに1.7MH
zに設定すれば良い。
BPF3の出力信号Aの一部は、後述する位相比較手段
と切換指示手段による時間遅れを補償するための遅延回
路16に入力され、出力信号Aの他の一部は位相比較回
路6に入力される。
と切換指示手段による時間遅れを補償するための遅延回
路16に入力され、出力信号Aの他の一部は位相比較回
路6に入力される。
BPF4の出力信号Bの一部は、同様に、遅延回路17
に入力され、出力信号Bの他の一部は移相回路5に入力
される。これは、位相比較回路6が位相を比較する2人
力信号の位相差が90度のときにその出力信号レベルが
Oとなるため、位相比較回路6への2人力信号のうちの
一方を移相回路5によって90度位相をずらして、位相
比較回路6の出力信号レベルがOのとき位相比較回路6
の2人力信号間の位相差が0であるとするためである。
に入力され、出力信号Bの他の一部は移相回路5に入力
される。これは、位相比較回路6が位相を比較する2人
力信号の位相差が90度のときにその出力信号レベルが
Oとなるため、位相比較回路6への2人力信号のうちの
一方を移相回路5によって90度位相をずらして、位相
比較回路6の出力信号レベルがOのとき位相比較回路6
の2人力信号間の位相差が0であるとするためである。
位相比較回路6の出力信号は、高周波ノイズを除去する
ためのLPF7に入力され、LPF7の出力信号りは、
出力信号りのレベルがOのときに一定の時間幅の論理レ
ベル1のパルス信号を出力するゼロクロス検出回路8に
入力される。
ためのLPF7に入力され、LPF7の出力信号りは、
出力信号りのレベルがOのときに一定の時間幅の論理レ
ベル1のパルス信号を出力するゼロクロス検出回路8に
入力される。
ゼロクロス検出回路8の出力信号は へNOゲート回路
9の一方の入力端子に入力される。
9の一方の入力端子に入力される。
入力端子12には、磁気ヘッド20.20’からの出力
信号のfX調回路への入力の切り換えを指示するヘッド
切換信号H3Pが入力される。
信号のfX調回路への入力の切り換えを指示するヘッド
切換信号H3Pが入力される。
入力端子12に入力されたヘッド切換信号H3Pの一部
は079717011回路(以下rD−FF」と略記す
る)15のD端子に入力される。また、ヘッド切換信号
HSPの他の一部は、ヘッド切換信号H5Pの立ち上が
り及び立ち下がりで、位相比較の時閏閏隔を設定するゲ
ートパルスCを発生させるゲートパルス発生回路13に
入力される。
は079717011回路(以下rD−FF」と略記す
る)15のD端子に入力される。また、ヘッド切換信号
HSPの他の一部は、ヘッド切換信号H5Pの立ち上が
り及び立ち下がりで、位相比較の時閏閏隔を設定するゲ
ートパルスCを発生させるゲートパルス発生回路13に
入力される。
ゲートパルス発生回路13から出力されたゲートパルス
Cは、へNOゲート回路9の他方の入力端子とインバー
タ14に入力され、ANDゲート回路9の出力信号Eは
モノステーブルマルチバイブレータ(以下「モノマルチ
」と略記する)1Gに入力される。
Cは、へNOゲート回路9の他方の入力端子とインバー
タ14に入力され、ANDゲート回路9の出力信号Eは
モノステーブルマルチバイブレータ(以下「モノマルチ
」と略記する)1Gに入力される。
モノマルチ10の出力信号FはORゲート回路11の一
方の入力端子に入力され、ORゲート回路11の他方の
入力端子にはインバータ14の出力信号が入力される。
方の入力端子に入力され、ORゲート回路11の他方の
入力端子にはインバータ14の出力信号が入力される。
ORゲート回路11の出力信号GはD−FF15のクロ
ック入力端子に入力され、D−FF15の出力信号腫は
、遅延回路16及び遅延回路11の出力信号を切り換え
て出力するスイッチング回路18の切換信号として入力
される。
ック入力端子に入力され、D−FF15の出力信号腫は
、遅延回路16及び遅延回路11の出力信号を切り換え
て出力するスイッチング回路18の切換信号として入力
