JPH02239778A - 雑音軽減回路 - Google Patents

雑音軽減回路

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JPH02239778A
JPH02239778A JP1060544A JP6054489A JPH02239778A JP H02239778 A JPH02239778 A JP H02239778A JP 1060544 A JP1060544 A JP 1060544A JP 6054489 A JP6054489 A JP 6054489A JP H02239778 A JPH02239778 A JP H02239778A
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noise reduction
noise
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Hiroshi Yamada
浩 山田
Ryuji Shirakawa
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はVTRから再生された輝度信号に対する雑音軽
減回路に関する. (従来の技術) 画像信号に含まれている雑音を除去して高画質化を図る
ために、従来から雑音軽減回路(ノイズリデューサ)が
使用されて来ていることは周知のとおりである. 第5図は従来の雑音軽減回路の一例を示すブロスク図で
あり,この第5図において1はVTRから再生された輝
度信号の入力端子であり、前記した入力端子1に供給さ
れた輝度信号は1水平走査期間IHと対応する遅延時間
を有するIH遅延回路(IHDL)32を介して減算器
33に対して被減数信号として供給される. また、前記した入力端子1に供給された輝度信号は前記
した減算器33に対して減数信号として供給されるとと
もに、減算器36に被減数信号として供給されている. 前記した減算器33とIH遅延回路(IHDL)32と
からなる回路配置は周知の櫛型フィルタの特性を有して
おり,減算器33において前記したIH遅延回路(IH
DL)32から出力されたIH期間前の輝度信号より,
入力端子1に供給されている輝度信号を減算して出力さ
れる減算塁33からの出力信号は,輝度信号における垂
直相関のない信号成分である. 前記した減算器33からの出力信号、すなわち,輝度信
号における垂直相関のない信号成分は、帯域通過濾波器
(BPF)34とリミッタ35とを介して減算器36に
減数信号として供給される.前記した帯域通過濾波器(
BPF)34の帯域通過特性とリミッタ35.の振幅制
限特性とを適当に選定することにより、リミッタ35か
ら減算器36に供給される信号が輝度信号中に含まれて
いる雑音成分(ノイズ成分)になるようにして,減算器
36において入力端子1に供給さネた輝度信号から前記
した雑音成分を減算すると、減算器36から出力端子2
に送出される輝度信号は、雑音信号が軽減(低減)され
た状態の輝度信号になされるのである. すなわち、雑音は周知のようにランダムに発生するため
に垂直方向の相関性が弱いのに対して,画像信号は隣り
合う走査線間における相関性が強いし、また雑音は小振
幅のものであるから、前記した第5図に示されている雑
音軽減回路におけるリミッタ35からの出力信号は雑音
であるとすることができるのである. 第5図を参照して既述した雑音軽減回路では1個のIH
遅延回路と重み付け加算器(第5図中では減算器33と
して示されている)とによって構成された櫛型フィルタ
を用いて隣接する2水平走査期間の輝度信号間における
垂直相関の無い信号成分を抽出するようにしていたが、
2個のIH遅延回路と重み付け加算器とによって構成さ
れた櫛型フィルタを用いて隣接する3水平走査期間の輝
度信号間における垂直相関の無い信号成分を抽出するこ
とにより、第5図示の雑音軽減回路に比べて視覚上で画
質の劣化の少ない雑音軽減回路も使用される. 次に、第6図は例えば特開昭58−10913号公報に
開示されている従来の雑音軽減回路の他の一例を示すブ
ロック図であり,この第6図において1はVTRから再
生された輝度信号の入力端子であり、また、37.38
は1水平走査期間IHと対応する遅延時間を有するIH
遅延回路(1HDL)であり、さらに,39は演算回路
