JPH034159B2 - - Google Patents

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JPH034159B2
JPH034159B2 JP57217388A JP21738882A JPH034159B2 JP H034159 B2 JPH034159 B2 JP H034159B2 JP 57217388 A JP57217388 A JP 57217388A JP 21738882 A JP21738882 A JP 21738882A JP H034159 B2 JPH034159 B2 JP H034159B2
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JP
Japan
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signal
delay line
circuit
output
baseband
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JP57217388A
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English (en)
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JPS59107691A (ja
Inventor
Nobukazu Hosoya
Takeshi Tono
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS59107691A publication Critical patent/JPS59107691A/ja
Publication of JPH034159B2 publication Critical patent/JPH034159B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 輝度信号とクロマ信号とを分離し周波数多重し
て記録し再生する方式のビデオテープレコーダ、
ビデオデイスクレコーダ等のビデオレコーダ。
(ロ) 従来技術 日本放送協会編の「NHKホームビデオ技術」
等に説明されている様に、従来技術においては記
録時にベースバンドテレビジヨン信号を入力とし
てこれを輝度信号とクロマ信号とに分離する櫛型
フイルタを構成する1号遅延線と再生時隣接チヤ
ンネルのカラークロストーク成分を相殺するため
の1H遅延線とを兼用する第1遅延線と、再生時
にドロツプアウト補償回路用の1H遅延線と、ラ
イン相関を利用してノイズキヤンセル回路用の
1H遅延線とを兼用する第2遅延線及びびスキユ
ージヤンプ補正回路用の0.5H遅延の第3遅延回
路の3個の遅延線及びその周辺回路を不可欠とし
た。
これらの遅延線はいずれも超音波ガラス遅延線
でその使用周波数帯域が限られている。従つて第
1遅延線の如く、輝度、クロマ両信号の分離の目
的で櫛型フイルタとして用いる場合或は隣接チヤ
ンネルのカラークロストークの相殺の目的で用い
る場合の様にクロマ信号の周波数帯域の信号のみ
を扱う場合には録画、再生時に兼用して用いるこ
とが出来るが、0〜4MHz程度の全周波数に亘る
1H遅延特性を必要とするドロツプアウト補償用
或はライン相関を利用するノイズキヤンセル回路
用としては兼用することが出来ない。従つて、従
来例では、ドロツプアウト補償とノイズキヤンセ
ルとはFM変調信号レベルで行なわざるを得ず、
独立した第2遅延線を不可欠とするのみならず、
ノイズキヤンセル回路用として別途FM復調回路
とローパスフイルタを余分に必要としている。ま
た、スキユージヤンプ補正回路の場合には、
0.5Hの遅延量を設定した独自の第3遅延線の他
の再生カラー信号をこの遅延線の使用帯域まで引
き上げて遅延線を通過せしめ、その後ベースバン
ドに引戻すためのAM変復調回路の様な周辺回路
を不可欠とする。従つて従来例では著しくコスト
高となるばかりでなく、小型化のある路となる欠
点に加え、遅延線の周波数特性をカバーするため
の周辺回路に起因する画像の劣化等を余儀なくさ
れている。
(ハ) 目的 櫛型フイルタ、クロストーク除去、ドロツプア
ウト補償、ライン相関利用のノイズキヤンセル及
びスキユージヤンプ補正処理に1個のベースバン
ド遅延線を兼用し、省部品低コスト化及び小型化
を計ると共に画質向上を計つたビデオテープレコ
ーダ等を提供すること。
(ニ) 構成 CCD遅延線の如き直流から1/2c(cはクロツ ク周波数)の通過帯域をもつベースバンド遅延線
を録画時には櫛型フイルタを構成する遅延線に、
再生時にはクロマ信号のクロストーク成分除去
用、ドロツプアウト補償用に或は更にライン相関
を利用したノイズキヤンセル用の遅延線に共用
し、全ての処理をベースバンド信号で行う様に構