される。
スイッチング回路18の出力信号は出力端子19から磁
気再生装置の復調回路側に出力される。
気再生装置の復調回路側に出力される。
以下、第2図をも参照しながら、本切換回路の動作を説
明する。
明する。
入力端子1に入力されBPF3を介して位相比較回路6
に入力される出力信号Aと、入力端子2に入力されBP
F4及び移相回路5を介して位相比較回路6に入力され
る出力信号Bとは、再出力信号A、Bが同時に存在する
時は常に位相比較回路6で相互間の位相を比較され、第
2図りに示すような位相差信号が位相比較回路6から出
力されている。
に入力される出力信号Aと、入力端子2に入力されBP
F4及び移相回路5を介して位相比較回路6に入力され
る出力信号Bとは、再出力信号A、Bが同時に存在する
時は常に位相比較回路6で相互間の位相を比較され、第
2図りに示すような位相差信号が位相比較回路6から出
力されている。
位相比較回路6の出力信号は、LPF7で高域ノイズを
除去された上で、ゼロクロス検出回路8に入力され、再
出力信号A、Bの位相が合致した時にゼロクロス検出回
路8から第2図Eに示すような出力信号が出力される。
除去された上で、ゼロクロス検出回路8に入力され、再
出力信号A、Bの位相が合致した時にゼロクロス検出回
路8から第2図Eに示すような出力信号が出力される。
なお、出力信号A、Bの周期は、ゲートパルスCに比べ
て、実際は第2図に示すよりはるかに短いが、分り易い
ように拡大して示しである。
て、実際は第2図に示すよりはるかに短いが、分り易い
ように拡大して示しである。
一方、入力端子12に印加されたヘッド切換信号H3P
の立ち上がり及び立ち下がりの時点で、ゲ−トパルス発
生回路13からゲートパルスCが発生され、 ANDゲ
ート回路9に入力されるANDゲート回路9では、ゼロ
クロス検出回路8からの出力信号とゲートパルスCとが
ともに存在する場合に第2図Eに示す出力信号を発生し
、このパルス信号によりモノマルチ10がトリガされて
、第2図Fに示すような論理レベル1の出力信号を出力
する。このモノマルチ10の出力信号が論理レベル1で
ある時間幅はゲートパルスCの時間幅よりも多少長めに
設定しである。
の立ち上がり及び立ち下がりの時点で、ゲ−トパルス発
生回路13からゲートパルスCが発生され、 ANDゲ
ート回路9に入力されるANDゲート回路9では、ゼロ
クロス検出回路8からの出力信号とゲートパルスCとが
ともに存在する場合に第2図Eに示す出力信号を発生し
、このパルス信号によりモノマルチ10がトリガされて
、第2図Fに示すような論理レベル1の出力信号を出力
する。このモノマルチ10の出力信号が論理レベル1で
ある時間幅はゲートパルスCの時間幅よりも多少長めに
設定しである。
モノマルチ10の出力信号が論理レベル1になると、O
Rゲート回路11を介してり、FF15がトリガされる
ので、ヘッド切換信号H3PがラッチされD−FF15
の出力端子Qから切換信号Hとして出力されてスイッチ
ング回路18を切り換える。
Rゲート回路11を介してり、FF15がトリガされる
ので、ヘッド切換信号H3PがラッチされD−FF15
の出力端子Qから切換信号Hとして出力されてスイッチ
ング回路18を切り換える。
なお、第2図では切換信号Hはヘッド切換信号H3Pの
立ち上がりのときのものを示している。
立ち上がりのときのものを示している。
この様にして、磁気ヘッド20.20°からの出力信号
A、BがゲートパルスCにより設定される時間内にその
位相が一致するときは、ゲートパルスCにより設定され
る時間内で最初に位相が一致した時点で出力信号A、H
の出力が切り換えられる。
A、BがゲートパルスCにより設定される時間内にその
位相が一致するときは、ゲートパルスCにより設定され
る時間内で最初に位相が一致した時点で出力信号A、H
の出力が切り換えられる。
この場合には、出力信号A、B間の位相差が無いので出
力信号A、Bの切り換えは滑らかに行われスイッチング