(論理演算回路)、40は帯域通過濾波器,41はリミ
ッタ.42は減算器、2は出力端子である.この第6図
に例示した論理演算を行うような構成の雑音軽減回路は
、3水平走査線による単純な櫛型フィルタを用いで構成
した雑音軽減回路に比べて画質の劣化が少ない状態でラ
ンダムな雑音に対して良好なS/N改善効果が得られる
.(発明が解決しようとする課li!) ところで、VTRからの再生信号の画質は,記録済み記
録媒体に記録されている記録情報がオリジナル(第1世
代)の場合には良好であっても,ダビングの繰返しによ
り第2世代、第3世代、というように世代が下るのに従
って、再生信号の画質は解像度の低下とS/Nの劣化と
が次第に著るしくなることは周知のとおりである. また,業務用VTRの分野においては編集が不可欠であ
るために実用世代は第3世代であると考えても間違いで
はないが.第3世代では再生信号の画質が解像度とS/
Nとの双方について既にある程度劣化しており、雑音の
帯域もかなり広がっている状態になっている. ところが、画像信号に含まれている雑音を除去して高画
質化を図るために用いる従来の雑音軽減回路(ノイズリ
デューサ)では,雑音として除去すべき周波数帯域や、
リミッタの振幅制限特性等が固定的なものであったから
、例えば、雑音軽減効果が第3世代の再生信号に適する
ものとなるように構成されている雑音軽減回路を、解像
度が良好であるとともに雑音の少ない状態の第1世代の
再生信号に対する雑音軽減のために用いた場合には第1
世代の再生信号にかえって大きな画質劣化を生じさせて
しまうということが起こる.また、前記した場台とは逆
に、解像度が良好であるとともに雑音の少ない状態の第
1世代の再生信号に対する雑音軽減に適するように構成
されている雑音軽減回路は、比較的に高い周波数帯域に
おける小さな振幅の信号成分を雑音として除去できるよ
うになされているために、このような雑音軽減回路をダ
ビングが繰返し行われている状態の信号の再生時におけ
る雑音の軽減に用いたところで良好な雑音軽減効果が得
られないことは明らかである. 前記した問題点の解決のために、雑音軽減回路における
リミッタの振幅制限特性を可変にすることが考えられた
が,第3世代の再生信号程度になると雑音の周波数帯域
が低くなり、いわゆる横びきノイズが発生するなど、リ
ミッタの振幅制限特性の変化では対応できない程にノイ
ズの影響が大きく現われることが実験の結果によって明
らがにされた. (課題を解決するための手段) 本発明はVTRから再生され,雑音軽減の対象にされて
いる輝度信号を複数の周波数帯域の信号に分割する手段
と,前記の分割された各周波数帯域の信号について,そ
れぞれ独立に設けた雑音軽減回路によって雑音軽減を行
う手段と、前記した複数の雑音軽減回路によってそれぞ
れ雑音が軽減された状態の再生輝度信号を選択的に出力
させる手段とを備えてなる雑音軽減回路を提供する.(
作用) VTRから再生された雑音軽減の対象にされている輝度
信号を複数の周波数帯域の信号に分割し、前記の分割さ
れた各周波数帯域の信号について、それぞれ独立に設け
た雑音軽減回路で雑音軽減が行われるようにしておき、
再生時に前記した複数の雑音軽減回路によって雑音が軽
減された状態の再生輝度信号を選択的に出力させる. (実施例) 以下,添付図面を参照して本発明の雑音軽減回路の具体
的な内容を添付図面を参照して詳細に説明する.第1図
八焚第4図は本発明の雑音軽減回路のそれぞれ異なる実
施例のブロック図である.第1図は本発明の雑音軽減回
路の一実施例のブロック図であり、この第1図において
1はVTRから再生された輝度信号の入力端子、2は出
力端子であり、また、3は帯域通過濾波器(B P F
),4は櫛型フィルタ、5はリミッタ、6はスイッチ,
7は低域通過濾波器(L P F)、8は櫛型フィルタ
、9はリミッタ、10はスイッチ、11は遅延回路(D
 L)、12は減算器である. 第1図に示されている本発明の雑音軽減回路において、
入力端子1に供給された輝度信号は遅延回路11を介し
て減算器12に被減数信号として供給される.そして、
前記した減算器12にはスイッチ6,10を介して減数
信号が供給されている. スイッチ6を介して減算器12に供給される前記の減数
信号は、入力端子1に供給された再生輝度信号における
帯域通過濾波器3を通過した信号成分の内で櫛型フィル
タ4を通過した信号成分、すなわち、輝度信号における
