JPH01191587A - 映像信号記録再生装置 - Google Patents
映像信号記録再生装置Info
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- JPH01191587A JPH01191587A JP63014572A JP1457288A JPH01191587A JP H01191587 A JPH01191587 A JP H01191587A JP 63014572 A JP63014572 A JP 63014572A JP 1457288 A JP1457288 A JP 1457288A JP H01191587 A JPH01191587 A JP H01191587A
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 6
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Landscapes
- Picture Signal Circuits (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、映像信号の記録再生装置に係わり、特に、輝
度信号の垂直方向の輪郭部強調処理などに関する。
度信号の垂直方向の輪郭部強調処理などに関する。
従来、たとえば磁気記録再生装置においては、再生画像
の鮮鋭度を向上させるために、垂直輪郭強調回路が設け
られている。これは、輝度信号の垂直方向の輪郭部にオ
ーバーシュートプリシュートを付加するものであり、従
来の垂直輪郭強調回路では、たとえば特公昭59−40
350号公報に開示されるように、2個のIH遅延回路
(但し、IHは1水平走査期間)が用いられる。かがる
従来技術では、入力輝度信号とこれを第1のIH遅延回
路で遅延した輝度信号との減算処理からプリシュート成
分を形成し、さらに、このプリシュート成分を第2のI
H遅延回路で遅延し反転してオーバーシュート成分を形
成し、これらプリシュート成分とオーバーシュート成分
とを第1のIH遅延回路からの輝度信号に付加している
。
の鮮鋭度を向上させるために、垂直輪郭強調回路が設け
られている。これは、輝度信号の垂直方向の輪郭部にオ
ーバーシュートプリシュートを付加するものであり、従
来の垂直輪郭強調回路では、たとえば特公昭59−40
350号公報に開示されるように、2個のIH遅延回路
(但し、IHは1水平走査期間)が用いられる。かがる
従来技術では、入力輝度信号とこれを第1のIH遅延回
路で遅延した輝度信号との減算処理からプリシュート成
分を形成し、さらに、このプリシュート成分を第2のI
H遅延回路で遅延し反転してオーバーシュート成分を形
成し、これらプリシュート成分とオーバーシュート成分
とを第1のIH遅延回路からの輝度信号に付加している
。
ところで、上記従来の垂直輪郭強調回路は主としてテレ
ビジョン受像機に用いられるものであり、磁気記録再生
装置にも適用が可能であるが、IH遅延回路を2個も用
いる構成がとられていることは、たとえば、カメラ一体
形VTRなどのように、磁気記録再生装置の小形、軽量
、低電力化をはかる上で問題となる。
ビジョン受像機に用いられるものであり、磁気記録再生
装置にも適用が可能であるが、IH遅延回路を2個も用
いる構成がとられていることは、たとえば、カメラ一体
形VTRなどのように、磁気記録再生装置の小形、軽量
、低電力化をはかる上で問題となる。
すなわち、I H遅延回路としては超音波遅延線を用い
たものやCODによるものなどがあるが、いずれにして
もかなりのサイズと重量とを有し、しかも消費される電
力もかなり多い。しかも、磁気記録再生装置においては
、IH遅延回路を用いる信号処理回路として、ほかにく
し形フィルタ回路、ドロップアウト補償回路、ラインノ
イズキャンセル回路、クロマディスプレイスメント補償
回路などが通常設けられており、使用される1 )1遅
延回路の数は非常に多いものである。このことから、垂
直輪郭強調回路1つに2個のI H遅延回路を用いるこ
とは問題である。
たものやCODによるものなどがあるが、いずれにして
もかなりのサイズと重量とを有し、しかも消費される電
力もかなり多い。しかも、磁気記録再生装置においては
、IH遅延回路を用いる信号処理回路として、ほかにく
し形フィルタ回路、ドロップアウト補償回路、ラインノ
イズキャンセル回路、クロマディスプレイスメント補償
回路などが通常設けられており、使用される1 )1遅
延回路の数は非常に多いものである。このことから、垂
直輪郭強調回路1つに2個のI H遅延回路を用いるこ
とは問題である。
本発明の目的は、かかる問題点を解消し、1個のIH遅
延回路を用いるだけで輝度信号の垂直方向輪郭部の強調
などを可能とした映像信号記録再生装置を提供すること
にある。
延回路を用いるだけで輝度信号の垂直方向輪郭部の強調
などを可能とした映像信号記録再生装置を提供すること
にある。
上記目的を達成するために、本発明は、記録すべき映像
信号と記録媒体から再生された輝度信号とを選択するス
イッチ回路と、該スイッチ回路の出力信号を1水平走査
期間遅延する遅延回路と、該スイッチ回路と該遅延回路
との出力信号を処理し少なくとも記録モード時には記録
のための輝度信号と、再生モード時には垂直方向の輪郭
部を強調した再生輝度信号とを夫々出力する処理手段を
設ける。
信号と記録媒体から再生された輝度信号とを選択するス
イッチ回路と、該スイッチ回路の出力信号を1水平走査
期間遅延する遅延回路と、該スイッチ回路と該遅延回路
との出力信号を処理し少なくとも記録モード時には記録
のための輝度信号と、再生モード時には垂直方向の輪郭
部を強調した再生輝度信号とを夫々出力する処理手段を
設ける。
処理手段では、スイッチ回路と遅延回路との出力信号か
ら垂直方向の輪郭部でのオーバーシュート成分(もしく
はプリシュート成分)が生成され、これが少なくとも再
生輝度信号に付加されることにより、該再生輝度信号の
垂直方向の輪郭部が強二周される。
ら垂直方向の輪郭部でのオーバーシュート成分(もしく
はプリシュート成分)が生成され、これが少なくとも再
生輝度信号に付加されることにより、該再生輝度信号の
垂直方向の輪郭部が強二周される。
また、記録モード時にも、記録すべき輝度信号にオーバ
ーシュート成分(もしくはプリシュート成分)を付加す
るようにすることができ、この場合には、再生輝度信号
にプリシュート成分(もしくはオーバーシュート成分)
が付加される。
ーシュート成分(もしくはプリシュート成分)を付加す
るようにすることができ、この場合には、再生輝度信号
にプリシュート成分(もしくはオーバーシュート成分)
が付加される。
以下、本発明の実施例を図面によって説明する。
第1図は本発明による映像信号記録再生装置の一実施例
を示すブロック図であって、1〜3は入力端子、4はス
イッチ回路、5はBPF (バンドパスフィルタ)、6
はACC(自動クロマ制御)回路、7はくし形フィルタ
、8はクロマ処理回路、9は周波数変換回路、10はL
PF (ローパスフィルタ)、11はスイッチ回路、1
2はAGC(自動利得制御)回路、14.15はスイッ
チ回路、16はIH遅延回路、17.18はスイッチ回
路、19はラインノイズ抽出回路、20は垂直輪郭強調
回路、21はくし形フィルタ、22は相関検出回路、2
3は混合回路、24はスイッチ回路、25はLPF、2
6はプリエンファシス回路、27はFM変調回路、28
はHPF(バイパスフィルタ)、29は混合回路、30
は記録増幅回路、31はビデオヘッド、32は磁気テー
プ、33はビデオヘッド、34は再生増幅回路、35は
LPF、36はACC回路、37は周波数変換回路、3
8はBPF、39はくし形フィルタ、40はクロマ処理
回路、41はHPF、42はドロップアウト検出回路、
43はFM復調回路、44はLPF、45はデイエンフ
ァシス回路、46はノイズキャンセル回路、47.48
はスイッチ回路、49は混合回路、50はスイッチ回路
、51〜53はバッファ増幅回路、54〜56は出力端
子である。
を示すブロック図であって、1〜3は入力端子、4はス
イッチ回路、5はBPF (バンドパスフィルタ)、6
はACC(自動クロマ制御)回路、7はくし形フィルタ
、8はクロマ処理回路、9は周波数変換回路、10はL
PF (ローパスフィルタ)、11はスイッチ回路、1
2はAGC(自動利得制御)回路、14.15はスイッ
チ回路、16はIH遅延回路、17.18はスイッチ回
路、19はラインノイズ抽出回路、20は垂直輪郭強調
回路、21はくし形フィルタ、22は相関検出回路、2
3は混合回路、24はスイッチ回路、25はLPF、2
6はプリエンファシス回路、27はFM変調回路、28
はHPF(バイパスフィルタ)、29は混合回路、30
は記録増幅回路、31はビデオヘッド、32は磁気テー
プ、33はビデオヘッド、34は再生増幅回路、35は