ノイズは発生せず、前述した補間回路は不要となる。
力信号A、Bの切り換えは滑らかに行われスイッチング
ノイズは発生せず、前述した補間回路は不要となる。
ゲートパルスCの設定する時間内に出力信号ABの位相
が一致することがない場合は、モノマルチ10の出力信
号Fは論理レベル1とならず、ORゲート回路11の出
力信号が最初に論理レベル1となるのはゲートパルスC
がインバータ14により反転された信号の立ち上がり、
すなわちゲートパルスCの立ち下がりによってである。
が一致することがない場合は、モノマルチ10の出力信
号Fは論理レベル1とならず、ORゲート回路11の出
力信号が最初に論理レベル1となるのはゲートパルスC
がインバータ14により反転された信号の立ち上がり、
すなわちゲートパルスCの立ち下がりによってである。
このとき、ORゲート回路11の出力信号は第2図G゛
に示すような波形となる。
に示すような波形となる。
この場合は、D−FF15は出力信号G°の立ち上がり
でラッチされ、第2図H”に示す信号を出力し、スイッ
チング回路18はゲートパルスCの立ち下がりで切り換
えられる。
でラッチされ、第2図H”に示す信号を出力し、スイッ
チング回路18はゲートパルスCの立ち下がりで切り換
えられる。
なお、本実施例においては、ゼロクロス検出回路8を用
いて出力信号A、Bの位相が一致した時点で出力信号A
、Bを切り換えるようにしたが、公知の回路を用いて、
出力信号A、Bの位相が一定の近似した範囲内にある時
に出力信号A、Bを切り換えるようにしても良い。
いて出力信号A、Bの位相が一致した時点で出力信号A
、Bを切り換えるようにしたが、公知の回路を用いて、
出力信号A、Bの位相が一定の近似した範囲内にある時
に出力信号A、Bを切り換えるようにしても良い。
次番こ、第3図の磁気再生装置について説明する。
第3図において、複数の磁気ヘッド20.20“の出力
信号は増幅器21.21’にそれぞれ入力され、増幅器
21,21°の出力信号は、第1図に示した切換回路に
より構成される切換回路22.22°に入力される。
信号は増幅器21.21’にそれぞれ入力され、増幅器
21,21°の出力信号は、第1図に示した切換回路に
より構成される切換回路22.22°に入力される。
切換回路22.22゛は、その初段に設けられるBPF
3.4の中心周波数が、前述したように、左右のステレ
オ音声信号に対応して異なる以外はその構成が同じであ
る。
3.4の中心周波数が、前述したように、左右のステレ
オ音声信号に対応して異なる以外はその構成が同じであ
る。
なお、本実施例の以後の回路構成は、左右のステレオ音
声信号に対応した上下のチャンネルで全く同一であるの
で、以後上側のチャンネルのみ説明し下側のチャンネル
の説明は省略する。
声信号に対応した上下のチャンネルで全く同一であるの
で、以後上側のチャンネルのみ説明し下側のチャンネル
の説明は省略する。
切換回路22の出力信号は、ノイズを除去するために出
力信号レベルを制限するリミッタ23に入力され、リミ
ッタ23の出力信号は、変調された音声信号を復調する
復調回路24に入力される。
力信号レベルを制限するリミッタ23に入力され、リミ
ッタ23の出力信号は、変調された音声信号を復調する
復調回路24に入力される。
復調回路24の出力信号は、f)!!Inな音声信号に
スイッチングノイズが乗った場合にスイッチングノイズ
発生の直前の音声信号の電位を所定の時間だけ保持する
保持回路25に入力される。保持回路25には時定数の
異なる複数のLPFが設けられ、切換回路22の出力信
号によりこのLPFと保持回路25の補間時間を切り換
える信号がホールドパルス発生回路26から入力される
。
スイッチングノイズが乗った場合にスイッチングノイズ
発生の直前の音声信号の電位を所定の時間だけ保持する
保持回路25に入力される。保持回路25には時定数の
異なる複数のLPFが設けられ、切換回路22の出力信
号によりこのLPFと保持回路25の補間時間を切り換