帯域通過濾波器3を通過した信号成分の内で垂直相関の
ない信号成分をリミッタ5によって振幅制限した信号(
雑音)であり、また,スイッチ10を介して減算器12
に供給される前記の減数信号は,入力端子1に供給され
た再生輝度信号における低域通過濾波器7を通過した信
号成分の内で櫛型フィルタ8を通過した信号成分、すな
わち、輝度信号における低域通過濾波器7を通過した信
号成分の内で垂直相関のない信号成分をリミッタ9によ
って振幅制限した信号(雑音)である. 第1図に示されている本発明の雑音軽減回路において,
入力端子1に供給された輝度信号が遅延回路11によっ
て所定の時間だけ遅延されて被減数信号として供給され
ている減算器12では,スイッチ6,10を介して供給
された雑音を減数信号として前記した被減数信号から減
算して雑音が軽減された出力信号を出力端子2に送出す
る.第1図中における櫛型フィルタ4,8としては、例
えば第5図中のIH遅延回路32と減算器33とによっ
て示されるような構成形態のもの,あるいは例えば、第
6図中のIH遅延回路37.38と演算回路39とによ
って示されるような構成形態のもの等が使用されてもよ
いが、榔型フィルタ4,8としては前記のような構成形
態のものに限られることはなく、画像信号における垂直
相関のない信号成分を取り出せるような構成形態のもの
が使用される. 第1図に示されている雑音軽減回路における帯域通過濾
波器3の通過帯域特性、低域通過濾波器7の通過帯域特
性、リミツタ5,9の振幅制限特性などの設定は,例え
ば、第1世代の再生信号に対する雑音軽減動作がスイッ
チ6だけをオンの状態として良好に行われ、また、第3
世代の再生信号に対する雑音軽減動作がスイッチ6とス
イッチ10との双方をオンの状態として良好に行われる
ようになされるとよい. それにより、本発明の雑音軽減回路では再生信号の状態
に応じてスイッチ6,10のオン,オフすることにより
、各世代の再生信号の雑音の軽減を画質の劣化を招くこ
となく良好に行うことができる. 次に、第2図は本発明の雑音軽減回路の他の実施例のブ
ロック図であり、この第2図において1はVTRから再
生された輝度信号の入力端子、2は出力端子であり、ま
た13,14はIH遅延回路、15〜17は帯域通過濾
波器(B P F)、19〜21は低域通過濾波器(L
PF),18.22は.演算回路,5はリミッタ、6は
スイッチ,9はリミッタ.10はスイッチ、11は遅延
回路(D L)、12は減算器である. この第2図に示されている本発明の雑音軽減回路におい
て,入力端子1に供給された輝度信号はIH遅延回路1
3と帯域通過濾波器(BPF)15と低域通過濾波器(
LPF)21とに供給されている. 前記したIH遅延回路13の出力信号は遅延回路11を
介して減算器12に被減数信号として供給されるととも
に、帯域通過濾波器(BPF)16と低域通過濾波器(
LPF)20とに供給されている.また、前記したIH
遅延回路14の出力信号は帯域通過濾波器(BPF)1
7と低域通過濾波器(LPF)19とに供給されている
. 前記した各帯域通過濾波II(BPF)15〜17の出
力信号は演算回路18に供給されており、また、前記し
た各低域通過濾波器(LPF)19〜21の出力信号は
演算回路22に供給されており,前記した演算回路18
の出力信号はリミツタ5とスイッチ6とを介して減算器
12に減数信号として供給され、前記した演算回路22
の出力信号はリミッタ9とスイッチ10とを介して減算
器12に減数信号として供給される. この第2図中においてIH遅延回路13.14と各帯域
通過濾波器(BPF)15〜17と演算回路18とによ
って構成されている部分は,同一な通過帯域特性を有す
る帯域通過濾波器(BPF)15〜l7の通過周波数成
分を出力しうる櫛型フィルタ特性を有する構成部分とし
て機能し、また、IH遅延回路13.14と各低域通過
濾波器(LP F)1 9〜21と演算回路22とによ
って構成されている部分は,同一な通過帯域特性を有す
る低域通過濾波器(LPF)19〜21の通過周波数成
分を出力しつる櫛型フィルタ特性を有する構成部分とし
て機能する構成部分である. それで,前記したスイッチ6を介して減算器12に供給
される前記の減数信号は、入力端子1に供給された再生
輝度信号における帯域通過渡波器15〜17を通過した
信号成分の内で垂直相関のない信号成分をリミッタ5に