LPF、36はACC回路、37は周波数変換回路、3
8はBPF、39はくし形フィルタ、40はクロマ処理
回路、41はHPF、42はドロップアウト検出回路、
43はFM復調回路、44はLPF、45はデイエンフ
ァシス回路、46はノイズキャンセル回路、47.48
はスイッチ回路、49は混合回路、50はスイッチ回路
、51〜53はバッファ増幅回路、54〜56は出力端
子である。
同図において、この実施例では、ビデオカメラの出力信
号と受信されたNTSC方式などのカラー映像信号との
記録再生が可能に構成されている。
号と受信されたNTSC方式などのカラー映像信号との
記録再生が可能に構成されている。
まず、ビデオカメラの出力信号を記録する場合について
説明する。この場合には、ベースバンドの輝度信号と副
搬送波で変調されたクロマ信号とが別々に供給され、輝
度信号は入力端子2から、クロマ信号は入力端子1から
夫々人力される。また、スイッチ回路4,11.24は
A側に、スイッチ回路14.17.18,47.48は
REC側に、スイッチ回路15はN側に、スイッチ回路
50はD側に夫々間じている。
説明する。この場合には、ベースバンドの輝度信号と副
搬送波で変調されたクロマ信号とが別々に供給され、輝
度信号は入力端子2から、クロマ信号は入力端子1から
夫々人力される。また、スイッチ回路4,11.24は
A側に、スイッチ回路14.17.18,47.48は
REC側に、スイッチ回路15はN側に、スイッチ回路
50はD側に夫々間じている。
入力端子1から入力されたクロマ信号は、スイッチ回路
4を介してクロマ処理回路8に供給され、バーストエン
ファシス、クロマエンファシスなどの記録のための処理
がなされる。クロマ処理回路8から出力されるクロマ信
号は、周波数変換回路9で低域変換され、LPFIOで
不要成分が除去されて混合回路29に供給される。
4を介してクロマ処理回路8に供給され、バーストエン
ファシス、クロマエンファシスなどの記録のための処理
がなされる。クロマ処理回路8から出力されるクロマ信
号は、周波数変換回路9で低域変換され、LPFIOで
不要成分が除去されて混合回路29に供給される。
一方、入力端子2から入力された輝度信号は、スイッチ
回路11を介してAGC回路12に供給され、そのレベ
ルが規定レベルとなるようにレベル制御される。AGC
回路12から出力される輝度信号は、スイッチ回路14
.15を介し、一方では、さらにスイッチ回路17を介
してラインノイズ抽出回路19.垂直輪郭強調回路20
.<L形フィルタ21および相関検出回路22に供給さ
れ、他方では、IH遅延回路16で遅延された後。
回路11を介してAGC回路12に供給され、そのレベ
ルが規定レベルとなるようにレベル制御される。AGC
回路12から出力される輝度信号は、スイッチ回路14
.15を介し、一方では、さらにスイッチ回路17を介
してラインノイズ抽出回路19.垂直輪郭強調回路20
.<L形フィルタ21および相関検出回路22に供給さ
れ、他方では、IH遅延回路16で遅延された後。
スイッチ回路18を介して上記夫々の回路19〜22に
供給される。したがって、ラインノイズ抽出回路19.
垂直輪郭強調回路20.<L形フィルタ21.相関検出
回路22には、夫々スイッチ回路14.15を通った輝
度信号とこれをIH遅延回路16で遅延した輝度信号と
が供給さ゛れる。
供給される。したがって、ラインノイズ抽出回路19.
垂直輪郭強調回路20.<L形フィルタ21.相関検出
回路22には、夫々スイッチ回路14.15を通った輝
度信号とこれをIH遅延回路16で遅延した輝度信号と
が供給さ゛れる。
記録モードでは、垂直輪郭強調回路20は、入力された
輝度信号に対してオーバーシュート成分(もしくはプリ
シュート成分)が付加された輝度信号を生成する。この
輝度信号は、スイッチ回路24を通り、LPF25で不
要成分が除去されてプリエンファシス回路26でプリエ
ンファシスされた後、FM変調回路27でFM変調され
る。FM変調された輝度信号(以下、FM輝度信号とい
う)は、HPF28で不要成分が除去された後、混合回
路29でLPFIOから出力される低域変換されたクロ
マ信号(以下、低域変換クロマ信号という)と周波数分
割で混合される。混合回路29の出力信号は記録増幅回
路30で増幅されてビデオヘッド31に供給され、磁気
テープ32に記録される。
輝度信号に対してオーバーシュート成分(もしくはプリ
シュート成分)が付加された輝度信号を生成する。この
輝度信号は、スイッチ回路24を通り、LPF25で不
要成分が除去されてプリエンファシス回路26でプリエ
ンファシスされた後、FM変調回路27でFM変調され
る。FM変調された輝度信号(以下、FM輝度信号とい
う)は、HPF28で不要成分が除去された後、混合回
路29でLPFIOから出力される低域変換されたクロ
マ信号(以下、低域変換クロマ信号という)と周波数分
割で混合される。混合回路29の出力信号は記録増幅回
路30で増幅されてビデオヘッド31に供給され、磁気
テープ32に記録される。
なお、くし形フィルタ21は輝度信号のみを通過させる
くし形フィルタ特性を有しており、輝度信号を出力する
が、この輝度信号はスイッチ回路24によって記録信号
としては遮断される。また、ラインノイズ抽出回路19
も抽出動作し、その出力信号が垂直輪郭強調回路20.
<L形フィルタ21から出力される輝度信号と混合回路
23で混合されるが、この混合回路23の出力信号はR
EC側に閉じているスイッチ回路47によって遮断され
て使用されない。記録信号には通常ノイズは含まれない
から、記録モード時にラインノイズキャンセル回路19
を用いる必要はない。さらに、相関検出回路22からは
、輝度信号に垂直方向の相関性がないときこれを表わす
信号が出力されるが、これは再生モード時にくし形フィ
ルタ39を制御するために用いられるものであり、記録
モード時では使用されない。
くし形フィルタ特性を有しており、輝度信号を出力する
が、この輝度信号はスイッチ回路24によって記録信号
としては遮断される。また、ラインノイズ抽出回路19
も抽出動作し、その出力信号が垂直輪郭強調回路20.
<L形フィルタ21から出力される輝度信号と混合回路
23で混合されるが、この混合回路23の出力信号はR
EC側に閉じているスイッチ回路47によって遮断され
て使用されない。記録信号には通常ノイズは含まれない
から、記録モード時にラインノイズキャンセル回路19
を用いる必要はない。さらに、相関検出回路22からは
、輝度信号に垂直方向の相関性がないときこれを表わす
信号が出力されるが、これは再生モード時にくし形フィ
ルタ39を制御するために用いられるものであり、記録
モード時では使用されない。
以上のようにして、輝度信号はオーバーシュート成分(
もしくはプリシュート成分)が付加されて記録される。
もしくはプリシュート成分)が付加されて記録される。
さらに、この記録モード時では、スイッチ回路4を通っ
たクロマ信号は、また、スイッチ回路48を通り、一方
では、混合回路49に供給され、他方では、バッファ増
幅回路53で増幅されて出力端子56から出力される。
たクロマ信号は、また、スイッチ回路48を通り、一方
では、混合回路49に供給され、他方では、バッファ増
幅回路53で増幅されて出力端子56から出力される。
スイッチ回路24から出力される輝度信号は、また、ス
イッチ回路47を通り、一方では、混合回路49に供給
され、スイッチ回路48からのクロマ信号と混合されて
カラー映像信号が生成され、他方では、バッファ増幅器
51で増幅されて出力端子54がら出力される。混合回
路49で生成されたカラー映像信号は、スイッチ回路5
0を通り、バッファ増幅回路52で増幅されて出力端子
55から出力される。出力端子54から出力される輝度
信号と出力端子56から出力されるクロマ信号、もしく
は出力端子55から出力されるカラー映像信号はモニタ
などに供される。
イッチ回路47を通り、一方では、混合回路49に供給
され、スイッチ回路48からのクロマ信号と混合されて
カラー映像信号が生成され、他方では、バッファ増幅器
51で増幅されて出力端子54がら出力される。混合回
路49で生成されたカラー映像信号は、スイッチ回路5
0を通り、バッファ増幅回路52で増幅されて出力端子
55から出力される。出力端子54から出力される輝度
信号と出力端子56から出力されるクロマ信号、もしく
は出力端子55から出力されるカラー映像信号はモニタ
などに供される。
次に、入力端子3からカラー映像信号が入力される場合
について説明する。この場合には、スイッチ回路4,1
1.24がB側に、スイッチ回路50がC側に夫々閉じ
、残りのスイッチ回路14゜15.17,18,47.
48は上記の状態に保たれる。
について説明する。この場合には、スイッチ回路4,1
1.24がB側に、スイッチ回路50がC側に夫々閉じ
、残りのスイッチ回路14゜15.17,18,47.