える信号がホールドパルス発生回路26から入力される
。
保持回路25の出力信号は、残留ノイズを除去するLP
F27に入力され、LPF27の出力信号は、録音時に
加工された周波数特性を補正するためのデ・エンファシ
ス回路28に入力される。
F27に入力され、LPF27の出力信号は、録音時に
加工された周波数特性を補正するためのデ・エンファシ
ス回路28に入力される。
デ・エンファシス回路28の出力信号は増幅器29に入
力され、増幅器29の出力信号はスピーカ30に入力さ
れる。
力され、増幅器29の出力信号はスピーカ30に入力さ
れる。
第4図は、第3図のホールドパルス発生回路26の具体
的構成の一例を示す回路図である。
的構成の一例を示す回路図である。
第4図において、入力端子31には第1図のゲートパル
ス発生回路13から出力されるゲートパルスCが入力さ
れる。また、入力端子32には第1図のインバータ14
から出力されるゲートパルスCの反転された信号が入力
される。さらに、入力端子33からは第1図のD−FF
+5の出力信号HないしH゛が入力される。
ス発生回路13から出力されるゲートパルスCが入力さ
れる。また、入力端子32には第1図のインバータ14
から出力されるゲートパルスCの反転された信号が入力
される。さらに、入力端子33からは第1図のD−FF
+5の出力信号HないしH゛が入力される。
入力端子31はANDゲート回路36の一方の入力端子
に接続され、入力端子32はANDゲート回路36゛の
一方の入力端子に接続されている。また、入力端子33
は、イクスクルーシイブORゲート回路(以下r EX
−ORゲート回路」と略記する)35の一方の入力端子
に接続され、かつ入力信号を微少時間Δτだけ遅延させ
る遅延回路34の入力端子に接続されている。
に接続され、入力端子32はANDゲート回路36゛の
一方の入力端子に接続されている。また、入力端子33
は、イクスクルーシイブORゲート回路(以下r EX
−ORゲート回路」と略記する)35の一方の入力端子
に接続され、かつ入力信号を微少時間Δτだけ遅延させ
る遅延回路34の入力端子に接続されている。
EX−ORゲート回路35の他方の入力端子には、遅延
回路34の出力信号が入力され、EX−ORゲート回路
35の出力信号は 八N[lゲート回路36及びへNO
ゲート回路36°のそれぞれ他方の入力端子に入力され
る。
回路34の出力信号が入力され、EX−ORゲート回路
35の出力信号は 八N[lゲート回路36及びへNO
ゲート回路36°のそれぞれ他方の入力端子に入力され
る。
ANDゲート回路36の出力信号は、論理レベル1の出
力信号の時間幅の短いモノマルチ37に入力され、AN
Dゲート回路36゛の出力信号は、論理レベル1の時間
幅の長いモノマルチ38に入力される。
力信号の時間幅の短いモノマルチ37に入力され、AN
Dゲート回路36゛の出力信号は、論理レベル1の時間
幅の長いモノマルチ38に入力される。
モノマルチ37の出力信号はORゲート回路39の一方
の入力端子に入力され、モノマルチ38の出力信号はO
Rゲート回路39の他方の入力端子に入力されるととも
に出力端子41から保持回路25に出力され、保持回路
25のLPFのうち時定数の小さなLPFを選択する選
択信号となる。
の入力端子に入力され、モノマルチ38の出力信号はO
Rゲート回路39の他方の入力端子に入力されるととも
に出力端子41から保持回路25に出力され、保持回路
25のLPFのうち時定数の小さなLPFを選択する選
択信号となる。
ORゲート回路39の出力信号は出力端子40から保持
回路25に出力され、保持回路25のモノマルチ37も
しくはモノマルチ38からの保持時間設定信号となる。
回路25に出力され、保持回路25のモノマルチ37も
しくはモノマルチ38からの保持時間設定信号となる。
次に、第3図及び第4図の磁気再生装置の動作を説明す
る。
る。
磁気ヘッド20.20°で検出された録音信号は増幅器
21.21’でそれぞれ増幅され、切換回路2222”