よって振幅制限した信号(雑音)であり、また、スイッ
チ10を介して減算器12に供給される前記の減数信号
は、入力端子1に供給された再生輝度信号における低域
通過濾波器19〜21を通過した信号成分の内で垂直相
関のない信号成分をリミッタ9によって振幅制限した信
号(雑音)である. したがって、第2図に示されている本発明の雑音軽減回
路において,入力端子1に供給された輝度信号がIH遅
延回路13と遅延回路11によって所定の時間だけ遅延
寄れて被減数信号として供給されている減算器12では
、スイッチ6,10を介して供給された雑音を減数信号
として前記した被減数信号から減、算して雑音が軽減さ
れた出力信号を出力端子2に送出する. 第2図に示されている雑音軽減回路における帯域通過濾
波器15〜17の通過帯域特性、低域通過濾波器19〜
21の通過帯域特性、リミツタ5,9の振幅制限特性な
どの設定は,例えば、第1世代の再生信号に対する雑音
軽減動作がスイッチ6だけをオンの状態として良好に行
われ、また,第3世代の再生信号に対する雑音軽減動作
がスイッチ6とスイッチ10との双方をオンの状態とし
て良好に行われるようになされるとよく、本発明の雑音
軽減回路では再生信号の状態に応じてスイッチ6,10
のオン,オフすることにより,各世代の再生信号の雑音
の軽減を画質の劣化を招くことなく良好に行うようにす
ることができる.高画質のVTRシステムへの応用を考
えた場合には,櫛型フィルタとしては画質劣化の少ない
3ライン方式が適しており、3ライン方式の一例を示す
第2図示の前記した雑音軽減回路における帯域通過濾波
器15〜17として3 . 5 8 M H z±IM
Hzの通過帯域特性を有するものを使用し、また、低域
通過渡波器19〜21としてO〜1.3 M H zの
通過帯域特性を使用し、さらに、リミッタ5のリミッタ
幅を1 0 I RE. リミッタ9のリミッタ幅を5
IREとして実施したときに充分に良好な雑音軽減効果
を確認できた. すなわち,第2図示の雑音軽減回路において、スイッチ
6をオンの状態にすると3.58MHzを中心にした高
城だけが櫛型の特性を示すが、第1世代の再生信号にお
ける平面ノイズはこの高城成分が多く、またエッジノイ
ズに対しても顕著な効果が得られる. また、第2図示の雑音軽減回路においてスイッチ6,1
0の双方をオンの状態にすると、直流領域から櫛型特性
を示すようになる.この特性は第3世代の再生信号で多
く発生する横びきノイズに対する雑音軽減効果が高い.
櫛型特性の帯域を広くすると、当然のことながら画質の
劣化を招くことになるが、画質そのものの劣化よりもS
/Nの向上を主目的とした場合には、視覚的により一層
欠点の目立たない画像が得られることになる.第3図は
本発明の雑音軽減回路の別の実施例のブロック図であり
,この第2図において1はVTRから再生された輝度信
号の入力端子、2は出力端子であり、また,13.14
はIH遅延回路、23は演算回路,3は帯域通過濾波器
(B P F).7は低域通過濾波器(LPF)、5は
リミッタ,6はスイッチ、9はリミッタ、10はスイッ
チ、11は遅延回路(DL)、12は減算器である.こ
の第3図に示されている本発明の雑音軽減回路において
、入力端子1に供給された輝度信号はIH遅延回路13
と演算回路23とに供給されている. 前記したIH遅延回路13の出力信号は遅延回略11を
介して減算塁12に被減数信号として供給されるととも
に、演算回路23とに供給されている.また、前記した
IH遅延回路14の出力信号は演算回路23に供給され
ている. 前記した演算回路23の出力信号は、帯域通過濾波器(
B P F)3と低域通過濾波器(LPF)7とに供給
されており,前記した帯域通過濾波器(BPF)3の出
力信号はリミッタ5とスイッチ6とを介して減算器12
に減数信号として供給され、また、前記した低域通過濾
波器(LPF)7の出力信号はリミッタ9とスイッチ1
0とを介して減算器12に減数信号として供給されてい
る.この第3図中においてIH遅延回路13.14と演
算回路23とによって構成されている部分は,櫛型フィ
ルタ特性を有する構成部分として機能する構成部分であ
る. それで、前記したスイッチ6を介して減算器12に供給
される前記の減数信号は,入力端子1に供給された再生
輝度信号における帯域通過濾波器3を通過した信号成分
の内で垂直相関のない信号成分をリミッタ5によって振