48は上記の状態に保たれる。
入力端子3から入力されたカラー映像信号はBPF5に
供給され、クロマ信号の含む帯域の成分が抽出される。
供給され、クロマ信号の含む帯域の成分が抽出される。
この成分は、ACC回路6でバースト信号のレベルが規
定レベルとなるようにレベル制御された後、クロマ信号
のみを通過させるくし形フィルタ特性を有するくし形フ
ィルタフに供給されてクロマ信号のみが抽出される。こ
のクロマ信号はスイッチ回路4を通り、上記と同様に、
クロマ処理回路89周波数変換回路9.LPFIOで処
理されて低域変換クロマ信号が生成される。
定レベルとなるようにレベル制御された後、クロマ信号
のみを通過させるくし形フィルタ特性を有するくし形フ
ィルタフに供給されてクロマ信号のみが抽出される。こ
のクロマ信号はスイッチ回路4を通り、上記と同様に、
クロマ処理回路89周波数変換回路9.LPFIOで処
理されて低域変換クロマ信号が生成される。
また、入力端子3から入力されたカラー映像信号は、上
記と同様に、スイッチ回路11.AGC回路12.スイ
ッチ回路14.15を通り、一方では、スイッチ回路1
7を通ってラインノイズ抽出回路19.垂直輪郭強調回
路20.<L形フィルタ21および相関検出回路22に
供給され、他方では、IH遅延回路16で遅延され、ス
イッチ回路18を介してこれら回路19〜22に供給さ
れる。
記と同様に、スイッチ回路11.AGC回路12.スイ
ッチ回路14.15を通り、一方では、スイッチ回路1
7を通ってラインノイズ抽出回路19.垂直輪郭強調回
路20.<L形フィルタ21および相関検出回路22に
供給され、他方では、IH遅延回路16で遅延され、ス
イッチ回路18を介してこれら回路19〜22に供給さ
れる。
くし形フィルタ21は供給された2つのカラー映像信号
を処理してベースバンドの輝度信号のみを抽出する。こ
の輝度信号の周波数スペクトルは、カラー映像信号から
クロマ信号の周波数スペクトル成分が除かれたものであ
り、クロマ信号と等しい周波数帯域の成分も含まれてい
る。この輝度信号は、スイッチ回路24を通り、LPF
25.プリエンファシス回路26.FM変調回路27.
HPF28で処理されてFM輝度信号が生成される。
を処理してベースバンドの輝度信号のみを抽出する。こ
の輝度信号の周波数スペクトルは、カラー映像信号から
クロマ信号の周波数スペクトル成分が除かれたものであ
り、クロマ信号と等しい周波数帯域の成分も含まれてい
る。この輝度信号は、スイッチ回路24を通り、LPF
25.プリエンファシス回路26.FM変調回路27.
HPF28で処理されてFM輝度信号が生成される。
このFM輝度信号とLPFIOから出力される低域変換
クロマ信号とは混合回路29で混合され、上記と同様に
磁気テープ32に記録される。
クロマ信号とは混合回路29で混合され、上記と同様に
磁気テープ32に記録される。
このように、カラー映像信号が供給されたときには、ビ
デオカメラの出力信号が供給された場合と異なり、くし
形フィルタ21から出力される輝度信号が記録されるこ
とになる。この場合の混合回路23や相関検出回路22
の出力信号が使用されないことは、ビデオカメラの出力
信号が供給された場合と同様である。
デオカメラの出力信号が供給された場合と異なり、くし
形フィルタ21から出力される輝度信号が記録されるこ
とになる。この場合の混合回路23や相関検出回路22
の出力信号が使用されないことは、ビデオカメラの出力
信号が供給された場合と同様である。
一方、AGC回路12から出力されるカラー映像信号は
、スイッチ回路50を通り、バッファ増幅回路52で増
幅されて出力端子55から出力される。また、ビデオカ
メラの出力信号が供給された場合と同様に、出力端子5
4から輝度信号が、出力端子56からクロマ信号が夫々
出力される。
、スイッチ回路50を通り、バッファ増幅回路52で増
幅されて出力端子55から出力される。また、ビデオカ
メラの出力信号が供給された場合と同様に、出力端子5
4から輝度信号が、出力端子56からクロマ信号が夫々
出力される。
以上、信号の記録について説明したが、次に、磁気テー
プ32からの信号再生について説明する。
プ32からの信号再生について説明する。
なお、再生モードでは、スイッチ回路14.17゜18
.47.48はPB側に閉じ、スイッチ回路50はD側
に閉じる。スイッチ回路4,11.24は再生には関係
なく、A、Bいずれ側に閉じていてもよい。
.47.48はPB側に閉じ、スイッチ回路50はD側
に閉じる。スイッチ回路4,11.24は再生には関係
なく、A、Bいずれ側に閉じていてもよい。
磁気テープ32からの信号再生はビデオヘッド33によ
って行なわれるが、記録、通常再生用ビデオヘッドのほ
かに特殊再生用のビデオヘッドが別個に設けられる場合
もあるから、このビデオヘッド33はビデオヘッド31
と同一であっても、異なってもよい。ビデオヘッド33
で再生されたFM輝度信号と低域変換クロマ信号との混
合信号は、再生増幅回路34で増幅された後、LPF3
5に供給されて低域変換クロマ信号が、また、HPF4
1に供給されてFM輝度信号が夫々抽出される。
って行なわれるが、記録、通常再生用ビデオヘッドのほ
かに特殊再生用のビデオヘッドが別個に設けられる場合
もあるから、このビデオヘッド33はビデオヘッド31
と同一であっても、異なってもよい。ビデオヘッド33
で再生されたFM輝度信号と低域変換クロマ信号との混
合信号は、再生増幅回路34で増幅された後、LPF3
5に供給されて低域変換クロマ信号が、また、HPF4
1に供給されてFM輝度信号が夫々抽出される。
LPF35から出力される低域変換クロマ信号は、AC
C回路36でバースト信号が規定レベルとなるようにレ
ベル制御された後、周波数変換器38に供給されて元の
帯域のクロマ信号となる。
C回路36でバースト信号が規定レベルとなるようにレ
ベル制御された後、周波数変換器38に供給されて元の
帯域のクロマ信号となる。
このクロマ信号は、BPF3Bで不要成分が除かれた後
、クロマ信号のみを通過させるくし形フィルタ特性を有
するくし形フィルタ39でビデオヘッド33による再生
に際しての隣接トラックからのクロストーク成分が除去
され、さらに、クロマ処理回路40でバーストデイエン
ファシス、クロ1マデイエンフアシスなどの処理がなさ
れる。クロマ処理回路40から出力されるクロマ信号は
、スイッチ回路48を通り、一方では、混合回路49に
供給され、他方では、バッファ増幅器53で増幅されて
出力端子56から出力される。
、クロマ信号のみを通過させるくし形フィルタ特性を有
するくし形フィルタ39でビデオヘッド33による再生
に際しての隣接トラックからのクロストーク成分が除去
され、さらに、クロマ処理回路40でバーストデイエン
ファシス、クロ1マデイエンフアシスなどの処理がなさ
れる。クロマ処理回路40から出力されるクロマ信号は
、スイッチ回路48を通り、一方では、混合回路49に
供給され、他方では、バッファ増幅器53で増幅されて
出力端子56から出力される。
一方、HPF41から出力されるFM輝度信号は、ドロ
ップアウト検出回路42とFM復調回路43とに供給さ
れる。ドロップアウト検出回路42はFMt1度信号の
振幅低下からドロップアウトを検出する。FM復調回路
43では、FM輝度信号が復調されてベースバンドの輝
度信号が出力される。この輝度信号は、LPF44で不
要成分が除去された後、デイエンファシス回路45でデ
イエンファシス処理され、さらにノイズキャンセル回路
46で輝度信号帯域内のノイズ成分の低減処理がなされ
る。
ップアウト検出回路42とFM復調回路43とに供給さ
れる。ドロップアウト検出回路42はFMt1度信号の
振幅低下からドロップアウトを検出する。FM復調回路
43では、FM輝度信号が復調されてベースバンドの輝
度信号が出力される。この輝度信号は、LPF44で不
要成分が除去された後、デイエンファシス回路45でデ
イエンファシス処理され、さらにノイズキャンセル回路
46で輝度信号帯域内のノイズ成分の低減処理がなされ
る。
このように処理された輝度信号は、スイッチ回路14を
通り、さらに、ドロップアウト検出回路42の検出出力
信号に゛よって制御されるスイッチ回路15がN側に閉
じているとき、このスイッチ回路15を通り、さらに、
一方では、スイッチ回路18を通ってラインノイズ抽出
回路19.垂直輪郭強調回路20.<L形フィルタ特性
および相量検出回路22に供給され、他方では、IH遅
延回路16で遅延され、スイッチ回路17を通ってこれ
ら回路19〜22に供給される。
通り、さらに、ドロップアウト検出回路42の検出出力
信号に゛よって制御されるスイッチ回路15がN側に閉
じているとき、このスイッチ回路15を通り、さらに、
一方では、スイッチ回路18を通ってラインノイズ抽出
回路19.垂直輪郭強調回路20.<L形フィルタ特性
および相量検出回路22に供給され、他方では、IH遅
延回路16で遅延され、スイッチ回路17を通ってこれ
ら回路19〜22に供給される。