成する。
(ホ) 実施例 以下本発明の一実施例の要部回路ブロツクダイ
アグラムを示す図面につき説明する。図番1はベ
ースバンドで動作する遅延線で、実施例の場合、
1/2c(但しcはクロツク周波数)が遅延伝送する 信号の上限周波数を十分カバーする様なクロツク
周波数(例えば4sc)で駆動されるCCD構成さ
れ、遅延出力端子として0.5H遅延出力端子2と
1H遅延出力端子3とを備える。前記遅延線1の
入力端子4にはドロツプアウト補償用の第1スイ
ツチヤ10の可動端子11が接続されている。こ
の第1スイツチヤ10は、次述する第2スイツチ
ヤ20の可動端子21に接続されるビデオ入力接
点12と前記1H遅延出力端子3に接続されてい
る遅延入力接点13とを備える1回路2接点スイ
ツチとして模式的に表わされる電子的アナログス
イツチで、ドロツプアウト検出回路40の出力に
よつてドロツプアウトが生じた場合にだけ前記可
動端子11を遅延入力接点13側に切換接続する
が、通常は上記可動端子11をビデオ入力接点1
2側に切換接続している。前記第2スイツチヤ2
0は、記録、再生の各モードに応じ上記第1スイ
ツチヤ10のビデオ入力接点12に直結された可
動端子21を、記録信号入力端子50に接続され
る記録接点22側、或は、再生系の輝度クロマ信
号混合回路60の出力端子61に接続される再生
接点23側に選択的に切換接続し得る1回路2の
接点スイツチとして模式的に表わされる電子的ア
ナログスイツチである。
前記遅延線1の1H遅延出力端子3は上記第1
スイツチヤ10の遅延入力接点13の他に、それ
ぞれ非遅延線5,6を介して加えられる信号、即
ち上記第2スイツチヤ20の可動端子21に表わ
れるビデオ信号を他の入力とする加算回路7と減
算回路8の各入力端子に接続される。
前記加算回路7の出力は、記録32、再生33
及びスキユージヤンプ補正34の3つの固定接点
を有する第3スイツチヤ30の記録接点32に接
続される。また上記減算回路8の出力は、クロマ
信号処理回路200とライン相関を利用したノイ
ズキヤンセル回路90の各入力回路に接続され
る。前記第3スイツチヤ30は上述の如く1回路
3接点スイツチに擬し得る電子的アナログスイツ
チで再生時スキユージヤンプ検出回路70の出力
により作動し、その可動端子31を再生接点33
からスキユージヤンプ補正接点34に切換接続す
る様に構成する。
他の構成は周知に属するので、以下の動作説明
と相埃つて説明する。
記録(録画)時、録画入力端子50に加えられ
るベースバンドテレビジヨン信号は、LPF(ロー
パスフイルタ)51を介して上記第2スイツチヤ
20の記録接点22−同可動端子21−第1スイ
ツチヤ10のビデオ入力接点12−同可動端子1
1を介して上記CCD遅延線1の入力端子4に加
えられる。
記録時この遅延線1は非遅延線5,6及び加、
減算回路7,8と相侯つて櫛型フイルタを構成し
ており、上記加算回路7の出力は第3スイツチヤ
30の記録接点32同可動端子31を介して輝度
信号処理スイツチ100に加えられる一方上記減
算回路8の出力はクロマ信号処理回路200に加
えられる。輝度信号処理回路100に加えられた
分離輝度信号はAGC回路101−クランプ回路
−プリエンフアシス回路103−ホワイトクリツ
プ回路104を経てFM変調回路105に変調入
力として加えられ、低変調指数のFM残留側帯波
信号に変換された後に更にミリツタ106−
HFP(ハイパスフイルタ)107を介して混合回
路108に加えられ、低域変換されたクロマ信号
と混合された形で記録増巾回路109に加えられ
る。
一方、上記減算回路8の出力は、BPF(バンド
パスフイルタ)210−バーストエンフアシス回
路202−ACC回路203−カラーキラー回路
204−低域変換回路205−LPF(ローパスフ
イルタ)206のルートを経由して低域変換され
た後に上記混合回路108に入力として加えられ
る。
次に再生時の動作につき説明する。
一対のヘツドの再生出力はスイツチヤ301で
合成されてAGC回路302に加えられそのレベ
ルを平準化された後にHDF(ハイパスフイルタ)
303とLPF(ローパスフイルタ)304によつ
てFM輝度信号成分と低域変換信号として再生さ
れたクロマ信号成分とに分離される。FM輝度信
号成分は、リミツタ305を経てFM復調回路3
06でベースバンドレベルに復調された後LPF
307−クランプ回路308−デイエンフアシス
回路309−周波数特性補正回路310−ノイズ
キヤンセル回路311を介して上記混合回路60
に加えられる。
一方、前記LPF304で分離された低域変換
クロマ信号は高域変換回路305を経て、副搬送
波の位相反転(β方式の場合)、位相シフト
(VHS方式の場合)を伴つたまゝで高域、即ち元
の副搬送波周波数にビートアツプされた後に位相
復元されて前記混合回路60に入力として加えら
れる。上記混合回路60の出力は第2スイツチヤ