でステレオのそれぞれのチャンネルに対応する信号に選
別された上で、前述した位相比較による切り換え動作が
行われる。
21.21’でそれぞれ増幅され、切換回路2222”
でステレオのそれぞれのチャンネルに対応する信号に選
別された上で、前述した位相比較による切り換え動作が
行われる。
前述のごとく以後の動作は上下のチャンネルで同じであ
るので、上側のチャンネルの動作のみを説明する。
るので、上側のチャンネルの動作のみを説明する。
切換回路22から出力された出力信号はリミッタ23で
雑音を除去した後、復調回路24で音声信号に復調され
る。
雑音を除去した後、復調回路24で音声信号に復調され
る。
この復調された音声信号は、従来例で詳述した保持回路
25で一定の時間だけスイッチングノイズ発生前のレベ
ルが保持されてスイッチングノイズが除去される。なお
、保持回路25の保持時間の設定とLPFの切り換え動
作については後述する。
25で一定の時間だけスイッチングノイズ発生前のレベ
ルが保持されてスイッチングノイズが除去される。なお
、保持回路25の保持時間の設定とLPFの切り換え動
作については後述する。
保持回路25でスイッチングノイズを除去された音声信
号はLPF27で残留ノイズを除去された後、デ・エン
ファシス回路28で周波数特性を修復され、増幅器29
で増幅されてスピーカ30から出力される。
号はLPF27で残留ノイズを除去された後、デ・エン
ファシス回路28で周波数特性を修復され、増幅器29
で増幅されてスピーカ30から出力される。
切換回路22で出力信号A、Bの位相を比較した結果位
相の一致点があった場合には、ゲートパルスCが論理レ
ベル1にあるときに第4図の入力端子33に信号Hが入
力される。
相の一致点があった場合には、ゲートパルスCが論理レ
ベル1にあるときに第4図の入力端子33に信号Hが入
力される。
信号Hは、EX−ORゲート回路35の一方の入力端子
に直ちに入力されると同時に、遅延回路34で微少時間
Δτだけ遅延させられた後にEX−ORゲート回路35
の他方の入力端子に入力される。したがって、信号Hの
立ち上がり又は立ち下がりからΔで時間だけEX−OR
ゲート回路35の出力信号レベルが論理レベル、1とな
り、このパルス信号がANDゲート回路36を介してモ
ノマルチ37に印加されてモノマルチ31をトリ々する
。モノマルチ37からは論理レベル1である時1幅の短
い出力信号が出力されるから、ORゲート回路39.出
力端子40を介してこのモノマルチ37の出力信号が保
持回路25に供給され、保持回路25はこのモノマルチ
37の出力信号の時間幅だけスイッチングノイズ発生直
前の音声信号レベルを保持する。また、この場合は出力
端子41からLPF選択信号が供給されないなめ、保持
回路25のLPFは時定数の大きなLPFが選択される
。
に直ちに入力されると同時に、遅延回路34で微少時間
Δτだけ遅延させられた後にEX−ORゲート回路35
の他方の入力端子に入力される。したがって、信号Hの
立ち上がり又は立ち下がりからΔで時間だけEX−OR
ゲート回路35の出力信号レベルが論理レベル、1とな
り、このパルス信号がANDゲート回路36を介してモ
ノマルチ37に印加されてモノマルチ31をトリ々する
。モノマルチ37からは論理レベル1である時1幅の短
い出力信号が出力されるから、ORゲート回路39.出
力端子40を介してこのモノマルチ37の出力信号が保
持回路25に供給され、保持回路25はこのモノマルチ
37の出力信号の時間幅だけスイッチングノイズ発生直
前の音声信号レベルを保持する。また、この場合は出力
端子41からLPF選択信号が供給されないなめ、保持
回路25のLPFは時定数の大きなLPFが選択される
。
この様にして、出力信号A、B間の位相が一致又は一定
の近似した範囲内にある場合(切換回路22に一定の近
似した範囲内に位相がある場合に出力信号Hを発生させ
る回路を用いた場合)には、保持回路25のLPFの時