ラインノイズ抽出回路19では、供給されたこれら輝度
信号から輝度信号帯域内のライン相関性がないラインノ
イズが抽出される。垂直輪郭強調回路20では、記録モ
ード時とは異なり、プリシュート成分(もしくはオーバ
ーシュート成分)カ生成されて出力される。すなわち、
この垂直輪郭強調回路20は、記i、エモード時オーバ
ーシュート成分が付加された輝度信号を出力すれば、再
生モード時にはプリシュート成分を出し、逆に、記録モ
ード時プリシュート成分が付加された輝度信号を出力す
れば、再生モード時にはオーバーシュート成分を出力す
る。くし形フィルタ21は、上記のように、高域成分も
含む広帯域の輝度信号を出力する。相関検出回路22は
、輝度信号の垂直方向の相関性を検出し、この相関性が
ないときに検出信号を出力する。
信号から輝度信号帯域内のライン相関性がないラインノ
イズが抽出される。垂直輪郭強調回路20では、記録モ
ード時とは異なり、プリシュート成分(もしくはオーバ
ーシュート成分)カ生成されて出力される。すなわち、
この垂直輪郭強調回路20は、記i、エモード時オーバ
ーシュート成分が付加された輝度信号を出力すれば、再
生モード時にはプリシュート成分を出し、逆に、記録モ
ード時プリシュート成分が付加された輝度信号を出力す
れば、再生モード時にはオーバーシュート成分を出力す
る。くし形フィルタ21は、上記のように、高域成分も
含む広帯域の輝度信号を出力する。相関検出回路22は
、輝度信号の垂直方向の相関性を検出し、この相関性が
ないときに検出信号を出力する。
混合回路23では、くし形フィルタ21の出力輝度信号
に所定の極性でラインノイズ抽出回路19から出力され
るラインノイズと垂直輪郭強調回路20から出力される
プリシュート成分(もしくはオーバーシュート成分)と
が混合され、ラインノイズが除去され、垂直方向の輪郭
部が強調された輝度信号が得られる。この輝度信号は、
スイッチ回路47を通り、バッファ増幅器51で増幅さ
れて出力端子54から出力されるとともに、混合回路4
9でクロマ信号とインターリーブ混合されてカラー映像
信号となり、スイッチ回路50を通り、バッファ増幅回
路52で増幅されて出力端子55から出力される。出力
端子54から出力される輝度信号と出力端子56から出
力されるクロマ信号、もしくは出力端子55から出力さ
れるカラー映像信号はモニタなどに供される。
に所定の極性でラインノイズ抽出回路19から出力され
るラインノイズと垂直輪郭強調回路20から出力される
プリシュート成分(もしくはオーバーシュート成分)と
が混合され、ラインノイズが除去され、垂直方向の輪郭
部が強調された輝度信号が得られる。この輝度信号は、
スイッチ回路47を通り、バッファ増幅器51で増幅さ
れて出力端子54から出力されるとともに、混合回路4
9でクロマ信号とインターリーブ混合されてカラー映像
信号となり、スイッチ回路50を通り、バッファ増幅回
路52で増幅されて出力端子55から出力される。出力
端子54から出力される輝度信号と出力端子56から出
力されるクロマ信号、もしくは出力端子55から出力さ
れるカラー映像信号はモニタなどに供される。
ドロップアウト検出回路42でドロップアウトが検出さ
れると、スイッチ回路15はDO側に切換わり、I H
遅延回路16で遅延された輝度信号がスイッチ回路15
.18を通り、ラインノイズ抽出回路19.垂直輪郭強
調回路20.<L形フィルタ21.相関検出回路22に
供給される。これにより、輝度信号のドロップアウトが
補償される。また、垂直方向の輪郭部では、IH前後の
クロマ信号が大きく異なり、この部分では、くし形フィ
ルタ39の作用によって再生画面に色にじみが生ずる。
れると、スイッチ回路15はDO側に切換わり、I H
遅延回路16で遅延された輝度信号がスイッチ回路15
.18を通り、ラインノイズ抽出回路19.垂直輪郭強
調回路20.<L形フィルタ21.相関検出回路22に
供給される。これにより、輝度信号のドロップアウトが
補償される。また、垂直方向の輪郭部では、IH前後の
クロマ信号が大きく異なり、この部分では、くし形フィ
ルタ39の作用によって再生画面に色にじみが生ずる。
これを防止するために、相関検出回路22で垂直相関性
がないとか検出されると、くし形フィルタ39はその特
性が変化され、BPF38の出力クロマ信号を単に通過
させる。
がないとか検出されると、くし形フィルタ39はその特
性が変化され、BPF38の出力クロマ信号を単に通過
させる。
なお、再生モード時には、垂直輪郭強調回路20から出
力されるプリシュート成分(もしくはオーバーシュート
成分)、またはくし形フィルタ21から出力される輝度
信号がスイッチ回路24を通り、スイッチ回路47のR
2O側やLPF25以降の処理回路に供給されるが、ス
イッチ回路47はPB側に閉じており、また、ビデオヘ
ッド31は図示しないスイッチ回路によって記録増幅回
路30から切りはなされるから、問題は生じない。
力されるプリシュート成分(もしくはオーバーシュート
成分)、またはくし形フィルタ21から出力される輝度
信号がスイッチ回路24を通り、スイッチ回路47のR
2O側やLPF25以降の処理回路に供給されるが、ス
イッチ回路47はPB側に閉じており、また、ビデオヘ
ッド31は図示しないスイッチ回路によって記録増幅回
路30から切りはなされるから、問題は生じない。
以上のように、この実施例によると、1個のIH遅延回
路16を用いて輝度信号にオーバーシュート成分やプリ
シュート成分を付加することができ、従来技術に比べて
輝度信号の垂直輪郭強調のためのIH遅延回路の数を削
減できる。NTSC方式などのカラー映像信号を記録、
再生する場合には、再生時のみオーバーシュート成分も
しくはプリシュート成分が付加されるが、これでも垂直
輪郭が強調されて再生画像の鮮鋭度が向上するが、ビデ
オカメラの出力信号の記録、再生の場合には、記録モー
ド時オーバーシュート成分、プリシュート成分のいずれ
か一方が付加され、再生モード時他方が付加されるから
、再生された輝度信号にはオーバーシュート成分とプリ
シュート成分とが付加されることになり、鮮鋭度がさら
に向上することになる。
路16を用いて輝度信号にオーバーシュート成分やプリ
シュート成分を付加することができ、従来技術に比べて
輝度信号の垂直輪郭強調のためのIH遅延回路の数を削
減できる。NTSC方式などのカラー映像信号を記録、
再生する場合には、再生時のみオーバーシュート成分も
しくはプリシュート成分が付加されるが、これでも垂直
輪郭が強調されて再生画像の鮮鋭度が向上するが、ビデ
オカメラの出力信号の記録、再生の場合には、記録モー
ド時オーバーシュート成分、プリシュート成分のいずれ
か一方が付加され、再生モード時他方が付加されるから
、再生された輝度信号にはオーバーシュート成分とプリ
シュート成分とが付加されることになり、鮮鋭度がさら
に向上することになる。
また、lH遅延回路16はドロップアウト補償回路、ラ
インノイズ抽出回路19.<L形フィルタ21.相関検
出回路22にも兼用され、従来これら回路の夫々につい
てIH遅延回路が用いられていたことからすると、この
実施例に用いられるI H遅延回路の数は大幅に削減さ
れたことになる。
インノイズ抽出回路19.<L形フィルタ21.相関検
出回路22にも兼用され、従来これら回路の夫々につい
てIH遅延回路が用いられていたことからすると、この
実施例に用いられるI H遅延回路の数は大幅に削減さ
れたことになる。
第2図は第1図における垂直輪郭強調回路20の一具体
例を示すブロック図であって、71.72は入力端子、
73は減算回路、74は加算回路、75はレベル調整回
路、76はLPF、77はスイッチ回路、78は出力端
子である。
例を示すブロック図であって、71.72は入力端子、
73は減算回路、74は加算回路、75はレベル調整回
路、76はLPF、77はスイッチ回路、78は出力端
子である。
同図において、スイッチ回路77は、記録モード時RE
C側に閉じ、再生モード時PB側に閉じる。また、記録
モード時には、入力端子71にスイッチ回路14,15
.17 (第1図)を通ったビデオカメラからの輝度信
号が、入力端子72はこれがI I(遅延回路16(第
1図)で遅延された輝度信号が夫々入力される。カラー
映像信号が人力される場合もあるが、第1図で説明した
ように、この場合には、垂直輪郭強調信号20の出力信
号は使用されないので、説明しない。再生モード時には
、入力端子72に再生された輝度信号が入力され、入力
端子71にこれがIH遅延回路16で遅延された輝度信
号が入力される。
C側に閉じ、再生モード時PB側に閉じる。また、記録
モード時には、入力端子71にスイッチ回路14,15
.17 (第1図)を通ったビデオカメラからの輝度信
号が、入力端子72はこれがI I(遅延回路16(第
1図)で遅延された輝度信号が夫々入力される。カラー
映像信号が人力される場合もあるが、第1図で説明した
ように、この場合には、垂直輪郭強調信号20の出力信
号は使用されないので、説明しない。再生モード時には