幅制限した信号(雑音)であり,またスイッチ10を介
して減算器12に供給される前記の減数信号は、入力端
子1に供給された再生輝度信号における低域通過濾波器
7を通過した信号成分の内で垂直相関のない信号成分を
リミッタ9によって振幅制限した信号(雑音)である. したがって,第3図に示されている本発明の雑音軽減回
路において、入力端子1に供給された輝度信号がIH遅
延回路13と遅延回路11によって所定の時間だけ遅延
されて被減数信号として供給されている減算器12では
、スイッチ6,1oを介して供給された雑音を減数信号
として前記した被減数信号から減算して雑音が軽減され
た出力信号を出力端子2に送出する. 第3図に示されている雑音軽減回路における帯域通過濾
波器3の通過帯域特性,低域通過渡波器7の通過帯域特
性、リミッタ5,9の振幅制限特性などの設定は、例え
ば、第1世代の再生信号に対する雑音軽減動作がスイッ
チ6だけをオンの状態として良好に行われ、また、第3
世代の再生信号に対する雑音軽減動作がスイッチ6とス
イッチ10との双方をオンの状態として良好に行われる
ようになされるとよく、本発明の雑音軽減回路では再生
信号の状態に応じてスイッチ6,10のオン,オフする
ことにより,各世代の再生信号の雑音の軽減を画質の劣
化を招くことなく良好に行うようにすることができる. 業務用VTRの分野においては時間軸誤差補正回路TB
Cが用いられることが多いが,第4図は時間軸誤差補正
回路TBCと雑音軽減回路とを組合わせて構成した実施
例のブロック図であり、この第4図において1はVTR
から再生された輝度信号の入力端子,2は出力端子であ
る.またTBCは時間軸誤差補正回路であって、この時
間軸誤差補正回路TBCはアナログデジタル変換器(A
DC)24,メモリ25、IH遅延回路26,27,デ
ジタルアナログ変換器28〜30によって構成されてい
る. 31は演算回路、3は帯域通過濾波器(B P F)、
7は低域通過濾波器(LPF)、5はリミツタ、6はス
イッチ、9はリミッタ、10はスイッチ、11は遅延回
路(DL)、12は減算器である.この第4図に示され
ている本発明の雑音軽減回路において、入力端子1に供
給された輝度信号は時間軸誤差補正回路TBCにおける
アナログデジタル変換器(ADC)24に供給される.
前記した瞼間軸誤差補正回路TBCにおけるIH[[M
26,27.デジタルアナログ変換器28〜30及び演
算回路31とからなる構成回路は櫛型フィルタを構成し
ている. 前記したデジタルアナログ変換器29の出力信号は遅延
回路11を介して減算器12に被減数信号として供給さ
れるとともに,演算回路31とに供給されている.また
、前記したデジタルアナログ変換器28.30の出力信
号は演算回路31に供給されている 前記した演算回路31の出力信号は,帯域通過渡波器(
B P F) 3と低域通過渡波@(L P F) 7
とに供給されており、前記した帯域通過濾波11(BP
F)3の出力信号はリミッタ5とスイッチ6とを介して
減算器12に減数信号として供給され,また、前記した
低域通過濾波器(LPF)7の出力信号はリミッタ9と
スイッチ10とを介して減算lIt12に減数信号とし
て供給されている.前記したスイッチ6を介して減算器
12に供給される前記の減数信号は、入力端子1に供給
された再生輝度信号における帯域通過渡波器3を通過し
た信号成分の内で垂直相関のない信号成分をリミッタ5
によって振幅制限した信号(雑音)であり、またスイッ
チ10を介して減算器12に供給される前記の減数信号
は、入力端子1に供給された再生輝度信号における低域
通過濾波器7を通過した信号成分の内で垂直相関のない
信号成分をリミツタ9によって振幅制限した信号(雑音
)である.したがって,第4図に示されている本発明の
雑音軽減回路における減算lI12からは雑音が軽減さ
れた出力信号を出力端子2に送出する.第4図に示され
ている雑音軽減回路における帯域通過濾波器3の通過帯
域特性,低域通過濾波器7の通過帯域特性,リミッタ5
,9の振幅制限特性などの設定は、例えば,第1世代の
再生信号に対する雑音軽減動作がスイッチ6だけをオン
の状態として良好に行われ、また,第3世代の再生信号
に対する雑音軽減動作がスイッチ6とスイッチ10との
双方をオンの状態として良好に行われるようになされる
とよく,本発明の雑音軽減回路では再生信号の状態に応
じてスイッチ6,10のオン,オフすることにより、各