定数を大きくし補間時間を短くするように切り換えて、
保持回路25の三角ノイズを少なくしてかつ残留キャリ
アも減少させることができるのである。
の近似した範囲内にある場合(切換回路22に一定の近
似した範囲内に位相がある場合に出力信号Hを発生させ
る回路を用いた場合)には、保持回路25のLPFの時
定数を大きくし補間時間を短くするように切り換えて、
保持回路25の三角ノイズを少なくしてかつ残留キャリ
アも減少させることができるのである。
ゲートパルスCが論理レベル1にある間に出力信号A、
B間の位相が一致ないし近似しない場合には、第4図の
回路の入力端子33には出力信号H°が入力される。こ
の場合には、ゲートパルスCが立ち下がり出力信号H゛
のレベルが反転してからEX−ORゲート回路35から
出力パルス信号が出力されるから、モノマルチ38がト
リガされ、保持回路25に論理レベル1の時間幅の長い
保持信号が供給されるとともに時定数の小さなLPFの
選択信号が供給される。
B間の位相が一致ないし近似しない場合には、第4図の
回路の入力端子33には出力信号H°が入力される。こ
の場合には、ゲートパルスCが立ち下がり出力信号H゛
のレベルが反転してからEX−ORゲート回路35から
出力パルス信号が出力されるから、モノマルチ38がト
リガされ、保持回路25に論理レベル1の時間幅の長い
保持信号が供給されるとともに時定数の小さなLPFの
選択信号が供給される。
このようにして所定の位相比較時間内に出力信号A、B
の位相が一致ないし近似しない場合には、保持回路25
のLPFは時定数の小さいLPFに切り換えられ、保持
時間は長く設定されるが、前述したように、このような
場合はスルーレートの小さな音声信号である場合がほと
んどであるから、三角ノイズの影響を回避することがで
き、品質の良い再生音声信号を得ることができる。
の位相が一致ないし近似しない場合には、保持回路25
のLPFは時定数の小さいLPFに切り換えられ、保持
時間は長く設定されるが、前述したように、このような
場合はスルーレートの小さな音声信号である場合がほと
んどであるから、三角ノイズの影響を回避することがで
き、品質の良い再生音声信号を得ることができる。
なお、以上の実施例の説明において、磁気再生装置はそ
の音声信号の再生回路のみにつき述べてきたが、本発明
の磁気再生装置はそのなかに音声信号及び映像信号の記
録再生回路を含むものであってもよいことはいうまでも
ない。
の音声信号の再生回路のみにつき述べてきたが、本発明
の磁気再生装置はそのなかに音声信号及び映像信号の記
録再生回路を含むものであってもよいことはいうまでも
ない。
[発明の効果]
本発明の磁気再生装置においては、複数の磁気ヘッドか
らの出力信号の位相を復調以前に比較し、位相が一致な
いし一定の近似した範囲内にあるときに前記磁気ヘッド
からの出力信号を切り換えるようにし、また位相が一致
ないし一定の近似した範囲内にある場合とそうでない場
合に保持回路保持時間とLPFの時定数を切り換えるよ
うにしたので、復調後の補間を不要ないし極めて短い時
間の補間を施すのみで、スイッチングノイズ及びその他
の残留キャリアノイズ、三角ノイズ等のないS/N比の
よい再生音を得られると同時に補間による補正誤差をほ
とんど無くすことができ、極めて高忠実な再生音声信号
を得ることができるものである。
らの出力信号の位相を復調以前に比較し、位相が一致な
いし一定の近似した範囲内にあるときに前記磁気ヘッド
からの出力信号を切り換えるようにし、また位相が一致
ないし一定の近似した範囲内にある場合とそうでない場
合に保持回路保持時間とLPFの時定数を切り換えるよ
うにしたので、復調後の補間を不要ないし極めて短い時
間の補間を施すのみで、スイッチングノイズ及びその他
の残留キャリアノイズ、三角ノイズ等のないS/N比の
よい再生音を得られると同時に補間による補正誤差をほ
とんど無くすことができ、極めて高忠実な再生音声信号
を得ることができるものである。
第1図は本発明の磁気再生装置の切換回路の一実施例を