、入力端子72に再生された輝度信号が入力され、入力
端子71にこれがIH遅延回路16で遅延された輝度信
号が入力される。
次に、この具体例の記録モード時の動作を第3図(a)
によって説明する。なお、第3図(a)において、第2
図に対応する信号には同一符号をつけている。
によって説明する。なお、第3図(a)において、第2
図に対応する信号には同一符号をつけている。
入力端子71.72に入力された輝度信号A。
Bは減算回路73に供給され、(A−B)の減算処理が
なされる。減算回路73から出力される差信号はレベル
調整回路75でレベルかに1倍されて適切なレベルに調
整され、LPF76で不要成分が除去される。入力端子
71.72に上記のような輝度信号A、Bが人力された
場合、LPF76の出力信号Cはオーバーシュート成分
となる。このオーバーシュート成分Cは、加算回路74
において、入力端子71に入力された輝度信号へに付加
される。加算回路74から出力される輝度信号りはスイ
ッチ回路77を通り、出力端子78からスイッチ回路2
4 (第1図)のA側に供給される。
なされる。減算回路73から出力される差信号はレベル
調整回路75でレベルかに1倍されて適切なレベルに調
整され、LPF76で不要成分が除去される。入力端子
71.72に上記のような輝度信号A、Bが人力された
場合、LPF76の出力信号Cはオーバーシュート成分
となる。このオーバーシュート成分Cは、加算回路74
において、入力端子71に入力された輝度信号へに付加
される。加算回路74から出力される輝度信号りはスイ
ッチ回路77を通り、出力端子78からスイッチ回路2
4 (第1図)のA側に供給される。
再生モード時には、スイッチ回路77はPB側に閉じ、
同様に動作するが、入力端子72に再生された輝度信号
Bが、入力端子71にこれをIH遅延した輝度信号Aが
夫々人力されるから、第3図tb>に示すように、振幅
が大きい負、正のプリシュート成分Cが生ずる。なお、
このプリシュート成分に含まれる振幅が小さい正、負の
信号P、、P2は、輝度信号A、 Bにオーバーシュー
ト成分が付加されていることによるものであり、NTS
C方式のようなカラー映像信号を記録する場合には、輝
度信号にオーバーシュート成分が付加されないから、再
生時第3図(′b)におけるプリシュート成分Cに信号
P1.Pgは生じない。また、信号P、、P2を含むプ
リシュート成分Cを再生輝度信号に付加した場合には、
これら信号P + 、P zはオーバーシュート信号と
してさらにこの再生輝度信号に付加される。
同様に動作するが、入力端子72に再生された輝度信号
Bが、入力端子71にこれをIH遅延した輝度信号Aが
夫々人力されるから、第3図tb>に示すように、振幅
が大きい負、正のプリシュート成分Cが生ずる。なお、
このプリシュート成分に含まれる振幅が小さい正、負の
信号P、、P2は、輝度信号A、 Bにオーバーシュー
ト成分が付加されていることによるものであり、NTS
C方式のようなカラー映像信号を記録する場合には、輝
度信号にオーバーシュート成分が付加されないから、再
生時第3図(′b)におけるプリシュート成分Cに信号
P1.Pgは生じない。また、信号P、、P2を含むプ
リシュート成分Cを再生輝度信号に付加した場合には、
これら信号P + 、P zはオーバーシュート信号と
してさらにこの再生輝度信号に付加される。
なお、以上の説明から明らかであるが、記録モード時、
入力端子72に入力輝度信号を、入力端子71にこれを
IH遅延した輝度信号を夫々入力することにより、出力
端子78には、プリシュート成分が付加された輝度信号
が待られる。この場合には、再生モード時、入力端子7
1に再生輝度信号を、入力端子72にこれをIH遅延し
た輝度信号を夫々入力するようにして、出力端子78に
オーバーシュート成分が得られるようにする。
入力端子72に入力輝度信号を、入力端子71にこれを
IH遅延した輝度信号を夫々入力することにより、出力
端子78には、プリシュート成分が付加された輝度信号
が待られる。この場合には、再生モード時、入力端子7
1に再生輝度信号を、入力端子72にこれをIH遅延し
た輝度信号を夫々入力するようにして、出力端子78に
オーバーシュート成分が得られるようにする。
また、レベル調整回路75の係数klを可変とすること
により、オーバーシュート成分、プリシュート成分のレ
ベルを任意に設定できる。
により、オーバーシュート成分、プリシュート成分のレ
ベルを任意に設定できる。
第4図は第1図におけるくし形フィルタ21の一興体例
を示すブロック図であって、61.62は入力端子、6
3は加算回路、64は減算回路、65は位相等化回路、
66はLPF、67は加算回路、68は出力端子である
。
を示すブロック図であって、61.62は入力端子、6
3は加算回路、64は減算回路、65は位相等化回路、
66はLPF、67は加算回路、68は出力端子である
。
第5図は第4図の各部の信号を示すものであって、第4
図に対応する信号には同一符号をつけている。
図に対応する信号には同一符号をつけている。
第4図および第5図において、記録モード時には、入力
端子61にカラー映像信号Aが、入力端子62にごれを
IH遅延回路16(第1図)で遅延したカラー映像信号
Bが夫々入力される。これらカラー映像信号A、Bは増
幅度が略〃の加算回路63で加算、増幅され、カラー映
像信号における輝度信号の周波数スペクトル成分の間の
成分が除去される。これにより、カラー映像信号中のク
ロマ信号が除かれるが、輝度信号の低域での各周波数ス
ペクトル成分の一部も除かれる。加算回路63で抽出さ
れた輝度信号Cは位相等化回路65を介して加算回路6
7に供給される。
端子61にカラー映像信号Aが、入力端子62にごれを
IH遅延回路16(第1図)で遅延したカラー映像信号
Bが夫々入力される。これらカラー映像信号A、Bは増
幅度が略〃の加算回路63で加算、増幅され、カラー映
像信号における輝度信号の周波数スペクトル成分の間の
成分が除去される。これにより、カラー映像信号中のク
ロマ信号が除かれるが、輝度信号の低域での各周波数ス
ペクトル成分の一部も除かれる。加算回路63で抽出さ
れた輝度信号Cは位相等化回路65を介して加算回路6
7に供給される。
一方、これらカラー映像信号A、Bは増幅度が略2の減
算回路64で減算、増幅処理され、加算回路63から出
力される輝度信号とは相補的な周波数スペクトルを有す
る差信号りが得られる。したがって、この差信号は、加
算回路63で失われた輝度信号の低域成分とクロマ信号
となり、LPF66でこの低域成分Eのみが抽出される
。この低域成分Eは位相等化回路65からの輝度信号C
と加算され、出力端子68から第1図のスイッチ回路2
4のB側に供給される。
算回路64で減算、増幅処理され、加算回路63から出
力される輝度信号とは相補的な周波数スペクトルを有す
る差信号りが得られる。したがって、この差信号は、加
算回路63で失われた輝度信号の低域成分とクロマ信号
となり、LPF66でこの低域成分Eのみが抽出される
。この低域成分Eは位相等化回路65からの輝度信号C
と加算され、出力端子68から第1図のスイッチ回路2
4のB側に供給される。
このようにして、出力端子68に得られる輝度信号Fは
、供給されたカラー映像信号Aからクロマ信号のみが除
かれたものとなり、低域成分をほぼ完全に含んだものと
なる。すなわち、このくし形フィルタ21は、輝度信号
の低域がそのまま通過し、高域では、クロマ信号の各周
波数スペクトル成分のみを阻止するくし形フィルタ特性
をもっことになる。この特性を第6図に示す。
、供給されたカラー映像信号Aからクロマ信号のみが除
かれたものとなり、低域成分をほぼ完全に含んだものと
なる。すなわち、このくし形フィルタ21は、輝度信号
の低域がそのまま通過し、高域では、クロマ信号の各周
波数スペクトル成分のみを阻止するくし形フィルタ特性
をもっことになる。この特性を第6図に示す。
また、第5図では、Yが輝度信号のレベルを表わし、斜
線でハツチングしてクロマ信号を表わしているが、入力
されるカラー映像信号Aの輝度信号がレベル零からレベ
ルYに変化したとき、加算回路63の増幅度が略%であ
る(これは、出力輝度信号Cがカラー映像信号A中の輝
度信号と同じレベルにするため)から、この加算回路6
3から出力される輝度信号Cのレベルは、零から一度2
YとなってYとなる。このために、輝度信号Cによる垂
直方向の輪郭部は鮮鋭度が失われる。しかしながら、減
算回路64の差信号りにはこれを補うY/2のレベルの
輝度信号が含まれており、加算回路67でこれが輝度信
号Cに加算されることにより、鮮鋭度が失われるのを防
止される。
線でハツチングしてクロマ信号を表わしているが、入力
されるカラー映像信号Aの輝度信号がレベル零からレベ
ルYに変化したとき、加算回路63の増幅度が略%であ
る(これは、出力輝度信号Cがカラー映像信号A中の輝
度信号と同じレベルにするため)から、この加算回路6
3から出力される輝度信号Cのレベルは、零から一度2