20及び第1スイツチヤ10(ドロツプアウトの
ないとき)を介して上記遅延線1の入力端子4に
加えらる。この遅延線1の1H遅延出力は差動増
巾回路を可とする減算回路8で非遅延信号との間
で減算処理される。その結果上記減算回路8の出
力端子からはクロストーク成分が相殺されたクロ
マ信号とライン相関によつて輝度情報成分が除去
されたノイズ成分のみが取出される。尚特にβ方
式の場合、クロマ信号の位相復元の仕方によつて
は、クロストーク分をキヤンセルしたクロマ信号
を加算回数7から取り出し、点線で図示せる如く
クロマ信号処理回路200に導出すべく構成する
ことになる。上記減算回路8の出力はデイエンフ
アシス回路91−リミツタ92−プリエンフアシ
ス回路93を介して相殺すべきノイズ成分として
第2の減算回路94に加えられ、上記混合回路6
0に入力される輝度信号中に含まれるノイズ成分
を相殺する。ノイズ成分を除去された輝度信号
は、第2の加算回路95で上記クロマ信号処理回
路200のACC回路203の出力と混合され再
生信号として再生接点33側に切換つている第3
スイツチヤ30及び録再兼用AGC回路101を
経由して再生信号出力端子80に導出される。
尚、特殊再生時スキユージヤンプ検出回路70に
よつてスキユージヤンプが検出されると、第3ス
イツチ30の可動端子31は再生接点33側から
スキユージヤンプ接点34に瞬時に切換えられ
る。
(ヘ) 効果 本発明は上述の如き構成であるから輝度、クロ
マ信号分離、ドロツプアウト補償、クロストーク
相殺、ノイズキヤンセラ及びスキユージヤンプ補
正のために0.5H遅延出力端子を備える1Hベース
バンド遅延線を一個用いるだけで事足り、従来例
に比して2個の遅延線とその周辺回路即ち限られ
た周波数帯域で使用せざるを得ないためのAM変
復調回路、FM復調回路等の余分な回路を必要と
しないので低コスト化と小型化に資することころ
大であるばかりでなく、画質の劣化を伴なわぬ
VTR等のビデオレコーダを提供し得るものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例であるVTRの要部ブ
ロツク図である。 1…ベースバンド遅延線、10…第1スイツチ
ヤ、20…第2スイツチヤ、30…第3スイツチ
ヤ、7…加算回路、8…減算回路、100…輝度
信号処理回路、200…クロマ信号処理回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 録画時ベースバンドテレビジヨン信号を入力
    とし、その遅延出力と非遅延出力との和、差成分
    をとることにより輝度信号とクロマ信号とを分離
    する櫛型フイルタを構成する1Hベースバンド遅
    延線を、再生時隣接トラツクのクロマ成分のクロ
    ストーク成分除去用の遅延線、ライン相関利用の
    ノイズキヤンセル用の遅延線及びドロツプアウト
    補償用の遅延線に共用し、前記クロストーク除
    去、ノイズキヤンセル及びドロツプアウト補償の
    各処理をいずれもベースバンド信号で行う様に構
    成したことを特徴とするビデオレコーダ。 上記ベースバンド遅延線の入力側に上記ベース
    バンドテレビジヨン信号と再生輝度、クロマ混合
    信号を選択入力とする録再切換スイツチスと、該
    スイツチの切換出力と1H遅延出力と選択入力と
    しドロツプアウト検出回路の出力で動作するドロ
    ツプアウト切換スイツチとを直列に接続したこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のビデオ
    レコーダ。 3 上記ベースバンド遅延線に0.5Hの中間出力
    端子を設け、該端子に生ずる信号をスキユ検出回
    路の出力により作動するスキユージヤンプスイツ
    チにより選択し、再生信号と置換すべく構成した
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のビ
    デオレコーダ。
JP57217388A 1982-12-10 1982-12-10 ビデオレコ−ダ Granted JPS59107691A (ja)

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JPS6284695A (ja) * 1985-10-09 1987-04-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気録画再生装置
JPH0710108B2 (ja) * 1985-12-18 1995-02-01 ソニー株式会社 再生装置
JPH0824379B2 (ja) * 1989-06-02 1996-03-06 三洋電機株式会社 信号分離回路

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