示すブロック図、第2図は第1図の切換回路の各部の信
号波形を示すタイムチャート、第3図は本発明の磁気再
生装置の全体精成の一実施例を示すブロック図、第4図
は第3図の実施例のホールドパルス発生回路の一例を示
す回路図、第5図は従来の保持回路の一例を示すブロッ
ク図、第6図は第5図の保持回路の各部の信号波形を示
す波形図、第7図は従来の保持回路の他の例を示すブロ
ック図、第8図は第7図の保持回路による再生信号波形
を示す波形図、第9図は従来の保持回路の第3の例を示
すブロック図、第10図は第9図の保持回路による再生
信号波形を示す波形図、第11図は複数の磁気ヘッドに
よる録音状態を示す模式図、第12図はスイッチングノ
イズの発生原理を示す波形図である。 3.4・・・BPF 5・・・移相回路6・・・位
相比較回路 7 、27.27°、43・・・LPF8・・・ゼロク
ロス検出回路 10、37.38・・・モノマルチ 13・・・ゲートパルス発生回路 15・・・D −FF 16.17.34・・・遅
延回路18、46・・・スイッチング回路 20、20°・・・磁気ヘッド 22.22°・・・
切換回路23.23’・・・リミッタ 24.24
°・・・復調回路25、25°・・・保持回路 26、26°・・・ホールドパルス発生回路28、28
°・・・デ・エンファシス回路50・・・補間信号発生
回路 51・・・補間幅設定回路52・・・スルーレ
ート検出回路 53・・・シリンダ 54・・・磁気テープ発
明 者 内 海 卓特許出
願人 日本ビクター株式会社 代 理 人 弁理士 瓶 正 敬 第 図 第 区 第 ! 第 図 第 図 第 図 第 図 第10 図 第11 図 第 12図
示すブロック図、第2図は第1図の切換回路の各部の信
号波形を示すタイムチャート、第3図は本発明の磁気再
生装置の全体精成の一実施例を示すブロック図、第4図
は第3図の実施例のホールドパルス発生回路の一例を示
す回路図、第5図は従来の保持回路の一例を示すブロッ
ク図、第6図は第5図の保持回路の各部の信号波形を示
す波形図、第7図は従来の保持回路の他の例を示すブロ
ック図、第8図は第7図の保持回路による再生信号波形
を示す波形図、第9図は従来の保持回路の第3の例を示
すブロック図、第10図は第9図の保持回路による再生
信号波形を示す波形図、第11図は複数の磁気ヘッドに
よる録音状態を示す模式図、第12図はスイッチングノ
イズの発生原理を示す波形図である。 3.4・・・BPF 5・・・移相回路6・・・位
相比較回路 7 、27.27°、43・・・LPF8・・・ゼロク
ロス検出回路 10、37.38・・・モノマルチ 13・・・ゲートパルス発生回路 15・・・D −FF 16.17.34・・・遅
延回路18、46・・・スイッチング回路 20、20°・・・磁気ヘッド 22.22°・・・
切換回路23.23’・・・リミッタ 24.24
°・・・復調回路25、25°・・・保持回路 26、26°・・・ホールドパルス発生回路28、28
°・・・デ・エンファシス回路50・・・補間信号発生
回路 51・・・補間幅設定回路52・・・スルーレ
ート検出回路 53・・・シリンダ 54・・・磁気テープ発
明 者 内 海 卓特許出
願人 日本ビクター株式会社 代 理 人 弁理士 瓶 正 敬 第 図 第 区 第 ! 第 図 第 図 第 図 第 図 第10 図 第11 図 第 12図
Claims (2)
- (1)磁気テープに角度変調されて記録された音声信号
を検出する複数の磁気ヘッドと、前記複数の磁気ヘッド
からの出力信号を順次切り換えて出力する切換回路と、 前記切換回路の出力信号を復調する復調回路とを備えた
磁気再生装置において、 前記切換回路は、 前記複数の磁気ヘッドからの出力信号の位相を比較し出
力信号間の位相が一致あるいは一定の範囲内にあるとき
に一定の信号を出力する位相比較手段と、 前記位相比較手段が前記一定の信号を一定の時間内に出
力しないとき一定の信号を出力する切換指示手段と、 前記位相比較手段又は前記切換指示手段からの出力信号