YとなってYとなる。このために、輝度信号Cによる垂
直方向の輪郭部は鮮鋭度が失われる。しかしながら、減
算回路64の差信号りにはこれを補うY/2のレベルの
輝度信号が含まれており、加算回路67でこれが輝度信
号Cに加算されることにより、鮮鋭度が失われるのを防
止される。
次に、第7図および゛第8図により、第1図におけるラ
インノイズ抽出回路19.垂直輪郭強調回路20.<L
形フィルタ特性の再生モード時の動作を説明する。なお
、第7図において、81.82は入力端子、83はリミ
ッタ増幅回路、84はレベル調整回路、85は出力端子
であり、第1図。
インノイズ抽出回路19.垂直輪郭強調回路20.<L
形フィルタ特性の再生モード時の動作を説明する。なお
、第7図において、81.82は入力端子、83はリミ
ッタ増幅回路、84はレベル調整回路、85は出力端子
であり、第1図。
第2図および第4図に対応する部分には同一符号をつけ
ている。また、第8図は第7図における各部の信号を示
し、第7図に対応する信号には同一符号をつけている。
ている。また、第8図は第7図における各部の信号を示
し、第7図に対応する信号には同一符号をつけている。
入力端子82には、ラインノイズ成分が含まれる再生輝
度信号Bが入力され、入力端子81には、これをIH遅
延回路16 (第1図)で遅延した輝度信号Aが入力さ
れる。
度信号Bが入力され、入力端子81には、これをIH遅
延回路16 (第1図)で遅延した輝度信号Aが入力さ
れる。
これら輝度信号A、Bはラインノイズ抽出回路19のリ
ミッタ増幅回路83に供給され、減算処理とリミッタ作
用により、ライン相関性のない小振幅の成分、すなわち
ラインノイズ成分が分離される。このラインノイズ成分
はレベル調整回路84でに2倍の最適レベルに調整され
る。
ミッタ増幅回路83に供給され、減算処理とリミッタ作
用により、ライン相関性のない小振幅の成分、すなわち
ラインノイズ成分が分離される。このラインノイズ成分
はレベル調整回路84でに2倍の最適レベルに調整され
る。
一方、垂直輪郭強調回路20では、第2図および第3図
(b)で説明したようにして、輝度信号A。
(b)で説明したようにして、輝度信号A。
Bからプリシュート成分りが生成され、スイッチ回路7
7を介して出力される。また、くし形フィルタ21から
は、第4図で説明したように、輝度信号が出力される。
7を介して出力される。また、くし形フィルタ21から
は、第4図で説明したように、輝度信号が出力される。
なお、くし形フィルタ21では、減算回路64は、輝度
信号A、Bに対して、記録モード時とは逆のIH遅延さ
れた輝度信号Aから遅延されない輝度信号Bを減算する
処理を行ない、これによる差信号の輝度成分と加算回路
63からの輝度信号Eとが加算回路67で加算される。
信号A、Bに対して、記録モード時とは逆のIH遅延さ
れた輝度信号Aから遅延されない輝度信号Bを減算する
処理を行ない、これによる差信号の輝度成分と加算回路
63からの輝度信号Eとが加算回路67で加算される。
これによると、くし形フィルタ21の出力輝度信号Gは
再生輝度信号BよりもIH遅れる。また、垂直輪郭強調
回路20から出力されるプリシュート成分りは、第8図
のタイミング関係から明らかなように、IH遅延された
輝度信号の垂直方向輪郭部をなす2つの隣り合う水平走
査期間の先行する水平走査期間とタイミングが一致する
。
再生輝度信号BよりもIH遅れる。また、垂直輪郭強調
回路20から出力されるプリシュート成分りは、第8図
のタイミング関係から明らかなように、IH遅延された
輝度信号の垂直方向輪郭部をなす2つの隣り合う水平走
査期間の先行する水平走査期間とタイミングが一致する
。
混合回路23では、くし形フィルタ21の出力輝度信号
Gに垂直輪郭強調回路20から出力されるプリシュート
成分りが加算され、ラインノイズ抽出回路19から出力
されるラインノイズ成分Cが減算される。輝度信号Gと
プリシュート成分りとが上記のタイミング関係にあるか
ら、混合回路23の出力輝度信号Hにはプリシュート成
分りが正しく付加され、また、輝度信号Gに含まれるラ
インノイズ成分はラインノイズ抽出回路19からのライ
ンノイズ成分Cによって相殺される。
Gに垂直輪郭強調回路20から出力されるプリシュート
成分りが加算され、ラインノイズ抽出回路19から出力
されるラインノイズ成分Cが減算される。輝度信号Gと
プリシュート成分りとが上記のタイミング関係にあるか
ら、混合回路23の出力輝度信号Hにはプリシュート成
分りが正しく付加され、また、輝度信号Gに含まれるラ
インノイズ成分はラインノイズ抽出回路19からのライ
ンノイズ成分Cによって相殺される。
なお、プリシュート成分りにもラインノイズ成分が当然
台まれるが、これはプリシュート成分りよりも充分に低
レベルであり、かつ、レベル調整回路75によってプリ
シュート成分りのレベルが最適となるように、レベル調
整回路75によって減算回路73の差信号が減衰される
から、プリシュート成分りに含まれるラインノイズ成分
のレベルは充分小さい。また、このラインノイズ成分は
、ラインノイズ抽出回路19のレベル調整回路84によ
って、ラインノイズ成分Cのレベルを適宜設定すること
により、混合回路23でさらに充分減衰され得る。
台まれるが、これはプリシュート成分りよりも充分に低
レベルであり、かつ、レベル調整回路75によってプリ
シュート成分りのレベルが最適となるように、レベル調
整回路75によって減算回路73の差信号が減衰される
から、プリシュート成分りに含まれるラインノイズ成分
のレベルは充分小さい。また、このラインノイズ成分は
、ラインノイズ抽出回路19のレベル調整回路84によ
って、ラインノイズ成分Cのレベルを適宜設定すること
により、混合回路23でさらに充分減衰され得る。
第9図は本発明による映像信号記録再生装置の他の実施
例を示すブロック図であって、第1図に対応する部分に
は同一符号をつけている。
例を示すブロック図であって、第1図に対応する部分に
は同一符号をつけている。
第2図で説明したように、垂直輪郭強調回路20では、
オーバーシュート成分(もしくはプリシュート成分)が
形成され、これが輝度信号に付加されるものであった。
オーバーシュート成分(もしくはプリシュート成分)が
形成され、これが輝度信号に付加されるものであった。
第9図に示すこの実施例では、このオーバーシュート成
分(もしくはプリシュート成分)を、記録モード時でも
、くし形フィルタ21に供給し、ここで抽出される輝度
信号に付加するものである。くし形フィルタ21の出力
輝度信号はスイッチ回路24のB側と混合回路23とに
供給される。他の部分の構成、動作は第1図に示した実
施例と同様である。
分(もしくはプリシュート成分)を、記録モード時でも
、くし形フィルタ21に供給し、ここで抽出される輝度
信号に付加するものである。くし形フィルタ21の出力
輝度信号はスイッチ回路24のB側と混合回路23とに
供給される。他の部分の構成、動作は第1図に示した実
施例と同様である。
これによると、NTSC方式などのカラー映像信号を記
録する場合も、くし形フィルタ21でオーバーシュート
成分(もしくはプリシュート成分)が付加された輝度信
号が得られて磁気テープ32に記録される。再生モード
時では、(し形フィルタ21で必ず再生輝度信号にプリ
シュート成分(もしくはオーバーシュート成分)が付加
されるから、カラー映像信号の記録、再生に際しては、
再生モード時にのみ輝度信号にプリシュート成分(もし
くはオーバーシュート成分)しか付加されない第1図に
示した実施例に対し、第9図の実施例では、ビデオカメ
ラの出力信号、NTSC方式などのカラー映像信号のい
ずれの記録、再生に際しても、オーバーシュート成分と
プリシュート成分とが付加されることになる。
録する場合も、くし形フィルタ21でオーバーシュート
成分(もしくはプリシュート成分)が付加された輝度信
号が得られて磁気テープ32に記録される。再生モード
時では、(し形フィルタ21で必ず再生輝度信号にプリ
シュート成分(もしくはオーバーシュート成分)が付加
されるから、カラー映像信号の記録、再生に際しては、
再生モード時にのみ輝度信号にプリシュート成分(もし
くはオーバーシュート成分)しか付加されない第1図に
示した実施例に対し、第9図の実施例では、ビデオカメ
ラの出力信号、NTSC方式などのカラー映像信号のい
ずれの記録、再生に際しても、オーバーシュート成分と
プリシュート成分とが付加されることになる。
第10図は第9図におけるラインノイズ抽出回路、垂直
輪郭強調回路20、くし形フィルタ21の一興体例を示
すブロック図であって、91は加算回路であり、第7図
、第9図に対応する部分には同一符号をつけている。
輪郭強調回路20、くし形フィルタ21の一興体例を示
すブロック図であって、91は加算回路であり、第7図
、第9図に対応する部分には同一符号をつけている。
同図において、ビデオカメラの出力信号を記録するとき
には、この具体例の動作は第1図で説明した実施例と同
様であるので、説明を省略する。