世代の再生信号の雑音の軽減を画質の劣化を招くことな
く良好に行うようにすることができる. なお、本発明の雑音軽減回路はVTRの方式、信号形態
(カラーテレビジョン方式の種類)を問わずに輝度信号
の雑音の軽減に良好に適用できる.また、輝度信号の帯
域の分割は2つに限られるものではなく、3つ以上の帯
域に分割して本発明が実施されてもよいことは勿論であ
り、その場合に帯域の分割は低域通過濾波器、帯域通過
濾波器、高城通過濾波器などを用いて行うことができる
.さらに、本発明の実施に当り、帯域の分割とあわせて
リミッタにおけるリミッタ幅を可変としてもよい.第5
世代以上の再生信号においては雑音成分が大きくなるか
ら、リミッタにおけるリミッタ幅を大きくすることは雑
音の軽減に効果がある.前記した各実施例におけるスイ
ッチ6をオンの状態にしてダビングを行うことも可能で
あり、この場合に得られる第3世代の画質は雑音軽減回
路を使用しない状態でダビングした場合に比べて、特に
エッジノイズが少な<S/Nが良好になる.(発明の効
果) 以上、詳細に説明したところから明らかなように,本発
明の雑音軽減回路はVTRから再生された輝度信号に対
する雑音軽減回路であって、雑音軽減の対象にされてい
る輝度信号を複数の周波数帯域の信号に分割する手段と
、前記の分割された各周波数帯域の信号について、それ
ぞれ独立に設けた雑音軽減回路によって雑音軽減を行う
手段と、前記した複数の雑音軽減回路によってそれぞれ
雑音が軽減された状態の再生輝度信号を選択的に出力さ
せる手段とを備えてなる雑音軽減回路であるから、この
本発明の雑音軽減回路では再生画質の異なる再生信号毎
に,それぞれ適切な雑音軽減ができるように複数の比較
的に簡単な回路構成の雑音軽減回路を選択して良好な再
生画像を得ることができるのであり,本発明の雑音軽減
回路では既述した従来の問題点を良好に解決できる.
【図面の簡単な説明】
第1図八至第4図は本発明の雑音軽減回路のそれぞれ異
なる実施例のブロック図.第5図及び第6図は従来の雑
音軽減回路のブロック図である.1・・・VTRから再
生された輝度信号の入力端子、13,14,26,27
,32,37,38・・・IH遅延回路(IHDL)、
3,15〜17.34・・・帯域通過濾波器(B P 
F)、4,8・・・櫛型フィルタ、5.9・・・リミッ
タ、6,1o・・・スイッチ、7・・・低域通過濾波器
(LPF).11・・・遅延回路(DL)、12,33
,36,42・・・減算器、18,22,23.31・
・・演算回路,19〜21・・・低域通過濾波器(LP
F).TBG・・・時間軸誤差補正回路,24・・・ア
ナログデジタル変換器(ADC)、25・・・メモリ、
28〜30・・・デジタルアナログ変換器,35・・・
リミッタ、39・・・演算回路(論理演算回路)、40
・・・帯域通過濾波器、41・・・リミッタ、特許出願
人  日本ビクター株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. VTRから再生された輝度信号に対する雑音軽減回路で
    あって、雑音軽減の対象にされている輝度信号を複数の
    周波数帯域の信号に分割する手段と、前記の分割された
    各周波数帯域の信号について、それぞれ独立に設けた雑
    音軽減回路によって雑音軽減を行う手段と、前記した複
    数の雑音軽減回路によってそれぞれ雑音が軽減された状
    態の再生輝度信号を選択的に出力させる手段とを備えて
    なる雑音軽減回路
JP1060544A 1989-03-13 1989-03-13 雑音軽減回路 Expired - Lifetime JPH0748844B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0686103A (ja) * 1992-02-29 1994-03-25 Samsung Electron Co Ltd 映像信号のノイズ除去回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0686103A (ja) * 1992-02-29 1994-03-25 Samsung Electron Co Ltd 映像信号のノイズ除去回路

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