に基づき前記複数の磁気ヘッドからの出力信号を順次切
り換えるスイッチとを有することを特徴とする磁気再生
装置。 - (2)磁気テープに角度変調されて記録された音声信号
を検出する複数の磁気ヘッドと、前記複数の磁気ヘッド
からの出力信号を順次切り換えて出力する第1の切換回
路と、 前記第1の切換回路の出力信号を復調する復調回路と、 前記複数の磁気ヘッドからの出力信号を順次切り換える
際に切換直前の信号レベルを所定の時間保持する保持回
路とを備えた磁気再生装置において、 前記第1の切換回路は、 前記複数の磁気ヘッドからの出力信号の位相を比較し出
力信号間の位相が一致あるいは一定の範囲内にあるとき
に一定の信号を出力する位相比較手段と、 前記位相比較手段が前記一定の信号を一定の時間内に出
力しないとき一定の信号を出力する切換指示手段と、 前記位相比較手段又は前記切換指示手段からの出力信号
に基づき前記複数の磁気ヘッドからの出力信号を順次切
り換えるスイッチとを有し、前記保持回路は、 複数の低域通過フィルタと保持時間設定手段とを備え、 かつ前記位相比較手段からの出力信号が入力された場合
と前記切換指示手段からの出力信号が入力された場合と
で前記低域通過フィルタと保持時間設定手段とを切り換
える第2の切換回路を備えたことを特徴とする磁気再生
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63161932A JPH0212661A (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | 磁気再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63161932A JPH0212661A (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | 磁気再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0212661A true JPH0212661A (ja) | 1990-01-17 |
Family
ID=15744778
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63161932A Pending JPH0212661A (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | 磁気再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0212661A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5345344A (en) * | 1991-05-14 | 1994-09-06 | Goldstar Company, Limited | System and method for removing noise when switching between heads in a digital video cassette recorder |
-
1988
- 1988-06-29 JP JP63161932A patent/JPH0212661A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5345344A (en) * | 1991-05-14 | 1994-09-06 | Goldstar Company, Limited | System and method for removing noise when switching between heads in a digital video cassette recorder |
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