には、この具体例の動作は第1図で説明した実施例と同
様であるので、説明を省略する。
NT’SC方式などカラー映像信号を記録する場合には
、第4図で説明したように、位相等化回路65の出力信
号とLPF66の出力信号とを加算回路91で加算する
ことにより、このカラー映像信号の輝度信号が得られる
。
、第4図で説明したように、位相等化回路65の出力信
号とLPF66の出力信号とを加算回路91で加算する
ことにより、このカラー映像信号の輝度信号が得られる
。
また、垂直輪郭強調回路20においては、減算回路73
で入力端子81からのカラー映像信号と入力端子82か
らのこれをIH遅延したカラー映像信号との減算処理が
なされる。この場合、IH遅延回路16(第9図)とこ
の減算回路73とで輝度信号の周波数スペクトル成分間
の信号成分のみを通過させるくし形フィルタが構成され
、このために、減算回路73の差信号は主としてオーバ
ーシュート成分(もしくはプリシュート成分)とクロマ
信号とからなるが、この差信号は、レベル調整回路75
でレベル調整された後、LPF76に供給されてオーバ
ーシュート成分(もしくはプリシュート成分)が分離さ
れる。くし形フィルタ21の加算回路91では、LPF
76からのオーバーシュート成分(もしくはプリシュー
ト成分)がさらに加算され、これによってオーバーシュ
ート成分(もしくはプリシュート成分)が付加された輝
度信号が得られることになる。この輝度信号がB側に閉
じているスイッチ回路24を介して記録されることにな
る。
で入力端子81からのカラー映像信号と入力端子82か
らのこれをIH遅延したカラー映像信号との減算処理が
なされる。この場合、IH遅延回路16(第9図)とこ
の減算回路73とで輝度信号の周波数スペクトル成分間
の信号成分のみを通過させるくし形フィルタが構成され
、このために、減算回路73の差信号は主としてオーバ
ーシュート成分(もしくはプリシュート成分)とクロマ
信号とからなるが、この差信号は、レベル調整回路75
でレベル調整された後、LPF76に供給されてオーバ
ーシュート成分(もしくはプリシュート成分)が分離さ
れる。くし形フィルタ21の加算回路91では、LPF
76からのオーバーシュート成分(もしくはプリシュー
ト成分)がさらに加算され、これによってオーバーシュ
ート成分(もしくはプリシュート成分)が付加された輝
度信号が得られることになる。この輝度信号がB側に閉
じているスイッチ回路24を介して記録されることにな
る。
再生モードでは、再生輝度信号にプリシュート成分(も
しくはオーバーシュート成分)が加算回路91で加算さ
れるものであり、混合回路23では、(し形フィルタ2
1の出力輝度信号でのラインノイズ成分の除去が行なわ
れる。
しくはオーバーシュート成分)が加算回路91で加算さ
れるものであり、混合回路23では、(し形フィルタ2
1の出力輝度信号でのラインノイズ成分の除去が行なわ
れる。
この実施例によると、NTSC方式などのカラー映像信
号を記録、再生する場合の垂直方向輪郭部の鮮鋭度がさ
らに向上することになる。
号を記録、再生する場合の垂直方向輪郭部の鮮鋭度がさ
らに向上することになる。
第11図は本発明による映像信号記録再生装置のさらに
他の実施例を示すブロック図であって、第9図に対応す
る部分には同一符号をつけている。
他の実施例を示すブロック図であって、第9図に対応す
る部分には同一符号をつけている。
第4図に示したくし形フィルタ21では、減算増幅回路
64の出力信号は、NTSC方式などのカラー映像信号
の記録に際しては、クロマ信号が含まれる。したがって
、この出力信号をクロマ信号帯域の通過特性を有するB
PFに供給することにより、クロマ信号を抽出すること
ができる。
64の出力信号は、NTSC方式などのカラー映像信号
の記録に際しては、クロマ信号が含まれる。したがって
、この出力信号をクロマ信号帯域の通過特性を有するB
PFに供給することにより、クロマ信号を抽出すること
ができる。
第11図においては、入力端子3にカラー映像信号が入
力されたとき、上記のようにして、くし形フィルタ21
からこのカラー映像信号中のクロマ信号が出力されるよ
うにし、このクロマ信号をスイッチ回路4のB側に供給
するようにしている。
力されたとき、上記のようにして、くし形フィルタ21
からこのカラー映像信号中のクロマ信号が出力されるよ
うにし、このクロマ信号をスイッチ回路4のB側に供給
するようにしている。
これにより、第9図におけるBPF5.ACC回路6.
くし形フィルタ7からなるクロマ信号の分離手段を省略
することができ、回路構成がより簡略される。但し、く
し形フィルタ21とスイッチ回路4のB側との間にAC
C回路を設けた方が、より好ましいことはいうまでもな
い。
くし形フィルタ7からなるクロマ信号の分離手段を省略
することができ、回路構成がより簡略される。但し、く
し形フィルタ21とスイッチ回路4のB側との間にAC
C回路を設けた方が、より好ましいことはいうまでもな
い。
なお、第11図の他の部分の構成、動作については、第
9図に示した実施例と同様である。
9図に示した実施例と同様である。
また、第1図においても、第11図と同様に、くし形フ
ィルタ21からカラー映像信号のクロマ信号を出力する
ようにし、これをスイッチ回路4のB側に供給するよう
に構成することもできる。
ィルタ21からカラー映像信号のクロマ信号を出力する
ようにし、これをスイッチ回路4のB側に供給するよう
に構成することもできる。
さらに、上記夫々の実施例では、再生モード時、第7図
、第8図で説明したように、くし形フィルタ21から出
力される輝度信号は磁気テープ32から再生される輝度
信号よりもI H遅れている。
、第8図で説明したように、くし形フィルタ21から出
力される輝度信号は磁気テープ32から再生される輝度
信号よりもI H遅れている。
また、再生クロマ信号はくし形フィルタ39でIH遅延
される。したがって、出力端子54から出力される輝度
信号と出力端子56が出力されるクロマ信号との間や出
力端子55から出力されるカラー映像信号中の輝度信号
とクロマ信号との間に時間的なずれがなく、クロマディ
スプレイスメントも補償される。
される。したがって、出力端子54から出力される輝度
信号と出力端子56が出力されるクロマ信号との間や出
力端子55から出力されるカラー映像信号中の輝度信号
とクロマ信号との間に時間的なずれがなく、クロマディ
スプレイスメントも補償される。
さらにまた、本発明は、磁気テープを記録媒体とする記
録再生装置のみに限定されるものではない。
録再生装置のみに限定されるものではない。
以上説明したように、本発明によれば、IH遅延回路の
数を削減して垂直方向の輪郭強調などの画質向上のため
の処理を行なうことができ、再生画像の鮮鋭度の向上と
小型、軽量、低電力化を同時に実現することができる。
数を削減して垂直方向の輪郭強調などの画質向上のため
の処理を行なうことができ、再生画像の鮮鋭度の向上と
小型、軽量、低電力化を同時に実現することができる。
第1図は本発明による映像信号記録再生装置の一実施例
を示すブロック図、第2図は第1図における垂直輪郭強
調回路の一具体例を示すブロック図、第3図は第2図に
おける各部の信号を示す波形図、第4図は第1図におけ
るくし形フィルタの一興体例を示すブロック図、第5図
は第4図における各部の信号を示す波形図、第6図は第
4図に示したくし形フィルタの特性図、第7図は第1図
におけるラインノイズ抽出回路、垂直輪郭強調回路およ
びくし形フィルタの再生時の動作を説明するための図、
第8図は第7図における各部の信号を示す波形図、第9
図は本発明による映像信号記録再生装置の他の実施例を
示すブロック図、第10図は第9図における垂直輪郭強
調回路およびくし形フィルタの一具体例を示すブロック
図、第11図は本発明による映像信号記録再生装置のさ
らに他の実施例を示すブロック図である。 1−・−クロマ信号の入力端子、2−−−−−−一輝度
信号の入力端子、3−−−−−−−・カラー映像信号の
入力端子、4−−−−−−−スイッチ回路、5−・−・
〜バンドパスフィルタ、?−−−−−−・くし形フィル
タ、9−・−一一一一周波数変換回路、11 、 14
、 15−−−−−−−−スイッチ回路、16−・−
・−IH遅延回路、17,1°8−・−−−−−・スイ
ッチ回路、19−一一一一・・ラインノイズ抽出回路、
20−・−・・−垂直輪郭強調回路、21−−−−−−
−< L形フィルタ、22−−−−−−・相関検出回路
、23−・−・・−混合回路、24−−−−−−・スイ
ッチ回路、27・−・・・FM変調回路、29−−−−
−−一混合回路、31−・−・−・−ビデオヘッド、3
2−・−−−−一磁気テープ、33・−・−ビデオヘッ
ド、35−・−ローパスフィルタ、37−・・・・・−
周波数変換回路、39・−−−−−−< L形フィルタ
、41・・−−一−−バイパスフィルタ、42−・−ド
ロップアウト検出回路、43・−・−・FM復調回路、
47゜48−−−一−・・・・スイッチ回路、54−・
−輝度信号の出力端子、55・−一−−−−カラー映像
信号の出力端子、56・−−−一−−クロマ信号の出力
端子。 代理人 弁理士 武 顕次部(外1名)第2図 (b) ′j44図 第5図 第6図 第7図 第8図 C□ 第10図
を示すブロック図、第2図は第1図における垂直輪郭強
調回路の一具体例を示すブロック図、第3図は第2図に
おける各部の信号を示す波形図、第4図は第1図におけ
るくし形フィルタの一興体例を示すブロック図、第5図
は第4図における各部の信号を示す波形図、第6図は第
4図に示したくし形フィルタの特性図、第7図は第1図
におけるラインノイズ抽出回路、垂直輪郭強調回路およ
びくし形フィルタの再生時の動作を説明するための図、
第8図は第7図における各部の信号を示す波形図、第9
図は本発明による映像信号記録再生装置の他の実施例を
示すブロック図、第10図は第9図における垂直輪郭強
調回路およびくし形フィルタの一具体例を示すブロック
図、第11図は本発明による映像信号記録再生装置のさ
らに他の実施例を示すブロック図である。 1−・−クロマ信号の入力端子、2−−−−−−一輝度
信号の入力端子、3−−−−−−−・カラー映像信号の
入力端子、4−−−−−−−スイッチ回路、5−・−・
〜バンドパスフィルタ、?−−−−−−・くし形フィル
タ、9−・−一一一一周波数変換回路、11 、 14
、 15−−−−−−−−スイッチ回路、16−・−
・−IH遅延回路、17,1°8−・−−−−−・スイ
ッチ回路、19−一一一一・・ラインノイズ抽出回路、
20−・−・・−垂直輪郭強調回路、21−−−−−−
−< L形フィルタ、22−−−−−−・相関検出回路
、23−・−・・−混合回路、24−−−−−−・スイ
ッチ回路、27・−・・・FM変調回路、29−−−−
−−一混合回路、31−・−・−・−ビデオヘッド、3
2−・−−−−一磁気テープ、33・−・−ビデオヘッ
ド、35−・−ローパスフィルタ、37−・・・・・−
周波数変換回路、39・−−−−−−< L形フィルタ
、41・・−−一−−バイパスフィルタ、42−・−ド
ロップアウト検出回路、43・−・−・FM復調回路、
47゜48−−−一−・・・・スイッチ回路、54−・
−輝度信号の出力端子、55・−一−−−−カラー映像
信号の出力端子、56・−−−一−−クロマ信号の出力
端子。 代理人 弁理士 武 顕次部(外1名)第2図 (b) ′j44図 第5図 第6図 第7図 第8図 C□ 第10図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、映像信号の記録再生装置において、記録モード時入
力映像信号を通し再生モード時記録媒体から再生された
輝度信号を通す第1のスイッチ回路と、該第1のスイッ
チ回路の出力信号を1水平走査期間遅延する遅延回路と
、該第1のスイッチ回路と該遅延回路との出力信号を処
理し少なくとも記録モード時には記録のための輝度信号
を、再生モード時には垂直方向の輪郭部が強調された再
生輝度信号を夫々出力する処理手段とを有することを特
徴とする映像信号記録再生装置。 2、請求項1において、前記処理手段は、前記第1のス
イッチ回路と前記遅延回路との出力信号を処理し記録モ
ード時にはオーバーシュート成分(もしくはプリシュー
ト成分)を生成すると共に該オーバーシュート成分(も
しくはプリシュート成分)が付加された輝度信号を生成
し再生モード時プリシュート成分(もしくはオーバーシ
ュート成分)を生成する垂直輪郭強調回路と、前記第1
のスイッチ回路と前記遅延回路との出力信号を処理し輝
度信号を出力するくし形フィルタと、該くし形フィルタ
の出力輝度信号に該垂直輪郭強調回路で生成されたオー
バーシュート成分やプリシュート成分を混合する第1の
混合回路とを含むことを特徴とする映像信号記録再生装
置。 3、請求項2において、前記記録媒体から再生された輝
度信号のドロップアウト期間、前記第1のスイッチ回路
の出力信号の代りに前記遅延回路の出力信号を通す第2
のスイッチ回路と、該第2のスイッチ回路と前記遅延回
路の出力信号とを処理しラインノイズ成分を抽出するラ
インノイズ抽出回路と、該ラインノイズ成分で前記第1
の混合回路の出力輝度信号中のラインノイズ成分を除去
する第2の混合回路とを有することを特徴とする映像信
号記録再生装置。 4、請求項2または3において、前記入力映像信号は輝
度信号であつて、前記垂直輪郭強調回路で生成される輝
度信号を前記記録のための輝度信号とし、前記第1また
は第2の混合回路の出力輝度信号を前記再生輝度信号と
することを特徴とする映像信号記録再生装置。 5、請求項2または3において、前記入力映像信号は輝
度信号とクロマ信号とからなるカラー映像信号であり、
前記第1または第2の混合回路の出力輝度信号を再生輝
度信号とすることを特徴とする映像信号記録再生装置。 6、請求項5において、前記くし形フィルタの出力輝度
信号を前記記録のための輝度信号とすることを特徴とす
る映像信号記録再生装置。 7、請求項5において、前記第1の混合回路の出力輝度
信号を前記記録のための輝度信号とすることを特徴とす
る映像信号記録再生装置。 8、請求項2または3において、第3のスイッチ回路に
より、第1の入力端子から入力される輝度信号とクロマ
信号とからなるカラー映像信号と第2の入力端子から入
力される輝度信号との一方を選択して前記入力映像信号
とし、前記第1または第2の混合回路の出力輝度信号を
前記再生輝度信号とすることを特徴とする映像信号記録
再生装置。 9、請求項8において、前記第3のスイッチ回路による
前記輝度信号もしくは前記カラー映像信号の選択に伴な
つて前記垂直輪郭強調回路で生成される輝度信号もしく
は前記くし形フィルタの出力輝度信号を選択して前記記
録のための輝度信号とする手段を有することを特徴とす
る映像信号記録再生装置。 10、請求項8において、前記第3のスイッチ回路によ
る前記輝度信号もしくは前記カラー映像信号の選択に伴
なつて前記垂直輪郭強調回路で生成される輝度信号もし
くは前記第1の混合回路の出力輝度信号を選択して前記
記録のための輝度信号とする手段を設けたことを特徴と
する映像信号記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63014572A JP2635647B2 (ja) | 1988-01-27 | 1988-01-27 | 映像信号記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63014572A JP2635647B2 (ja) | 1988-01-27 | 1988-01-27 | 映像信号記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01191587A true JPH01191587A (ja) | 1989-08-01 |
JP2635647B2 JP2635647B2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=11864877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63014572A Expired - Lifetime JP2635647B2 (ja) | 1988-01-27 | 1988-01-27 | 映像信号記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2635647B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5972605A (ja) * | 1982-10-20 | 1984-04-24 | Toshiba Corp | ノイズキヤンセル装置 |
JPS62264771A (ja) * | 1986-05-12 | 1987-11-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | カラーテレビジョンカメラ用輪郭補正器 |
-
1988
- 1988-01-27 JP JP63014572A patent/JP2635647B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5972605A (ja) * | 1982-10-20 | 1984-04-24 | Toshiba Corp | ノイズキヤンセル装置 |
JPS62264771A (ja) * | 1986-05-12 | 1987-11-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | カラーテレビジョンカメラ用輪郭補正器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2635647B2 (ja) | 1997-07-30 |
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